カテゴリー「1972年の作品」の9件の記事

2024年4月13日 (土)

DEEP PURPLE『MACHINE HEAD (SUPER DELUXE EDITION)』(2024)

1972年3月25日にリリースされたDEEP PURPLEの6thアルバム『MACHINE HEAD』の発売50周年を記念して制作されたデラックス・ボックスセット。海外では2014年3月29日、日本では同年4月24日発売。

ロック史に残る“言わずと知れた”クラシック作品の本作は、90年代後半以降さまざまな節目にデラックス仕様が発売されてきました。最初が25周年タイミングで、このときは当時の最新リミックスバージョンとリマスターバージョンからなる2枚組、続いて40周年のときには最新リマスター盤、1997年リミックス、Quad SQステレオバージョン、そして単独販売されていたライブ盤『IN CONCERT '72』(1980年)の最新リミックス盤をまとめたボックスセットが発売。約10年ぶりに届けられる今回のアニバーサリー・エディションは半世紀の節目ということもあって、おそらく最後のデラックス仕様ではないかという気がしています。

CD3枚組、アナログ盤1枚、Blu-rayオーディオ1枚で構成された今作最大の注目ポイントは、CDおよびアナログ盤、Blu-rayオーディオに収録されているドゥイージル・ザッパ監修による2024年リミックスでしょう。これ、かなり現代的な質感に変換されており、オープニングを飾る「Highway Star」のイントロを一聴しただけでもその違いに気づくはず。曲によっては尺がエクスパンドされていたり、オリジナルバージョンにない音(イアン・ギランのスクリームやシャウト、リッチー・ブラックモアのちょっとしたギターフレーズなど)が散りばめられていたりと、聴き慣れたアルバムに対して(良くも悪くも)違和感を覚えることでしょう。人によっては「改変すんなや!」と怒りを覚えるかもしれませんが、個人的には新鮮な気持ち(と耳)で接することができました。

最新リミックスバージョンも収められているので、ドゥイージル版リミックスとの聴き比べも可能ですが、例えばオリジナル版(リミックス)が「狭いスタジオで5人が向き合って爆音を奏で、一丸となって迫ってくる」イメージだとすると、ドゥイージルのリミックスは「5人の距離がある程度離れたステージ上で、1人ひとりの楽器の分離がしっかりした、広がりのある音が感じられる」印象といったところでしょうか。同じトラック/演奏を使いながら、こうも違ったイメージを与えられること、またオリジナル版では気づけなかったちょっとしたプレイの癖なども見つけることができ、そういった意味でも後者はリスナー視点というよりもプレイヤー視点で聴けば聴くほど発見が多い1枚ではないでしょうか。あと、ミックス的にも後者は現代的な低音重視感と音のふくよかさが強調されているので、オリジナルリリースから52年も経過していることをあまり感じさせない仕上がりとも言えるかな。かといって2024年の音そのものではないんですけどね。このへん、ニュアンスを伝えるのが難しいですが、それぞれの感覚で一度触れてみてほしいところです。

また、本作のもうひとつの注目点は、先に触れた『IN CONCERT '72』の最新リマスター盤に加え、完全未発表の『LIVE IN MONTREUX 1971』も用意されていること。こちらは1971年4月の音源とのことですが、オーディエンス録音なので音質的にはおまけ程度(もちろん、本作用にデジタルリマスタリングが施されていますが)。とはいえ、オーディエンス録音だからこその迫力というのも存分に味わえ、特に「Speed King」の暴力的な音圧はこの録音ならでは(と同時に、この時期のDEEP PURPLEだからこそ)と言えるでしょう。時期的には“『MACHINE HEAD』前夜”ですが、スイス・モントルーという共通点(『MACHINE HEAD』はモントルーでレコーディング)もあることから、ここから『MACHINE HEAD』は始まった……と受け取ることもできるのでは。そういった意味でも、非常に貴重な音源だと断言しておきます。

2024年に『MACHINE HEAD』という作品について触れること、改めて何かテキストを残すことにどれだけ意味があることなのかわかりません。ですが、僕自身こういうリリースでもない限り、この先の人生において本作について執筆することもないと思うので、自分のルーツを振り返るという意味だけでなく、この歴史的名盤と何十年ぶりに腰を据えて向き合うという意味でも素敵な機会をもらえたのかなと。今はそんなポジティブな気持ちでいます。

 


▼DEEP PURPLE『MACHINE HEAD (SUPER DELUXE EDITION)』
(amazon:国内盤3CD+アナログ+Blu-ray / 海外盤3CD+アナログ+Blu-ray

 

2022年1月31日 (月)

T. REX『THE SLIDER』(1972)

1972年7月21日にリリースされたT. REXの3rdアルバム。TYRANNOSAURUS REX名義を含めると、通算7作目。

前作『ELECTRIC WARRIOR』(1971年)で初の全英1位を獲得し、アメリカでも初のTOP100入り(最高32位)を果たしたマーク・ボラン(Vo, G)率いるT. REX。翌1972年春に発表したコンピ盤『BOLAN BOOGIE』も全英1位を記録し、「Hot Love」(全英1位、全米72位)、「Get It On」(全英1位、全米10位)、「Jeepster」(全英2位)、「Telegram Sam」(全英1位、全米67位)、「Metal Guru」(全英1位)と本国イギリスでは飛ぶ鳥を落とす勢いの中このアルバムがドロップ。イギリスでは最高4位と前作には及びませんでしたが、アメリカでは最高17位とキャリア最高位を記録しました。

当時のマーク・ボランの勢いがそのまま反映された、オープニングを飾る「Metal Guru」のいかがわしさ&ゴージャスさこそがこのアルバムのすべて。「グラムロックとは何ぞや?」という問いに最適な答えを与えてくれるのが、このアルバムではないでしょうか。ハットを被ったマークのモノクロ写真に赤字のバンドロゴという、シンプルなんだけどどこかセクシーさを感じさせるアートワークもグラムロックの持つ猥雑さを伝えるに十分。セールス的には『ELECTRIC WARRIOR』がもっとも売れた1枚ですが、個人的には『ELECTRIC WARRIOR』以上に当時の世相とブームの熱がダイレクトに伝わる1枚だと感じています。

代表曲といえる「Telegram Sam」や「Metal Guru」はもちろん、タイトルトラック「The Slider」のルーズさ、のちにGUNS N' ROSESもカバーしたヘヴィな「Buick Mackane」、アコースティック調の穏やかさの中にもエロさが伝わる「Spaceball Ricochet」、重心の低いリズムの割りに軽快さがしっかり伝わる「Baby Strange」、タイトルのみならずサウンドや曲調からも同時期のデヴィッド・ボウイとイメージが重なる「Ballrooms Of Mars」、グルーヴィーなリズムと独特の浮遊感が気持ち良い「Chariot Choogle」、アルバムをラストを飾るにふさわしいアコースティック調のミディアムナンバー「Main Man」など、とにかく良曲揃い。今聴いてもまったく色褪せない内容です。

ボウイの『THE RISE AND FALL OF ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS』(1972年)ROXY MUSICのデビュー作『ROXY MUSIC』(1972年)と並んでグラムロックブームを代表する1枚。特にT. REXはアルバム未収録のシングルヒット(「Hot Love」や「Children Of The Revolusion」「Solid Gold Easy Action」「20th Century Boy」など)が多いため、初心者はグレイテストヒッツ・アルバムから聴くのが正しいのかもしれませんが、グラムロックというムーブメントの空気を追体験するという意味においては、この『THE SLIDER』から手を伸ばすのが正解のような気がしています。

バンドとしてのピークを本作で迎えたT. REXは、続く『TANX』(1973年)あたりまでその人気を維持しつつも、徐々に失墜。マーク・ボランは1977年9月16日に交通事故に遭い、29歳という若さでこの世を去ることになります。

 


▼T. REX『THE SLIDER』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / 海外盤アナログ / MP3

 

2021年1月10日 (日)

DAVID BOWIE『THE RISE AND FALL OF ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS』(1972)

