カテゴリー「1989年の作品」の71件の記事

2019年11月17日 (日)

SODOM『AGENT ORANGE』(1989)

1989年6月に発売された、SODOMの3rdアルバム。本作が日本デビュー盤にあたり、本国発売から4ヶ月遅れの同年10月に前作『PERSECUTION MANIA』(1987年)と併せてリリースされています。

KREATORDESTRUCTIONとともに“ジャーマン・スラッシュ三羽ガラス”なんて呼ばれてきたSODOMですが、ほかの2組と比べると日本ではマニアックな印象が強いイメージがあります(って、自分が勝手に持っているだけかしら)。

とはいえ本作はリリース当時、西ドイツ(ええ、東西ドイツ統一前の作品ですから)のナショナルチャート37位にランクインし、10万枚以上のセールスを記録。この手のバンドとしては破格の成功を収めています。

当時のメンバーはトム・エンジェルリッパー(Vo, B)、フランク・ブラックファイア(G)、クリス・ウィッチハンター(Dr)という布陣。ファミリーネームがブラックメタルチックといいますか……実際、本作における彼らのサウンドはスラッシュメタル的に変幻自在なアンサブルと、トムのメロディを無視して吐き捨てるようなボーカルが特徴なわけで、特に後者はブラックメタルのそれにも通ずるものがあります(というか、ごく初期のSLAYER的ともいいますが)。

アルバムタイトルの“エージェント・オレンジ”とはベトナム戦争で米軍が用いた枯葉剤のことで、猛毒を含んでいたことから化学兵器と捉えることもできます。実際、本作のタイトルトラックは同枯葉剤や地上攻撃機AC-47に魅せられたトムが書き下ろしたもので、サウンドの攻撃性と相まってSLAYER「Angel Of Death」にも通ずる残虐さや冷徹さが伝わってきます。うん、80'sスラッシュメタルの名曲中の名曲。

そのほかの楽曲もとにかくアグレッシヴで、ミドルテンポでまったりした印象の「Magic Dragon」ですら途中からいきなりアホほどテンポアップしますから(しかもなんの予兆もなく、いきなり)。かと思えば、MOTÖRHEADを彷彿とさせる爆走ナンバー「Ausgebombt」があったり(思えばベースボーカルのトリオ編成はMOTÖRHEADまんまだし)、TANKのカバー「Don't Walk Away」があったりと終始飽きさせない構成。知的に計算されたアレンジのようで、実はそこまで考えられていない唐突さ。勢いのみで作っちゃった感が強いのに、実はいろいろ細かなところまで考えられている。そんな不思議な魅力を放つ本作は、間違いなくSODOMの代表作と断言できる1枚です。

サウンドプロダクション的には90年代以降、もしくはここ10年くらいの作品が数歩勝りますが、この狂気にはそれ以前の作品もそれ以降も叶わないし超えられない。KREATOR『EXTREME AGGRESSION』(1989年)、DESTRUCTION『RELEASE FROM AGONY』(1988年)と並ぶジャーマンスラッシュの名盤です。

 


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2019年11月16日 (土)

FATES WARNING『PERFECT SYMMETRY』(1989)

1989年8月中旬リリースの、FATES WARNINGの5thアルバム。本作が日本デビュー作となり、海外から1ヶ月遅れの同年9月下旬に発表されました。

彼らの所属レーベルであるMetal Blade Recordsが当時、日本ではポニーキャニオン流通だったこともあり、その後しばらくは同社から日本盤が販売されていましたが、のちに流通先がMercury Recordsに移ったことで日本盤もマーキュリー・ミュージック(のちにユニバーサル・ミュージック)へと発売元が移籍しております。僕が購入したのは、このマーキュリー盤のようです。

最初に聴いたアルバムは次作『PARALLELS』(1991年)で、思い入れが強いのもそちらになるのですが、前回、前々回と1989年リリースのプログレッシヴ・メタルが続いていたので、無理くり探してこちらをピックアップ(笑)。いや、これも好きなんですけどね。

