カテゴリー「1989年の作品」の64件の記事

2019年8月18日 (日)

WHITE LION『BIG GAME』(1989)

1989年8月に発表されたWHITE LIONの3rdアルバム。海外ではAtlantic Recordsからのリリースでしたが、ここ日本ではビクターと独自契約しており、日本盤も海外より1ヶ月早い7月上旬に発売されたようです。

前作『PRIDE』(1987年)からシングルカットした「Wait」(全米8位)を機に、「Tell Me」(同58位)、「When The Children Cry」(同3位)と次々ヒット曲が生まれ、アルバム自体も最高11位まで上昇、アメリカだけでも200万枚以上を売り上げ、一躍人気バンドの仲間入りを果たしたWHITE LION。続く本作はその出世作の延長線上にある作品作りを目指します。

プロデューサーには引き続きマイケル・ワグナー(ACCEPTDOKKENSKID ROWなど)を迎え、キャッチーでポップなわかりやすいアメリカンハードロックとラジオでかかりやすいパワーバラード、さらにはひと昔前のヒット曲のカバーといった当時の“お約束”を凝縮した、良くも悪くも“売れ線”な1枚を完成させました。

シングルヒットした「Little Fighter」(全米52位)は完全に「Wait」や「Tell Me」の延長線上にあるポップメタルですし、アコギを軸にしたバラード「Broken Home」も明らかに「When The Children Cry」を意識したもの。それ以外にも豪快なアメリカンロック「Goin' Home Tonight」や適度なヘヴィさを持つミドルチューン「Dirty Woman」など、当時のWHITE LIONの魅力をベストな状態で曲に詰め込むことに成功しています。

かと思えば、VAN HALEN直系のハードブギー「Let's Get Crazy」みたいな攻めの1曲もあるし、その流れを汲むGOLDEN EARRINGの良カバー「Rader Love」(全米59位)もある。不思議なメロディ運びの「If My Mind Is Evil」にもバンドとしてのこだわりが感じられるし、今思えば次作への布石だった6分超えのプログレッシヴな大作「Cry For Freedom」など、実は“お約束”だけでは終わらせないという気概もしっかり備わっていたのです。当時はそこまで意識してなかったけど(苦笑)。

でも本作、『PRIDE』ほどのヒットにつながりませんでした。先に記したとおり、シングルカットされた楽曲もBillboardの上位入りを果たせず、アルバムも前作の11位には及ばない全米19位止まり(売り上げは50万枚程度)。

時代的にはまだHR/HMブームの最中でした。が、いわゆる「ポップでキャッチー」なものから「オーガニックな本格派」へと流行が移り始めていたのも要因だったのかな。BON JOVIがアコースティックギターを軸にアンプラグド的な手法を武器にし、GUNS N' ROSESのようなギミックなしで戦うバンドにファンの目が向き始め、そのガンズやSKID ROWのようにカリスマ性の強いフロントマンを擁するバンドがもてはやされる。確かにヴィト・ブラッタ(G)のテクニカルなプレイは圧倒的でしたが、いくらキャッチーな楽曲でもそれを歌うマイク・トランプ(Vo)の表現力が乏しければ……ねえ。

1曲1曲の完成度は高いものの、1枚通して聴くとあまり印象に残らない、そんな不思議なアルバム。これは続く意欲作『MANE ATTRACTION』(1991年)にも言えることなんですよね、残念ながら。

 


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2019年8月17日 (土)

EXTREME『EXTREME』(1989)

1989年3月にリリースされたEXTREMEのデビューアルバム。日本では2ヶ月遅れの5月にポニーキャニオンから、日本独自のジャケットに差し替えられ発売されています(その後、ユニバーサルからの再発分からは海外盤と同じジャケットに戻されました)。

