カテゴリー「1979年の作品」の13件の記事

2020年1月16日 (木)

LED ZEPPELIN『IN THROUGH THE OUT DOOR』(1979)

1979年8月にリリースされたLED ZEPPELINの8thアルバム。

前作『PRESENCE』(1976年)から3年5ヶ月という、もっとも長いスパンを経て届けられた本作。もちろんその間には2枚組ライブアルバム『THE SONG REMAINS THE SAME』(1976年)の発売もありましたが、1977年夏のツアー中にロバート・プラント(Vo)の息子が亡くなったり、ジョン・ボーナム(Dr)が暴行事件で逮捕されたりと災難が続き、ツアーも途中でキャンセルに。一時代を築いたロックバンドは長きに渡り沈黙することになります。

その合間にはイギリスでのパンク・ムーブメント勃発もあり、ツェッペリンは完全に「過去のもの」として見なされるように。しかし、約1年の休止期間を経てバンドは再集結し、今後の方針をミーティング。秋にはついにレコーディングに突入することになります。

ジミー・ペイジ(G)完全主導で制作されたキーボードレスの“ギターアルバム”『PRESENCE』に対して、本作ではジョン・ポール・ジョンズ(B, Key)が大活躍。当時の最新鋭シンセサイザーを導入するなど、全曲でジョンジーのピアノやキーボードがフィーチャーされています。

また、作曲面でも全7曲中ジョンジーは6曲にクレジット。ペイジ&プラント単独で書かれたのは朗らかなカントリーロック「Hot Dog」のみ。全体的にもペイジのカラーは希薄で、初期〜中期のバンドが持っていた鋭角的なブルース・ハードロック色は完全に払拭されています。

それに取って代わったのが、サンバに加えて当時流行り始めていたテクノポップという、新境地的な要素。オープニングの「In The Evening」こそ多少エッジの効いたギターを楽しむことができますが、続く「South Bound Saurez」ではメインのリフを刻むのはピアノですし、続く「Fool In The Rain」もしかり。そこに先の「Hot Dog」が続くわけですから、緊張感みなぎる『PRESENCE』とはある種対極にある作風と言えるでしょう。

アルバム後半には10分を超えるテクノポップ的リフを持つ「Carouselambra」でバンドとしての新境地を見せつけ、プラントが亡き息子について歌ったバラード「All My Love」、ソウルフルなボーカル(特に終盤が圧巻!)が際立つ「I'm Gonna Crawl」と“大人になったツェッペリン”を全面的にアピール。パンク・ムーブメントと来たる新たなHR/HMムーブメントの間にこうした新機軸を打ち出したのは、バンドとしてもかなりの冒険だったのではないでしょうか。

結果的には翌年ボンゾが急逝したことで、本作が最後のオリジナルアルバムとなってしまいましたが、当時はここで終わるなんてこと誰も考えていなかったと思います。しかし、結果として「All My Love」や「I'm Gonna Crawl」のような“エモさ”で締めくくることになってしまった本作は、ボンゾの遺作という意味において冷静な判断を下し難い、非常に厄介な1枚となってしまいました。サウンド面での変化なども含めて、本作には手を出しにくいと思っている(いた)リスナー、少なくないんじゃないでしょうか(実際、僕もツェッペリンのカタログを聴き進める際、本作に手を伸ばしたのは本当に最後でしたから)。

正真正銘のラスト作として、数年後に未発表曲集『CODA』(1982年)を発表しているものの、やはりツェッペリンはここで終わった。本来ならジョンジーの新たな才能が開花した本作を経て、ここで抑えた分のペイジのアイデアも炸裂した、正真正銘の“LED ZEPPELIN第2章”が次作でスタートするはずだったんでしょうね……。たられば話を今さらしても後の祭りですが、実際どんな化学反応が起きたのか……我々の想像を絶するものになったかもしれないし、あるいは本作の延長でお茶を濁したのか。本当にどうなっていたんでしょうね?

