カテゴリー「1995年の作品」の44件の記事

2019年3月21日 (木)

SLASH'S SNAKEPIT『IT'S FIVE O'CLOCK SOMEWHERE』(1995)

『USE YOUR ILLUSION I』(1991年)および『同 II』(同年)を携えたワールドツアー終了後、なかなか再始動しないGUNS N' ROSESに対して痺れを切らしたスラッシュ(G)。ダフ・マッケイガンギルビー・クラークがソロ契約&ソロアルバム発売を果たしたのを機に、ついに自身もソロ活動を本格始動させます。

1994年に結成されたSLASH'S SNAKEPITは、ソロというよりはあくまでバンド名義での活動を主としたもの。このへんにスラッシュのこだわり(何がやりたいのか)が伺えます。集まったメンバーは元JELLYFISHのエリック・ドヴァー(Vo)、ALICE IN CHAINSのマイク・アイネズ(B)に、ギルビー・クラーク(G)&マット・ソーラム(Dr)というガンズ組。レコーディングにはディジー・リード(Key)も参加しているので、これじゃあ“アクセル・ローズとダフ抜きのガンズ”と言えなくもないですが、そもそもギルビーもマットもディジーもオリジナルメンバーではないので微妙ですが。

こうして、マイク・クリンクを共同プロデューサー、ミックスにスティーヴ・トンプソン&マイケル・バルビエロというガンズの諸作品を手がけてきた布陣を迎えて1995年2月に発表されたのが、このデビューアルバム。全米70位とガンズのソロ活動の中ではもっとも成功した1枚で、さすがアクセルと肩を並べる存在と言えます。

イジー・ストラドリンがアーシーでレイドバックしたロックンロール、ダフがパンクを主軸とするならば、スラッシュは土着型の王道アメリカンハードロックが武器と言えるでしょう。実はそれって、ガンズと聞いて我々がまず最初にイメージする要素だったりしませんか? つまり、このアルバムで展開されているサウンドや楽曲スタイルって、「もしガンズが1995年当時にニューアルバムを作ったら、半分くらいはこんな路線になるんじゃないか?」というものなんですよ(もちろん、残り半分はアクセルの色が強いものになるはず)。

ガンズの武器であるスラッシュらしいギターフレーズ&ソロ(と音色)、『APPETITE FOR DESTRUCTION』(1987年)あたりで聴けたラフだけど硬質なサウンドプロダクションのせいもあって、確かに本作はどことなくガンズっぽいですし、なんなら一連のソロアルバムの中で一番ガンズに近い1枚だと思います。楽曲自体も(のちにアクセルが訴えますが)ガンズの次の作品に向けて作ったものも含まれているようですし。

ただ、すべてがすべてスラッシュひとりで書いた曲ではないですし、大半はエリックとの共作だったり、中にはギルビー単独で書いた曲や、ダフやイジーの名前がクレジットに入った(!)曲も含まれている。そういった意味では本当に「SLASH'S SNAKEPITというバンドのアルバム」を目指したものなんでしょうね。

エリックの歌声はアクセルほどハイトーンでストレートなものではないので、歌を聴いてそこまでガンズを思い浮かべることはないですが、それでも「Beggars & Hangers-On」や「Good To Be Alive」「What Do You Want To Be」のような曲をアクセルが歌ったらどうなるんだろう……というワクワク感も多少あったりして。

全14曲で70分というトータルランニングが『USE YOUR ILLUSION』シリーズに通ずるものがあるのですが、『USE YOUR ILLUSION』と比べると楽曲のカラーがバラエティに富んでいるわけでもないので、さすがに尺的にキツイと感じることも。6分前後および6分超えの曲が4曲も含まれていることから、もうちょっとアレンジ力のある人間がバンドに携わっていたら、さらに完成度の高い内容になったのではないか……そういった意味ではバンドとはいえ、やはりソロはソロなんですね(メインバンドに対するオナニーという意味で)。

この布陣でのSLASH'S SNAKEPITこれが最初で最後。この5年後にスラッシュ以外のメンバーを総入れ替えして2ndアルバム『AIN'T LIFE GRAND』(2000年)を発表していますが、そちらについてはまた別の機会に。



▼SLASH'S SNAKEPIT『IT'S FIVE O'CLOCK SOMEWHERE』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

続きを読む "SLASH'S SNAKEPIT『IT'S FIVE O'CLOCK SOMEWHERE』(1995)" »

2018年12月16日 (日)

ANTHRAX『STOMP 442』(1995)

1995年10月にリリースされた、ANTHRAX通算7枚目のオリジナルアルバム。3代目シンガーとしてジョン・ブッシュ(当時ex. ARMORED SAINT)が加わった前作『SOUND OF WHITE NOISE』(1993年)は全米7位、50万枚以上を売り上げる好成績を残しました。が、今作の制作に入ったところでダン・スピッツ(G)が脱退(事実上のクビのようです)。残されたジョン・ブッシュ、スコット・イアン(G)、フランク・ベロ(B)、チャーリー・ベナンテ(Dr)の4人を中心にレコーディングされました。

前々作『PERSISTENCE OF TIME』(1990年)で提示した“スピードではなくヘヴィさに特化したスタイル”は、前作『SOUND OF WHITE NOISE』でグランジ以降のモダンヘヴィネス路線を導入することでさらに磨きがかかります。特に、ジョン・ブッシュという個性的なボーカリストを獲得したことで、どんなにポップでキャッチーなメロディの楽曲だろうが、それを彼が歌えばヘヴィになる。この武器を手にしたことは、あの頃のANTHRAXにとってかなり大きかったはずです。

そして、この『STOMP 442』ではモダンヘヴィネス路線にさらに拍車がかかることで、90年代前半に追い求めたスタイルがついに完成の域に達します。ヘヴィさはそのままに、過去2作よりも軽快さが増したことが本作最大の魅力で、オープニングの「Random Acts Of Senseless Violence」から“いい感じ”にアルバムは進行していきます。特に、「Fueled」や「Riding Shotgun」のような楽曲は前作にはなかったタイプで、1995年という時代を振り返ってみてもかなり特徴的な楽曲だったように記憶しています。

ダン・スピッツという個性的なリードギタリストを欠いたものの、本作にはのちにANTHRAXに正式加入するポール・クルック、PANTERAのダイムバッグ・ダレル、スコット・イアンのギターテックだったマイク・テンペスタ(ドラマーのジョン・テンペスタの弟。のちにPOWERMAN 5000に加入)などを迎えることで乗り切ります(「Nothing」や「American Pompeii」「Tester」ではチャーリーもソロを担当)。中でも、やはりダイムバッグ・ダレルが特徴的なギターソロを聴かせる「King Size」と「Riding Shotgun」は必聴モノで、特に後者のオープニングで聴くことのできるスリリングかつメロディアスなソロは“これぞ名演!”と呼べるものではないでしょうか。

