カテゴリー「1974年の作品」の11件の記事

2019年9月10日 (火)

UFO『PHENOMENON』(1974)

1974年5月リリースの、UFO通算3作目のオリジナルアルバム。Chrysalis Records移籍第1弾アルバムであり、初めてアメリカでチャートイン(202位)を果たした、バンドにとって本格的な第一歩となった1枚です。

本作からギターがミック・ボルトンから、ドイツ出身のマイケル・シェンカーに交代。ドイツではSCORPIONSの1stアルバム『LONSOME CROW』(1972年)でレコードデビューを果たしていたものの、世界的にみれば完全に無名の新人だったシェンカー。当時はまだ19歳と早熟でしたが、本作では早くもその才能とセンスをソングライティング&ギタープレイ面で発揮しております。

TEN YEARS AFTERのベーシストだったレオ・ライオンズをプロデューサーに迎えた本作。大半の楽曲をシェンカーとフィル・モグ(Vo)が手がけており、それもあってか、過去2作の雰囲気とは異なるものへと変化・進化しています。オープニング2曲(「Too Young To Know」「Crystal Light」)でこそサザンロック調の緩やかなロックが奏でられていますが(ちなみに「Too Young To Know」はピート・ウェイ(B)とフィルのよるもの)、3曲目「Doctor Doctor」で空気が一変。哀愁漂うスローなイントロから、最高にカッコいいハードロックサウンドとメロディアスなギターフレーズでドラマチックな展開を作り上げていきます。やっぱり何度聴いてもシビれるわ、この曲は。

単なるブルースロックとは一線を画するスローな「Space Child」を経て、アナログA面ラストを飾る「Rock Bottom」で一気にテンション爆上げ。シンプルなギターリフですが、だからこそのカッコよさがあるわけで、そこにフィル&アンディ・パーカー(Dr)のスリリングなリズムが絡む。緩急の付け方も絶妙ですし、短いフレージングの中でもしっかり“泣いて”いるシェンカーのソロプレイも最高の一言。曲が進むにつれて高揚感も増していくアレンジ含め、文句なしの1曲です。

「Doctor Doctor」と「Rock Bottom」という突出した2曲に目が行きがちな本作ですが、後半(アナログB面)も聴きどころが多いんですよ。メンバー4人の曲作による「Oh My」のタイトさ、シェンカーのアコースティックギターを堪能できる「Time On My Hands」、ハウリン・ウルフなどで知られるウィリー・ディクソン作「Built For Comfort」のヘヴィなカバーバージョン、シェンカーのメロウなプレイを思う存分に味わえるインスト「Lipstick Traces」、シェンカーのギターはもちろんですがピートのベースプレイにも注目な「Queen Of The Deep」と、前半以上にバラエティに富んだ良曲が揃っているのですから。

単なるブルースロック/ハードロックとも異なる“泣き”の要素は、ジミー・ペイジLED ZEPPELIN)ともリッチー・ブラックモア(DEEP PURPLE)とも異なるもの。これがシェンカーのドイツというルーツによるものなのかはわかりませんが(いや、そうなんだろうけど)、間違いなくシェンカーの加入がバンドを良い方向に導き始めたことだけは理解できると思います。ライブ作品やベスト盤ではなくスタジオ作品からちゃんと追いたいというリスナーは、まず本作を入門編として手に取ってみてはいかがでしょう。

 


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2019年7月21日 (日)

NEW YORK DOLLS『TOO MUCH TOO SOON』(1974)

1974年5月に発表された、NEW YORK DOLLSの2ndアルバム。

セルフタイトルアルバムで華々しいデビューを飾った……ものの、そのヴィジュアルやチープな演奏により“まがいもの”扱いされていた彼ら。トッド・ラングレンのプロデュースも今でこそトピックとなり得ますが、当時はどこまでの話題性があったのか……。

で、前作から10ヶ月というスパンで発表された本作ですが、ここで一気に確変が起こるんです。不思議なことに。

全10曲中カバーが4曲。前作では1曲のみだったので、急にカバーが増えたことに不安を覚えますが、ここでは気にしないことにします。だって、どれも出来が良いんですから。

このアルバム、とにかくリズムがヘヴィなんです。70年代のグラムロックというとリズム隊のサウンドがチープで、今の耳で聴くと「もうちょっとどうにかならんかったのか?」と思わずにはいられないのですが、このアルバムに関してはそういった心配はゼロ。だってこれ、グラムロックというよりもハードロックのそれですからね、音の太さでいったら。