 


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2019年12月28日 (土)

MOTÖRHEAD『OVERKILL』(1979)

1979年3月にリリースされたMOTÖRHEADの2ndアルバム。Discogsで調べると、日本盤は1981年に初めてLPが発表されたようです(1980年の4thアルバム『ACE OF SPADES』のヒットを受けて国内盤発売ということなんでしょうかね)。

MOTÖRHEADは1979年に2枚のアルバムを発表しており、まず3月にこの『OVERKILL』を、10月には早くも3rdアルバム『BOMBER』を立て続けにリリース。前者は全英24位、後者は12位とアルバムを重ねるごとに順位を挙げており、それが続く『ACE OF SPADES』での全英4位、およびライブアルバム『NO SLEEP 'TIL HAMMERSMITH』(1981年)の全英1位につながるのでしょうね。そういった意味では、この『OVERKILL』はブレイクへのきっかけを作った重要な1作ということになります。

オリジナル盤には全10曲を収録。オープニングを飾るタイトルトラック「Overkill」はライブ終盤でお約束として演奏される重要ナンバーのひとつで、特に終盤何度も繰り返されるエンディング(繰り返すごとに、どんどん速くなっていくプレイ)はライブならではの醍醐味としてよく知られています。

このほかにも「Stay Clean」や「No Class」「Damage Case」「Metropolis」など、活動後期までライブで頻繁に演奏された楽曲が多く含まれており、ベストアルバムを除けば彼らのオリジナルアルバムでは入門編として最適な1枚と言えるのではないでしょうか。

改めて聴き返すと、すでにこのアルバムの時点でいわゆる“MOTÖRHEADらしさ”は完成の域に達しています。レミー(Vo, B)の歪みまくったベースリフト“ファスト”・エディ・クラーク(G)の“アグレッシヴさとブルージーさを併せ持つ”ギタープレイの絡み、メタルというよりはパンクロックのような疾走感と破天荒さを持つフィルシー・“アニマル”・テイラー(Dr)のドラミングは奇跡と言わんばかりのバランス感で融合し、ひとつの集合体として成立している。この奇跡を味わいたいから、僕らはロックに夢を見て、ある種の盲信が進行していく……ここまで盲信されてくれる存在がすでに存在しないという事実、非常に悲しいです。

ヘヴィメタルやスラッシュメタルの元祖として消化されることの多い彼らですが、「Overkill」のようなファストナンバーを除けばその大半はロックンロールのマナーに乗っ取った非常にシンプルな構成の楽曲ばかり。その「Overkill」もアレンジこそメタリックですが、曲の構成自体はロックンロールそのまんまですからね。シンプルなものの強み、そしてシンプルな構成でいかに人を惹きつけることが難しいかを理解している彼らだからこそ、この音には説得力がそなわっているわけです。

……なんて書いたものの、やっぱり小難しいことを考えずに、爆音で流しつつ無心で楽しんでもらいたい。結局はそんなそんなシンプルな楽しみ方がお似合いな1枚です。

 


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2019年6月10日 (月)

JOY DIVISION『UNKNOWN PLEASURES』(1979)

JOY DIVISIONが1979年6月に発表したデビューアルバム。メンバーはイアン・カーティス(Vo)、バーナード・サムナー(G, Key)、ピーター・フック(B, Vo)、スティーヴン・モリス(Dr)の4人。当時全英アルバムチャートで71位を記録しています。

「Disorder」のようにスカスカのリズムの間を空間系のエフェクトをかけたギターが埋め尽くしたりする曲もあるものの、基本的には隙間だらけの非常にシンプルなバンドアンサンブルの中にひねくれたベースラインがうねうね歌ったり、効果音的にシンセを用いたりなどしたチープなサウンド。今の感覚で聴くと非常にスカスカだし、いくらリマスタリングされた音源(最新版は2007年リマスター)でも、さすがにオリジナルは40年前のものですからね。それなりのものだと理解してから触れてもらえればと(しかし、このチープさが最終的にはクセになるんですけどね)。

