« TWO PUNKS | トップページ | 洋楽ニュースサイト »

2004/10/11

とみぃ洋楽100番勝負(53)

●第53回:「Peace Sells」 MEGADETH ('86)

 METALLICAとかSLAYERは意外とリアルタイムで通過してたんですが、実はMEGADETHって後追いもいいところなんですよね‥‥最初に聴いたのが3作目の「SO FAR, SO GOOD...SO WHAT!」からで。先行シングルの "Anarchy In The U.K."(当然ながらSEX PISTOLSのカバー)のPVを観て一発で気に入って。一緒にバンドやってたKくんに「SO FAR〜」のアルバムを借りて。「ギターリフ、スゲーっしょ?」って聞かれてさ。そりゃもう「うんうん!」って頷くわけですよ。

 で。「けどさ。この1枚前のアルバムの方がもっとスゲエんだよ!」といって後で貸してくれたのが、セカンド「PEACE SELLS...BUT WHO'S BUYING?」。中3の頃にはリリースされてた1枚なんだけど、地元のレンタル店になくて、全然聴く機会もなくてね。PVとして "Wake Up Dead" とこの "Peace Sells" の2曲が制作されてたはずなんだけど‥‥これも何故か観る機会がなくて。メディア的にMEGADETHが盛り上がる'88年以降になってようやく何度か観る機会を得た、って感じで。

 MEGADETHの魅力って、ただ単に速いだけじゃなくて(勿論他のスラッシュバンドも速いだけじゃないけど)いろんな展開が入ってたり、リフワークが他のバンドとちょっと違ってたり‥‥あと、ジャズの要素なんかも入ってたりしてね。その辺りから「インテレクチャル・スラッシュ(知的なスラッシュ)」なんていう呼び名が生まれた程で。ほら、スラッシュっていうと野蛮ってイメージが強いでしょ、ひたすら性急にリフやビートを刻んで突っ走る、みたいな。けどMEGADETHには独特な冷たさや知的さがあって、そこが逆に暴力的に感じられたりして。そういう魅力がまたたまらなかったわけですよ、当時は。

 "Peace Sells" もイントロのベースがめちゃめちゃカッコいいし、ボーカルのちょっと語りっぽいというか唸ってるだけというか‥‥そんな歌唱法のデイヴ・ムステインがまた良かったし、後半の速くなるパート以降‥‥暴れまくるギターソロがね。前半部でのクールなソロと対照的で。やっぱりこの頃のMEGADETHは神がかってたな、と。4作目以降の「純然たるHMバンド」的スタイルもまた捨て難いんですが、やはり最初のインパクトは越えられませんでしたね、個人的には。



▼MEGADETH「PEACE SELLS...BUT WHO'S BUYING?」 (amazon

投稿: 2004 10 11 12:00 午前 [1986年の作品, Megadeth, 「100番勝負」] | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/62417/1965356

この記事へのトラックバック一覧です: とみぃ洋楽100番勝負(53):

コメント

コメントを書く