カテゴリー「2000年の作品」の72件の記事

2019年5月14日 (火)

ENUFF Z'NUFF『10』(2000)

ENUFF Z'NUFFが2000年10月にリリースした通算9作目のスタジオアルバム(日本では同年3月に先行リリース)。9作目なのに『10』というタイトル? と当時は疑問に思ったものですが、これは1998年のライブアルバム『LIVE』を加えた「通算10作目のアルバム」という意味なんだとか。紛らわしいですね。

この頃の彼らは海外ではインディーズ、日本ではメジャー(ポニーキャニオン)という非常に不安定な状況下でしたが、こうやって安定した良作を日本でしっかり流通させてくれる、しかも海外よりも半年以上も前にリリースしてくれるという恵まれた現状を喜ばしく思ったものです。

が、そういった活動状況が災いしてか、本作は日本でリリースされたバージョンと、半年後に海外でリリースされたバージョンとで収録内容および曲順が一部異なりました(もっと言えばジャケットもね)。SpotifyやApple Musicで聴けるストリーミングバージョンは今でこそ日本バージョンに準じた内容なので、ここでは初出の日本バージョンで話を進めます。

前作『PARAPHERNALIA』(1999年)までの数年は過去に制作した音源をパッケージしてお茶を濁していた感が強かった彼らですが、その『PARAPHERNALIA』で本格的に息を吹き返し、続く今作『10』では当時の彼らが目指した「普遍的なロック/パワーポップ」スタイルがひとつの到達点にまで達したように思います。

デビュー当時のようなフラッシーなギタープレイや重厚なハードロックサウンドを完全に排除して、地味ながらも普遍的な楽曲作りに専念した結果が本作なのかなと。それに、『PARAPHERNALIA』までは確実に存在したハードロック的要素が本作では可能な限り払拭されている。スタイル的にはダークな『TWEAKED』(1995年)とアコースティックベースの『SEVEN』(1997年)をよりスケールアップさせたような印象を受けますが、今作でのソングライターとしての手応えは、間違いなくバンドの(というよりもフロントマンであるドニー・ヴィの)その後の方向性を決定づけたと言っても過言ではない気がします。

若干ダークながらもヘヴィすぎない「Wake Up」から「The Beast」への流れ、そこから一気に弾ける「There Goes My Heart」という構成も素晴らしいですし、何よりも「There Goes My Heart」という名曲が含まれているというだけで本作に対する評価は大きく変わる気がします。

さらに「All Right」や「Holiday」といった良メロナンバーも含まれていますし、「Bang On」みたいなアップテンポのロックンロールやサイケデリック調の「Fly Away」、本作でもっともハードロック色が強い「No Place To Go」(USバージョンの『PARAPHERNALIA』にオリジナルバージョン収録。今作のバージョンではチップ・ズナフが歌唱)があったりと、アルバムとしてもバラエティ豊か。「ENUFF Z'NUFFってどんなバンド?」と質問されたら、まずこれを聴かせておけ!と言いたくなるくらい、“らしさ”がたっぷり詰まった1枚です。

 


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2019年4月 8日 (月)

PEARL JAM『BINAURAL』(2000)

2000年5月発売の、PEARL JAM通算6作目のスタジオアルバム。前作『YIELD』(1998年)同様に全米2位まで上昇するものの、セールスは前作の半分となる50万枚程度止まり。シングルカットされた「Nothing As It Seems」が全米49位のヒットを記録しています。

前作で改めて“PEARL JAMであること”を引き受け、過去のスタイルも今やりたいことも絶妙なバランスで織り込むことに成功した彼らですが、その後ジャンク・アイアンズ(Dr)が健康上の理由で脱退。サポートで参加していたマット・キャメロン(当時、元SOUNDGARDEN)がそのまま正式メンバーとしてバンドに加わり、本作からレコーディングに参加することになります。

本作ではそれまでタッグを組んできたブレンダン・オブライエンから、新たにチャド・ブレイクを共同プロデューサーに起用。ブレンダンもミキシングのみ参加し、最強の布陣で制作に臨むことになりました。

実際、オープニング「Breakerfall」からヒットシングル「Nothing As It Seems」、穏やかな「Thin Air」までの6曲流れは最強の一言で、ぶっちゃけ1stアルバム『TEN』(1991年)以降ではもっともスムーズで気持ち良い構成なんじゃないかと思います。要するに、我々がイメージする“PEARL JAMらしさ”が現代的にアップデートされつつも納得できる形で体現できている、と。デビュー10周年を目前に、バンドはまだまだ成長を続けている、だけど一周回ろうとしている。そんな現実が見事に表現された流れだと思いのです。

