カテゴリー「1986年の作品」の42件の記事

2019年4月21日 (日)

PRINCE & THE REVOLUTION『PARADE』(1986)

1986年春に発表された、プリンス通算8作目のオリジナルアルバム。PRINCE & THE REVOLUTION名義では『PURPLE RAIN』(1984年)、『AROUND THE WORLD IN A DAY』(1985年)に続く3作目にして最終作に当たります。本作からは「Kiss」が全米1位(同年間19位)、「Mountains」が同23位、「Anotherloverholenyohead」が同63位を記録し、アルバム自体も全米3位まで上昇しています(ミリオンセールス達成)。

同年に公開されたプリンス主演映画第2弾『アンダー・ザ・チェリー・ムーン』のサウンドトラックとして制作されたという点においては、メガヒットとなった『PURPLE RAIN』(同名映画のサントラ)と同じポジションの1枚ですが、音楽性や内容的にはロック色が濃厚だった『PURPLE RAIN』とは異なり、よりファンク色が強く、かつ『AROUND THE WORLD IN A DAY』でのサイケデリック色、さらにジャズの色合いも加わった、音楽性が一段と広がりを見せた1枚に仕上がっています。

どうしても大ヒットした「Kiss」の印象が強くなってしまいますが、ジャンルレスな1〜2分台のショートチューンが矢継ぎ早に繰り出される前半(アナログA面のM-1〜7)の構成はなかなかに気持ち良いものがあり、だからこそ唯一5分台の楽曲「Girls & Boys」(ヨーロッパのみでシングルカット。MVも制作)が非常に強く印象に残るというのもあります。

後半に入ると前作の流れを汲む「Mountains」もあるし、代表曲「Kiss」もあるし、何よりもアルバムラストを飾る名バラード「Sometimes It Snows In April」もある。特に7分近い大作の「Sometimes It Snows In April」は、彼が去って以降はこの季節になると毎年聴きたくなる1曲でもあります。そろそろ暖かくなってきたなって季節なのに、急に真冬のような寒さまで気温が落ち込む1日には、ふとこの曲が脳内で流れ始めるんですよね。

映画のサントラということを抜きにしても、アルバムとしてなかなかにバラエティに富んだ本作。映画の大失敗&酷評もあり、このアルバムに対する評価も一時は決して高いものではありませんでしたが、改めてプリンスのキャリアを振り返るとすごく充実した1枚であることが理解できるはず。特に、ここからTHE REVOLUTION解散〜『SIGN O' THE TIMES』(1987年)でソロ名義での活動再開という流れを考えると、本作はひとつの区切りであり大きな分岐点でもあるのかなと。

まあとにかく、良い曲が多いし、アルバムとしても聴きやすく優れているので、80年代の代表作のひとつとして今このタイミングにオススメしておきたい1枚です。

 


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2019年3月28日 (木)

EUROPE『THE FINAL COUNTDOWN』(1986)

言わずと知れたEUROPEの大出世作にして最大のヒット作。1986年5月にリリースされた通算3作目のアルバムで、海外では本作からEpic Recodsでのメジャー流通となりました(日本では当時はビクター、現在はソニーから発売)。誰もが一度は耳にしたことのあるタイトルトラックの大ヒット(全米8位/全英1位)に続き、「Rock The Night」(全米30位/全英12位)、「Carrie」(全米3位/全英22位)、「Cherokee」(全米72位)とヒットシングルを連発し、アルバム自体も全米8位、全英9位を記録。アメリカだけでも300万枚以上、全世界で700万枚近いセールスを誇る最大のヒット作となりました。

スウェーデンのローカルバンドだった彼らですが、ここ日本では1stアルバム『EUROPE』(1983年)の時点で一部HR/HMファンの間で高い人気を誇り、北欧のバンドらしい哀愁味のあるハードロックサウンドで好評を博しました。しかし、新たに世界的な大手レーベルやマネジメントと契約したことにより「売れるものを」と入れ知恵されたのでしょうか、より洗練されたサウンドへとシフトチェンジします。