正直、このアルバムを最初に聴いたときは「……地味!」と思ったものです。『SOUND OF WHITE NOISE』までのANTHRAXが持っていた派手さが完全に消え失せ、モノトーンで玄人向けなサウンドになってしまった、とガッカリしたのです。ぶっちゃけ、駄作とまでは言わないものの、聴く頻度はかなり低かったと思います。それも、つい最近まで……。

ところが本作、本当に久しぶりに聴き込んだら……めっちゃ良いんですよね。正直、個人的名盤に挙げる『PERSISTENCE OF TIME』や『SOUND OF WHITE NOISE』よりも良いんじゃないか。そんな気すらしてきました。

しかし、本作や『SOUND OF WHITE NOISE』といったElektra Records時代の諸作品を含むジョン・ブッシュ時代のスタジオアルバム全作品を日本ではストリーミングで聴くことができないんです。こんな不幸、あっていいものなんでしょうか……ジョン・ブッシュ再評価および90年代〜ゼロ年代前半のANTHRAX再評価に必要不可欠な要素なのですから、ぜひとも早急に配信を開始してもらいたいものです。



▼ANTHRAX『STOMP 442』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD

2018年10月31日 (水)

MARILYN MANSON『SMELLS LIKE CHILDREN』(1995)

1995年10月にリリースされた、MARILYN MANSONのEP。デビューアルバム『PORTRAIT OF AMERICAN FAMILY』(1994年)と、続くメガヒット作『ANTICHRIST SUPERSTAR』(1996年)をつなぐという意味でも、またバンドがブレイクを果たすという点においても非常に重要な1枚となっています。

EPとはいいながらも、16曲(トラック)も用意されており、トータルランニングは54分超え。ボリューム的には完全にフルアルバムのそれなのですが、なぜ本作をEP扱いにしたのか、その理由は16トラック中歌モノが8トラック、うち4トラックが前作『PORTRAIT OF AMERICAN FAMILY』収録曲のリミックス、1トラックは『PORTRAIT OF AMERICAN FAMILY』収録曲のリテイクバージョン、残り3トラックは新録のカバー曲という内訳だから。ほかの8トラックは曲をつなぐSEやコラージュ的インストとなっています。

ですが、これがオリジナルアルバム並みに楽しめる内容でして。どんよりとしたダークさが全体を覆い、SEを多用したことにより聴きようによってはホラー映画のサウンドトラックのようにも聞こえる。その作風がMARILYN MANSONというバンド、およびマリリン・マンソン(Vo)のキャラクターを見事に表しており、本作で日本デビューを飾ったという点においてはそのイメージ作りに大きな貢献を果たしたのではないでしょうか。

そうそう、本作には現在まで必ず演奏されているEURYTHMICS「Sweet Dreams (Are Made Of This)」の名カバーが収録されているほか、初期のライブには欠かせなかったパティ・スミス「Rock 'N' Roll Nigger」、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス「I Put A Spell On You」と、ダークで彼ららしいアレンジが施されたカバーが楽しめます。

リミックスも原曲を知らなければ「こういうものなんだ」と思ってしまうほどに自然な作り。新録のカバー曲含め、MARILYN MANSONの次章が大いに期待できるものであることが、この1枚から存分に感じられるはずです。

それもこれも、デビュー時からのプロデューサーであるトレント・レズナー(NINE INCH NAILS)とのコラボレーションが見事にハマったからこそ。のちの不仲を考えると、このあたりから『ANTICHRIST SUPERSTAR』くらいまでがまさに奇跡のタイミングだったのかもしれませんね。

本作はEPながら全米31位という好記録を樹立(前作はチャートインせず)。ミリオンセールスを記録しています。続く『ANTICHRIST SUPERSTAR』での大ブレイクへの下地が、ここで完全に出来上がったわけです



▼MARILYN MANSON『SMELLS LIKE CHILDREN』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

2018年9月29日 (土)

GARBAGE『GARBAGE』(1995)

NIRVANAの『NEVERMIND』(1991年)やTHE SMASHING PUMPKINSの『SIAMESE DREAM』(1993年)などで知名度を上げたプロデューサー/エンジニアのブッチ・ヴィグ(Dr, EFX)が、仕事仲間のスティーヴ・マーカー(B)、デューク・エリクソン(G)、そして紅一点シャーリー・マンソン(Vo)とともに結成したUSバンドGARBAGE。彼らが1995年8月にリリースしたデビューアルバムが、バンド名を冠したタイトルの本作です。

本作は全米20位(200万枚以上)、全英6位とこの時点ではイギリスでの人気が高く、シングルもアメリカでは「Vow」(全米97位)、「Only Happy When It Rains」(同55位)、「Stupid Girl」(同24位)という結果に対し、イギリスでは「Vow」(全英138位)、「Only Happy When It Rains」(同29位)、「Queer」(同13位)、「Stupid Girl」(同4位)、「Milk」(同10位)とヒットに恵まれています。また、アルバム未収録曲「Subhuman」もイギリスではシングルヒット(同50位)と、かなり景気が良いのがわかります。

さて、気になるサウンドですが、“グランジらしさ”をところどころに感じさせつつも、実際にはもっとクラブミュージックのカラーが強い作風。ギターを軸に曲作りをしているわけではなく、あくまで芯にあるのはシャーリーの歌。そこにスタジオワークに長けたメンバーたちがグランジやオルタナティヴロック、シューゲイザー、トリップホップなどさまざまな装飾を付け加えていくわけです。

ちょうどアメリカではグランジが死に、ベックなどヒップホップけと傾倒したダウナーなサウンドが人気を博し、イギリスではOASISBLURを筆頭としたブリットポップブームが勃発し、同時にUNDERWORLDMASSIVE ATTACKをはじめとするダンスミュージックが盛り上がり始めていた。そんな中登場したGARBAGEのサウンドは、まさしく“ちょうどいい”加減の内容だったのではないでしょうか。

また、シャーリー・マンソンのルックス……女性的な美しさと、どこかドラァグクイーン的な側面も持ち合わせた、カリスマ的な佇まいと歌声も、その“ちょうどよさ”に拍車をかけたような気がします。

今聴いても、本当にカッコいいアルバムですよね。オープニングの「Supervixen」のイントロやグランジならではの強弱法を用いたアレンジ、「Queer」の気怠さ、「Only Happy When It Rains」の切なさ、「Not My Idea」のデジロックっぽさ、「Stupid Girl」のポップさ、そして「Milk」のトリップホップ的チルアウト感……寸分の隙もない、完璧なデビューアルバムだと思います。