もちろんそれ以降の流れも文句なしで、大陸的なノリを持つ「Insignificance」やどこか新しさを感じさせるモダンな「Of The Girl」、ドラムのフレーズが気持ち良い「Grievance」、なんとなくアンビエントっぽさも伝わる「Sleight Of Hand」、最後の最後に奇妙なシークレットトラック(これ、アルバムタイトルにちなんだバイノーラルサウンドが表現されているってことなんでしょうか。実際バイノーラル収録されたのは「Of The Gril」「Rival」「Sleight Of Hand」「Soon Forget」の4曲)を含む「Parting Ways」など個性的で“らしい”楽曲が満載。『YIELD』を気に入ったリスナーなら、間違いなく楽しめる1枚かと思います。

ただ、前半の完璧な流れ、楽曲の完成度の高さと比べると、後半は若干ムラがあるのは否めません。捨て曲とまでは言わないまでも、インパクトは弱いかな?と感じる楽曲もいくつかあり、そういう意味ではアルバム全体としての完成度は『YIELD』から少しだけ劣る。だからなのか、当時そんなに聴き込んだ記憶が薄いんですよね。今聴いても悪くないんだけど、だからといって傑作かと問われると正直微妙と答えてしまう。そんなどっちつかずの作品じゃないでしょうか。

迷いとまでは言わないけど、新たなドラマーを迎えデビュー10周年を目前に再び過渡期に突入した……前作でも覚悟からさらなる一歩を踏み出すための準備期間、のような1枚なのかもしれません。

 


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2019年2月22日 (金)

LIMP BIZKIT『CHOCOLATE STARFISH AND THE HOT DOG FLAVORED WATER』(2000)

2000年10月にリリースされた、LIMP BIZKITの3rdアルバム。前作『SIGNIFICANT OTHER』(1999年)から1年4ヶ月という短いスパンで発表されていますが、実はその間には映画『ミッション:インポッシブル2』のサウンドトラック(2000年5月発売)にテーマソング「Take A Look Around」も提供しており(本作にも収録)、初の全米No.1を獲得した前作の勢いをよい形で引き継ぐことに成功。前作から引き続き全米1位を記録し、売り上げも700万枚近いセールスに達しています。

プロデューサーは前作から引き続きテリー・デイト(DEFTONESPANTERASOUNDGARDENなど)が担当。基本路線は大ヒット作となった『SIGNIFICANT OTHER』の延長線上にあると言えるでしょう。事実、1作目『THREE DOLLAR BILL, Y'ALL$』(1997年)にあった狂気性は完全に払拭され、代わりにバカバカしいまでの陽気さと、それと対比するような陰の要素(過去作にもあったサイケデリックさ含む)が絶妙なラバンスでミックスされた、無敵感の強い1枚に仕上げられています。

そう、本当に無敵といいますか、怖いものナシな姿勢がアルバムを通していろんなところに表出しているんですよね(お下品なアルバムタイトル含め。笑)。それは前作の焼き直しと揶揄されそうなスタイルもそうなんですか、歌われている歌詞もまた然りでして。いろんなものを敵に回しても不思議じゃないくらいの強気さがにじみ出ており、その自信が聴き手にもダイレクトに伝わった結果、ここまで爆発的なヒットを記録できたのではないか……改めてそう思います。

まあ焼き直しは言葉半分にしろ、収録されている楽曲群のカッコ良さはハンパないです。ヒップホップをベースにしたラウドロックは今や腐るほどありますが、『ミッション:インポッシブル』のメインテーマを引用した「Take A Look Around」にしろ、シングルカットされた「My Generation」「Rollin' (Air Raid Vehicle)」にしろ強い即効性がありますし、リリースから20年近く経った今聴いても素直にカッコいいと思える。これこそがオリジネーターの強みなのかなと(まあ、彼ら自身もRAGE AGAINST THE MACHINEKORN以降のバンドではあるのですが)。

