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2001/02/28

AEROSMITH『JADED EP』(2001)

前作『NINE LIVES』(1997)から丁度4年、映画「アルマゲドン」主題歌にして初の全米No.1シングルに輝いた「I Don't Want To Miss A Thing」から数えても3年振りとなるAEROSMITHの最新シングル。この4年の間には2枚組ライヴアルバムもリリースしたし、二度もドーム公演を行っている。「アルマゲドン」サントラに新曲を2曲提供し、昨年末にはこの3月に発表される新作『JUST PUSH PLAY』の予告編ともいえる楽曲「Angel's Eye」を映画「チャーリーズ・エンジェル」に提供し、常に話題を振りまいてきたので改めて4年振りとか言われて「えっ、そんなに経ったっけ?」とさえ思った。ここ数作のエアロは4年サイクルで新作を発表するペースにあるようだ(『PUMP』(89)~『GET A GRIP』(93)~『NINE LIVES』(97)~という具合に)。

さて‥‥エアロのシングルを買うのって、実は8年振りだったりする。そう、93年春の「Livin' On The Edge」以来なのだ。それ以後、何故か買わずに通ってきてしまった。このシングルの場合は、ラジオで聴いて一発でヤラれたから‥‥こんな曲、今までのエアロにあったかよ!?って位(当時は)衝撃的だったし、相当の名曲だと直感したから‥‥買ってしまったのね。その後、前作の先行シングル‥‥「Falling In Love (Is Hard On The Knees)」は確かに耳に馴染むいい曲だとは思ったものの、こういう曲なら今までもあったよね?って感じでそれ程惹かれなかった(ちゃんと聴くと細部にまで拘った凄い曲なんだけどね)。某映画サウンドトラックのNo.1ソングに関しては「あれはエアロの曲じゃなくて、セリーヌ・ディオンのカヴァー」だと勝手に思ってるので(笑)却下。勿論、悪い曲だとは言わないけどね。

それなのに、今回は買ってしまいました。しかも発売日に。それも5曲中バージョン違いを含めると3曲が同じ曲、1曲は1分ちょっとのインタールードみたいなもんだから実質2曲‥‥この2曲の為に1500円払ってしまった。アルバム来週リリースだからそれまで待てばいいものを‥‥(笑)

声を大にして言っちゃいます、「新曲"Jaded"は超名曲だよぉ!」と。最初ラジオで聴いた時は40秒に編集されたバージョンだった為、それ程ピンとこなかったんだけど、フルコーラスで聴いたら‥‥うわっ、俺の中で「Livin' On The Edge」と並ぶ衝撃! ビートルズの「Ticket To Ride」みたいなドラムフレーズ、日曜の日だまりの中って印象の耳に馴染むメロディ、そして暴れないジョー・ペリーのギター(!)、効果的に盛り上げるオーケストラ(しかもアレンジはベック父のデヴィッド・キャンベル氏)。ギターソロらしいソロがないんだよね、この曲。本当、歌のみでここまで盛り上げてるよ‥‥これが今年の3/26で50歳になるオヤジの歌かよ!? 恐れ入りましたとしか言いようがない。

しかもそれと対照的なのが、カップリング曲の「Angel's Eye」。残念ながらアルバムには入らないそうで、ボーナストラックにさえもならなかった(その代わりに「I Don't Want To Miss A Thing」入れられてもなぁ。まぁこの1曲の為にバカ売れするだろうけどね)。これ‥‥めっちゃスゲェかっこいいんだわ。イントロだけ聴くといかにも昨今のヘヴィロック的なリフでスタートするんだけど、サビ前あたりから「いかにもエアロ」的メロディで盛り上がってくという、隠れた名曲。最初この曲をラジオで聴いた時も「これが50前後のオヤジの仕事か!?」って思ったもんなぁ‥‥ハァ‥‥。

あのね、アルバムの曲ってまだこの「Jaded」しか聴いてないのにこうもはっきり断言しちゃうのも何だけど‥‥悪いけど今度の『JUST PUSH PLAY』、凄い名作かもよ?



▼AEROSMITH『JADED EP』
(amazon:国内盤CD

投稿: 2001 02 28 12:00 午前 [2001年の作品, Aerosmith] | 固定リンク