パンクロックがひと段落し、そこから派生したニューウェイヴ/ポスト・パンクバンドのひとつと見なされているJOY DIVISIONですが、確かにこのアルバムにも“パンクロック以降”を匂わせる面影は残っています。「Shadowplay」や、本作で唯一ピーターがボーカルを執る「Interzone」なんてまさにそれですよね。

しかし、シンプルなリズムとリフ(ギターというよりもベースかな)が反復され、その上にイアンのエモーショナルになりすぎない歌声が乗ると不思議な空気感が出来上がる。オープニングの「Disorder」然り、エンディングの「I Remember Nothing」然り。暗黒という言葉がぴったりなこのダークさは、なかなか真似できるものではないと思います。

そういったスタイルのせいか、要所要所でTHE DOORSを思い浮かべることもあります。イアンの書く歌詞の歌詞の世界観によるものも大きいですが、ジム・モリソン(Vo)のように情熱的でセクシーな印象はまったく伝わってこない。むしろ、そういった感情の動きを排除しているとさえ思えてくるこのダウナーさ。そこにUKパンクムーブメント後の“祭りのあと”感が透けて見える気がします。

シンプルなリズムとリフの反復という点においては、ほかのポスト・パンクバンドにも通ずるものがあると思いますが、ほかのバンドがダブなどアフロ的な方向に突き進んだりする中、JOY DIVISIONにはそちら側の色は見受けられない。その後、NEW ORDERにてハウスなどのクラブミュージックへと接近していくことを考えると、この時点でその片鱗が散りばめられている、と受け取ることもできるのではないでしょうか。

とはいえ、実は僕自身「ここがすごいんだよ!」とはっきり言い切れないところがあるのも、このJOY DIVISIONというバンドの不思議な魅力と言いますか。クセになるんだけど、じゃあ何がすごいのかと言われると「う〜ん……」と唸ってしまう。特にこの1stアルバムは荒削りだったパンク上がりの下手くそバンドが、プロデューサーの手によって劇的な変化を遂げた転換期でもあっただけにね。

そういう意味では、このバンドの魅力って本作のデラックス盤の特典ディスクに収録されたライブ音源(アルバム発売後の1979年7月、マンチェスターで録音)と合わせて聴くことでようやく見えてくるんじゃないか。そんな気がします。

 


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2019年2月11日 (月)

THE KNACK『GET THE KNACK』(1979)

1979年6月にリリースされた、THE KNACKの記念すべきデビューアルバム。「My Sharona」(全米1位)、「Good Girls Don't」(同11位)のヒットも手伝い、アルバム自体も全米1位を記録。200万枚以上を売り上げる代表作となりました。

1978年結成というど新人の彼らが、なぜデビューまもなくして「My Sharona」というメガヒットを生み出すことができたのか。当時小学生だった自分には知る由もありません。ルックスが良いわけでもないですしね。そう考えると、単純に曲の良さ・強さにより、ラジオを中心に広まっていったと考えるのが正しいのでしょう。実際、クセになる曲ですしね。

バンド自体はニューウェイヴの流れから誕生したのでしょうけど、ここで展開されるサウンドはパワーポップと呼ばれるジャンルそのもの。4ピース編成(ギター×2、ベース、ドラム)で奏でられるシンプルなスタイルは、アルバムジャケットのアートワークも手伝って、どこか“次世代のビートルズ”を思わせるものがあったのかもしれません。同時代に活躍し、同じビートルズの影響下にあるCHEAP TRICKは文字通りアイドル的色合いもありましたが、THE KNACKに関してはそういった要素は皆無(苦笑)。ですが、曲のキャッチーさに関しては負けていないわけです。

ハードロックほど歪み切らないギターサウンドと気持ち良いハーモニーを軸に、このアルバムはドライブ感の強いアップチューン「Let Me Out」で幕を開けます。この曲のカッコ良さといったら……正直、自分は「My Sharona」よりも上だと思っています。その後もアップダウンを繰り返しながら、極上のポップチューンを聴かせてくれる。「She's So Selfish」のクールさ、「Maybe Tonight」の切なさったら、もうね。たまりませんよ(笑)。