実は彼ら、先の『PARALLELS』でダークさが増すなど若干路線変更することになります。まあ、言っちゃえば当時流行っていたQUEENSRYCHEあたりの路線に近くことになるわけですが、よくよく聴くと本作の時点でそのダークさが至るところから感じ取れる。つまり、この時点で進化はスタートしていたわけです。

とはいえ本作は、それ以前の『NO EXIT』(1988年)までに近いテクニカルメタル路線が軸にあるのも事実。変拍子を要所要所にぶち込んだアンサンブルはどこか数学的でもあり、そこにかっちり作り込まれたフレージングとレイ・アルダー(Vo)によるメタル的ハイトーンボイスが絡んでくる。つまり、80年代と90年代の要素をつなぐ橋渡し的な1枚。言っちゃえば、過渡期的作品であるわけです。

しかし、そう書くと「じゃあ本作は名盤の影に隠れた中途半端な出来なのでは?」という声が挙がりそうですが、全然そんなこともなく。前回のDREAM THEATERや前々回のVOIVODが好きな人ならなんとなく気に入ってもらえるんじゃないかというテクニカルなメタルとフュージョン的なバンドアンサンブルが同時に楽しめる良作に仕上がっています。

それは『WHEN DREAM AND DAY UNITE』でDREAM THEATERが試みたシンフォニック系のノリは似て非なるもので(どちらかというと3rd『AWAKE』に近いかも)、冷たさという点においてはVOIVODの『NOTHINGFACE』にも通ずるものがあるけどちょっと違う。つまり上記2組とも、あるいはQUEENSRYCHEとも異なる個性を放っているわけです。彼らにしてはストレートな「The Arena」みたいな楽曲もあれば、センチメンタルな序盤からひたすらひねくれた展開へと続く長尺曲「At Fate's Hands」もある。まあとにかく、しのごの言わずい聴いてみることをオススメします。

あ、本作には当時DREAM THEATERのメンバーだったケヴィン・ムーア(Key)がゲスト参加しているので、そのへんはドリムシっぽさを醸し出していると言えるかも(ほんの少々ですが)。

 


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2019年11月15日 (金)

DREAM THEATER『WHEN DREAM AND DAY UNITE』(1989)

1989年3月に発売された、DREAM THEATERのデビューアルバム。日本では1ヶ月遅れ、同年4月上旬に発表されています。

昨日紹介したVOIVOD『NOTHINGFACE』(1989年)同様、MCA Records傘下のMechanic Recordsから唯一リリースされた本作は、現在も在籍するジェイムズ・ラブリエ(Vo)加入にチャーリー・ドミニシ(Vo)が唯一参加した作品でもあります。

プロデュースはバンドとテリー・デイト(PANTERASOUNDGARDENOVERKILLなど)が担当。ミックスもテリー・デイトが手がけており、それもあってか次作『IMAGES AND WORDS』(1992年)以降の作品と比較すると線が細く、迫力が足りない印象を受けます。

また、ケヴィン・ムーア(Key)のシンセの音色が前時代的といいますか、若干シンフォニックメタル系のそれに近く、そこも次作以上との違い(というか違和感)となっているのかな。

ただ、楽曲自体は以降の“らしさ”にも通ずる要素が見え隠れし、ここでの実験をブラッシュアップすることでのちの『IMAGES AND WORDS』へとつながっていったことは、聴けば容易に想像できると思います。

とはいっても、そこはDREAM THEATERのこと。6分近いスリリングなインストゥルメンタル・ナンバー「The Ytse Jam」は最高にカッコいいですし、2ndアルバム以降もライブで披露される機会が少なくなかった「A Fortune In Lies」や約9分におよぶ組曲「The Killing Hand」、スラッシーかつグルーヴィーな「Afterlife」など、今聴いても存分に楽しめる楽曲は少なくありません。うん、逆にこっちのほうが好きってリスナーも少なくないんじゃないでしょうか。

ラブリエのヘヴィメタルシンガー的歌い上げは苦手(自分含む)だけど、ゲディ・リー(RUSH)を彷彿とさせる“ハイトーンだけど、どこか淡々としている”チャーリー・ドミニシの歌唱は許せるっていうリスナー、少なくないのでは。自分もそうですから。

