カテゴリー「1985年の作品」の39件の記事

2022年12月27日 (火)

JOHN COUGAR MELLENCAMP『SCARECROW』(1985)

1985年8月5日にリリースされたジョン・メレンキャンプ(当時はジョン・クーガー・メレンキャンプ名義)の8thアルバム。日本盤は同年9月21日発売。

全米9位を記録した前作『UH-HUH』(1983年)から約2年ぶりの新作。「Lonely Ol' Night」や「Small Town」(ともに全米6位)、「R.O.C.K. In The U.S.A. (A Salute To '60s Rock)」(同2位)などのTOP10ヒットを複数生み出し、アルバム自体も全米2位/500万枚というメガヒット作となっています。このアルバムで初めて彼の曲に増えたアラフィフ世代も少なくないのではないでしょうか。

ドン・ゲーマン(ニール・ヤング、R.E.M.、HOOTIE & THE BLOWFISHなど)をプロデューサーに迎え、ラリー・クレイン(G)、マイク・ワンチック(G)、トビー・マイヤーズ(B)、ケニー・アロノフ(Dr)という気心知れたバンドメンバーとともに制作。リッキー・リー・ジョーンズ(Vo)やライ・クーダー(Slide G)といったゲストアーティストに加え、ジョン自身の祖母ローラ・メレンキャンプも歌唱で参加しています。

世代的にはちょうど中学生の頃にヒットした本作。その後手に取って再生する機会はあまりなかったのですが、今年11月4日に最新ミックスが施されたアルバム本編にアルバム未収録曲やデモ音源、別ミックスなどをまとめたボーナスディスクを同梱したデラックス盤が発売されたので、数10年ぶりに聴いてみた次第です。

最新ミックスは2022年の耳で聴いてもまったく古臭く感じられず(そもそも、元々の音源/楽曲がタイムレスな内容だったことも大きいですが)、ケニー・アロノフによるハイの効いたドラミングと適度な歪み具合のギター、そして(ヘッドフォンなどで聴くと)生々しいまでに耳元で歌い上げるメレンキャンプのボーカルのバランス感が非常に良好。ガキの頃にアナログ盤からカセットテープにダビングして何度も再生した楽曲たちが、40年近くの歳月を経てもクリアに鳴り続けている事実に、ただ驚くばかりです。

時代的にちょうどブルース・スプリングスティーンの名盤『BORN IN THE U.S.A.』(1984年)と重なることもあり、当時は身の回りで「スプリングスティーン派か、メレンキャンプ派か?」で意見が分かれたりもしましたが、僕自身は完全にメレンキャンプ派だったんですよね。たぶん、自分が育った環境が彼の曲から透けて見える景色と重なったことが大きかったのかな。「Small Town」や「Lonely Ol' Night」あたりを聴くと、一瞬にして中2〜3の鬱屈した日常生活がフラッシュバックしてくるような(笑)。で、そんな鬱屈を「Rain On The Scarecrow」や「R.O.C.K. In The U.S.A. (A Salute To '60s Rock)」を大音量で聴いて吹っ飛ばすという。そうそう、こんな感じだったなあと懐かしくなります。そんな、自身の少年時代とも不思議とリンクする1枚。色褪せない名盤です。

なお、2022年版デラックスエディションにはTHE DRIFTERS「Under The Boardwalk」を筆頭としたカバー曲、アルバム未収録のオリジナル曲「Carolina Shag」「Smart Guys」など全11曲を収録。また、アルバム本編の最後にはボーナストラックとして「Small Town」のアコースティックバージョンも追加されており、アコギとフィドルのみで構成されるミニマルな演奏がまたいい味出しているんですよ。個人的には本編は「R.O.C.K. In The U.S.A. (A Salute To '60s Rock)」で終わる形がベストですが(当時からCDのみに収録されていた「The Kind Of Fella I Am」もできればないほうがいい)、余韻を残して終わるこのアコースティックバージョンを含む形も悪くありませんね。

 


▼JOHN COUGAR MELLENCAMP『SCARECROW』
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2022年11月 9日 (水)

KIX『MIDNITE DYNAMITE』(1985)/『MIDNITE DYNAMITE: RE-LIT』(2020)

KIX『MIDNITE DYNAMITE』(1985)

 

1985年8月6日にリリースされたKIXの3rdアルバム。当時日本盤は未発売で、次作『BLOW MY FUSE』(1988年)のヒット&初来日(1989年9〜10月)にあわせて廉価版CDが1989年9月10日に発売されています。