アルバム後半にはバディ・ホリーのカバー「Heartbeat」も収録されており、このアレンジも素直にカッコいいもの。「Lucinda」で聴けるR&B調アレンジも意外性があって良いし、全12曲本当に無駄がないんですよね。

思えばあの頃はTHE CARSやDEVO、BLONDIEといったバンドがウケていたわけで、その流れにありつつもうちょっとベーシックなロックバンド(なおかつ曲がキャッチー)というのもあって、受け入れられたのかな……のわりにバカ売れしたのはこの1枚で、あとはひたすら下降する一方でしたが(苦笑)。いや、その後も良いアルバム、結構あるんですけどね。『SERIOUS FUN』(1991年)とか『ZOOM』(1998年)とか。

個人的には、2005年のフジロックで彼らを観られた(しかもドラムがMR. BIGのパット・トーピー!)のが一生の思い出。ナマで「My Sharona」を聴けたわけですし。その5年後、フロントマンのダグ・フィーガー(Vo, G)は亡くなってしまうので、あれが最初で最後のチャンスだったんですよね……。



▼THE KNACK『GET THE KNACK』
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2019年2月10日 (日)

CHEAP TRICK『DREAM POLICE』(1979)

1979年9月発売の、CHEAP TRICK通算4作目のオリジナルアルバム。当初は同年前半にリリースされる予定でしたが、日本から遅れて発売されたライブアルバム『AT BUDOKAN』(1978年)の大ヒットにより発売延期となっていました。しかし、『AT BUDOKAN』から良い流れを受けて、本作も全米6位という好成績を残すことができたので、結果オーライと言えるでしょう。

初期3作(1st『CHEAP TRICK』、2nd『IN COLOR』、3rd『HEAVEN TONIGHT』)でバンドとしてのカラーを完全に固めた彼らは、『AT BUDOKAN』でライブバンドとしての強みをアピール(なおかつ、初期楽曲の良さも同時アピール)することに成功。続く4作目ではそこから一歩踏み込んで、スタジオ作品として優れたアルバム作りに取り組みます。

『IN COLOR』以降の作品を手がけるトム・ワーマン(MOTLEY CRUEPOISONKIXなど)が再度プロデュースを担当した本作は、曲によってオルガンやピアノ、ストリングスなどをフィーチャーし、1曲1曲の完成度を高めることに挑みます。

シングルカットされた「Dream Police」はストリングスを導入した、伸びやかかつスリリングなアレンジを堪能できますし、かと思えば「Gonna Raise Hell」では初期の彼らが持つヘヴィさを10分近いセッションの中に凝縮させることに成功。「Voices」のように美しいバラードもあれば、ビートルズの名フレーズまで登場するゴキゲンなロックンロール「The House Is Rockin' (With Domestic Problems)」も飛び出すし、トム・ピーターソン(B)がボーカルを務める「I Know What I Want」、サイケデリックなミディアムスローチューン「Need Your Love」もある。甘くとろけるようなキャッチーさの中に時折見え隠れする凶暴さ、狂気性にドキッとさせられる、一筋縄でいかない感じがいかにもCHEAP TRICKらしい1枚です。

初期3作と比較してバンドとしてのタフさが確実に増している。そこを良しとするか否かで本作の評価はガラリと変わりそうな気がします。1作目や2作目が好きというリスナーは、もしかしたら本作で展開されるハードロック寄りの世界観は気に入らないかもしれませんし。逆に、ハードロック寄りのリスナーは初期3作に対して持っていたチープさがこの『DREAM POLICE』で解消される。聴き手の立場によって、そのへんの捉え方は変わってくるのでしょうね。

パワーポップと呼ぶにはハードロックすぎるのは確かにあると思います。が、彼らの歴史を語るうえでは欠かせない1枚なのも間違いない事実。本作以前と本作以降でいろんな流れが変わるという意味でも、分岐点となる重要作と言えるでしょう。



