カテゴリー「1995年の作品」の47件の記事

2019年10月 5日 (土)

SUPERGRASS『I SHOULD COCO』(1995)

1995年5月にリリースされた、イギリスのトリオ(当時の正式メンバーは3人、のちに4人組に)ロックバンドSUPERGRASSのデビューアルバム。日本では同年4月末に、2週間ほど早く先行発売されています。

1994年にシングル「Caught By The Fuzz」でデビューを果たした彼ら。同曲は当時全英43位という、新人のわりには好成績を残していますが、続く「Mansize Rooster」は20位、翌1995年発表の「Lenny」でついに初のTOP10入りを果たし、その後の代名詞的1曲となる「Alright」で全英2位という記録を樹立することになります。

これを受けて、アルバム自体も全英1位を獲得。世界中でのトータルセールスは100万枚を超え、まさに時代の寵児と呼ぶにふさわしい存在へと成長していきます。

オープニングを飾る「I'd Like To Know」を筆頭に、彼らは若さはち切れんばかりの勢いとキラキラしたポップさ、そして随所に散りばめられた“Very British”なひねくれ感が魅力。デビューしたタイミングもあり、ブリットポップ・シーンにおける代表格のひとつとカウントされていますが、もしデビューしたタイミングが異なれば純粋に「非常にイギリスらしいポップバンド」と評されたのかもしれません。ただ、その際にはここまでのヒットを飛ばしたのかどうかはわかりませんが。

大半の楽曲が2〜3分程度とコンパクトで、1曲1曲に複数のフックが用意されている。それは流麗なメロディラインであったり、耳障りの良いコーラス&ハーモニーであったり、あるいは疾走感あふれるバンドサウンドであったり、よくよく聴けば非常に寝られていることが伺えるアレンジであったり……シンプルなくせに、とにかく情報量が多いんですよ(笑)。

だからなのか、リリース当時このアルバムを初めて聴いたとき、妙に疲れたことをよく覚えています。聴きやすくてカッコいいのに、トータル13曲で40分程度なのに、それでもぐったりするこの感覚。それもあって、当時はアルバム全体を通して聴き込むよりも、好きな曲だけをピックアップして聴いていた記憶もあります。

今聴くとこの“ラフに聴こえるようで、実は緻密”なサウンドがたまらなくクセになるのですが、あの頃はあの頃でそういう思いがあったと……それもいい思い出です(笑)。

そんな彼らが2010年の解散から約10年を経て、再結成を果たします。すでにTHE POLICEのカバー「Next To You」をデジタルリリースしていますが(同曲は来年リリース予定のベストアルバムにも収録予定)、大人になっても抑えることを知らず突っ走ることを忘れない彼ら、大好きです。

 


▼SUPERGRASS『I SHOULD COCO』
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2019年9月17日 (火)

KING CRIMSON『THRAK』(1995)

1995年4月上旬にリリースされた、KING CRIMSONの11thアルバム。日本では1ヶ月前倒しの同年3月初頭に発売されています。

前年秋にダブル・トリオ編成では初音源となるミニアルバム『VROOOM』(1994年)を発表し、その新たな実験を世の音楽ファンに知らしめた新生クリムゾン。とはいえ、『VROOOM』はあくまで処女作/テスト作であり、本当のデビュー作はこのフルアルバムなのです。

このアルバムを聴く際、まずはスピーカーを通さずにヘッドフォンもしくはイヤフォンで聴いてもらいたいんです。要するにこれ、左右それぞれにトリオ編成の演奏を振っているわけです。

わかりやすいのが、オープニングの「VROOOM」〜「Coda Marine 475」かな。リズムだけ取り出すと、L(左)がシンプルにリズムキープをしていて、R(右)のドラムはオカズを入れまくっている。これ、片方ずつ聴くだけでも新鮮な気持ちでそれぞれの楽曲に向き合えると思います。

