モーニング娘。のミュージカル「モーニング・タウン」@青山劇場(2002年6月10日)
「モーヲタ界のワールドカップ」こと、モーニング娘。のミュージカル(略してモージカル/笑)「モーニングタウン」に行ってまいりました。当然、娘。のミュージカル観覧は今回が初めて。て優香、ミュージカル自体が初めての体験なんです。なので他の本格的なミュージカルとの比較は出来ません。今回は簡単な感想に留めたい思います(ハロモニを観た感想と同じようなノリで)。
会場となった青山劇場の座席間隔はやはりコンサート会場のそれとは違って、かなり狭く、7列目とはいっても実際にはステージまでの距離が自分の身長2つ分程の距離だった‥‥近すぎだってば。で、見事に今回も左寄りだった為、恋レボ「ホイッ!」ポジションとは反対に。一体何時になったら右寄りに行けるのか(本当に俺、今年1月の福井からずっと左側なんですよね)
当日の大まかな流れはこんな感じ。
18:00~19:00 1部(約1時間)
(10分休憩)
19:10~20:10 2部(約1時間)
(5分休憩)
20:15~ ヒットメドレー(約30分)
21:00 全行程終了
労働基準法だか児童福祉法だかで、18歳未満は21時以降の労働を禁じられていることから、どんなに押しても10分程度がギリギリ。実際この日も5分押しでスタートしました。
それでは、以下に各部毎の感想を書いていきます。
●1部「行け!夢ヶ丘商店街」(出演;なっち、かおりん、よっすぃー、加護ちゃん、高橋、新垣)
※あらすじ(会場で売られていたパンフレットより転載)
ここは、夢ヶ丘駅北口にある夢ヶ丘商店街。南口にドカンと百貨店ができてしまって、活気なんてどこへやら、寂しいわびしい商店街になってしまった。幼馴染みの仲良し4人の父親たちも店じまいを決意、娘たちの将来の予定もなんだか狂ってしまったようだ。
八百屋の娘の吉澤はバスケでインターハイを狙っていた。食器屋のン娘の加護は、かわいい制服の私立高校に行きたいと思ってた。工務店の娘の高橋は、もっとトランペットを吹きたかったし、呉服屋の娘の新垣は、デザインの専門学校に行きたかった。でも、店じまいで引っ越さなくちゃいけなかったり、親にお金の苦労をさせたくなかったり。あ~、夢がどこかに消えていったような気分なのだ。4人は、ぞろぞろ連れ立って、ドーナツ屋に入って行った。そこには、なんとな~くバイトをしている飯田がいる。
みんなで、くだくだしゃべっていると、カラオケ屋からバイト帰りの安倍がやってきた。安倍の父は商店街の団子屋。頑固一徹だけど、堅実な商売をしていて、店を手放さずに済んでいる。けれど安倍の夢は、団子屋ではなく、パティシエ(ケーキ職人)になること。なんとか父を説得して、団子屋をケーキ屋にできないものなのか!?!?!? 和菓子職人としての父のプライドを傷つけずに、安倍の夢を叶えるには‥‥。
仲間みんなで知恵を絞りあい、夢に一歩踏み出した。
※気になったポイント
・やっぱりなっち、オーラありすぎ。出てきただけで場が華やかに。
・加護ちゃんのやっさん(メガネ、メガネ)と三枝師匠「いらっしゃ~い!」
・高橋の標準語(時々違和感あり)
・新垣のおでこ(笑)
・かおりんの、さりげないやさしさ(これに気付いたとき、ちょっと感動)
