ロマンポルシェ。『暴力大将』(2000)
はい、マジです。新年、そして新世紀一発目のオススメ盤は、2000年2月20日(長島茂雄とアントニオ猪木の誕生日)にリリースされた、ロマンポルシェ。(当時は「。」はなし/笑)のセカンド(ミニ)アルバム。全7曲、30分にも満たない作品だけど、内容の濃さだけで言ったら、レイジのアルバムやビートルズのホワイトアルバム位の濃さを持ってるという‥‥だってさ、全体の比率でいったら、説教:7、楽曲:3だぜ?(爆)こんな音楽、他にどこにある!?(「これを音楽と呼ぶのか?」「こんなの、音楽といえるか!」という物言いは却下)
実はこのアルバム、早くも9月には別の会社からファーストと一緒に再発されたらしく、俺が持ってるのは初版のもの。だって買ったの、去年の初夏だったから。で、10月には3インチCD2枚組で、それぞれに説教サイド、歌サイドと分かれた「男峠」という、メジャー流通のアルバムをリリースしている。そっちも凄い事になってるんだけど、今回はこのセカンドを新世紀一発目にススメてみたいと思う。何故セカンドから?って、そりゃ最初に買ったから/聴いたからに決まってるでしょ。ファースト・インパクトの大きかったことといったら‥‥それこそ、初めてスレイヤーを聴いた時、初めてナパーム・デスを聴いた時、初めてスネークマンショーを聴いた時以上の衝撃を受けた。いきなり車の中で聴いたというのがまずかった。爆笑の渦で、そのまま海に突っ込むとこだったよ。(爆)
ニューウェーブ歌謡とか言われてるらしいけど、音楽的には‥‥テクノポップ?ピコピコした‥‥最近でいえばポリシックス?古くはディーヴォか。う~ん、ボキャブラリーなさすぎ。(爆)つうかさ、今回は解説らしい解説にならないと思うので、期待しないでくれ!(苦笑)
収録された歌もの3曲はどれも素晴らしい(但し俺的に)。懐かしのジグ・ジグ・スパトニック並の胡散臭さを醸し出す"暴力大将"は、知らないうちに口ずさんでしまう程、俺的にはポップ。"MTR baby"は先に名を挙げたポリシックス辺りを彷彿とさせるテクノポップ。聴いてるうちにトランスしそうな"新宿スキャット・ふたたび"。たった3曲という事で、また説教も数回も聞けば耳に馴染んでしまうので、すぐに飽きてしまう可能性もあるが‥‥久し振りに聴くと、やっぱ笑えるんだわ‥‥いや、マジで考えさせられるんだわ。(笑)
ロマンポルシェ。は自らの事を「男道コーチ屋家業」と言い表してるように、説教の中では「本当の男とは?」と説いている。それが例え犯罪スレスレだろうが(いや、実際には犯罪だが/爆)、聞いてて妙に納得してしまうんだな、俺。説得力? いや、違う。何かあながち間違ってないように思えるんだわ。
あと、歌もの聴いてて引っかかるのは、やっぱり「言葉の響き」を非常に大切にしているという点。もっとも、その内容には意味らしい意味はないのだけど。だからこそ、韻とか響きを重視した作詞(といっていいのか?)が可能なんだな、と。ネタバレしそうなんで歌詞の細かい内容とか説教の内容については明記しないけどね、あえて。
まぁね、真面目にレビューしても滑稽に見えるだろうから(笑)、この辺にしておく。とにかく聴いて欲しい。好き嫌いハッキリするだろうけど。生理的にダメってのが多そう。俺的には、これもロックなり。

▼ロマンポルシェ。『暴力大将』
(amazon:国内盤CD)
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