そういった演奏面・録音面のみならず、本作は楽曲自体も非常に興味深いものが多い1枚でもあります。いわゆる“メタル・クリムゾン”の代表作『RED』(1974年)と、『DISCIPLINE』(1981年)をはじめとする“ニューウェイヴ・クリムゾン”3部作のいいとこ取りといった内容で、先の「VROOOM」「Coda Marine 475」はメタル・クリムゾンの延長線上、「Dinosaur」はメタルとニューウェイヴの掛け合わせ、「Walking On Air」はニューウェイヴ期の進化系とそれぞれ言えるんじゃないでしょうか。

と同時に、本作の歌モノ楽曲群からはビートルズの影響が見え隠れするんですよね。「Dinosaur」のAメロや「Walking On Air」、あるいは「One Time」といったメロウなナンバーからは、ジョン・レノンの幻影が浮かび上がってきますし。特に「One Time」はリズム感やアレンジこそ現代的ですが、メロディが持つ切なさは初期のエモーショナルさにも通ずるものがあるのでは? そう言ってしまいたくなるほど、過去のクリムゾンのいいとこ取りな1枚なわけです。

しかし、この時期のクリムゾンの良さを本当に知りたいのなら、このスタジオ作品だけでは十分に伝わらないかもしれません。そう、本当に凄みはライブにこそあるのですから。当時は『B’BOOM』(1995年)と題した2枚組ライブアルバムもリリースされており、こちらではアルバム収録曲に加え「Frame By Frame」や「Elephant Talk」、さらには「Red」や「Larks' Tongues In Aspic Part II」も披露されているので、気になる人はぜひ中古盤などでチェックしてみてください(ストリーミングサービスでは配信されていないので……)。

 


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2019年8月30日 (金)

TEENAGE FANCLUB『GRAND PRIX』(1995)

1995年5月にリリースされた、TEENAGE FANCLUBの5thアルバム(日本では同年6月発売)。本国イギリスではCreation Recordsから販売されましたが、アメリカや日本ではメジャーのGeffen Records流通3作目のアルバムとしてリリースされています。

個人的に3rdアルバム『BANDWAGONESQUE』(1991年)、そして今作に続く6thアルバム『SONGS FROM NORTHERN BRITAIN』(1997年)は非常に重要な作品で、こと“パワーポップ”というジャンルで語ろうとするとこの『GRAND PRIX』というアルバムは傑作以外の何物でもないなと思っております。

デヴィッド・ビアンコ(オジー・オズボーンAC/DC、THE POSIES、トム・ペティなど)を共同プロデューサーに迎えた本作は、前作『THIRTEEN』(1993年)よりも骨太で、それでいてしなやかさが際立つバンドサウンドを楽しむことができる良番。とにかく曲が良いし、音の質感も“グランジ以降だけど、ブリットポップほどあからさまじゃない”といった印象で、普遍性の強いものに仕上がっているんじゃないかと思っています。事実、リリースから25年近く経った今聴いても、まったく古臭さを感じませんしね。

全13曲中、ノーマン・ブレイク(Vo, G)が5曲、ジェラルド・ラブ(Vo, B)&レイモンド・マッギンレイ(Vo, G)が各4曲というベストバランスで楽曲制作されており、冒頭の「About You」(レイモンド作)、「Sparky's Dream」(ジェラルド作)、「Mellow Doubt」(ノーマン作)という流れも最高。そこから「Don't Look Back」(ジェラルド作)、「Verisimilitude」(レイモンド作)、「Neil Jung」(ノーマン作)という構成も圧巻で、ここまでの6曲(アナログでいうとA面かな)が完璧すぎるんですよ。なんだ、このアルバム。貶すところないし!ってくらいに。

もちろん7曲目「Tears」(ノーマン作)以降の流れも文句なしで、最後のお遊び的組曲「Hardcore / Ballad」(ノーマン作)も締めくくり的方もベストの一言。全13曲で42分というボリュームといい、パーフェクトとしか言いようがありません。もし人生の10枚を選べと言われたら、間違いなくその1枚に本作を選ぶことでしょう。

