Theピーズ ONE MAN LIVE 2003@SHIBUYA-AX(2003年3月21日)
Theピーズのワンマンツアー、ファイナルに行ってきました。考えてみれば過去に参加したピーズのライヴは全部イベント関係で、1時間以上演奏するピーズってのをまだ観たことなかったんですよね。これまで(っつうか、昨年暮れからの、復帰以降ね)観たのって全部イベントで、しかも30~40分程度の演奏なんですよね。更に2月に出た「Theピーズ」からの曲がメインで、俺が体験することが出来なかった「マスカキザル」から「リハビリ中断」の曲はほんの数曲しかライヴで体験してないという。そりゃね、確かに新譜は完璧の名盤だし、ここから全曲やられても全然文句ないし満足なんだけど、やっぱりさぁ‥‥あれも聴きたい、これも聴きたいっていう思いがあるわけですよ、後追いファンとしては。
今回、幸運にも先行予約でチケットを確保できただけでなく、整理番号1~2番という信じられない若い番号のチケットを手にすることができてしまい(トルちゃんに感謝!!)、これはもう最前列で観るしかないよな‥‥って思ったんですが、この日のライヴってテレビ中継が入ってたんですよね。出来れば‥‥あまり移りたくない(苦笑)んで、アビさんサイドの、もうちょっと右寄り、ギリギリカメラに入らないかな!?って位置の最前列を確保して(笑)、開演までの1時間、あれやこれやと思いを馳せながら待っていたんです‥‥が‥‥録画用のカメラに、セットリストが貼り付けてあるし。しかも嫌でも目に入るし、最前だし(涙)。大阪や名古屋のライヴレポートを読まないようにしてたのに‥‥
というわけで、大体の流れを把握してしまったものの‥‥いざライヴがスタートしたら‥‥頭真っ白なわけですよ。ゴメン、今回マジでレポートらしいレポート書けないよ。ナンバガの時も同じようなこと書いたけど、ホントにそれくらい最高だったわけ。セットリストや大体の流れは某巨大掲示板でチラッと目にして思い出したり出来るんだけど‥‥"生きのばし"の「ジャッジャーン」っていう、あのイントロが流れた瞬間からアドレナリン噴出しまくり、多分俺の脳天から煙か、あるいは血が逆流してたんじゃないかと思えるくらいに大興奮。終始歌いまくり。ソロになるとアビさんが目の前で思いっきりギターを弾きまくるわけですよ‥‥あのクレイジーなギターを! ねぇ、どうすりゃいいってぇのマジで!? そりゃさ、誰だってあの場にいたら興奮して自我を失いますよ!
更にさぁ‥‥2曲目に"シニタイヤツハシネ"だよ!? 信じられる!? 「生きのばし」て「シニタイヤツハシネ」だよ!? 完結しちゃってんじゃんか、頭2曲で! いやぁー興奮し過ぎてマジで鼻血か涙が出るかと思ったよ。もうね、この時点で燃え尽きてんのな俺。残りの25曲以上はオマケだよ、贅沢なオマケ!
とにかくね‥‥MCが印象に残るの、多かった。やっぱり時節柄戦争ネタが多いんだけど‥‥「戦争はじまっちったけどよぉ、間に合ってよかったぜー! ずっと今日を楽しみにしてたんだぜー!」とか「邪魔すんなよなブッシュ。ブッシュブッシュ!」とかさ。で、アビさんに「今日は戦争ネタかよ」と突っ込まれて、はる「だってテレビでそれしかやってねぇんだもん」なんてやり取りしたり。そんな戦争に対して「結局ね、我々は‥‥無力なのよ!」と言って"無力"を演奏したりとか。はる流の「生きざま」を感じさせる言葉の数々。その一言一言に笑ったり喜んだり涙したり‥‥ヤベェ、俺マジでピーズにハマッちゃってるよ。
更にね、この日ははる以上にアビさんがヤバかった。ステージに登場した時点から既に出来上がってたのね(多分、アルコールが相当‥‥/笑)。何か、この日は午後2時に目が覚めて大遅刻してメンバーやスタッフを焦らせたエピソードとか(「お客にはすまないと思うが、おまえら(はる&シンちゃん)には謝らん!」)ギターを置いていきなりメンバー紹介を始めるかと思ったら「日本武道館へようこそ!」‥‥(笑)しかもその言葉に合わせてはる、DEEP PURPLEの"Smoke On The Water"の、あの有名なリフを弾き始め(笑)、更にそれにシンちゃんまで合わせ始めるし。
