Cocko『Cocko』(1996)
'96年11月にタワーレコード内のbounceレーベルより「Cocko」名義でリリースされた、唯一のインディーズ盤シングル。収録曲は後にメジャーファーストアルバムにも収録される事になる"首。"、"眠れる森の王子様~春・夏・秋・冬~"、"SING A SONG ~NO MUSIC, NO LIFE~"の3曲。プロデュースには元スパイラル・ライフ、現スクーデリア・エレクトロの石田小吉が当たっている。
このシングルには2種類のジャケットが存在し、ひとつはbounceレーベルより発表された国内盤。ピンクをあしらったものだ。そしてもうひとつが右の白黒写真を使用した、海外レーベルからリリースされた盤。曲順も若干変わっていて、国内盤は先の順番通りだが、輸入盤は1曲目と3曲目が入れ替わっている。勿論、曲のバージョンや内容は全く一緒だ。
石田がプロデュースという事もあってか、若干打ち込みに比重が置かれたバックトラックとなっているが、基本的な構成はメジャーで発表された再レコーディングバージョンとほぼ一緒だ。特に"眠れる森の王子様~春・夏・秋・冬~"などは全くといっていい程そのままだ(メジャー盤でもこの曲のみ石田プロデュースのままなので、恐らく若干の手直しをしたのみで、そのまま音源を使用したのでは?)
Coccoの歌も若干危うさを感じさせる歌唱だが(特に"首。")、既に貫禄に近いものも漂っている。このシングルを聴いたのはファーストアルバムを聴いた後だったが、もし先にこっちを聴いていたとしても、彼女に対する印象は変わらなかったはずだ。インディーズでも、そしてメジャーファーストアルバムでも、この印象的且つ強烈な"首。"からスタートする。既にここで彼女のイメージが完成してしまったと言っても過言ではない。
ちなみにこのシングル。国内盤及び外盤共に廃盤だ。某オークションでは1万以上で取引されているが、楽曲自体はファーストにも入っているものなので、マニア以外は手を出さなくてもいいと思う。

▼Cocko『Cocko』
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