とみぃ洋楽100番勝負(85)
●第85回:「Sabotage」 BEASTIE BOYS ('94)
この連載をずっと読んできた人の中で、もし自分と同世代の人がいたら「何で'80年代中盤に『あの』曲を取り上げないの?」と不思議に思う人もいるかもしれないよね。だってRUN D.M.C.やファルコが取り上げられてるのに、どうしてBEASTIE BOYSの "Fight For Your Right" がないのか、って。
いや、勿論当時よく聴いた1曲だし、今でも凄く好きですよ。けど、あの曲は「自分の中でのBEASTIE BOYS史」にとっては単なる取っ掛かりの1曲であって、そこまで重要な曲じゃないんですよ。むしろ俺的には'90年代以降の彼等の方が好きになる要素満載なんですよね。
前作「CHECK YOUR HEAD」辺りからおおっ!?って感じて、この「ILL COMMUNICATION」で一気に爆発した感じかな、俺内で。"Root Down" とか "Sure Shot" とかいろいろ重要な曲があるけど、ここはやはり "Sabotage" でしょう。勿論あのPV込みで。
下手なヘヴィロックやラップメタルを聴くよりも遥かにカッコいいし。まだ日本でRAGE AGAINST THE MACHINEが評価されるようになる、3年も前のお話ですよ。元々ハードコアバンドだったBEASTIESが放った、彼等なりの'94年ロックシーンに対する答え‥‥っていうのは言い過ぎかしら。
とにかく。未だにフロアでこの曲を聴くと血が逆流する程に興奮するし、これを聴いた後となっては "Fight For Your Right" はちょっと真面目に聴けないよなぁ‥‥とても同じアーティストがやってるとは思えない程にね。ま、あっちはあっちで、ギャグとして今でも成立してるから、それはそれでいいのかもね。ライヴでは聴きたいと思わないけど。
幸か不幸か(?)、2005年1月の来日公演は、夏のサマソニ時とは違ってバンドスタイルでのライヴとなるようで、当然ながら "Sabotage" も期待してしまうわけですが‥‥って俺、チケット取ってないんですけどね!(行く気は満々だけど)

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