初めて全米チャートにランクイン(最高177位)を果たした『COOL KIDS』(1983年)から約2年半ぶりに届けられた本作デは、前作に参加したブラッド・ディヴェンス(G/WRATHCHILD AMERICA、SOULS AT ZERO)に代わりオリジナルメンバーのロニー・“10/10”・ヨンキンス(G)が復帰。新たなプロデューサーにボー・ヒル(RATTWINGERWARRANTなど)を迎えた、従来のらしさに“ボー・ヒル的サウンドプロダクション”が加えられた意欲作に仕上がっています。

今作ではソングライターにもテコ入れが施され、メインで曲を制作していたドニー・パーネル(B, Key)をサポートする形で職業作家のボブ・ハリガン・Jr.やジョン・パルンボ、当時ボー・ヒル門下生でアリス・クーパーをサポートし、のちにWINGERを結成するキップ・ウィンガーなどが共作者として名を連ねています。ボブは次作『BLOW MY FUSE』にも参加することになるので、ここでの相性がよほど良かったのでしょう。

実際、以降もライブの定番曲となるタイトルトラック「Midnite Dynamite」や「Layin' Rubber」「Scarlet Fever」などのミディアムテンポのロックンロールは、程よいキャッチーさと相まって気持ちよく楽しむことができます。また、タイトル曲や「Red Hot (Black & Blue)」「Bang Bang (Balls Of Fire)」にはボー・ヒルらしい音作りも見つけることができ、そのへんにちょっとした懐かしさも感じられたり……。あ、でもボー・ヒルというよりもマット・ラングっぽさも強かったりしますけどね。

そんな中、「Walkin' Away」や「Cry Baby」「Cold Shower」の味付けにはニューウェイヴっぽさも見つけることができ、散々“AC/DCフォロワーのワンパターン”と揶揄されてきた彼らがソングライティング面で一皮剥けようと頑張っている姿が見受けられます。個人的には「Cry Baby」「Cold Shower」の2連発は非常によいフックとなっている印象を受けるのですが、いかがでしょう。

かと思えば、終盤にはストロングスタイルの「Lie Like A Rug」「Sex」のパワーチューンが配置されており、やっぱり最後はこれでしょ?というドヤ顔も浮かんでくる(笑)。特に後者は本作で唯一のパーネル&スティーヴ・ホワイトマン(Vo)共作曲とあって、タイトル含め活き活きとした印象も(笑)。1985年という時代性も適度にミックスされた、ブレイク前夜の過渡期作と言えなくもないのかな。ですが、個人的には大好きな1枚です。

 


▼KIX『MIDNTE DYNAMITE』
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『MIDNITE DYNAMITE: RE-LIT』(2020)

 

本作リリースから35年後の11月20日には、アルバム本編にリマスタリングを施し、ボーナストラックとしてデモトラックや初期ミックスなど未発表音源8曲を追加したデジタルアルバム『MIDNITE DYNAMITE: RE-LIT』も配信されています。

正直、1985年の音は今聴くと音圧含めてショボさを否めなかったので、このリマスタリングは非常にありがたいです。もともとダイナミックなアレンジを要する楽曲で固められた作品だけど、今回の新装版は『BLOW MY FUSE』の30周年盤『FUSE 30 REBLOWN (BLOW MY FUSE 30TH ANNIVERSARY SPECIAL EDITION)』(2018年)同様に好企画だと思いました。

デモ音源は派手な装飾が加わる前の、非常にシンプルな音使いで、これもこれで面白いんじゃないでしょうか。まあオマケ程度ではありますが、著名プロデューサーの腕にかかるとどう変化するのか、その過程も見えてきてファンなら面白がれる代物だと思いますよ。

 


▼KIX『MIDNITE DYNAMITE: RE-LIT』
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2021年11月24日 (水)

KISS『ASYLUM』(1985)

1985年9月16日にリリースされたKISSの13thアルバム。

前作『ANIMALIZE』(1984年)リリース後のツアー数公演でマーク・セント・ジョーンズ(G)がバンドを脱退。代役としてブルース・キューリックを迎えると、そのままブルースはバンドに正式加入しました。『CREATURES OF THE NIGHT』(1982年)以降安定しなかったギタリストの座が、ここでしばらく安定することになります。