B!誌のディスクレビューでその存在を知り、動いている姿を目にしたのは当時TBSで日曜深夜に放送されていたHR/HM専門プログラム『PURE ROCK』でのことだったと記憶しています。確か、同年秋に控えた初来日公演に向けて、地元ボストンで撮影されたリハーサル&コメント映像と「Kid Ego」のMVがオンエアされたはずで、そのリハーサル映像では次作『EXTREME II: PORNOGRAFFITTI』(1990年)に収録されることになるタイトルトラック「Pornograffitti」がすでに演奏されています。あとで1stアルバムを購入したとき、「あれ、あのリハ映像でやってた曲、入ってないじゃん!」とがっかりして、そこから1年後に「あ、この曲!」とやっとめぐり逢えたの、今でもいい思い出です。

そんな印象深い本作との出会いですが、内容的には以降のアルバムと比べて若干劣るかな。もちろん良い曲も多いですが、いまいち“ヤマに欠ける”といいますか。

オープニングの「Little Girl」やシングルカットされた「Kid Ego」、ヌーノ・ベッテンコート(G)の非凡なギタープレイを存分に味わえる「Mutha (Don't Wanna Go To School Today)」や「Play With Me」など今でもオススメできる楽曲も少なくないですし、QUEEN的な壮大さを持つバラード「Watching, Waiting」「Rock A Bye Bye」などもあるのですが、すべてがパーフェクトかというとそうでもないんですよね。デビューアルバムってアマチュア/インディーズ時代の集大成でもあるわけですが、本作の場合は比較的似通った曲が多いのも、そういったマイナス要素の一因なのかなと。

あと、ゲイリー・シェローン(Vo)というクセ/抑揚の少ないシンガーの存在もマイナスポイントかもしれません。その動き含めヴィジュアル的には面白みのある人ですが、音源だけとなるとね。器用な人ではないけど比較的どんなタイプの楽曲でも歌いこなせてしまうソツのなさは、武器にもなるんだけど仇にもなる。次作以降ではそれがちゃんと武器に転化されるんだけど、残念ながらここではまだ原石のままなんですよね。扱いの難しい人です。

……というのが、90年代に僕が持っていたEXTREMEの1stアルバムに対する印象。

これを書く際、久しぶりにSpotifyで聴いてみたのですが、当時はあまり印象に残らなかった「Teacher's Pet」とか「Flesh 'n' Blood」あたりが今聴くと意外と良いと思えたのは新たな収穫でした。うん、記憶の中にあったイメージよりも全然悪くない。デビューアルバムとしてはかなり高クオリティな1枚だったんだね。ゴメンよ、ちゃんと気づいてあげられなくて。

本作でのメジャーデビューから30年。再結成後のオリジナルアルバム『SAUDADES DE ROCK』(2008年)からすでに11年経ちましたが、そろそろ新曲も聴いてみたいものです。

 


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2019年7月29日 (月)

DANGER DANGER『DANGER DANGER』(1989)

1989年6月にリリースされた、DANGER DANGERのデビューアルバム。日本では3ヶ月遅れて同年9月にリリースされています。

ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムの5人編成で、プロデューサーがランス・クイン(BON JOVIリタ・フォードなど)、シンセを前面に打ち出したアレンジ……とここまで書けば、ハードロック好きリスナーならどんな音か想像できるでしょう。

リードシングルとして当時MVがヘヴィローテーションされた「Naughty Naughty」、続く「Under The Gun」の2曲を聴けば、わかりやすすぎるほどにBON JOVI(しかも初期)なんです。そう、「(しかも初期)」なんですよ!