1972年6月にリリースされたデヴィッド・ボウイの5thアルバム。

ボウイの人気を決定づけた歴史的名盤のひとつであり、グラムロックというジャンルにおける教科書的作品。前作『HUNKY DORY』(1971年)で揃ったミック・ロンソン(G)、トレバー・ボルダー(B)、ミック・ウッドマンジー(Dr)によるバンド編成がひとつの頂点へと達しつつあることを示す名演を、たっぷり楽しむことができます。また、本作はその長尺のタイトルが示すように、非常に物語性の強いコンセプチュアルな作風で、このアーティスティックな作風もボウイのカリスマ性を高めることに一役買ったのではないでしょうか。

ゆったりしたドラムのリフがフェードインする「Five Years」の、非常にドラマチックなオープニングといい、続く「Soul Love」「Moonage Daydream」の風変わりなテイストといい(特に後者で聴けるミック・ロンソンのギターソロは圧巻!)、前作での穏やかさとは異なる、影に潜んだ狂気性がじわじわ伝わってくる楽曲群はさすがの一言。そこから名曲「Starman」へと続く流れも文句の付けどころがなく、気づけばその独特な世界観にグイグイ引き込まれているわけです。

中盤はパワフルなハードロック「It Ain't Easy」や、キラキラした眩さすら伝わるバラード「Lady Stardust」で緩急をつけ、豪快なロックチューン「Star」以降はクライマックスに向けてバンドの熱量が加速し始めます。ドライブ感の強い「Hang On To Yourself」、パワフルなギターリフがすべてと言わんばかりのタイトルトラック「Ziggy Stardust」、そして終焉と向けた狂騒を表す「Suffragette City」からラストナンバー「Rock 'N' Roll Suicide」へと流れ、約40分におよぶ壮大なドラマは幕を下ろします。

もはやコンセプトアルバムと呼ぶにふさわしい本作は、確かにデヴィッド・ボウイというアーティストにとって最初のピークと断言できる内容です。ソングライターとしても表現者としても、当時にできることをすべて詰め込み、かつ周りでサポートするバンドのメンバーの力量もそれに追随するものがある。加えて、ライブでの狂気じみたパフォーマンスやボウイのカリスマ性、それを崇めたてるファン……すべての要素がプラスに作用し、アングラとメジャーの狭間で伝説を作り上げた。それが1972年当時のボウイ=ジギーだったのかなと、後追いで彼に触れた(リリース当時は1歳にも満たない)自分は思うわけです。

本作に最初に触れたのは、ボウイがソロを封印するための実施した1990年の東京ドーム公演前後だったと思います。ボウイの諸作品がCDで再発され、その流れで本作を購入。以来、30年以上にわたり聴き続けているわけですが、本当の意味で本作の魅力や凄みに気づいたのって、実はここ10年くらいのことかもしれません。

ボウイが亡くなって今日でまる5年。本来「Five Years」という曲は、5年後に迫った人類滅亡を伝える内容で、まさにこのアルバムで語られる物語の序章に当たるわけですが、ボウイの死から5年経った現在、本当に“世界の終わり”みたいな状況に一歩近づいていることを考えると……ジギー・スターダストみたいな存在が本当に誕生するんじゃないか、そいつは救世主なのか破壊神なのか……なんてことをふと想像してしまいます。

長いボウイのキャリアにおいて、グラムロック期はほんの数年。ここから先の探求の旅が本当に面白いので、初期数作だけにとらわれずにいろいろ聴いてほしいなと思います。

 


▼DAVID BOWIE『THE RISE AND FALL OF ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / 海外盤アナログ / MP3

 

2019年6月26日 (水)

THE ROLLING STONES『EXILE ON MAIN ST.』(1972)

1972年5月に発表された、THE ROLLING STONES通算10作目(イギリスで。アメリカでは12枚目)のスタジオアルバム。前作『STICKY FINTERS』(1971年)から1年1ヶ月という短いスパンで届けられた、全18曲入りの2枚組アルバム(CDでは1枚)は引き続き全英/全米1位を獲得。「Tumbling Dice」(全英5位/全米7位)、「Happy」(全米22位)というヒットシングルにも恵まれました。

ミック・テイラー(G)加入後2作目に当たる本作はジミー・ミラーを再度プロデューサーに招き、ロンドンやロサンゼルス、フランスなどでレコーディングを敢行。曲によっては1969年頃から存在するものが含まれていたり、音楽的にもロックンロールやブルース、カントリー、ソウル、ゴスペル、ハードロックなどさまざまなサウンドが感じられることから雑多な印象も強い作品集でもあります。

その「ストーンズ流ロックの見本市」みたいなアナログ2枚組(彼らにとっては初の試みでした)はリリース当初こそ評価は高くなかったようでした。が、僕が洋楽ロックを意識的に聴き始めた中学生時代にはすでに「70'sストーンズの最高傑作」みたいな高評価を獲得しており、僕自身もそういう認識で本作と初めて接した記憶があります。

最高傑作かどうかは別として、確かにいろんなタイプの曲が含まれていてお得感があるし、1曲はひっかかる佳曲が存在する。けど、殺傷力としては前作『STICKY FINTERS』のほうが上じゃない?と感じたのもまた事実。アルバムとしてのまとまりという点においても、確実に前作のほうが上ですものね。

しかし、聴き込めば聴き込むほどにいろんな魅力が見えてくるのが、この『EXILE ON MAIN ST.』なのかなと。それくらいクセになるスルメ的アルバムと言えるんじゃないでしょうか。

とにかく、力みすぎていないのが良い。しかも1曲1曲がコンパクト。だから、18曲も収録されているのに聴く側のこちらも終始リラックスして楽しめる。そこが良し悪しあるとは思いますが、僕としてはこういう楽しみ方ができるストーンズのアルバムも良いんじゃないかと思っています。

それは、60年代末の『BEGGARS BANQUET』(1968年)から始まったアメリカ南部への傾倒に対する最終結論のようでもあり、いろいろ遊びまくった結果でもあるのかなと。それがこのリラックス感にもつながっているのかもしれませんね。

そういえば、この時期はメンバーの多くがドラッグ癖でだいぶひどい状態だったと聞きます。この「軸はあるのに雑多」な方向性はそういった当時の環境も大きく影響しているのでしょうか。そこも含めて、歴史的資料価値の高い1枚と言えるかもしれません。

ちなみに、本作は2010年に未発表テイクを追加したデラックス盤が発売済み。こちらは一部楽曲に追加レコーディングが行われたという話もあり、新曲としても十分通用する未発表曲があったりと、なかなかの内容です。それもあって、再発ながらも全英1位/全米2位を記録しています。こちらもオススメです。

 


▼THE ROLLING STONES『EXILE ON MAIN ST.』
(amazon:日本盤CD / 日本盤2CD / 海外盤CD / 海外盤2CD / MP3

続きを読む "THE ROLLING STONES『EXILE ON MAIN ST.』(1972)" »

2019年4月29日 (月)

DEEP PURPLE『MACHINE HEAD』(1972)

言わずと知れたDEEP PURPLE初期の代表作。1972年3月に発売された通算6作目、イアン・ギラン(Vo)、リッチー・ブラックモア(G)、ジョン・ロード(Key)、ロジャー・グローヴァー(B)、イアン・ペイス(Dr)という第2期布陣での3作目にあたる1枚です。全英1位のみならず、全米7位という数字も残しており、続いて発売されたライブアルバム『MADE IN JAPAN』(1972年)のヒットも手伝って、「Smoke On The Water」が全米4位まで上昇するヒットシングルとなりました。

『DEEP PURPLE IN ROCK』(1970年)と並んで、初期パープル(第2期)を象徴する1枚と捉えられている本作は、オープニングの「Highway Star」や先の「Smoke On The Water」をはじめ、大作「Lazy」やライブ終盤を盛り上げる「Space Truckin'」などおなじみの楽曲が目白押し。ほとんどの楽曲がライブで取り上げられる機会が多いし(2004年には全曲披露ライブも実施)、それこそ中高生の頃から聴き続けている自分にとってはギターやドラム、キーボードのちょっとしたフレーズまで“口コピ”できるほど体に刷り込まれた名盤でもあるわけです(それこそ「Pictures Of Home」のベースソロ含め)。

