いくら『新作』が出ないからって‥‥
■ローリング・ストーンズ廃盤コンピ2作、日本でも復刻に(CDJournal.com)
当時のアメリカのレコード会社がリリースしたコンピ盤、「MADE IN THE SHADE」と「SUCKING IN THE 70'S」。'90年代頭、ソニーが権利を持っていた頃は世界的にこの2枚は『公式盤』としてリリースされていたんですが、'93年の『Virgin/EMI』移籍に伴いベスト盤やライヴ盤関係は全て廃盤にされてしまったんですよね、スタジオ盤のみリマスター再発されて(その後、'90年代末にライヴ盤関係はリマスター再発されてます)。ベスト盤やコンピ関係は『Virgin/EMI』移籍後にリリースされたもの(「JUMP BACK」とか「FOURTY LICKS」等)のみ。
それがここにきて、何故か「MADE IN THE SHADE」と「SUCKING IN THE 70'S」がリマスター再発されることになりました。もしかしてそろそろ『Virgin/EMI』とも契約が切れるとか?(ってのは考え過ぎか) だってさ、貴重な音源(今やここでしか聴けないシングルB面曲やライヴテイク)を含む「SUCKING IN〜」はまだしも、全て既出音源のみの中途半端なベスト盤('75年リリース。「STICKY FINGERS」から「IT'S ONLY ROCK'N'ROLL」までの4枚から選曲)「MADE IN THE SHADE」までリマスター再発される意図が判らない‥‥単なるコレクターズ・アイテムでしかないじゃん。謎が謎を呼びます。
ちなみに俺、ソニーからEMIに権利が移ってオリジナル盤がリマスター化されて再発された際に、「STICKY FINGERS」から「STEEL WHEELS」までのスタジオ盤を全部売っ払い、リマスター盤に買い替えたんですが、しっかり「MADE IN THE SHADE」と「SUCKING IN〜」及びライヴ盤関係は手元に残したんです(実はストーンズ、何気にコンピ盤を含めた全アルバム網羅する程好きだったりします)。これを機に、また全部売り払おうかしら‥‥マニアなら飛びついてくれるだろうしね(ってマニアは既に全部持ってるか)。
‥‥って何、日本盤はまたCCCDなの!? ホント頭悪いね、東芝EMI! だ・か・らぁ〜、既出音源によるコンピ盤じゃんかよぉー。アホかってぇの。
賢いファンの皆様は、非CCCDのUS盤(デジパック版と通常版の2種類あるようです)をお買い求めくださいまし。日本盤よりも1ヶ月早いリリースですしね(US盤は4/5、日本盤は5/11)。

▼ROLLING STONES「MADE IN THE SHADE」(amazon)

▼ROLLING STONES「SUCKING IN THE 70'S」(amazon)
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