で、そのヘヴィさはギターにも言えることでして。1stアルバムのサウンドプロダクション、あれはあれで悪くなかったんですけど、本作を聴いてしまうと物足りなさを感じてしまうところもあります。

実は僕、NEW YORK DOLLSの作品に触れたのはこの2ndアルバムからなんです。当時はあまりグラムロックという感覚がなく、「AEROSMITHの初期の作品みたいだな」と思っていたくらいですから。ですから、そこから数年後に1stを聴いたときは「……ん?」と思ったものです。

まあサウンドについてはここまでにしておいて。肝心の楽曲についてですが、オリジナル6曲の大半がデヴィッド・ヨハンセン(Vo)&ジョニー・サンダース(G)によるもの(4曲。ほかの2曲はジョニー単独とデヴィッド&シルヴェイン・シルヴェイン(G)によるものです)。で、どれも悪くないし、正直1stアルバム収録の名曲たちにも負けていない。オープニングの「Babylon」から、GUNS N' ROSESもカバーしたラストの「Human Being」まで捨て曲なし。そりゃカバー曲多いもんね、なんて嫌味は言わない(個人的には、ジョニーが歌う「Chatterbox」がお気に入りです)。

で、カバーが多いからなのかどうかは別として、とにかく楽曲の幅が前作以上に広がっている。グラマラスなロックンロールから前のめりなパンクロック、ハードロック、ポップ色の強いスタンダードナンバー……「Bad Detective」でアジアンテイストあふれるギターフレーズが飛び出せば、「Stranded In The Jungle」では文字通りのジャングルビートまで取り入れている。リズム面での遊びが増えたぶん、聴いていて本当に飽きないんです。そういった点を踏まえて、NEW YORK DOLLSで最初に聴くべきアルバムってこの『TOO MUCH TOO SOON』かもしれませんね。

そういえば、このアルバムを初めて触れたあとにリリースされたZIGGYの2ndアルバム『HOT LIPS』(1988年)を聴いたとき、その元ネタの数々に気づいて思わずニヤリとしたこと、今でもよく覚えています(笑)。

 


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2019年7月 2日 (火)

BAD COMPANY『BAD COMPANY』(1974)

FREEのポール・ロジャース(Vo)&サイモン・カーク(Dr)、元MOTT THE HOOPLEのミック・ラルフス(G)、元KING CRIMSONのボズ・バレル(B)によって結成されたBAD COMPANYによる、1974年6月発売のデビューアルバム。

今でいう“スーパーバンド”のはしりですよね、これ。しかも、リリース元はLED ZEPPELINが設立したSwan Song Recordsで、全米1位/全英3位まで上昇。アメリカでは500万枚を超えるセールスを記録し、「Can't Get Enough」(全米5位/全英15位)、「Movin' On」(全米19位)というヒットシングルも生まれている。どちらかというと、本国イギリスよりもアメリカでのウケが良かったんですね。

FREEではアメリカでもそこそこのヒットを飛ばしていたポール・ロジャースですが、このBAD COMPANYを通じてその歌唱力・表現力の高さを幅広い層にまで届けることに成功。彼のキャリアを通じても最大のヒット作となっているだけに、ポールを語る上では欠かせない1枚と言えるでしょう。

FREEのように楽器隊がテクニカルで主張が強いわけではない、あくまでキャッチーな楽曲をポールという稀代のシンガーが歌い、楽器隊はそれを前面に打ち出すためにバックに徹する。このアルバムにはそういう印象が付きまとっており、個人的には初めてきいた10代後半にはそこまで響かない作品でした。

その中でプレイヤー陣が強い主張を出していない、なんならシンガーもそこまで強く自身を誇示していない。そんなだから、一聴しただけでは曲が素晴らしいだけで終わってしまう。が、聴き込めば聴き込むほどにご理解いただけると思うのですが、実は1曲1曲に隙がないんですよね。無駄に完成度が高い。ソウルやブルースをベースにしたロック/ハードロックって、どうしても過剰に歌い上げたり、ギターが泣きまくったりすることが多いんですが、ここではそういった自己主張が皆無。とにかく曲の素晴らしさをアピールすることに専念している。このある意味でのクセのなさが、幅広い層にまで行き届く結果につながった……と考えることはできないでしょうか。

