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2003年6月19日 (木)

中澤ゆうこ『上海の風』(2000)

  モーニング娘。の中でも最も早くソロ活動の場を与えられた彼女。しかし最初は演歌だったことは皆さんもご存じの通り。そんな中澤がポップス路線で初めてリリースしたシングルがこれ。表題曲はお馴染み、高橋諭一のアレンジ。タイトルの通り、アジアンテイストをふんだんに取り入れたアレンジになっていて、胡弓のような音色も聞こえてきます。中澤の歌い方も肩の力を抜いたユルユル具合で、このゆったりしたリズムに見事にマッチしています。ちょっとアクネス・チャンっぽい歌い方ですよね、特にサビの高音部が。

  一方カップリング"雨よ"は、前作までの演歌~ニューミュージック路線の延長線上にある1曲。アレンジは上杉洋史。カラオケスナックの有線から流れてきそうな歌謡曲、というイメージが強い曲ではありますが、彼女の切ない歌声が曲調に合っていて、個人的には非常に気に入っています。こういう曲が歌えるのは年齢や年代のせいもありますが(俺と同世代ということもあり、'70~80年代のニューミュージックや歌謡曲を通過してますしね)、やはり彼女の才能のひとつとここでは言っておきたいですね。

  2曲共にいえるのは、やはりメロディに潤いがあるということ。そしてその潤いあるメロディを、地声とファルセットの中間にあるような歌唱で表現する中澤‥‥このふたつが見事に化学反応を起こしてると思います。良いシングルですね。



▼中澤ゆうこ『上海の風』
(amazon:国内盤CD

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