▼CHEAP TRICK『DREAM POLICE』
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2018年12月 5日 (水)

JUDAS PRIEST『UNLEASHED IN THE EAST』(1979)

1979年秋にリリースされたJUDAS PRIEST初のライブアルバム。同年2月に行われた2度目の日本公演から、今は亡き東京厚生年金会館と中野サンプラザの公演から抜粋された9曲が収録されています。

日本盤は当初、9曲入りLPに4曲入りEPを付けた2枚組仕様で発表されましたが、2001年の世界共通リマスター盤リリース時からEP収録の4曲がボーナストラックとして追加され、現在は13曲入り/60分強のライブ作品として流通しています。また、日本盤のみ『PRIEST IN THE EAST』というタイトルでしたが、この2001年の共通りマスター盤から海外盤と同じ『UNLEASHED IN THE EAST』に変更されています。

ファンならご存知のとおり、この2度目の来日時はロブ・ハルフォードが滞在していたホテルの空調で喉をやられ、決してベストとは言い難いボーカルパフォーマンスだったそうです。それもあり、後日スタジオにて一部のボーカルパートのみ再録音されています。なので、純粋なライブ作品とは言い難いですが、KISSしかり今となってはライブアルバムにもあとから手を加えることは日常茶飯事となりつつあるので、“作品として”楽しむぶんには全然問題ないのではないかと思います(さすがにライブ中に事前録音したボーカルパートを流すのはご法度ですが)。

選曲的には5thアルバム『KILLING MACHINE』(1978年)リリース直後とあって、それまでのアルバム(1974年の1stアルバム『ROCKA ROLLA』は除く)からのベスト選曲となっています。オープニングは4thアルバム『STAINED CLASS』のトップナンバー「Exciter」。ライブならではの生々しい演奏と、変なエフェクトが加わった観客の声(?)との対比が微妙ではありますが、スタジオテイクよりもカッコいいと思うのは僕だけでしょうか。

圧巻はアナログB面(M-6〜9の4曲)のうち、2ndアルバム『SAD WINGS OF DESTINY』(1976年)からの3曲、「Victims Of Changes」「Genocide」「Tyrant」でしょうか。特に「Victims Of Changes」の緊張感あるテイクはのちのベストアルバムにも流用されるほどで、この曲が初期の代表曲のひとつとして数えられる理由がここで理解できるはずです。

80年代以降のヴィメタル化した『SCREAMING FOR VENGEANCE』(1982年)以降のライブと、比較すると旧時代然とした楽曲スタイルやサウンドに面を食うかもしれません。特に先日の来日公演を体験した若いリスナーには、このアルバムで展開されている世界観は古臭く感じることは間違いないと思います。が、あの日のライブでも演奏されていた「Running Wild」や「Sinner」「The Ripper」「The Green Manalishi (With The Two Prong Crown)」「Hell Bent For Leather」というキラーチューンが、初期の若々しいプレイと歌声で収められているので、今とはまた違った若き日のプリーストの姿を追体験できるのではないかと。70年代のスタジオ作品に手を出す前に、軽い予習として本作から入っているのは全然アリだと思います。



▼JUDAS PRIEST『UNLEASHED IN THE EAST』
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2018年10月24日 (水)

QUEEN『LIVE KILLERS』(1979)

1979年6月に発売された、QUEENキャリア初となるライブアルバム。前年11月に発売された7thスタジオアルバム『JAZZ』を携えたワールドツアーの中から、1979年1〜3月のヨーロッパ公演からピックアップされた音源が収録されているとのこと。CD/アナログともに2枚組で、トータル90分という当時としてはかなりのボリュームですが、実際のライブではさらに4曲演奏されており、それらが収録時間の都合でカットされています(カットされたのは「If You Can't Beat Them」「Fat Bottomed Girls」「Somebody To Love」「It's Late」とのこと)。また、このアルバムが発売される直前の4月には、QUEENは日本武道館公演を含むジャパンツアーも敢行しています。

