カテゴリー「1971年の作品」の11件の記事

2022年1月12日 (水)

BUDGIE『BUDGIE』(1971)

1971年7月にリリースされたBUDGIEの1stアルバム。

BUDGIEは1967年に結成されたウェールズのカーディフ出身トリオバンド。デビュー時のメンバーはバーク・シェリー(Vo, B)、トニー・ボージ(G, Vo)、レイ・フィリップス(Dr)。バンド名はセキセイインコを意味する“Budgerigar”の口語だそうで、それもあって彼らのアルバムジャケットの多くにはセキセイインコが描かれてます。

80年代後半にMETALLICAがカバーした「Crash Course In Brain Surgery」や「Breadfan」を、人間椅子が「Breadfan」を日本語詞でカバーした「針の山」でHR/HMファンにとってはお馴染みのバンドでしょう。このほかにもSOUNDGARDENが「Homicidal Suicidal」を、IRON MAIDENが「I Can't See My Feelings」をそれぞれカバーしていたりするのえ、原曲は知らなくてもカバーなら知っているという方も少なくないはず。特に1980年前後はNWOBHM(=New Wave Of British Heavy Metal)のルーツのひとつとして評価されたこともあり、一時期はここ日本でもMCA Records時代のアルバム(3rdアルバム『NEVER TURN YOUR BACK ON A FRIEND』や4thアルバム『IN FOR THE KILL!』、5thアルバム『BANDOLIER』、および同3作から抜粋されたベストアルバム)が流通していました。

今回紹介するのは、そのMCA移籍前にインディーズレーベルのKapp Recordsから発表したもの(同レーベルのカタログは現在MCAおよびUniversal流通)。特に人気のある3rd〜4thアルバムはここ日本ではストリーミング配信されておらず、現状聴くことができるのはKapp時代のこの1stアルバムと次作『SQUAWK』(1973年)のみとなっています。

BLACK SABBATHの初期3作やJUDAS PRIESTのデビューアルバムなどで知られるロジャー・ベインがプロデュースを手がけた本作は、言われてみると確かにそれらの作品との共通点がみつけられる、長尺なインストゥルメンタルパートを多数フィーチャーした適度にプログレッシヴなハードロックアルバム。オープニングを飾る4分曲の「Guts」と1分前後のインタールード的なアコースティック小楽曲を除けば、ほとんどが6〜8分にもおよぶ長尺ナンバーばかり。トリオ編成ならではの緊張感の強いバンドアンサンブルとバークのハイトーン寄り(だけど適度にダルさがある)ボーカルが織りなすグルーヴ感は、LED ZEPPLEINやサバスなどがもてはやされていた当時のロックシーンとリンクするものがあります。そう考えると、SOUNDGARDENあたりがカバーしたのも頷けるものがあります。

また、演奏でぐいぐい引っ張っていくプログレッシヴなアレンジは、IRON MAIDENをはじめとするNWOBHM勢との共通点も見受けられるし、その手のバンドをルーツとするMETALLICAにまで影響を及ぼしたのも納得できることでしょう。個人的には「ジャズ的アプローチと邪悪な要素が皆無なBLACK SABBATH」的なイメージで、そのクセの弱さが玉に瑕。だけど、楽曲や演奏自体は非常にクオリティが高く、70年代ハードロックの隠れた名盤に挙げたい1枚だったりもします。

「The Author」や「Nude Disintegrating Parachutist Woman」「Homicidal Suicidal」あたりは今聴いても非常にカッコいいですし、その合間に箸休めとして置かれたアコースティックナンバー「Everything In My Heart」「You And I」も良い味を出している。バンドが真の意味で覚醒するのは3rdアルバム『NEVER TURN YOUR BACK ON A FRIEND』以降かもしれませんが、このデビュー作もなかなか侮れないものがあると思いますよ。

なお、バンドは今作リリース後にシングルとして「Crash Course In Brain Surgery」をリリース。同曲はのちに4thアルバム『IN FOR THE KILL!』で再録音され、そちらを通して知ったという方がほとんどかと思います。実はこの1stアルバムの再発CDにはボーナストラックとして、シングル版「Crash Course In Brain Surgery」も追加収録されているので、機会があったらチェックしてみてください(こちらのバージョンはサブスクでも聴くことができます)。

 


▼BUDGIE『BUDGIE』
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2020年11月 8日 (日)

URIAH HEEP『LOOK AT YOURSELF』(1971)

