正直な話、今回程行く前から気分が沈んでいたのって初めてかもしれない。俺がモーニング娘。のライヴに対してこんなにもブルーな気持ちで臨んだのって、多分初めてじゃないかなぁ‥‥いや、昨秋の後藤卒業ツアー以降、何時だってモーニングのライヴに臨む時はブルーだった。もうあの頃みたいな高揚感を得ることは出来ないのかなぁ‥‥って。
でもね。結論から先に書けば、本当に心底楽しめるいいライヴだったと思うよ。毎回そうなんだよね。ライヴ前は「ああ、多分モーニングのライヴに足を運ぶのも今日で最後かも‥‥」って思ってるくせに、ライヴを終えた後は「やっぱ楽しいし!」って次に持ち越しみたいにグダグダになるんだけど、今回ばかりは本当に楽しかったんだから仕方ないよ。ホント、去年4月のさいたま以来じゃないかな、偏見なしに楽しめたのは。
つうわけで、簡単ではありますがライヴレポ、順を追って書いていきたいと思います。
まずオープニング。今回はテレビ番組「ティンティンTOWN」内で放送されているCGアニメ、「リリパット王国」のキャラクターがモーニング娘。のライヴを観る、みたいな設定でそのままオープニングに繋ぐ流れ。観てるこっちが恥ずかしくなるような内容なわけだけど、まぁショボイCG流されるよりか幾分マシか。
いつもの通り出演者紹介が終わるとそのまま"シャボン玉"のオープニングに突入。残念ながらテレビサイズ。今回初めて生で聴いたわけだけど、思ったよりも高揚感は味わえなかったかな。何だろう、サウンドが薄いというか‥‥低音が思ったよりも効いてないんだよね、こういうアリーナで聴いて初めて気づいたんだけどさ。自分の家やカーステだと低音効かせてるから余計か。楽しみにしてただけにちょっと肩透かし。しかも曲終わり、ここで簡単なMC(挨拶程度だけど)が入るわけよ。いつも思うけど‥‥1曲終わった後じゃなくてさ、2曲くらい飛ばしてやった後の方がいいんじゃないの? こういう激しい曲の後だから尚更感じたわけさ、流れを途切れさせるような真似をするなと。ましてやツアータイトル、「15人でNON STOP!」なんだからさぁ‥‥
2曲目は"Do it! Now"。さすが6期の3人(藤本を除く)もオーディションからやり慣れた曲だからか、ダンスも5月に観た時以上に安定してたように見えました。後藤のパートを以前は加護が歌ってたんだけど、今回は田中れいなが歌う比重が高くなってました。しかもこっちが思ってる以上に安定してるんだから驚き。成る程、事務所やつんく♂が彼女を推す理由、よく判ったよ。
曲が終わり、ここでまたMC。今回は全員ひとりずつ自己紹介なんだけど‥‥やっぱり最初のMCはいらないよ。ここで全部済ませられるじゃんか。6期の3人は‥‥初々しいね。5期の4人も昔はこうだったなぁ‥‥って妙にノスタルジックな気持ちにさせられたり、安倍に対する声援はちょっと異常だなとか、思ってた以上に藤本は好意的に受け入れられてるんだなとか、いろいろ思うことがあったりして。
さすがに15人もいると長い長い‥‥というわけでMCもやっと終わり、ここからいい感じで盛り上がってくわけです。まずは"そうだ!We're ALIVE"。フォーメーションが多少変わっただけで、それまでの12~3人から2~3人増えただけなのにもの凄い違和感を感じたりもしたんですが、あれですね、人が増えたことによる圧倒感みたいなものは全然感じなかったですね。この曲のダンス自体が外側に向かっていくというよりも中心に向かっていくようなタイプのものだから余計なのかな。けど悪くなかったですよ。5期も6期も頑張ってたし。そして待望の"好きで×5"。たったワンコーラスだけなんですが、やらないより全然マシ。コーラスパート(矢口のハーモニー等)は恐らく全部テープでしょうね。けど原曲に参加してない4期以降のメンバー、特に石川・吉澤・辻にもちゃんと見せ場があって個人的には好印象。