パンクの余波が意識されたであろう『NEWS OF THE WORLD』(1977年)と大衆的ポップさが花開く『THE GAME』(1980年)の間、つまり両作の橋渡し的作品となった『JAZZ』のツアーというタイミング的にはちょっと過渡期なのかな?と思われる時期かもしれませんが、視点を変えると「生々しいロックバンド感」が色濃く表現されたツアーはこのへんが最後だったのかなと。奇しくも70年代最後の年、パンクからニューウェイヴ、そしてヘヴィメタルという新しい波が訪れる前の絶妙な時期。その後、ポップの権化へと進化するQUEENが時代の変わり目に最後の爪痕を残した。そんなふうにも受け取れる内容かもしれません。

なにしろこの作品、音がそこまで良くない。ただ、この荒さが当時のバンドのテンションと相まって、ロックバンドの初期衝動的な生々しさにつながっている。当時のセットリスト(アップテンポにロックアレンジされた「We Will Rock You」から「Let Me Entertain You」「Death On Two Legs」へと続く構成)をベストな状態で表現した、結果オーライな音質・状態だと思うのですが……完璧主義のQUEENの皆さんはお気に召さないようで(そして、その言葉を真に受けて本作の評価を低くしている一部のファンにも)。

そりゃあ『LIVE AT WEMBLEY '86』(1992年)と比べればその質は雲泥の差ですが、逆に『LIVE AT WEMBLEY '86』にはないもの、『LIVE AT WEMBLEY '86』期のQUEENには表現できないものがここには詰め込まれているのも、また事実。ここ数年、本作よりも前に録音されたアーカイヴ音源が発表されていますが、1979年という時代だからこそのアイデア、演奏力、録音クオリティあってこその奇跡の結集がこの『LIVE KILLERS』だと思うのですよ。

フレディ・マーキュリー(Vo, Piano)の完全に成熟しきる前の歌声、思った以上にアグレッシヴなブライアン・メイ(G, Vo)のギタープレイ、実はめちゃめちゃ安定感があって作り込まれたフレーズを紡ぐジョン・ディーコン(B)のベース、そして若さありきの(ちょっとだけ不安定な)ロジャー・テイラー(Dr, Vo)のドラミング。そのすべてが奇跡的に絡み合ってこその『LIVE KILLERS』。確かに初めて聴いたQUEENのライブアルバムは『LIVE MAGIC』(1986年)でしたし、『LIVE AT WEMBLEY '86』は記録としても素晴らしいですが、僕にとってはそれらと同じくらい、いや、『LIVE AT WEMBLEY '86』と『LIVE KILLERS』はQUEENというバンドを言い表す上で必要不可欠なライブ作品なんです。どちらも同じくらい重要で大切。だって、その両方が僕の好きなQUEENなんですから。



▼QUEEN『LIVE KILLERS』
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2018年5月19日 (土)

KISS『DYNASTY』(1979)

昨日のQUEENで「70年代末からのディスコブーム」について少々触れましたが、この波はロックバンドにも大きな影響を与えました。QUEENの大ヒットの前にも、THE ROLLING STONESが1978年に「Miss You」という全米No.1ヒットを生み出しており、それに続いて1979年にはKISSが「I Was Made For Lovin' You」というヒット曲(全米11位)を発表しております。

ということで、今回紹介するのはそのKISSのヒット曲が収録された1979年5月発売の7thアルバム『DYNASTY』(邦題『地獄からの脱出』)です。

1977年の『LOVE GUN』以来の新作となった本作は、間にライブアルバム『ALIVE II』(1977年)、ベストアルバム『DOUBLE PLATINUM』(1978年)、そしてメンバー4人のソロアルバム4作品を挟んで発表された2年ぶりのオリジナルアルバム。ヴィニー・ポンシアを迎えて制作され、全米9位を記録するヒット作となりました。

