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1999年5月11日 (火)

DEF LEPPARD『PYROMANIA』(1983)

このサイト始まって以来初の旧譜じゃないかな? とにかく、ここで最初に過去の名盤を取り上げるなら、自分にとって大切なアルバムにしようと思っていたのは確か。が、まさかこの傑作を取り上げようとは、正直夢にも思わなかった(笑)。

何故これを取り上げたのか? 勿論、好きだから。そして、6月2日にいよいよDEF LEPPARD 3年振りのアルバム『EUPHORIA』が発売されるから。何でもこの新作は『PYROMANIA』、『HYSTERIA』に続く3部作(あれ、『ADRENALIZE』『SLANG』の存在は!?)の完結編となるそうで、内容的にも前作『SLANG』のような実験作ではなく、比較的『HYSTERIA』に近い作風になるらしいです。これはこれで嬉しいこと。先日、TVにてジョー・エリオット(Vo)の最新インタビューを観ましたが、そこでも「今、こういうメロディアスな曲が求められている」って言ってたし。もっと早く気づけってぇの(笑)。3年前にこれをやってほしかったわ……って、まだ新作からの楽曲は1曲たりとも聴いてはいないのだけどね(苦笑)。

さて、DEF LEPPARDです。ここにいらっしゃる方々の中でこのバンドを聴いてるって方、いないだろうなぁ……。それを承知で、無理やり書き通すわけですが。

彼等のイメージって、皆さんからするとどういったものなのでしょうか? ただのハードロックバンド? ハードロックにもなりきれないポップバンド? 考えたこともない? まぁ人それぞれでしょうね。

何故このアルバムが僕にとってとても大切な1枚なのか。このアルバムがリリースされたのが1983年。当時はまだ小6だったのですが、本格的に洋楽に目覚め、ラジオで聴いて気に入り、小遣いで買ったシングル盤がDEF LEPPARDの「Photograph」という曲だったのです。当時、確かビルボードのシングルチャート12位くらまで上がったと記憶しています。それをラジオ日本の「全米トップ40」で聴いて気に入り、そして当然のようにアルバムも欲しくなるわけです。何故ならその後、この「Photograph」が収録されたアルバム『PYROMANIA』は多くのヒットシングルを生み出したからです。「Rock Of Ages」や「Foolin'」などなど……結局シングルよりもアルバムを買ったほうが早かったかも(笑)。

アルバムを手にしたのは、それからもっと後の中学入学後。レンタルレコード店の存在を知り、貸出中で何度か店に足を運び、確か4、5回目でようやく借りられたのです。すでにアルバムからは「Rock Rock (Till You Drop)」や「Too Late For Love」もイギリスでシングルカットされており、アルバム10曲中シングル曲が5曲。半分は知ってる曲というだけで、昔はとても嬉しかった記憶があります。今なら知らない曲が多いほうが、初めて接するアルバムは興味がそそられるのですが洋楽を聴き始めの頃ってそういう傾向、なかったですか?

いざアルバムを聴くと、実は結構ハードなバンドなんだということに初めて気づくわけです。それは「Comin' Under Fire」や「Die Hard The Hunter」、「Billy's Got A Gun」といった楽曲がまず耳に残ったから。そして、最初こそ「Photograph」などのシングル曲が好きだったのだけど、アルバムを何度も聴くうちに先に挙げたヘヴィ系の曲をより好きになっていった。もっとも、今聴くとどの曲もメロディがしっかりしていて、かなりポップだけどね。

上京した1990年、すでにアナログLPを所持していたにも関わらず、結局CDでも買い揃えてしまったこの『PYROMANIA』。以来、何度聴いたことか……恐らく僕の音楽人生の中でも5本の指に入るだけの回数を聴いていると思います。ほとんどの曲をそらで歌えるしね。当時も話題になっていたと思うのですが、このコーラスの重ね方がQUEEN以来の衝撃でしたよね? まぁコーラスという点では、次の『HYSTERIA』のほうがさらにすごいことやってるのですが(何せコーラスに100チャンネル以上を使った曲もあるとか)。

ライブはこの頃、まだ観れていません。最初に彼等を観たのは1993年の現メンバーでの初来日(アルバム『ADRENALIZE』での来日)でした。東京公演は結局全部行ったんじゃなかったかな? 何故なら……1991年1月8日にこのバンドのギタリスト、スティーヴ・クラークが亡くなったから。1988年の来日時、確か中間テストか何かが重なって断念したんだよね。本当に後悔したもん、「やっぱり無理してでも行っておけばよかった」って。

おっと、今回は湿っぽい話をするつもりはないです。メロディアスなロックが好きな方で、ハードロックとかそういうことにこだわらず何でも楽しめるよって方に、是非このアルバムを聴いてもらいたいのです。

だってこのアルバム、ある意味旬なので。THE OFFSPRINGの「Pretty Fly」のイントロに何やら英語じゃない言語でカウントをとってる男性の声がありますよね? あれってこのDEF LEPPARDの、このアルバムに収録されてる「Rock Of Ages」のイントロ部分をそのまま使用してるんですよ。きっとTHE OFFSPRINGのメンバーも子供の頃、この曲に夢中だったんだろうね。そういう意味でも、多くの若い音楽ファンに聴いてもらいたい1枚です。

しかし……こんな文でいいのかな?(笑) 伝わるかしら。まぁ、たまにはこういうのもいいかな?



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