カテゴリー「1994年の作品」の71件の記事

2019年9月18日 (水)

PINK FLOYD『THE DIVISION BELL』(1994)

『対(TSUI)』の邦題で知られる、PINK FLOYDの14thアルバム。海外では1994年3月末に、日本では同年4月中旬にリリースされました。

デヴィッド・ギルモア(Vo, G)、ニック・メイソン(Dr)、リチャード・ライト(Key, Vo)体制になって正式な1作目(リチャード・ライトは1987年発売の前作『A MOMENTARY LAPSE OF REASON』制作時は参加せず、同作のツアーにサポートミュージシャンとして参加)。『A MOMENTARY LAPSE OF REASON』はロジャー・ウォーターズ(Vo, B)との裁判で揉めたりなど、すったもんだあったあとの作品でしたが、本作はそこから7年もの歳月を経て届けられた、新生フロイドとしては安定期に入ってからの1枚となります。

ということもあってか、作風的には非常にゆったり&まったりとした内容で、全体的にAORの香りが漂っています。もはや往年の緊張感を求めるのは酷かもしれませんね。

とはいえ、それでも70年代のプログレッシヴロック路線に回帰しようとする意思はあるようで、音楽的に組曲などで聴かせる手法ではないものの、歌詞のテーマ的には「コミュニケーションの欠如による対立」を軸にしたコンセプトアルバムに仕上げられています。

ギルモアの歌も板に付いてきた感があり、「What Do You Want From Me」あたりでは女性コーラスをフィーチャーした非常にソウルフルなボーカルを聴かせてくれます。また、サックスがアダルトな空気を醸し出す「Wearing The Inside Out」ではリチャード・ライトも歌声を披露しています。

実はこのアルバム、めちゃめちゃ好きなんですよね。プログレか否かと問われると非常に答えに困るのですが、今みたいな時期は深夜に、少し音量を落として流すと非常にハマるといいますか。ギルモアの味わい深いギタープレイと相まって、本当に気持ちよく楽しめるのです。

「それって、毒にも薬にもならないじゃないか」と突っ込まれたらそれまでですが、20代前半で出会ったリリース当時よりも大人になった今のほうが偏見なく、純粋に堪能できる1枚じゃないか。そんな気がしています。

全11曲、トータルで70分近い大作ですが、ラストの「High Hopes」までまったりと、リラックスしてその世界に浸ってほしい。歌詞の世界観を味わうのはそのあとからでも十分だと思うので、まずはこのサウンドと楽曲を楽しんでもらいたいと思います。この頃のフロイドも悪くないですから、ホントに。

 


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2019年9月15日 (日)

QUEENSRYCHE『PROMISED LAND』(1994)

昨日紹介したDREAM THEATER『AWAKE』と時同じく、1994年10月にリリースされたQUEENSRYCHEの5thオリジナルアルバム。

全米だけで300万枚を超える大ヒット作となった前作『EMPIRE』(1990年)で、モダン・プログレッシヴロック/メタルの新たな道しるべを築き上げたQUEENSRYCHEですが、本作はその『EMPIRE』の路線をさらに推し進めた内容に仕上がっています。

『OPERATION: MINDCRIME』(1988年)、『EMPIRE』と2作立て続けに手がけたピーター・コリンズ(RUSHBON JOVIアリス・クーパーなど)から、新たにジェイムズ・ジンボ・バートン(ゲイリー・ムーアスティーヴ・ペリーLITTLE ANGELSなど)へとプロデューサーを交代。アコースティックギターを多めに使ったアレンジもあってか、きめ細やかな繊細さが際立つ質感で、若干ダークな楽曲群と相まってひんやりとした印象を受ける1枚でもあります。