が、こんなのはほんの序の口。彼らは続く『VERSION 2.0』(1998年)でさらなる音楽的飛躍を遂げることになります。



▼GARBAGE『GARBAGE』
(amazon:国内盤2CD / 海外盤CD / 海外盤2CD / MP3

2018年9月28日 (金)

SKUNK ANANSIE『PARANOID & SUNBURST』(1995)

1995年9月リリースの、SKUNK ANANSIEのデビューアルバム(日本では同年11月にリリース)。プロデューサーはシルヴィア・マッシー(TOOLSYSTEM OF A DOWNRED HOT CHILI PEPPERSなど)が担当。「Selling Jesus」(全英46位)、「I Can Dream」(同41位)、「Charity」(同40位/1996年の再発時は20位)、「Weak」(同20位)とヒットシングルが多数生まれ、アルバム自体も全英8位まで上昇するヒット作となりました。

当時のメンバーはスキン(Vo)、エース(G)、キャス(B)の3人。レコーディングまでロビー・フランスというドラマーが参加していましたが、発売を前に脱退。なので、ジャケットには3人しか写っていないわけです。ちなみに、本作発表後に元LITTLE ANGELS、のちにFEEDERにも加わるマーク・リチャードソンが加入しています。

このバンドはRAGE AGAINST THE MACHINE以降のファンクがかったヘヴィロックをベースに、ときにダブやレゲエ、エレクトロの要素も加えてバリエーションを出すサウンドスタイルと、スキンの圧倒的な歌唱力とその存在感の強いヴィジュアルが魅力。デビュー作の時点ではサウンド的にもっと焦点が定まっているというか、ヘヴィロック色が全作品中もっとも高い1枚かと思います。

かつ、歌詞は非常にポリティカルであったり、宗教問題を扱ったりと、サウンドともども攻撃的。アルバムのオープニングからして「Selling Jesus」ですしね。この曲を筆頭に、ベースがバキバキいいながらグルーヴィーにのたうちまわるサウンドは、本当に気持ちいい。

かと思えば、「Charity」のようにソウルフルなバラード、「Weak」みたいに比較的落ち着いたートーンのミディアムナンバーも収められている。攻撃一辺倒ではなく、ちゃんと音楽として聴かせることも忘れていない(当たり前か)。落ち着いたトーンからジワジワと熱量が上がっていく「100 Ways To Be A Good Girl」も素晴らしい。

RATMみたいにラップで表現しているわけではなく、スキンという女性シンガーが圧巻の歌唱力で表現することで伝わるものもあるはず。残念ながら歌詞・対訳を読まねばその詳細まで理解することは、我々日本人には難しいことかもしれません。だからこそ、本作を含む一連の作品が廃盤状態なのは非常に惜しいところ。もちろん中古店をくまなく探せば見つかると思いますが、本作リリース当時はここ日本ではブリットポップブーム。同じイギリス出身でもこの手のバンドは敬遠されていた記憶があるので、とにかくじっくり探してみることをオススメします。

で、本作が気に入れば次作『STOOSH』(1996年)はもっと気にいるでしょうし、3rdアルバム『POST ORGASMIC CHILL』(1999年)ではその音楽的成長に驚くはずです。



▼SKUNK ANANSIE『PARANOID & SUNBURST』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

2018年9月27日 (木)

THERAPY?『INFERNAL LOVE』(1995)

1995年6月にリリースされた、THERAPY?のメジャー3rdアルバム(日本では同年7月、アメリカでは翌1996年1月発売)。チャート/セールス的に大成功を収めた前作『TROUBLEGUM』(1994年)から1年半という短いスパンで制作された本作では、プロデューサーにアル・クレイ(THE WiLDHEARTSREEFフランク・ブラックなど)を迎え、さらに曲と曲をつなぐサウンドエフェクトをクラブ系アーティストのデヴィッド・ホルムスが担当。ポスト・グランジ的なザクザク感と疾走感が印象的だった前作とは異なる、ムーディで閉塞感の強いダークな作品を作り上げることに成功しています。

イギリス国内ではブリットポップ・ムーブメントが勃発し、猫も杓子も“第二のOASIS”、“新たなBLUR”を求め続けた1995年。そんな中、THERAPY?はもうひとつの新たなムーブメント……UNDERWORLDTHE PRODIGYが築き上げようとしていたエレクトロミュージックの世界へと接近……というほどでもないですが、旬なDJ(デヴィッド・ホルムス)を迎えることで、彼らの根底にあるダークでゴシックな世界観をより強化させました。もともと、彼らのメロディにはそういった影の部分が備わっていましたし、そこに特化したアルバムを作ろうと考えることは、ごく自然な流れだったのでしょう。

前作で得た手応えから、バンドはストリングスやホーンセクションを導入することにもまったく躊躇しません。リードシングル「Stories」のブラスなんて、最初に聴いたときはひっくり返りましたけど(笑)、今では「これがないと物足りない」と感じるくらいには馴染みましたし、「Bowels Of Love」や「Diane」のストリングスも絶対に必要な要素だと断言できるくらい重要ですしライブでの再現よりも、アルバムとしての完成度を考えた結果の選択肢。僕は全面支持したいな。

楽曲面でも、前作にあった陽の要素は完全に消え失せ、全編マイナーコードの切ないメロディばかり(メジャーコードの「Bad Mother」ですら物悲しく聴こえてくるし)。そういった楽曲を盛り上げる曲間のサウンドエフェクトは、確かに賛否あると思います。実はこれ、日本盤ではすべてカットされているんですよね。普通に1曲終わったらすぐ次の曲という具合に。リリース当時、僕は日本盤を購入して、ずっとそれを聴いてきたものですから、数年前にデラックスエディションが発売された際にリマスター盤の『INFERNAL LOVE』で初めてサウンドエフェクト入り(オリジナルのイギリス盤)を聴いたときには「……えっ?」と驚いたものです。

もちろん、日本盤のような聞かせ方も悪いわけではなく、最初に聴いたのがこっちだったらこれが当たり前になるわけですし。でも、作者の意図を考えたら、正解はイギリス盤のエフェクトありのほうなんですよね。最近はもっぱらオリジナル盤のほうばかりを聴いているので、完全にそっちに馴染みましたが(ストリーミングに置かれているのは、オリジナル盤のほう)。

