カテゴリー「1988年の作品」の56件の記事

2019年7月13日 (土)

U2『RATTLE AND HUM』(1988)

1988年10月にリリースされた、U2通算6作目のオリジナルアルバム。

本作は同年劇場公開された同タイトルの映画(邦題は『U2/魂の叫び』)のサウンドトラック的位置付けの内容で、映画自体は前作『THE JOSHUA TREE』(1987年)でのツアーと本作収録の新曲制作の模様を収めたドキュメンタリー作品。U2なりの「アメリカ再発見」と「ルーツの探求」がテーマなんでしょうけど、当時かなり酷評されたことをよく覚えています。

で、アルバムですがスタジオ録音の新曲9曲と、前作『THE JOSHUA TREE』(1987年)を携えたツアーで録音されたライブ音源6曲、インタールード2曲の計17曲で構成。アナログは2枚組、CDは1枚で発売され、前作のメガヒットも手伝って本作も全米/全英1位を獲得しています(アメリカでは500万枚以上の売上を記録)。また、このアルバムからは「Desire」(全米3位/全英1位)、「Angel Of Harlem」(全米14位/全英9位)、「When Love Comes To Town」(全米68位/全英6位)、「All I Want Is You」(全米83位/全英4位)というヒットシングルも生まれています。「アメリカ再発見」というわりに、“もろにアメリカ”な楽曲ばかりのシングルは「Desire」以外そこまで大きなヒットにつながっていないんですね。不思議です。

まあ余談はともかく。内容自体は当時のイケイケぶりが伝わってくる、なかなかの内容です。オープニングの「Helter Skelter」(ご存知ビートルズのカバー)からゆらゆらと始まり、ジ・エッジ(G)がリードボーカルを初めて担当した「Van Diemen’s Land」で一旦トーンダウンしてから、まさに“魂の叫び”という映画タイトルがぴったりなヒットソング「Desire」へと続く構成。今さらながら最高だと思います。

その後もボブ・ディランをハモンドオルガンでフィーチャーした「Hawkmoon 269」、そのディランの楽曲でジミヘンのカバーでも知られる「All Along The Watchtower」のライブテイク、さらにゴスペル隊をフィーチャーした「I Still Haven't Found What I'm Looking For」と、聴きどころ満載です。

前半はライブテイク多めですが、後半はスタジオ録音の新曲が続きます。ブラスを大々的にフィーチャーした「Angel Of Harlem」、ディランがボーカルでも参加した「Love Rescue Me」、B.B.キングとの暑苦しい(笑)バトルが繰り広げられる「When Love Comes To Town」、『THE JOSHUA TREE』よりも『THE UNFORGETTABLE FIRE』(1984年)路線に近い「Heartland」、ジョン・レノンの名曲に対して勝手にパート2を作ってしまった(笑)「God Part II」と個性的な楽曲ばかり。

そして終盤はジミヘンのウッドストックでの名演「The Star Spangled Banner」から「Bullet The Blue Sky」の激アツライブテイク、そのままラストの「All I Want Is You」へと続いていきます。全体通して約72分。本作発売当時(1988年)はCDの最長収録時間が74分と言われていたので、かなりマックスに近い容量だったことが伺えます。

アルバムとしてのまとまりはほぼないに等しいですが、『THE UNFORGETTABLE FIRE』から始まった“アメリカ/ルーツ探求”の完結編という意味ではこういった雑多な内容もありなのかなと。まあ、そもそもが映画とペアで語るべき内容なんでしょうけど。

当時は好きな曲とそうでもない曲の差が激しい1枚でしたが、大人になってから聴くと意外と全編通して楽しめてしまうのですから、不思議なものです。そりゃあ、このあとに能天気にサングラスつけてギラギラのジャケット羽織ったボノ(Vo)がエレクトロテイストの楽曲を歌う日が来るなんて、当時は想像もしてませんでしたからね(笑)。

 