要するに、純粋なポップソングと同じ域にまで到達させることができたという表れだと思うんですよね。ただ、一方でメンバーが過去に在籍したアクの強いバンド群との比較で、より地味に見えて/聴こえてしまった。デビュー作からの大成功はラッキーでしたが、と同時に最大の失態も犯してしまっていた。難しいですね。

先にも挙げたように、曲は文句なしに素晴らしいです。MOTT THE HOOPLEのカバーでもある「Ready For Love」、僕はバドカン・バージョンのほうが好きですし、シングルカットされた2曲や「Bad Company」、そしてソウルフルな「The Way I Choose」など、どれも出来が素晴らしい。で、ここでの経験を経てバンドらしさをより強く打ち出したのが、次作『STRAIGHT SHOOTER』(1975年)という最高傑作なのかなと思います。こちらの作品については、また別の機会に。

 


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2019年5月27日 (月)

KING CRIMSON『RED』(1974)

1974年10月にリリースされた、KING CRIMSONの7thアルバム。ロバート・フリップ(G)、ジョン・ウェットン(Vo, B)、ビル・ブルーフォード(Dr)のトリオ編成を軸に、デヴィッド・クロス(Violin)、メル・コリンズ(Sax)、イアン・マクドナルド(Sax)などをゲストに迎えた、70年代クリムゾンのラスト作となります。

前作『STARLESS AND BIBLE BLACK』(1974年)から約半年という短いスパンで発表された本作ですが、リリース時点ですでに解散を発表済み。バンドの終焉を感じさせるメランコリックな楽曲(「Fallen Angel」「Starless」)も用意されているものの、本作で注目される機会が多いのはタイトルトラック「Red」や「One More Red Nightmare」といったヘヴィな作風の楽曲でした。

特に「Red」は歪みまくったギターサウンドを用いたヘヴィなリフを用いた、重厚感のあるミドルナンバーで、それまでのクリムソンとは一線を画する1曲と言えます。しかも、約6分半におよぶこの曲はボーカルなしのインストゥルメンタルナンバー。ドラマチックとは言い難い不穏な展開を含め、クリムゾンのメタルサイドなんて声もよく耳にします。そしてこの曲、90年代のクリムゾンサウンドの指針になっているはずで、これがなかったらあのダブルトリオ編成で奏でるメタリックなサウンドは生まれなかったのではないか、そう思っております。

また、「One More Red Nightmare」は「Red」にも通ずるヘヴィなリフを用いているものの、ボーカルが入ると急にキャッチーさが増す異色の1曲。プログレだとかメタルだとかカテゴライズが難しいものの、その後のロックに多大な影響を与えたことは間違いありません。

かと思えば、8分にもおよぶインプロビゼーションが繰り広げられる「Providence」という彼ららしい1曲も用意。この曲はライブテイクをそのまま使っているようで、バンドとデヴィッド・クロスのバイオリンとのセッションからはほかのスタジオテイクとは異なる緊張感を味わうことができます。

そして、叙情性の強い歌モノ2曲(「Fallen Angel」「Starless」)のうち、特に「Starless」は初期の「Epitaph」「The Court Of The Crimson King」(ともに1stアルバム『IN THE COURT OF THE CRIMSON KING』収録)にも匹敵する名曲。前半のドラマチックな泣メロと、後半の即興演奏を含む展開という12分にもおよぶ2部構成は、これぞクリムゾンと胸を張って言えるもの。ある種の集大成感も漂っております。

全5曲で約40分。6分以下の楽曲が皆無という“プログレあるある”作品の代表的な1枚ですが、1stアルバム同様に初心者も入っていきやすい内容ではないでしょうか。特に楽器の経験があるリスナーなら、ここで展開されているプレイは存分に楽しめるはず。聴けばこれが45年前のアルバムだなんて、とても信じられないと思いますよ。

ご存知のとおり、クリムゾンの諸作品はデジタル配信およびストリーミング配信がされておらず、まもなく海外ではサブスクリプションサービスでの配信がスタートするという話もあります。日本ではまだまだ先のようですが、こういった名盤が誰でも手軽に楽しめるようになると、今みたいなカルト的人気とはまた異なる広まり方もするのでは……なんて思うのですが、いかがでしょう。

 


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2018年11月21日 (水)