と同時に、「My Way」や「The One」「It'll Be OK」「Boiler」のようにヘヴィながらも影があって、じっくり聴かせる曲もしっかり含まれている。「Hold On」なんてALICE IN CHAINSの影響下にあるサイケバラードですからね。そこにXZIBITらをフィーチャーした「Getcha Groove On」みたいな完全なるヒップホップチューンも含まれるんだから、そりゃあ飽きがこないわけですわ。改めて、これがバカ売れしたことに納得です。

残念ながら、LIMP BIZKITの全盛期を本作を最後となり、ウェス・ボーランド(G)の脱退などもあってしばらく低迷期に突入します。その後もメンバーの出入りが続くのですが、現在は黄金期の布陣で活動しているので、そろそろ『GOLD COBRA』(2011年)以来となるオリジナルアルバムにも期待したいところです。



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2018年12月30日 (日)

HALFORD『RESURRECTION』(2000)

ロブ・ハルフォード(当時ex. JUDAS PRIEST)を中心とした5人組バンドHALFORDが2000年8月に発表したデビューアルバム。当時のメンバーはロブ(Vo)のほか、マイク・クラシアク(G)、パトリック・ラックマン(G/のちのシンガーとしてDAMAGEPLANに加入)、レイ・リーンドウ(B/2WOにも参加)、ボビー・ジャーゾンベク(Dr/RIOT)。アルバムのプロデュースは、のちにギタリストとしてバンドにも加入するロイ・Z(ブルース・ディッキンソンHELLOWEEN、JUDAS PRIESTなど)が手がけています。

プリースト脱退後、正統派ヘヴィメタルから当時流行していたグルーヴメタルへと転身し、FIGHTとして再デビューしたロブ。アルバムを2枚制作するものの、バンドは自然消滅してしまい、さらに時流に乗ってインダストリアルメタル/デジロック路線を取り入れた2WOを結成します。ですが、これらの活動はロブに“メタルゴッド”の面影を重ねる多くのリスナーから反感を買い、どれも短命に終わります。

そうした迷走を経て、ロブは再び伝統的なヘヴィメタルの世界へと舞い戻ります。それもこれも、ロイ・Zのおかげなんじゃないか……そんな気がしてなりません。

このアルバムで展開されているのは、プリーストが当時のモダンメタルへと接近した『PAINKILLER』(1990年)を軸にした作風。そこに、80年代のプリーストのフレイバーや、FIGHT以降のヘヴィロックスタイルを適度なバランスで織り交ぜることで、“しっかり2000年の音として成立する、モダンだけど正統派なヘヴィメタルアルバム”を完成させることに成功しました。

オープニングを飾る「Resurrection」は完全に『PAINKILLER』の流れを汲むものですし、続く「Made In Hell」は80年代のプリースト的ヘヴィメタル。「Locked And Loaded」は90年代での経験が見事に生かされているし、大作「Silent Scream」も『PAINKILLER』的スタイルに80年代プリーストの王道さと90年代以降のアレンジを取り込むことでよりドラマチックな楽曲へと昇華されている。かと思えば、盟友ブルース・ディッキンソンとのデュエットナンバー「The One You Love To Hate」なんて豪華な1曲もあるんだから、メタルファン生唾モノの楽曲が満載なわけですよ。

もちろん後半も捨て曲なし。「Cyber World」や「Slow Down」「Temptation」で緩急をつけつつ、ダークな「Drive」やメロディアスな疾走メタル「Savior」で締めくくる。『PAINKILLER』はもちろん、FIGHTの『WAR OF WORDS』(1993年)を素直に楽しめる方ならスッと入っていける1枚ではないでしょうか。もちろん、それ以外のメタルリスナーにもぜひ触れてほしい内容だと思っています。



▼HALFORD『RESURRECTION』
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2018年12月28日 (金)

MOTÖRHEAD『WE ARE MOTÖRHEAD』(2000)

2000年5月(日本は同年6月)にリリースされた、MOTÖRHEAD通算15枚目のスタジオアルバム。レミー(Vo, B)、フィル・キャンベル(G)、ミッキー・ディー(Dr)のトリオ編成になってからは3枚目のアルバムとなります。

ツインギター編成かつミッキー・ディー加入後のアルバム『BASTARDS』(1993年)でスラッシーなスピードメタル的要素を強めつつも、バンド本来が持つロックンロールバンドとしてのカラーをさらに強化させていったMOTÖRHEADですが、そのスタンスはギターが1人減ろうが変わることなく、むしろこのアルバムあたりでメタリックなファストチューン、アップテンポのロックンロール、ミドルテンポのロックンロール/ヘヴィチューン、バラード調のスローナンバーをうまく使い分けながらアルバムを構築させる術を熟知し始めたんじゃないか、そんな気がします。