チャート的にも本作で初めて全英チャートTOP10入り(7位)を果たし、「Mellow Doubt」(全英34位)、「Sparky's Dream」(同40位)、「Neil Jung」(同62位)というヒットシングルも生まれています。前作までが良くも悪くもグランジの波に飲み込まれ不幸に見舞われたTFCですが、ここでギターロップ/ギターポップバンドとしてその地位を確立。続く次作『SONGS FROM NORTHERN BRITAIN』でその人気を決定づけることになります。

 


▼TEENAGE FANCLUB『GRAND PRIX』
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2019年3月21日 (木)

SLASH'S SNAKEPIT『IT'S FIVE O'CLOCK SOMEWHERE』(1995)

『USE YOUR ILLUSION I』(1991年)および『同 II』(同年)を携えたワールドツアー終了後、なかなか再始動しないGUNS N' ROSESに対して痺れを切らしたスラッシュ(G)。ダフ・マッケイガンギルビー・クラークがソロ契約&ソロアルバム発売を果たしたのを機に、ついに自身もソロ活動を本格始動させます。

1994年に結成されたSLASH'S SNAKEPITは、ソロというよりはあくまでバンド名義での活動を主としたもの。このへんにスラッシュのこだわり(何がやりたいのか)が伺えます。集まったメンバーは元JELLYFISHのエリック・ドヴァー(Vo)、ALICE IN CHAINSのマイク・アイネズ(B)に、ギルビー・クラーク(G)&マット・ソーラム(Dr)というガンズ組。レコーディングにはディジー・リード(Key)も参加しているので、これじゃあ“アクセル・ローズとダフ抜きのガンズ”と言えなくもないですが、そもそもギルビーもマットもディジーもオリジナルメンバーではないので微妙ですが。

こうして、マイク・クリンクを共同プロデューサー、ミックスにスティーヴ・トンプソン&マイケル・バルビエロというガンズの諸作品を手がけてきた布陣を迎えて1995年2月に発表されたのが、このデビューアルバム。全米70位とガンズのソロ活動の中ではもっとも成功した1枚で、さすがアクセルと肩を並べる存在と言えます。

イジー・ストラドリンがアーシーでレイドバックしたロックンロール、ダフがパンクを主軸とするならば、スラッシュは土着型の王道アメリカンハードロックが武器と言えるでしょう。実はそれって、ガンズと聞いて我々がまず最初にイメージする要素だったりしませんか? つまり、このアルバムで展開されているサウンドや楽曲スタイルって、「もしガンズが1995年当時にニューアルバムを作ったら、半分くらいはこんな路線になるんじゃないか?」というものなんですよ(もちろん、残り半分はアクセルの色が強いものになるはず)。

ガンズの武器であるスラッシュらしいギターフレーズ&ソロ(と音色)、『APPETITE FOR DESTRUCTION』(1987年)あたりで聴けたラフだけど硬質なサウンドプロダクションのせいもあって、確かに本作はどことなくガンズっぽいですし、なんなら一連のソロアルバムの中で一番ガンズに近い1枚だと思います。楽曲自体も(のちにアクセルが訴えますが)ガンズの次の作品に向けて作ったものも含まれているようですし。

ただ、すべてがすべてスラッシュひとりで書いた曲ではないですし、大半はエリックとの共作だったり、中にはギルビー単独で書いた曲や、ダフやイジーの名前がクレジットに入った(!)曲も含まれている。そういった意味では本当に「SLASH'S SNAKEPITというバンドのアルバム」を目指したものなんでしょうね。

エリックの歌声はアクセルほどハイトーンでストレートなものではないので、歌を聴いてそこまでガンズを思い浮かべることはないですが、それでも「Beggars & Hangers-On」や「Good To Be Alive」「What Do You Want To Be」のような曲をアクセルが歌ったらどうなるんだろう……というワクワク感も多少あったりして。