1971年11月にリリースされたURIAH HEEPの3rdアルバム。日本では『対自核』の邦題で長きにわたり親しまれてきた1枚です。

タイトルトラック「Look At Yourself」や「July Morning」といった名曲が収められていることから、本作を入門編としてURIAH HEEPの音に触れるというビギナーも昔は多かったのではないでしょうか。かくいう自分もそのクチで、GAMMA RAYがデビューアルバム『HEADING FOR TOMORROW』(1990年)で「Look At Yourself」をカバーしていたのをきっかけに同曲に触れ(もちろん『対自核』という邦題やジャケットのことは存じておりましたが、曲は聴く機会なく)、19歳のときに初めてこのアルバムに手を出したのでした。

……「出したのでした。」と書いておきながらなんですが、実はURIAH HEEPって本作とベスト盤くらいしかまともに聴いたことがなかったんですよ、つい最近まで。それこそ、今みたいにサブスクで手軽に聴くことができれば「あ、そういやほかのアルバムって聴いたことないな。ちょっといろいろつまんでみよう」ということになるのですが、レンタルCDショップも洋楽は下火になり、いくら安くなったとはいえ輸入盤であれこれ購入するというのもね。うん、なかなかハードル高いですよね。

ホント、今の人たちは羨ましいです(笑)。

さて、本編に戻ります。サブスクではリイシューなどでボーナストラックがいっぱい入っていますが、アルバム本編はA面3曲、B面4曲の計7曲入りで約41分という適度な尺。A面はいきなり「Look At Yourself」からパワフルにスタートします。今さら何も言うことなしの名曲。あ、GAMMA RAYもいいけど、日本のザ・ピーナッツのカバー(ライブテイク)もパーカッションを原曲以上の強調したカッコいいアレンジでオススメです。

続く「I Wanna Be Free」も適度なポップさがあってなかなかですが、本サイドのクライマックスは10分半におよぶ大作「July Morning」ですよね。ハードロックとプログレの中間と言いたくなるようなこの叙情的なナンバー、いかにも日本人好みのメロディとコード使いがたまらないなと。ケン・ヘンズレー(Key)のオルガン、ゲストプレイヤーのマンフレッド・マンによるモーグ・シンセがまた良いんですよね(そういえば、あとから知ったのですが、デヴィッド・バイロンという専任シンガーがいながら、「Look At Yourself」はケンが歌っているという不思議)。

B面もサイケなハードロックにミック・ボックス(G)のスライドプレイを前面にフィーチャーした「Tears In My Eyes」や、ケンのオルガンプレイを思う存分楽しめる8分半におよぶ「Shadow Of Grief」とダイナミックな楽曲が続きます。かと思えばソウルフルな「What Should Be Done」が変化球で飛び込んできたり、最後はハードブギー「Love Machine」でパワフルに締めくくったりと、なんだかんだでブリティッシュハードロック好きにはたまらない内容ではないでしょうか。

9月には本作発表後にバンドに加入したリー・カースレイク(Dr/のちにオジー・オズボーンのソロ作品にも参加)が亡くなり、それもあって名前をよく目にして久しぶりにほかのアルバムを聴いていたところでした。それに加えて、つい数日前にはケン・ヘンズレーの訃報が飛び込んできたばかり。ここ数日、またURIAH HEEPブームが来て、このアルバムまでたどり着いたところでした。本当にいいアルバムですね。子供の頃に聴いたときより、今のほうがしっくり来るものがあります(それだけ年を取ったってことかしら……)。

 


▼URIAH HEEP『LOOK AT YOURSELF』
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2020年8月 6日 (木)

DAVID BOWIE『HUNKY DORY』(1971)

1971年12月にリリースされたデヴィッド・ボウイの4thアルバム。

前作『THE MAN WHO SOLD THE WORLD』(1970年)からミック・ロンソン(G)、ミック・ウッドマンジー(Dr)が参加し、今作ではトレバー・ボルダー(B)が加わったことで、いよいよ次作『THE RISE AND FALL OF ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS』(1972年)への地盤が固まります。事実、アルバムの楽曲の多くは『ZIGGY STARDUST』とほぼ同時期に制作されたものが多く、次作ほどギラついていないものの『THE MAN WHO SOLD THE WORLD』から表出し始めた耽美な世界観は今作でも至るところに見つけることができます。