オープニングを飾るのは、メタリックなスピードナンバー「See Me Burning」。『BASTARDS』以降の流れを汲む、アルバムの幕開けにふさわしい1曲です。そこからモダンヘヴィネスの色合いが若干感じられるミドルヘヴィ「Slow Dance」へと続き、彼ららしいアップテンポのロックンロール「Stay Out Of Jail」と序盤から良い流れを作ります。

が、4曲目にして早くも本作における最大の問題作が登場。それがSEX PISTOLSの名曲「God Save The Queen」のカバーです。結成タイミングを考えればほぼ同期と言えるピストルズをMOTÖRHEADがカバーするというのお面白い話ですし、それを企画盤に提供するのではなく、自身のオリジナルアルバムに収録し、しかもリードトラックとしてMVまで制作したのですから。当時はとにかく驚いたものです(この曲はのちに、企画カバーアルバム『UNDER COVER』にも収録)。しかも、カバー自体がど直球な仕上がりなので、より複雑な気持ちになったんだよねえ……。

そんな驚きがありながらも、以降は“らしい”楽曲が続いていきます。再びアップテンポのロックンロール「Out Of Lunch」で息を吹き返したかと思うと、ミッキー・ディーのツーバスがドコドコ唸りを上げるヘヴィ&ファストナンバー「Wake The Dead」、ブルージーなスローナンバー「One More Fucking Time」、重量級の暴走トラックみたいな疾走チューン「Stagefright / Crash & Burn」、メタリックなカラーが強い「(Wearing Your) Heart On Your Sleeve」と緩急を付け、ラストにアルバムタイトルトラックにしてバンドのテーマソングにふさわしい「We Are Motörhead」で幕を下ろします。

とにかく、MOTÖRHEADのパブリックイメージそのままの1枚ではあるんだけど、90年代以降に得た武器をしっかり活かしながら過去をアップデートさせている様はさすがだと思います。どのアルバムもお気に入りですが、なぜかこれは個人的に思い入れがある1枚。40分に満たない長さも丁度いいですしね。



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2018年10月23日 (火)

U2『ALL THAT YOU CAN'T LEAVE BIHIND』(2000)

2000年10月にリリースされた、U2通算10作目のスタジオアルバム。これまで3枚で一区切りの3部作を3セットリリースしてきたU2ですが、2000年代に突入したこともあり、本作ここから再び新たなステージに突入したことを高らかに宣言するような力強いロックアルバムに仕上げられています。ランキング的にはイギリスで1位、アメリカでは5作連続で獲得した1位を逃す結果となりましたが(最高3位)、売り上げ的には400万枚以上と過去2作(1993年の『ZOOROPA』、1997年の『POP』)を大きく上回っています。また、「Beautiful Day」(全英1位、全米21位)、「Stuck in a Moment You Can't Get Out Of」(全英2位、全米52位)、「Elevation」(全英3位)、「Walk On」(全英5位)とイギリスでヒットシングルが多数生まれたのも本作の特徴です。

リードシングルとなった「Beautiful Day」を聴いて、きっと多くの(80年代のU2のみを愛好する)リスナーは「俺たち、私たちのU2が帰ってきた!」と喜んだのではないでしょうか。事実、このアルバムで展開されているのは90年代の彼らが試みたデジタル/エレクトロ路線とは一線を画する、大陸的なおおらかさを感じさせる“歌”が中心のロック/ポップソングなのですから。

「Stuck in a Moment You Can't Get Out Of」なんて名盤『THE JOSHUA TREE』(1987年)期を彷彿とさせるソウルフルなミディアムナンバーだし、「Elevation」はボノ(Vo)の<Hu〜>という節回しが往年のバンド像と重なるし……「そうそう、これこれ!」と膝を叩きたくなるよな楽曲がズラリと並びます。

けど、これって単なる原点回帰とか「90年代の失敗をなかったことに」した作品ではなく、しっかり“あの頃”もなかったことにせず通過した結果なんですよね。だって、絶対に『ACHTUNG BABY』(1991年)を通過していなければ生み出せていないような楽曲も多数含まれていますし(それはサウンド的にも、メロディ的にも)。「Elevation」はもちろん、「Kite」や「In A Little While」みたいな楽曲は確実に“『ACHTUNG BABY』以降”を強く感じさせますしね。