QUEEN『SHEER HEART ATTACK』(1974)

QUEENが1974年11月(日本では同年12月)にリリースした通算3作目のスタジオアルバム。『QUEEN II』(1974年)から8ヶ月という短いスパンで発表され、前作のスマッシュヒット(全英5位)も後押し、また先行シングル「Killer Queen」の大ヒット(全英2位)もあって、イギリスで最高2位まで上昇する代表作となりました。本作からはこのほかにも「Now I'm Here」(全英11位)のヒット曲も生まれ、アメリカでもアルバムは最高12位を記録(シングル「Killer Queen」も全米12位のヒット曲に)。本作を携え、1975年春には初の来日公演も実現しています。

前作ではプログレッシヴなハードロックをよりコンセプチュアルに煮詰め、また多重録音による“QUEENらしさ”を確立させることで、1stアルバム『QUEEN』(1973年)にあった“先人たちの亜流”的な評価を払拭することに成功。しかし、バンドは『QUEEN II』を同じことを続けるのではなく、その個性をさらに独特なものへと昇華させます。

スタジオ録音らしい多重録音は本作でも健在ですが、今作ではそこにより強いライブ感が加わり、ロックバンドとしてのストロングスタイルと、本来持ち合わせているポップセンス、そしてクラシックなど古典音楽への傾倒など、さまざまな音楽要素がバランスよく混在。オープニングの「Brighton Rock」や「Now I'm Here」ではドライブ感のあるハードロックサウンドを聴かせつつ、前者ではブライアン・メイ(G, Vo)がディレイを多用した津軽じょんがら風ギターソロを披露しています。

かと思えば、フレディ・マーキュリー(Vo, Piano)による英国出身らしいクラマラスなポップソング「Killer Queen」もある。さらに、ロジャー・テイラー(Dr, Vo)作の「Tenement Funster」、フレディ作「Flick Of The Wrist」「Lily Of The Valley」と組曲のような構成で、前作で得た武器を最大限に生かしている。

アルバム後半でもより際立つ個性を見せており、フレディ作のドラマチックな「In The Lap Of The Gods」、METALLICAものちにカバーしている高速ハードロック「Stone Cold Crazy」、ブライアン作のピアノバラード「Drea Friends」からジョン・ディーコン(B)作のキャッチーな「Misfire」、フレディ作の軽やかなロックンロール「Bring Back That Leroy Brown」と1〜2分程度の短尺曲が立て続けに並び、ブライアンが自らボーカルを担当するスローナンバー「She Makes Me (Stormtrooper in Stilettoes)」から「In The Lap Of the Gods... Revisited」というコンセプチュアルな展開で締めくくり。約40分、あっという間に聴き終えてしまう1枚なのですよ。

どの曲も非常に個性豊かで素晴らしく、まさに“これぞQUEEN”と呼べるものばかり。我々の知るQUEENはここでまず完成されたと言っても過言ではありません。

そして、ジョン・ディーコン作の楽曲が初めて収録されていることにも注目しておかなければなりません。4人の優れたソングライターの才能がここで開花したという点でも、本作は真の意味でのデビューアルバムと言えるのではないでしょうか。

本作がなかったら、代表曲「Bohemian Rhapsody」を含む次作『A NIGHT AT THE OPERA』(1975年)は生まれなかったはずですから。個人的にもアルバム単位で3本指に入るくらい好きな1枚です。



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2018年11月 5日 (月)

QUEEN『QUEEN II』(1974)

1974年3月にイギリスでリリースされた、QUEENの2ndアルバム。アメリカでは本国から1ヶ月遅れの同年4月、日本では3ヶ月遅れの6月に発売されています。

デビューアルバム『QUEEN』(1973年)はレコーディングからリリースまでに1年以上の遅れが生じ、発売された1973年夏にはすでに彼らの中では“古い”ものとなっていました。それもあってか、QUEENは1stアルバム発売直後の1973年8月からこの2ndアルバムのレコーディングを開始。結局、本作も完成からリリースまでに7ヶ月を要する結果となりましたが、「Seven Seas Of Rhye」のシングルヒット(全英10位)も手伝い、アルバム自体も全英5位まで上昇。大ブレイクの地盤を作ることになります。