DREAM THEATER然り、このQUEENSRYCHEもダーク&ヘヴィな作品がもてはやされていた当時の流行が多少なりともアルバムに反映されており、それが『EMPIRE』が持っていたモダンさとミックスされることで、より社会派バンドとして見られるようになってしまった。これは、この頃までは大きな武器となりましたが、その後自らの首を締める負の要因にもなる“諸刃の剣”としてバンドの前に立ちはだかることになります。

また、前作から少しずつ進んでいた“脱メタルバンド”的な作品作りは本作でも拍車がかかり、「I Am I」や「Damaged」「Promised Land」などヘヴィさを感じさせる楽曲はあるものの、その“ヘヴィさ”は必ずしもHR/HMのそれとは限らない。むしろPINK FLOYDなどのプログレッシヴロックや、同じシアトル出身の後輩たち……ALICE IN CHAINSSOUNDGARDENを筆頭とするグランジ勢などに通ずる“ヘヴィさ”へとシフトし始めています。「Bridge」のようなスローナンバーも、HR/HMというよりもオルタナティヴロックのそれに近い印象を受けますしね。

『OPERATION: MINDCRIME』までの彼らの幻影を追うリスナーには、本作は駄作以外の何物でもないのかなと。でも、『EMPIRE』で試みたことに少しでも興味があり、なおかつ1994年という時代の空気を感じたい、あるいはあの時代のロックに対して好意的なリスナーならこの『PROMISED LAND』というアルバムは、とても優れた作品に映るのではないでしょうか。

ちなみに僕、本作や続く『HEAR IN THE NOW FRONTIER』(1997年)、嫌いじゃないです。むしろ初期のメタリックな作風よりもお気に入りかも。昨日の『AWAKE』といい、当時は周りから「なんでこれが良いなんて言い切れるの?」とバカにされたのもいい思い出です(笑)。

なお、本作は全米3位というQUEENSRYCHEのキャリア中最高位を記録。セールスは100万枚と前作には及びませんが、売り上げ的には『OPERATION: MINDCRIME』と同等のヒット作なわけです。

 


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2019年9月14日 (土)

DREAM THEATER『AWAKE』(1994)

1994年10月リリースの、DREAM THEATER通算3作目のフルアルバム。

ジェイムズ・ラブリエ(Vo)加入後初のアルバムとなった前作『IMAGES AND WORDS』(1992年)が本国アメリカ以上に、ここ日本で好成績を残したことにより、続く今作への期待は当時、相当高いものがありました。それもあってか、ここ日本(オリコン週間ランキング)では全米チャート(32位)を超える7位を記録。日本だけで20万枚を超える大ヒット作となりました。

で、本作は『IMAGES AND WORDS』で日本のメタルファンを虜にさせたメロディアス・プログレハード/メタル路線を踏襲しているのかと問われると、答えはノー。そう、完全にその手のファンの期待を裏切る内容だったのです(笑)。

作風的にはモダンヘヴィネス寄りで、時流に乗ったと言えなくもありません。事実、「Caught In A Web」や「The Mirror」「Lie」といったヘヴィ路線は前作にはなかったものですし、ザクザクしたギターリフは完全にMETALLICAブラックアルバムPANTERA『俗悪』以降のもの。そりゃあ“『IMAGES AND WORDS』パート2”を求めるファンからしたら裏切り行為以外の何物でもないですよね。

では、その裏切り行為の塊(笑)である本作はそんなに悪くて酷い内容なのかと言いますと、全然そんなことはない。むしろ、僕はDREAM THEATERの全キャリア中トップクラスで好きな1枚なんですよね。そう、こういう天邪鬼なリスナーも世の中にはいるんですよ。

モダンでシリアスさの強い「6:00」から始まる構成は、どことなく当時のQUEENSRYCHEにも通ずるものがあるし、ただヘヴィなだけではなくて「Innocence Faded」のようなポップなプログレハードも「The Silent Man」のようなアコースティックバラードも存在する。「Lifting Shadows Off A Dream」で聴かせる穏やかさと繊細さは、ぶっちゃけ大味気味だった『IMAGES AND WORDS』では表現できなかったものだと思いますし、アルバムラストを飾るダークなゴシックバラード「Space-Dye Vest」もひんやり感も捨てがたい。ダークだけどドラマチックさが備わった「Scarred」から「Space-Dye Vest」へと流れるこのラストの構成も、文句なしで素晴らしいと思います。