20年近くにわたる実験を経て、再びたどり着いた第二のデビューアルバム。もちろんそんな表現も可能でしょう。だとしたら、このデビューアルバムってとてつもなく強烈で豪華じゃないですか? 過去のいろんなエッセンスが凝縮されていて、ある種の集大成でもあるんだけど、と同時に新たな始まりを予感させるフレッシュさもある。20年選手ならではの落ち着き、安定感は至るところから感じられるけど、同じくらい新しいことが始まりそうなワクワク感も散りばめられている。これがあったから、続く『HOW TO DISMANTLE AN ATOMIC BOMB』(2004年)へと到達できたんだと考えると、非常に納得にいく1枚です。



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2018年9月25日 (火)

OASIS『STANDING ON THE SHOULDER OF GIANTS』(2000)

リアム・ギャラガーのソロ活動も、そしてノエル・ギャラガーのHIGH FLYING BIRDSも、おそらくこのアルバム以降の音楽性がベースになっているんじゃないか、と勝手に思っています。ということで、名盤中の名盤である初期2作を差し置いて、このアルバムをピックアップします。

2000年2月にリリースされた、OASIS通算4作目のオリジナルアルバム『STANDING ON THE SHOULDER OF GIANTS』。ボーンヘッド(G)もギグジー(B)も脱退し、残ったのはリアム(Vo)&ノエル(G, Vo)のギャラガー兄弟と、2枚目『(WHAT'S THE STORY) MORNING GLORY?』(1995年)から参加のアラン・ホワイト(Dr)のみ。この3人が中心となって(ノエルがベースを兼務)、新たなプロデューサーとしてマイク・スパイク・ステント(U2ビョークDEPECHE MODEマドンナなど)を迎えて制作された、従来のイメージを覆すような(それまでのファンからしたら)異色作。

前作『BE HERE NOW』(1997年)で顕著になり始めたサイケデリック感が急増。中期ビートルズ感をさらに強めることに成功しただけでなく、適度に打ち込みと同期させることで当時主流だったダンスミュージック側にも接近し、“遅れてきたマッドチェスター”感なんかもにじみ出しちゃったりして、「僕たち、思いっきり売れちゃったから好き放題しまーす」的な意思表示にも感じられる。そんなやりたい放題なアルバムが、この4作目なんじゃないかなと。

だって、5人だったバンドが3人になり、もはやギャラガー兄弟のイエスマンしか残っていない状況なんですから(まあそれ以前も似たようなもんでしたが)、前の3枚である意味一生分稼いだわけだし、ここからは趣味としてOASISを続けていけばいいや……と思ったかどうかは知りませんが、もし本当にそうだとしたら良くも悪くもプレッシャーを一切感じさせない内容に思えてきませんか?

オープニングのインスト曲「Fuckin' In The Bushes」から自信に満ち溢れており、続くシングル曲「Go Let It Out」「Who Feels Love?」での“らしさ”と“新しさ”の融合。前作でのドーピング感を引き継ぐハードロック「Put Yer Money Where Yer Mouth Is」「I Can See A Liar」、リアムが初めて書き下ろしたオリジナル曲「Little James」、6分超えのプログレッシヴな「Gas Panic!」や「Roll It Over」に、ノエル印の哀愁バラード「Where Did It All Go Wrong?」に新境地的アレンジの「Sunday Morning Call」と、聴けば真新しさだけでなく今までのOASISらしさもしっかり残されている。なんだ、ちゃんと気を遣ってるんじゃないの?と思ったり思わなかったり。

まあ、確かに初期2作と比べればパンチが弱いですし、尺の長い曲ばかりで濃厚な前作のあととなると薄味といった印象の本作ですが、それでも嫌いになれない。彼らのアルバムの中でも比較的上位に入るくらい好きな1枚です。

きっと、本作の印象が悪いのはこのアルバムでの来日時のリアムの行動(全然声が出てない→それによるライブ短縮、もしくは5曲で離脱→残りを全部ノエルが歌う)が記憶に強く残っているからかもしれませんね(詳しくは当時のライブレポート参照)。

あ、追記。アルバム完成後に元HEAVY STEREOのゲム・アーチャー(G)と、元RIDE&元HURRICANE #1のアンディ・ベル(B)が加入。このメンツでツアーを重ねることで、次作『HEATHEN CHEMISTRY』(2002年)で再びバンドらしさが復活することになります。