アグレッシヴなシャウトとクラシックの要素を取り入れたソロプレイとの対比が面白い「Highway Star」から始まり、ヘヴィでルーズな「Maybe I'm A Leo」、独特なグルーヴ感を持つ「Pictures Of Home」、シングルカットもされたキャッチーな「Never Before」というアナログA面の流れは本当に“これしかありえない!”ってほどに完璧なものだし、「Smoke On The Water」から始まりトリッピーな長尺チューン「Lazy」から「Space Truckin'」へと流れるB面の構成も文句なし。本当、これしかあり得ないんですよね。

どの曲もブルースをベースにしたものですが、そのメロディは非常にポップ。そして、それらをより親しみやすくしているのが、ギターやオルガンによるメインリフのキャッチーさ。その相乗効果から生まれる聴きやすさは、本作最大の武器と言えるでしょう。

また、楽器を演奏する者にとっては基本的なプレイはもちろんのこと、要所要所で飛び出す個性的なフレーズは非常に勉強になるものが多く、ハードロック云々ではなくロックプレイとしての教科書的な内容でもあると思うのです。それはボーカルにしても然りで、これだけパワフルに歌えたら、シャウトできたらと何度思ったことか……。

あまりに名盤すぎて本当に書くことがない……ってくらい、「黙って聴け!」と胸ぐら掴みたくなる。そんな文句なしの1枚。難しいことは考えず、じっくり楽しんでほしいと思います。

 


▼DEEP PURPLE『MACHINE HEAD』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

続きを読む "DEEP PURPLE『MACHINE HEAD』(1972)" »

2019年1月 9日 (水)

ROXY MUSIC『ROXY MUSIC』(1972)

1972年初夏に発表された、ROXY MUSICの1stアルバム。当時のメンバーはブライアン・フェリー(Vo, Piano)、ブライアン・イーノ(Synth)、アンディ・マッケイ(Sax)、フィル・マンザネラ(G)、ポール・トンプソン(Dr)。レコーディングにはグラハム・シンプソン(B)の名前があるものの、同時すでに正式メンバーではなかった、という話も。プロデュースを手がけたのはKING CRIMSONで作詞を担当していたピート・シンフィールドで、これは当時の所属レーベルがクリムゾンと同じE.G. Recordsだったことが大きく影響しています。

それもあってか、本作にはプログレッシヴロックの香りもちらほら感じられます。7分前後もある「If There Is Something」や「Sea Breazes」、「2HB」なんてまさにそれですよね。サックスを含む編成というのも、初期クリムゾンに通ずるものがありますし。

ところが、ご存知のとおり初期の彼らはグラムロックの範疇で語られることが多い。それは当時のファッションだったり、デヴィッド・ボウイの前座としてツアーを回ったりなど、そういったことも大きく影響しているのでしょう。いや、楽曲自体にもその香りはたっぷり感じられますけどね。

デビューシングル「Virginia Plain」からして“そっち側”だし、アルバムのオープニングを飾る「Re-Make/Re-Model」も同じく。「Chance Meeting」や「Would You Believe?」の耽美さなんて、疑いようがないほどにグラムロックのそれですからね。そりゃ仕方ないですわ。

ただ、このバンドを単なるグラムロックやプログレの枠で括れないものにしているのが、ブライアン・イーノの存在。奇抜なビジュアルはもちろん、その奇抜なサウンドメイキングは間違いなく本作を特別なものに昇華させています。楽曲単位で普通にカッコいいと思っていると、突如耳に飛び込んでくるヘンテコな音……これがまたクセになるんですよね、不思議と。だからなのか、イーノ脱退後の後期ROXY MUSICを聴くと至極真っ当なバンドに思えてしまう。まあ、彼の脱退と引き換えに、バンドは大成功を収めるわけですが。

実はROXY MUSICって20代までは全然良さがわからなかったバンドのひとつなんです。リアルタムではすでにブライアン・フェリーは伊達男なソロシンガーでしたし、最初に手にしたアルバムが『AVALON』(1982年)でしたから。映画『ヴェルヴェット・ゴールドマイン』を通じて、ちょっとだけ初期に触れたものの、あまりピンと来ず……結局、さらにいい大人になってから改めて聴いてどハマりしたという。きっと今みたいにサブスクリプションサービスがあったら、20年前にどハマりしてたのかな……わからないけど。

そもそもボウイも好き、クリムゾンも好き、なんならBOØWYや布袋寅泰も好きな時点でこの頃のアルバムにハマらない理由はないんですけどね。そういった意味では、本作が一番思い入れがあるんですよ。なんでこれに20年前気づかなかった、俺よ。うん、世の中いろいろです。



▼ROXY MUSIC『ROXY MUSIC』
(amazon:国内盤CD / 国内盤2CD / 国内盤3CD+DVD / 海外盤CD / 海外盤2CD / 海外盤3CD+DVD / MP3

続きを読む "ROXY MUSIC『ROXY MUSIC』(1972)" »

2018年7月23日 (月)

BLACK SABBATH『VOL.4』(1972)

1972年9月に海外で発表された、BLACK SABBATH通算4作目のオリジナルアルバム。前作『MASTER OF REALITY』(1971年)は素晴らしい作品でしたが、全8曲で歌モノが6曲(残り2曲のインストもそれぞれ30秒、1分半程度の短尺)でトータル34分という、それ以前の彼らの作品と比べれば短いもので、急ごしらえで発表した感も拭えませんでした。すでにこの頃から、オジー・オズボーン(Vo)などメンバーのドラッグ癖が悪化していたのも関係していたのでしょう。

当然、この4作目の制作期間も決して良好なものだったわけではなく、そういったドラッグの影響は作られる楽曲やサウンドにも少なからず影響を与えています。

本作は全10曲収録、うち2曲がインスト(それぞれ2分、3分を欠けるものの単独の楽曲として成立する長さ)。トータルで42分程度と『MASTER OF REALITY』以前のボリュームにまで復活。その中身に目を向けると、バンドとして変化を求め始めた時期だったのかな……と感じます。

オープニングの「Wheels Of Confusion」は8分にもおよぶ大作で、展開に次ぐ展開でとにかくスリリング。初期からの大作志向がここで完成したかのような印象すら受けます。とにかくカッコいい。

比較的キャッチーな「Tomorrow's Dream」があったかと思うと、オジーが朗々と歌うピアノバラード「Changes」でびっくり。文字どおり、本当に変化を求めていたんでしょうね。ただ、そこに体も気持ちも付いていけないメンバーもいたりして、なかなかうまくいかない。そんな時期だったのかなと。

実験的なインスト「FX」に続くのは、グルーヴィーかつダンサブルなヘヴィロック「Supernaut」。このリフとリズムが一丸となる感じがとにかく気持ちいい。かと思えば、王道のサバス流ヘヴィロック「Snowblind」や「Cornucopia」もある。「Snowblind」はこれぞドラッグソングと断言できる1曲ですね……。

トニー・アイオミ(G)のアコースティックプレイを存分に堪能できるインスト「Laguna Sunrise」で小休止したあとは、サバスにしては珍しい陽気なイントロを持つ「St. Vitus' Dance」。どことなくストレートなロックンロール風で、ここらへんも新境地と言えるのでは。そしてラストは、ドゥーミーさとグルーヴィーさが融合したヘヴィチューン「Under The Sun」で締めくくり。

サバス本来の“らしさ”を維持しつつも、バンドとしてもっと幅を広げようとする努力が垣間見られる、そんな1枚ではないでしょうか。前作『MASTER OF REALITY』や本作を指して「もっともサバスらしい作品」なんて声も少なくもないですし、中には大ヒット作の2ndアルバム『PARANOID』(1970年)や原点的なデビュー作『BLACK SABBATH』(1970年)のほうが「らしい」という声もあるでしょう。ただ、個人的にはこの初期4枚にオジー時代のサバスの“すべて”が詰まっている……そう思っているのですが、いかがでしょうか。