プロデューサーにもケヴィン・エルソン(JOURNEYMR. BIGなど)を迎え世界進出を本気で狙った今作は、お聴きのとおり新加入のミック・ミカエリ(Key)のシンセを前面に打ち出した産業ハードロック的なスタイルを確立。ジョン・ノーラム(G)のギタープレイは主張の強すぎず、ソロのときだけ前に出てくるという程度の存在感。楽曲的にもミドルテンポのハードロック「Rock The Night」や「Danger On The Track」「Cherokee」や、王道のパワーバラード「Carrie」「Time Has Come」など確実にアメリカ進出を意識したものばかりで、そんな中に前作までのカラーを残す「Ninja」や「On The Loose」が程よいフックとなり、以降の作品と比べると“北欧らしさ”がまだ垣間見れるバランス感となっています。

個人的には日本のみでシングルカットされたラストナンバー「Love Chaser」(確か日本映画のテーマソングだったんですよね)がお気に入り。「The Final Countdown」ほどダサすぎず、それでいて以降のEUROPEらしさと従来のらしさがバランスよく混在している。ジョン・ノーラムのギタープレイも印象的だしね。ライブではもはや披露される機会は皆無ですが、このへんや「Ninja」「On The Loose」があるからギリギリ初期ファンをつなぎとめられた1枚なのかなと……といいながらも、僕自身リアルタイムではこのアルバムから入ったリスナーなので、それ以前のことはわからないのですが。

とか言いながらも、やっぱりシングルカットされた楽曲もマイナーな曲も含め、どれも思い出深く馴染み深いナンバーばかりなので、やっぱりアルバム全体通して楽しみたい1枚。シンセの音色に多少の古臭さを感じてしまうのは否めませんが、それも歴史の記録ということで。うん、やっぱり傑作です。



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2019年3月26日 (火)

RATT『DANCING UNDERCOVER』(1986)

1986年8月(日本では10月)にリリースされたRATT通算3作目のオリジナルアルバム。過去2作同様にボー・ヒル(WINGERWARRANTアリス・クーパーなど)がプロデュースを担当しています。本作からは「Dance」「Body Talk」「Slip Of The Lip」がシングルカットされましたが、ヒットしたのは「Dance」(全米59位)のみ。それも影響してかアルバム自体も最高26位と、過去2作で達成した連続TOP10入りを逃し、セールスも100万枚程度に止まっています。

路線的には過去2作とほとんど一緒。“Ratt 'N' Roll”と呼ばれるミドルテンポの楽曲が中心ですが、そこに「Drive Me Crazy」のようなアップチューンがあったり、「Body Talk」のようなメタリックなファストチューンがあったりと、アルバムとしての緩急はしっかりついている。

また、各楽曲の完成度も過去2作と比べてそこまで劣るとは思えない。事実、シングルカットされた「Dance」や「Body Talk」はシンプルにカッコいいハードロックナンバーだし、特に前者のキャッチーさはそれ以前のシングルヒットにも引けを取らないと思うのです。シングル曲のないB面(M-6以降)も悪くないし、ラストの「Enough Is Enough」も新鮮さが感じられるんですよね。

では、なぜ大きなヒットに結びつかなかったのでしょう。それは、おそらくスティーヴン・パーシー(Vo)の単調なボーカルスタイルによるものが大きいのではないかと。みんな、そこに気づいてしまったのです。

1986年8月というと、のちにメガヒットを記録するBON JOVIの3rdアルバム『SLIPPERY WHEN WET』がアメリカでリリースされたタイミング。RATTとBON JOVIはほぼ同じタイミングにデビューを果たし、同じペースでアルバムを発表してきましたが、どうしてここまで差が付いてしまったのかと問われたら、結局は楽曲の良さとそれを表現する者の器用さなのかなと。ジョン・ボン・ジョヴィも決してテクニカルなシンガーではありませんが、スティーヴンと比べたら曲ごとに色を変えることができる人。バラードも“味”で聴かせられてしまうシンガーなのです。

ところが、スティーヴンには繊細なラブソングもキャッチーなパワーバラードも歌えない。いや、歌えるんでしょうけど、リスナーが求めるものにはならない。実はこのへんがネックになり、RATTはこのアルバム以降迷走期に突入することになるわけです。皮肉な話です。

RATTというバンドを軸にして考えれば良作なのに、外側で拡大し始めたシーンからみたら「いつも同じで単調」とみなされてしまう。つくづく不幸なバンドだと思います。



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2018年8月20日 (月)