この軽くてペタペタしたドラムのサウンドプロダクションだけスルーできれば(いや、かなりハードル高いけど)、かなり楽しめる1枚だと思います。これはもはやリマスターの次元ではなく、今すぐリミックスしてもらいたい作品1位ですね(これまでも国内リマスター盤は発売されていますが、元の音質が音質なのでどうにもね)。

 


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2019年11月14日 (木)

VOIVOD『NOTHINGFACE』(1989)

1989年10月リリースの、VOIVOD通算5作目のオリジナルアルバム。MCA Records傘下のMechanic Recordsから(ドイツのみNoise Recordsから)発表され、日本盤は同年12月にワーナーミュージックから発売されました(その後、MCAの権利がワーナーから離れ、現在はユニバーサルミュージックから発売されています)。

3rdアルバム『KILLING TECHNOLOGY』(1987年)あたりから一気に評価を上げていたVOIVODが、満を辞してメジャーレーベルから発表した第一弾作品は、2000年代以降も彼らの作品を手がけることになるグレン・ロビンソン(ANNIHILATOR、GWAR、NASHVILLE PUSSYなど)を新たなプロデューサーに迎え制作されたもの。過去のスラッシー&ノイジーな諸作と比較すると非常に整理されたサウンドが印象に残り、テクニカル・スラッシュメタルやプログレッシヴ・メタルの範疇に属するのも納得の仕上がりです。

僕が最初に触れたVOIVODのアルバムも本作でした。が、初めて聴いたのはリリースから1年以上経ってから、次作『ANGEL RAT』(1991年)発売タイミングだったと記憶しています(確か『ANGEL RAT』を買いにCDショップに向かったら売っておらず、前作『NOTHINGFACE』を購入した気が)。けど、結果としてこのアルバムから入って正解だったかなと思っています。

今聴くと(メジャーのわりに)チープさが否めないサウンド・プロダクションではありますが、緊張があってタイトな演奏&アンサンブルと、どこかひんやりしたボーカルと音の質感は当時の自分にはかなり好みでした。ちょっと例えが正しいかわかりませんが、“RUSHを通過した『…AND JUSTICE FOR ALL』(1988年)期のMETALLICA”みたいな。そういう印象を受けたんです(そもそも当時、『…AND JUSTICE FOR ALL』自体が当時RUSHと比較されていた気がするので、いろいろ間違えている気がしないでもないですが)。

あと、プログレッシヴな楽曲が大半にも関わらず、どの曲も6分を超えていないのも聴きやすさにつながっているのかな。ほぼ6分という楽曲(「The Unknown Knows」や「Missing Sequence」)もあるものの、基本的には4〜5分台で比較的コンパクトにまとめられていますし。全9曲で45分というトータルランニングは、当時としても至極まっとうなものだと思いました。

初期PINK FLOYDのカバー「Astronomy Domine」など注目ポイントは多数ありますが、オープニングの「The Unknown Knows」からラストの「Sub-Effect」までのすべてがピークだと思っているので。緊張感を持続させながら、至高の45分を楽しんでいただけたらと思います。

その前に、MCA時代の3作品……『NOTHINGFACE』と『ANGEL RAT』、そして『THE OUTER LIMITS』(1993年)を早く国内でもストリーミング解禁していただけたらと。

 


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2019年11月 7日 (木)

STEVE STEVENS『ATOMIC PLAYBOYS』(1989)

1989年秋にリリースされた、スティーヴ・スティーヴンス(G)初のリーダーアルバム。

ビリー・アイドルの相方として3rdアルバム『WHIPLASH SMILE』(1986年)およびシングル「Mony Mony」(1987年)まで活動をともにし、個人としても映画『トップガン』(1986年)のサウンドトラックで「Top Gun Anthem」をプレイしたり、マイケル・ジャクソンのメガヒットアルバム『BAD』(1987年)で個性的な演奏を披露したりと活躍した彼ですが、ビリーとのコンビを解消して初めて制作されたアルバムは完全なるソロ作品ではなく、ATOMIC PLAYBOYSというバンド形態として発表されたものでした。