▼BLACK SABBATH『VOL.4』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

2004年6月 4日 (金)

頭脳警察『頭脳警察セカンド』(1972)

  言うまでもなく、日本のロック史に残る名盤のひとつ。海外でLED ZEPPELINやROLLING STONESが大暴れしてる頃に、既に'72年に頭脳警察みたいなこんなにもカッコいいロックバンドがここ日本にもいたという事実、これを忘れちゃいけないと思う。確かにまだこの時点では『ロック前夜』だったのかもしれないけど、確実にその芽はすくすくと育っていたんだからさ。

  三億円事件のモンタージュ写真をジャケットに用いたファーストアルバムが発売禁止になった後、すぐに制作されたのがこのセカンドアルバム。ファーストがライヴ音源だったことを考えると、初めてのスタジオ作品という意味でこのセカンドこそが本当の意味でのファーストアルバムと見ることもできるけど、やはりあの衝撃的なファーストがあったからこそ、このセカンドが活きるんだろうなぁ、という気も。

  オープニングのブリブリいうベース、続いてリズムインするドラムとギターリフを聴いてお判りの通り、このアルバムはフォークアルバムではなく、しっかりとしたロックアルバム、いや、ハードロックアルバムなんですよね。時代がそういう方向に向かっていたってのも影響してるんでしょうけど、彼らの攻撃的で、それでいて感傷的に染み入る歌詞を考えると、こういうストレートな表現方法が一番合ってるように思います。ファーストで既に披露されていた "銃をとれ!" は地を這うようなヘヴィロックに生まれ変わってるし、更に "マラブンタ・バレー" とのメドレーになってたりして新鮮さを我々に与えるし、トシのパーカッションが激しいグルーヴィーなヘヴィロック "軍靴の響き"、後に内田裕也の持ち歌みたいになってしまったシンプルなロックンロール "コミック雑誌なんか要らない"、同じくファーストでも披露されていたフォークロック調の "暗闇の人生"、ファンキーな色合いも見せるヘヴィブルーズ "お前と別れたい" といった攻撃的な曲のみならず、ヘルマン・ヘッセの詩を元にした名バラード "さようなら世界夫人よ"、8分以上もあるメッセージ性の強いスローナンバー "それでも私は"、ちょっとだけコミカルな要素を含んだフォーキーな "いとこの結婚式"、ちょっとだけオシャレな雰囲気を漂わせる "ふりかえってみたら" といったメロウでポップな側面もしっかり持っている。そういう意味では非常に親しみやすい作品だと思います。ファーストがギターとパーカッションと歌だけ、という特殊な編成で作られたライヴ作品だったこともあり、やはり頭脳警察のカッコ良さをより判りやすい形で理解してもらうには、このアルバムから聴くのが一番いいかもしれませんね。

  このアルバム、無事リリースされたのですが、やはりというか発売後1ヶ月で発売禁止処分に。「反社会的」ってことなんでしょうけど(実際 "暗闇の人生" や "お前と別れたい" の歌詞には伏せ字が入ってますしね。「麻薬を射たれたかの様に」や「だけどマリファナだけが慰める」って歌詞が引っかかったのでしょうね)、それから10年後の'81年になってようやく再発売されるんですが、その後も何度か廃盤/再発を繰り返したみたいですね。2004年の今において、これよりも過激な内容の歌詞を持つアルバムなんて山ほどあると思うんですが、何故彼らだけが未だに目の敵にされるのかといえば、やはり政治的な面からなんでしょうかね。まぁ発売禁止といっても、その殆どがレコード会社の自主規制だと思うんですが‥‥

  ここ数年、自分のモチベーションが落ちて、新たに自身を奮い立たせようと思った時、必ず頭脳警察のアルバムをファーストから年代順に聴いていきます。ファーストで決意表明し、セカンドで身体が動く(=行動に移る)‥‥後はひたすら戦うだけ。ここ数日、またそんな状態だったもんだから、このセカンドが余計に沁みるわけですよ。そう、特にスロウな面の方がね‥‥



▼頭脳警察『頭脳警察セカンド』
(amazon:国内盤CD

2001年7月 7日 (土)

頭脳警察『頭脳警察1』(1972)

  1972年1月9日、京都府立体育館でライヴレコーディング(一部、東京体育館でライヴ録音された音源も含まれているという話もある)、同年3月5日にリリースされる予定だった頭脳警察の記念すべき、そして忌まわしき存在となるファーストアルバム。ご存じの通り、2001年6月にこのアルバムが正式リリースされるまでには約30年もの年月を要した(1975年12月31日に「公式海賊版」として600枚限定で自主制作されている)。恐らく日本のロック史上、実像を知っている人間がこれだけ少ないのに、最も有名となってしまった「伝説のアルバム」であり、初めて「発売禁止」措置を受けたロックアルバムかもしれない。

  実は俺自身も、今回のCD化で初めて耳にする音源なのだが‥‥それまでに、人伝の噂話やネット上での情報としていろいろ耳にはしていたものの、今回初めて聴いてみて驚かされた点が幾つもある。例えば「パンタとトシのみで演奏されたライヴ音源」ということで、聴く前はアコギとパーカッションだと思っていたら、実際にはパンタはエレキをアンプ通して弾いていたり(当初バンド形態でのライヴ録音の予定だったが、直前にメンバーが相次いで脱退した為、このふたりでの録音となった)、スタジオライヴみたいな作りだと思って いたら、実は滅茶苦茶オーディエンス入れてたりとか(歓声の大きさに驚かされた)。イメージしていたものと実像がこれだけかけ離れていた作品もそうはないだろう。

  どうしても「革命三部作」("世界革命戦争宣言" ~ "赤軍兵士の詩" ~ "銃をとれ")のイメージが強いので、政治的とかパンキッシュという固定観念が強いが、実はかなり「歌もの」或いは(時代なのだろうか)「フォーク」色が強い。ギターとパーカッションのみという編成も強く影響しているし、"戦争を知らない子供達" の替え歌である "戦争しか知らない子供達" が収録されている点も大きい。後にリリースされるセカンドアルバムでも "いとこの結婚式" のような曲があることからも、その要素は知ることができるはずだ。

  つまり、どうしても「革命三部作」のイメージで片づけられてしまう頭脳警察ではあるが、やはり彼らはミュージシャンでありアーティストなのだ。"お前が望むなら"のような曲からは、そういったミュージシャンシップのようなものすら感じ取れる。

  このアルバムの発売禁止の背景には、勿論「言い訳なんか要らねぇよ/てめえのマ○コに聞いてみな」("言い訳なんか要らねえよ")のような直接的性表現も原因のひとつと考えられるのだが、やはり「社会的影響」が最も大きく潜んでいたようだ。1971年の三里塚に於ける成田空港建設反対派と国との衝突(当然、頭脳警察もこの時の集会に参加して演奏している)、更にレコーディング直後の浅間山荘事件。「赤軍の行動を支持する/助長する」というようなことだったのだろう。1997年の神戸児童殺害事件の時や、先日の大阪の小学校での事件の後に「ガキ共をブチ殺せ」なんて歌詞の曲を作った日には、間違いなくその曲は闇に葬られるであろう。

  勿論、パンタにしろトシにしろ、こういう表現を使ったことによって「赤軍支持」と受け取られることは判っていたはずだ。しかし、彼らにとってはあの1972年という時代に、こういう表現がどうしても必要だったのだ。唄わなければならなかったのだ。その後、この幻のアルバムが自らの活動の足枷になると判っていても。

  正直、このアルバムが今の若者にどうアピールするのかは、全く想像できない。俺自身も最初に聴いた時はさすがに「あれ、こんなもんか?」と肩すかしを食らったのだが、何度も聴き返すうちにその表現の深みに気づいたり、単純に楽曲のポップさに気づかされたりで、聴く度に新たな発見がある。もっとヘヴィなロックは今の時代、ごまんとある。しかし、ここまで内面にえぐり込むように訴えかける作品はそうはないだろう。これが約30年もの間封印されていたのかと思うと、ちょっと日本という国の文化を疑ってしまう。というか、やはりロック後進国だったんだなぁと実感させられた。そして、これが2001年という時代にこうやって日の目を見たということを、素直に喜びたい。

  さぁ、あなたにとっての「伝説」は、やはり凄いものだっただろうか、それとも「子供騙しの伝説」に誤魔化され続けていたのだろうか?