メイクを落とした『LICK IT UP』(1983年)以降、時代に呼応したヘアメタル/グラムメタル的派手なハードロックサウンドを展開してきたKISSですが、今作もその延長線上にあるサウンド/楽曲が中心。ただ、方向性的には前作『ANIMALIZE』でひとつ完成した感があり、そこから1年という短いスパンで届けられた本作はちょっとばかりマンネリかな……と思わされる箇所も少なくありません。

全10曲中ポール・スタンレー(Vo, G)歌唱曲が6、ジーン・シモンズ(Vo, B)歌唱曲が4というポールに偏ったバランスは前作同様。ただ、前作はジーンが映画『未来警察』出演のため途中で制作から離れ1曲少なかったという経緯がありましたが、今回はそういうわけでもなさそうですね。

アルバムはエリック・カー(Dr, Vo/もう30年ですか……改めてR.I.P.)の派手なドラムソロを冒頭にフィーチャーした「King Of The Mountain」からスタート。このオープニングは改めて今聴いてもカッコいいものがあります。ちなみにブルースは早くもこの曲でソングライターとして名を連ねています(ポール/ブルース/デスモンド・チャイルドの共作)。

続くジーン曲「Any Way You Slice It」は実に彼らしいロックンロール調のアップチューン。エンディングがいかにもなアレンジでニンマリです。シングルカットもされた「Who Wants To Be Lonely」はポールらしいメロウなミディアムナンバー。ジーン曲「Trial By Fire」は「Lick It Up」の流れを汲む1曲で、先のマンネリの要因のひとつかな。アナログA面ラストを締め括る「I'm Alive」は激しいドラミングとギターソロをフィーチャーしたメタリックなナンバー。こういう曲はジーンっぽい気がしたけど、何気にポール/ブルース/デズモンドの共作曲。

折り返しの1曲となる「Love's A Deadly Weapon」も、「I'm Alive」と同系統のアグレッシブチューン。ソングライターにはポール&ジーンが名を連ねていますが、こちらはジーンが歌っています。そうそう、このイメージなんですよね。続く「Tears Are Falling」はシングルヒットも記録した、80's KISSの代表曲のひとつ。現在もライブで頻繁に披露されているので、80年代をリアルタイムで通過していないリスナーも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ジーンが歌う「Secretly Cruel」はインパクトに欠ける、アルバムの穴埋めと思えてしまうありきたりな1曲。ポールによるミディアムヘヴィな「Radar For Love」も同様で、「Uh! All Night」までその中途半端な空気のままエンディングを迎えます。

序盤だってすべての曲がベストというわけではないですが、それにしても「Tears Are Falling」までで息切れしてしまうのはいかがなものかと。リアルタムで本作を聴いたときもA面とB面2曲、そしてラストの「Uh! All Night」の印象しかなくて、アルバムとして通して聴くことが少なかった記憶が。カセットで飛ばして聴いていたのか、もしくはお気に入りの曲だけをダビングしてオリジナルテープを作って聴いていたのか……どちらにせよ、80年代のKISSでは『HOT IN THE SHADE』(1989年)と同じくらい印象の薄い1枚かもしれません。

そのへんのインパクトの弱さはセールスにも影響を及ぼし、100万枚を突破した前2作とは相反し50万枚まで売り上げを落としてしまいます。それでも「Tears Are Falling」が全米51位まで上昇する小ヒットを記録しているので、かろうじて威厳を保つことができましたが……。

 


▼KISS『ASYLUM』
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2021年6月26日 (土)

MOTLEY CRUE『THEATRE OF PAIN (40TH ANNIVERSARY REMASTERED)』(2021)

2021年6月25日にリリースされたMOTLEY CRUEの3rdアルバム『THEATRE OF PAIN』(1985年)最新リマスター盤。現時点ではフィジカル発売なし、デジタルのみのようです。

タイトルに“40TH ANNIVERSARY REMASTERED”と銘打っていますが、これは『THEATRE OF PAIN』発売40周年というわけではなく、MOTLEY CRUEの結成40周年記念を意味するもの。そもそも『THEATRE OF PAIN』は1985年発売なので、現時点で36周年という中途半端なタイミングですしね。

