カテゴリー「2005年の作品」の102件の記事

2024年6月 4日 (火)

THE TEARS『HERE COME THE TEARS』(2005)

2005年6月6日にリリースされたTHE TEARS唯一のオリジナルアルバム。日本盤は同年7月20日発売。

2003年に活動休止を発表したSUEDEのフロントマン、ブレット・アンダーソン(Vo)が同バンドの初期2作(1stアルバム『SUEDE』、2ndアルバム『DOG MAN STAR』)でギタリスト&ソングライターとして活躍すたバーナード・バトラー(G)と約10年ぶりに和解を果たしたことで、THE TEARSと命名された新バンドを2004年に結成します。ブレットとバーニー以外のメンバーは、バーニーのソロ活動を支えてきた日本人ドラマーのマコト・サカモト(Dr)のほか、ネイサン・フィッシャー(B)、ウィル・フォスター(Key)という布陣。

楽曲制作はブレット&バーニーの2人で行われ、アルバムのプロデュースをバーニーが担当。ブレットもアディショナル・プロデューサーとして名を連ねていますが、2000年代に入りTHE LIBERTINESTHE CRIBSなどの作品で培ったバーニーのプロデューサーとしての才能が、ここでも遺憾なく発揮されています。

この2人が再タッグを組むと言われたら、誰もがSUEDE初期の2作で展開されたデカダンな世界観&グラマラスなサウンドを想像することでしょう。しかし、実際にここで鳴らされているのはSUEDE後期、特にバーニー脱退後の3rdアルバム『COMING UP』(1996年)以降の音を下地にしたもので、SUEDEとして当時の最終作でもある『A NEW MORNING』(2002年)との共通点も見受けられます。つまり、本作はポップサイドに振り切った1枚ということになります。

しかし、この2人が揃ったんだから単なるポップアルバムで終わらない。本作で2人がイメージしたのは、デヴィッド・ボウイが初期に残した『THE MAN WHO SOLD THE WORLD』(1970年)『HUNKY DORY』(1971年)という2枚。ボウイが“ジギー・スターダスト”としてグラムロックスターへと君臨する前に残した、ポップでロックでフォーキーなテイスト……つまり、2人にとってのルーツサウンドを今再びここで体現しようと試みたわけです。

確かにSUEDE初期のような危うさは希釈ながらも、90年代前半に彼らがトライした「70年代初期のグラムロックのモダン化」を10年越しに再挑戦したという意思は十分に伝わります。『SUEDE』や『DOG MAN STAR』のあとにこの『HERE COME THE TEARS』を聴いたらつながりは感じられないかもしれませんが、その後のSUEDEが歩んだ道のり、そしてバーニーがMcALMONT AND BUTLERやソロ活動を通じて重ねてきたキャリアを踏まえれば十分に納得できる仕上がりではないでしょうか。

『A NEW MORNING』は悪い意味で「出来上がって」しまっていたブレットのボーカルも、本作ではSUEDE中期までの豪快さが少しだけ復調している。それもそれも、隣で“らしい”ギターを奏でるバーニーの存在が与える影響がかなり大きいはず。オープニングを飾る「Refugees」(全英9位)こそSUEDE末期の延長のようではあるものの、「Lovers」(同24位)や「Two Creatures」などでは2000年代の音で表現されるモダンなグラムロックを存分に楽しむことができるし、「The Ghost Of You」のような繊細さを伴う楽曲では初期SUEDEのシングルカップリング曲で見せた色合いを追体験できる。さらに、アルバム終盤に向けて展開されるディープな世界観も、完全に一緒とないかないものの、どこか初期のSUEDEとイメージが重なる部分がある。当時死滅していたブリットポップやグラムロックをモダンな質感で再構築したという点で、本作が果たした役割は非常に大きなものがありますし、実際に亜洋的にもしっかり作り込まれた良質なロックアルバムだと断言できるはずです。

初期のSUEDEの完全再現を求めていたリスナーには、本作は肩透かしな1枚なのかもしれませんが、ここまでブレットとバーニーそれぞれのたどった道を追ってきた筆者のような人間には、これを否定することはできない。そう考えると、一部のファンにとっては“踏み絵”のような作品なのかもしれませんね。

なお、本作リリース直後の2005年8月には『SUMMER SONIC 05』へ出演するために、ブレット&バーニーは2003年の初来日ツアー以来12年ぶりに揃って来日。本国ではアルバムチャート15位とまずまずの数字を残すものの、同年秋に所属レーベルから解雇されてしまい、以降のツアーはすべて白紙に。2006年にブレットがソロ活動へと移行したのを機に、バンドは1年足らずで活動を終了させたのでした。

 


▼THE TEARS『HERE COME THE TEARS』
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2023年2月26日 (日)

DEPECHE MODE『PLAYING THE ANGEL』(2005)

2005年10月17日にリリースされたDEPECHE MODEの11thアルバム。日本盤は同年10月13日発売。

前作『EXCITER』(2001年)から4年5ヶ月ぶりの新作。かなり時間が空いた感がありますが、その間にはマーティン・ゴア(G, Key, Vo)やデイヴ・ガーン(Vo)がそれぞれソロプロジェクトにトライし、アンディ・フレッチャー(Key)も自主レーベルを立ち上げプロデュース業に取り組むなど、メンバーそれぞれ音楽的にかなり充実した時期を過ごしていたようです。

ブリープテクノ界の重鎮マーク・ベルとタッグを組み、新境地を伝えた前作でしたが、ファンからの評価はまちまち。特に、前々作『ULTRA』(1997年)を評価する層からは否定的な声も少なくなかったようです。そんな中、今作では新たなプロデューサーとしてその後数作でコラボレーションを続けることになるベン・ヒリアー(BLUR、ELBOW、DOVESなど)を起用。過去最短でアルバムを完成させるほど、充実した制作期間を過ごすことになります。