元々大好きな曲だけに、こういう風に再び取り上げてくれたことに感謝。そしてその流れのまま、これまた懐かしい"サマーナイトタウン"へ。多分2年振りに歌うんじゃないかな?(少なくとも自分がファンなってからは2001年11月の横アリを最後に歌ってないはず)この曲では原曲に全く携わってない5期・6期の8人が歌うんだけど、ここでは高橋・新垣・小川の頑張りが強く感じられて、時代の流れを強く感じたのでした。それとさ、藤本が全然目立ってないのな。彼女が何故モーニングに入ったのか、その理由はつんく♂と高橋がなりの対談本の中に出てくるので興味がある人は読んで欲しいんだけど、それにしても見せ場なさ過ぎ。さすがの俺もガックシ。そしてその藤本を除く6期3人で"好きな先輩"を。元々5期メンバーの為に作られたこの曲だけど、もう5期の4人には必要のない曲だと個人的には思ってるし(いつまでも「先輩♪」もないよな、次々と下が入ってくるわけだし)、こういう形で後輩達が受け継いでいくのは全然アリだと思います。実は8月の富士急公演の隠し録り音源を聴く機会があったんですが、この曲での3人の歌の酷さといったら‥‥けど今日は全然そんなことなく、田中は別格として、道重も亀井もしっかり歌っていたのでひと安心。それにしてもこの短い曲(3分ちょいでしょ?)でさえもショートサイズ‥‥実質1分半程度ですよ。コントとかMCを減らせばフルサイズで歌える曲が増えるんじゃないですかねぇ‥‥
で、曲が終わるとここでコントなわけですよ。飯田・矢口組と吉澤・小川組に分かれて田中と亀井を教育するといったコントなんですが‥‥長いよ。こういうのはハロモニでやればいいから。ライヴでやる必要ないから。ホント毎回思うけど、ハロプロ・ライヴの台本を書いてる奴ら、才能なさすぎ。子供騙しもいいとこだよなぁ。
コントで流れが一旦途切れてしまうわけだけど、この後からユニットコーナーに突入。まずは安倍ソロ"22歳の私"。評判の悪いこの曲だけど、生で聴いて‥‥やっぱりこの曲は安倍の歌ありきだな、と再認識。曲自体は確かに弱いとは思うけど、パフォーマンスに助けられてるよな、と。これも今回初めて生で観たわけだけど、これ観て改めて安倍ソロへの期待が高まりましたね。早くソロコンサートが観たいなぁ。続いてカントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)。これも今回初めて生で聴く"浮気なハニーパイ"。あの奇妙なダンス(足パカパカ)に心奪われる俺。特に紺野のパカパカ具合が異常で、終始紺野に目が行きっぱなし。折角藤本の見せ場だというのに‥‥あ、あと里田の似非セクシー具合は相変わらずサイコーでした。みうなは‥‥ゴメン、全然目が行かなかった。あさみはその頑張ってる姿にちょっと心打たれた。カントリー娘。はりんねが居なくなった今でも俺にとってはちょっと特別な存在なので(特に大ファンというわけではないけど、常に気になる存在)今後も期待してます。そしてその後に‥‥全然聴き覚えのない曲が‥‥ココナッツ娘。の出番。初期のシングル曲"常夏娘"を披露するんですが‥‥やはりというか、完全に休憩タイムに入っちゃってますね、周りが。一斉に座りだしたのには正直苦笑しました。初めて聴く曲だけど、うん確かに悪い曲じゃないよな。けど‥‥明らかに何かが足りないのも確か。それが何なのかは俺にも判らないけど‥‥やっぱり自分で買ってまで聴こうとは思わないな、残念だけど。
この後またコント。安倍が司会、審査員が新垣と紺野で、石川と道重が「どっちがより男前か?」を競うという内容。ま、例の如く最後に全部紺野が持ってっちゃうわけですが。ホントグダグダだよなぁ、ライヴでやるコントは。ハロモニとかで観ると全然笑えるのにさ。