このアルバムは“White Side”と題されたアナログA面(M-1「Prosession」からM-5「The Loser In The End」まで)と、“Black Side”と称するアナログB面(M-6「Ogre Battle」からM-11「Seven Seas Of Rhye」まで)で構成されたコンセプトアルバムの一種。“White Side”はブライアン・メイ(G, Vo)の楽曲が中心で(5曲中4曲がブライアンの手によるもの。残り1曲「The Loser In The End」のみがロジャー・テイラー作)、“Black Side”はすべてフレディ・マーキュリー(Vo, Piano)による楽曲とカラー分けがされており、前作『QUEEN』にあったプログレッシヴなハードロック色をより推し進めたものになっています。

また、楽曲自体も1曲1曲が単独で成り立つというよりは数曲からなる組曲的作風が強調され、その後のQUEENの諸作品に通ずるスタイルがここで早くも確立されています。

ボーカル面でも、“White Side”では「Some Day One Day」をブライアンが、「The Loser In The End」をロジャーがそれぞれ単独で歌唱しており、“Black Side”では「The March Of The Black Queen」にてフレディとロジャーのデュエットを聴くことができます。このへんでも、次作以降の布石ができあがったと言えるでしょう。

内容に関してはもはや何も言うことはない、ってくらいに完璧な仕上がり。デビューアルバムで試みたことの完成形がここで展開されており、それでいて新たな可能性も見え始めている。本作を基盤に、QUEENは次作以降音楽的拡散を続けていくわけです。

“White Side”の「Father To Son」、“Black Side”の「Ogre Battle」と両サイドを代表する楽曲がそれぞれ冒頭(“White Side”はインスト小楽曲「Procession」に続いてですが)に置かれているという点も、本作を語る上では非常に重要なことかもしれません。かのアクセル・ローズ(GUNS N' ROSES)は「俺が死んだらこのアルバムを棺桶に入れてくれ」と言ったそうですが、それくらいあの人にも衝撃や大きな影響を与えた作品。曲単位ではなく、あくまでアルバム通してじっくり味わってほしい、そんな1枚です。



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2018年10月26日 (金)

KISS『HOTTER THAN HELL』(1974)

デビューアルバム『KISS』(1974年)から8ヶ月という短いスパンで発表された、1974年10月発売のKISSの2ndアルバム。前作同様ケニー・カーナー&リッチー・ワイズがプロデュースを手がけているのですが、全体的に軽快な作風だった前作よりも重みのあるサウンドに仕上げられています。

前作はポップでキャッチーなロックンロールがベースにある楽曲が多かったものの、本作はよりタフでハードなノリの楽曲が増えています。エース・フレーリー(G, Vo)作の「Parasite」やジーン・シモンズ(Vo, B)による「Goin' Blind」「Watchin' You」などがその最もたる例と言えるでしょう。

また、全体を通してジーンが10曲中5曲でリードボーカルをとっていることも、ヘヴィさに多少なりとも影響しているのかもしれません。ポール・スタンレー(Vo, G)は以外にも3曲(「Got To Choose」「Hotter Than Hell」「Comin' Home」)しか歌っておらず、残り2曲(「Mainline」「Strange Ways」)はピーター・クリス(Dr, Vo)がリードを担当。以降の作品にも言えますが、ジーンが歌う曲が多いアルバムって作風的に重くなりがちなので、本作はそういった意味ではその先駆け的1枚かもしれませんね。

それもあるのでしょうか、本作は90年代に入ってからグランジ/ヘヴィロック系バンドから高く評価されていたような印象があります。「Let Me Go, Rock 'n' Roll」みたいにKISSのパブリックイメージまんまな楽曲もあるものの、本作でやっぱり印象に残るのは先の「Parasite」や「Goin' Blind」「Hotter Than Hell」「Watchin' You」だったりするのですから。グランジのルーツなんていうのも頷ける話です。

とはいえ、KISS史の中では本作ってそこまで人気の高い1枚とはいえず、人気曲の多いデビューアルバムや、「Rock And Roll All Nite」を生み出した次作『DRESSED TO KILL』(1975年)と比較すると地味と言わざるを得ません。まあ、地味だからこそ玄人好みするというのもありますけどね。

あと、本作は現在の“耳”で聴くと非常にこもった音質に感じられます。『KISS』も『DRESSED TO KILL』も、もうちょっと抜けがよいだけに、それらに挟まれた本作は余計にこもった感が強い気がしてしまうんです。ダークさ、ヘヴィさを演出するという点においては、そこが功を奏している気がしないでもないですが……もうちょっとクリアな音で鳴らされたとき、この楽曲群のイメージがどう変わるのかも興味深いところです。