この頃のBON JOVIはすでに『NEW JERSEY』(1988年)でさらに一段上の、ヘヴィさとアーシーさを共存させたスタイルで産業ハードロックスタイルから確実に離れつつあったタイミング。ぶっちゃけ、バカ売れした『SLIPPERY WHEN WET』(1986年)を模してブルース・フェアバーンやボブ・ロックあたりにプロデュースをお願いするのならわかりますよ。なのに、ランス・クインって……もう、デビューの時点でB級決定じゃないですか!(笑)

残念ながら、上に挙げた2曲にはA級まで抜けきれないB級感が全体に漂っているし、豪快なアメリカンロック「Saturday Nite」もBON JOVIの1stアルバム(1984年)に入ってそうな“いなたい”感じだし。

かと思うと、ミディアムテンポのハードポップ「Don't Walk Away」やシングルヒット(全米49位)も果たした「Bang Bang」みたいに“限りなくA級に近い”良曲も含まれている。疾走感の強い「Rock America」はどこかJOURNEYっぽいし、「One Step From Paradise」みたいな王道パワーバラードも用意されている。

……あれ、実は優れたアルバムなんじゃね?

そうなんです。B+やA-の曲が混在した「B級っぽさが味わえるA級良盤」なんですよ、これ。洗練度でいったら次作『SCREW IT!』(1991年)のほうが勝るのですが、こういった適度な憂いのある産業ハードロックアルバムという点においては本作のほうが格段と上。どっちのほうが好きか?でかなり分かれるとは思いますが、今の気分でいったら僕は本作かな。

ちなみに本作、名ギタリストのアンディ・ティモンズは2曲(「Saturday Nite」「Boys Will Be Boys」)しか参加しておらず、大半のギターを前任のトニー・ブルーノ・レイが担当しています。そうか、そこもB級感に影響しているのか……なんてね。

 


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2019年7月28日 (日)

FM『TOUGH IT OUT』(1989)

1989年10月にリリースされた、FMの2ndアルバム。ここ日本では若干遅れ、1990年1月に発売されています。

メジャーのEpic Recordsからのリリースということで、時代を感じさせますよね。当時は「第二のBON JOVI」やら「第三のDEF LEPPARD」やら「新たなGUNS N' ROSES」やらを青田買いしていた時期で、イギリスから登場したFMもそういった波に乗せられたのでしょう。

と思ったけど、デビューアルバム『INDISCREET』は1986年に発表されているんですよね。つまり、1987年にHR/HMがアメリカで爆発的ヒットを飛ばす前夜。思えばTHUNDERの前身バンドTERRAPLANEも同時期にEpicからデビューしているので、イギリス的にそういうタイミングだったのかもしれませんね。

本作のプロデュースを担当したのはニール・カーノン(DOKKENSCORPIONSQUEENSRYCHEなど)。「Bad Luck」「Burning My Heart Down」といった楽曲では、BON JOVIで名を挙げたデズモンド・チャイルドがクレジットされています。このあたりからも、当時レーベルが彼らにどれだけの期待をかけていたかが伺えます。

90年代以降のFMはレイドバックしたブルースベースのハードロックが特徴ですが、この頃は完全に80年代後半の音……つまり、先に挙げたニール・カーノンがプロデュースしそうな、デズモンド・チャイルドが楽曲提供しそうなタイプの音。まあ簡単に言っちゃえばBON JOVIのフォロワー的な、キャッチーな産業ハードロックなんです。

「Bad Luck」なんてベースラインが“あの曲”っぽいし、サビも完全にあの時代のハードロック。続く「Someday (You'll Come Running)」の憂いあるメロディラインや適度はナードポップ感も完全にそっち側。「Everytime I Think Of You」もその延長線上ですが、かすかに90年代以降の彼らの香りが感じられる……すでにこの頃から、ルーツが垣間みえていたんですね。

派手なシンセサウンドと豪快にソロを弾きまくるギタープレイ、シンセベースを多用したアレンジに時代を感じますし、THUNDERにも通ずるブルース・ハードロック・スタイルのFMが好きなリスナーには違和感ありまくりだと思います。ですが、完成度が異常に高いんですよ。あの時代のBON JOVI系統のバンドが好きなひとなら、絶対に気に入るはず。一時期廃盤になっていましたが、現在はボーナストラックを追加した形で輸入盤を購入することができますし、ストリーミングサービスにも用意されている。気軽に聴けるこの“隠れた名盤”にぜひ触れてみてはどうでしょう。