アルバムの詳細なレビューに関しては4年前に執筆したものに譲るとして、ここではそのリマスター効果について記していきたいと思います。

1985年の作品ということで、ちょうどアナログとデジタルの間のタイミングに制作された音源。なので、リマスター効果はギリギリ表れるのかなという気がします。それはドラムサウンドに顕著で、「Smokin' In the Boys Room」や「Louder Than Hell」「Use It Or Lose It」「Save Our Souls」のようにリズムが強調された、あるいはドラムが目立つ曲だとその違いが明確かと思います。ぜひ一度、過去のバージョンや並行して配信されている以前のバージョンと聴き比べてみてください。

あと、過去のマスタリングは全体的に丸みのある音作りだったように感じていますが(それが80年代的な音だったんでしょうね)、今回のリマスタリングではよりエッジが効いた、メリハリの大きいマスタリングに変更されています。だからこそ、「Smokin' In the Boys Room」や「Home Sweet Home」のようにダイナミズムを強調したアレンジの楽曲ではリマスタリング効果が活きているんじゃないでしょうか。

リマスタリングによってイマドキの音っぽくなるケースも多々見受けられますが、本作に関してはオリジナル盤の魅力をそのまま残し、若干今風に整理した程度で、作品から受ける印象自体はあまり変わらないかな。ただ、今の耳にはすごくフィットしたマスタリングなんじゃないかという気はしています。

けど、改めて本作に触れる機会をくれたという意味では、これもアリかな。なにせ、僕個人として初めてMOTLEY CRUEに触れたアルバムですからね(ってことは、このバンドに出会ってもう36年ってことなんですね。ウケる。笑)。

 


▼MOTLEY CRUE『THEATRE OF PAIN (40TH ANNIVERSARY REMASTERED)』
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2021年1月24日 (日)

FALCO『FALCO 3』(1985)

1985年10月に海外でリリースされたファルコの3rdアルバム。日本盤は『ロック・ミー・アマデウス』の邦題でアナログ盤のみ翌1986年3月に、続いてCDが同年7月に発売されています。

ファルコはオーストリア出身の、ニューウェイヴ影響下にあるポップシンガー。ドイツ語歌唱ながらも1stアルバム『EINZELHAFT』(1982年)が全米64位のヒットを記録しています。これは、同作に収録された「Der Kommissar」が1983年にイギリスのロックバンドAFTER THE FIREで英詞カバーされヒットしたことや、「Maschine Brennt」がUSクラブチャートにランクインしたことも影響したようです。

そんな下地もあってなのか、1985年に発表された本作からのシングル「Rock Me Amadeus」はジワジワとUSチャートを上昇していき、1986年にはついに全米1位を獲得。〈Amadeus, Amadeus, Oh…Amadeus〉という印象的なシンガロングと、ドイツ語で展開されるラップが斬新で、ファルコ自身が“パンクなモーツァルト”を演じたMVもMTVで大量オンエアされたこともあり、かなり浸透した1曲だったのではないでしょうか。同作からはほかにも「Vienna Calling」(全米18位)というシングルヒットも生まれ、アルバム自体も全米3位(50万枚)という好記録を残しています。

が、その後北米では大きなヒットが続かなかったこともあり、「Rock Me Amadeus」の一発屋と認識される傾向が強いかな。本国では以降も、No.1ヒット作をいくつも残しているのですが……。

アルバム自体は先にも書いたように、ニューウェイヴ以降のエレポップが中心で、「Rock Me Amadeus」タイプの楽曲はこれのみ。フォークロックを思わせる「America」や文字通りのタンゴ「Tango The Night」、時代を感じさせるエレポップ「Munich Girls」、壮大かつシリアスなバラード「Jeanny」、きらびやかなディスコロックにドイツ語ラップが乗った「Männer des Westens」、ジャジーにアレンジされたボブ・ディランのカバー「It’s All Over Now, Baby Blue」など、統一感のある内容というよりは「エレポップをベースに、いろいろやってみました」的な印象が強いかもしれません。ですが、どの曲も異様にポップでキャッチーなんですよね。

最初は耳馴染みのないドイツ語で盛大に歌われる違和感こそ残りますが、慣れるとドイツ語ラップも気持ちよく楽しめるはず。当時、ヒットチャートの上位に入る“一般的なロック/ポップスリスナーを楽しませる大衆的ラップ”というと、RUN D.M.C. & AEROSMITH「Walk This Way」BEASTIE BOYS「Fight For Your Right (To Party)」、そしてファルコの「Rock Me Amadeus」の3曲がメジャーだったのかなと(それはそれでヒップホップを勘違いしてしまいそうですが)。