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2018年3月 2日 (金)

DEEP PURPLE『BURN』(1974)

DEEP PURPLEが1974年初頭にリリースした、通算8作目のスタジオアルバム。イアン・ギラン(Vo)、ロジャー・グローヴァー(B)の脱退を経て、新たにデヴィッド・カヴァーデイル(Vo)とグレン・ヒューズ(B, Vo)を迎えた、俗にいう第3期編成として初めて制作されたのが本作です。本国イギリスでは最高3位、アメリカでも最高9位まで上昇するヒット作となり、「Might Just Take Your Life」(全英55位、全米91位)、「Burn」(全米105位)という、小さいながらもシングルヒットも生まれました。

第3期パープル最大の武器は、イアン・ギラン以上に歌えるシンガーが2人も加入したということ。当時無名の新人だったブルージーな声の持ち主カヴァーデイル、そしてプログレ色の強いファンクロックバンドTRAPEZEとしてある程度知られていたソウルフルな歌声のグレンの加入は、バンドの音楽性にも大きな影響を及ぼします。

アルバムタイトルトラック「Burn」こそバッハなどクラシックの手法(コード進行など)を用いたリッチー・ブラックモア(G)の王道スタイルですが、続く「Might Just Take Your Life」のR&Bからの影響を感じさせる曲調、アップテンポのハードロックスタイルながらも2人のシンガーの歌声が絡み合うことでソウルフルさを増す「Lay Down, Stay Down」、ブルースフィーリングにあふれたファンクロック「Sail Away」と、ギラン時代の第2期パープルと比べるとかなり“黒く”なっていることに気づかされます。

アルバム後半もとにかく聴きどころ満載で、ファンキーなギターリフとパーカッシブなリズムが気持ちいい「You Fool No One」、従来のパープルらしさで成り立っているはずなのに歌い手が変わるとここまで雰囲気が変わるかという「What’s Going On Here」、リッチーは初期RAINBOWで、カヴァーデイルもWHITESNAKEでカバーしたプログレッシヴなブルース「Mistreated」、エンディングにふさわしいインスト「”A”200」と全8曲、するっと聴けてしまいます。

本作はどうしてもタイトルトラックの名リフおよびクラシカルなプレイが注目されがちですが、本作のキモはそこではなく、むしろ2曲目以降であることを、声を大にして伝えたい。みんな1曲目の印象で聴こうとするから、以降の曲調の違いに落胆するわけですもんね。

あと、日本のHR/HMファン的にはタイトル曲が某メタル誌の名前に用いられたこともあって、いろいろ複雑な思いを抱えている人もいるのかなと……リフを聴くと、ラジオCMや『PURE ROCK』でのテレビCMを思い出して苦笑いしてしまったり(思いアラフォー以上の世代の話ですが。苦笑)

まあ、冗談はともかく。リッチーがパープル在籍時、最後に本気を出したアルバム。その気合いの入りっぷりをご堪能あれ。あと、カヴァーデイルは近年、本作収録曲の多くをカバーした『THE PURPLE ALBUM』(2015年)とか出しちゃってるけど、まずはこっちから聴くことをオススメします。



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2018年2月 2日 (金)

KISS『KISS』(1974)

アメリカ本国で1974年2月に発売された、KISSの記念すべきデビューアルバム。もともとKISSはポール・スタンレー(Vo, G)とジーン・シモンズ(Vo, G)が在籍したWICKED LESTERというバンドが前身としてあり、そこにエース・フレーリー(G, Vo)、ピーター・クリス(Dr, Vo)という“歌えるプレイヤー”を迎えたことで完成。『WITH THE BEATLES』をパロッたデビューアルバムのジャケットからもわかるように、“ハードロック版ビートルズ”をどこかで目指していたところがあったんでしょうね。

今でこそハードロックの権化だとかグランジの元祖だとかいろいろ言われていますが、このアルバムで展開されているのは若干ハードだけど軽やかなロックンロール。ジョン・レノンポール・マッカートニーのように、大半の楽曲でポール・スタンレーとジーン・シモンズがメインボーカルを務め、2人のツインボーカルがあったり4人のハーモニーがあったり、さらにピーター・クリスもいい味わいの歌声を聴かせてくれたりと、それ以前のハードロックバンドでは考えられないフレキシブルなボーカルスタイルを見せてくれます(初期の時点ではエースはまだ歌ってないわけですね)。