レコーディングに参加したのはスティーヴのほかペリー・マッカーティ(Vo)、フィル・シュレー(Key)、トミー・プライス(Dr)、アントン・フィグ(Dr)、カシム・サルトン(B)などといった“知る人ぞ知る”名手ばかり。フィル・アシュリーやトミー・プライスはビリー・アイドルでのバンドで活動をともにした旧知の仲。ペリーは本作のプロデューサーであるボー・ヒル周りの人選でしょう(クレジットには当時すでにWINGERでデビューしていたキップ・ウィンガーや、当時ボー・ヒルの嫁だったフィオナの名前も)。

さて、本作の内容ですが……ハードロック寄りの派手なギタープレイを信条としたスティーヴらしく、非常に派手な楽曲が揃った1枚に仕上がっています。ビリー・アイドル自体はハードロックというよりはパンク以降のニューウェイヴを通過した若干ハードなロック/ポップスという音楽性でしたが、本作はそこに加えてハードロック色を強めた楽曲も多数含まれているので、HR/HMリスナーの耳にも十分に耐えうる内容となっているはずです。

事実、MVも制作されたオープニングトラック「Atomic Playboys」を初めて聴いたとき、誰もがリリース当時「そうそう、スティーヴ・スティーヴンスにこういう曲をプレイしてほしかった!」と思ったのではないでしょうか。1989年という時代性を反映させたハードロックサウンドと、ビリー・アイドルとの経験が反映されたクールさが共存するこの曲は、あの時代のステーヴにしか表現できないものだと思います。

が、2曲目にはブラスをフィーチャーしたAOR寄りのポップロック「Power Of Suggestion」、3曲目にはのちにDEF LEPPARDもカバーしたSWEETの名曲「Action」が飛び出したりと、一筋縄ではいかないバラエティに富んだ内容で、そのへんもスティーヴ・スティーヴンスらしいといいますか。

以降も“いかにもHR/HM”なアップチューン「Soul On Ice」や、ビリー・アイドルっぽいんだけどキーや歌メロはハードロック的な「Crackdown」、アダルトな空気を漂わせたファンクロック「Evening Eye」、スティーヴが唯一ボーカルを担当するLAメタル・チックな「Woman Of 1,000 Years」、スティーヴのテクニカルかつメランコリックなアコースティックギター演奏を堪能できるインスト「Run Across Desert Sands」など、多彩な楽曲群を楽しむことができます。

アルバムのアートワークにはスティーヴとペリーの2名しか載っていませんが、同作を携えたツアーはバンド形態で行われていたので、スティーヴ自身は本作以降もバンドとして続けていくつもりはあったんでしょうね。しかし、気分屋のスティーヴらしく(笑)、バンドは1年と経たずに空中分解。その後、スティーヴはマイケル・モンローJERUSALEM SLIMを結成するもアルバム発売前に脱退し、MOTLEY CRUEを脱退したヴィンス・ニールのバンドに加わり『EXPOSED』を完成させます。

ATOMIC PLAYBOYSとしては1989年末に行われた東京ドームでのカウントダウンイベント(ここにはマイケル・モンローも出演)で来日予定でしたが、直前にキャンセル(代わりにLOUDNESSが出演)。その後解散しているので、ATOMIC PLAYBOYSでの来日は一度も叶いませんでした。生で観てみたかったなぁ……。

 


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2019年10月11日 (金)

W.A.S.P.『THE HEADLESS CHILDREN』(1989)

1989年4月中旬にリリースされた、W.A.S.P.の4thアルバム。日本では半月遅れの同年5月上旬に発売されました。

デビュー時のインパクトのせいもあって、楽曲よりもそのショッキングなヴィジュアルにばかり目が行きがちだったW.A.S.P.。本作はのちにブラッキ・ローレンス(Vo, G)のソロ作品としてスタートした『THE CRIMSON IDOL』(1992年)の片鱗が見え隠れする、非常に音楽性の高い1枚に仕上がっています。