▼頭脳警察『頭脳警察1』
(amazon:国内盤CD

その他のカテゴリー

1963年の作品 1964年の作品 1966年の作品 1967年の作品 1968年の作品 1969年の作品 1970年の作品 1971年の作品 1972年の作品 1973年の作品 1974年の作品 1975年の作品 1976年の作品 1977年の作品 1978年の作品 1979年の作品 1980年の作品 1981年の作品 1982年の作品 1983年の作品 1984年の作品 1985年の作品 1986年の作品 1987年の作品 1988年の作品 1989年の作品 1990年のライブ 1990年の作品 1991年の作品 1992年の作品 1993年の作品 1994年の作品 1995年の作品 1996年の作品 1997年の作品 1998年のライブ 1998年の作品 1999年のライブ 1999年の作品 2000年のライブ 2000年の作品 2001年のライブ 2001年の作品 2002年のライブ 2002年の作品 2003年のライブ 2003年の作品 2004年のライブ 2004年の作品 2005年のライブ 2005年の作品 2006年のライブ 2006年の作品 2007年のライブ 2007年の作品 2008年のライブ 2008年の作品 2009年のライブ 2009年の作品 2010年のライブ 2010年の作品 2011年の作品 2012年のライブ 2012年の作品 2013年のライブ 2013年の作品 2014年の作品 2015年のライブ 2015年の作品 2016年の作品 2017年のライブ 2017年の作品 2018年のライブ 2018年の作品 2019年のライブ 2019年の作品 2020年のライブ 2020年の作品 2021年のライブ 2021年の作品 2022年のライブ 2022年の作品 2023年のライブ 2023年の作品 2024年のライブ 2024年の作品 =LOVE A Day to Remember A New Revenge A Perfect Circle a-ha A.A. Williams AA= AAAMYYY ABBA Abbath AC/DC Acacia Strain, the Accept Ace Frehley Adam Lambert Adrian Younge Aerosmith AFI After the Burial Afterglow Ahab aiko Air (France) AIR (Japan) AKB48 ALAZEA Alcatrazz Alcest Aldious Alexisonfire Alice Cooper Alice in Chains Alicia Keys Allman Brothers Band, the Almighty, the Alter Bridge Altitudes & Attitude Amaranthe American Head Charge American Hi-Fi Amorphis Anaal Nathrakh Anaïs Anchoress, the Anderson .Paak Andrew W.K. Andy Bell Andy Black Andy McCoy Andy Taylor Angel Du$t Angel Witch Angels & Airwaves Angra Animals as Leaders Annihilator Annisokay Anohni ANTHEM Anthrax Anti-Flag Aphex Twin Appice Aqours Arcade Arcadia Arch Echo Arch Enemy Architects Arctic Monkeys Aretha Franklin Arlo Parks Armed, the Armored Saint ARROWS, the Art of Fighting Ash Asia Asian Dub Foundation ASIAN KUNG-FU GENERATION Asking Alexandria asmi At the Drive-In At the Gates Atari Teenage Riot ATATA Atomic Bitchwax, the Atreyu Audioslave August Burns Red Aurora Avalanches, the Avatarium Avenged Sevenfold Avril Lavigne Ayron Jones Azusa B'z Baby Chaos BABYMETAL Babyshambles Backstreet Girls Backyard Babies Bad Company Bad English Bad Moon Rising Bad Omens Badlands BAND-MAID Bang Tango Bangles, the Baroness BAROQUE Basement Jaxx Battle Beast Battles BAZRA BBHF BBM bdrmm Be the Wolf Beach House Beartooth Beastie Boys Beatles, the Beck Behemoth Belle & Sebastian Ben Folds Ben Harper Berlin Bernard Butler Berryz工房 Between the Buried and Me Beyoncé Biff Byford Biffy Clyro Big Brother and the Holding Company Big Scenic Nowhere bigLOVE Billie Eilish Billie Joe Armstrong Billy Corgan Billy F Gibbons Billy Idol Billy Talent BiSH Björk Black Crowes, the Black Earth Black Eyed Peas, the Black Label Society Black Lung Black Midi Black Sabbath Black Star Riders Black Swan Black Veil Brides BLANKEY JET CITY Bleachers Bleed from Within Blessing a Curse Bleu Blind Channel Blind Guardian Blind Melon Blink-182 Bloc Party Blondshell Blood Incantation Blood Orange Bloodywood Blue Murder Blues Pills Bluetones, the Blur Boards of Canada Bodom after Midnight Body Count Bodyslam Bon Iver Bon Jovi BON-BON BLANCO Bones UK Bonobo bonobos BOOM BOOM SATELLITES BOOM, THE Boris Born of Osiris Boston Boston Manor BOWWOW Boxer Rebellion, the Boy George BOYNEXTDOOR BOØWY BPMD BRAHMAN brainchild's Brian Eno Brian May Brides of Destruction Brides of Lucifer Bring Me the Horizon Brink, the British Lion Brkn Love Bronx, the Bruce Dickinson Bruce Springsteen Brujeria Bruno Mars Brutal Truth Bryan Adams BTS BUCK-TICK Buckcherry Budderside Buddy Guy Budgie Buffalo Daughter BUGY CRAXONE Bullet for My Valentine Bulletboys Bullets and Octane BUMP OF CHICKEN Buono! Burn the Priest Burning Witches Bury Tomorrow Bush Butch Walker Butcher Babies Cacoy Caesars Caliban callme Can't Swim Candlemass Candy Cane Hill Cannbal Corpse Capra Carcass CAROL Caroline Polachek Cars, the Catatonia Cathedral Cats in Boots Cavalera Conspiracy Cave in Celeste Chamber Charlatans, the Charlie Benante Charlie Sexton Cheap Trick chelmico Chelsea Wolfe Chemical Brothers, the Chic Children of Bodom Chip Z'nuff Chk Chk Chk (!!!) Chris Cornell Chris Poland Christina Aguilera Chrome Division Chthonic Chuck Berry Chvrches Cibo Matto Cigarettes After Sex Cinderella Circa Waves Clam Abuse Clash, the Classless Act Cleanbreak Click Five, the Clutch CO-FUSION Cocco Code Orange Coheed and Cambria Colbie Caillat Coldplay coldrain Comeback Kid Compilation Album COMPLEX Confusion Master Converge Corey Taylor Cornelius Cornershop Corrosion of Conformity Counterparts Courteeners, the Courtney Barnett Courtney Love Coverdale・Page Covet Cozy Powell CQ Cradle of Filth Crashdïet Crazy Lixx Cream Creature Creature Creed Creeper Cribs, the Crosses (✝✝✝) Crossfaith Crown the Empire Crown, the Cry of Love Cryptopsy Crystal Lake Cult, the Culture Club Cure, the Cutting Crew CYaRon! Cybernauts Cyhra Cymbals Cynic D'Angelo D'ERLANGER D-A-D D.A.N. Dachambo Daft Punk Damageplan Damn Yankees Damned Things, the Damned, the Damon Albarn Dance Gavin Dance Danger Danger Danko Jones Danny Elfman Danzig Dark Tranquillity Darkness, the Dashboard Confessional DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN DATS Datsuns, the Daughtry Dave Gahan Dave Lombardo David Bowie David Coverdale David Ellefson David Lee Roth David Sylvian Dead by April Dead by Sunrise Dead Cross Dead Daisies, the DEAD END Dead Kennedys Deafheaven Death Angel Death of Lovers Debbie Gibson DECAYS Deckard Dee Snider Deep Purple Def Leppard DEF.DIVA Deftones