それにしても、こうやって曲目を眺めてみると「Strutter」「Firehouse」「Cold Gin」「Deuce」「Black Diamond」などなど、今でもライブで披露される機会の多い楽曲ばかり。つまり、KISSにとっては変わらぬ原点なわけですね、このアルバムは。もちろん、その都度その都度で軸になるアルバムというのは他にも生まれてはいますが、最終的にはここにたどり着く、そういう帰着点でもある。それはKISSというロックバンドにとってだけでなく、多くのロックバンドにとっても原点回帰的重要さを持つ1枚と言えるかもしれません。それくらい、「演奏がシンプルでカッコイイ」「メロディとハーモニーがキャッチー」「キャラの立つ歌声」など参考になるポイントが多いのですから。

ちなみに本作には「Love Theme From Kiss」というインストナンバーもあれば、それに続くハードブギー「1000,000 Years」もあり(後半のギターソロのカッコ良さといったら!)、そこから強弱がしっかりしたアレンジの「Black Diamond」(かつてYOSHIKIもクラシックアレンジでカバーしましたが、完全にX JAPAN「紅」などの雛形となった1曲ですよね)へと続く最高の流れが終盤に待ち構えています。軽やかな前半とは一線を画するヘヴィな後半は一聴の価値が大アリ。たった35分という短い時間の中にロックバンドのカッコ良さが凝縮された本作を聴かずして、KISSの魅力は語れません。

AEROSMITHがルーツロックからの影響を色濃く表したデビュー作だったのに対し、KISSはポップさをとことん追求しているあたり、両者のカラーの違いが1stアルバムの時点で浮き彫りになっているのも面白いところです。



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2004年3月 3日 (水)

AEROSMITH『GET YOUR WINGS』(1974)

AEROSMITHが1974年に発表したセカンドアルバム。ファーストからのシングル「Dream On」が全米チャート・トップ100に入る小ヒットを記録したことから、レコード会社はセカンドアルバムを勝負作と考え、プロデューサーに当時アリス・クーパーの諸作品で既に成功していたボブ・エズリンを起用。ボブはKISSやPINK FLOYD等で知られている通り、緻密に作り込まれた作品を得意とする人。しかし当時のエアロは「よりシンプルに、よりストレートにロックした」作品を目指していたため、意見の食い違いが生じ、結局バンド側の意向を汲んだボブが身を引き、代わりにジャック・ダグラスを紹介。ここでの出会いが、後の名盤連発へと繋がるのでした。

■全曲解説■

●M-1. Same Old Song And Dance
アルバムからのシングルとなった、小気味良いシャッフルナンバー。軽快そうな印象なんだけど、意外とリズムが重い。そう、これがファーストとの大きな違い。ストレートで軽い印象があったファーストと比べ、全体的にどんより且つドッシリしてるリズムがこのアルバムの肝だと思ってます。勿論それだけじゃないですけどね。ポップで親しみやすいメロディを持ちながらも、演奏は結構重いという、後の彼らのプロトタイプとなった1曲かも。途中から被さるブラスもいい味出してますしね。

●M-2. Lord Of The Thighs
イントロでのヘヴィで、いろんなエフェクトをかけたギターと、ピアノの音色が印象的なミドルチューン。とにかくヘヴィ。スティーヴン・タイラーの、低音から高音へとどんどんキーが高くなっていくメロディの流れが絶妙。とにかくただひたすらカッコいい1曲。『GET A GRIP』ツアーまではよく演奏されてましたが‥‥また聴きたいですね。

●M-3. Spaced
一聴して地味な印象が強い曲だけど、メロディやコード進行、中盤での展開には非凡で光るものが感じられる不思議な曲。ちょっとソウルっぽい印象もありますよね。ギターサウンドも面白い音色を使っていて、本当にライヴを意識した作品なのかどうかはちょっと疑問。だって所々、ボブ・エズリンっぽいアイディア満載だし。アドバイスくらいはしたのかな?