ちなみに、本作でチェロを弾いていたマーティン・マッカリック(ex. SIOUXSIE AND THE BANSHEES)はそのまま本作のツアーに参加し、のちにギター&チェロ担当でバンドに加入。THERAPY?は次作『SEMI-DETACHED』(1998年)から4人編成バンドとして活動していくことになります。



▼THERAPY?『INFERNAL LOVE』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / 海外盤2CD / MP3

2018年7月31日 (火)

VAN HALEN『BALANCE』(1995)

1995年1月にリリースされたVAN HALEN通算10枚目のスタジオアルバム。サミー・ヘイガー(Vo)参加作としては4作目にして、最後のオリジナル作品となります。

このバンドの興味深いところは、HR/HM冬の時代に突入した90年代前半〜半ばも好セールスを維持しているところ。グランジ前夜に発表された前作『FOR UNLAWFUL CARNAL KNOWLEDGE』(1991年)は全米1位を獲得しただけでなく、アメリカだけで300万枚を超えるセールスを記録。続く本作も全米No.1に輝き、同じく300万枚以上も売り上げています。ただ、前作以降は大きなシングルヒットには恵まれず、本作からは「Can't Stop Lovin' You」が全米30位、「Not Enought」が全米97位と低調で終わっています(リード曲「Don't Tell Me (What Love Can Do)」は全米メインストリームロックチャートで1位に輝いていますが)。

前作から80年代の派手なアリーナロック色に、若干マニアック(玄人好み)なテイストが加わり、意外と時代に呼応したスタイルを確立させていた彼ら。その作風は本作でも引き継がれており、例えば「Don't Tell Me (What Love Can Do)」でのダークな曲調は従来の持ち味であると同時に“グランジ以降”を思わせるものでもあります。

かと思えば、軽やかでポップなアメリカンハードロック「Can't Stop Lovin' You」があったり、じっくり聴かせるピアノバラード「Not Enought」もある。と同時に、本作には珍しくインストナンバーが3曲も含まれている。「Strung Out」は次曲「Not Enough」への伏線的な小楽曲ですが、「Doin' Time」はアレックス・ヴァン・ヘイレン(Dr)のプレイを前面に打ち出したパーカッシヴなインスト、続く「Baluchitherium」はバンドスタイルで演奏される本格的なインストゥルメンタルナンバーなのです。サミー・ヘイガー加入後は“歌モノ”のイメージがより強まっていましたが、3曲中2曲がインタールード的なものであるとはいえこうした楽曲が増えていることに、バンドとして変革期を迎えつつあるのかな、なんてことを当時考えたことを思い出しました。

もちろん、それ以外にはサミーのパワフルなボーカルやエディ・ヴァン・ヘイレン(G)の圧倒的ギタープレイが大々的にフィーチャーされた“歌モノ”ナンバーがずらりと並び、オープニングの「The Seventh Seal」からラストのドラマチックバラード「Feelin'」までの全12曲(トータル53分)、するっと聴けてしまいます。『5150』(1986年)以降の“VAN HAGAR”作品を好きなリスナーなら文句なしで楽しめる1枚だと思います。

ちなみに、本作のプロデュースを手がけたのはかのブルース・フェアバーン。輸入盤のみに採用されたあのジャケットのみならず、この組み合わせにも当時は驚かされたものです。



▼VAN HALEN『BALANCE』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD

2018年7月28日 (土)

DAVID BOWIE『1. OUTSIDE』(1995)

1995年9月に発表された、デヴィッド・ボウイ通算19枚目のスタジオアルバム。TIN MACHINEでの失敗を経て、前作『BLACK TIE WHITE NOISE』(1993年)で再びソロアーティストとして活動再開したボウイは、早くも多作モードに突入。70年代後半のベルリン三部作(『LOW』『HEROES』『LODGER』)で共作したブライアン・イーノと18年ぶりにタッグを組み、コンセプチュアルかつモダンな作品を完成させます。

全19曲で75分という収録内容は、アナログ時代なら2枚組の大作と受け取られましたが、CD主流の90年代半ばではこのボリュームすらもどこか「当たり前」と思わされてしまうところがあったり、なかったり。まあこういったストーリー性の高い作品も、盤を裏返したり取り替えたりしなくても80分近くぶっ通し再生できてしまうCDならではと言えるでしょう。時代の恩恵受けまくりです。

前作でみせたジャジーなテイストを残しつつも、ここで全体を覆うのはエレクトリックでインダストリアルで不穏な空気感。NINE INCH NAILSのようなアーティストがもてはやされていた中では、この取捨選択は“流行りに乗っかった”と言われてしまいがちですが、じっくり腰を据えて聴くと流行りの一言では済まされない、徹底的に作り込まれたディープな世界観を楽しむことができます。

そういえば、この頃のボウイは海外ドラマ『ツイン・ピークス』の劇場版『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』に出演するなど、役者としても活躍していた時代。また、そういったダークでサイコな作品が世界的にウケている、そういうものが求められていることを考えると、ボウイがこのコンセプトアルバムの世界に飛び込んだのは納得できるものがあるのではないでしょうか。そういえば、本作からのシングル「The Hearts Filthy Lesson」が映画『セブン』のエンディングテーマに採用されたのも、今となってはなるほどと思ってしまいます。

のちにPET SHOP BOYSがリミックスしたダンスバージョンがヒットした「Hallo Spaceboy」は、ヘヴィな原曲もカッコいいですし、前作の延長線上にある「A Small Plot Of Land」や「The Motel」にもゾクゾクさせられる。かと思えばデジロック調の「No Control」があったり、ベルリン三部作にも通ずるスペーシーな「Wishful Beginning」もあるし、まんまNINな「I'm Deranged」もあり、最後はどこかピースフルな「Strangers When We Meet」で幕を降ろす……いや、本当はここで終わらず、このコンセプト作品は5部作となるはずだったんですけどね。アルバムタイトルのナンバリングはその名残り。でも、本作が思うほどヒットしなかったことから、続編は後回しに。結果、次章となるはずだった『2. INSIDE』は制作されることなく、ボウイはこの世を去るのでした。

ボウイ亡き今、このアルバムを冷静に語ることは難しいのかもしれませんが、個人的にはリリース当時から大好きでした。何も彼が時代に擦り寄るのは今に始まったことでもないですしね。それに、このダークさは今みたいな時代こそ評価されるべきとも思うのですが、いかがでしょう。



▼DAVID BOWIE『1. OUTSIDE』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

続きを読む "DAVID BOWIE『1. OUTSIDE』(1995)" »

2018年5月27日 (日)

DANGER DANGER『DAWN』(1995)