delofamilia Delorean Demolition 23. Departure, the Depeche Mode Deraps Derek Sherinian Desmond Child Destruction detroit7 Devil Wears Prada, the Devin Townsend Project Diamond Head DIAMOND☆YUKAI Diffuser Dillinger Escape Plan, the Dimmu Borgir Dinosaur Jr. Dio DIR EN GREY Dirty Honey Dirty Pretty Things Dirty Shirley Distillers, the Disturbed Dizzy Mizz Lizzy DMBQ Dogs D'Amour, the Dogs Die in Hot Cars Dokken Don Broco Don Dokken Donavon Frankenreiter Donnie Vie Doors, the Dorothy Down Down 'n' Outz downset. downy Dr. Feelgood Dragon Ash DragonForce Dream Theater Dream Widow Dreamboy Dreams Come True Dregen Drug Church DRY & HEAVY Dry Cleaning Dub War Duff McKagan Duran Duran Durbin DUST'N'BONEZ, THE Dweezil Zappa DYGL Dynazty Earthshaker eastern youth Echo & the Bunnymen Eclipse Eddie Vedder EGO-WRAPPIN' ELECTRAGLIDE Electric Century Electric Light Orchestra Electric Pyramid Electric Six ELLEGARDEN Elliott Smith Elton John Elvis Presley Eminem Emma Ruth Rundle Emperor Empire State Bastard Employed to Serve En Minor End Machine, the ENDRECHERI Enforcer Enter Shikari Entombed Enuff Z' Nuff Eric Clapton Eric Martin Erra Erykah Badu Eskimo Callboy Europe Eurythmics Evanescence Eve Every Time I Die Evil Stig Evile Ex: Re Exodus Explosions in the Sky Extreme Eyehategod E・Z・O Faceless, the Fair Warning Fairground Attraction Faith No More Falco Fall of Troy, the Fall Out Boy Faster Pussycat Fatboy Slim Fate Fates Warning Father John Misty Faye Webster Fear Factory Fear, and Loathing in Las Vegas Feeder Feeling, the Fever 333, the Fight Filter Finch Firehouse Firestarter Firewind Firstborne Fit for a King Five Finger Death Punch FKA Twigs Flaming Lips, the Flashcubes Flatbacker Fleetwood Mac Flotsam and Jetsam Flying Colors Flyleaf FM Foi Fontaines D.C. Foo Fighters Foreigner Fountains of Wayne fra-foa Francis Dunnery Frank Black Frank Turner Frankie Goes to Hollywood Franz Ferdinand Freddie Mercury Free Frost* Fudge Tunnel Fugees, the FUJI ROCK FESTIVAL Funeral for a Friend Futureshock Fuzzbubble G. Love Gabriels GALNERYUS Gamma Ray Garbage Garth Brooks Gary Moore GASTUNK Gatecreeper Gathering, the Gaupa Gene Simmons Genesis George Harrison George Lynch George Michael Georgia Satellites, the Get Up Kids, the GHEEE Ghost Ghost Inside, the Ghost Iris Ghostemane Ghostkid Gilby Clarke Gin Blossoms Ginger Wildheart Gits, the Giuda Glass Tiger Glassjaw GLAY Glenn Hughes GLIM SPANKY Go Ahead and Die GO!GO!7188 God is an Astronaut Godsmack Godspeed GOING STEADY GOING UNDER GROUND Gojira Goldie Lookin Chain Gorillaz Gotthard Graham Bonnet Grapevine Graupel GREAT ADVENTURE Great White Green Day Greg Puciato Greta Van Fleet Grey Daze Greyhaven Grimes GTR Guilty Kiss Gun Guns n' Roses H.E.A.T H.E.R.O. H.P. オールスターズ Hacktivist Halestorm Halford Halsey Hammer King Hanoi Rocks Hanson Harakiri for the Sky Hardcore Superstar Hardline Harem Scarem HARISS Harry Styles Hatebreed Haunted, the HAWAIIAN6 Hayley Williams HEAD PHONES PRESIDENT Health Heart Heartbreakers, the HEATWAVE Heaven & Hell Heaven Shall Burn Hell Freezes Over Hellacopters, the HELLO WORKS, THE Hellogoodbye Helloween Hellyeah Helmet HER NAME IN BLOOD Hermann H. & The Pacemakers Heroes and Monsters HEY-SMITH Hi-STANDARD hide HIGH and MIGHTY COLOR HIGH-LOWS, THE Higher Power HIM Hives, the Ho99o9 Hole Hollywood Rose Hollywood Vampires Honeycrack HoneyWorks Honne Hoobastank House of Lords Hu, the Huaska Hudson Mohawke Hurricane Hurricane #1 HUSKING BEE Hypocrisy I Mother Earth I Prevail I See Stars Ian Hunter Ibaraki Ice Nine Kills Iggy Pop Ihsahn Imminence Impellitteri Imperial State Electric In Flames In the Soup In This Moment Incubus Indianhead Infectious Grooves Inhaler INI INORAN Inter Arma International Noise Conspiracy, the Inxs Iron Maiden Issues It Bites Ithaca Izzy Stradlin J Jack Johnson Jack White Jaded Hearts Club, the Jake Bugg James Bay James Brown James Dean Bradfield James LaBrie Jamie XX Jamila Woods Jane's Addiction Janet Jackson Janis Joplin Japan Jeevas, the Jeff Beck Jeff Beck Group Jeff Buckley Jeff Healey Band, the Jeff Wootton Jellyfish Jerry Cantrell Jerusalem Slim Jessie Buckley Jesus & Mary Chain, the Jesus Jones Jet Jetboy Jim Steinman Jimi Hendrix Jimmy Eat World Jimmy Page Jimmy Page / Robert Plant Jinjer Joan Jett & the Blackhearts Joe Lean & the Jing Jang Jong Joe Lynn Turner Joe Perry Joe Satriani Joe Strummer & the Mescaleros Joel Hoekstra's 13 John Corabi John Diva & The Rockets of Love John Frusciante John Lennon John Mayer John Mellencamp John Sykes Johnny Thunders Johnny Winter Jomi Massage Jon Bon Jovi Jon Spencer Blues Explosion, the Jonathan Davis Josh Todd Josh Todd & the Conflict Joss Stone JOUJOUKA Journey Joy Division Judas Priest JUN SKY WALKER(S) Juno Reactor Jurassic 5 Justice Justin Timberlake JYOCHO Kaato Kadavar Kamasi Washington Kanye West Kaonashi Kasabian Katatonia Katmandu Keane Keith Richards Kelela Kelly Osbourne KEMURI Ken Yokoyama Kendrick Lamar Kenny Loggins KENZI & THE TRIPS Kerry King Khemmis Kid Laroi, the Kiko Loureiro Killer be Killed Killers, the Killing Joke Killswitch Engage King 810 King Crimson King Gizzard & the Lizard Wizard King Woman King's X Kingdom Come KinKi Kids Kirk Hammett KISS Kissin' Dynamite Kittie Kix KK's Priest Klan Aileen KLF, the Knack, the Knocked Loose KOOK Kooks, the Korn Korpiklaani Kottonmouth Kings Kraftwerk Kreator Kula Shaker Kurt Cobain Kurt Vile Kvelertak KXM Kylie Minogue Kyuss L'Arc-en-Ciel L.A.Guns