●M-4. Woman Of The World
これまた重いリズムを持ったヘヴィーロック。イントロでのアコギのアルペジオや、ミドルテンポで始まって、途中でアップテンポにシフトチェンジして、また元に戻るという展開が面白い(ちょっとFACESの「Stay With Me」っぽい?)1曲で、とにかくギターのフレーズ/重ね方が凝ってる。ライヴでは殆ど演奏される機会がないだろけど、今だからこそやって欲しい、意外性の1曲。

●M-5. S.O.S. (Too Bad)
イントロのリフがカッコいい、ソウルフルなロックチューン。『LIVE BOOTLEG』での名演が有名だけど、このスタジオバージョンもただただカッコいい。やはりこのアルバムって、ギターのアンサンブルに時間をかけてるんだよね。リフやバッキングひとつ取っても、とにかくひとつの曲にいろんなフレーズが出てくる。シンプルを目指したはずなんだけど、実はかなりプログレッシヴな曲が多いのもこのアルバムの特徴。そんな中でこの曲は一番シンプルなんだよね(唯一の2分台ってこともあるしね)。一度でいいからライヴで聴いてみたい1曲。

●M-6. Train Kept A Rollin'
もはや説明はいらないでしょう。原曲以上に「エアロのバージョン」で有名になってしまったこの曲、元は1950年代のロカビリー・ナンバーなんですが、その後60年代にYARDBIRDSがカバー。このエアロ・バージョンはそのYARDBIRDSのバージョンを参考にしたと言われています。ライヴでのストレートなバージョンと違って、このスタジオテイクは2部構成。前半はミドルテンポのヘヴィなアレンジになっていて、これはこれでカッコいいのね。で、一旦終わったと思わせてからスタートする疑似ライヴテイク。こちらが現在でも演奏されているライヴバージョンの元。もはやロックンロールのスタンダードのひとつですね。このリフ、絶対に弾きたくなるもんね。

●M-7. Seasons Of Wither
アコギのアルペジオが印象的な、一風変わったバラード調ナンバー。バラードといっても「Dream On」とは対照的な、穏やかな流れで、途中で劇的に盛り上がるでもなく、どことなくサイケな雰囲気でゆったりと最後まで流れていくといった印象。俺、この曲がかなり好きでして。隠れた名曲揃いのセカンドの中でも一番好きな曲かも。ライヴ受けは悪そうだけどね。

●M-8. Pandra's Box
アルバムラストを飾るのは、ROLLING STONESの「Crazy Mama」を彷彿させる、ミドルヘヴィなロックンロール。やはりこの曲もリズムとリフが要。けど、ストーンズみたいにカラッとならず、どこかジメッとしててひねくれた印象が強いのが、エアロらしいというか、既にサードへの伏線を見せているんだよね。そういえばこの曲、珍しくクレジットにジョーイ・クレイマー(Dr)の名前が。リズム面でのアイディアが採用されてのことでしょうか。この曲でもピアノとかブラスが大活躍してて、とにかくゴージャス。

■総評■
ファーストが「ガレージロック」風な色合いが強いブルーズロックだとしたら、このセカンドは「サイケ」風ヘヴィロックンロールといった感じでしょうか。エアロの作品の諸作品の中でも特に地味な印象が強いこのアルバム、実は隠れた名盤としてフェイバリットに挙げる人が意外と多いのも事実。実際、俺にとってこの『GET YOUR WINGS』って、ストーンズにおける『BLACK AND BLUE』みたいな1枚なんだよね。実は凄いことやってるんだけど、全然そういうふうには聴こえない、非常に損な役回りの1枚。みんな騙されるなよ!?

「よりシンプルに、よりストレートにロックした」作品を目指したはずが、いざ完成してみれば、ライヴで再現できないくらいギターを重ねてみたり、転調/展開が多い曲調だったり、メンバー5人以外のサポートメンバー(ピアノやブラス隊)を積極的に導入してみたりと、考えようによっては続く3作目への伏線が見え隠れし、そういう意味では「サードへのプロトタイプ的」作品と呼べなくもないですね。けど、決定的な違いはリズム感。とにかく重い。この重さは後に『ROCKS』というアルバムで再び再現されるのですが、本当にこれがあのファーストを作ったのと同じバンドか?と疑ってしまう程の成長が伺えます。エアロに手を出す時、まぁまず最初に聴くべき作品ではないものの、深く付き合ってしまうとたまらなく魅力的に思える、そんなアルバムです。



▼AEROSMITH『GET YOUR WINGS』
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