TESLA『PSYCHOTIC SUPPER』(1991)
TESLAのオリジナルアルバムでいうと3枚目になるのかな。これの前にアコースティックアルバム『FIVE MAN ACOUSTICAL JAM』(1990年)が出ていて、それが大ヒットした後の作品。前作のソフトサイドからハード&ヘヴィ側に、完全に振り切れちゃってるんですよ。
冒頭3曲(「Change In The Weather」「Edison's Medicine」「Don't De-Rock Me」)の怒濤の流れがすごい。特に「Edison's Medicine」「Don't De-Rock Me」の攻めっぷりは、『THE GREAT RADIO CONTROVERSY』(1989年)からも予想できないぐらい、重さとスピードに満ち溢れています。
そして、中盤〜後半にかけてメロウ/スロウナンバーが多めに並ぶんだけど、これも『FIVE MAN ACOUSTICAL JAM』の二番煎じってわけではなくて、『THE GREAT RADIO CONTROVERSY』での「Love Song」を踏まえたブルースロックバンドのバラードといった印象。その中には「Song & Emotion」という、同じ事務所に所属していたDEF LEPPARDのスティーヴ・クラーク(G)追悼ソングも含まれています。
残念なのが、5分半以上の曲が13曲中6曲もあるし、アルバム全体が長いこと(トータル68分。日本盤はボーナストラック3曲追加で77分)。先の「Song & Emotion」なんて8分半ですからね。1曲1曲はかなり良かったのに、思ったよりも売れなかったのが残念(それでもチャート的には全米13位と過去最高。セールスも100万枚を超えていますが)。
そういえば、東京ドームのカウントダウン(1991年大晦日開催。METALLICA、EUROPE、THUNDERが出演)で観たなぁ、リリースされた年の年末に。それを最後に来日してないんですよね……数年前に再結成して、オリジナルアルバム(2004年発売の『INTO THE NOW』)まで出してるようだし、ぜひ小さいハコでいいんで来日してほしいなぁ。絶対に行くのに。
« 寝る前にこれ聴け!(1) | トップページ | 寝る前にこれ聴け!(2) »
「Tesla」カテゴリの記事
- TESLA『MECHANICAL RESONANCE』(1986)(2024.05.07)
- TESLA『BUST A NUT』(1994)(2024.05.02)
- ERIC MARTIN BAND『SUCKER FOR A PRETTY FACE』(1983)(2023.03.10)
- ELLEFSON『NO COVER』(2020)(2020.11.21)
- TESLA『FIVE MAN LONDON JAM』(2020)(2020.04.01)
「1991年の作品」カテゴリの記事
- サブスクに存在する音源を通して1980年〜1994年のHR/HM(およびそれに付随するハード&ヘヴィな音楽)の歴史的推移を見る(2024.11.10)
- BLUR『LEISURE』(1991)(2023.02.04)
- マイケル・ジャクソンの黄金期をオリジナルアルバムで振り返る(1979〜1991年)(2022.12.31)
- LYNYRD SKYNYRD『LYNYRD SKYNYRD 1991』(1991)(2022.12.28)
- GUNS N' ROSES『USE YOUR ILLUSION II: DELUXE EDITION』(2022)(2022.11.22)