 


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2019年7月26日 (金)

ANTHEM『HUNTING TIME』(1989)

1989年5月にリリースされた、ANTHEMの5thアルバム。

前作『GYPSY WAYS』(1988年)でボーカルが坂本英三から森川之雄に交代、3rdアルバム『BOUND TO BREAK』(1987年)から3作連続でクリス・タンガリーディス(JUDAS PRIESTゲイリー・ムーアTHIN LIZZYなど)がプロデュースを手掛けた、“これぞANTHEM”という決定版的な1枚に仕上がっています。

オリジナル盤8曲(2005年リマスター盤および配信バージョンはボーナストラック「Are You Ready?」を加えた9曲入り)中、柴田直人(B)が作曲したのが6曲(ボートラ含め7曲)、福田洋也(G)作曲が2曲というバランスで、この割合は過去作とほぼ一緒。なのに、柴田直人の色合いが濃厚な1枚に仕上げられているのは、それだけ序盤の柴田ナンバーが出色の出来ということなのかもしれません。

まあとにかく、オープニングを飾る「The Juggler」の疾走感とパワーにいきなり圧倒されたかと思うと、ドラマチックなアレンジの名曲「Hunting Time」、さらに王道中の王道「Evil Touch」へと続くわけですから。この3曲だけでも相当な濃度だと思います。ホント、リリースから30年経った今聴いても暑苦しいったらありゃしない(もちろんいい意味で。笑)

その後も森川&柴田の共作詞による「Tears For The Lovers」、福田作曲のハードブギー「Sleepless Night」、タイトルのせいもあってか、どこか末期THIN LIZZYを彷彿とさせる「Jail Break (Goin' For Broke)」、落ち着いたテンポ感のミドルチューン「Let Your Heart Beat」、パンキッシュな前のめり感と勢いを感じる福田作曲の「Bottle Bottom」と、一切隙を感じさせない構成で進んでいきます。

ボーナストラックの「Are You Ready?」も「Bottle Bottom」に近いアップチューン(ただし、こちらのほうがハードロック的)なので、ノリ的には何ら違和感がないのですが、ただ濃密な8曲を聴いたあとになると、ちょっとクドイかな?という気も。このへんはもう好みになってしまうと思うので、判断は聴く人に委ねたいと思います(個人的には、オリジナル盤の8曲がベストかなと)。

ANTHEMというバンドは『BOUND TO BREAK』というアルバムで己の“個”をしっかり確立させたと思うのですが、ボーカリストの交代もあり、続く『GYPSY WAYS』は最高の内容だったにも関わらず、当時はその声の違いに少々戸惑った記憶があります。だからこそ、『GYPSY WAYS』にしっかり慣れたタイミングにダメ押しで発表された本作『HUNTING TIME』は傑作と呼ばれているのかもしれません。僕としては上記3枚はどれも甲乙付け難い内容なんですけどね。

この8月に、ANTHEMは本作のリリース30周年を記念した完全再現ライブを行うとのこと。すでにソールドアウトしているので観に行くことはできませんが、今のANTHEMがこのアルバムをどこまで再現し、どう新たに料理するのか、非常に気になるところです。

 


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2019年7月23日 (火)

THE CURE『DISINTEGRATION』(1989)

1989年5月にリリースされた、THE CURE通算8枚目のスタジオアルバム。

前作『KISS ME, KISS ME, KISS ME』(1987年)がアナログ2枚組という大作ながらも初めてアメリカでTOP40入り(35位)を記録したことを受け、さらにポップでわかりやすい方向へと突き進んでいくのかと思いきや、そこはひねくれ者ロバート・スミス(Vo, G)のこと。ポップはポップなんだけど、よりゴシック色の強いニューウェイヴサウンドへと回帰していくのです。

