BON-BON BLANCO『だって、女の子なんだもん!』(2002)
'02年7月にデビューしたBON-BON BLANCO。早くも9月にはセカンドシングルであるこの "だって、女の子なんだもん!" をリリースします。この時点では、まだ一部の属性の方々にのみ知られるような存在だったボンブラですが、それでは勿体ないくらいにクオリティの高い楽曲を、またまた連発するわけです。
前作 "愛 WANT YOU!!" はハウス色が強いクールな楽曲でしたが、今回はパーカッションという打楽器を更に有効利用した、ラテン調のファンキーなポップソング。今回の方がアイドルっぽいイメージが強いですが、やはりバックトラックはハロプロ等のアイドル勢とは異なる、かなり本格的でコンテンポラリーな打ち込み。曲の合間に入る合いの手的コーラス(モー娘。「LOVEマシーン」的な「FU~FU~」みたいなのね)が入ることで、「ああ、ボンブラってアイドルだったよな」という現実に引き戻されますが、基本的にはポップソング(あんまり使いたくない表現ですが、J-POP的なポップス)として十分過ぎる程に機能しています。
カップリング曲 "恋の放課後" もサンバ調のラテンナンバー。ほぼ同時期にリリースされた松浦亜弥の "The 美学" と比べても、同じラテンをネタにした楽曲で何故こうも違ってしまうのか、改めて考えされられますね。ま、松浦(つんく♂)はあくまで歌謡曲、ボンブラサイドはもっと洋楽的なポップスってとこなんでしょうかね?(そもそも比べること自体が間違ってるという声もありますが)
そしてお約束となってる今回のリミックスは、タイトルナンバーをもっとアッパーにして、ちょっとスカっぽいアレンジで再構築してます。あ、こっちの方が "The 美学" と勝負させた方がいいかな? 同じメロディを持った曲を、こうも違ったアレンジに仕上げ、全く異なる印象を与えるという仕事ぶりに、プロの技を見た気がします。アコーディオンが入ることで、タンゴっぽいイメージもありますね。とにかく、一粒で二度オイシイとはこのこと。アッパレ!
それにしても‥‥この "だって、女の子なんだもん!" という曲‥‥MTV世代、そして'80年代末のアイドルを通過してる世代には懐かしいメロディなんじゃないでしょうか‥‥つうかさ、これってあからさまにWINKの "愛が止まらない" だよね?(原曲はカイリー・ミノーグの "Turn It Into Love" っていいましたっけ?)Aメロのコードの運び方とか、サビメロの入り方とかさ‥‥ま、あれを意識したんだろうね。訴えられないことを祈ります‥‥とにかく、このシングルは名盤ですね!

▼BON-BON BLANCO『だって、女の子なんだもん!』
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