再びユニットコーナーへ。久し振りの藤本ソロ"ブギートレイン'03"。ソロ時代よりも派手な衣装を着て(羽根生えてるよ、羽根!)、たったひとりで横アリのステージを右へ左へと動くんだけど、ひとりになるとオーラが凄いのな。15人だったり複数人になると埋もれちゃうんだけど、ひとりになったら全然輝きが違うっていうか。安倍がソロでもユニットでも本体でも、どこへ行っても「モーニング娘。の安倍なつみ」なのに対して、藤本はちょっと違うのね。ソロで歌う時の輝きは安倍と比べても甲乙付けがたいくらいなんだけどね。あーまたソロライヴ観たいなぁ。そして藤本が引っ込むと、ミニモニ。の出番。既に一部では不評の嵐らしい新曲"Crazy About You"を披露。多分この曲だけフルコーラスだと思います。ラジオ等で何度か耳にしてたんだけど、俺はこの曲好きよ。だっていい曲だと思うし。ま、ミニモニ。がやる必要があったかどうかは別としてね。曲調のわりにダンスが激しいのもミニモニ。らしいというか。やっぱりこの曲で「高橋ありきのユニット」になりつつあるのかなぁ、と。辻も頑張ってるけどね。
三度コントコーナー。藤本司会でミニモニ。がバスケのシュートに挑戦するというもの。40秒間に6本が世界記録で、7本以上決めればいいってことなんだけど‥‥グダグダ。ホントグダグダ。まぁ前のふたつよりは全然面白かったけど(特に藤本の不敵さが)。
コントが終わると、あの懐かしいイントロが。安倍・飯田によるデビュー曲"モーニングコーヒー"が。オケは2002バージョンの方だったけど、うん、このふたりがこの曲をこの時期に歌うことに意味があるわけで、本当に聴いてるこっちが泣きそうになったよ。何て言うか、この時期(安倍卒業前)にきて、改めてモーニング娘。の歴史を振り返るような、総決算といえるようなセットリストが非常に嬉しくもあり、同時に切なくもあり。複雑な心境なんだけどね。そして曲が終わると矢口・石川・吉澤が加わり、初期の代表曲"抱いて HOLD ON ME!"が。これも生では初めて聴くんで嬉しいなぁ。福田明日香~保田圭と歌い継がれてきたパートを今回石川がほぼ歌いきったのは、新たなるチャレンジでしたよね。しかもこれが想像してたよりも悪くなかった。確かに実力では前述2人の足下にも及ばないと思うんだけど、気持ちでは全然負けてないと思うし、むしろ石川らしさが存分に味わえ、尚かつ安心して最後まで聴けたのは嬉しい誤算。ただね、この曲の繋ぎ方‥‥ラップパートからいきなり「Wo~Hold on me!」ってブツ切りするのは如何なものかと。カラオケが音飛びしたのかと思ってビックリしたよ。そのまま流れを止めずに"Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~"へ。多分昨年の秋ツアー以来だと思うけど(俺は行ってない)、やっとここで本格的な吉澤の見せ場。衣装がラフな格好(みんな"シャボン玉"の時みたいな衣装)だったのが幸いしてか、本来の「宝塚的世界観」とは違ったゴージャスさ‥‥まるでブロードウェイのミュージカルでも観てるかのような錯覚に陥ったのですよ。後藤が抜けたことによる吉澤・安倍の絡みのマイナス面も殆ど感じられず、逆に弾けまくる吉澤に心奪われっぱなし。中盤のシャウトには本当に鳥肌立った。あー、モーニングのライヴで鳥肌立てたのなんて、何時以来だろう。本当に、本当にカッコよかった。そして興奮冷めやらぬまま、代表曲"LOVEマシーン"へ。後藤のパートは高橋が引き継いだようで、これも安心して聴けました。6期も楽しそうなので何より。