ARETHA FRANKLIN『ARETHA』(1986)

1986年10月にリリースされた、アレサ・フランクリン通算34枚目のスタジオアルバム。アルバムの大半を前作『WHO'S ZOOMIN' WHO?』(1985年)を手がけたナラダ・マイケル・ウォルデンが、2曲のみアレサ自身が、そして1曲だけキース・リチャーズTHE ROLLING STONES)が担当。前作の全米13位(ミリオン)には届かなかったものの、本作も全米32位まで上昇し、50万枚以上売り上げています。特に本作からは、ジョージ・マイケルとのデュエット曲「I Knew You Were Waiting (For Me)」が全米1位の大ヒットとなったほか、「Jumpin' Jack Flash」(全米21位)、「Jimmy Lee」(全米28位)、「Rock-A-Lott」(全米82位)という数々のヒットシングルが生まれています。

僕自身、初めて手に取ったアレサ・フランクリンのアルバムが本作でした。当時中学生だったものの、ストーンズのキースとロニー・ウッドをゲストに迎えた「Jumpin' Jack Flash」のカバー(当然キースがプロデュース)は、原曲とは異なるスローなテンポで、なおかつソウルテイストが強まったクールなアレンジで、MVともどもヘビロテした記憶があります。この曲でドラムを叩いているのが、のちにキースのバンドに加わるスティーヴ・ジョーダン。キーボードはストーンズのサポートでおなじみのジャック・リーヴェルだし、本当にオールスターバンドによる豪華なカバーなんですよね。

この1曲聴きたさに手にしたアルバムでしたが、オープニングを飾る「Jimmy Lee」(今聴くと時代を感じますね)、WHAM!解散後のジョージ・マイケルが華やかな歌声を聴かせてくれる「I Knew You Were Waiting (For Me)」と、とにかくポップさが際立つアルバムではないかと。いかにもなソウルバラード「Do You Still Remember」も当時は非常に大人っぽさを感じつつ、背伸びしながら聴いていました。懐かしい。

アナログB面は派手なディスコチューン「Rock-A-Lott」を皮切りに始まるも、ゆったりしたリズムのソウルチューン「An Angel Cries」、ストリングス&ブラスをフィーチャーしたゴスペルナンバー「He’ll Come Along」、ラリー・グラハムとのデュエット「If You Need My Love Tonight」など、全体的に落ち着いた印象。ラストはブロードゥエイミュージカル『フィニアンの虹』から「Look To The Rainbow」のカバーでしっとり幕を下ろします。

1986年当時の僕は、とにかくMTVで気になった曲があったらジャンル問わず、まずはアルバムをレンタルして聴くことが習慣になっていました。このアルバムもその延長だったのですが、ストーンズやジョージ・マイケルといった取っ付きやすさがあったおかげで、すんなり入っていけました。今となってはアレサ・フランクリンの魅力はここじゃないことは承知しておりますが(笑)、それでも記憶の片隅にはいつもこのアルバムが存在していました。そりゃあ、『LADY SOUL』(1968年)とか聴いたほうがわかりやすいですけどね。それでも、気づけばこの週末はこのアルバムばかり聴いていたのですから……まあ、こうしてここで取り上げるのも自分なりのトリビュートになってるのかな。



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2018年8月11日 (土)

FATE『A MATTER OF ATTITUDE』(1986)

デンマーク出身のハードロックバンドFATEが1986年秋に発表した2ndアルバム。このバンド、メンバーのハンク・シャーマン(G)が元MERCYFUL FATEのリードギタリストということで、バンド名のFATEも元いたバンドから一部拝借したものなんですね。MERCYFUL FATEというとキング・ダイアモンド(Vo)のイメージが強く、特に初期はブラックメタルのイメージもあったかと思います。

そのバンドでギターを弾いていた人間が新たに結成したこのバンド。メジャーのEMI / Capitol Recordsと契約していたという事実もすごいですが、この2枚目のアルバムで聴かせるその音も衝撃的です。

僕は当時、ラジオでオープニングナンバー「Won't Stop」を聴いてこのバンドの存在を知ったのですが、当然上記のような知識は一切ない中高生でしたので、普通に「EUROPEを能天気にしたようなバンドだな」くらいの印象しかありませんでした。いや、それ褒めているんですよ? ぶっちゃけ、このアルバムは日本盤も発売されていましたが、メタルに弱い田舎のCD屋には並ぶこともなく、FMからエアチェックしたカセットでひたすらこの1曲だけを聴きまくったものです。