(補足)ドーナッツ屋でのシーン。娘。のメンバーが何やら話し合ってる時、高橋のシャツが腰につけたワイヤレスマイクの箱に引っかかって捲れていた。それに気づいたかおりん、劇中にも関わらず台詞のないところで、さりげなく元に戻してあげた。なんかお姉さんっぽくて萌えた(笑)
・よっすぃー、セリフ忘れて冷や汗!?(父親役の役者さんが台詞をフォロー)
・なっち、セリフ噛んでアドリブ。全員笑うし(つうか、なっちが笑うとどうしてもハロモニコントのようだ/苦笑)
・ラストでの、加護ちゃんのセクシーショット(チラリズム。確信犯だね/爆)
・ミカ、髪型変えたのね? 短く切ってパーマあててました
・そしてアヤカ。ほ‥‥惚れた(爆)
※全体的感想
話の内容が人情モノなので、逆は極力抑え(2部と比べて)、結構まともに演技していました。やはりなっちが光ってた。加護ちゃんは、前回の「LOVEセンチュリー」でも大仕事をこなしただけあるし、今回も個性的な役回りを楽々こなしていたように感じられた。よっすぃーは‥‥演技はあまり向いていないように思った(苦笑)。どうしても彼女の台詞を聞いていると「吉澤ひとみの、世界のジョークショー」が頭に浮かんできてしまう(爆)。あ、よっすぃー。マジで痩せた方がいいって。ヤバイよ、あれはマジで。かおりんは無難な役だったので、特に可もなく不可もなくといったところか。
新メンバー‥‥高橋は標準語での台詞だったためか、時々ぎこちなさを感じることがあった。それでもかなりよく出来てた方だと思う。去年の4期メンバーの某棒読み嬢と比べれば‥‥(涙)新垣も本当によく頑張ってた。
やはり先輩メンバーの頑張りや脇を固めた役者さん達(長江健次がなっちのお父さん役だもんなぁ‥‥時代を感じるよ/汗)の演技力によって、終わる頃には完全に笑いを忘れてジーンとしてたし。ま、ストーリーを1時間で無理矢理まとめた感がなきにしもあらず、だけど。
●2部「時給720円!青春見習い中」(出演;梨華っち、その他大勢/笑)
※あらすじ
夢ヶ丘駅南口にドカンと建っているミライ百貨店。その一階に、いつもにぎわっているお店がある。キッチンズバーガー夢ヶ丘店。しっかり者の店長・保田に、ぶりっ子の学生アルバイト・石川と、カワイ子ちゃん揃い。お客から人気のふたりだけれど、実は、本社から来ているエリート社員・後藤に憧れている。クールで、格好よくって、とにかくイカす男。保田も石川も、ハートの気持ちをいっぱい飛ばすけれど、どうもうまく命中しない。その上、社長の娘の真里までが、お色気ムンムンで後藤にまとわりついている。
キッチンズバーガーに、新人のバイト・紺野がやってきた。初日から遅刻はするし、ドジでピントがずれていて、失敗ばかり。後藤はイライラ、保田はピリピリ、石川はあっけにとられてポカン。けれど、紺野には北海道で獣医になるという夢があった。そのために今はお金を貯めて、まっすぐ進むのみ。彼女の素直な一生懸命さは、見知らぬ人に対しても同じ。百貨店の中でたまたま出逢った辻は一緒に本を探してもらったり、後藤の妹のまことは、同じ品物を買おうとして譲ってもらった。そんな紺野に、後藤のクールな気持ちも少しずつ揺らいでいくが‥‥。
ある日、後藤はニューヨーク転勤の命令を受け取った。
※気になったポイント
・「完璧ですっ!」(紺野の口癖)
・圭ちゃんのヒステリックな形相(地ですか、あれは?/苦笑)
・ごっちんの声の通りが異常に良かった(男性役だしね。なっちを越えるのも近い!?)