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2018年9月19日 (水)

SPIRITUAL BEGGARS『AD ASTRA』(2000)

2000年春にリリースされた、SPIRITUAL BEGGARSの4thアルバム。もともと、CARCASSを脱退したあとにマイケル・アモット(G/ARCH ENEMYBLACK EARTH)が最初に結成したのがこのバンド。当初はトリオ編成でしたが、現在はシングルギター&キーボード(OPETHのペル・ウィベルイ)を含む5人編成で活動を続けています(ARCH ENEMYのベーシスト、シャーリー・ダンジェロも参加)。

この『AD ASTRA』の頃はアモットやペルのほか、現在も在籍するオリジナルメンバーのラドウィッグ・ウィット(Dr)、そしてスパイス(Vo, B/2001年脱退)という4人編成でした。プロデュースは“北欧メタルにこの人あり”なフレドリック・ノルドストローム(ARCH ENEMY、IN FLAMES、HAMMERFALLなど)が担当。フレドリックは「Let The Magic Talk」でシンセサイザーも担当しています。また、「On Dark River」ではマイケル・アモットの実弟、クリストファー・アモットがスライドギターでゲスト参加。普段の彼とはまた異なるプレイがー楽しめます。

こういうサウンドはジャンル的にストーナーロックに括られるのでしょうか……それにしてはメタリックなので、普通にハードロック/ヘヴィメタルでいいような気がしますが。実際、アモットもストーナーロックやろうぜ!と思ってこのバンドを始めたわけではないでしょうし。

それに、ストーナーロックにしてはギター、弾き過ぎですしね。ギターソロの音数、本当に多いですし(笑)。

ストーナーロックというよりは、90年代以降の感覚で70年代の埃っぽいハードロックを表現してみたら、こうなりました……そのほうが近い気がします。当時のBLACK SABBATHDEEP PURPLEよりも“らしい”楽曲なんだけど、それを構築するサウンドや楽器のプレイは完全に現代的。その落差が面白いし、だからこそリリース当時も普通に楽しめたわけですよね。

アモットは自身のルーツをできる限りここで表現しようと、かなりそれっぽいフレージングを聴かせてくれるんだけど、ときどき素が出てしまう(=速弾きをかましてしまう)というお茶目な一面も見せています。まあ、だからこそモダンなんですけど。

あと、スパイクというボーカリストが歌うことで変にサバスっぽくもパープルっぽくもなっていないところも大きいのかな。だって、これをリー・ドリアンが歌ったらCATHEDRALになっちゃいそうだし(苦笑)。アクが強過ぎないというのも大事なんですね。

彼らの作品の中ではこれと、ひとつ前の『MANTRA III』(1998年)をよく聴きました。近作ももちろん聴いてはいますけど、お気に入りとなるとやっぱりこのへんになります。特に本作はひたすら爆音で楽しみたい、2000年代前半の名盤のひとつです。



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2018年8月 7日 (火)

DISTURBED『THE SICKNESS』(2000)

海外で2000年3月、日本では同年6月に発売されたDISTURBEDのデビューアルバム。同年10月にリリースされたLINKIN PARKのデビュー作『HYBRID THEORY』とともに、当時“ニューメタル”と呼ばれたシーンを飛躍させた立役者的作品で、全米29位まで上昇、現在までにアメリカだけで500万枚を超える売り上げに達しています。

プロデュースを手がけたのは、ENUFF Z' NUFFMACHINE HEAD、DROWNING POOLなどに携わってきてジョニー・K。今でこそヘヴィ系ではおなじみの名前ですが、意外にもこの手のバンドのプロデュースを担当したのは本作が初めてだったようです(それまではエンジニアとして関わるのみ)。本作が出世作となり、その後引き手数多な存在になったのでしょうね。

LINKIN PARKや、それ以前にヒットを飛ばしていたLIMP BIZKITのようにDJ(ターンテーブル)を含む編成ではない、正統的な4ピースバンドなのですが、それでも彼らが時代にフィットしたのはデヴィッド・ドレイマン(Vo)による“パーカッシヴな発声スタイル”と“しっかり歌えるフロントマン然とした佇まい”、そして旧来のHR/HMと90年代以降のグランジ、そしてヘヴィロックを通過した、個性的ながらも安定感の強い楽曲によるものが大きかったと思います。