なによりも本作はまず、「Changes」というボウイにとって大きなテーマとなる1曲をオープニングに置いていることが大きい気がします。ここでの宣言が、次作でのグラムロック化(あるいはジギー・スターダストという“仮面”をかぶること)へとつながっていき、さらにその先に何度も迎える変化を示唆することになるわけです。

かと思えば、まるでミュージカルの中の1曲のようなドラマチックさが演出された名バラード「Life On Mars?」も次作への布石にも感じられる。また、美しさと儚さ、力強さを併せ持つや「Oh! You Pretty Things」や「Quicksand」、フォーキーな軽やかさが印象的な「Kooks」、アコギとハンドクラップと歌のみで構成されたどこかサイケデリックな「Andy Warhol」、次作以降のグラムロック感が強くにじみ出た「Queen Bitch」、ボウイ流オペラと言えなくもない「The Bewlay Brothers」など、とにかくクセの強い楽曲が並びます。

一方で歌詞に目を向けると、マスコミに対する皮肉が詰まった「Life On Mars?」や、自身の無力さを歌う「Quicksand」、精神病院に入った実兄への思いを綴った「The Bewlay Brothers」など、ダークめな内容も少なくなく、こういった狂気性は次作へとつながっていく。この、ちょっと「狂い始めた」感がその後のボウイらしさにも通ずるものがあり、グッとくるものがあります。

ハードさが目立つ『THE MAN WHO SOLD THE WORLD』とグラムロックの教科書的な『ZIGGY STARDUST』の間に挟まれた本作は、若干地味で穏やかに映るかもしれません。が、まるで「嵐の前の静けさ」を彷彿とさせるこの作風こそ、実はボウイの本領発揮と言えなくもないのでは? 派手なスーパースター的ボウイももちろん大好きですが、個人的には『‘hours...’』(1999年)あたりと並んで愛聴する機会の多い、隠れた名盤のひとつです。

 


▼DAVID BOWIE『HUNKY DORY』
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2019年5月28日 (火)

YES『FRAGILE』(1971)

1971年11月に発表された、YESの通算4作目にあたるオリジナルアルバム。前作『THE YES ALBUM』(1971年)から9ヶ月という短いスパンで登場した本作は、全英7位/全米4位とアメリカでの人気を決定づける1枚となりました。また、シングルカットされたオープニングトラック「Roundabout」は全米13位という好記録を残しており、現在まで彼らを代表する1曲として幅広く知られています。特にここ日本では、2012年にテレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』のエンディングテーマに使用されたことで知ったというライト層も多いのではないでしょうか。

本作からリック・ウェイクマン(Key)が加入し、ジョン・アンダーソン(Vo)、スティーヴ・ハウ(G)、クリス・スクワイア(B)、ビル・ブルーフォード(Dr)という黄金期メンバーが揃った最初の1枚でもあります。

また、本作は全9曲中「Roundabout」「South Side Of The Sky」「Long Distance Runaround」「Heart Of The Sunrise」の4曲のみがYESとして制作された楽曲で、残りの5曲はメンバー5人がソロ演奏や多重録音などで表現したソロ楽曲という非常に厄介な構成となっています。1人ひとりのエゴが強くなった結果、こういった内容になったのか、はまたま……。

しかし、そうは言いながらも内容は非常に申し分のないもので、バンドによるスリリングな長尺ナンバーの合間に収められたソロ曲は、アルバムに緩急を付けるという意味でも重要な役割を果たしているのではないでしょうか。特に「Roundabout」と「South Side Of The Sky」の間に挟まれたリックによるブラームスのカバー「Cans And Brahms」とジョンのボーカル多重録音曲「We have Heaven」の牧歌的な雰囲気は、アルバム前半の良いアクセントとなっています。

かと思えば、後半には“いかにも”な変拍子の「Five Per Cent For Nothing」(ビルによる30秒程度の短尺曲)、クリスのベースを前面に打ち出した7拍子の「The Fish (Schindleria Praematurus)」(前曲「Long Distance Runaround」との組曲形式)、スティーヴのアコギインスト「Mood For A Day」などのインストナンバーが多く含まれており、タイプの異なる楽曲群は雑多な印象を与えるものの、アルバムを締めくくる10分強の大作「Heart Of The Sunrise」のインパクト(映画『バッファロー'66』などでおなじみですね)ですべて帳消しにされます。わはは(笑)。