で、最近Spotify上をサーフしていたら、このバンドにたどり着き「あ、いたいた!」と懐かしがってこの2作目を聴いてみたのでした。

「Won't Stop」は本作中でもっとも異色のアレンジ/曲調でした。ソロになるとやっとギターが目立つアレンジが、どこかVAN HALENの「Jump」を彷彿とさせますが、要は同曲や当時すでにヒットしていたEUROPEの「The Final Countdown」に影響されてシンセメインのポップな楽曲に挑んでみたんでしょうね。ま、僕みたいな人間がそこに釣られたのですから、あながち失敗でなかったようです。

というわけで、このアルバムの真の魅力は2曲目から。北欧のバンドらしく、マイナーキーを軸にした哀愁味の強いメロディアスハードロックが展開されていきます。バンドの編成にはシンセは含まないものの、レコーディングにはこれでもか!というくらいにシンセを多用。これが厚みのあるコーラスとともに良い味付けになっているんです。3曲目「(I Can't Stand) Losing You」や6曲目「Summerlove」なんて、ぶっちゃけ名曲じゃないですか?

なんて思っていると、後半には軽快なアメリカンロック調の「Farrah」や「Get Up And Go」を筆頭に、メジャーキーの曲がずらりと並ぶ。このバランス感、嫌いじゃないです。しかも、ラストにお遊びっぽい「Do It」まである。ああ、VAN HALENを北欧感覚でやろうとするとこうなるのかな、なんて思ったりして。

作品的にはハンク脱退後に発表された4thアルバム『SCRATCH 'N SNIFF』(1990年)の評価が高いようですが、ポップサイドに振り切ったこの2ndアルバムも素敵だと思います。ビバ!産業ハードロック。



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2018年7月30日 (月)

AEROSMITH『CLASSICS LIVE』(1986)

AEROSMITHが1986年春に発表した、通算2作目のライブアルバム。バンドは1984年頃にオリジナルメンバーが再び揃い、翌1985年秋に久しぶりのオリジナルアルバム『DONE WITH MIRRORS』を発表。こちらが全米36位というスマッシュヒットとなったことを受け、古巣のColumbia Recordsが急遽企画して発表したのがこのライブアルバムでした。

ということで、本作の制作にはメンバーは関わっておらず、レーベルに残っていた秘蔵ライブ音源の中からピックアップされたものと、この時点まで未発表だったスタジオ音源の計8曲で構成。トータルで36分強という、前のライブ盤『LIVE! BOOTLEG』(1978年)と比べたらボリューム的にも食い足りない内容なのです。

しかも、このライブ音源が曲者で。録音時期は1977年から1983年までと幅があり、どの曲がいつの録音かはクレジットされておりません。つまり、ジョー・ペリー(G)やブラッド・ウィットフォード(G)が復帰したのを受けて発売されているものの、2人が参加していない時期の音源も含まれているわけです。

現在わかっているだけでも、「Sweet Emotion」は1982年12月の録音とのことなので、ギタリストはジミー・クレスポとリック・ダフィーの時期ですね。これ、ファンなら聴けばオリジナルの2人が弾いてないこと、すぐわかると思いますよ。それくらい、フレージングが異なるので。

収録曲の大半は『LIVE! BOOTLEG』にも収録されている、ライブでの定番曲ばかり。ぶっちゃけ、流れとか構成とかまったく考えられていない、とりあえず人気曲を並べましたというもの。レコード会社の便乗してやろうっていう気持ち、見え見えですね。そんな中、「Three Mile Smile / Reefer Head Woman」という『LIVE! BOOTLEG』以降の貴重な音源も含まれているので、ファンはこちら目当てで購入してもいいのかなと。これ1曲のため購入となると、かなりハードル高いですけどね。

で、最後にボーナストラックのように1曲だけ収録されているスタジオ音源「Major Barbra」。これは2ndアルバム『GET YOUR WINGS』(1974年)の制作時にレコーディングされたアウトテイクとのこと。うん、地味ですね。ただでさえ、パッと聴いた印象が地味な『GET YOUR WINGS』にこの曲が入っていたら、さらに地味になっていたのではないかと。

