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2004年3月 7日 (日)

Theピーズ『アンチグライダー』(2004)

  騒ぐなら1年前から、いや、2年前の復活時から騒いでくださいよ、頼むから‥‥


いいに決まってんじゃんか!


  ホント、バカかと、アホかと。前作「Theピーズ」を素通りしたくせに、急にこのアルバムから良くなったかのように「サイコー!」とか言ってやがる信用ならない奴らの胸ぐら掴んで、目の前に正座させてそのまま小一時間(ry

‥‥って感じで、本当に素晴らしいのですから。これ以上、どんな表現がある!?ってくらいにね。

  本当はね、いちいち書きたくないんですよ。こんな「出る前から傑作」だって判り切ってる作品について、そしてやはり我々の想像通り、いや、想像以上に素晴らしかったアルバムに対して「素晴らしいです!」なんていう当たり前のレビューをね。だって今や「一億総Theピーズ絶賛期」なわけじゃないですか。そんなご時世に俺ごときが「みんな、ピーズ聴きやがれ!」とか「B'zと間違えてんじゃねぇよ!」とか言ったところでね‥‥他所のサイトの皆さんが褒めてくれるんですから、俺が手を下すまでもねぇよな、と。

  判り切ってたわけですよ。1年近く前から既に演奏されていた、当時完全未発表の新曲、この「アンチグライダー」に収録されることとなった "ギア" や "ウチ帰れ" や "全速力で遠回し" を聴いていれば、絶対に「Theピーズ」以上に素晴らしい内容になると。もう1年近くも前から確信してたわけですよ、ファンは。

  残念ながらいろんな事情で昨年6月以降彼らのライヴを観れてないので、その後他の新曲をライヴで聴く機会はなかったわけですが、伝え聞く話ではやはり最高だと。そう言ってる奴らを信用していたわけではないですが、まぁ間違いないだろうな、と。だってあのピーズだぜ?ってね。

  どうよ、これ。全10曲で40分にも満たない、ある意味時代に逆行した作風。そして、だからこその濃度と充実度。ダメな大人による、ダメダメな歌詞と最高にリアルで生々しいサウンド。デビュー時から何ひとつ変わってない。途中休んだからこその開き直り。"Mr.カウパァ"、"残念賞"、"妄想パーティー"、"寝る前に一発"‥‥とても40前後のいい大人が書く曲のタイトルとは思えない、名言の数々。そして、だからこそ誰にも真似出来ない個性。これこそが「Theピーズ」なんだよ。高校生の時に観たまんまなんだもん。バカバカしい程に最高で、そして切ない。笑顔と哀愁が同居する、それでいて悲壮感を一切感じさせない最強で最狂なロックンロールバンド、それがTheピーズなわけですよ。

  彼らはアルバムのラストソングに本当にググッとくる楽曲を持ってくることが多いんですよ。"シニタイヤツハシネ" にしろ "反応ゼロ" にしろ、前作での "グライダー" にしろ。そして今回も "脱線" という素晴らしい曲を最後に届けてくれまして‥‥ルーズでシンプルなロックサウンドに乗るその歌詞を、是非皆さんにも堪能していただきたいな‥‥全体を覆う下ネタ・ムードを一掃するようなこの曲。どこまでが冗談で、どこからがマジなのかなんて、そんなのは関係ないんだよ。人生自体がマジであり、と同時に冗談みたいなものなんだから。それをそのまま歌詞と音にしただけ。ホントそれだけのことなのに、それすら出来ない「自称・リアルロックンロールバンド」が多いこと、多いこと‥‥ま、みんな頑張れや。

  もうね、一回ライヴ観ろ!ってぇの。このアルバム1枚で満足するような奴、俺は信用ならないね。これ聴いたら居ても経ってもいられねぇだろ普通? 小さいハコで間近で観れて満足するのも大いに結構。けどさ、野音だろ! ピーズがワンマンで初めて野音でやるんだよ!? 何故無視できる? 記念すべき夜だろ??

  というわけで、これ読んでアルバム気になった奴らは皆、ここからアルバム買うように!(w

  そして‥‥野音で会おう!



▼Theピーズ『アンチグライダー』
(amazon:国内盤CD

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