折角ここまでいい流れできたのに、ここでスクリーンに"Say Yeah!-もっとミラクルナイト-"のカラオケが流れるわけですよ。スライドショーっぽい感じで、歌詞が流れて。それに合わせてみんな大声で歌うのな。まぁ観てる方の気持ちは盛り上がるんだろうけどさ普通‥‥俺はちょっと気持ちが醒めたかな。まぁここで休憩しないとメンバーもキツイんだろうけど、折角ならこの曲も生で歌って欲しかったなぁ‥‥カラオケが終了すると衣装替えを終えた15人がステージ中央に既に並んでいて、あのインダストリアル調イントロが。再び上げ上げなノリで"ザ☆ピ~ス!"が。この曲は数日前にテレビで歌っていたので、後藤パートを田中が引き継いだことを既に知ってたんですが、うん悪くないですね。保田のドスが効いたパートも藤本が的確に再現してくれてるし、みんな楽しそうだし。ひとしきり盛り上がったところで、"でっかい宇宙に愛がある"へ。この曲を15人が横一列に並んで歌う様は、ちょっと感動的かも。俺にとってこの曲は「モーニング娘。版ゴスペルナンバー」なんですよ。"I WISH" があって、この曲があって、そして"そうだ!We're ALIVE"へと繋がっていくという、非常に重要な曲なわけ。テンション的には確かにちょっと落ちるのかもしれないけど、それを気持ちでカバーしてる感じ? 勿論それは十分伝わってきました。そして本編最後はバカバカしいくらいに盛り上がろうってことで、"ここにいるぜぇ!"。15人がポゴダンスする様は圧巻。それまで横ノリ系がずっと続いてたので、急に縦ノリに変わったことでちょっと違和感はあったものの、踊っちゃえばこっちのもの。こっちも汗だくになって最後まで気持ちよく踊らせていただきました。
本編が終わり、アンコールを求める声がどれくらい続いたでしょうか。ちょっといつもよりも長めのインターバルで15人が戻ってくると、アーミールック的な衣装を着てるんですよ。矢口なんかは首にめっちゃ長いマフラー巻いてたり、飯田は頭に海賊みたいにタオル巻いてたりして。本来ならここで "AS FOR ONE DAY" を歌うはずなんですが、この横浜公演から11月にリリースされる新曲"Go Girl ~恋のヴィクトリー"を初披露してるんですね。で、この曲なんですが‥‥う~ん、ライヴ観る前にちらっと聞いてた通り、確かに微妙な曲なのね。なんつーかこれまでだったらシングルのカップリングに回されるような曲というか。全然メロディーにフックがないのね。これまでのシングル曲って良くも悪くもどこかしら引っ掛かるフックとなるメロディーがあったのに、この曲にはそれが感じられない。いや、もしかしたらフルコーラスで聴いたら違うのかもね。"Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~"以降のシングル曲ってテレビサイズで聴くとメチャメチャ継ぎ接ぎ感が強くて違和感が残るものばかりだったでしょ。無理矢理繋いでるような。今回の曲にもそんな感じは確かにあるんだけど、それにしてもねぇ。あ、でもね。バックトラックに関しては良いんじゃないかと思いましたよ。カン紺藤と同じ流れにあるダンスチューンで、ユーロビートというよりはレイヴというか。音の作りがカン紺藤の方がよりミニマルっぽい印象があるけど、こっちは明らかにアリーナで鳴らされることを前提として作られてるサウンド/音作りだなぁと感じたし。カン紺藤がジュリアナ向けなら、モーニングは「WIRE」等の万単位アリーナ向けというか。そういう意味で「レイヴ」っぽいかなと。まぁあれですよ。クリア音源でフル試聴してちゃんとした判断を下したいと思います。
正直なところ、これなら "AS FOR ONE DAY" を聴きたかったなぁと思ったよ。モーニングにはもはや「一般受け」とかそんなのを気にしない歌を歌って欲しいかったのに。そういう路線はさくら組やおとめ組でやってるんだから、もう一度当たって砕けろ精神でバカバカしい曲に挑戦して欲しかったんだけど。ここにきてつんく♂の悪い癖が出たかな?