本作制作時のメンバーはブラッキー、クリス・ホルムス(G)、ジョニー・ロッド(B)の3人。脱退後にL.A. GUNSへ加入したスティーヴ・ライリー(Dr)に代わり、本作ではゲストプレイヤーとしてフランキー・バネリー(QUIET RIOT)が参加しています。また、ケン・ヘンズレー(元URIAH HEEP)がキーボードプレイヤーとして、リタ・フォードなど多数の仲間が「Thunderhead」のコーラスのレコーディングに加わりました。

L.A.メタル(ヘアメタル)の延長線上にある“セックス、ドラッグ&ロックンロール”的な世界観から離れ、よりリリカルで深みのある歌詞と、HR/HMバンドとしての起承転結が色濃く表れたサウンド/アレンジを本格的に導入することで、前作までに混在したパーティ路線が完全に払拭。7分を超えるエピカルな「The Heretic (The Lost Child)」でオープニングを飾ると、THE WHOのカバー「The Real Me」を挟みつつ「The Headless Children」「Thunderhead」という5〜6分台の壮大なメタルナンバーが続きます。ここまでの流れ、本当にシリアスでメタリック。歌詞に関しては「Animal (Fuck Like A Beast)」「I Wanna Be Somebody」「Blind In Texas」なんて歌っていたバンドと同じバンドとは思えないほどです。

もちろん「Mean Man」や「Rebel In The F.D.G.」のようなストレートなハードロックもあるのですが、メロディアスなバラード「Forever Free」や疾走メタル「Maneater」、ツーバス連打のメタルシャッフル「The Neutron Bomber」などを聴いてしまうと、かつてのいかがわしさはどこへやら……ただただカッコいいHR/HMバンドの姿がイメージできてしまうのですから不思議なものです。

初期3作のスタイルももちろん素晴らしいのですが、非常に完成度の高い『THE CRIMSON IDOL』を愛してやまないというリスナーにはぜひ続けて今作も聴いていただきたいものです。初期3作と『THE CRIMSON IDOL』以降をつなぐ、非常に重要な1枚ですから。

なお、現在流通している盤(配信バージョン含む)はボートラを多数含む仕様となっており、JETHRO TULLのカバー「Locomotive Breath」やアルバム未収録曲、「L.O.V.E. Machine」や「Blind In Texas」のライブテイクが追加されています。こちらの6曲はアルバム本編の流れとは若干毛色が異なりますし、むしろ本編10曲の完成度が異常に高いのでオマケ程度の気持ちで接してもらえると。

 


▼W.A.S.P.『THE HEADLESS CHILDREN』
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2019年10月 9日 (水)

WHITESNAKE『SLIP OF THE TONGUE: 30TH ANNIVERSARY EDITION』(2019)

WHITESNAKEの問題作『SLIP OF THE TONGUE』(1989年)が今年でリリース30周年。Geffen時代の音源権利がRhino Recordsに移ったこともあり、『WHITESNAKE』(1987年)『SLIDE IT IN』(1984年)に続いて最新リマスタリング&未発表音源をたっぷり追加したアニバーサリーエディションが2019年10月4日に発売されました(日本盤は少々遅れて、10月23日発売とのこと)。

『SLIP OF THE TONGUE』というアルバム自体に関しては、過去にこちらで執筆済み。そちらでは2009年に海外で発表された20周年エディションについても触れていますが、その際にはオリジナル盤からの改悪(曲順の変更)が加えられていましたが、今回の30周年盤も『WHITESNAKE』『SLIDE IT IN』同様にオリジナルとも20周年盤とも異なる新たな改悪(笑)が加えられており、さすがに頭を抱えております。

基本的にはデヴィッド・カヴァーデイル(Vo)とその側近によるアイデアなんでしょうけど……うん、アメリカかぶれしたイギリス人の考えることはわからない!とちゃぶ台をひっくり返したい気持ちです。

さてさて、30周年バージョンについてここからたっぷり書いていきますよ。本作はCD1枚モノの通常盤、CD2枚組のデラックスエディション、CD6枚+DVDからなるボックスセット(スーパーデラックスエディション)の3仕様が用意されていますが、今回ここで触れるのは未発表音源が豊富なボックスセット関して。それぞれのディスクの中身について触れていきたいと思います。