なお、現在ストリーミングや再発CDで流通しているアルバムに収録されている「Rock Me Amadeus」と「Vienna Calling」、日本初出時のオリジナル盤とテイクが異なります。シングルヒットした「Rock Me Amadeus」は3分強のラップ中心のテイクですが、初出時のアルバムにはラップは一切入っていない、ファルコのナレーションと印象的なシンガロングのみで構成された9分近い<The Salieri Version>で収められていました。「Vienna Calling」も同様で、現在は4分程度のシングルバージョンが収められていますが、元々は<The Metternich Arrival Mix>と題した7分強のバージョン。オリジナルバージョンに慣れた耳で現在流通されているアルバムを聴くと、ちょっと違和感が残ります。

ですが、両曲のオリジナル・ロングバージョンは各曲のEPにて聴くことができるので、気になる方はそちらをチェックしてみてください。

 


▼FALCO『FALCO 3』
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2020年6月 3日 (水)

STORMTROOPERS OF DEATH『SPEAK ENGLISH OR DIE』(1985)

1985年8月にリリースされた、S.O.D.ことSTORMTROOPERS OF DEATHの1stアルバム。日本盤は1992年3月、ANTHRAXの1stアルバム『FISTFUL OF METAL』(1984年)のオリジナル・フォーマットのリイシューとともに初リリースされました。

S.O.D.はANTHRAXのスコット・イアン(G)&チャーリー・ベナンテ(Dr)、元ANTHRAX〜NUCLEAR ASSAULTのダン・リルカ(B)、M.O.D.のビリー・ミラノ(Vo)というスラッシュメタル/ハードコアパンク界気鋭のアーティストたちによるプロジェクト。メタルにハードコアを掛け合わせることで生まれたクロスオーバー・スラッシュ(単にクロスオーバーと呼ばれることも)を武器に、本作1枚で伝説を作り上げました。

本作の魅力は全21曲で30分にも満たないショートチューンがたっぷり詰まっているところでしょうか。もともとANTHRAXの2ndアルバム『SPREADING THE DISEASE』(1985年)から漏れた毛色の違う曲を披露する場として結成されたこともあり、曲によっては初期ANTHRAXに通ずるものもあります(「Milk」なんてまさにですよね。まあこの曲はのちに本家でセルフカバーされていますが)。

それに加えて、お遊びと言えなくもない1分前後のショートチューン、さらには数秒程度の完全なるギャグ・ナンバーなども用意されています。当時僕の周りで「世界最短の曲!」として話題になりまたが、しばらくしてその座をNAPALM DEATHに奪われることになるのでした(笑)。

終盤の畳み掛けるようなショート(ギャグ)チューンの連発は置いておいて(笑)、序盤の「Sargent D And The S.O.D.」や「Kill Yourself」「Freddy Krueger」「Milk」などの楽曲は、アレンジ次第ではANTHRAXの『FISTFUL OF METAL』に入っていても不思議じゃないですよね。これをビリー・ミラノが歌い、よりハードコアに徹することでメタルとは別モノへと昇華されたわけです。

しかし、今でこそメタルとハードコアのミクスチャーは当たり前の世界ですが、この頃はメタルとパンク/ハードコアの世界が交わることは決してあり得ませんでした。それが許されない時代に進んでこういう作品を世に送り出したことで、1990年前後にはクロスオーバーが許容されるようになるわけです。先駆者ですよね。

本作を入り口にハードコアへ足を踏み入れたメタルリスナーも少なくないのではないでしょうか。今の耳で聴くとそこまで刺激的には思えませんが(いろいろ聴いて麻痺しているんでしょうね)、ハードコア経由のメタル作品としては非常に真っ当な1枚です。歴史的価値が高い作品なので、ぜひ一度触れておくことをオススメします。

 


▼STORMTROOPERS OF DEATH『SPEAK ENGLISH OR DIE』
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2020年5月23日 (土)

CANDY『WHATEVER HAPPENED TO FUN...』(1985)

1985年に発表され、LA出身の4人組バンドCANDY唯一のオリジナルアルバム。

日本でも『ウィークエンドでファン・ファン』の邦題でアナログ盤がリリースされ、表題曲「Whatever Happened To Fun...」が結構な頻度で当時のMTVなどでオンエアされたので、記憶に残っている40代半ばのリスナーも少なくないのでは。かくいう僕も、同曲のMVを目に耳にしたことでアルバムをレンタル。カセットにダビングしたアルバムをリピートしたものです。