直線的/タテ揺れの音楽性ではなく、あくまでヨコ揺れ。そこがアメリカ的だけど、オーソドックスなHR/HMとはどこか違う。だけど、聴けばそのヘヴィなサウンドはHR/HMと呼んでも問題ない。SYSTEM OF A DOWN、あるいはそれ以前のKORNにも通ずる個性的な歌唱スタイルは、そういったヨコ揺れな楽曲にとって良いアクセントとなる。そりゃあアメリカでウケるわけだ。しかも、ライブを観ればスタジアム映えするし。2002年だったか、彼らがサマソニで来日した際、そのパフォーマンスに圧倒された記憶が今でも鮮明に残っています(観客のウケは正直そこまで大きなものではなかったけど)。

とにかく冒頭4曲の流れが完璧。これだけでも聴いてもらいたいし、80年代のMTV世代にはTEARS FOR FEARSの名曲カバー「Shout」にもぜひ触れてほしい。彼らはその後も往年のヒットソングをカバーしているけど、その原点がこれなんですよね。

ニューメタルという単語に嫌悪感を示すHR/HMファンがいまだに残っているのかわかりませんが、あれから20年近く経った今だからこそ改めて触れてみてもいいんじゃないでしょうか。問答無用でカッコいいので、ぜひ大音量で、体を揺すりながら聴いてもらいたいです。



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2018年6月23日 (土)

PANTERA『REINVENTING THE STEEL』(2000)

海外で2000年3月、日本では同年4月にリリースされたPANTERA通算9作目(メジャー5作目)のスタジオアルバムにして、結果的にはバンドのラスト作となった1枚。前作『THE GREAT SOUTHERN TRENDKILL』(1996年)発表後、ツアーは行うもすったもんだあって(フィル・アンセルモがヘロインの過剰摂取で心停止に陥る、などなど)フィルとほかのメンバーとの間に大きな隔たりが生まれ、結果として過去最長の4年というリリース間隔が空いてしまうわけです(その合間にライブアルバム『OFFICIAL LIVE: 101 PROOF』の発売はありましたが)。

今作ではメジャーデビュー以降ずっとPANTERAサウンドを手がけてきたテリー・デイトの手を離れ、ダイムバッグ・ダレル(G)とヴィニー・ポール(Dr)のアボット兄弟のほか、スターリング・ウィンフィールドというエンジニアの3人体制でレコーディング。サウンド的にはドラムの芯がかなり太くなった印象があり、ギターサウンドも以前よりふくよかさが増したイメージ。それによって、全体的にヘヴィさがより明確になり、フィルのボーカルとのバランスも抜群で、個人的にも全作品中でもっとも好きなサウンドメイキングかもしれません。

楽曲に関しては、前作『THE GREAT SOUTHERN TRENDKILL』でのハードコアな路線をより進化させたようなスタイルで、正直リリース当時に聴いたときは「ヘヴィでカッコいいけど、ちょっと聴き手を選ぶ内容かなぁ」と以前ほどリピートしなかった記憶があります

が、あれから18年経った今聴いてみると、意外とキャッチーな1枚であることに気づかされます。フィルのボーカルも、正直ここまでキャッチーだったっけ?と驚いたくらい、スッと入ってくるし(まあ、その後の彼のプロジェクトの数々を通過した今となっては、かなりキャッチーですよね。笑)。

PANTERAらしいグルーヴ感の強いミドルヘヴィチューンや、BLACK SABBATHからの影響が強いプログレッシヴなメタルナンバーなど、とにかく聴きごたえ抜群。2000年といえば、すでにKORNLIMP BIZKITといった新興勢力がシーンに台頭し、さらにはSLIPKNOTのような次世代バンドも登場するタイミング。90年代前半に「メタルシーンの未来」なんて言われたPANTERAも、もはやオールドスクールの仲間入りか……なんて危惧されていたところに、この“PANTERAスタイルの完成型”をこのタイミングに提示したことは、今思えばものすごく大きな意味のあることだったんだなと気づかされます。

結果的に、このアルバムを携えたツアー終了後にバンドは再び決裂。2003年に正式に解散を発表することになります。その後の活動や歴史については、今さら触れるまでもないでしょう……いや、触れたくもないというか。

今日はこれから、このアルバムを爆音で楽しみながら過ごしたいと思います。PANTERAという最強のバンドにリアルタイムで出会えたことを、誇りに感じながら。



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