La'cryma Christi LA-PPISCH Lacuna Coil Lady Gaga Lamb of God Landmvrks Last Days of April Laufey Led Zeppelin Lemon Twigs, the Lemonheads, the Lenny Kravitz Leprous Liam Gallagher Libertines, the Liella! Light the Torch Like a Storm Lil Uzi Vert Lily Allen Limp Bizkit Lindemann Lingua Ignota Linkin Park Lion Liquid Tension Experiment LiSA Lita Ford Little Angels Little Caesar Little Glee Monster Liturgy Living Colour Local Band, the Lock Up Lonerider Lordi Lords of Black LOST IN TIME Lotus Eater Lou Reed LOUD PARK LoudLion Loudness Love and Death LOVE PSYCHEDELICO LOVEBITES Loverboy LOW IQ 01 Luby Sparks Lucer Lucifer Lullacry LUNA SEA Lurking Fear, the Lynch Mob Lynyrd Skynyrd lyrical school M/A/R/R/S Machine Gun Kelly Machine Head Mad Capsule Markets, the Mad Season Madball Madonna Magic Numbers, the Maison book girl Mamiffer Mammoth Mammoth Mammoth WVH MAN WITH A MISSION Man, the Mando Diao Manic Eden Manic Street Preachers Manowar Mansun Mantar Marillion Marilyn Manson Mark Morton Mark Slaughter Marmozets Maroon 5 Mars Electric Mars Volta, the Marty Friedman Marvelous 3 Massive Attack Mastodon Matchbox Twenty Matt Bellamy Matt Cameron Matthew Sweet Mayhem McAuley Schenker Group MD.45 Mdou Moctar Meat Loaf Meathook Seed Megadeth MELTONE Melvins Mercury Rev Meshuggah Metal Church Metallica METALVERSE Methods of Mayhem Mew Michael Jackson Michael Monroe Michael Schenker Michael Schenker Fest Michael Schenker Group Michael Sweet Mick Jagger Mick Mars Mick Ronson Midnight Bankrobbers Midnite City Mighty Mighty Bosstones, the Migos mihimaru GT Mike Shinoda Ministry Mission, the Mitski MIYAVI MO'SOME TONEBENDER Moby MODS, THE Mogwai Mondo Generator Mondo Grosso Monkees, the MONO NO AWARE MONOEYES Monster Magnet Mooney Suzuki, the Mordred Morrie Mother Love Bone Motley Crue Motorhead Mott the Hoople Mountain Mouse on Mars Mr. Big Mr. Bungle Mr. Mister Mr.Children Mrs. Piss MUCC Mudhoney Mudvayne Muse Music, the Mutation My Bloody Valentine My Chemical Romance My Darkest Days My Dying Bride My Little Lover Myles Kennedy Myrkur Måneskin Møl Nailbomb NAMBA69 Nancy Wilson Napalm Death Nashville Pussy Nelly Nelson NEMOPHILA Nervosa Neurotic Outsiders Neve New Order New Years Day New York Dolls NewJeans NEWS Newsted NGT48 Nicke Borg Homeland Nickelback Night Ranger Nightwish Nile Nine Black Alps Nine Inch Nails Nirvana NiziU Noel Gallagher's High Flying Birds NoisyCell NOT WONK Nothing Nothing But Thieves nothing, nowhere. Nova Twins NOVEMBERS, THE Nuclear Valdez O.P.KING Oasis Obituary Oblivion Dust Obscura Ocean Colour Scene Ocean, the OCEANLANE Octavision Of Mice & Men Offspring, the OGRE YOU ASSHOLE Oingo Boingo Olivia Rodrigo ONE OK ROCK Oneohtrix Point Never Opeth ORANGE RANGE Oranssi Pazuzu Orbital Ordinary Boys, the Orgy Orianthi ORIGINAL LOVE Our Hollow, Our Home Out of This World Outkast Outrage Overkill Ozzy Osbourne Palace Palaye Royale Paledusk PALEDUSK Pallbearer Panic! at the Disco Pantera Papa Roach Paradise Lost Paradox Paramore Parkway Drive PassCode Patti Smith Paul Draper Paul Gilbert Paul McCartney Paul Rodgers Paul Stanley Paul Weller PE'Z Peach sugar snow PEALOUT Pearl Jam PENPALS Perfume Periphery PERSONZ Pet Shop Boys Peter Gabriel Phantom Excaliver Phantom Planet Phil Campbell and the Bastard Sons Phish Pig Destroyer pillows, the Pink Cream 69 Pink Floyd Pixies Placebo Plastic Tree Playmates, the Poison Polaris (Australia) Polaris (Japan) Police, the polly Polyphonic Spree, the POLYSICS Pop Evil Poppy Porcupine Tree Portishead Power Station, the Power Trip Powerman 5000 Praying Mantis Predators, the Pretty Boy Floyd Pretty Maids Pretty Reckless, the Pride & Glory Primal Scream Primus Prince Privates, the Probot Prodigy, the Prong Protest the Hero Public Enemy PUFFY Pulp PUNPEE pupa Pvris Qemists, the Queen Queen + Adam Lambert Queens of the Stone Age Queensryche Quicksand Quiet Riot Quireboys, the R.E.M. Raconteurs, the Radiohead RADWIMPS Rage against the Machine Raging Speedhorn Rainbow RAISE A SUILEN Rammstein Ramones RAMRIDER Rancid Randy Rhoads Rapture, the RAREDRUG Rasmus, the Ratt Raven RCサクセション Reckless Love Red Dragon Cartel Red Hot Chili Peppers Red Warriors Reef Refused Revolution Saints Rex Brown RHYMESTER Richie Kotzen Richie Sambora Ricky Warwick Ride Rina Sawayama Riot Riot V RIP SLYME Rise of the Northstar Rival Sons Riverdogs RIZE Rob Zombie Robert Palmer Robert Plant Rock City Angels ROCK IN JAPAN FESTIVAL Rock Star Supernova ROCKBOTTOM Rocket from the Crypt Rod Stewart Roger Daltrey Rolling Stones Rolo Tomassi ROMANS RON RON CLOU Ronnie Atkins Ronnie Wood Rooster ROOSTERS, THE Roselia ROSSO Rough Cutt ROVO Roxy Blue Roxy Music Royal Blood Royal Republic RSO Run D.M.C. Rush Russian Circles Ryan Adams Sabaton Sacred Reich Sads Saigon Kick Saint Snow Saint Vitus Salems Lott Sam Smith Samantha's Favourite Sami Yaffa Sammy Hagar Santa Cruz Santana Saosin Savages Savatage Saxon SBK Scissor Sisters Scorpions Scott Weiland Scour Screaming Soul Hill Sean Lennon Sebastian Bach Secret Machines SeeYouSpaceCowboy SEKAI NO OWARI Selfish Cunt Senses Fail Septic Tank Sepultura Serj Tankian Sevendust SEX MACHINEGUNS Sex Pistols Shadow King Shadows Fall Shark Island Sharon Van Etten Sharptooth Sheryl Crow Shinedown Shinning Shobaleader One showmore Siamese Sick of it all Sigh Sigue Sigue Sputnik Sigur Rós Silver Ginger 5 Silverstein Silvertide Simple Minds Simply Red SION Sixty-Eight Sixx:A.M. SKE48 SKETCH SHOW Skid