最後の曲の前に全員が一言ずつMC。安倍の番になって、自ら来春の卒業に触れるんだけど‥‥そうか、「15人のモーニング娘。」としてはこのツアーがラストになるのか。そして横浜アリーナはデビューイベントをやった場所でもあるわけだ。そういう思い出深い場所で「モーニング娘。」のツアーとして回れたことが彼女にとってとても感慨深く、そして感動であるらしく、MCの途中で感極まってきちゃってね‥‥アホみたいだけど、こっちまでもらい泣きしちまったよ。もう泣かないと決めたはずなのに‥‥俺にとってある意味、今日の横アリライヴは「なっち卒業ライヴ」なのかもしれないなぁ。ハローのライヴで最後だったとしても、やっぱりこういう風に感動できないかもしれないし(いや、逆に中澤や後藤といった卒業生を含むメンバーに囲まれて卒業していくというのも、ある意味泣ける状況下なんだけどさ)。ここまでのライヴもいろいろ思うことはあっても総合的には本当に楽しめる内容だったし、そこにこの涙が加わってしまったら‥‥ある意味自分にとっては‥‥ねぇ? あ、加護が目をこすってる。泣いてるのか? このまましんみりモードに入っちゃうのかと思ったら、続く高橋が台本通りのネタをかまして場を台無しにしてくれたお陰で、また笑顔に戻ることができました。ありがとう、高橋! その後も誰も安倍卒業に触れることなく、「ツアーの中の、数あるライヴの1本」へと戻っていったのでした‥‥
さぁ、本当の最後。俺が味わう「15人娘。」単独ライヴ、最後の最後は‥‥やっぱりこの曲だよな、という"恋愛レボリューション21"。もう我を忘れて踊りまくり。左右の客にぶつかりまくってたんだけど、全然お構いなし。誰のためでもなく、ただ自分が楽しいから、気持ちいいから踊るだけ。あー何か踊ってて汗だか涙だか判んないけど、目から何かが出てるよ。あーそんなの気にしてらんないって! 一緒にジャンプして、一緒に踊って、一緒に歌って。そうやって約2時間に及ぶモーニング娘。のライヴは終了したのでした。
途中で述べた通り、今回のツアーは内容的に「モーニング娘。の総決算」と呼ぶに相応しい内容だったのではないでしょうか。勿論、他にも歌うべき曲、歌って欲しい曲は沢山ありますよ。ここに "真夏の光線" や "I WISH" が加われば本当に最強のセットリストだったでしょうし、セカンドアルバムから曲を持ってくるならサードからも持ってこい!とか、カップリングでも隠れた名曲は沢山あるぞ!とか、言い出したらきりがないわけで。そういう意味ではこのくらいがバランス的にも丁度よかったのかな、と。今後行われるさくら・おとめ各公演では恐らく今回のツアーで試したこと(初期の曲への反応)を活かした選曲になるでしょうし、そういった面からも、ただ過去を顧みるだけでなく、その先を見据えているんだろうな、とも取れるわけで。去年の夏コン辺りからちょっとマンネリ化しつつあったセットリストにこういったテコ入れがされたことは、ファンにとってはむしろ喜ばしいことなんじゃないですかね?
終始感じてたことですが、やっぱりモーニング娘。は安倍なつみあってこそのグループだな、と。いくら石川が頑張っても田中が新興勢力としてメキメキと実力を付けてきても、最後に目が行くのは安倍なんですよね。今後、モーニング娘。がどうなっていくのか、全く想像がつきませんが‥‥少なくとも、彼女が卒業するまでは俺、まだまだモーニング娘。のことが好きでいられそうです。そう実感させるだけの、本当に良いライヴだったと思いますよ。
[SETLIST]
-OPENING : リリパット王国-
01. シャボン玉
02. Do it! Now
-MC-
03. そうだ!We're ALIVE
04. 好きで×5
05. サマーナイトタウン [5期+6期]
06. 好きな先輩 [亀井・田中・道重]
-コント : 飯田・矢口・吉澤・小川・田中・亀井-
07. 22歳の私 [安倍なつみ]
08. 浮気なハニーパイ [カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)]
09. 常夏娘 [ココナッツ娘。]
-コント : 安倍・石川・紺野・新垣・道重-
10. ブギートレイン'03 [藤本美貴]
11. Crazy About You [ミニモニ。]
-バスケ挑戦コント : ミニモニ。・藤本-
12. モーニングコーヒー [安倍・飯田]
13. 抱いて HOLD ON ME! [安倍・飯田・矢口・石川・吉澤]
14. Mr.Moonlight ~愛のビックバンド~
15. LOVEマシーン
-カラオケ: Say Yeah!-もっとミラクルナイト--
16. ザ☆ピ~ス!
17. でっかい宇宙に愛がある
18. ここにいるぜぇ!
-Encore-
19. Go Girl ~恋のヴィクトリー
-MC-
20. 恋愛レボリューション21

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