 

まずはDISC 1。こちらは最新リマスタリングを施した『SLIP OF THE TONGUE』本編に当時のシングルのみに収録された別テイクなどを追加したもの。全17曲入りで、こちらが基本となるのでしょうか。収録曲は下記のとおり。

<2019年バージョン>
01. Slip Of The Tongue
02. Kittens Got Claws
03. Cheap An' Nasty
04. Now You're Gone
05. The Deepr The Love
06. Judgment Day
07. Sailing Ships
08. Wings Of The Storm
09. Slow Pork Music
10. Fool For Your Loving 1989
11. Sweet Lady Luck (Single B-Side)
12. Now You're Gone (Chris Lord-Alge Single Remix)
13. Fool For Your Loving 1989 (Vai Voltage Mix)
14. Slip Of The Tongue (Alternate Intro & Breakdown)
15. Cheap An' Nasty (Alternate Solo & End)
16. Judgment Day (Alternate & Extended Solos)
17. Fool For Your Loving 1989 (Alternate AOR Mix With CHR Intro)

アルバム本編がM-1〜10なのですが、なんですかこの味わい深さもへったくれもない流れは……頭3曲の流れはまだいいとしても、M6「Judgment Day」〜M7「Sailing Ships」の構成は疑問しか残らない。長尺の大作を2曲並べたかったんだろうけど、アルバムの締め用に作られた壮大なアレンジの「Sailing Ships」のあとにまだ3曲も残っていて、「Sailing Ships」の余韻をぶち壊すかのように「Wings Of The Storm」が始まる。さらにエンディングが「Fool For Your Loving」て……正気ですか?

ちなみにこちら、リマスタリングといいながらも「Kittens Got Claws」がオリジナルからいじられていたりします。スティーヴ・ヴァイ(G)によるオープニングの“猫ギター”がカットされたのは明らかな変化ですが、ほかにもイントロのリフの裏で鳴っていたヴァイのソロが若干前に押し出されているような。あと、オリジナル盤では軽く感じられたドラムの音も2009年リマスター盤よりもさらに硬質にミキシングされている印象も受けました。これはこれで悪くないね(曲順を除けば)。

M-11〜13は2009年バージョンにも収録されていたもの。M-12「Now You're Gone (Chris Lord-Alge Single Remix)」は「U.S. Single Mix」として親しまれてきたものですね。さらに今回は初出の別バージョンを追加収録。M-14「Slip Of The Tongue (Alternate Intro & Breakdown)」はいきなりブラスシンセから始まるイントロ縮小&ギターソロ後のブレイクパートに変なソロ(笑)が追加されたバージョンです。いや、あの緊張感のあるブレイクにそれ入れちゃう?っていうヴァイのセンスよ……。M-15&16は文字どおり、ギターソロを差し替えたもので、M-17はM-10のミックス違い。M-14〜16に関してはオリジナルバージョンに30年慣れ親しんだこともあり、ちょっと違和感があるかな。

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2019年8月18日 (日)

WHITE LION『BIG GAME』(1989)

1989年8月に発表されたWHITE LIONの3rdアルバム。海外ではAtlantic Recordsからのリリースでしたが、ここ日本ではビクターと独自契約しており、日本盤も海外より1ヶ月早い7月上旬に発売されたようです。

前作『PRIDE』(1987年)からシングルカットした「Wait」(全米8位)を機に、「Tell Me」(同58位)、「When The Children Cry」(同3位)と次々ヒット曲が生まれ、アルバム自体も最高11位まで上昇、アメリカだけでも200万枚以上を売り上げ、一躍人気バンドの仲間入りを果たしたWHITE LION。続く本作はその出世作の延長線上にある作品作りを目指します。

プロデューサーには引き続きマイケル・ワグナー(ACCEPTDOKKENSKID ROWなど)を迎え、キャッチーでポップなわかりやすいアメリカンハードロックとラジオでかかりやすいパワーバラード、さらにはひと昔前のヒット曲のカバーといった当時の“お約束”を凝縮した、良くも悪くも“売れ線”な1枚を完成させました。