オープニングとエンディングに70年代プログレッシヴロックの代表的ナンバーが配置されていることもあり、本作は間違いなく初期YESを代表する1枚であり、バンドが絶頂期に突入するタイミングに生まれた奇跡的バランスのアルバムとも言えるわけですが、一方で各自がソロ曲でエゴのぶつけ合いをするという当時の状況はまさに“こわれもの(アルバム邦題)”に近かったのかなと。そこから次作を『CLOSE TO THE EDGE』(1972年/“崖っぷち”の意。邦題は『危機』)と名付けたのも、なんとも皮肉な話です。

 


▼YES『FRAGILE』
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2018年8月 8日 (水)

THE WHO『WHO'S NEXT』(1971)

1971年8月に発表された、THE WHO通算5作目のオリジナルアルバム。前作『TOMMY』(1969年)で示したコンセプチュアルかつシアトリカルな“ロックオペラ”スタイルを確立させ、初期のスタイルとは異なる個性を手に入れたTHE WHO。続くこのアルバムでは、初期の彼らが持っていたハードロックバンド的な側面が強調されています。

おそらく、本作の前に発表されたライブアルバム『LIVE AT LEEDS』(1970年)で示したライブバンドとしての爆発力、そこで表現されたハードロックバンド的な演奏スタイルも『WHO'S NEXT』という傑作に大きな影響を与えているはずです。結果、このアルバムは初の全英1位を獲得。アメリカでも前作同様の4位を記録し、アメリカだけでも300万枚を超える大ヒット作となりました。

興味深いのは、本作はバンド4人のサウンドのみならず、シンセサイザーやシーケンサーといった電子楽器が積極的に用いられていること。オープニングを飾る「Baba O'Riley」で常に流れているシンセのシーケンスは、非常に象徴的なサウンドといえるでしょう。特にこの曲と、ラストを飾る8分半におよぶ大作「Won't Get Fooled Again」はその色合いが強いものの、ハードロックバンドとしての豪快さは全く損なわれておらず、70年代前半の彼らにとって代表曲と呼べる作品ではないでしょうか。

そのほかにも、カントリー的な匂いが感じられる「Love Ain't for Keeping」や「Going Mobile」、ブラスをフィーチャーしたゴージャズな「My Wife」、ピアノやシンセの音色が心地よいミディアムナンバー「The Song Is Over」、ひんやりとしたアコースティックテイストからパワフルな展開をしていく「Behind Blue Eyes」など、聴きごたえの強い楽曲ばかり。なんだかんだで、彼らのオリジナルアルバムの中ではもっとも聴きやすくて好きな1枚かもしれません。

実は、本作をアルバム通してちゃんと聴いたのは、だいぶ大人になってからのこと。もともとTHE WHOってそこまで積極的に接してこなかったバンドで、代表曲をベストアルバムなどで掻い摘んで聴く程度。あとは、いろんなバンドがカバーしたもので原曲を知るみたいな。だからこのアルバムの収録曲に関しても、「Baba O'Riley」をMR. BIGで、「Won't Get Fooled Again」をVAN HALENで先に知ったという。で、アルバムをちゃんと聴いてからは、「Behind Blue Eyes」をLIMP BIZKITがカバーして「ああ、この曲知ってる!」となったり。その程度の知識なんです。申し訳ありません。



▼THE WHO『WHO'S NEXT』
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2018年8月 6日 (月)

JOHN LENNON『IMAGINE』(1971)

1971年9月にリリースされた、ジョン・レノンの通算2作目となるオリジナルアルバム。英米ともに1位を記録し、シングルカットされた「Imagine」は全米3位のヒットとなりました(イギリスでは1975年にシングル化され6位)。代表曲と呼べるような曲が多く含まれている印象ですが、意外とシングル曲が少ないんですよね。

ポール・マッカートニーの脱退を受け、THE BEATLESは解散。そして発表された前作『PLASTIC ONO BAND』(1970年)は、良くも悪くもオノ・ヨーコの影響が強い内省的な内容でした。続く本作もその延長線上にある1枚と言えるのですが、どうしても表題曲「Imagine」のインパクトの強さ、そして同曲の神格化などもあり、世界平和を訴える壮大な作品と捉えられてしまいがちです。実際、「I Don't Want to Be A Soldier」や「Gimme Some Truth」なんて曲もあるし、そう受け取られても仕方ないのですが。