前作はトータル74分強ということで当時のCD収録容量を超えていたため(この頃のCDは74分がマックスと言われていました)、アナログ盤収録曲から1曲削っていたのですが、それを気にしたのか、今回の『DISINTEGRATION』は72分以内に収めています。いや、それでも長すぎだろ(笑)。

曲数的には本作は全12曲ということで、前作の18曲入りというのがいかにコンパクトな楽曲を多く揃えたかが伺えます。事実、本作はアメリカでバカ売れした「Lovesong」(全英18位/全米2位)がもっともコンパクトな3分半、5分超の楽曲が8曲と全体の3分の2を占め、5分台2曲、6分大曲、7分台2曲、8分台1曲、9分台1曲……と書けば、その作風がなんとなくご理解いただけるでしょうか。

ギター、ベース、ドラム、シンセを軸にしながらも、音で埋め尽くすのではなくいかに少ない音数で独特の世界観を構築していくかが本作のベースになっているかと思います。空間系のエフェクトがかかったギターサウンドと、そのギターを補足するようにかぶさるシンセ。ベースはボトムを支えるというよりは、メロディ楽器の一部としてうねりを上げており、ドラムもシンプルなリズムを刻むことなくグルーヴィーでパーカッシヴなプレイを繰り返す。

で、その上に乗っかるボーカルの主張の強さ。全体的なバランスを考えても、ボーカルはかなり前に押し出されているほうかと思います。しかし、そこまで歌モノって感じがしないのは、全体的にインストパートの占める割合が高いからでしょうか。

ダークなんだけど、そこまで暗いと感じない不思議なバランス感。ポップでメロディアスなんだけど、どこか耽美で切ない。突き抜けるようなポップチューンは皆無ですが、それこそシングルカットされた「Picutures Of You」(全英23位/全米71位)や「Lovesong」、「Lullaby」(全英5位/全米74位)、「Fascination Street」(全米46位)あたりはこのアルバムの中ではわりと突き抜け系なのかなと。いや、外に出したら全然そんなことないんですけどね。

クライマックスは9分半にもおよぶ「The Same Deep Water As You」からラストナンバー「Untitled」までの4曲でしょうか。9分半、8分半、7分、6分半と長尺曲立て続けですが、意外と飽きないから不思議です。

なお、本作はイギリス、アメリカともに過去最高となる全英3位、全米12位を記録。特にアメリカでは200万枚を超える過去最大のヒット作となりました。

この春には本作リリース30周年を祝してアルバム完全再現ライブを披露したようですが、まもなく開催される『FUJI ROCK FESTIVAL '19』では通常のフェス仕様セットリストのようですね。果たしてどんな選曲になるのか、『DISINTEGRATION』からはどれくらい披露されるのか。その目で確かめたいと思います。

 


▼THE CURE『DISINTEGRATION』
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2019年7月12日 (金)

NUCLEAR VALDEZ『I AM I』(1989)

アメリカ・マイアミ出身の4人組バンド、NUCLEAR VALDEZが1989年10月にリリースした1stアルバム。日本ではだいぶ遅れて翌1990年6月に、独自のジャケットに差し替えられて発表されています。

このアルバムのオープニングを飾る「Summer」が伊藤政則氏のラジオ番組『POWER ROCK TODAY』などで激プッシュされたこともあり、日本ではこの1曲のみコアなHR/HMリスナーに知られている……なんて噂もあるほど(いや、僕が勝手に言ってるだけですが。笑)、この曲以外にスポットの当たる機会は少ないアルバムですが、これがなかなか良いんですよね。

彼らはHR/HMの範疇にあるバンドではなく、ラテンアメリカの血を引くメンバーにより結成された、ラテンフレイバーが散りばめられたロックバンド。現地ではTHE HOOTERSとツアーに回ったり、THE ALARMのメンバーとともに『MTV UNPLUGGED』に出演したり……と書けば、なんとなくその方向性が理解してもらえるのではないでしょうか。