シングルヒットした「Little Fighter」(全米52位)は完全に「Wait」や「Tell Me」の延長線上にあるポップメタルですし、アコギを軸にしたバラード「Broken Home」も明らかに「When The Children Cry」を意識したもの。それ以外にも豪快なアメリカンロック「Goin' Home Tonight」や適度なヘヴィさを持つミドルチューン「Dirty Woman」など、当時のWHITE LIONの魅力をベストな状態で曲に詰め込むことに成功しています。

かと思えば、VAN HALEN直系のハードブギー「Let's Get Crazy」みたいな攻めの1曲もあるし、その流れを汲むGOLDEN EARRINGの良カバー「Rader Love」(全米59位)もある。不思議なメロディ運びの「If My Mind Is Evil」にもバンドとしてのこだわりが感じられるし、今思えば次作への布石だった6分超えのプログレッシヴな大作「Cry For Freedom」など、実は“お約束”だけでは終わらせないという気概もしっかり備わっていたのです。当時はそこまで意識してなかったけど(苦笑)。

でも本作、『PRIDE』ほどのヒットにつながりませんでした。先に記したとおり、シングルカットされた楽曲もBillboardの上位入りを果たせず、アルバムも前作の11位には及ばない全米19位止まり(売り上げは50万枚程度)。

時代的にはまだHR/HMブームの最中でした。が、いわゆる「ポップでキャッチー」なものから「オーガニックな本格派」へと流行が移り始めていたのも要因だったのかな。BON JOVIがアコースティックギターを軸にアンプラグド的な手法を武器にし、GUNS N' ROSESのようなギミックなしで戦うバンドにファンの目が向き始め、そのガンズやSKID ROWのようにカリスマ性の強いフロントマンを擁するバンドがもてはやされる。確かにヴィト・ブラッタ(G)のテクニカルなプレイは圧倒的でしたが、いくらキャッチーな楽曲でもそれを歌うマイク・トランプ(Vo)の表現力が乏しければ……ねえ。

1曲1曲の完成度は高いものの、1枚通して聴くとあまり印象に残らない、そんな不思議なアルバム。これは続く意欲作『MANE ATTRACTION』(1991年)にも言えることなんですよね、残念ながら。

 


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2019年8月17日 (土)

EXTREME『EXTREME』(1989)

1989年3月にリリースされたEXTREMEのデビューアルバム。日本では2ヶ月遅れの5月にポニーキャニオンから、日本独自のジャケットに差し替えられ発売されています(その後、ユニバーサルからの再発分からは海外盤と同じジャケットに戻されました)。

B!誌のディスクレビューでその存在を知り、動いている姿を目にしたのは当時TBSで日曜深夜に放送されていたHR/HM専門プログラム『PURE ROCK』でのことだったと記憶しています。確か、同年秋に控えた初来日公演に向けて、地元ボストンで撮影されたリハーサル&コメント映像と「Kid Ego」のMVがオンエアされたはずで、そのリハーサル映像では次作『EXTREME II: PORNOGRAFFITTI』(1990年)に収録されることになるタイトルトラック「Pornograffitti」がすでに演奏されています。あとで1stアルバムを購入したとき、「あれ、あのリハ映像でやってた曲、入ってないじゃん!」とがっかりして、そこから1年後に「あ、この曲!」とやっとめぐり逢えたの、今でもいい思い出です。

そんな印象深い本作との出会いですが、内容的には以降のアルバムと比べて若干劣るかな。もちろん良い曲も多いですが、いまいち“ヤマに欠ける”といいますか。

オープニングの「Little Girl」やシングルカットされた「Kid Ego」、ヌーノ・ベッテンコート(G)の非凡なギタープレイを存分に味わえる「Mutha (Don't Wanna Go To School Today)」や「Play With Me」など今でもオススメできる楽曲も少なくないですし、QUEEN的な壮大さを持つバラード「Watching, Waiting」「Rock A Bye Bye」などもあるのですが、すべてがパーフェクトかというとそうでもないんですよね。デビューアルバムってアマチュア/インディーズ時代の集大成でもあるわけですが、本作の場合は比較的似通った曲が多いのも、そういったマイナス要素の一因なのかなと。