Row Skillet skillkills Skills Skin Skindred Skunk Anansie Slash Slash's Snakepit Slaughter Slaughter to Prevail Slaves (US) Slayer Sleep Sleep Token Sleeping with Sirens sleepyhead Slipknot Sloan Slowdive SLY Smashing Pumpkins Smith/Kotzen Smiths, the smorgas SNAKE HIP SHAKES Sneeze Snow Patrol Snuts, the Sodom Soen SOFT BALLET Soft Cell Soilwork Sonics, the Sons of Apollo Sons of Texas SOPHIA sora tob sakana Soul Asylum Soul Flower Union Soul Glo Soulfly Soulsavers Soulwax Soundgarden South Spaghetti Vabune! Sparta Sparta Locals Spiritbox Spiritual Beggars Spiritualized Spoon Squarepusher SR-71 St. Vincent STALIN, THE Starcrawler Starmen Starset Static-X Steel Panther Steelheart Stella Donnelly Stenfors Stephen Pearcy Stereophonics Steriogram Steve Conte Steve Jones Steve Perry Steve Stevens Steve Vai Steve Whiteman Steve Winwood Steven Tyler Steven Wilson Stevie Salas Stevie Wonder Stick to Your Guns Stills, the Sting Stone Roses, the Stone Sour Stone Temple Pilots Stooges, the Stormtroopers of Death Strapping Young Lad Stratovarius StringerBessant Strokes, the Struts, the Stryper Strypes, the STU48 Style Council, the Styx Suede SuG Suicidal Tendencies Suicide Silence Sum 41 SUMMER SONIC Sunbomb SUPER BEAVER SUPER BUTTER DOG Super Furry Animals Super$hit 666 Superchunk Supergrass SUPERSNAZZ Survive Survivor Suspended 4th Sweet Sweet & Lynch Sweet Oblivion Swervedriver Switchfoot Syrup16g System of a Down Szuters, the T. Rex t.A.T.u. Taking Back Sunday Talas Tame Impala Tank task have fun Taylor Swift Tea Party, the Team Sleep Tears for Fears Tears, the Teenage Fanclub Television Temple of the Dog Temples TENDRE Terence Trent D'Arby Terrorizer Terrorvision Tesla Tesseract Testament THEE MICHELLE GUN ELEPHANT Them Crooked Vultures Therapy? THE冠 Thin Lizzy Thirteen Senses Thirty Seconds to Mars Thou Three Days Grace Thunder Thundercat Thundermother Thunderpussy Thy Art is Murder Times of Grace Tin Machine Tinted Windows TMG TNT To Kill Achilles Toad the Wet Sprocket Todos Tus Muertos Tokyo Dragons Tokyo Motor Fist TOKYO ZAWINUL BACH Tom Keifer Tom Misch Tom Morello Tomahawk Tommy Lee Tommy's Rocktrip Tony MacAlpine Tony Martin Tool Toro Y Moi Torres Tortoise Toto Touché Amoré Towers of London Traening Train Trapped Under Ice Travis Treatment, the TREEBERRYS Tribulation TRICERATOPS Trivium Trixter Turbulence Turmion Kätilöt Turnstile Twenty One Pilots Twisted Sister Two (2wo) Two Door Cinema Club Two Lone Swordsmen Tycho Tygers of Pan Tang Tyketto U.D.O. U2 UA UFO Ugly Kid Joe Ultraphonix Ultraísta Umbra Vitae Underoath Underworld Unearth United Unkle Uriah Heep Used, the UVERworld Vader Vain Van Halen Vandenberg Vandenberg's Moonkings Veil of Maya Velvet Revolver Venom Venom Prison Verve, the Vexed Vibrators, the Vicious Rumors Vince Neil Vinnie Vincent Invasion Violette Wautier Vivian Campbell Vixen Voivod Vola Volbeat Volumes VOW WOW VV (Ville Valo) w-inds. W.A.S.P. Wage War Waltari WANIMA Wardruna Wargasm (UK) Warrant Warrior Soul Waterparks Wavves Wear Your Wounds Weeknd, the Weezer Wet Leg Wham! Wheatus While She Sleeps White Lion White Stones White Stripes, the Whitechapel Whitesnake Who, the Wig Wam Wildhearts, the Wilko Johnson Willard, the Willow Winery Dogs, the Winger Wings Witch Witherfall Within Temptation Wombats, the Wrench W(ダブルユー) X JAPAN XG Xibalba Y&T Yeah Yeah Yeahs Year of the Knife Yellow Magic Orchestra YELLOW MONKEY, THE Yes Yngwie Malmsteen YO-KING Yo-Yo's, the YOASOBI Yonaka You Me at Six YUKI Yumi Zouma Yungblud Yves Tumor Zakk Sabbath Zakk Wylde ZAZEN BOYS Zeal & Ardor Zeppet Store ZIGGY ZYX ZZ Top ×ジャパリ団 μ's ℃-ute →Pia-no-jaC← 「100番勝負」 「10年前」 「1年のまとめ」 「20年前」 「AIN'T IT FUN」 「CCCD」 「DJ / イベント出演」 「R.I.P.」 「アクセスランキング」 「アンケート」 「ゾ」 「ネットラジオ」 「フェス」 「仕事紹介」 「再結成」 「分析ネタ」 「平成の30枚」 「私的ベスト10」 「記事一覧」 「音楽配信」 あぁ! おとぎ話 からあげ姉妹 くるり こぶしファクトリー すかんち どうぶつビスケッツ×PPP ぼくのりりっくのぼうよみ ももいろクローバーZ ゆず ゆらゆら帝国 アイドルネッサンス アンジュルム イヤホンズ インビシブルマンズデスベッド ウマ娘 ウルフルズ エイプリルズ エレファントカシマシ カントリー娘。 カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。) カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。) カーネーション キタニタツヤ キュウソネコカミ キリンジ ギターウルフ クマリデパート クラムボン クリープハイプ クレイジーケンバンド グループ魂 ゲスの極み乙女。 コンタクト サザンオールスターズ サバシスター サンボマスター サ上と中江 ザ・クロマニヨンズ スカート スガ シカオ スタァライト九九組 スチャダラパー ストレイテナー スネオヘアー スピッツ スーパーカー ソニン タンポポ チャットモンチー トリプルファイヤー ドレスコーズ ナンバーガール ニューロティカ ハナレグミ ハロー!プロジェクト ヒプノシスマイク ピーズ, The フィッシュマンズ フィロソフィーのダンス フジファブリック フラワーカンパニーズ フランシュシュ プッチモニ マキシマム ザ ホルモン ミドリ ミニモニ。 ムーンライダーズ メロン記念日 モーニング娘。 モーニング娘。おとめ組 モーニング娘。さくら組 ユニコーン ラストアイドル ラブライブ! ラブリーサマーちゃん レミオロメン ロッカーズ ロマンポルシェ。 三浦大知 中島美嘉 中村一義 中村佳穂 中澤裕子 乃木坂46 乃紫 乙女新党 人間椅子 伊藤美来 佐野元春 八代亜紀 凛として時雨 加藤いづみ 勝手にしやがれ 原田知世 吉井和哉 吉川晃司 和田彩花 坂本真綾 堂島孝平 夢眠ねむ 大塚愛 大槻ケンヂ 大江慎也 太陽とシスコムーン(T&Cボンバー) 奥田民生 奮酉 女王蜂 如月レオン 宇多田ヒカル 安倍なつみ 安全地帯 寺嶋由芙 小沢健二 小泉今日子 尾崎豊 岡村靖幸 岡村靖幸と石野卓球 左とん平 市井紗耶香 布袋寅泰 平井堅 後浦なつみ 後藤真希 忌野清志郎 怒髪天 惑星 折坂悠太 押尾コータロー 推定少女 揺らぎ 斉藤和義 斉藤壮馬 新垣結衣 日向坂46(けやき坂46) 日暮愛葉 星井七瀬 星屑スキャット 星野みちる 星野源 春ねむり 暴動クラブ 曽我部恵一 月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 有村竜太郎 朝霧 Jam 木村カエラ 東京スカパラダイスオーケストラ 東京事変 東京女子流 松浦亜弥 松田聖子 柴田淳 桑田佳祐 森七菜 森重樹一 椎名林檎 椿屋四重奏 楠木ともり 櫻坂46(欅坂46) 氣志團 水曜日のカンパネラ 水瀬いのり 氷室京介 永井ルイ 沢田研二 浅井健一 浜崎あゆみ 浜田麻里 渋さ知らズ 片平里菜 玉置成実 玉置浩二 田中フミヤ 真心ブラザーズ 矢口真里 石川梨華 砂原良徳 私立恵比寿中学 筋肉少女帯 米津玄師 結束バンド 絢香 羅針盤 美勇伝 花冷え。 菊地成孔 藤本美貴 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 道重さゆみ 遠藤ミチロウ 金子ノブアキ 銀杏BOYZ 阿部真央 陰陽座 離婚伝説 電気グルーヴ 鞘師里保 頭脳警察 飯田圭織 齋藤飛鳥 10-FEET 1975, the 2 Many DJ's 22-20s 22/7 3 Colours Red 3 Doors Down 3rd Secret 3776 44MAGNUM 54-71 9mm Parabellum Bullet

カテゴリー