ディスコビートを導入したのは「I Was Made For Lovin' You」のほか、ピーター・クリスが歌う「Dirty Livin'」の2曲のみ。ポール・スタンレーが歌うミディアムテンポの「Sure Know Something」「Magic Touch」もソウルテイスト強めで、黒っぽさという点においては先の2曲の枠に入るものかもしれません。

が、それ以外の楽曲はKISSらしいポップなロックンロール満載の通常運転モード。アルバム2曲目にTHE ROLLING STONESの「2,000 Man」カバーが飛び出したり(ボーカルはエース・フレーリー)、いかにもジーン・シモンズらしい「Charisma」「X-Ray Eyes」、エース・フレーリーの頑張りが生かされた「Hard Times」「Save Your Love」といったナンバーを楽しむことができます。

こうやって振り返ると、流行に乗ったのはポールひとりだったことが伺えます。あ、ピーターもか。でもピーター、このアルバムでは自身が歌う「Dirty Livin'」以外ではドラムを叩いておらず、代わりにアントン・フィグが参加しています。結局本作をもってバンドを脱退するわけですが(1980年発売の次作『UNMASKED』にもドラマーとしてクレジットされていますが正しくは不参加。こちらもアントン・フィグがすべてプレイしています)、結局はソロアルバムが大きな引き金になってしまったんでしょうね。

また、エースVo曲が3曲も含まれているという点も非常に興味深いところ。エースは続く『UNMASKED』でも3曲歌ってますが、結局ピーターが歌わないなら……ってことなんでしょうか。そんなエースも、数作後にはバンドを離れるわけですが。

ディスコに走ったりピーターがあまり参加していなかったりとネガティブ要素が強い印象がありますが楽曲自体は“らしさ”満載なので、偏見なしに聴いてもらいたい1枚です。



▼KISS『DYNASTY』
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2017年7月28日 (金)

AEROSMITH『NIGHT IN THE RUTS』(1979)

1979年晩秋に発表された、AEROSMITH通算6作目のスタジオアルバム。前作『DRAW THE LINE』(1977年)から2年ぶりの新作となりますが、その間には初の2枚組ライブアルバム『LIVE! BOOTLEG』(1978年)のリリースもあったので、意外と久しぶりという感じはないかもしれませんが、この2年というのはこのバンドにとって生死を分ける重大なタイミングでした。

ご存知のとおり、この頃のAEROSMITHはメンバーの多数がドラッグまみれ。これによりメンバーの人間関係も悪化していくわけです。また、ドラッグの悪影響により、レコーディングも思うようには進まない状況に。スティーヴン・タイラー(Vo)が思うように歌えなかったり歌詞が書けなかったりで、レコーディングは長期化。ジョー・ペリー(G, Vo)もスティーヴンとの関係悪化のため、スティーヴンがスタジオにいない間にギターをレコーディングし、自分の仕事が終わればすぐにスタジオを後にするという、バンドとしての機能がほぼ停止した状態の中無理やり制作が続けられました。

また、前作までの黄金期を支えたジャック・ダグラスと決別し、新たにゲイリー・ライオンズをプロデューサーに迎えて制作。心機一転を狙ったのでしょうが、アルバムはこれも思うように機能していないように感じる仕上がりです。

1曲1曲はなかなかの出来だと思うのですが、全9曲中3曲がカバーというのはいただけない。間違いなくスティーヴンが歌詞を書けなかった、あるいはタイラー/ペリーのソングライティングチームが破綻したことが大きく影響していると思われます。

本作から唯一シングルカットされたのが、THE SHANGRI-LASのカバー「Remember (Walking In The Sand)」。原曲まんまですが、これはこれで悪くない。「Reefer Head Woman」は1940年代にTHE BUSTER BENNETT TRIOが発表したブルースソング、「Think About It」はジミー・ペイジ在籍時のTHE YARDBIRDSのカバーとなります。