けどね‥‥この日最高のMCは、アンコール時のアビさんの宣言‥‥「これからも俺がこのバンドを引っ張ってってやるからよぉ!」とお客に向かって叫んだ、あの瞬間だよね。はるは「アビさんが何時辞めるって言い出すか‥‥」みたいな感じで気を遣ってたようだけど、この一言にはお客も大歓声。つうか泣けた、マジで。これが同じステージで「クリ○リス舐めたい?」とか言ってたバンドと同じ奴らかよ!?って思える程に(笑)。
MCばかりレポートしてるんだけど‥‥セットリスト見てもらえば判る通り、文句なしの選曲でしょ? 新作からは全曲やってくれて、しかも古い曲も満遍なく、名曲の数々を惜しげもなく連発(「マスカキザル」から1曲もなかったのが残念)、アビさんが参加してない「リハビリ中断」からも2曲やってくれるサービス振り。けど、折角だから"実験4号"とか"赤羽ドリーミン(まだ目は醒めた)"も聴きたかったなぁ。でも、そう思ったのはライヴが終わってから一夜明けてだしね。ホントね、ライヴの最中も、そして終了後も笑うしかないくらいに最高なライヴだったのよ。こんな気持ちになるライヴ、年に1本あるかないか‥‥あったら儲けモノってくらいに貴重な体験をしたなぁ、と。ねっ、行けなかった人、そう思わないかい?
そうそう、YO-KINGはまたこの日も来ててハーモニカ吹いて帰ってきました。既に2度目ってこともあり、お得感はあんまりなかったなぁ俺は。だって‥‥隔週で倉持に会ってるんだもん、最近(苦笑)。
アンコールでは、誰もが知ってるあの"ピクニック"をパンクロック風にアレンジして、みんなで大合唱したりして、最後の最後はやはり超名曲"グライダー"で閉めたりで‥‥全27曲全てが終わっても誰も帰ろうとしないで、拍手でアンコールを、更に求めるんですよ、既に客電が点いてるにも関わらず。客出しのSEも流れてたんだけど‥‥最後にまた3人がステージに戻って来てくれたんですよ! 正直これは予想外。実際、外に出て帰ってしまったお客も多かったみたいで、はる「頼むからもう帰ってくれ!」(笑)とか言って、もう1曲だけ‥‥"ハニー"をハイテンションで演奏して、本当の意味での「アンコール」も終了。全28曲、約100分に及ぶワンマンライヴはこうして終わったのでした‥‥
本当ならみんな、こんなライヴレポなんか読まないで実際にピーズのライヴを体験してもらうのが一番なんだよね。けど、チケット取れないとか、自分が住んでる地方に来ないとか、あるいはCSで放送されたこの日のライヴ中継を観れなかったとか、いろんな事情で生ピーズを体験出来ない人も多いのも事実。そんな人達がこんな「サイコー!」しか連発してないようなレポを読んでどんなライヴだったかを理解してくれるのかどうか疑問ですが‥‥サイコーなんだもん、仕方ねーよマジで。
今後もちょくちょく(毎月2~3本程度)イベント出演してくようなので、機会があったら是非観てください。ってその前にアルバム聴いてください。ホント、日本最強のロックンロールバンドなので。ストーンズの4分の1以下の値段で、こんなにも最強のライヴを体験できるんだからさ(いや、ストーンズも最高なんだけどね!)。
‥‥うわぁ‥‥まだあれから2日しか経ってないのかよ‥‥早くも次の生ピーズが恋しくて、悶々とした日々を過ごしそうです。ま、あと2週間の辛抱ですけどね、個人的には‥‥ウフフ。
[SETLIST]
01. 生きのばし
02. シニタイヤツハシネ
03. どこへも帰らない
04. ブリロー
05. ギャンブル
06. 君は僕を好きかい
07. ドロ舟
08. 無力
09. 植物きどりか
10. ひとりくらいは
11. ニューマシーン
12. ふぬけた
13. 使いのこし
14. バースデー
15. タクシー
16. ヒッピー(with / YO-KING)
17. サイナラ(with / YO-KING)
18. 日が暮れても彼女と歩いてた
19. 喰えそーもねー
20. 脳みそ
21. 底なし
22. まったくたのしいぜGO GO
23. ゴーラン
24. とどめをハデにくれ
--encore--
25. ピクニック
26. Yeah
27. グライダー
--encore--
28. ハニー
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