DANGER DANGERが1995年初夏に発表した、通算3作目のスタジオアルバム。ここ日本では1年近く遅れた1996年5月に、ようやくリリースされています。

本作の参加メンバーはブルーノ・ラヴェル(B, G)、スティーヴ・ウェスト(Dr)、そして新加入のポール・レイン(Vo)の3人。過去2作でフロントマンを務めたテッド・ポーリー(Vo)は1993年に解雇され、これに前後するようにアンディ・ティモンズ(G)とケイシー・スミス(Key)もバンドを脱退しています。

実はテッドを含む編成で『COCKROACH』と題したアルバムを制作していたものの、完成間際でクビに。新たにポールを迎えて録音し直していたところ、テッドから裁判を起こされたため、この『COCKROACH』はお蔵入りとなってしまいます(2001年にようやく、テッド版とポール版の2枚組で日の目を見ることになります)。

なので、この『DAWN』というアルバムは実質4作目になるわけですが、『COCKROACH』の中で試そうとしたモダンな作風……グランジ以降、モダン・ヘヴィネス未満な路線にフィーチャーし、大々的に展開されています。

DANGER DANGERと言われると、あのパーティロック路線が頭に思い浮かぶわけですが、本作ではそれとは真逆の、あの時代ならではのダークなスタイルが確立されているわけです。そりゃあファンから反感を買いますよね。

ところが、このアルバム。意外と良いんですよ。まず、ポール・レインの歌が素晴らしい。この人、1990年に『STICK IT IN YOUR EAR』というソロアルバムを発表しているんですが、これが名盤でして。当時日本盤も発売されており、僕も当時かなり聴きまくったものです。

その彼が、本作でも力強くしっかりと聴かせるボーカルを提供してくれたことで、アルバムの軸がしっかりしているように感じられる。ヘヴィでサイケデリックな楽曲が中心ですが、単なる亜流とは思えないくらいのクオリティなんじゃないかと思うのです。

個人的にはグルーヴィーな「Mother Mercy」や、サイケなミディアムチューン「Sorry」、アコースティックバラード「Goodbye」などがツボ。もちろんそれ以外の楽曲もよくできていると思います。DANGER DANGERというバンド名にキラキラ感を求める層には無縁のアルバムかと思いますが……「過去のイメージからしたら駄作」で終わらせないためにも、偏見なくヘヴィな音楽を楽しめるという人にはぜひ一度触れていただきたい良作だと思っています。



▼DANGER DANGER『DAWN』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / MP3

2018年5月26日 (土)

FIREHOUSE『3』(1995)

90年代初頭のグランジムーブメントによりメジャーシーンから一気に駆逐された、80年代後半から90年前後にデビューしたHR/HMバンド。そんな中、1990年にメジャーデビューしながらも90年代後半までかろうじて生き残ったのが、今回紹介するFIREHOUSE。彼らはデビューアルバム『FIREHOUSE』が全米21位、200万枚を超えるセールスを記録し、続く2ndアルバム『HOLD YOUR FIRE』(1992年)も全米23位、50万枚以上も売り上げまずまずの成功を収めています。

前作から約3年ぶりとなる3rdアルバム『3』は、グランジムーブメントもひと段落し始めた1995年4月に発売。アルバム自体は最高66位と過去2作には及びませんが、シングルカットしたバラード「I Live My Life For You」は全米26位とスマッシュヒットを記録。過去の名バラード「Love Of A Lifetime」(全米5位)、「When I Look Into Your Eyes」(全米8位)にも匹敵する1曲となり、ピュアHR/HMに厳しい時代を生き抜いたわけです。

では、アルバム時代もそんなピュアHR/HMなのかと言われると……グランジの影響が少なからず感じられる1枚なのです。

オープニングの「Love Is A Dangerous Thing」こそダイナミックなハードロックで、過去2作の作り込まれた作風とは異なる、時代に合わせたかのような生々しいサウンドメイキングでリスナーを良い意味で驚かせてくれます。が、続く「What's Wrong」は受け取り手によっては評価の分かれる、グランジ的なヘヴィチューンで別の意味で驚かせてくれるのです。このリフの刻み方は完全に“あっち側”の“それ”ですもんね。

でもね、アルバムの流れで聴くとそこまで悪くない……むしろ良いアクセントになっているんじゃないでしょうか。だって、“いかにも”な“それ”はこれ1曲だけなのですから。

そのほかの楽曲は、過去2作とはまた違ったタイプのアメリカンハードロック。とはいえ、聴けばそれがFIREHOUSEの楽曲だとちゃんとわかるものに仕上げられているのだから特に問題なし。「Trying To Make A Living」とか「Temptation」みたいなミドルテンポの楽曲は以前の彼らにもあったタイプだし、「Two Sides」は日本人が好みそうなメロを持った歌謡メタル系な1曲だしね。「I Live My Life For You」のほかにも「Here For You」「No One At All」というアコースティックバラードもあるし、HR/HMファンには「Get A Life」といったアップチューンも存在する。

あれ、もしかして過去2作よりも良いんじゃね?と感じる人も少なくないんじゃないでしょうかね。事実、僕は彼らの初期3作中で本作がもっとも好きなんですよね。サウンドの質感や楽曲のバラエティ含め、非常に好みのど真ん中を突いてくるので(1stアルバムは楽曲こそ完璧だけど、あのサウンドメイキングがどうにも苦手で)。

グランジの影響下にあるメタルやその色を取り込んで生き残ろうとしたバンドの作品は、当時こそクソだの邪道だのとバカにされましたが、あれから20年以上経った今だからこそひとつのHR/HM作品としてしっかり評価してもいいんじゃないか。そう思う今日この頃です。



