BAD MOON RISING『BAD MOON RISING』(1991)
元LIONのカル・スワン(Vo)とダグ・アルドリッチ(G)によるバンドBAD MOON RISINGのデビュー作。バンド名は確かCCR(CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL)の同名曲から取った、と記憶してます。LION末期のゴタゴタ(ドラムのマーク・エドワーズの事故〜バンド休止〜日本での不透明なチャリティーイベント開催、そこへのカル・スワン不参加等)を経て、いよいよ主要メンバーの2人が本格的に動き出した感が強かったよね、当時。LIONのそのチャリティーにも行ったし、BMRの初来日公演も行ったなぁ……。
2人で始めたこともあって、当初はリズム隊不在。レコーディングには当時HOUSE OF LORDSのメンバーだったチャック・ライト(B)&ケン・メリー(Dr)が参加しております。
カル・スワンの声ってデヴィッド・カヴァーデイル(WHITESNAKE)をより隠らせて、ちょっとパワーダウンさせたような印象が強くて。要するに「どこまでいっても一流になれない宿命」を背負ったような声というか。まあ、そのB級っぽさが好きなんですけどね。それこそがブルースという気もしないでもないけど……偏見かしら。
あと、ダグのギタープレイも「これ!」という決め手に欠けて、微妙なんだよね。ソロも印象に残らないし、リフも……個人的にはそんなに好きなタイプではないです。けど、今や彼もWHITESNAKEの一員ですからね。感慨深いですよ、それを思うと。
アルバムを出すたびにカル・スワンの作曲能力の弱さ、ギタリストとしての平凡さが際立ち、また音楽性もグランジ寄りになっていったため、結局アルバム3枚で解散。ただ、このデビューアルバムの完成度はそこそこ高かったな。「Full Moon Fever」とか「Old Flames」とかは飛び抜けて良かったですし。今聴いても良いアルバムだと思います。
▼BAD MOON RISING『BAD MOON RISING』
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