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2005/05/03

HIGH and MIGHTY COLOR『OVER』(2005)

 「ハイカラ」こと、HIGH and MIGHTY COLORのメジャー2ndシングル、「OVER」が先月リリースされました。前作「PRIDE」がガンダムの主題歌に大抜擢されたことで、いきなりチャート初登場2位という記録を打ち立てました。が、今回はタイアップは付いているものの、深夜のバラエティ番組のエンディングテーマ。実質「タイアップなし」に限りなく近いんじゃないですかね(前作と比較すれば、の話ですが)。

 元々がヘヴィメタルからスタートしてるバンドに女子高生Vo.が加入したことでその音楽性もどんどん変化をみせていったわけですが、このシングルのタイトルトラックというのは以前インディーズからリリースされたことがあるそうですね(2004年11月に1,500枚限定リリース。即完売したそう)。それはさすがに知らなかった。ということは、こっちの方が前作の "PRIDE" よりも古い‥‥つまり進化過程ってことなんでしょうか。

 というわけで、前作の時に「アンチノブナガ」時代を含め、散々盛り上げた身としてはやはり責任を取らないとね‥‥やりますよ、今回も。ええ。

 今回も3曲+ "OVER" のカラオケ、の計4曲を収録したマキシシングル形態。前作は意外とバラエティ豊かな印象を受けましたが、今回はどうでしょう?

 まずタイトルトラック "OVER"。SE的な打ち込みを同期させたサウンドは前作同様ですが、女性ボーカルのマーキーの歌が若干「慣れてきた」「馴染んできた」印象が強いかな。ま、以前にレコーディングしてる曲なんで歌い慣れてるってのも大きいんでしょうけど。あと所謂ラップバートにも彼女が合いの手を入れる等して絡んできてますね。ますます男性Vo.のユウスケの立場が‥‥いい仕事してるんですけどね、今回も。こうやって聴くと彼のヒステリックな歌唱はあれですね、LIMP BIZKITのフレッド・ダーストにも通ずるものがある‥‥とか言ったら言い過ぎですか?

 曲はいろいろ考えられてる、フックが幾つも用意されたハードロック、って印象。歌謡曲/ポップスっぽいのはその歌メロの判りやすさのみ。途中で入るデス声による「オーイ!」って掛け声とかも、「らしい」よね。好きじゃなきゃそんなの入れないし、入らないよな。

 2曲目の "Change" は更にアップテンポの1曲。Aメロでのディレイを用いたギターフレーズと、ユウスケのシャウトが印象的な1曲。全3曲中最もポップステイストの強いナンバーじゃないかな。演奏は相変わらず派手なんだけどね。

 で‥‥問題の3曲目 "インソムニア" なんですが。前作の3曲目 "all alone" も非常に「濃い」ナンバーだったわけですが‥‥今回の "インソムニア" は、いよいよ彼等(というか、「アンチノブナガ」として)の本質的な部分を端的に表した1曲なんじゃないでしょうか。だってさ、モロにデスメタルですよ。デス声でユウスケが歌いまくりですよ。若干バックトラックが軽めなのが玉に傷ですが、これをもっと低音利かせてギターも歪ませたら、本格的なデスメタルじゃないですか。スゲー勿体ない。けどさ、メジャーの、一般のヒットチャート上で勝負しようとしたら、実はこれが限界なのかな‥‥というのも見えてきたりしてね。いや、それでも大健闘してますよ。スゲエよ、アンチノブナガ!(いや違うから)

 というわけで、個人的には今回も満足させてもらいました。8月にクラブツアーがあるようだけど‥‥その前にアルバムだろ、アルバム。ホント徹底的にロックしたアルバムを作って欲しいなぁ。海外でレコーディングしてさ、プロデューサーにコリン・リチャードソン辺りを迎えてさ。そんなの作っちゃってくださいよ!


‥‥ま、無理だろうけどな。残念だけど。
(そもそも期待する方向が間違ってる気が‥‥)



▼HIGH and MIGHTY COLOR「OVER」(amazon

投稿: 2005 05 03 12:00 午前 [2005年の作品, HIGH and MIGHTY COLOR] | 固定リンク

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