« とみぃ洋楽100番勝負(72) | トップページ | 洋楽カレンダー事情 »

2004/10/30

とみぃ洋楽100番勝負(73)

●第73回:「Motown Junk」 MANIC STREET PREACHERS ('91)

 まさかこのバンドがこんなに長続きするとは。そして未だにファンを続けているとは。というかむしろ、今現在最も大切なバンドになっていようとは。初めてあの「4 REAL写真」(リッチー・ジェームズがカミソリで腕に「4 REAL(俺達4人はホンモノだ)」と切り込んだ、有名な出来事)を観た時、そして初めて "You Love Us" のPVを観た時は考えもしなかったよなぁ‥‥出会いなんてものは、案外そんなものなのかもしれないね。

 '92年初頭にイギリスでホームステイをして、そこで1stアルバムを手にして。ガツンとやられて。帰国して当時手に入れられるだけの音源を全部探しまわって。その中にこの "Motown Junk" という、彼等の知名度アップに一役買った1曲が含まれていて。

 単なるバカパンクソングなんだよね、曲自体は。言い切ってしまえば、THE CLASHの現代版。いや、そのサウンドプロダクションとかプレイの拙さからは、完全に「1991年」という時代性は伝わってこなかったけどさ。そして歌詞。やはり話題になった「ジョン・レノンが死んだ時は笑っちまったよ。これまでの俺の人生にとって、何の意味もなさなかったんだから」という一節。THE WHOの「年老いる前に死んでしまいたい」とか、THE CLASHの「1997年にはプレスリーもビートルズもストーンズも必要ない」以上にリアルに響いたんだよ、俺に。やはり同時代に生きる、同年代の奴らが歌ってたからかな‥‥勿論ジョン・レノンは当時の自分にとって非常に大切なアーティストだったんだけど、全然起こる気にはならなかったし、むしろいろんな意味でショックを受けたかな。

 マニックスは今でもこの曲を演奏し続けています。というか、演奏しな日はないんじゃないかな。それはマニックスにとってこの曲が「"White Riot" みたいな曲」だからなんだよね(THE CLASHの曲で、ジョー・ストラマーは「この曲を演奏しなくなった日こそ、THE CLASH最後の日だ」という位にバンドのアイデンティティを端的に表した1曲なんじゃないかな)。

 マニックスで一番好きな曲は別に沢山あるんだけど、今でも「マニックスを一番よく表してる曲は?」と聞かれたら、そして「俺にとって、マニックスを十二分に表現してる1曲は?」と自問自答したら、間違いなくこの "Motown Junk" を挙げると思う。今でもそれくらい大切な1曲。



▼MANIC STREET PREACHERS「FOREVER DELAYED : THE GREATEST HITS」(amazon

投稿: 2004 10 30 12:00 午前 [1991年の作品, Manic Street Preachers, 「100番勝負」] | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/62417/1998369

この記事へのトラックバック一覧です: とみぃ洋楽100番勝負(73):

コメント

コメントを書く