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2019年7月 6日 (土)

MANOWAR『KINGS OF METAL』(1988)

1988年11月(日本では翌1989年6月)にリリースされた、MANOWARの通算6作目となるスタジオアルバム。メジャーのAtlantic Recordsからの2作目に当たります。

本作を聴いたのは次作『THE TRIUMPH OF STEEL』(1992年)を手にして以降のことで、大作志向だった同作とは異なり1曲1曲が独立した構成になっていて聴きやすいなぁと思ったことをよく覚えています。

オープニングの「Wheels Of Fire」での飛ばしっぷりからして尋常じゃない何かを感じるし、続くタイトルトラック「Kings Of Metal」でのコール&レスポンス〈Other bands play, Manowar kill〉で完全に心わし摑み。なんじゃこりゃ。しかも意外とキャッチーじゃないの。

緩急に富んだメタルチューンにドラマチックなメタルバラード、楽器隊のテクニカルさを重視したインスト、気づけば一緒に大合唱したくなるメロディの際立つ曲……こう聞いたらどれだけ「完璧なヘヴィメタルアルバム」なんだよ!とお思いでしょう。ええ、間違いなくここにあるのは完璧なヘヴィメタルソングで埋め尽くされた完璧なヘヴィメタルアルバムです。

しかし、その濃度が濃すぎる! 正直、これがダメというHR/HMリスナーもいると思います(これがダメだったらその人は本当にHR/HMファンなのか?という疑問も残るでしょうが、まあまあ落ち着いて)。言ってしまえば、MANOWARの作品や彼らが展開する世界観ってHR/HMの中でももっとも底のほうに溜まった濃い部分を、さらに濃縮したものだと思うのです。いわば、メタル界の“上級国民”のための音楽ではないか、と。これ、揶揄でもなんでもなく、純粋にそう思うわけですよ。

メタルの道を歩む者は、いつかMANOWARへとたどり着く。それが人より早いは遅いかは、その人次第。でも、この世界に片足を突っ込んだからには、いずれ必ずMANOWARと対峙する日が訪れる。そのとき、あなたは「ダメ!」「苦手!」のままでいられるのか。

MANOWARの作品群の中でも比較的聴きやすい印象があるこの『KINGS OF METAL』というアルバムは、そういった意味での踏み絵的1枚と言えるんじゃないでしょうか。この過剰なまでにドラマチックなアルバムを久しぶりに通して聴いてみて、そう強く実感しています。

……が、聴きすぎると胸焼けがするので、聴きすぎには注意を(苦笑)。

 


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2019年6月23日 (日)

JETBOY『FEEL THE SHAKE』(1988)

1988年秋に発表されたJETBOYのデビューアルバム。日本でも同年11月に国内盤がリリースされており、当時日曜深夜にオンエアされていたHR/HMプログラム『PURE ROCK』(TBS系)でもタイトルトラック「Feel The Shake」のMVが頻繁に紹介されていました。

サンフランシスコ出身の彼らはモヒカンヘアのミッキー・フィン(Vo)を中心としたパンク寄りのハードロックバンドで、前任ベーシストのトッド・クルー脱退(その直後にオーバードーズで死去)を受け元HANOI ROCKSのサミ・ヤッファ(B)を迎えた編成でメジャーデビューを果たします。

ビジュアル的には完全にパンクスなんですが、サウンド的には若干ガレージロック色の見え隠れするスリージー・ロックといったところでしょうか。オープニングナンバー「Feel The Shake」のダークな雰囲気はどこか『BACK IN BLACK』(1980年)でのAC/DCを思い浮かべますが、実際本作ではこれ以降展開されていくアップテンポ〜ミディアムテンポの楽曲がすべてAC/DCを彷彿とさせるものばかりなのです。わかりやすくて素晴らしい。

