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2004/11/18

とみぃ洋楽100番勝負(92)

●第92回:「Govinda」 KULA SHAKER ('96)

 

STONE ROSESにはリアルタイムでハマらなかった俺が、何故かKULA SHAKERに関しては "Grateful When You're Dead" がリリースされてすぐに虜になっちゃったんだよね。「やっぱりこのグルーヴ感がたまらねーよな!」とか判った風なこと言って。笑っちゃうよね。けどホントのことだから仕方ないよ。

 何だろ‥‥ROSESも胡散臭いといえば胡散臭かったんだけど、KULAの場合はもっとこう、インチキ度が上でしょ? インド気触れというか‥‥ジョージ・ハリスンがBEATLES時代にインドに気触れたことあったけど、あれとはまた違うんだよね。だってさ、サンスクリット語なんてKULAに出会ってなかったら、まず実生活では知らないからね。インドの言葉で歌覚えたのもこれが最初で最後だし。まぁ‥‥最終的にはルックスの良いフロントマンがいて、凄腕のギタリストがいる、と。それが決定打だったんですけどね!(結局そこかよ)

 KULAといえば先の "Grateful〜" であったり "Hey Dude" といったグルーヴィーなロックンロールが特徴といえるんだけど、それとは別に "Tattva" や "Shower Of Your Love" みたいなドリーミーなポップソングを作る才能にも長けてて、そのバランス感がまた絶妙だったんだよね。ま、ラスト作となった2ndではそれが行き過ぎちゃった感が強いけど(だからこそ俺は凄く気に入ったんですが)。

 で、そんなグルーヴィーな面とドリーミーな面を両方持ち合わせた代表曲のひとつに挙げられるであろう、サンスクリット語による楽曲 "Govinda"。これ、シングルカットされて、トップ3入りしてるんだよね‥‥勢いって怖いね。若いって怖いね。けど、ホントいい曲。KULAで一番好きな曲、これだもん。なんつーか、もうこの時点で彼等のスタイルって、完成しちゃってるんだよね。後はそれをどう壊しつつ先に進むか‥‥だったんだけど、スタイルを壊す前に、自分達が壊れてしまったという。ホント残念な終わり方だったよね。あんまりバンドの解散でショックとか受ける方じゃないけど、この時(クリスピアンが脱退表明→解散)ばかりは正直動揺しまくったもん。急な出来事だったしね‥‥

 今のクリスピアンを責める気はないけどさ‥‥やはり本気でKULAの亡霊を断ち切って欲しいし、それを乗り越えて欲しいな、と。KULA時代の曲を封印しろとは言わないけど、それに頼るのだけは止めて欲しいよね。だって「THE JEEVASとしてのスタイル」すら中途半端で確立し切ってないんだからさぁ‥‥



▼KULA SHAKER「K」(amazon

投稿: 2004 11 18 12:00 午前 [1996年の作品, Kula Shaker, 「100番勝負」] | 固定リンク

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