決してサウンドも良くない(基本的にドラムの音がペタペタ過ぎて軽く、好みじゃないのです)このライブ作品、当時のエアロ復活!の流れもあってか、全米84位まで上昇。当時の最新アルバム『DONE WITH MIRRORS』を超えるミリオンセラー作品となってしまったのは、なんとも皮肉な話です。



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2018年5月 1日 (火)

FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD『LIVERPOOL』(1986)

FRANKIE GOES TO HOLLYWOODが1986年11月に発表した、通算2作目にして最後のオリジナルアルバム。イギリスではトリプルプラチナムを記録する大ヒットとなったデビューアルバム『WELCOME TO THE PREASUREDOME』(1984年)に比べると全体的に地味なこともあり、全英5位、全米88位という成績にとどまりました。

トレヴァー・ホーンによるダンサブルな打ち込みサウンド、カバー曲が半数近くを締めるデビューアルバムは2枚組という大ボリューム(けど、トータルでは60数分程度)で、リリース当時はアナログ盤で聴くことが躊躇われましたが、今作は全8曲で43分と非常にコンパクト。しかも全曲オリジナル曲とくれば、バンドの気合いの入れようが伝わってくることでしょう。

実際、カッコいい“ロック”アルバムなんですよ。そう、サウンド的にもダイナミックなバンドサウンドを前面に打ち出していて、本当にロックなの。ここには「Relax」も「Two Tribes」もなければ、そういった楽曲にあった下世話さも皆無。急に本格派志向になっていてびっくりしちゃうという。あれだね、ニセモノだの徒花だの罵られた結果、いっちょ本気出してやろうぜ!とバンドの底力を見せようと思ったんでしょうね。

悪くないんですよ。本当に。オープニングの「Warriors Of The Wasteland」から「Rage Hard」へと続くハードでシリアスな世界観は、1986年という不安定な情勢(フィリピンのエドゥサ革命、アメリカによりリビア爆撃、チェルノブイリの原発事故、米ソ首脳会談など)の中で聴くには非常にぴったりでしたし。

でもね、このシリアスなトーンがずーっと続くわけ。3曲目「Kill The Pain」も同系統だし、打ち込みを取り入れた「Maximum Joy」も一緒。唯一、「Watching The Wildlife」あたりは若干ポップさが感じられるけど、それでもトーンとしては暗め。結局、ラストの7分半におよぶバラード「Is Anybody Out There?」まで、ずーっとシリアスでダークめなトーンで統一されているのです。

でもさ。これ、ファンが求めていた路線じゃないよね?

そもそも、固定ファンがどれだけいたのかも疑問ですが、トレヴァー・ホーンのもとを離れてバンドとして自活していこうとした結果がこのアルバムなのだとしたら、ちょっと焦点がズレてましたね、と言わざるを得ない。けど、完成したアルバムの出来がそこそこ良いもんだから、中途半端にけなせない。そういう迷作・珍作なのかもしれませんね。

あ、僕は当時から大好きです。大体、多勢が良くないものを好む傾向は、この頃から始まっていたのかもしれませんね。

偏見を捨てて、一度は触れてみてほしい1枚です。



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2018年4月23日 (月)

SIGUE SIGUE SPUTNIK『FLAUNT IT』(1986)

1986年3月にリリースされた、SIGUE SIGUE SPUTNIKのデビューアルバム。元GENERATION X(ビリー・アイドルが在籍したパンクバンド)のトニー・ジェイムス(G)が在籍するということ以上に、80年代半ばにおいてもどこか時代錯誤に感じられた奇抜なファッションと、単調なデジタルビートを基盤にしたチープな音楽性で良くも悪くも話題となったバンドですが、デビューシングル「Love Missile F1-11」は全英3位を記録。続く2ndシングル「21st Century Boy」は全英20位と順位を落とすものの(そりゃそうでしょう、デビュー曲とほぼ同じ曲調ですし)、アルバムは全英10位とまずまずの成功を収めます。

僕も当時、『ミュージックライフ』などの音楽誌で彼らのことを知り、あの馬鹿馬鹿しいまでのルックスに惹かれ、さらにMTVなどで「Love Missile F1-11」のMVを観て(初めて音を聴いて)いろんな意味で衝撃を受けるわけです。「これがフューチャーロック、フューチャーパンクか……」と感銘を受け……るわけないですよね、さすがの中坊でも(苦笑)。

でもね、この曲が癖になるんですよ。単調なデジタルビートにエフェクトかけまくりのボーカル、オールドスタイルのギタープレイ。気づけば、何度もリピートしていた自分がいて……たぶん、実家に7インチシングル、残ってるんじゃないかな?