全14曲で70分というトータルランニングが『USE YOUR ILLUSION』シリーズに通ずるものがあるのですが、『USE YOUR ILLUSION』と比べると楽曲のカラーがバラエティに富んでいるわけでもないので、さすがに尺的にキツイと感じることも。6分前後および6分超えの曲が4曲も含まれていることから、もうちょっとアレンジ力のある人間がバンドに携わっていたら、さらに完成度の高い内容になったのではないか……そういった意味ではバンドとはいえ、やはりソロはソロなんですね(メインバンドに対するオナニーという意味で)。

この布陣でのSLASH'S SNAKEPITこれが最初で最後。この5年後にスラッシュ以外のメンバーを総入れ替えして2ndアルバム『AIN'T LIFE GRAND』(2000年)を発表していますが、そちらについてはまた別の機会に。



▼SLASH'S SNAKEPIT『IT'S FIVE O'CLOCK SOMEWHERE』
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2018年12月16日 (日)

ANTHRAX『STOMP 442』(1995)

1995年10月にリリースされた、ANTHRAX通算7枚目のオリジナルアルバム。3代目シンガーとしてジョン・ブッシュ(当時ex. ARMORED SAINT)が加わった前作『SOUND OF WHITE NOISE』(1993年)は全米7位、50万枚以上を売り上げる好成績を残しました。が、今作の制作に入ったところでダン・スピッツ(G)が脱退(事実上のクビのようです)。残されたジョン・ブッシュ、スコット・イアン(G)、フランク・ベロ(B)、チャーリー・ベナンテ(Dr)の4人を中心にレコーディングされました。

前々作『PERSISTENCE OF TIME』(1990年)で提示した“スピードではなくヘヴィさに特化したスタイル”は、前作『SOUND OF WHITE NOISE』でグランジ以降のモダンヘヴィネス路線を導入することでさらに磨きがかかります。特に、ジョン・ブッシュという個性的なボーカリストを獲得したことで、どんなにポップでキャッチーなメロディの楽曲だろうが、それを彼が歌えばヘヴィになる。この武器を手にしたことは、あの頃のANTHRAXにとってかなり大きかったはずです。

そして、この『STOMP 442』ではモダンヘヴィネス路線にさらに拍車がかかることで、90年代前半に追い求めたスタイルがついに完成の域に達します。ヘヴィさはそのままに、過去2作よりも軽快さが増したことが本作最大の魅力で、オープニングの「Random Acts Of Senseless Violence」から“いい感じ”にアルバムは進行していきます。特に、「Fueled」や「Riding Shotgun」のような楽曲は前作にはなかったタイプで、1995年という時代を振り返ってみてもかなり特徴的な楽曲だったように記憶しています。

ダン・スピッツという個性的なリードギタリストを欠いたものの、本作にはのちにANTHRAXに正式加入するポール・クルック、PANTERAのダイムバッグ・ダレル、スコット・イアンのギターテックだったマイク・テンペスタ(ドラマーのジョン・テンペスタの弟。のちにPOWERMAN 5000に加入)などを迎えることで乗り切ります(「Nothing」や「American Pompeii」「Tester」ではチャーリーもソロを担当)。中でも、やはりダイムバッグ・ダレルが特徴的なギターソロを聴かせる「King Size」と「Riding Shotgun」は必聴モノで、特に後者のオープニングで聴くことのできるスリリングかつメロディアスなソロは“これぞ名演!”と呼べるものではないでしょうか。

正直、このアルバムを最初に聴いたときは「……地味!」と思ったものです。『SOUND OF WHITE NOISE』までのANTHRAXが持っていた派手さが完全に消え失せ、モノトーンで玄人向けなサウンドになってしまった、とガッカリしたのです。ぶっちゃけ、駄作とまでは言わないものの、聴く頻度はかなり低かったと思います。それも、つい最近まで……。