けれど、「Oh My Love」のような美しい楽曲や自分のことを“ただの嫉妬深い男”と表現する「Jealous Guy」、自身の生き様を綴った「It's So Hard」や「How?」、オノ・ヨーコに捧げた「Oh Yoko!」といったプライベートな楽曲も多く含まれている。さらには当時不仲だったポールへ向けた痛烈な批判が歌詞に込められた「How Do You Sleep?」のような曲まである(しかもその曲に、かつての盟友ジョージ・ハリスンやリンゴ・スターを迎えているあたりにも、ジョンの性格が表れていて面白い)。〈想像してごらん、争いのない世界を〉を歌う男が、同じ作品の中でかつての仲間を攻撃する。この矛盾こそ、実はもっともジョン・レノンという男らしいんじゃないかと思うのですが、いかがでしょう。

聖人君子のような扱いを受けるけど、全然そんなことはないし、むしろ「Jealous Guy」のような側面があったり、「Oh My Love」でのロマンチシズムも持っていたり、「How Do You Sleep?」なんて人としての未熟さもストレートに表してしまう。この人間臭さに自分は惹かれるし、半分呆れつつも嫌いになれない。気づけばこのアルバムとも30年以上もの付き合いになるわけですが、ジョンのことを深く知れば知るほど、このアルバムの感じ方もその都度変わっていったわけです。

ちなみに今、僕がジョンのソロ楽曲の中で一番好きな1曲を挙げろと言われたら、迷わず「Oh My Love」を選ぶと思います。年取ると、どんどん保守的になるんですかね(苦笑)。

自分がこの世に生を受けた1ヶ月後に発売されたこのアルバム。今後も人生の節目のたびに、接していきたいと思います。



▼JOHN LENNON『IMAGINE』
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2018年7月22日 (日)

LED ZEPPELIN『LED ZEPPELIN IV』(1971)

1971年11月にリリースされたLED ZEPPELIN通算4作目のスタジオアルバム。4枚目のアルバムということで『LED ZEPPELIN IV(4)』と名付けられていますが、実はこのタイトルは正式なものではありません。正しくはタイトルが付けられていない“無題”アルバムであり、アルバム内に描かれた4つのシンボルマークから『FOUR SYMBOLS』などと呼ばれることもあります。

前作『LED ZEPPELIN III』(1970年)で新境地と言えるトラッドミュージック/アコースティックサイドを強調した作風で、それ以前のハードロックサイドのファンを驚かせた彼ら。続く本作でもトラッド色の強い楽曲は含まれているものの、バランス的にはよりハードロック的なものに回帰しています。

ただ、そのハードロック的な路線もより拡大方向に向かっており、オープニングを飾る「Black Dog」こそ印象的なギターリフとヘヴィなドラムで引っ張るという“らしさ”を見せつつ、続く「Rock And Roll」は文字どおりシンプルな3コードのロックンロールを展開。ただ、そこはこのバンドのこと、シンプルながらもラウドなサウンド(特にドラムのビシバシ感、ハンパなし)で自己流のロックンロールを作り上げています。

前作の延長線上にあるトラッドナンバー「The Battle Of Evermore」もこういった流れで聴くと非常に印象深いものになっていますし、そこから名曲「Stairway To Heaven」へと続く流れは、構成としても完璧なんじゃないでしょうか。「Stairway To Heaven」については、今さら説明は必要ないでしょう。この起承転結のきっちり作り込まれたアレンジとロバート・プラント(Vo)のボーカルワーク、ジミー・ペイジ(G)のアコギ/エレキを使い分けたギターアンサンブル、地味ながらも「これがなくちゃこの曲の意味がない」くらい重要なジョン・ポール・ジョーンズ(B, Key)のメロトロン、そして後半から入ってくるジョン・ボーナム(Dr)のスイングするドラム。8分にもわたる大作ですが、長さをまったく感じさせない名演だと思います。

この4曲でアナログA面となっており、B面は落ち着いたテンポ/空気感の「Misty Mountain Hop」から緩やかにスタート。そこからパーカッシヴなリズムがグルーヴィーで強烈な「Four Sticks」、アコースティックナンバー「Going To California」、ひたすらヘヴィな大作「When The Levee Breaks」で締めくくり。全8曲と曲数は少ないものの、42分という程よいボリューム。完璧なまでにコントロールされた、非常に「計算づく」の1枚だと思います。

