LOUDNESS『THUNDER IN THE EAST』(1985)
1985年1月発売。アメリカのAtlantic Recordsと契約して最初のアルバムで、本作で正式にUSメジャーデビューを果たします(アメリカでは日本から半年遅れで発売)。プロデューサーはオジー・オズボーンなどで知られるマックス・ノーマン。
Billboardアルバムチャート74位にランキングしたことで有名な1枚。オープニングを飾る「Crazy Nights」のイメージが強いんだけど、この曲自体はそれまでの彼ららしくない、非常にアメリカンなミドルヘヴィチューンなのよね。全体的にそのへんを意識した曲作りになってるので、当時は賛否あったように記憶してます。
だけど、メロディアスで従来の彼ららしい「Like Hell」だとかファストナンバー「Get Away」だとかLOUDNESSのパブリックイメージに合った楽曲も含まれているので、本格的な海外進出への過渡期的1枚と言えるかもしれません。個人的にはラストを飾るバラード「Never Change Your Mind」がUSメタル風パワーバラードでお気に入り。
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