で、アルバム。さすがに自腹で購入せずレンタルで済ませましたが(笑)、まずはそのジャケットに驚かされるんじゃないでしょうか。妙な日本語が散りばめられていたり、どこかで見たことのあるロボットが描かれていたり……彼らにとっての“近未来”とは日本、いや、東京そのものなんでしょうかね。で、オープニングの「Love Missile F1-11」がバージョン違いで日本語が入ってきたりでさらに驚かされ、2曲目「Atari Baby」で早くもテンポを落とすものの、続く「Sex Bomb Boogie」以降はしばらく同じテンポ感、同じビート感、同じ曲調が延々と続きます……続くのです(苦笑)。

こうやってアルバム通して聴くと、実は「Love Missile F1-11」ってよく作り込まれた楽曲だったんだなと、改めて実感させられます。そして、いろんなところで言われていると思いますが、FRANKIE GOES TO HOLLYWOODにも通ずる“ハリボテ”も強かったりして、そのニセモノ感が受け入れられるかどうかで評価も大きく変わるバンド/アルバムかもしれません。

が、そこまでの高評価が似合わないのも、このバンドらしいというか。名盤というよりは迷盤として語り継がれるのが、彼らにはぴったりかもしれませんね。

とはいえ、音楽史的には非常に意味の大きい1枚なんですよね。だって、このアルバムがなかったら、その後の布袋寅泰の『GUITARYTHM』シリーズもなかったでしょうし、かのロマンポルシェ。も生まれなかったでしょうから(それは言い過ぎ?)。



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2018年3月 8日 (木)

SLAYER『REIGN IN BLOOD』(1986)

1986年10月(US。日本盤は1987年1月)に発売された、SLAYERの3rdアルバム。過去2作はインディーズレーベルのMetal Blade Recordsからのリリースでしたが、今作からメジャー流通のDef Jam(のちのAmerican Recordings)からの発表……のはずでした。まあ結果的にはメジャーから発売されたのですが、詳しくは最後に記しますね。

リック・ルービンという“クラシックロック再生工場”とタッグを組むことで、より邪悪でド直球なスラッシュ/ブラックメタルへと進化した本作。1st『SHOW NO MERCY』(1983年)でのIRON MAIDENやVENOMあたりからの影響が強い直線的なスタイル、2nd『HELL AWAITS』(1985年)での若干プログレッシヴな大作志向、これらがすべて凝縮され、ものすごく速いBPMで演奏することで実現した「SLAYERらしいオリジナリティの確立」。もうね、完璧なまでに暴力的な音の塊に仕上げられているんですよ。

僕が初めてSLAYERの音に触れたのが、このアルバム。当時はまだアナログ盤しか発売されてなくて、日本でCD化されたのは90年代に入ってから。友達のお姉ちゃんにダビングしてもらったんだよね。だから自分にとってのスラッシュメタルのイメージはMETALLICA『MASTER OF PUPPETS』(1986年)『RIDE THE LIGHTNING』(1984年)ANTHRAXの『SPREADING THE DISEASE』(1985年)、そしてMEGADETH『PEACE SELLS... BUT WHO'S BUYING?(1986年)。つまり、スラッシュ四天王のイメージそのままなわけです。

特にSLAYERとMETALLICAは1枚目、2枚目、3枚目でたどる道がことごとく同じ方向。実は続く4枚目も似てるっちゃあ似てるんですよね(音的にではなく、トライしようとしていた方向が)。で、お互い決定打となる5枚目で大きく道が分かれるというね。ホント、面白い2組です。