ところが本作、本当に久しぶりに聴き込んだら……めっちゃ良いんですよね。正直、個人的名盤に挙げる『PERSISTENCE OF TIME』や『SOUND OF WHITE NOISE』よりも良いんじゃないか。そんな気すらしてきました。

しかし、本作や『SOUND OF WHITE NOISE』といったElektra Records時代の諸作品を含むジョン・ブッシュ時代のスタジオアルバム全作品を日本ではストリーミングで聴くことができないんです。こんな不幸、あっていいものなんでしょうか……ジョン・ブッシュ再評価および90年代〜ゼロ年代前半のANTHRAX再評価に必要不可欠な要素なのですから、ぜひとも早急に配信を開始してもらいたいものです。



▼ANTHRAX『STOMP 442』
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2018年10月31日 (水)

MARILYN MANSON『SMELLS LIKE CHILDREN』(1995)

1995年10月にリリースされた、MARILYN MANSONのEP。デビューアルバム『PORTRAIT OF AMERICAN FAMILY』(1994年)と、続くメガヒット作『ANTICHRIST SUPERSTAR』(1996年)をつなぐという意味でも、またバンドがブレイクを果たすという点においても非常に重要な1枚となっています。

EPとはいいながらも、16曲(トラック)も用意されており、トータルランニングは54分超え。ボリューム的には完全にフルアルバムのそれなのですが、なぜ本作をEP扱いにしたのか、その理由は16トラック中歌モノが8トラック、うち4トラックが前作『PORTRAIT OF AMERICAN FAMILY』収録曲のリミックス、1トラックは『PORTRAIT OF AMERICAN FAMILY』収録曲のリテイクバージョン、残り3トラックは新録のカバー曲という内訳だから。ほかの8トラックは曲をつなぐSEやコラージュ的インストとなっています。

ですが、これがオリジナルアルバム並みに楽しめる内容でして。どんよりとしたダークさが全体を覆い、SEを多用したことにより聴きようによってはホラー映画のサウンドトラックのようにも聞こえる。その作風がMARILYN MANSONというバンド、およびマリリン・マンソン(Vo)のキャラクターを見事に表しており、本作で日本デビューを飾ったという点においてはそのイメージ作りに大きな貢献を果たしたのではないでしょうか。

そうそう、本作には現在まで必ず演奏されているEURYTHMICS「Sweet Dreams (Are Made Of This)」の名カバーが収録されているほか、初期のライブには欠かせなかったパティ・スミス「Rock 'N' Roll Nigger」、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス「I Put A Spell On You」と、ダークで彼ららしいアレンジが施されたカバーが楽しめます。

リミックスも原曲を知らなければ「こういうものなんだ」と思ってしまうほどに自然な作り。新録のカバー曲含め、MARILYN MANSONの次章が大いに期待できるものであることが、この1枚から存分に感じられるはずです。

それもこれも、デビュー時からのプロデューサーであるトレント・レズナー(NINE INCH NAILS)とのコラボレーションが見事にハマったからこそ。のちの不仲を考えると、このあたりから『ANTICHRIST SUPERSTAR』くらいまでがまさに奇跡のタイミングだったのかもしれませんね。

本作はEPながら全米31位という好記録を樹立(前作はチャートインせず)。ミリオンセールスを記録しています。続く『ANTICHRIST SUPERSTAR』での大ブレイクへの下地が、ここで完全に出来上がったわけです



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2018年9月29日 (土)

GARBAGE『GARBAGE』(1995)

NIRVANAの『NEVERMIND』(1991年)やTHE SMASHING PUMPKINSの『SIAMESE DREAM』(1993年)などで知名度を上げたプロデューサー/エンジニアのブッチ・ヴィグ(Dr, EFX)が、仕事仲間のスティーヴ・マーカー(B)、デューク・エリクソン(G)、そして紅一点シャーリー・マンソン(Vo)とともに結成したUSバンドGARBAGE。彼らが1995年8月にリリースしたデビューアルバムが、バンド名を冠したタイトルの本作です。