衝動的なデビューアルバム『LED ZEPPELIN』(1969年)と、その流れを継ぐ『LED ZEPPELIN II』(1969年)。バンドとしてのスケールアップを図るために新機軸を打ち出した『LED ZEPPELIN III』。この3作での経験がここにすべて落とし込まれた、そんな初期の集大成的傑作だと思います。

ちなみに、本作は全米だけで2000万枚以上を超える売り上げを誇り、当然彼らの作品の中でもっとも売れたアルバムでもあります。さらに本作からは「Black Dog」と「Rock And Roll」がシングルカットされ、それぞれ全米15位、全米47位を記録しております。そして、本作リリースの2ヶ月前(1971年9月)には待望の初来日公演も実現。ひと足先に本作からの新曲群も披露されました。



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2018年2月22日 (木)

JEFF BECK GROUP『ROUGH AND READY』(1971)

ジェフ・ベックが1971年10月、JEFF BECK GROUP(以下、JBG)名義で発表したアルバム。60年代にロッド・スチュワート(Vo)、ロニー・ウッド(B)、ニッキー・ホプキンス(Key)らと同名義で『TRUTH』(1968年)、『BECK-OLA』(1969年)の2作を発表したベック先生ですが、今作ではメンバーを一新。ボブ・テンチ(Vo)、クライヴ・チャーマン(B)、マックス・ミドルトン(Key)、そしてコージー・パウエル(Dr)という布陣で制作した、第2期JBGのデビューアルバムとなります。

第1期JBGはロッド・スチュワートの派手なボーカルを軸に、のちのLED ZEPPELINにも通ずるブルースロック/ハードロックの手法が取られましたが、本作ではハードロック的な色合いは残しつつも、それ以上にソウルやフュージョンをイメージさせる濃厚なロックが展開されています。

オープニングを飾る「I Got The Feeling」のグルーヴ感からして、まずそれまでとは違うなと感じさせますよね。ベック御大のファンキーなカッティング、1音1音が重いながらもグルーヴィーなコージーのドラミング、そしてソウルフルなボブ・テンチの歌声。コード使いを含むアレンジもハードロックのそれとは一線を画するもので、スリリングさと気持ち良さが同時に体感できる。

そういえば、90年代後半にKULA SHAKERREEFのようなバンドが登場したとき、僕はこの曲を思い浮かべたんですよね。すごく通ずるものがあると思うのですが、いかがでしょうか。

もちろん、それ以降もヘヴィさとファンキーさ、そこにちょっとのおしゃれさを混ぜ合わせた独特のロックサウンドが展開されていくわけです。とにかくコージーのドラムが重い! ベック先生のギターはベック先生以外の何者でもないのですが、それでも本作ではボブ・テンチという個性的なシンガーの存在感も強く、良い意味で両者の存在感を示し合うバトルが繰り広げられているのかなと。その緊張感が、先に触れたスリリングさにもつながっていると思うんです。

久しぶりに聴いてみて、まずリリースから46年も経っている事実にまず驚かされるのですが(自分が生まれた年にこんなすごいアルバムが発表されていたとは)、それ以上に今聴いてもまったく古びていないという事実がすごいことなんじゃないかと。ベックのオリジナル曲はもちろんですが、マックス・ミドルトンによる大作「Max's Tune」の存在感もなかなかのもの。全編通して捨て曲なし、一瞬たりとも聴き逃せないこの傑作にまだ触れたことがないという人は、なんて幸せなんでしょう。だって、これからこのアルバムを通して至福の時間を味わえるのですから。

 


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2017年8月24日 (木)

ROLLING STONES『STICKY FINGERS』(1971)

1971年4月に発表された、ROLLING STONESの代表作の1枚(イギリスで9枚目、アメリカで11枚目のスタジオアルバム)。ブライアン・ジョーンズ(G)の死後最初にしてミック・テイラー(G)加入後初、そして新たに設立した「Rolling Stones Records」からの第1弾アルバム。先行シングル「Brown Sugar」の大ヒット(全英2位、全米1位)もあり、アルバムも英米で1位を獲得。輝かしい70年代の幕開けを飾るのでした。

『BEGGARS BANQUET』(1968年)、『LET IT BLEED』(1969年)あたりで顕著になり始めたアメリカ南部サウンドへの傾倒がより強まり、ライ・クーダー(G)やニッキー・ホプキンス(Piano)、ビリー・プレストン(Organ)らそうそうたるゲストミュージシャンの参加もあって、過去2作以上に“強く”て“濃い”内容に仕上がっています。