で、個人的に「Space-Dye Vest」と同じくらいプッシュしたいのが、本作のキモと言えなくもないダークなインストチューン「Erotomania」。このカッコよさと言ったら、もう……痺れますわ。実はこの曲と、続く「Voices」「The Silent Man」は「A Mind Beside Itself」と題した3部作の組曲となっていて、トータル20分という聴き応えのある構成なんです。また、「The Mirror」と「Lie」のヘヴィ2連発も曲間のない組曲的な構成となっていて、全体的にそういうシームレスさがこのアルバムが持つ独特の緊張感を高めている気がします。

世の中的には『IMAGES AND WORDS』は名盤で間違いないですし、入門編としても素晴らしい1枚だと思います。が、DREAM THEATERというバンドがその後も活動を続けていく上でひとつの指針となったのは、実はこの『AWAKE』のほうなんじゃないか。そんな気がしています。これがなければ、続くミニアルバム『A CHANGE OF SEASONS』(1995年)も、一大コンセプトアルバム『METROPOLIS PT.2: SCENES FROM A MEMORY』(1999年)も、2枚組の大作『SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE』(2002年)も生まれなかったか、あるいはああいう作品にならなかったんじゃないでしょうか。そう思わずにはいられません。

 


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2019年9月 2日 (月)

THE STONE ROSES『SECOND COMING』(1994)

1994年12月にリリースされた、THE STONE ROSESの2ndアルバムにしてラスト作。日本盤も本国発売から10日後くらいに発売されたと記憶していますが、とにかく早く聴きたくて当時店頭に並んでいた輸入盤を真っ先に購入した記憶があります。

1stアルバム『THE STONE ROSES』(1989年)リリースから5年もの歳月を要することとなった本作ですが、それは何も制作にそれだけ時間がかかってしまったということではなく、レーベル移籍に関する面倒な裁判が長引いたことによります。加えて、メンバーのプライベートに関するさまざまな出来事(家庭を持ったり、あるいは信頼できる身近な存在の急逝など)も影響して、気づけば5年ということなんでしょう。

正直、デビューアルバムで奏でられているサウンドは個人的な好みとは少々異なるし、受験前なのに観に行ってしまった初来日公演も心底楽しめたとは言い難い内容でした(むしろ、アルバム後に発売されたシングル「Fools Gold」や「One Love」のほうが好みでした)。なので、この2ndアルバムに関しても過剰な期待はしていなかったのです。

ところが、先行シングルとして発表された「Love Spreads」を聴いて(MVを観て)、その考えを改めさせられることになります。

 

 

「え、これツェッペリンじゃん!」

 

 

間もなくしてアルバムも聴きました。オープニングの無駄に長いSEからじわじわと始まる「Breaking Into Heaven」(11分半ってどういうことよ!)と、そのまま豪快になだれ込む「Driving South」、ある種前作までの流れにあるんだけど、もうちょっと“こっち側”な「Ten Storey Love Song」と、この3曲だけで「ああ、これは好きなやつだ!」と確信しました。

「Daybreak」も「Straight To The Man」も「Good Times」も「Tears」も、ぶっちゃけTHE STONE ROSESのパブリックイメージとは異なる楽曲/サウンドです。が、これが当時の自分にはど真ん中で響いたのです。もちろん、ダンサブルなブルースロック「Begging You」も、緩やかな「Tightrope」も「How Do You Sleep」も。これはうまいこと化けたなあ、と感心したものです。

