とみぃ洋楽100番勝負(67)
●第67回:「Painkiller」 JUDAS PRIEST ('90)
多分この年リリースされたアルバムの中で、最もショックを受けた1枚であり、最もショックを受けた1曲だと思います。1990年に聴いた楽曲(新旧問わず)だと、前のZEPの曲と1、2を争う勢いなんですが‥‥それくらいショックでかかったなぁ‥‥
俺、前にも書いたように、中学〜高校の頃ってそんなにコテコテのヘヴィメタルバンド‥‥所謂「メタルの教科書」みたいなものが存在したとしたら、その1ページ目に出てきそうなIRON MAIDENやJUDAS PRIESTといったバンドをちゃんと通過してこなかったんですよね。いや、リリースされたものは聴いてたんですが。だからPRIESTも「DEFENDERS OF THE FAITH」も「TURBO」も「RAM IT DOWN」もちゃんと聴いてきてるんですよ、リリース当時に。けど、まぁカッコいいけど‥‥止まり。自分が好きなMETALLICAやSLAYERといったバンド達に大いなる影響を与えてきたにも関わらず、ね。
ところが。この突然変異的アルバム「PAINKILLER」からの1曲目、"Painkiller" を初めて伊藤政則の深夜ラジオで聴いた瞬間‥‥鳥肌と冷や汗が同時に襲ってきたんですよ。なんじゃこりゃ、と。スラッシュじゃねぇか、スラッシュメタルじゃ! イントロでのドラムソロでまずやられて、続いて入るギターのアーミング、そしてヘヴィなリフと正しく金属音的なロブ・ハルフォードの歌声‥‥す、すげぇ。これが『Metal God』の異名を持つ重鎮バンドの底力か、と。本気で感動したんですよ。
これを切っ掛けに、全アルバム買い漁ったし、来日が決まれば浪人中にも関わらず始発で青山チケットエージェンシーまで整理券貰いに行って青山墓地周辺に並ばされたり(当時は来日公演の告知が新聞発表された日の朝に整理券を発行して、その順番で優先的にチケットが買えたんですよ、若い子達は知らないだろうけど。今じゃネットとかあるから全然意味ないけどさ)。
代々木体育館で観た'91年4月のライヴ、忘れられねーなぁ‥‥後にも先にも、あれが俺が観た唯一のJUDAS PRIESTだったし。その後、ロブが脱退してボーカルが変わって2度来日してるけど、当然俺は行ってないし。
ところが。去年だったか今年だったか、彼等はこの「PAINKILLER」リリース時のメンバーに戻って、この夏から復活ライヴを行ってるんですよ。2005年1月にはこの編成による新作もリリースされるっていうし、春頃には来日の噂もあるし‥‥ええ、行きますよ。もう一度、この目に焼き付けてきますから。

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