かつ、ミッキー・フィンの“ハイトーンなし”のボーカルスタイルの効果もあって、同時期に多数デビューした同系統バンドの中でも異彩を放つ結果に。ギターもそこまで歪んでいないし、むしろ全体的に音の隙間も多い。だからなのか、聴いていてまったく疲れないんですよね。しかも、このボーカルスタイルだし。悪いところが見つからないんですよ。

ですが、同時に「ここ!」という良いポイントも見つけにくい。言っちゃああれですが、ロックアルバムとしては平均的な完成度なのです。同時代のB級ヘアメタルバンドと比べたら1歩抜きん出ているものの、それでも点数をつければ70点くらい。可もなく不可もなくといったところでしょうか。

その結果、疲れずにスルスルと聴き進められるものの、印象に残る曲が少ない。ぶっちゃけ、オープニングの「Feel The Shake」が一番インパクトが強い曲かも。まあそういう1曲を生み出すことができて、それをメジャーデビューアルバムのオープニングに配置することができただけでも、このバンドは恵まれているほうじゃないかな。

それこそ30年ぶりくらいに真剣に聴きましたが、今の耳だと「Hometown Blues」みたいなスローブルースは良いフックになっていていいと思うんだけど、当時は全然記憶に残らなかったなあ……(苦笑)。なぜサミがこのバンドに加入したのか当時は本当に謎でしたが、ここでの活動があったからこそ、その後ジョーン・ジェットやNEW YORK DOLLSでの活躍があったわけで、そういう意味ではHANOI ROCKSファンはチェックしておいても損はしない1枚かもしれません。

 


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2019年6月22日 (土)

THE DOGS D'AMOUR『IN THE DYNAMITE JET SALOON』(1988)

海外では1988年9月に、ここ日本では翌1989年2月にリリースされたTHE DOGS D'AMOURの記念すべきデビューアルバム。正確には80年代前半にインディーズから、現在とは異なる編成でのアルバムが発表されているので2枚目に当たりますが、いわゆる黄金期のラインナップ=タイラ(Vo, G)、バン(Dr)、ジョー・ドッグ(G)、スティーヴ・ジェイムズ(B)による1作目ということで、タイラ自身が「これこそが1stアルバム」と公言しております。

ここ日本では1988年秋に6曲入りセルフタイトルのミニアルバムを発表しており、正式な日本デビュー作はこちらになります。僕自身もこのミニアルバムを先に手にして、続いてフルアルバムの『IN THE DYNAMITE JET SALOON』を聴いた記憶があります。

アメリカでは当時、GUNS N' ROSESを筆頭とした“スリージー・ロック”(Sleazy:薄っぺらい、安っぽい、)が人気を博しており、本国や日本では「第2のガンズ」をキャッチコピーとしたハードロックバンドがたくさんデビューしました。実はこのTHE DOGS D'AMOURも「ガンズに対する、イギリスからの回答」みたいな声がいくつか見受けられたのですが、よくよく聴けばそういった意思のもとに活動/表現しているバンドではないことはおわかりいただけるかと思います。

パンク以降のパブロック、ガレージロック、グラムロックをベースにしたサウンドはハードロックで括るにはちょっとスカスカだし、かといってパンクほど攻撃的で前のめりでもない。適度なユルさと肌感覚で「あ、こいつらヤベエ」と思わせてしまう危うさが同居したサウンド、そのケバケバしいルックスといった要素からヘアメタルやグラムメタルの枠で括られそうになるものの、視点を変えれば伝統的なブリティッシュロックの系譜にあるとも言えるわけでして。そこは全部「時代のせい」と言ってしまえばそれまでなのですが、まああの時代でなければここまで大プッシュされることもなかったのかなと。一長一短ですね。

前半にキャッチーでポップな楽曲が多く配置され、実際「I Don't Want You To Go」(全英78位)や「How Come It Never Rains」(同44位)はシングルヒットも記録。「Medicine Man」あたりもポップさも捨てがたいですよね。