しかし、世間の評価は真逆でした。「こんなのローゼズじゃない!」ということらしいです。セールス的にも期待されたほどヒットしませんでした(とはいえ、チャート的には全英4位、全米47位と前作超えだったんですけどね)。本作リリース後にはレニ(Dr)が脱退し、そのすぐ後には本作の首謀者でもあったジョン・スクワイア(G)も脱退。新メンバーを加えてライブを続けるものの、それからしばらくしてローゼズは解散を選ぶのでした。

非常にネガティヴ要素の多い作品かもしれませんが、2011年の再結成以降は比較的好意的に受け入れられているんじゃないか。そんな気がします。本作からの楽曲もしっかりライブで披露されていましたしね。決して名作中の名作!とは言いませんが、マッドチェスター〜ブリットポップの間に生まれた“時代の徒花”(笑)だったのかなと。むしろ、ハードロックファンが入っていきやすいブリットポップ/UKギターロック・アルバムとしては、REEFの初期3作とあわせてオススメしたい1枚です。

 


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2019年9月 1日 (日)

OASIS『DEFINITELY MAYBE』(1994)

1994年8月末に発売された、OASISの記念すべき1stアルバム。ここ日本では約1週間遅れて9月初頭にリリースされています。

ここ日本でも同年初夏ぐらいから音楽誌を中心に、その名前を多く目にするようになっていたイギリスの新人バンドOASIS。とはいえ、実際に音を耳にしたのは7月に日本盤リリースされたEP『SUPERSONIC』でのことでした。同作には英シングル「Supersonic」「Shakermaker」収録曲が1枚にまとめられており、僕自身も冒頭2曲(「Supersonic」「Shakermaker」)で惹きつけられ、早くも同年秋に決定していた来日公演のチケットをどうにか手配した記憶があります(すでに複数枚確保していた友人から譲ってもらったんだっけ)。

で、決定打になったのが第3弾シングルの「Live Forever」。確か当時フジテレビで金曜深夜に放送されていた音楽番組『BEAT UK』で同曲のMVを観て、完璧にノックアウトされたのです(これ、アルバムを購入した後だったか来日公演後だったか、それともその前だったかの記憶が曖昧なのですが)。そこからのアルバム〜初来日公演だったので、そりゃあのめり込まないわけがない。

正直、ブリットポップだとかそんな言葉をまだ認識する前の出来事で、BLURに関しては先に発表されていた3rdアルバム『PARKLIFE』も普通に聴いて楽しんでいたし、それより前にデビューしたRADIOHEADSUEDEも普通に楽しんで聴いていた。OASISに関しても「懐古主義っぽいけど、なんだか面白いバンドがマンチェスターから出てきたぞ」くらいの認識だったと思います。

だって、オープニングからいきなり「Rock 'n' Roll Star」ですからね(笑)。同年春にカート・コバーン(NIRVANA)が自殺し、ようやく「アンチ・ヒロイズム」の時代が幕を降ろすのか……そう思っていたタイミングにこれですから(笑)。しかも、そう高らかに宣言するこの曲のドライブ感たるや。最高じゃないですか。

以降もサイケでグルーヴィーな「Shakermaker」、名曲「Live Forever」と続く。この頭3曲だけで完全に勝利ですよね。そこからもアップテンポの「Up In The Sky」があったり(当時の日本盤はその前に「Cloudburst」が入っていたんですよね。その流れがもはや当たり前になっているんですが)、「Columbia」「Supersonic」というズシリと響く曲が並んでいたり(当時の日本盤はその間に「Sad Song」が挿入されており……って、もうこの説明いらない?苦笑)。その後もハードな「Bring It On Down」やドーピング・グラムロック「Cigarettes & Alcohol」があり、軽快な「Digsy's Dinner」があり、泣き曲「Slide Away」があり、最後はリラックスムードの「Married With Children」で締めくくり。