実際、僕も最初に「Summer」を聴いたときに思い浮かべたのが、ウェールズのロックバンドTHE ALARMでした。U2ほど熱くなりきれず、どこか醒めた感があるというか……そういう空気感が「Summer」や、ほかのアルバム収録曲からも感じ取れたのです。

2曲目「Hope」なんてギターの泣きっぷりがムード歌謡的すぎて、最初に聴いたときには思わず笑ってしまったのですが、これも意外とクセになるし、続く「Trace The Thunder」の荒々しいドラミングは初期のU2っぽさを彷彿とさせるし(でも、ボーカルが熱くなりすぎないおかげで、U2そのものにはなっていないという)。

オルガンをフィーチャーしたブルージーなバラード「If I Knew Then」もラテン色が強いせいでブルースとは違う方向に行ってるし、THE ALARMにも同タイトルの曲がある「Strength」は個人的にも「Summer」と同じ空気感を感じるし、パンキッシュな「Apache」もギターが奏でるメロディのせいで民族音楽的な空気を醸し出しているし……と、とにかくどの曲もギターのフレージングのせいで唯一無二のサウンドに昇華されているのです。

非常にトラディショナルなロックと言ってしまえばそれまでですが、でもそんな陳腐なジャンル分けだけでは伝わりきらない魅力がそこにはある。だからこそ、一度でいいからアルバムを聴いてみてほしい、そう強く願ってしまうくらい特別な1枚なのです。

オープニングの名曲「Summer」から、同じく名曲のラストナンバー「Rising Sun」まで捨て曲なしの隠れた名盤。ジャケットは非常にダサいですが(笑。だからこそ日本盤は独自のものに変えたんでしょうね)、内容はジャケに相反して最高の一言ですから。オススメです。

 


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2019年6月12日 (水)

PINK CREAM 69『PINK CREAM 69』(1989)

1989年10月に本国ドイツでリリースされた、PINK CREAM 69のデビューアルバム。日本では2ndアルバム『ONE SIZE FITS ALL』(1991年)での国内デビュー(1991年5月)にあわせて、同年8月に初リリースされています。

当時のメンバーはアンディ・デリス(Vo, G/現HELLOWEEN)、アルフレッド・コフラー(G)、デニス・ワード(B)、コスタ・ツァフィリオ(Dr)。すでにアンディとコスタが脱退していますが、現在も定期的にアルバムをリリースするなど安定した活動を続けています。

『ONE SIZE FITS ALL』でこのバンドを知った際、その完成度の高さに震えましたが、後追いのこのデビュー作はさらにその内容に驚かされたことを今でもよく覚えています。

1989年というと、ドイツではSCORPIONSACCEPTに続いてHELLOWEENがインターナショナルでのブレイクを果たしたタイミング。BLIND GURDIANがデビューしたり、HELLOWEENを脱退したカイ・ハンセン(G)が新たにGAMMA RAYを結成したりと、のちに(特にここ日本で勃発する)ジャーマンメタル・ブームの火が点り始めた頃に、ドイツ/アメリカ/スイスの多国籍バンドであるPINK CREAM 69はそことは異なる正統派ハードロックを追求し始めるのです。

基本路線は先の『ONE SIZE FITS ALL』と同系統ですが、デビュー作にも関わらず収録曲の数々からは洗練されたセンスを感じ取ることができます。オープニングを飾る「Take Those Tears」や「One Step Into Paradise」のメロディ運びや、適度にテクニカルで練り込まれたバンドアンサンブル、そしてアンディの個性的なハイトーンボイス。そのどれもがHELLOWEENを筆頭とするジャーマン勢とは一線を画するもので、むしろこっちのほうが先に欧米のシーンでウケていても不思議じゃない気がします。それくらい、1989年という時代にフィットした内容だと思います。