大きなヒットもなく、アルバム1枚で解散してしまったバンドではありますが、彼らは80年代末から90年代にかけて再び(小規模ながら)注目を浴びることになります。

アルバム制作時のメンバーはカイル・ヴィンセント(Vo)、ギルビー・クラーク(G)、ジョナサン・ダニエル(B)、ジョン・シューベルト(Dr)。ギルビーはKILL FOR THRILLSやGUNS N' ROSESの一員として名を上げ、ジョナサン&ジョンはライアン・ロキシー(G)らとELECTRIC ANGELSを結成。カイルもソロ・アーティストとして90年代後半から活動が活発化します。そういったメンバーの活躍時にちょくちょくCANDYの名前を目にすることになり、「あれ、CANDYって『ウィークエンドでファン・ファン』の?」と気づくわけですが、アルバムは廃盤状態。なんなら、CD化すらされていません。

こういったメンバーの活躍によって、CANDYはバブルガムポップ/グラムポップ/パワーポップ界隈では半ば伝説化。アルバムは高値で取引されるようになりますが、2012年にRock Candy Recordsから再発(初CD化)され手軽に楽しめるようになるわけです。

当然、CDを即購入した筆者ですが、アルバムを聴き始めてすぐに違和感を覚えます。「あれ、曲順違くない?」と。そうなんです、US盤と日本盤とでは収録曲順が異なっていることに、ここで初めて気づくわけです。

ちなみに、当時の日本盤の曲順は下記のとおり。

A-1. Whatever Happened To Fun...
A-2. Turn It Up Loud
A-3. American Kix
A-4. Last Radio Show
B-1. Kids In The City
B-2. Weekend Boy
B-3. First Time
B-4. Electric Nights
B-5. Lonely Hearts

ところが、US盤(現行CD含む)はM-1「Whatever Happened To Fun…」とM-3「American Kix」が入れ替わっています。シングル曲「Whatever Happened To Fun…」から始まる日本盤を親しんできたので、すぐにその違いに気づくわけですよ。

まあ、そんな違和感もCDを聴き返すうちにすぐ慣れるわけですが。

さて。今回のレビューは現行CDに沿って話を進めます。軽快なアメリカンロック「American Kix」からスタートするアルバムは、全体的に音の軽さとカラッとした質感がポップな曲調にフィットしており、全9曲/36分があっという間に感じられるはず。適度に挿入されるコーラス(シンガロング)のせいもあって、何度か聴いていると不思議と口ずさめるようになるのではないでしょうか。

9曲通して聴くと、改めて「Whatever Happened To Fun…」が突出した出来であることに気づかされますが、もちろんほかの楽曲もそこまで悪いわけではない。6分半近くもある「Last Radio Show」で聴かせるセンチメンタリズムは意外と日本人好みなテイストですし、王道のパワーポップチューン「Kids In The City」や「Weekend Boy」などもマニアにはたまらないはず。個人的にはアルバム前半(「American Kix」や「Turn It Up Loud」)がカラッとしたアメリカンロックだとしたら、後半(アナログB面)がパワーポップ的側面に特化した作風かなと。リリース当時は「Whatever Happened To Fun…」を含むA面ばかりリピートしていたけど、今ならアルバム後半を激プッシュします。

ちなみに、彼らのバックに付いていたのは元RASPBERRIESのウォーリー・ブライソン。プロデュースを手がけたのも、同じRASPBERRIESやエリック・カルメン、BAY CITY ROLLERSなどで知られるティース(ジミー・レナー)と、いわゆるパワーポップ界隈の重鎮たちでした。まあ、時代的にHR/HMがヒットし始めた時期だったので、タイミングが悪かったかもしれませんね。

なお、本作は今のところデジタル/ストリーミング配信は国内外でされておりません。Apple Musicでは2003年に発表された未発表音源集『TEENAGE NEON JUNGLE (RARE & UNRELEASED)』が配信済みなので、こちらで主要ナンバーの別テイクを楽しむことができます。

 


▼CANDY『WHATEVER HAPPENED TO FUN...』
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2019年11月12日 (火)

STRYPER『SOLDIERS UNDER COMMAND』(1985)

1985年5月にリリースされた、STRYPERの1stフルアルバム。日本では同年8月に発表されました。

デビュー作となった『THE YELLOW AND BLACK ATTACK』(1984年)は当初6曲入りのミニアルバム形式でしたが、のちに「My Love I'll Always Show」「Reason For The Season」などを追加した形で再発。こちらを1stアルバムと捉える方も多いようです。