オリジナル盤は11曲で50分ちょいの程よい長さですが、日本初出時のCDはプラス2曲(全13曲)で62分くらいの長尺作だったんですよ。当時はそこまでシングルも追っていたわけではなかったので(結局、「Whatever」以降英国盤シングルまでチェックするようになるわけですが)、曲の多い日本盤を重視していましたが、コンパクトで内容もギュッと締まっている英国オリジナル盤のほうが今は聴きやすいです。ま、日本盤の13曲バージョンも今聴くといろんな思い出がよみがえってきて、それはそれで懐かしいんですけどね。

良くも悪くも、その後の英ロックや日本のインディーロックシーンに多大な影響を与えた1枚(続く2ndアルバム『(WHAT'S THE STORY) MORNING GLORY?』もか)。リリースから25年も経ってしまいましたが、この勢いと衝撃と完成度を超えるデビュー作がその後どれだけ世に送り出されたのか……いや、本当に数えるほどしかないですよね。そういう意味でも、この先も語り継いでいきたい名盤のひとつです。

 


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2019年6月16日 (日)

CINDERELLA『STILL CLIMBING』(1994)

1994年11月にリリースされた、CINDERELLAの4作目にして最後のオリジナルアルバム。バンドはこのアルバム以降、活動を休止させたり再開させたりを繰り返しますが、結局新作が制作されることはなく2017年にその活動に終止符を打つことになります。

前作『HEARTBREAK STATION』(1990年)は湾岸戦争が発端となるワールドツアーの縮小、および以降の不況やHR/HMシーンの衰退なども要因となり、過去2作ほどの成功を収めることはできませんでした(それでも100万枚を超えるヒットとなりましたが)。また、音楽性的にも過去2作のハードロック色が後退し、よりブルージーでアーシーなサウンドへとシフト。その後のグランジ・ムーブメント勃発などもあり、この方向転換はうまく機能しませんでした。

1992年には映画『ウェインズ・ワールド』のサウンドトラックに新曲「Hot & Bothered」を提供。『HEARTBREAK STATION』の延長線上にある楽曲でしたが、バンドはこれを起点に4thアルバム制作へと着手し始めます。しかし、レコード会社からなかなかゴーサインが降りず、悶々とした日々が続きます。その結果、フレッド・コウリー(Dr)が脱退し、スティーヴン・パーシー(Vo/RATT)が結成したARCADEに加入。CINDERELLAはセッションドラマーとしてケニー・アロノフを迎えてスタジオすることとなりました。

聴いてもらえばわかるように、サウンド的には2ndアルバム『LONG COLD WINTER』(1988年)と前作『HEARTBREAK STATION』の中間といったところでしょうか。いや、若干『LONG COLD WINTER』でのタフでハードな色合いが強まっている気もします。それは勢いに満ちたオープニング曲「Bad Attitude Shuffle」を聴けばご理解いただけるかと。

この曲といい、続く「All Comes Down」や「Talk Is Cheap」といい、とにかく「そうそう、こういうCINDERELLAを待ってたのよ!」というハードな曲が満載。かと思えば、地声とハイトーンを駆使したバラード「Hard To Find The Words」もあるし、大音量で楽しみたいファストチューン「Freewheelin」もある。ピアノバラード「Through The Rain」やダークなブルースロック「Still Climbing」「The Road's Still Long」だってある。1作目『NIGHT SONGS』(1986年)でのメタリックな色もあれば、ブルースベースのハードロックを基盤にした『LONG COLD WINTER』の色も、レイドバックしたルーツロック路線の『HEARTBREAK STATION』色も存在する。そういった意味では、本作はCINDERELLAの集大成的作品と言えるのではないでしょうか。

時代も災いして、本作は全米178位とまったくヒットにはつながりませんでした。つい最近まで廃盤状態でしたし、配信すらされていませんでした。しかし、作品の完成度としては初期の傑作にも匹敵するバランスの1枚だと思っています。ストリーミングサービスでもようやく聴けるようになりましたので、ぜひこの機会に本作の放つ熱量に触れてみてください。