かと思えば、後半にはHANOI ROCKSにも通ずる「Gonna Get It Right」や「Wait Until I'm Dead」、スワンプロック風「Billy Two Rivers」などルーツに忠実なロックンロールが満載。そうそう、彼らはガンズ云々よりもHANOI ROCKS的だったんですよね。だから、そのルックス以上に音を聴いてピンと来るものがあったのかも。タイラのボーカルも時代の主流だったハイトーンではなく、しゃがれ声の中音域でしたしね。

ちなみに、ボーナストラックとして追加された3曲は本作より前にシングルとして発表された楽曲。シングルヒットもした「Kid From Kensington」(全英88位)も含まれており、無駄にお得感あり。

なお、彼らは現在も活動を続けており、紆余曲折を経て本作での黄金ラインナップに戻っております。来日とか難しいだろうけど、また生で観たいなあ。

 


▼THE DOGS D'AMOUR『IN THE DYNAMITE JET SALOON』
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2019年6月15日 (土)

RATT『REACH FOR THE SKY』(1988)

1988年11月にリリースされたRATTの4thアルバム。初期2作(1984年の1st『OUT OF THE CELLAR』、1985年の2nd『INVASION OF YOUR PRIVACY』)と比べ、前作『DANCING UNDERCOVER』(1986年)はセールス的にも半減、チャート的にも過去2作のトップ10入りから大きく落とし最高26位止まり。シングルヒットも「Dance」(全米59位)のみという結果で、シーンがHR/HM中心に回り始めているわりには思うような成績を出せずにいました。

そんな中、バンドは新たな試みとして過去3作を手がけたボー・ヒルから、新たにマイク・ストーン(QUEENJOURNEYWHITESNAKEなど)をプロデューサーに招集。しかし、彼が導入したデジタルレコーディング技術に周りがついていけず、結果としてレーベルがボー・ヒルを招集してレコーディングをサポートさせることに。結果、このアルバムのクレジットには2人の名前が並ぶこととなりました。

また、ボー・ヒルが復帰したことでソングライティング面でも彼の影響が至るところに反映。クレジットを見ると、全10曲中7曲に彼の名前を見つけることができます。結果として、これが吉に出たのではないかと個人的には思っています。

例えば、バンドとしての新境地を切り開いた「Way Cool Jr.」(全米75位)。ブラスセクションを導入したブルージーなこの曲は、間違いなく新たな代表曲になったと思います。ただ、当時はまだ「AEROSMITHみたいなR&R寄りはまだしも、HR/HMバンドがブラスセクションをフィーチャーするってどうなの?」っていう負のイメージが強かった印象もあり、賛否両論だったような。

と同時に、「I Want A Woman」(全米75位)も初期の「Round And Round」に通ずるキャッチーな楽曲だったにも関わらず「ポップすぎる」と批判された記憶も……今聴くとすごくよくできた曲で、全然日和った感ないんですけどね。

オープニングを飾るミドルヘヴィの「City To City」といい、お得意のファストチューン「Chain Reaction」といい、シングルカットしてもおかしくなかったキャッチーな「What's It Gonna Be」や「What I'm After」といい、良い曲はそれなりに多く含まれているのですが、同じくらいインパクトの弱い曲も並んでおり。それによって全体の印象が薄くなってしまっているという、アルバムとしては非常に残念な1枚です。良い曲あるのにね。

ロビン・クロスビー(G)在籍時の5作品中、もっとも“弱い”アルバムかもしれませんが、それでも良い曲は良いので、初期3作や別の意味で“最強”な5thアルバム『DETONATOR』(1990年)を聴いたあとに触れてみてはどうでしょう。

あ、ちなみに本作は前回の最高26位を上回る17位を記録。セールス不振でツアーは短縮されましたが、最終的には売上100万枚を突破していることを付け加えておきます。

 


▼RATT『REACH FOR THE SKY』
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2019年5月 1日 (水)

TESTAMENT『THE NEW ORDER』(1988)