とはいえ、STRYPERの人気や存在を決定づけたという点においては、本作『SOLDIERS UNDER COMMAND』に軍配が上がるのではないでしょうか(セールスなどトータル面では続く『TO HELL WITH THE DEVIL』なんでしょうけど)。

マイケル・ワグナー(ACCEPTDOKKENMETALLICAなど)をプロデューサーに迎えて制作された本作は、Enigma Recordsという当時さほど大きくなかったインディーズレーベルの制作にわりにはかなり完成度の高いヘヴィメタルアルバムに仕上がっています。彼らは次作『TO HELL WITH THE DEVIL』でミドルテンポの楽曲が軸の作風にシフトしてしまうのですが、本作に関しては疾走感の強いアップチューンも複数用意されており、メタルアルバムとしてはとてもバランス感に優れた構成/内容と言えるでしょう。

とにかく、オープニングを飾るタイトルトラック「Soldier Under Command」からしてパーフェクト。彼ら特有の美しいハーモニーもしっかり用意されており、メロディ自体は非常にキャッチーで親しみやすいものなのですが、ギターリフやソロプレイなどを含む演奏面でのアグレッシヴさが適度に保たれていることから、ヤワに感じることはゼロ。その流れから美メロ&美ハモの「Makes Me Wanna Sing」へと続いても違和感なしで、この爽快感こそがSTRYPERの醍醐味だと改めて実感することができるはず。

「First Love」や「Together As One」のような美しいバラードもあれば、メタリックで前のめりな「The Rock That Makes Me Roll」もポップな「(Waiting For) A Love That's Real」も軽やかな「Reach Out」もあるし、マイケル・スウィート(Vo, G)のハイトーンが印象的なミドルヘヴィ「Surrender」もある。ラストの「Battle Hymn Of The Republic」まで本当に捨て曲なし、完成度の高い美メロHR/HMアルバムだと断言できます。

確かに歌詞の面ではキリスト賛歌と呼べるような内容ばかりですし、「Soldier Under Command」にしても〈俺たちは神の使命を受けた兵隊だ〉って内容ですからね。普段ヘルやサタンだって歌詞にばかり触れてきた輩には敷居の高さを感じてしまうでしょうけど(笑)、これはこれで全然アリ。僕自身はクリスチャンでもなんでもありませんが、歌われている内容含めてスッと入ってくる、理解できるものなのでノー問題です。

とにかく、メロディックHR/HM作品として非常に高品質な1枚なので、偏見を捨てて一度触れてみてはいかがでしょう?(って言いながら、実は日本ではストリーミング配信されてないのですが。残念 → 2020年5月14日現在、本作の国内ストリーミング配信が解禁されていました!)

 


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2019年3月29日 (金)

ANTHRAX『SPREADING THE DISEASE』(1985)

1985年10月にリリースされた、ANTHRAXの2ndアルバム。ニール・タービン(Vo)とダン・リルカ(B)が脱退し、代わりにジョーイ・ベラドナ(Vo)とフランク・ベロ(B)が加入し、以降の黄金期ラインナップが完成。まず1985年2月にEP『ARMED AND DANGEROUS』を発表し、続いてこのアルバムをリリースしました。また、本作はIsland Recordsからの初メジャー流通ということもあってか、チャートインできなかった1stアルバム『FISTFUL OF METAL』(1984年)とは異なり全米113位という記録を残しています。

基本的な作風は前作『FISTFUL OF METAL』の延長線上にあるのですが、より歌えるシンガーが加入したことで、スラッシュメタル的なサウンドスタイルの中にも正統派メタル的な要素が強まったような印象を受けます。ミディアムテンポの「Madhouse」なんてまさにメンバーチェンジが功を奏した1曲ですしね。

とはいいながらも、全体的にスピード感を強調した楽曲が中心。次作『AMONG THE LIVING』(1987年)ではよりプログレッシヴで複雑なアレンジの楽曲が増えていきますが、オープニングの「A.I.R.」や続く「Lone Justice」を聴く限りでは本作ではまだ直線的な疾走チューンが中心かな。