で、気になるオリジナル曲ですが、前作『DRAW THE LINE』や前々作『ROCKS』(1976年)にあったような“ヒリヒリした緊張感”が若干弱いかなと。タイラー/ペリー名義による「Chiquita」「Three Mile Smile」「Bone To Bone (Coney Island White Fish Boy)」あたりには前作までの片鱗を感じますが、今でもライブで披露される機会が多めの「No Surprize」はこれまでだったらアルバムのオープニングを飾るような1曲ではないよなと。このあたりにも、当時の彼らのちぐはぐさ/混乱ぶりが感じられます。結局、曲順があんまり良くないのかな。

結局本作制作途中でジョーがバンドを脱退。ソングライティングの共作者としておなじみのリッチー・スパや後に正式加入するジミー・クレスポが穴埋めをして完成までたどり着くのでした。ちなみに、先の「Three Mile Smile」でリードギターを手がけたのがジミー・クレスポ。なんだ、ジョーじゃないのかよ、と。

本作は全米14位、100万枚を売り上げますが、スティーヴンのドラッグ癖は治ることなく、『DRAW THE LINE』までギリギリのバランスを保っていたバンドはジョー脱退を機に、崩壊のスピードを速めていくのです。



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2017年6月 5日 (月)

DEF LEPPARD『THE DEF LEPPARD E.P.』(1979)

DEF LEPPARDがメジャーデビュー前の1979年1月、自主レーベルから発表した3曲入りEP(レコーディングは前年1978年11月に実施)。当時のメンバーはジョー・エリオット(Vo)、ピート・ウィリス(G)、スティーヴ・クラーク(G)、リック・サヴェージ(B)の4人で、ドラムにはセッションメンバーとしてフランク・ヌーンが参加。本作完成後に当時15歳だったリック・アレンが加わり、メジャーデビュー時のメンバーが揃うことになります。

本作に収録されているのは「Ride Into The Sun」「Getcha Rocks Off」(以上A面)、「The Overture」(B面)の3曲で、「Getcha Rocks Off」と「The Overture」はのちの1stアルバム『ON THROUGH THE NIGHT』(1980年)で再レコーディング(その際、「Getcha Rocks Off」は「Rocks Off」、「The Overture」は「Overture」と改題)。「Ride Into The Sun」も4thアルバム『HYSTERIA』(1987年)からのシングルでカップリング曲として再録音され、のちにコンピレーションアルバム『RETRO ACTIVE』(1993年)に収録されているので、楽曲自体はこれまでも聴くことはできました(オリジナルの「Getcha Rocks Off」のみ、METALLICAのラール・ウルリッヒ企画によるNWOBHMコンピ『NEW WAVE OF BRITISH HEAVY METAL '79 REVISITED』でCD化済み)。

しかし、当時アナログ盤で限定リリースされた本作。その後もファンの間では高値で取引されていましたが、2017年4月のレコードストアデイでアナログ盤が限定再発され、より手軽に楽しむことができるようになりました。

セルフプロデュースということもあり、そのサウンドの荒々しさはのちの『ON THROUGH THE NIGHT』以上。初めて『ON THROUGH THE NIGHT』を聴いたときも、以降の『PYROMANIA』(1983年)や『HYSTERIA』と比較すればラフ以外の何物でもありませんでしたが、この『THE DEF LEPPARD E.P.』 収録の3曲はそれ以上。HR/HMというよりもガレージバンドの勢いといいましょうか、とにかく「ここから何かが始まり、ハジけようとしている」感がひしひしと感じられます。

本作を聴いてしまうと、「Ride Into The Sun」ものちの再録音バージョンよりもカッコ良く聞こえるし、『ON THROUGH THE NIGHT』中でもかなりアグレッシヴだと思っていた「Rocks Off」も原曲の「Getcha Rocks Off」のほうがよりパンキッシュだし。かと思えば、「The Overture」の時点でその後のプログレッシヴな作風の片鱗を見せていたのだと改めて驚かされたり。ここから始まったというよりも、「開始前夜」という表現のほうがぴったりな1枚ではないでしょうか。



▼DEF LEPPARD『THE DEF LEPPARD E.P.』
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