1988年5月(日本では6月)に発売されたTESTAMENTの2ndアルバム。本国アメリカでは初めてBillboard 200入り(最高136位)した記念すべき1枚であり、バンドの代表作として本作を挙げるリスナーも少なくないようです。

デビューアルバム『THE LEGACY』(1987年)は初期シンガーのスティーヴ“ゼトロ”スーザ(TESTAMENTの前進バンドLEGACY在籍。脱退後、EXODUSに加入)在籍時に制作された楽曲が大半を占めており、チャック・ビリー(Vo)が制作に携わった楽曲は1曲のみ(「Do Or Die」で共作)でしたが、今作では全10曲中6曲の作詞に参加。10曲中2曲がインスト、1曲はカバーなので、ほぼすべての楽曲に携わっていると言っていいでしょう。

また、そういったチャックの個性が大いに反映された歌詞は、それ以前のステレオタイプなメタルソング(悪魔だなんだという古典的なもの)とは異なり当時の社会情勢など現実社会に目を向けたものが多く、本作では核戦争後の世界が描かれており、ある種のコンセプトアルバム的な作風となっています。

またサウンド面でも、リードギターのアレックス・スコルニック(G)のメロディアスかつテクニカルなソロプレイも本作から開花し始め、アコースティックギターやメランコリックなソロプレイを効果的に用いたイントロダクションや静と動を巧みに使い分けたアレンジは特筆に値するものがあります。そういった個性的な要素をヘヴィなギターリフとリズムに絡ませることでTESTAMENTらしさを作り上げることに成功し、歌詞の面含めて以降のTESTAMENTのカラーが本作にて確立され始めます。

まあ、とにかく冒頭の「Eerie Inhabitants」から適度なドラマチックさを兼ね備えた楽曲の数々は、スラッシュメタルの一言で片付けるには勿体ないほどの完成度を誇るものばかり。「Trial By Fire」や「Into The Pit」「Disciples Of The Watch」「The Preacher」など、その後の彼らのライブには欠かせない代表曲の数々が収録されているという点でも、次作『PRACTICE WHAT YOU PREACH』(1989年)とあわせて最初に聴くべき入門編アルバムと言えるでしょう。

そして、先に記したように本作にはカバー曲も収録。それがAEROSMITHの代表作『ROCKS』(1976年)収録のヘヴィナンバー「Nobody's Fault」というのも興味深いところ。スラッシュメタルバンドがAEROSMITH? しかもこの曲?と当時は驚いたものですが、これがまたアルバムの流れに合っているんですよね。

今でも「Trial By Fire」や「Disciples Of The Watch」「The Preacher」あたりを聴くと、そのイントロだけで滾るものがあるし、30年という歳月を経てもなお魅力の尽きないヘヴィメタルアルバムのひとつです。

 


▼TESTAMENT『THE NEW ORDER』
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2019年3月15日 (金)

KIX『FUSE 30 REBLOWN (BLOW MY FUSE 30TH ANNIVERSARY SPECIAL EDITION)』(2018)

いやあ、こんなアルバム出ていたんですね。全然情報が追えてなくて、たまたま見つけてびっくりしました。

昨年11月に配信限定でリリースされていた、KIXの出世作『BLOW MY FUSE』(1988年)30周年を記念したデラックス盤。フィジカルでの一般流通はないようで、デジタル版とストリーミング版のみでの発表となります。

前作『MIDNITE DYNAMITE』(1985年)から3年ぶりに発表された通算4作目アルバムはKIXにとって起死回生の1枚となり、「Don't Close Your Eyes」(全米11位)のシングルヒットも手伝いアルバム自体も最高46位、100万枚を超えるヒット作となりました。

……なんていう説明は過去に書いた本作のレビューで触れられているので、このへんにして。ここではリミックス&リマスタリングが施されたアルバム本編と、ボーナストラックとして追加されたアルバム収録曲のデモ音源について触れていきたいと思います。