本作は全米20位(200万枚以上)、全英6位とこの時点ではイギリスでの人気が高く、シングルもアメリカでは「Vow」(全米97位)、「Only Happy When It Rains」(同55位)、「Stupid Girl」(同24位)という結果に対し、イギリスでは「Vow」(全英138位)、「Only Happy When It Rains」(同29位)、「Queer」(同13位)、「Stupid Girl」(同4位)、「Milk」(同10位)とヒットに恵まれています。また、アルバム未収録曲「Subhuman」もイギリスではシングルヒット(同50位)と、かなり景気が良いのがわかります。

さて、気になるサウンドですが、“グランジらしさ”をところどころに感じさせつつも、実際にはもっとクラブミュージックのカラーが強い作風。ギターを軸に曲作りをしているわけではなく、あくまで芯にあるのはシャーリーの歌。そこにスタジオワークに長けたメンバーたちがグランジやオルタナティヴロック、シューゲイザー、トリップホップなどさまざまな装飾を付け加えていくわけです。

ちょうどアメリカではグランジが死に、ベックなどヒップホップけと傾倒したダウナーなサウンドが人気を博し、イギリスではOASISBLURを筆頭としたブリットポップブームが勃発し、同時にUNDERWORLDMASSIVE ATTACKをはじめとするダンスミュージックが盛り上がり始めていた。そんな中登場したGARBAGEのサウンドは、まさしく“ちょうどいい”加減の内容だったのではないでしょうか。

また、シャーリー・マンソンのルックス……女性的な美しさと、どこかドラァグクイーン的な側面も持ち合わせた、カリスマ的な佇まいと歌声も、その“ちょうどよさ”に拍車をかけたような気がします。

今聴いても、本当にカッコいいアルバムですよね。オープニングの「Supervixen」のイントロやグランジならではの強弱法を用いたアレンジ、「Queer」の気怠さ、「Only Happy When It Rains」の切なさ、「Not My Idea」のデジロックっぽさ、「Stupid Girl」のポップさ、そして「Milk」のトリップホップ的チルアウト感……寸分の隙もない、完璧なデビューアルバムだと思います。

が、こんなのはほんの序の口。彼らは続く『VERSION 2.0』(1998年)でさらなる音楽的飛躍を遂げることになります。



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2018年9月28日 (金)

SKUNK ANANSIE『PARANOID & SUNBURST』(1995)

1995年9月リリースの、SKUNK ANANSIEのデビューアルバム(日本では同年11月にリリース)。プロデューサーはシルヴィア・マッシー(TOOLSYSTEM OF A DOWNRED HOT CHILI PEPPERSなど)が担当。「Selling Jesus」(全英46位)、「I Can Dream」(同41位)、「Charity」(同40位/1996年の再発時は20位)、「Weak」(同20位)とヒットシングルが多数生まれ、アルバム自体も全英8位まで上昇するヒット作となりました。

当時のメンバーはスキン(Vo)、エース(G)、キャス(B)の3人。レコーディングまでロビー・フランスというドラマーが参加していましたが、発売を前に脱退。なので、ジャケットには3人しか写っていないわけです。ちなみに、本作発表後に元LITTLE ANGELS、のちにFEEDERにも加わるマーク・リチャードソンが加入しています。

このバンドはRAGE AGAINST THE MACHINE以降のファンクがかったヘヴィロックをベースに、ときにダブやレゲエ、エレクトロの要素も加えてバリエーションを出すサウンドスタイルと、スキンの圧倒的な歌唱力とその存在感の強いヴィジュアルが魅力。デビュー作の時点ではサウンド的にもっと焦点が定まっているというか、ヘヴィロック色が全作品中もっとも高い1枚かと思います。