▼FIREHOUSE『3』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / MP3

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

1963年の作品 1966年の作品 1967年の作品 1968年の作品 1969年の作品 1970年の作品 1971年の作品 1972年の作品 1973年の作品 1974年の作品 1975年の作品 1976年の作品 1977年の作品 1978年の作品 1979年の作品 1980年の作品 1981年の作品 1982年の作品 1983年の作品 1984年の作品 1985年の作品 1986年の作品 1987年の作品 1988年の作品 1989年の作品 1990年の作品 1991年の作品 1992年の作品 1993年の作品 1994年の作品 1995年の作品 1996年の作品 1997年の作品 1998年のライブ 1998年の作品 1999年のライブ 1999年の作品 2000年のライブ 2000年の作品 2001年のライブ 2001年の作品 2002年のライブ 2002年の作品 2003年のライブ 2003年の作品 2004年のライブ 2004年の作品 2005年のライブ 2005年の作品 2006年のライブ 2006年の作品 2007年のライブ 2007年の作品 2008年のライブ 2008年の作品 2009年のライブ 2009年の作品 2010年のライブ 2010年の作品 2011年の作品 2012年のライブ 2012年の作品 2013年の作品 2014年の作品 2015年の作品 2016年の作品 2017年のライブ 2017年の作品 2018年のライブ 2018年の作品 2019年のライブ 2019年の作品 =LOVE A New Revenge A Perfect Circle AAAMYYY AC/DC Accept Aerosmith AFI After the Burial aiko Air (France) AIR (Japan) AKB48 Alcatrazz Alcest Aldious Alice Cooper Alice in Chains Almighty, the Alter Bridge Altitudes & Attitude Amaranthe American Head Charge American Hi-Fi Anaïs Andrew W.K. Andy Black Andy McCoy Andy Taylor Angra Annihilator Annisokay Anohni ANTHEM Anthrax Anti-Flag Aphex Twin Appice Arcadia Arch Enemy Architects Arctic Monkeys Aretha Franklin Armored Saint ARROWS, the Art of Fighting Ash Asia Asian Dub Foundation ASIAN KUNG-FU GENERATION Asking Alexandria At The Drive-In Atari Teenage Riot Atomic Bitchwax, the Audioslave Avenged Sevenfold Avril Lavigne Azusa B'z Baby Chaos BABYMETAL Babyshambles Backyard Babies Bad Company Bad English Bad Moon Rising Badlands Baroness BAZRA Be the Wolf Beartooth Beastie Boys Beatles, the Beck Behemoth Belle & Sebastian Ben Folds Ben Harper Bernard Butler Berryz工房 Biffy Clyro Big Brother and the Holding Company Billy Corgan Billy Idol Billy Talent BiSH Björk Black Crowes, the Black Earth Black Label Society Black Midi Black Sabbath Black Star Riders Black Veil Brides BLANKEY JET CITY Blessing a Curse Bleu Blind Guardian Blind Melon Bloc Party Blood Orange Blue Murder Bluetones, the Blur Boards of Canada Bon Iver Bon Jovi BON-BON BLANCO bonobos BOOM BOOM SATELLITES BOOM, THE Boris Born of Osiris Boston Boston Manor Boxer Rebellion, the Boy George BOØWY BRAHMAN brainchild's Brian May Brides of Destruction Brides of Lucifer Bring Me the Horizon Brink, the Bruce Dickinson Brujeria Brutal Truth Bryan Adams BUCK-TICK Buckcherry Budderside Buddy Guy Buffalo Daughter BUGY CRAXONE Bullet for My Valentine Bulletboys Bullets and Octane BUMP OF CHICKEN Buono! Burn the Priest Burning Witches Bush Butch Walker Butcher Babies Cacoy Caesars callme Cane Hill Carcass CAROL Catatonia Cathedral Cats in Boots Charlatans, the Charlie Sexton Cheap Trick Chemical Brothers, the Children of Bodom Chk Chk Chk (!!!) Chris Cornell Chrome Division Chthonic Chuck Berry Chvrches Cigarettes After Sex Cinderella Clam Abuse Clash, the Click Five, the Clutch CO-FUSION Cocco Code Orange Coheed and Cambria Colbie Caillat Coldplay Compilation Album Confusion Master Converge Cornelius Cornershop Corrosion of Conformity Courteeners, the Courtney Barnett Courtney Love Coverdale・Page Cozy Powell Cradle of Filth Crazy Lixx Cream Creed Cribs, the Crosses (✝✝✝) Crossfaith Cry of Love Crystal Lake Cult, the Culture Club Cure, the Cybernauts Cymbals D'ERLANGER D-A-D Dachambo Damageplan Damn Yankees Damned Things, the Damned, the Danger Danger Danzig Darkness, the Dashboard Confessional DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN DATS Datsuns, the Daughtry David Bowie David Lee Roth Dead by April Dead by Sunrise Dead Cross Dead Daisies, the DEAD END Dead Kennedys Deafheaven Death Angel Death of Lovers Debbie Gibson DECAYS Deckard Deep Purple Def Leppard DEF.DIVA Deftones delofamilia Delorean Demolition 23. Departure, the Depeche Mode detroit7 Devin Townsend Project Diamond Head DIAMOND☆YUKAI Diffuser Dillinger Escape Plan, the Dimmu Borgir Dinosaur Jr. Dio DIR EN GREY Dirty Pretty Things Distillers, the Disturbed Dizzy Mizz Lizzy DMBQ Dogs D'Amour, the Dogs Die in Hot Cars Dokken Don Dokken Donavon Frankenreiter Donnie Vie Doors, the Down downy Dragon Ash DragonForce Dream Theater Dreamboy Dreams Come True Dregen DRY & HEAVY Duff McKagan Duran Duran DUST'N'BONEZ, THE DYGL Earthshaker eastern youth EGO-WRAPPIN' ELECTRAGLIDE Electric Six Elliott Smith Eminem Emperor End Machine, the ENDRECHERI Enforcer Entombed Enuff Z' Nuff Eric Clapton Eskimo Callboy Europe Eurythmics Evanescence Eve Exodus Extreme E・Z・O Faceless, the Fair Warning Fairground Attraction Faith No More Falco Fall Out Boy Faster Pussycat Fatboy Slim Fate Father John Misty Fear Factory Feeder Feeling, the Fever 333, the Fight Filter Firehouse Firestarter Firewind Five Finger Death Punch Flashcubes Flatbacker Fleetwood Mac Flotsam and Jetsam Flyleaf FM Foo