まず、リミックスを手がけたのがRATTの諸作品やKIX『MIDNITE DYNAMITE』などをプロデュースしてきたボー・ヒル。オリジナル盤はトム・ワーマン、デュエイン・バロン、ジョン・パーデルといった面々が担当していましたが、良い意味で80年代らしいチープさと小気味良さが残る質感でした。しかし、このリミックス盤は非常にガッツがある質感で、リバーブを抑えめにしたせいもあって非常に生々しさが前面に打ち出されています。正直、オープニングの「Red Lite, Green Lite, TNT」のイントロを聴いた瞬間に「あれ、全然違う?」と驚いたほど。ドラムやギターの太さ、ボーカルやコーラスの温かみなど、すべての音がグイグイ前に迫ってくる感じがあって、僕はとても現代的なミックスなのかなと思いました。曲によってはオリジナル盤ではあまり聴こえてこない音も鮮明に届くようになっているし、最後まで新鮮な気持ちで楽しめました。

後半のデモトラック集は各曲に録音データが入っているので、そのへんも踏まえて聴くとより興味深く楽しめるかも。古いもので1984年3月(『MIDNITE DYNAMITE』制作時期?)、それ以外が1986〜7年と、『BLOW MY FUSE』というアルバムが世に届けられるまでいかに時間がかかったかが伺えるし、アレンジの違い(「No Ring Around Rosie」なんて序盤、びっくりしますよね)からもいろいろ煮詰めていったんだなってことが見えてきます。個人的にはこれはこれでアリだなと思えました。

新鮮なサウンドで生まれ変わった名盤と、その完成までの変遷が見える副読本。このデラックス盤はそんな捉え方ができるのではないでしょうか。ついこないだもSKID ROW1stアルバムデラックス盤が出たばかりですが、1988〜9年ってHR/HMシーンにおいても最盛期から過渡期に差し掛かり始めたタイミングで面白い作品がたくさんあるので、今後も配信限定でこういったアイテムが次々発表されるのかもしれませんね。こういう企画なら大歓迎なので、このあとにも期待しておきます。



▼KIX『FUSE 30 REBLOWN (BLOW MY FUSE 30TH ANNIVERSARY SPECIAL EDITION)』
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2018年12月25日 (火)

IMPELLITTERI『STAND IN LINE』(1988)

1988年にリリースされた、クリス・インペリテリ(G)率いるIMPELLITTERIの1stフルアルバム。前年1987年にバンド名を冠したEPを発表しているのですが、その時点ではロブ・ロック(Vo)がフロントマンを務めていました。が、このフルアルバムではRAINBOWなどでの活躍で知られるグラハム・ボネット(Vo)に交代。といっても、グラハムもこのアルバム1枚ですぐに脱退し、ロブが再加入することになるのですが。

当時のメンバーはクリス、グラハム、チャック・ライト(B/ex. QUIET RIOTなど)、パット・トーピー(Dr/MR. BIG)、フィル・ウォルフ(Key)という布陣。もっとも、パット・トーピーもチャック・ライトもすぐに脱退して、代わりにステット・ホーランド(ex. W.A.S.P.など)やデイヴ・スピッツ(ex. WHITE LION、ex. GREAT WHITEなど)が加入することになったりで、いろいろこの時期の彼らはアレなんですよね……。あー面倒くさい(笑)。

本作リリース当時、その超絶速弾きプレイに注目が集まり、やたらと「イングヴェイより速い」だの何だのと騒がれたクリスですが、アルバム自体も80年代のイングヴェイを彷彿とさせるネオクラシカル系の正統派ハードロックが展開されています。しかも、そのルーツとなるRAINBOWの2代目シンガーのグラハムを迎えてネオクラシカルをやっちゃうわけですから……当時はさぞ、イングヴェイも悔しがったことでしょう(そんなこともないか)。