 


▼CINDERELLA『STILL CLIMBING』
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2019年6月 7日 (金)

SUEDE『DOG MAN STAR』(1994)

1994年10月に発表された、SUEDEの2ndアルバム。

デビューアルバム『SUEDE』(1993年)はブリットポップ前夜のリリースながらも全英1位を獲得し、早くもトップバンドの仲間入りを果たします。と同時に、ブレット・アンダーソン(Vo)のスキャンダラスな発言が一人歩きすることで、音楽面以上にそちら側で話題になることも増え、そういった状況に嫌気がさしたバーナード・バトラー(G)は2ndアルバム完成直前にバンドを脱退。ギターのレコーディングはすでに完了していたこともあり、本作『DOG MAN STAR』はバーナード在籍時最後のスタジオ作品となってしまいました。

アルバムリリースと前後して、オーディションを経て新ギタリストのリチャード・オークスが加入。当時まだ17歳というその年齢に驚かされましたが、個人的には「バーナードのいないSUEDEなんて……」という思いが強く、この時期の彼らに対しては消極的だったことをよく覚えています。

しかし、それと作品の完成度は別の話。1stアルバムも確かに素晴らしい内容ですが、現在までにおいてSUEDEというバンドのなんたるかが的確に表現されているのが実はこの2ndアルバムではないかと信じています。それくらい寸分の隙もない、徹底した完成度の1枚なのです。

いわゆるギターロック然としたイメージの強かった前作と比べると、本作はその要素も残しつつ(「Heroin」「New Generation」など)、よりダークでディープな方向へと突き進んでいます。どこか黒魔術を思わせる不気味なオープニングトラック「Introduction The Band」や、重量級のロッカバラード「This Hollywood Life」なんて、前作では考えられなかった方向性でしょう。ブラスセクションをフィーチャーした「We Are The Pigs」もまた然り。

ですが、本作最大の聴きどころ(山場)は多数用意されたスローナンバー、これなのですよ。前半だったら超名曲の「The Wild Ones」や「The Power」といったドラマチックでセンチメンタルな楽曲群は、グラムロック期のデヴィッド・ボウイと完全に重なるし、後半のクライマックスとなる「The 2 Of Us」から「Still Life」までの4曲の流れは本当に壮絶なものがあるし、中でも9分半にもわたる「The Asphalt World」のアレンジ(およびバーナードのギタープレイ)・構成は圧巻の一言です。この後半のためだけに本作を購入しても決して損しないと言い切れるほど、名作中の名作なのです。

ここで初期のスタイルを完璧な形で完結させてしまったSUEDE。ギタリストの交代ということもあり、この後の方向性を模索することになるのは仕方ないわけですが、にも関わらず次作『COMING UP』(1996年)で新たな最盛期を築き上げてしまうのですから、本当にこの時期の彼らは神がかっていたわけです。

 


▼SUEDE『DOG MAN STAR』
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2019年6月 3日 (月)

HELMET『BETTY』(1994)

1994年6月に発表された、HELMETの3rdアルバム(メジャーのInterscope Recordsからの新作としては、1992年の『MEANTIME』に次ぐ2作目)。「Milquetoast」などのラジオヒットを受け、チャート的には前作の68位を上回る全米45位まで上昇し、イギリスでも最高38位と初ランクインを果たしました。

前作では1曲のみスティーヴ・アルビニが携わり、全体のミックスをアンディ・ウォレスという時の人が手がけましたが、今作ではトッド・レイ(ジャック・ジョンソン、HOUSE OF PAIN、BEASTIE BOYSなど)とブッチ・ヴィグ(NIRVANATHE SMASHING PUMPKINSGARBAGEなど)がプロデュース、アンディ・ウォレスがミックスを担当しています。