Fighters Foreigner Fountains of Wayne fra-foa Frank Black Frankie Goes to Hollywood Franz Ferdinand Freddie Mercury Free Fudge Tunnel Fugees, the FUJI ROCK FESTIVAL Funeral for a Friend Futureshock Fuzzbubble G. Love GALNERYUS Gamma Ray Garbage Garth Brooks Gary Moore Gathering, the Gene Simmons Genesis George Harrison George Lynch George Michael Georgia Satellites, the Get Up Kids, the GHEEE Ghost Gilby Clarke Gin Blossoms Ginger Wildheart GLAY Glenn Hughes GLIM SPANKY GO!GO!7188 Godsmack Godspeed GOING STEADY GOING UNDER GROUND Gojira Goldie Lookin Chain Gotthard Graham Bonnet Grapevine Graupel GREAT ADVENTURE Great White Green Day Greta Van Fleet GTR Gun Guns n' Roses H.P. オールスターズ Halestorm Halford Hanoi Rocks Hanson Hardcore Superstar Hardline Harem Scarem HARISS Harry Styles Hatebreed Haunted, the Heart HEATWAVE Hellacopters, the HELLO WORKS, THE Hellogoodbye Helloween Helmet HER NAME IN BLOOD Hermann H. & The Pacemakers Hi-STANDARD hide HIGH and MIGHTY COLOR HIGH-LOWS, THE Hives, the Hole Hollywood Rose Hollywood Vampires Honeycrack Hoobastank Huaska Hurricane Hurricane #1 HUSKING BEE I See Stars Iggy Pop Ihsahn Imminence Impellitteri Imperial State Electric In Flames In the Soup Incubus Indianhead INORAN Inxs Iron Maiden Izzy Stradlin J Jack Johnson Jack White Jake Bugg James Bay James Brown Jane's Addiction Janet Jackson Janis Joplin Japan Jeevas, the Jeff Beck Jeff Beck Group Jeff Buckley Jellyfish Jerusalem Slim Jesus & Mary Chain, the Jesus Jones Jet Jetboy Jimi Hendrix Jimmy Page Jimmy Page / Robert Plant Joe Lean & the Jing Jang Jong Joe Lynn Turner Joe Perry Joe Satriani Joe Strummer & the Mescaleros John Corabi John Diva & The Rockets of Love John Lennon John Sykes Johnny Winter Jomi Massage Jon Bon Jovi Jon Spencer Blues Explosion, the Jonathan Davis Josh Todd Josh Todd & the Conflict Joss Stone JOUJOUKA Journey Joy Division Judas Priest JUN SKY WALKER(S) Juno Reactor JYOCHO Kaato Kadavar Kamasi Washington Kasabian Katatonia Katmandu Keane Keith Richards KEMURI Ken Yokoyama Kendrick Lamar KENZI & THE TRIPS Killers, the Killing Joke Killswitch Engage King 810 King Crimson King's X Kingdom Come KISS Kix KLF, the Knack, the KOOK Korn Kottonmouth Kings Kraftwerk Kreator Kula Shaker Kurt Vile KXM Kylie Minogue L'Arc-en-Ciel L.A.Guns La'cryma Christi LA-PPISCH Lacuna Coil Lady Gaga Lamb of God Last Days of April Led Zeppelin Lemon Twigs, the Lemonheads, the Lenny Kravitz Liam Gallagher Libertines, the Light the Torch Like a Storm Lily Allen Limp Bizkit Linkin Park Lita Ford Little Angels Little Caesar Living Colour Lonerider Lords of Black LOST IN TIME Lou Reed LOUD PARK LoudLion Loudness LOVE PSYCHEDELICO LOVEBITES Luby Sparks Lucer Lullacry LUNA SEA Lynch Mob M/A/R/R/S Machine Gun Kelly Machine Head Mad Capsule Markets, the Mad Season Madball Madonna Magic Numbers, the Maison book girl MAN WITH A MISSION Man, the Mando Diao Manic Eden Manic Street Preachers Manowar Mansun Mantar Marilyn Manson Mark Slaughter Marmozets Mars Volta, the Marvelous 3 Massive Attack Mastodon Matchbox Twenty Matt Cameron Matthew Sweet McAuley Schenker Group MD.45 Meathook Seed Megadeth MELTONE Mercury Rev Meshuggah Metal Church Metallica Michael Jackson Michael Monroe Michael Schenker Michael Schenker Fest Michael Schenker Group Michael Sweet Mick Jagger Midnight Bankrobbers Mighty Mighty Bosstones, the Migos mihimaru GT Ministry MO'SOME TONEBENDER MODS, THE Mogwai Mondo Generator Mondo Grosso Monkees, the Monster Magnet Mooney Suzuki, the Morrie Mother Love Bone Motley Crue Motorhead Mott the Hoople Mouse on Mars Mr. Big Mr. Mister Mr.Children MUCC Mudhoney Muse Music, the Mutation My Chemical Romance My Little Lover Myles Kennedy Nailbomb Napalm Death Nashville Pussy Nelly Nelson Neurotic Outsiders Neve New Order New York Dolls NEWS NGT48 Nicke Borg Homeland Nickelback Night Ranger Nine Black Alps Nine Inch Nails Nirvana Noel Gallagher's High Flying Birds Nothing NOVEMBERS, THE Nuclear Valdez O.P.KING Oasis Obituary Oblivion Dust Obscure Ocean Colour Scene OCEANLANE Of Mice & Men Offspring, the OGRE YOU ASSHOLE ONE OK ROCK Oneohtrix Point Never Opeth ORANGE RANGE Orbital Ordinary Boys, the Orgy Orianthi ORIGINAL LOVE Outrage Overkill Ozzy Osbourne Panic! at the Disco Pantera Papa Roach Paradise Lost Paul Draper Paul McCartney Paul Stanley Paul Weller PE'Z PEALOUT Pearl Jam PENPALS Perfume Periphery PERSONZ Pet Shop Boys Peter Gabriel Phantom Planet Phil Campbell and the Bastard Sons Phish Pig Destroyer pillows, the Pink Cream 69 Pink Floyd Pixies Placebo Plastic Tree Playmates, the Poison Polaris Police, the Polyphonic Spree, the POLYSICS Porcupine Tree Portishead Power Station, the Powerman 5000 Praying Mantis Predators, the Pretty Boy Floyd Pretty Maids Pride & Glory Primal Scream Primus Prince Privates, the Probot