疾走感あふれる「Rolling Down A Thunder」、泣きメロのパワーバラード「Close Your Eyes」、豪快なミドルチューン「Welcome The Night」、ヘドバン必至のファストチューン「Partymaker」、シャッフルビートが気持ちいい「Parasite」、そして名曲中の名曲「I Only Wanna Be For You」。とにかく捨て曲なし。あの時代に打ち出し方さえ間違えなかったら、「SKID ROWに対するヨーロッパからの回答」なんて評価さえ出てきたんじゃないか。そんな気すらします。

『ONE SIZE FITS ALL』ではより洗練された楽曲群を楽しめますが、デビュー時点でこのクオリティはハンパないと思いますよ。1作目と2作目、どちらも甲乙つけがたい名盤です。

 


▼PINK CREAM 69『PINK CREAM 69』
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2019年5月31日 (金)

NINE INCH NAILS『PRETTY HATE MACHINE』(1989)

1989年10月にリリースされた、NINE INCH NAILSのデビューアルバム。日本では次作となるEP『BROKEN』(1992年)発売にあわせて、1992年7月に初めて国内盤化されました。

実際、彼らの名前を目にするようになったのって1991年あたりからで、それまでここ日本では一部マニア以外には無名だったような。特に自分のようにメタル中心で聴いていたリスナーがNINの名前を知ることになるのは、間違いなくGUNS N' ROSES経由なんですよね(当時、アクセル・ローズがNINロゴTシャツを着ていたので)。自分もそれで知って、西新宿でアルバムを購入したわけですが……ガンズのガの字も感じられませんでしたけどね!(笑)

『BROKEN』からNINを知ったというリスナーが多いかと思いますが、そこで展開されていたスラッシーなギターとヘヴィなリズムを期待して本作に触れると、ちょっと面食らうかも。というのも、ここで展開されているのは“エレクトリック・ボディ・ミュージック”と呼ばれるダンサブルかつ無機質なビートにディストーションギターを乗せた、ニューウェイヴ寄りのサウンドですから。

「Wish」のようなスラッシュ色の強い楽曲は皆無。アップテンポといっても「Sin」のようにシンセポップのハード化させたようなものが中心なわけですから、そりゃあ『BROKEN』の路線を期待した人にとっては“ちょっと違う”となるでしょう。だけど、本作で初めてNINを知ったリスナーは、彼らと同時期にデビューした日本のバンドSOFT BALLETを思い浮かべたのではないでしょうか。事実、僕も最初に聴いたときは「あれ、これってソフバじゃん」と思ったクチですから。

ダンスミュージックと呼ぶには内向的すぎ、HR/HMと呼ぶには音圧が足りない。だけど、どこか攻撃性を感じさせるそのスタイルは、当時MEGADETH経由で日本のファンに受け入れられたMINISTRYにも通ずるものがあったと思います。

また、時代的にも80年代に登場したダークなエレポップやサンプリング文化中心のヒップホップ、そしてアンダーグラウンドでくすぶっていたインダストリアルロックやオルタナティヴロックが少しずつ後続たちに影響を与え始めたタイミングであり、そういった影響がバランスよくミックスされたのが『PRETTY HATE MACHINE』という傑作だったと捉えることはできないでしょうか。

なお、本作はリリース20周年を記念して2010年にリマスタリング&ボーナストラック(QUEEN「Get Down Make Love」カバー)追加&ジャケット変更で再発されています。今年でリリース30周年、さすがに時代を感じさせる音ですが、せっかくなのでリマスタリングされた音であの時代の空気を感じてみてください。

 


▼NINE INCH NAILS『PRETTY HATE MACHINE』
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2019年4月30日 (火)

X『BLUE BLOOD』(1989)