その恩恵といいますか、本作にはRAINBOW時代のヒット曲「Since You've Been Gone」のカバーと、RAINBOWのライブではオープニングに欠かせなかった名曲「Somewhere Over The Rainbow」のギターインストカバーも収録。前者は正直、原曲をよりモダンにしようと頑張りすぎて失敗しているような気がしないでもありませんが、後者は8分の6拍子にアレンジしたりと工夫が良い方向に作用していると思います。

もちろん、オリジナル曲もなかなかのもので、オープニングを飾るドラマチックな「Stand In Line」はグラハムを含む編成だからこそ作り得た名曲。ネオクラシカル系の「Secret Lover」はエンディングこそ唐突ですが、曲としては非常にカッコいいし、ヘヴィなミディアムチューン「Tonight I Fly」もグラハムのパワフルなボーカルが楽しめて良き仕上がり。その後も「White And Perfect」や「Leviathan」といったメロディアス&パワフルな楽曲、シンセがいかにもなファストチューン「Goodnight And Goodbye」、クリスのプレイを存分にお楽しみいただけるインスト「Playing With Fire」と、良曲目白押しです。

正直、この手の速弾きギタリストにほぼ興味がないのですが、そこで歌う人と楽曲が良ければ純粋にアルバムとしては楽しめる人なので、このアルバムも当時から現在に至るまで「あー、グラハムかっこいいなー」という気持ちで素直に堪能できています。まあ邪道かもしれませんが、そういう人間がひとりくらいいてもいいですよね?



▼IMPELLITTERI『STAND IN LINE』
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2018年12月21日 (金)

LITA FORD『LITA』(1988)

元THE RUNAWAYSのギタリスト、リタ・フォードが1998年初頭にリリースした通算3作目のソロアルバム。「Kiss Me Deadly」(全米12位)、「Close My Eyes Forever」(同8位)とヒットシングルが続出したこともあり、アルバムは最高29位まで上昇。アメリカのみで100万枚を超えるセールスを記録しました。

バンド時代のイメージを払拭するように、ソロではHR/HMスタイルへと移行した彼女。このアルバムにもそういった印象の強い楽曲を多数用意しており、なおかつメタル界から強力なバックアップを受けたこともあり、当時の流行に見事乗ることができたのかもしれません。

プロデューサーこそマイク・チャップマン(BLONDIE、THE KNACK、スージー・クアトロなど)というHR/HMの印象から程遠い人選ですが、ソングライター陣に目を向けるとM-2「Can't Catch Me」にはレミー・キルミスター(MOTÖRHEAD)、M-5「Falling In And Out Of Love」ではニッキー・シックス(MOTLEY CRUE)、M-9「Close My Eyes Forever」にはオジー・オズボーンの名前をクレジットで見つけることができます。

また、アルバムラストを飾る「Close My Eyes Forever」ではソングライティグのみならず、オジー本人がデュエットで参加。これがまた、彼らしい歌声&フレーズでたまんないんですよね。考えてみたら、オジー絡みの全米トップ10ヒットシングルって、これが最初だったのではないでしょうか。

アルバムのオープニング「Back To The Cave」こそサンタナ風のラテン調ロックですが、それ以降はLAメタル風味のゴリゴリ&キラキラしたハードロックチューンが満載。外部ライターによる楽曲ですが、シングルヒットした「Kiss Me Deadly」なんてど真ん中のポップメタルで、これでラジオヒットを狙ったんだろうなという魂胆が見え見えです。

かと思えば、「Can't Catch Me」はパワフルな疾走メタルだし、「Falling In And Out Of Love」もミドルテンポのメロディアスハードロックだし。だけど、アルバム後半になるとHEARTあたりのおこぼれを貰おうと思ったのか、ミドル〜スローナンバーが目白押し。「Under The Gun」「Broken Dreams」はまさにそういった路線の楽曲ですし、きわめつけはオジー御大を投入した泣きのバラード「Close My Eyes Forever」ですから。「売ってやろう!」っていう強い意思をここまで前面に打ち出せば、本当に売れるんですね(もちろん、大前提として楽曲の良さがあるわけですが)。