Prodigy, the Prong Protest the Hero Public Enemy PUFFY Pulp pupa Qemists, the Queen Queens of the Stone Age Queensryche Quiet Riot Quireboys, the R.E.M. Raconteurs, the Radiohead RADWIMPS Rage against the Machine Rainbow Rammstein Ramones RAMRIDER Rancid Rapture, the RAREDRUG Rasmus, the Ratt Raven RCサクセション Red Dragon Cartel Red Hot Chili Peppers Red Warriors Reef Refused Rex Brown RHYMESTER Richie Kotzen Richie Sambora Ride Riot Riot V RIP SLYME Rise of the Northstar Rival Sons RIZE Rob Zombie Robert Plant Rock City Angels ROCK IN JAPAN FESTIVAL ROCKBOTTOM Rocket from the Crypt Rolling Stones ROMANS RON RON CLOU Ronnie Wood Rooster ROOSTERS, THE ROSSO ROVO Roxy Music RSO Run D.M.C. Rush Russian Circles Sabaton Sacred Reich Sads Saint Vitus Salems Lott Sam Smith Samantha's Favourite Sammy Hagar Santana Saosin Saxon SBK Scorpions Scott Weiland Scour Screaming Soul Hill Sean Lennon Sebastian Bach Secret Machines SEKAI NO OWARI Selfish Cunt Senses Fail Septic Tank Sepultura Serj Tankian Sevendust SEX MACHINEGUNS Sex Pistols Shadow King Shadows Fall Shinedown Shinning Shobaleader One Sick of it all Sigh Sigue Sigue Sputnik Silver Ginger 5 Silvertide Simple Minds Simply Red SION Sixx:A.M. SKE48 SKETCH SHOW Skid Row Skillet Skin Skindred Skunk Anansie Slash Slash's Snakepit Slaughter Slayer Sleep sleepyhead Slipknot Sloan Slowdive Smashing Pumpkins Smiths, the smorgas SNAKE HIP SHAKES Sneeze Snow Patrol SOFT BALLET Soilwork Sons of Apollo Sons of Texas sora tob sakana Soul Asylum Soul Flower Union Soulfly Soulwax Soundgarden South Spaghetti Vabune! Sparta Sparta Locals Spiritual Beggars Spiritualized Spoon Squarepusher SR-71 STALIN, THE Starcrawler Static-X Steel Panther Steelheart Stephen Pearcy Steriogram Steve Perry Steve Stevens Steve Vai Steve Winwood Steven Tyler Stevie Salas Stills, the Sting Stone Roses, the Stone Sour Stone Temple Pilots Stooges, the Strokes, the Struts, the Stryper Strypes, the STU48 Styx Suede Suicidal Tendencies Sum 41 SUMMER SONIC SUPER BUTTER DOG Super Furry Animals Super$hit 666 Superchunk SUPERSNAZZ Survive Sweet & Lynch Syrup16g System of a Down t.A.T.u. Taking Back Sunday Tank task have fun Team Sleep Tears for Fears Teenage Fanclub Television Terence Trent D'Arby Terrorizer Terrorvision Tesla Tesseract Testament THEE MICHELLE GUN ELEPHANT Them Crooked Vultures Therapy? Thin Lizzy Thirteen Senses Thirty Seconds to Mars Thunder Thunderpussy Thy Art is Murder Tin Machine Tinted Windows TMG TNT Toad the Wet Sprocket Todos Tus Muertos Tokyo Dragons Tokyo Motor Fist TOKYO ZAWINUL BACH Tom Misch Tommy Lee Tony MacAlpine Tool Tortoise Toto Towers of London Traening Train Travis TREEBERRYS TRICERATOPS Trivium Trixter Twenty One Pilots Twisted Sister Two (2wo) Two Door Cinema Club Two Lone Swordsmen Tygers of Pan Tang U.D.O. U2 UA UFO Ultraphonix Underworld Unearth United Unkle Vader Vain Van Halen Veil of Maya Velvet Revolver Venom Verve, the Vibrators, the Vince Neil Vinnie Vincent Invasion Vixen Voivod w-inds. W.A.S.P. WANIMA Warrant Warrior Soul Weezer Wham! Wheatus While She Sleeps White Lion White Stripes, the Whitesnake Who, the Wildhearts, the Willard, the Winger Wings Witch Within Temptation Wombats, the Wrench W(ダブルユー) X JAPAN Yellow Magic Orchestra YELLOW MONKEY, THE Yes Yngwei Malmsteen YO-KING Yo-Yo's, the Zakk Wylde Zeppet Store ZIGGY ZYX ZZ Top ℃-ute 「100番勝負」 「10年前」 「1年のまとめ」 「20年前」 「AIN'T IT FUN」 「CCCD」 「DJ / イベント出演」 「R.I.P.」 「アンケート」 「ゾ」 「ネットラジオ」 「フェス」 「仕事紹介」 「再結成」 「分析ネタ」 「平成の30枚」 「私的ベスト10」 「記事一覧」 「音楽配信」 あぁ! おとぎ話 くるり けやき坂46 すかんち どうぶつビスケッツ×PPP ぼくのりりっくのぼうよみ ももいろクローバーZ ゆず ゆらゆら帝国 アイドルネッサンス アンジュルム インビシブルマンズデスベッド ウルフルズ エイプリルズ エレファントカシマシ カントリー娘。 カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。) カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。) カーネーション キュウソネコカミ キリンジ ギターウルフ クラムボン クリープハイプ クレイジーケンバンド グループ魂 ゲスの極み乙女。 コンタクト サザンオールスターズ サンボマスター サ上と中江 ザ・クロマニヨンズ スカート スガ シカオ スチャダラパー ストレイテナー スネオヘアー スピッツ スーパーカー ソニン タンポポ チャットモンチー トリプルファイヤー ドレスコーズ ナンバーガール ニューロティカ ハナレグミ ハロー!プロジェクト ピーズ, The フィッシュマンズ フジファブリック フラワーカンパニーズ プッチモニ マキシマム ザ ホルモン ミドリ ミニモニ。 ムーンライダーズ メロン記念日 モーニング娘。 モーニング娘。おとめ組 モーニング娘。さくら組 ユニコーン レミオロメン ロッカーズ ロマンポルシェ。 三浦大知 中島美嘉 中村一義 中村佳穂 中澤裕子 乃木坂46 佐野元春 八代亜紀 凛として時雨 加藤いづみ 勝手にしやがれ 原田知世 吉井和哉 堂島孝平 大槻ケンヂ 大江慎也 太陽とシスコムーン(T&Cボンバー) 奥田民生 宇多田ヒカル 安倍なつみ 小沢健二 小泉今日子 尾崎豊 岡村靖幸 岡村靖幸と石野卓球 左とん平 市井紗耶香 布袋寅泰 平井堅 後浦なつみ 後藤真希 忌野清志郎 怒髪天 惑星 折坂悠太 押尾コータロー 推定少女 新垣結衣 日暮愛葉 星井七瀬 星屑スキャット 星野みちる 星野源 曽我部恵一 月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 有村竜太郎 朝霧 Jam 木村カエラ 東京スカパラダイスオーケストラ 松浦亜弥 柴田淳 桑田佳祐 森重樹一 椎名林檎 椿屋四重奏 欅坂46 氣志團 氷室京介 永井ルイ 浅井健一 浜崎あゆみ 浜田麻里 渋さ知らズ 片平里菜 玉置成実 田中フミヤ 真心ブラザーズ 矢口真里 石川梨華 砂原良徳 私立恵比寿中学 米津玄師 絢香 羅針盤 美勇伝 菊地成孔 藤本美貴 道重さゆみ 遠藤ミチロウ 銀杏BOYZ 陰陽座 電気グルーヴ 頭脳警察 飯田圭織 1975, the 2 Many DJ's 22-20s 3 Colours Red 44MAGNUM 54-71 9mm Parabellum Bullet

2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カテゴリー

無料ブログはココログ