かつ、歌詞は非常にポリティカルであったり、宗教問題を扱ったりと、サウンドともども攻撃的。アルバムのオープニングからして「Selling Jesus」ですしね。この曲を筆頭に、ベースがバキバキいいながらグルーヴィーにのたうちまわるサウンドは、本当に気持ちいい。

かと思えば、「Charity」のようにソウルフルなバラード、「Weak」みたいに比較的落ち着いたートーンのミディアムナンバーも収められている。攻撃一辺倒ではなく、ちゃんと音楽として聴かせることも忘れていない(当たり前か)。落ち着いたトーンからジワジワと熱量が上がっていく「100 Ways To Be A Good Girl」も素晴らしい。

RATMみたいにラップで表現しているわけではなく、スキンという女性シンガーが圧巻の歌唱力で表現することで伝わるものもあるはず。残念ながら歌詞・対訳を読まねばその詳細まで理解することは、我々日本人には難しいことかもしれません。だからこそ、本作を含む一連の作品が廃盤状態なのは非常に惜しいところ。もちろん中古店をくまなく探せば見つかると思いますが、本作リリース当時はここ日本ではブリットポップブーム。同じイギリス出身でもこの手のバンドは敬遠されていた記憶があるので、とにかくじっくり探してみることをオススメします。

で、本作が気に入れば次作『STOOSH』(1996年)はもっと気にいるでしょうし、3rdアルバム『POST ORGASMIC CHILL』(1999年)ではその音楽的成長に驚くはずです。



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2018年9月27日 (木)

THERAPY?『INFERNAL LOVE』(1995)

1995年6月にリリースされた、THERAPY?のメジャー3rdアルバム(日本では同年7月、アメリカでは翌1996年1月発売)。チャート/セールス的に大成功を収めた前作『TROUBLEGUM』(1994年)から1年半という短いスパンで制作された本作では、プロデューサーにアル・クレイ(THE WiLDHEARTSREEFフランク・ブラックなど)を迎え、さらに曲と曲をつなぐサウンドエフェクトをクラブ系アーティストのデヴィッド・ホルムスが担当。ポスト・グランジ的なザクザク感と疾走感が印象的だった前作とは異なる、ムーディで閉塞感の強いダークな作品を作り上げることに成功しています。

イギリス国内ではブリットポップ・ムーブメントが勃発し、猫も杓子も“第二のOASIS”、“新たなBLUR”を求め続けた1995年。そんな中、THERAPY?はもうひとつの新たなムーブメント……UNDERWORLDTHE PRODIGYが築き上げようとしていたエレクトロミュージックの世界へと接近……というほどでもないですが、旬なDJ(デヴィッド・ホルムス)を迎えることで、彼らの根底にあるダークでゴシックな世界観をより強化させました。もともと、彼らのメロディにはそういった影の部分が備わっていましたし、そこに特化したアルバムを作ろうと考えることは、ごく自然な流れだったのでしょう。

前作で得た手応えから、バンドはストリングスやホーンセクションを導入することにもまったく躊躇しません。リードシングル「Stories」のブラスなんて、最初に聴いたときはひっくり返りましたけど(笑)、今では「これがないと物足りない」と感じるくらいには馴染みましたし、「Bowels Of Love」や「Diane」のストリングスも絶対に必要な要素だと断言できるくらい重要ですしライブでの再現よりも、アルバムとしての完成度を考えた結果の選択肢。僕は全面支持したいな。

楽曲面でも、前作にあった陽の要素は完全に消え失せ、全編マイナーコードの切ないメロディばかり(メジャーコードの「Bad Mother」ですら物悲しく聴こえてくるし)。そういった楽曲を盛り上げる曲間のサウンドエフェクトは、確かに賛否あると思います。実はこれ、日本盤ではすべてカットされているんですよね。普通に1曲終わったらすぐ次の曲という具合に。リリース当時、僕は日本盤を購入して、ずっとそれを聴いてきたものですから、数年前にデラックスエディションが発売された際にリマスター盤の『INFERNAL LOVE』で初めてサウンドエフェクト入り(オリジナルのイギリス盤)を聴いたときには「……えっ?」と驚いたものです。

