とみぃ洋楽100番勝負(35)
●第35回:「Bullet The Blue Sky」 U2 ('87)
U2の大出世作となった「THE JOSHUA TREE」の4曲目に収録されている、シングルにもならなかった1曲。けど俺にとっては非常に重要な曲なんですよね。
「THE JOSHUA TREE」といえばまず "With Or Without You" でしょうかね。そして "I Still Haven't Found What I'm Looking For" といったシングルヒット曲が『アルバムを代表する曲』なんでしょうね。いや、それは間違いない事実ですよ。実際俺もそれらの曲が大好きだし、人に薦める時はそれらの曲名を挙げますからね。
けど‥‥俺にとっては‥‥この時期‥‥'80年代中盤から'90年代に突入するまでのU2というのは、非常に重苦しくて、時に宗教色さえ強く感じさせる、そんなシリアスなバンドだったわけですよ。まぁ、「WAR」辺りからその片鱗は十分ありましたけど。
そもそも「THE JOSHUA TREE」って言葉自体が、そっちですからね。
そして‥‥反米感情みたいなものが強く表出し出したのも、この頃かなぁ。"Bullet The Blue Sky" っていうヘヴィな曲もその流れにある1曲と言えますよね。この渋いながらも魅力的な1枚の中でも、特に印象深いのはこの曲なんじゃないかな。これが "With Or Without You" と "Running To Stand Still" の間に挟まれている。それによって更に曲自体の「ヘヴィさ」と曲本来が持つ「重さ」を際立たせてるように映ります。
そして‥‥初めてU2のライヴを観た横浜アリーナで、この曲を聴いた時の衝撃‥‥それがね。本当に忘れられないのよ。詳しくは映画「RUTTLE & HUM」、そして同名アルバムでのライヴテイクをご覧&お聴きください。
凄くまっすぐで生真面目なバンド、U2。だからこそ‥‥その反動からきた'90年代のU2には腰を抜かしたわけよ。そして‥‥だからこそ信用できたんだよね、「人」として。

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