……と、雑談はさておき。もうね、この『REIGN IN BLOOD』に関しては無心で、かつ大音量で聴いてもらうしかない。冒頭の「Angel Of Death」でのデイヴ・ロンバード(Dr)のドラミングから、ラスト「Raining Blood」の不穏なイントロで始まり、最後に気が触れたようにのたうちまわるギタープレイまで、一寸の隙もない完璧なアルバムですから。全10曲で29分(現行CDはボーナストラック2曲が追加されているのでトータル35分に。できればその2曲を外して楽しんでもらいたいくらい)。10曲通して1曲ぐらいの感覚で楽しめる、ものすごいアルバムです。えげつなさすぎ。

ちなみに、最初に書いたメジャー云々の話題について。要するに「Angel Of Death」をはじめとする一部楽曲の歌詞が倫理的にいろいろアレということで、メジャー配給先のColumbiaが発売を拒否。それで最終的にWarner系からの発売になったといういわく付きの1枚なわけです。ナチスの人体実験を題材にした「Angel Of Death」や、「Piece By Piece」「Necrophobic」の3曲に関しては、確かに国内盤で対訳が掲載されてないもんね。これもそういう理由なんでしょう(ネット上にある私設対訳サイトにはこれらの楽曲の和訳が掲載されているので、詳しくはそちらでお確かめください)。

そういえば、2003年には本作完全再現ライブも実現しましたよね。ライブDVD『STILL REIGNING』(2004年)にてその模様を確認できますが、ぜひ一度はここ日本でも再現ライブをやってほしかったなぁ……さすがにラストツアーで完全再現はないだろうけどさ。



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2017年12月25日 (月)

WHAM!『MUSIC FROM THE EDGE OF HEAVEN』(1986)

ジョージ・マイケルが亡くなってから、本日でまる1年。というころで、今日は予定外にもう1本更新しようと思います。

本作『MUSIC FROM THE EDGE OF HEAVEN』はジョージ・マイケル&アンドリュー・リッジリーによるポップユニット、WHAM!が1986年初夏にリリースした3枚目にして最後のオリジナルアルバム。リリース時にはすでにグループは解散(ラストライブ終了)済みでしたので、そこまで大々的にプッシュされた1枚というわけではありませんでした。

というのも本作は当初、北米とここ日本でしかリリースされていないイレギュラーなオリジナル作品だったのです。WHAM!は解散に際して新録曲3曲(リードシングルとして発表された「The Edge Of Heaven」と、「Battlestations」「Where Did Your Heart Go?」)と初期シングルの最新リミックス「Wham Rap '86」の4曲を用意し、イギリス本国でのシングル限定盤にはこれらすべてを収録。北米&日本限定の『MUSIC FROM THE EDGE OF HEAVEN』に先駆けてリリースされたベストアルバム『THE FINAL』(1986年)にはこのうち新録3曲がすべて収録されていたため、わざわざ『MUSIC FROM THE EDGE OF HEAVEN』をリリースする必要はなかったわけです(ちなみに日本では『THE FINAL』も同時期にリリース済み)。まあ、いろんなしがらみがあったんでしょうね(ジャケットの投げやり感からも伝わってきますが)。

そういう不幸な立ち位置の3rdアルバム。全8曲入りということで、上記の4曲以外には1985年のヒットシングル「I'm Your Man」のリミックス(シングルや12インチ盤未収録バージョン)、「Blue」のライブ・イン・チャイナ、冬の定番曲「Last Christmas」、そしてアルバムに先行して発表されたジョージのソロシングル「A Different Corner」という寄せ集め感が否めない選曲。ただ、こうやって聴いてみると当時のジョージが目指していた方向性や、ここから翌年にかけて本格化するソロアーティストとしての指針が見えてきます。

特に“Cool Side”と題されたアナログB面(M-5〜8)のうち、「Last Christmas」を除く3曲(「A Different Corner」「Blue」「Where Did Your Heart Go?」)あたりに次への布石が感じられる気がするのですが(もちろんA面に配置された「Battlestations」にも)。寄せ集めとはいえ、極甘だった前作『MAKE IT BIG』(1984年)をちょっとビターにしたこの感じ、実は嫌いじゃないです。

今ではストリーミングサービスを通じて、世界各国で試聴可能な本作も、つい最近本国イギリスでデジタル販売が開始されたとのこと。ジョージが亡くなったあとというのがなんとも切ないですが、今日は久しぶりにWHAM!三昧で過ごしてみようかと思います。



▼WHAM!『MUSIC FROM THE EDGE OF HEAVEN』
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