・辻ちゃんの足‥‥(苦笑)
・矢口の足。あんなに細かったんだ‥‥思わずドキッとしたし
・同様に、梨華ちゃんの足。つうか細過ぎだってば(笑)
・紺野は頑張った。ある意味主役だっただけに、セリフも異常に多かったんだけど、声は何とか最後まで保った。後半ヤバ目だったけど
・小川‥‥君の役には何の意味が(略
・カントリー娘。がカントリー本人の役で出演。「初めてのハッピーバースディ!」を唄う。要所要所で押さえ気味に踊る梨華っち、が圭ちゃんに注意され反省。しかし、サビ前に自らスタンドマイクを持ってきて歌に加わる(笑)。初「生ハピバス」しかも4人ver.だし♪
・梨華っちの生足(つうかこの人、O脚だったのね、初めて気付いた)
・梨華っちのダンス。ミュージカルに関しては圭ちゃん越えてた‥‥かも
・梨華っちのセリフ‥‥とりあえず、棒読みはクリアしてた(苦笑)
※全体的感想
1部とは相反する、全体的にコメディー色の強いストーリー。ま、最終的にはラブコメディーってことでいいのかな。そういうこともあってか、ストーリーが中途半端だし、何だかなぁ‥‥と思う瞬間も多々あり。つうか、娘。の配役に関しては最悪だったと思う。
主役をごっちん(男役)と、大抜擢の紺野に振ったのはよしとしよう。実際、紺野は本当によく頑張ったと思う。何せ全台詞を一番最初に全部覚えたらしいからね(驚)。それと、紺野の歌ソロが結構フューチャーされていて、それが娘。ライヴ等で聴くものより、遙かに声が通っていて良かったと感じられたこと。これが一番大きいかな。つうか紺野って、いい声してるんだなぁと。ただ、やはりまだ喉に負担をかける事が多いようで、1時間の劇中、終盤の台詞や歌はかなり微妙だったけど‥‥。
圭ちゃんは、演技というより‥‥普段と一緒っぽかった(笑)。いや、ヒステリックだからというわけではなく、台詞まわしが普段の娘。番組やラジオとかとあまり変わらなかったから。演技してるというよりは、ナチュラルなんだろうね。ま、そこが彼女の魅力でもあるんだけど。
矢口はもう、ブリブリのお嬢様役。普段のコントでやってそうな役回りなので、これも違和感なし。彼女も演技というよりは、コントしてるような錯覚に陥る‥‥単にミニモニ。やぴょ~ん星人の衣装を着てないだけで(笑)。
可哀想なのが‥‥ののと小川。正直、辻褄合わせで追加されたような役だった。だって、いてもいなくても物語上、それ程問題なさそうだったし。同じ5期メンバーの高橋、新垣、そして紺野がこれだけ頑張っていい役やってるのに‥‥というジレンマ、かなりあったんじゃなかろうか? そしてのの‥‥もうこれは仕方ないのかなぁ、と。いろんな意味で。けどまぁ、彼女がステージにいるだけで、場の空気が変わるのは確か。やはりなくてはならない存在。だからこそ、もっと大切に扱って欲しかったなぁと。
さぁ、そして‥‥ある意味主役の(笑)我らが石川梨華サマ。棒読み解消、演技力向上、歌もある程度安心して聴けるようになった‥‥これ以上何を褒めればいい!?(笑)ギャルっぽい口調の女子大生役なんだけど、この人が言うと‥‥つうかどんな役やっても「石川梨華」なんだよね(苦笑)。これは褒めるべき点なのか、欠点というべきなのか悩むところですが。ま、かなりフューチャーされていたので個人的には良しとします。目の前で「初めてのハッピーバースディ!」唄ってくれたし(笑)
●3部「モーニング・タウン・フェスタ!」
ミニライヴ・ヒットメドレー。基本的には全曲ショートバージョン。まずは新垣の「愛をください~♪」からミスムンでスタート。考えてみればライヴでミスムン・ショートバージョンって初めてじゃないか?フルバージョンとして大切に扱われてきた曲だけに、ちょっとガッカリ。
ちなみに俺からステージまでの距離、およそ3~4メートルといったところ。俺の前には常に圭ちゃんとにいにいがいました。梨華っちもよく来てくれたし、ごっちんも。かなり客を観察してるね、ごっちんって。あと圭ちゃんはMCの時とか、ちゃんと二階席にも手を振ったりしてたし。こちらが手を振ると、ちゃんと目線が合うような感じで手を振ってくれるし。ああ、ファンを大切にしてるなぁってのが何となく伺える瞬間だった。