もちろん、日本盤のような聞かせ方も悪いわけではなく、最初に聴いたのがこっちだったらこれが当たり前になるわけですし。でも、作者の意図を考えたら、正解はイギリス盤のエフェクトありのほうなんですよね。最近はもっぱらオリジナル盤のほうばかりを聴いているので、完全にそっちに馴染みましたが(ストリーミングに置かれているのは、オリジナル盤のほう)。

ちなみに、本作でチェロを弾いていたマーティン・マッカリック(ex. SIOUXSIE AND THE BANSHEES)はそのまま本作のツアーに参加し、のちにギター&チェロ担当でバンドに加入。THERAPY?は次作『SEMI-DETACHED』(1998年)から4人編成バンドとして活動していくことになります。



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2018年7月31日 (火)

VAN HALEN『BALANCE』(1995)

1995年1月にリリースされたVAN HALEN通算10枚目のスタジオアルバム。サミー・ヘイガー(Vo)参加作としては4作目にして、最後のオリジナル作品となります。

このバンドの興味深いところは、HR/HM冬の時代に突入した90年代前半〜半ばも好セールスを維持しているところ。グランジ前夜に発表された前作『FOR UNLAWFUL CARNAL KNOWLEDGE』(1991年)は全米1位を獲得しただけでなく、アメリカだけで300万枚を超えるセールスを記録。続く本作も全米No.1に輝き、同じく300万枚以上も売り上げています。ただ、前作以降は大きなシングルヒットには恵まれず、本作からは「Can't Stop Lovin' You」が全米30位、「Not Enought」が全米97位と低調で終わっています(リード曲「Don't Tell Me (What Love Can Do)」は全米メインストリームロックチャートで1位に輝いていますが)。

前作から80年代の派手なアリーナロック色に、若干マニアック(玄人好み)なテイストが加わり、意外と時代に呼応したスタイルを確立させていた彼ら。その作風は本作でも引き継がれており、例えば「Don't Tell Me (What Love Can Do)」でのダークな曲調は従来の持ち味であると同時に“グランジ以降”を思わせるものでもあります。

かと思えば、軽やかでポップなアメリカンハードロック「Can't Stop Lovin' You」があったり、じっくり聴かせるピアノバラード「Not Enought」もある。と同時に、本作には珍しくインストナンバーが3曲も含まれている。「Strung Out」は次曲「Not Enough」への伏線的な小楽曲ですが、「Doin' Time」はアレックス・ヴァン・ヘイレン(Dr)のプレイを前面に打ち出したパーカッシヴなインスト、続く「Baluchitherium」はバンドスタイルで演奏される本格的なインストゥルメンタルナンバーなのです。サミー・ヘイガー加入後は“歌モノ”のイメージがより強まっていましたが、3曲中2曲がインタールード的なものであるとはいえこうした楽曲が増えていることに、バンドとして変革期を迎えつつあるのかな、なんてことを当時考えたことを思い出しました。

もちろん、それ以外にはサミーのパワフルなボーカルやエディ・ヴァン・ヘイレン(G)の圧倒的ギタープレイが大々的にフィーチャーされた“歌モノ”ナンバーがずらりと並び、オープニングの「The Seventh Seal」からラストのドラマチックバラード「Feelin'」までの全12曲(トータル53分)、するっと聴けてしまいます。『5150』(1986年)以降の“VAN HAGAR”作品を好きなリスナーなら文句なしで楽しめる1枚だと思います。

ちなみに、本作のプロデュースを手がけたのはかのブルース・フェアバーン。輸入盤のみに採用されたあのジャケットのみならず、この組み合わせにも当時は驚かされたものです。



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