そりゃ、ここまで色気のある女性ですもの。オジーだってレミーだってニッキーだって放っておきませんよね。わかる、わかるよ。



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2018年12月20日 (木)

VIXEN『VIXEN』(1988)

80年代後半に活躍したアメリカの女性4人組バンド、VIXENが1988年に発表したデビューアルバム。「Edge Of A Broken Heart」(全米26位)、「Cryin'」(同22位)のシングルヒットも手伝い、アルバム自体も全米41位まで上昇しました。

当時は空前のHR/HMブームで、レーベルもメディアも「第二のBON JOVIMOTLEY CRUEは誰だ?」「次世代のDEF LEPPARDWHITESNAKEを探せ」と躍起になっていた頃。そんな状況でしたが、女性HR/HMバンド/アーティストに日の目が当たる機会はかなり少なく、HEARTは別格として、それ以外ではドイツのWARLOCK、イギリス生まれながらもアメリカで活躍した元THE RUNAWAYSのリタ・フォードが目立ったヒットを飛ばした程度でした。

そんな中、VIXENが契約したのはManhattan Recordsという、当時EMI(現Universal Records)傘下の新興レーベル。すでにGLASS TIGERやロビー・ネヴィル、リチャード・マークスといったロック/ポップス系アーティストがヒットを飛ばしていましたが、本格的にHR/HM系アーティストを手がけるのはドイツのZENO以来。ここでハズすわけにはいきません。

そこで投入されたのが、当時すでに“時の人”となりつつあったリチャード・マークス。リードトラック「Edge Of A Broken Heart」では彼が楽曲制作を担当したほか、プロデューサーとしても名を連ねています。さらに、そのリチャード・マークスやボブ・シーガーなどのアメリカンロックを担当してきたデヴィッド・コール、QUIET RIOTW.A.S.P.、KING KOBRAなどを手がけたスペンサー・プロファーも参加し、曲のテイストごとにプロデューサーを替えています。

このほか、M-5「Desperate」には当時WHITESNAKEでブイブイ言わせていたヴィヴィアン・キャンベル(現DEF LEPPARD)がギターソロでゲスト参加。デビュー作にこれだけ力を入れてるあたりからも、彼女たちに社運を賭けてるるんじゃ?と思えるほどの気合いが感じられます。

実際、どの楽曲も本当によく作り込まれたものばかりで、BON JOVIやHEARTあたりを気に入っているライト層を引き込むには十分魅力的な内容と言えるでしょう。おそらくハードめの曲はスペンサー・プロファーあたりが、ポップめのソフトナンバーはデヴィッド・コールが手がけているんでしょうね。そのへんの色分けもわかりやすいし、HR/HMという色眼鏡なしでも存分に楽しめるロックアルバムだと思います。だって、当時も今も、これくらいハードでもHR/HMの範疇に含まれないアルバム、たくさんありますものね。これもあの時代故。

とにかくシングル2曲のクオリティが飛び抜けているところが、特筆すべきポイント。もちろん他の曲がダメというわけではなく、平均的に良質なロックチューンの中に2曲だけ職業作家による上品で高品質な楽曲が混ざっちゃったもんだから、必要以上に輝いているといいますか。なんとなくですが、レーベルはこの2曲をシングルで切ったあとのこと、あんまり考えてなかったような気もするんだけどな(「Love Made Me」あたりはその予備軍っぽいけど、やっぱり“差”を感じるわけですよ)。

まあ、そんことを書きながらも、安心して楽しめる良質なメロディアス産業ハードロックアルバムなのは間違いない事実。HEARTほど圧倒的なボーカルが楽しめるわけではないけど、あの路線が好きな方はぜひ一度お試しください。



▼VIXEN『VIXEN』
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