とみぃ洋楽100番勝負(13)
●第13回「Russians」 STING('85)
で、そのスティングのソロ作から。やっぱりインパクトはこの曲を含む1枚目が一番だよね。当時中学生だった俺にとって「ジャズ」ってものをより親しみやすくしてくれたのが、このアルバム。ま、厳密には「新鋭ジャズ・ミュージシャンをバックに迎えたロックアルバム」なんだけど。ブランフォード・マルサリス、ケニー・カークランド、オマー・ハキム、ダリル・ジョーンズ‥‥なんだこのメンツ!
"Russians" って曲自体はジャズでもなんでもない、暗くて社会派な歌詞が印象的なスローソングなんだけど、やっぱり今聴いてもいい曲だなぁ‥‥ほら、俺って暗いからさ。笑
奇しくも今、ロシアで起きてる事件。そして'85年当時の米ソ(当時はソビエト連邦だったんだよな、まだ)冷戦関係。状況は違っても、重なる部分は沢山ある。いつの時代も犠牲になるのは子供達。
ちょっと脱線したけど‥‥とにかく名ソングライターだと確信した、この曲聴いて。だから俺はPOLICEよりもソロの方が好きなんだよ。そしてスティングは続くアルバムで、名曲中の名曲、"Fragile" を生み出すわけですよ。
'90年代以降の、若干後期POLICEを意識したかのようなポップロック路線も好きだけど、このアルバムにある鬼気迫る感覚。これは後にも先にも「ブルータートルの夢」にしか生まれなかったね。それはメンバーによる奇跡でもあり、スティング自身の奇跡でもあったわけだけど。偶然による産物。20年近く経った今聴いても鳥肌立つよ。

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