その一方で、次作での「Indians」にも通ずるドラミングのヘヴィナンバー「The Enemy」や1stアルバムでのパンキッシュなスタイルをそのまま引き継いだ「Aftershock」、ミドルテンポの歌モノパワーメタル「Medusa」といった変化球も含まれており、スピード一辺倒で終わらせない気概も感じられます。このへんのバランス感が徐々に調整されていき、最終的にはミドルヘヴィ中心の作風へとシフトしていくのですから、そういう意味では本作はそのスタート地点と捉えることができるでしょう。

EP『ARMED AND DANGEROUS』で先行リリースされた「Armed And Dangerous」はこのアルバムにも収められていますが、EPとは別ミックス。この曲とラストの「Gung-Ho」は前ラインナップ時代に書かれた曲で、クレジットにはニール・タービンやダン・リルカの名前も見つけることができます。つまり、この作品は黄金期への橋渡し的内容、過渡期的内容と呼ぶこともできるでしょう。以降の作品と比べて完璧なまでの名作度が若干低いのは、そういった要因もあるのかもしれません。

ただ、個人的にはずっとこのアルバムが一番好きだったんですよ、ANTHRAXの中では。もちろん最初に聴いたアルバムというのも大きいですし、それこそMETALLICA『MASTER OF PUPPETS』(1986年)を手にした直後くらいに初めて聴いた1枚でもあるので、自分の血となり肉となったという点でも重要なんです。



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2019年1月 2日 (水)

ARCADIA『SO RED THE ROSE』(1985)

1985年秋にリリースされたARCADIA唯一のオリジナルアルバム。「Election Day」(全米6位/全英7位)、「Goodbye Is Forever」(全米33位)、「The Promise」(全英37位)、「The Flame」(全英58位)というシングルヒットも手伝って、アルバム自体も全米23位(ミリオン突破)、全英30位という好成績を残しています。

ARCADIAとは、当時活動休止中だったDURAN DURANのサイモン・ル・ボン(Vo)、ニック・ローズ(Key)、ロジャー・テイラー(Dr)が結成したサイドプロジェクト。先にアンディ・テイラー(G)、ジョン・テイラー(B)がTHE POWER STATIONを結成したことを受け、1年遅れでこちらを始動させたわけです。

この面子に加え、アルバムのプロデューサーがDURAN DURANの『SEVEN AND THE RAGGED TIGER』(1983年)などを手がけたアレックス・サドキンという布陣。さらに、アルバムにはゲストプレイヤーとして土屋昌巳(G/ex. 一風堂。後期JAPANのツアーにも参加していましたしね、この流れは理解できます)、カルロス・アロマー(G/デヴィッド・ボウイなど)、デヴィッド・ギルモア(G/PINK FLOYD)、ハービー・ハンコック(Key)、アンディー・マッケイ(Sax/ROXY MUSIC)、スティーヴ・ジョーダン(Dr)、スティング(Cho)、グレイス・ジョーンズ(Cho)などが参加。もうこれだけで、アルバムのテイストがイメージできるかと思います。

で、その中身はDURAN DURANからブラックミュージック寄りのニューウェイブテイストは残しつつパンクロックの要素を排除し、シンセポップ色を強めたもの。DURAN DURANの耽美な世界観を強調させたそのサウンドは、『RIO』(1982年)や『SEVEN AND THE RAGGED TIGER』の延長線上にもあり、その後DURAN DURANが進むかもしれなかった“もうひとつの可能性”と捉えることができます。

というわけで、当然のように「Hungry Like The Wolf」や「The Reflex」といったテキストの楽曲は皆無。ミドルテンポ中心の作風なので、終始安心して聴いていられるかと思います。それもあって、THE POWER STATIONにあった刺激的な要素はゼロで、そこに不満をこぼす人も少なくないのでは。しかし、当時中学生だった自分は不思議とこの「どことなくエロを感じさせる、大人の雰囲気」に惹かれたんですよね。

サイモンの歌とニックのソングライティング&シンセが強く、ロジャーのカラーはほとんど感じらないかもしれません(苦笑)。また、曲によってはグレイス・ジョーンズ(「Election Day」)やスティング(「The Promise」)のコーラスが際立っており、刺激とまでは言わないけど良いフックにはなっているのではないでしょうか。

このアルバムでの世界観にジョン・テイラーが持ち帰ったファンクロックのテイストが加わったことで、DURAN DURANの『NOTORIOUS』(1986年)に続く……と考えると、DURAN DURANというバンドの史実上絶対に欠かせない1枚だと断言できるはずです。

 


▼ARCADIA『SO RED THE ROSE』
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