前作ほどの残虐さや過剰さは薄れましたが、緻密なバンドアンサンブルと整理されたサウンドからはじんわりと狂気が感じられるものに仕上がっている印象を受けます。ジョン・ステニアー(Dr)のドラミングは相変わらず数学的でひたすらカッコいいのですが、前作で聴けたカンカンしたスネアサウンドは若干抑え気味。ミックスのせいもあるのでしょうけど、そこだけが残念でなりません。しかし、そのぶんペイジ・ハミルトン(Vo, G)&ロブ・エチェベリア(G)のストリングス隊とのバランスも良く、アルバムの完成度としては過去イチではないかと思います。

ペイジ・ハミルトンのボーカルも前作で聴けたシャウトに近いスタイルは減退し、落ち着いたトーンで淡々と歌うことでクールさと同時に狂気性を感じさせるものへと昇華。シングルカットもされた「Milquetoast」での淡々と歌う中、演奏がどんどん熱を帯びていくアレンジは圧巻モノです。

かと思えば、抑え気味に叫ぶ「Tic」で感じられるコントロール感、「Rollo」でのグルーヴ、「Street Crab」や「Clean」での引き摺るようなヘヴィなリズム、ジャジーなギタープレイから突如ノイジーなインプロヴィゼーションへと変化するインスト「Beautiful Love」(ジャズのスタンダードをカバーしたもの)、ヒップホップからの影響が強い「The Silver Hawaiian」、脱力感ハンパないオルタナブルース「Sam Hell」などバラエティに富んだ楽曲が満載。ここでペイジ・ハミルトンのアーティスト性が一気に開花し、バンドとしての個性も確立されることになったわけです。

初期衝動性の強いインディー盤『STRAP IT ON』(1990)や衝撃のデビュー作『MEANTIME』を良しとするリスナーからは、本作で試みた実験は快く思われていないようですが、HELMETというバンドの極みは本作にあると個人的には考えています。1994年というロックにおける重要な年にリリースされたという点において、決して欠かすことができない必聴盤ではないでしょうか。

 


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2019年5月 5日 (日)

GUN『SWAGGER』(1994)

スコットランドのグラスゴー出身4人組バンド、GUNが1994年7月(日本では9月)にリリースした3rdアルバム。もともとは5人組編成で、A&M Recordsから『TAKING ON THE WORLD』(1989年)メジャーデビューを果たした彼らでしたが、2ndアルバム『GALLUS』(1992年)発表後にギタリストの1人が脱退し、ドラマーも交代。このアルバムから4人組バンドとして再出発しました。

プロデュースを手がけたのはクリス・シェルドン(THERAPY?THE ALMIGHTYTERRORVISIONFEEDERなど)。レーベル的にはTHERAPY?の『TROUBLEGUM』(1994年)を担当した経緯もあって、この組み合わせになったんでしょうかね。でも、すごくピッタリだと思います、ここで表現されている音に。

本作からはリードシングルとして、ファンクグループCAMEOが80年代半ばにヒットさせた「Word Up!」のカバーがヒット(全英8位)。アルバムもキャリア最高の全英5位まで上昇し、バンドにとっても代表作と言える1枚となりました。

「Word Up!」やオープニングトラック「Stand In Line」を聴けばなんとなく気づくと思いますが、ここで展開されているサウンドはハードロックをベースにファンクやヒップホップなど“跳ねた”ビートを取り入れたミクスチャーロック的なもの。時代的にレッチリの大ヒットなどもあって、こういう方向にシフトしていくハードロックバンドは当時少なくなかったと記憶していますが、そんな中で彼らはここでようやく“らしさ”や独特の個性を手に入れ、自信を得たのかもしれません(といってもこのバンドの場合、その後も作品ごとにサウンド的な変遷を繰り返すことになるのですが)。

もちろん、前作までにあったストレートなビートに湿り気のある英国らしいメロディが乗った「Don't Say It's Over」(全英19位)や、トラディショナルな空気感を持つ「The Only One」(同29位)のような楽曲も健在。かと思えば、どストレートにラップメタルにトライした「Something Worthwhile」やグルーヴィーながらもポップさが保たれた「Seems Like I'm Losing You」のような楽曲も含まれていて、微笑ましいといいますか。うん、この不器用さ、嫌いじゃないです。