この時期のストーンズを聴いていつも感心するのは、アコースティックギターの効果的な使い方について。例えば「Wild Horses」や「Dead Flowers」のような楽曲のみならず、「Brown Sugar」みたいなロックンロールナンバーの後ろでもしっかりアコギのストロークが鳴っていたりする。それにより、楽曲の持つ大陸的なおおらかさがより強まって聞こえるのではないでしょうか。ロックだからエレキだけ鳴らしておけば良い、そのほうがカッコイイという捉え方もあるでしょうけど、ストーンズのこのアンサンブルを聴くと「本当のカッコ良さとは何か?」をいつも考えさせられます。

で、そういう「Brown Sugar」に続くのが、“引きずる”ようなアレンジのヘヴィブルース「Sway」。もう最高にカッコ良いオープニングじゃないですか。個人的に本作でもっとも好きなのがこの「Sway」で、さらにアコースティックバラード「Wild Horses」を挟んで始まる「Can't You Hear Me Knocking」、「You Gotta Move」という流れも最高。かと思えばアナログB面はブラスと鋭角的ギターサウンドの絡みがカッコ良い「Bitch」、ブルースというよりもゴスペルチックな「I Got The Blues」、ダークな「Sister Morphine」、朗らかな「Dead Flowers」、壮大なバラード「Moonlight Mile」とどれも粒ぞろい。全10曲、本当に捨て曲なしの1枚だと思います。

そういえば、数年前に実施された本作収録曲をすべて演奏するツアー(完全再現ではなく、曲順は変えている)の模様が、まもなく映像作品としてリリースされるようですね。音源はちょっと前にiTunesなどでデジタル配信されたので聴いていましたが、映像で観るとまた印象が変わるのかしら。



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2017年7月29日 (土)

ALICE COOPER『KILLER』(1971)

1971年11月にリリースされたアリス・クーパーの4thアルバム。この年は2月に『LOVE IT TO DEATH』も発表しており、都合2枚のスタジオアルバムをリリースしたことになります(前作の制作は時期的に前年でしょうけど)。これは『LOVE IT TO DEATH』からのリードシングル「I'm Eighteen」が初めてヒット(全米21位)したことも大きく影響しているんでしょうね。

ちなみに、本作は“ALICE COOPER”というバンド名義で発表されたもの。1973年の7thアルバム『MUSCLE OF LOVE』を最後にアリスはバンドを解散させ、以降現在までソロアーティストとして活動しています。要するに、この頃はMARILYN MANSON状態だったわけですね。

本作にはシングルヒットもした代表曲「Under My Wheels」(全米59位)や「Be My Lover」(全米49位)のほか、今でもライブの定番曲としておなじみの「Halo Of Flies」「Desperado」「Killer」などを収録。全体的にコンパクトでキャッチーなグラムロック/ハードロックが並びますが、中でも「Halo Of Flies」は8分半近い大作で、時期的にもKING CRIMSONあたりを彷彿とさせるプログレッシブな展開が繰り広げられています。アレンジ的に「オペラ座の怪人」をイメージさせるテイストは、シアトリカルなステージでおなじみのアリスにぴったり。特にライブでは10分を超える熱演で知られているので、ヒットシングルとあわせてチェックしておきたいところです。

で、「Halo Of Flies」から続く「Desperado」への流れは、本当にプログレッシブロックのそれで、どこかコンセプチュアルな香りすら感じられます。それはアルバム終盤の「Dead Babies」〜「Killer」の流れも同様。特に「Killer」は約7分におよぶ長尺曲で、ライブではクライマックスでアリスが絞首台で首をつったりギロチンで首を切断されたりといったショッキングな演出が展開されることでおなじみ。先の「Halo Of Flies」同様、グラマラスな空気を漂わせつつも、しっかりプログレッシブロックとしても成立するような完成度を誇る1曲です(エンディングの後味の悪さも超一級)。

タイミング的には、この時期からライブ演出が過激になっていったそうですが、それはサウンドから導かれたものなのか、それとも演出ありきで音も激しさを増したのか。なんにせよ、その後の彼を考えれば非常に重要な1枚であることには間違いありません。7月28日発売のニューアルバム『PARANORMAL』にはALICE COOPER(バンド)時代の盟友たちも参加。10月には『LOUD PARK 17』で9年ぶりの来日が実現するだけに、ぜひ初期の名作に触れてみてはどうでしょう。



▼ALICE COOPER『KILLER』
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