とにかく、こんな至近距離で娘。13人のステージを観れるというのはある意味贅沢。なもんで、どこに目線を送っていいのか、どこを基準にステージを観ればいいのか‥‥って感じで、結局梨華っちよりも圭ちゃんや高橋、ごっちんを眺める機会の方が多かったし。
ハピサマを唄った後、1回目のMCはかおりんが簡単に済まし、そのままピ~スへ。続いてまたMC。2チームに分かれ、最初は1部の6人。その間に残りのメンバーは着替えに。そして2部メンバーが戻ってMCをすると、今度は1部メンバーが袖に引っ込み着替え。そうして全員揃ったところで恋レボ~ウィアライという流れ。とにかくステージが狭く感じるので(演劇場なので奥行きはあるんだけど、幅は通常のホールより狭い感じ。中野サンプラザより狭いかも)、動きも通常のライヴよりこぢんまりしてる印象。特にウィアライは嫌という程それを感じた。
18歳未満のメンバーが殆どなので、21時には終了させなきゃいけない。ウィアライが終わった時点で21時5分前(笑)。急いでアンコールに。初めて生で聴くでっかい宇宙。ミュージカルの終演を思わせるような構成で、歌の途中でハロプロメンバー(ココナッツ、カントリー、石井ちゃん、稲葉貴子)や他の全出演者が出てきて星のついたステッキを振って、正しくカーテンコールといった感じ。全演目が終了し、娘。の皆さんがステージを去った瞬間に21時。3時間という長丁場のステージはこれにて終了。いや、それでも長く感じなかったのは、やはりミュージカル中は座って観てられたのと、最後の30分のライヴで弾けられたからでしょう。
[SETLIST]
1. Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~
2. ハッピーサマーウエディング
[MC]
3. ザ☆ピ~ス!
[MC/1部チーム、2部チームに分かれてのMC]
4. 恋愛レボリューション21
5. そうだ!We're ALIVE
[ENCORE]
6. でっかい宇宙に愛がある
●総評
ミュージカルの内容はともかく‥‥まぁ‥‥もうこんな至近距離で娘。の皆さんを観ることもないだろうな。ミュージカルに関しては、よくヲタの皆さんが「1回観たらまた観たくなる」っていう意味がよく判った。1200人キャパで、しかもヒト桁列ならかなり間近で観れるわけだし‥‥ただね、やっぱり俺はステージはおまけで、あくまでミュージカルを観に行ったわけですよ。そういう意味では、1回で十分だと思います。どうせDVD出るんだろうし(実際、早くも9月には発売決定してるし)。
もし来年もこの手のミュージカルがあると仮定して‥‥1万以上払って無理して行こうかどうか悩んでる人。これまでアリーナ後方でしか娘。を観たことがないって人なら、1度は無理して行ってみてもいいかなぁ。けど、ヤフオクとかダフから定価以上で買う必要はないと思う。そこまでの価値があるかどうかは俺には判らないし。まぁこの辺はその人の価値観なので何とも言えないけど。それ意外の人は、無理して行くことはないと思う。DVDやビデオで十分だよ。歌は全部テレビサイズだし、だったら夏コンで地方遠征した方がまだいいと思うし。
とにかく、いい意味でも悪い意味でも、「アイドルが演じるミュージカル」。それ以上でもそれ以下でもなかったと思います。内容だったら前回の「LOVEセンチュリー」の方が上だと思うし、全体的な出来なら今回の方が上だったと思います(あくまで前回分はDVDで、今回のは1回しか観てない俺の感想ですのであしからず)。

▼モーニング娘。『4th「いきまっしょい!」』
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