あと、ゲイリー・シェローン(Vo)というクセ/抑揚の少ないシンガーの存在もマイナスポイントかもしれません。その動き含めヴィジュアル的には面白みのある人ですが、音源だけとなるとね。器用な人ではないけど比較的どんなタイプの楽曲でも歌いこなせてしまうソツのなさは、武器にもなるんだけど仇にもなる。次作以降ではそれがちゃんと武器に転化されるんだけど、残念ながらここではまだ原石のままなんですよね。扱いの難しい人です。

……というのが、90年代に僕が持っていたEXTREMEの1stアルバムに対する印象。

これを書く際、久しぶりにSpotifyで聴いてみたのですが、当時はあまり印象に残らなかった「Teacher's Pet」とか「Flesh 'n' Blood」あたりが今聴くと意外と良いと思えたのは新たな収穫でした。うん、記憶の中にあったイメージよりも全然悪くない。デビューアルバムとしてはかなり高クオリティな1枚だったんだね。ゴメンよ、ちゃんと気づいてあげられなくて。

本作でのメジャーデビューから30年。再結成後のオリジナルアルバム『SAUDADES DE ROCK』(2008年)からすでに11年経ちましたが、そろそろ新曲も聴いてみたいものです。

 


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2019年7月29日 (月)

DANGER DANGER『DANGER DANGER』(1989)

1989年6月にリリースされた、DANGER DANGERのデビューアルバム。日本では3ヶ月遅れて同年9月にリリースされています。

ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムの5人編成で、プロデューサーがランス・クイン(BON JOVIリタ・フォードなど)、シンセを前面に打ち出したアレンジ……とここまで書けば、ハードロック好きリスナーならどんな音か想像できるでしょう。

リードシングルとして当時MVがヘヴィローテーションされた「Naughty Naughty」、続く「Under The Gun」の2曲を聴けば、わかりやすすぎるほどにBON JOVI(しかも初期)なんです。そう、「(しかも初期)」なんですよ!

この頃のBON JOVIはすでに『NEW JERSEY』(1988年)でさらに一段上の、ヘヴィさとアーシーさを共存させたスタイルで産業ハードロックスタイルから確実に離れつつあったタイミング。ぶっちゃけ、バカ売れした『SLIPPERY WHEN WET』(1986年)を模してブルース・フェアバーンやボブ・ロックあたりにプロデュースをお願いするのならわかりますよ。なのに、ランス・クインって……もう、デビューの時点でB級決定じゃないですか!(笑)

残念ながら、上に挙げた2曲にはA級まで抜けきれないB級感が全体に漂っているし、豪快なアメリカンロック「Saturday Nite」もBON JOVIの1stアルバム(1984年)に入ってそうな“いなたい”感じだし。

かと思うと、ミディアムテンポのハードポップ「Don't Walk Away」やシングルヒット(全米49位)も果たした「Bang Bang」みたいに“限りなくA級に近い”良曲も含まれている。疾走感の強い「Rock America」はどこかJOURNEYっぽいし、「One Step From Paradise」みたいな王道パワーバラードも用意されている。

……あれ、実は優れたアルバムなんじゃね?

そうなんです。B+やA-の曲が混在した「B級っぽさが味わえるA級良盤」なんですよ、これ。洗練度でいったら次作『SCREW IT!』(1991年)のほうが勝るのですが、こういった適度な憂いのある産業ハードロックアルバムという点においては本作のほうが格段と上。どっちのほうが好きか?でかなり分かれるとは思いますが、今の気分でいったら僕は本作かな。

ちなみに本作、名ギタリストのアンディ・ティモンズは2曲(「Saturday Nite」「Boys Will Be Boys」)しか参加しておらず、大半のギターを前任のトニー・ブルーノ・レイが担当しています。そうか、そこもB級感に影響しているのか……なんてね。

 


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