平成最後の日にどのアルバムをピックアップしようか……と考えたのですが、やはりこのアルバムだろうという結論に達しました。

1989年(平成元年)4月、X(現X JAPAN)はこのアルバムでメジャーデビューを果たしました。前年に1stアルバム『VANISHING VISION』をインディーズから発表し、当時としては異例の大ヒットを記録していた彼らが、今作で満を持してのメジャー進出。当時、海外では空前のHR/HMブーム末期であり、ここ日本では1987年頃から本格化したバンドブーム末期というタイミング。そんな中でのXのデビューは、別の意味で後続たちに大きな影響を与えることになります。

今でこそヴィジュアル系の始祖なんて言われる彼ら。特にこのアルバムを指して原点だとかいう意見もあるようですが、その後のV系のルーツでは確かにあるものの、それと同時に以降のV系とは似ても似つかぬスタイルであるのもまた事実。だって、聴けばわかるようにこれ、普通にヘヴィメタルですから。

80年代初頭から始まった“ジャパメタ”の究極形であると同時に、この先数年後に勃発するV系ムーブメントの“精神性”を築き上げた原点。このアルバムはそう捉えるべきではないでしょうか。

まあ、そういた堅苦しい説明はここまでにして。ヘヴィメタル観点からこのアルバムを語ってみたいと思います。

まあとにかく、“トゥ・マッチ”なアルバムですよね。サウンド的には前作の延長線上にありつつも、新たな要素も感じられる。軸になっているのはスラッシュメタルとHELLOWEEN以降の“クサメタル”。ジャパメタ的要素は意外と薄かったりするんですよね。メロディこそ日本的な情緒を感じさせますが、ぶっちゃけジャパメタのそれともどこか違う。

で、本作にはHIDE(G)やTAIJI(B)のカラーが少しずつ強くなっており、アメリカンハードロック色が加わり始めている(それが本格的に開花するのは、次作『JEALOUSY』なのですが)。ただ、この時点ではそれがYOSHIKI(Dr, Piano)の色と混ざり合うことでいびつさを生み出している。それがこのアルバムの特異性であり、最大の魅力ではないかと思うのです。

もちろん、それはYOSHIKIという希代の名ソングライターが生み出した名曲たちと並ぶことで、より光を放つことになるわけですが。

そこにドラムの音のデカさ(笑)と、TOSHI(Vo)の“アグレッシヴなのに耳障りの良い歌声”がミックスされることで生まれる、アンバランスさや危うさ……完成され切っていないこの荒々しさあってこその『BLUE BLOOD』。続く『JEALOUSY』がサウンド的に完璧だったのに対して、本作には初期にしか出せないバランス感が見事に表現されていると思います。

そうそう。本作がヘヴィメタルたる所以はその魅力的なギターリフにもあると思っています。90年代以降のV系との大きな違いはここ。こういう点でオールドスクールと言われてしまいがちですが、これがあるとないとではまったく異なるわけですよ(だから優れている、劣っているという話ではないですよ。念のため)。

楽曲に関しては文句のつけようなし。演奏も緻密さ、荒さ双方が備わっており、日本人が大好きなHIDE&PATA(G)のツインリードも随所に登場する。TAIJIのスラップを多用したインスト「XCLAMATION」も新鮮だし、そこから続く「オルガスム」では問答無用に頭を振りたくなる。12分にも及ぶ大作「ROSE OF PAIN」の構成など含め、ケチのつけようがない1枚。これはバンドブームやV系という限られた枠の中で語られるべきではないですし、平成を代表する、いや、日本のロックシーンを代表する1枚として認識されるべきだと思うのです。

良くも悪くも、平成の音楽シーンはここから始まった。そう断言しても間違いじゃない。それくらい日本のシーンにとって重要な1枚です。

……って、当時高校生だった僕は、そこまで深く考えてなかったけどね(笑)。シンプルにカッコいいヘヴィメタルアルバム。それで十分だったはずです。

 


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