BRIDES OF DESTRUCTIONの新曲4曲がフル試聴可能に
■BRIDES OF DESTRUCTIONの新曲4曲がフル試聴可能に(www.myspace.com)
最近、THE WiLDHEARTSのジンジャーもこの「www.myspace.com」を利用して新曲をいち早く披露してくれてますが、そのジンジャーも作曲に絡んだ新生BRIDES OF DESTRUCTIONのニューアルバム「RUNAWAY BRIDES」から、4曲を先行でフル試聴することができます。
とはいってもこのアルバム、既に海外では9/13にリリース済みなのです。前作は「Sanctuary」からのリリースで、日本盤から3〜4ヶ月遅れてのリリースでしたが、今回は「Shrapnel」からのリリースとなり、日本盤より半月早いリリースとなったようです。この辺に前作と新作での日本での温度差を感じたり、感じなかったり(単にスケジュールの関係だけかもしれませんが。。)。
既にご承知の通り、このアルバムにはニッキー・シックスは参加していません。つまりメインソングライターのひとりが抜けてしまい、完全にトレイシー・ガンズ体制になってしまったと言っていいでしょう。そんな中にヘルプとしてジンジャーが(一時的に)加入、一緒に曲作りをしたりしたのですが‥‥ どうやらジンジャーが関わった曲は "White Trash"(M-6)、"Never Say Never"(M-8)、"Tunnel Of Love"(M-12)の3曲みたいですね。
で、先の「www.myspace.com」で聴けるのは、"White Trash"(M-7)、"Dimes In Heaven"(M-13)、"Lord Of The Mind"(M-2)、"Porcelain Queen"(M-10)の4曲。"White Trash" は前作の流れを組む、アッパーなR&R調といいましょうか。確かにどことなくジンジャーっぽさが感じられたり、られなかったり。ボーカルのロンドンが前作よりも抑え気味に歌ってるのが多少気になりますが‥‥
続く2曲("Dimes In Heaven"、"Lord Of The Mind")はどちらもミドル・ヘヴィなタイプで、特に前者は多少プログレッシヴな要素を持った演奏が印象的ですね。後者は特にトレイシーのギターソロが耳に残る、多少グルーヴィーな仕上がりになってます。あー成る程、この辺はニッキー主体ではなくトレイシー主体っぽい気がするなぁ。L.A. GUNSの2nd〜3rd辺りにも通ずるヘヴィさというか。
そして最後の "Porcelain Queen" はピアノやシンセを用いたバラード。前作にはないタイプですよね。これもトレイシーっぽいな。特に途中でアップテンポ&ヘヴィな展開をしていくアレンジなんて、モロにL.A. GUNS的ですよね。
こうやって4曲だけですが、ちゃんと聴いてみると‥‥凄くバラエティに富んだ作品にしたかったんだなーという気がします。勿論、最終的な判断はアルバム13曲を通してからですが‥‥1stアルバムが、ニッキー・シックスの「パンク精神」をそのまま体現したような作風で、ただひたすら前進といった感じだったのが、この2ndではもっとひねくれた感じというか、俺等パンクだけどもっと知性もあるんだぜ?的な頑張りみたいなものが感じ取れますよね。歌もただがなったり叫んだりしてるんじゃなく、丁寧に歌おうとしてる印象を受けたし。
う〜ん、これはもしかしたら賛否分かれるかもしれませんね。あくまで「ニッキー・シックスがMOTLEY CRUEの代わりに始めたバンド」という風に捉えていたファンからすると、(既にニッキーが抜けた時点で興味は薄らいでいるのかしれませんが)ちょっとなー‥‥という気がしないでもないし、またジンジャーが絡んだから聴いてみようと思ってるTHE WiLDHEARTSファンからすると、ちょっとパワーが足りない気がするし(ヘヴィではあるけど、ワイハーが持つヘヴィさとはまたタイプが違うしね)。他の9曲の中には従来のタイプの曲もあるだろうし、あるいはもっと風変わりな曲もあるかもしれない。その辺はちょっと楽しみではありますけどね。
まぁ‥‥この4曲を試聴用に選んだという時点で、何となく彼等(特にトレイシー)の意図するものが見えなくもないですけどね‥‥とにかく。日本盤は10/5にリリースされます。同日にはBUCKCHERRYの3rdアルバムも日本先行でリリースされますので、これはちょっと面白い聴き比べができるかもしれませんね、同じ「21世紀を代表する中堅アメリカンハードロックバンド」として。
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