好きなことを全部やっているだけという点においては、決して器用なバンドとは言えないかもしれません。が、それらが1枚のアルバムに並んだときにちぐはぐさを生み出すことなく自然と統一感を生み出している。これこそが先に記した“らしさ”や独特の個性なんじゃないでしょうか。

ミクスチャーロックと言い切ってしまうにはわかりやすいし、HR/HMの枠で括ろうとすると散漫すぎる。1994年というあの時代の空気感がそのままパッケージされた本作は、実は当時を語る上で欠かせない良作ではないかと思っています。

 


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2019年3月20日 (水)

GILBY CLARKE『PAWNSHOP GUITARS』(1994)

イジー・ストラドリンに代わり、GUNS N' ROSESにギタリストとして加入することになったギルビー・クラーク。80年代半ばにアイドル的な立ち位置のパワーポップバンドCANDYや、ハードロックバンドKILL FOR THRILLSなどで活躍したのちにガンズに加わるのですが、バンドがスタジアムバンドとして人気肥大していく中でツアーのみに参加ということもあって、正直ミュージシャンとしてどこまでの才能がある人なのか、いまいちわかっていなかったところがありました。

そんな中、ガンズ活動休止中にダフ・マッケイガンに続いてソロアルバムを発表するのがギルビーだとわかると、当時のファンは「お前かよ!」と総ツッコミを入れることになるわけです。だって、オリメンのスラッシュより先なんですから。

そんなわけで、1994年7月にVirgin Recordsから発表されたのがこの『PAWNSHOP GUITARS』というアルバム。ガンズが所属するGeffen Recordsからではないというあたりに、いろいろ政治的なものを感じますね。

プロデュースを手掛けたのは、キース・リチャーズとの仕事などで知られるわディ・ワクテル。レコーディングには同じくガンズからマット・ソーラム(Dr)とディジー・リード(Key)が全面参加し、スラッシュやダフも数曲でゲスト参加。さらに、ダフやスラッシュのアルバムにはノータッチだったアクセル・ローズがストーンズのカバー「Dead Flowers」で、ギルビーとデュエットしているという事実に、これまた多くのファンが「……なぜ!?」と驚くことになるわけです。笑える。

ほかにもPIXIESフランク・ブラックSKID ROWのドラマー、ロブ・アフューソ、ELECTRIC ANGELSや2代目SLASH'S SNAKEPITに在籍し現在ALICE COOPER BANDで活躍中のライアン・ロキシーなども名を連ねています。何気に豪華ね。

ギルビーのボーカルは可もなく不可もなくの“ヘタウマ”タイプ。適度にパンキッシュなスリージーハードロックにはこれくらいでちょうどいいのかもしれません。作曲面でも「Cure Me... Or Kill Me」のようなハードロックから「Tijuanna Jail」のポップパンク、「Skin & Bones」のホンキートンク路線、「Johanna's Chopper」でのサイケロックまで、ガンズ路線からポップなものまで意外と器用にこなせることがわかります。あと、ストーンズの「Dead Flowers」とTHE CLASHの「Jail Guitar Doors」(ダフとフランク・ブラックがゲスト参加)というカバーのセンスもなかなか。この才能がガンズで一度も活かされることがなかったのが悔やまれます。

この手のロックとしては、実は隠れた名盤的色合いの強い1枚。過去のガンズ在籍メンバーの中では(大全盛期に在籍していたにも関わらず)もっとも影の薄いギルビー。今となってはアクセルのゲスト参加って、「まあこれで許してや?」的なご祝儀だったのかな……というのは言い過ぎでしょうか(苦笑)。



▼GILBY CLARKE『PAWNSHOP GUITARS』
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