LOUDNESSの'90年代前半作品、USにて初リリースに。
最近、「Wounded Bird」っていうレーベルから'80年代の名盤が再発されてるんですよ。例えばWINGERの2ndとか3rd、ENUFF Z'NUFFの廃盤だった2nd辺りが最近ここから再発されたりしてて。
んでこのレーベル、調べると「Atlantic Records」周辺のものしか再発してないのね。どうやらその辺の傘下みたいで、廃盤モノの再発専門レーベルのようです。ソニーでいうところの「Legacy」みたいな感じ?
でさ。最近このレーベルから、日本のLOUDNESSのUS未発売だった時期の作品がまとめてリリースされてるんですよ。これは再発とは言わずに、初US盤化ってことになるのかしら。既にこの時期のLOUDNESSは海外での契約はなかったはずで、非常にドメスティックな活動だったのね。歌詞も日本語ものがポツポツと復活し出した頃だし(ま、アルバムに1〜2曲程度?)、そりゃ海外でのリリースはキツイよな、と。音楽的にも「THUNDER IN THE EAST」の頃とは全く違うバンドになっちゃってるし。
来月、現オリジナルメンバーによる最新作「RACING」の英語版がヨーロッパでもリリースされるけど、これを機に再評価とか起こるんでしょうか。そういえば去年だったっけ、ヨーロッパのフェスにLOUDNESSがスペシャルゲストとして呼ばれたのって。その辺の影響もあるのかしら。
※アルバムタイトル前の「○」が過去USでのリリースあり、「●」は今回USで初出となるアルバム。

○THUNDER IN THE EAST('85年)(amazon)

●8186 LIVE('86年/US未発売)(amazon)

○HURRICANE EYES('87年/USバージョン)(amazon)

○SOLDIER OF FORTUNE('89年)(amazon)

○ON THE PROWL('91年)(amazon)

●LOUDNESS('92年/US未発売)(amazon)

●ONCE AND FOR ALL('94年/US未発売)(amazon)

●HEAVY METAL HIPPIES('94年/US未発売)(amazon)

●LOUD'N'RAW('95年/US未発売)(amazon)
「LOUDNESS」以降の、ワーナー在籍時のオリジナル盤とライヴ盤が海外初リリースとなるわけね。ま、E.Z.O.のファンって海外にも多いだろうから、そういう意味での需要はあるだろうね。そして、どういう評価を受けるのかが気になるところ。
そういえばAmazonで、「LIGHTNING STRIKES」('85年のUSリリース第2弾)のみ見つからないよ。って思ったら、このアルバムだけ再発されてないでやがんの。確かに俺の中でも一番微妙な1枚なんだけどね。
考えてみたら、E.Z.O.のアルバムも紙ジャケ・リマスターでこの春に再発されたけど、当のMASAKIは何してるんでしょうか‥‥ニューヨークにいるんだっけ? もっと活発に音楽活動やって欲しいんだけどなぁ‥‥難しいだろうけど。
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