サウンドの質感こそ2005年当時のモダンさが伝わるものの、ベースになっているのは80年代の彼らが武器にゴシックテイストのエレポップ。メロディの運びや楽曲自体のテイストがどこか80年代半ばから後半……特に『BLACK CELEBRATION』(1986年)、『MUSIC FOR THE MASSES』(1987年)『VIOLATOR』(1990年)の頃を彷彿とさせるものがあり、そこに『SONGS OF FAITH AND DEVOTION』(1993年)や『ULTRA』で実践したダーク&ダウナーさが適度なバランスで散りばめられることにより、多くのリスナーが臨む最強の形でのDEPECHE MODEサウンドが完成した……と言っては大袈裟でしょうか。

また、本作にはデイヴがソロ活動で得た経験も見事な形で反映されています。例えば、「Suffer Well」「I Want It All」「Nothing's Impossible」といった楽曲では、初めてデイヴがソングライターとしてクレジットされている。DEPECHE MODEらしさを崩すことなく、自身のソロワークスの色を適度に加える。もちろん、デイヴが歌えばそれはすべてDEPECHE MODEなわけですが、歌詞やメロディに自分の我を通せるようになったのは長く続いたマーティン一強体制が崩れたことにもつながり、バンドとしての柔軟性が芽生え始めているのかも……そういう意味では、『ULTRA』から始まったマーティン/デイヴ/アンディのトリオ編成が3作目にしてようやく完成の域に達したのかもしれません。

三頭体制のDEPECHE MODEは以降、アルバムを重ねるごとに独特の個性を強めていきます。これがずっと続くものだと、誰もが思っていたんですけどね……。

 


▼DEPECHE MODE『PLAYING THE ANGEL』
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2022年5月27日 (金)

DISTURBED『TEN THOUSAND FISTS』(2005)

2005年9月20日にリリースされたDISTURBEDの3rdアルバム。日本盤は同年9月28日発売。

初の全米1位を獲得した前作『BELIEVE』(2002年)から3年ぶりの新作。前作発表後にスティーヴ・クマック(B)が脱退。本作のレコーディングにはその後正式メンバーとなり、現在まで活動をともにするジョン・モイヤー(B/STEREO SATELLITE、ART OF ANARCHY、OPERATION: MINDCRIME)が参加しています。

プロデューサーには過去2作同様ジョニー・K(ENUFF Z'NUFFMACHINE HEAD3 DOORS DOWNなど)を起用。また、バンド自身も共同プロデューサーとして初めて名を連ね、ミキサーには初のタッグとなるベン・グロッセ(DREAM THEATERMARILYN MANSONSEVENDUSTなど)が新たに起用されています。

基本的な路線、方向性は過去2作の延長線上にある、大きな変化はあまり感じられません。ただ、ヘヴィメタルバンドとしてのオーソドックスさはより増しているようにも聞こえ、良しとするか否かで評価もまた変わるのでしょうか。デビュー時こそ、デヴィッド・ドレイマン(Vo)のパーカッシヴなボーカルスタイルと90年代のニューメタルバンドを踏襲しつつもネクストレベルへとステップアップさせたサウンドが新鮮に映りましたが、それも3作目となるともはや当たり前の存在として定着し、ここから作品ごとに変化を繰り広げるのか、あるいは現在のスタイルを維持すつつ深化するのかが迫られると思います。

しかし、彼らは後者の道を選び、金太郎飴のようなアルバム作りの道を突き進むことになる。前作の時点でその片鱗はすでにあったものの、この3作目で彼らはついに「俺たちはこの道から逸れずに突っ走る」と宣言するわけです。ある意味、男らしいと言えますが。

なもんで、ふいに1曲選んで聴かされても、果たしてこれが何作目の収録曲なのか?とはっきり断言できないんですよ、僕(苦笑)。まあ、1stアルバム『THE SICKNESS』(2000年)は散々聴いたので、ある程度は理解していますが……。それくらい、良くも悪くも通常運転。なので、彼らのこのスタイルが好きという方なら、大きな冒険もない本作も気に入ってもらえると思います。

と同時に、初めてDISTURBEDに触れる人は、それが何作目であっても大きな問題はなんじゃないかという気もしていて(苦笑)。あ、嘘です。最初に聴くなら1stアルバムから本作までの3枚がオススメです。以降は良くも悪くも、楽曲がよりワンパターン化していくので。そういった意味でも、楽曲の完成度やトータルバランス含め完成し尽くされているのは、この3作目までといっても過言ではないのかな。

ヘヴィさ、重さという点では前2作よりも若干強まっている気がしますが、それも誤差範囲内。アメリカのバンドらしい豪快なアンサンブルと、どこかヨーロッパのバンドのようにも感じられる抒情的なメロディのバランスも絶妙。ニューメタルというジャンルの究極形と言ってしまっては大袈裟でしょうか。

なお、1stアルバムにおけるTEARS FOR FEARSのカバー「Shout」に続き、本作にはGENESISのヒット曲「Land Of Confusion」のカバーも収録。基本的なアレンジは原曲を踏襲しつつ、もちろんDISTURBEDらしいヘヴィさも強調されたアレンジに生まれ変わっており、原曲をよく知る世代も楽しめる仕上がりです。ただ、「Shout」のときほど驚きや刺激はないかな。これも、彼らのスタイルに慣れててしまったが故なんでしょうか。

 


▼DISTURBED『TEN THOUSAND FISTS』
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2022年5月 5日 (木)

HARDCORE SUPERSTAR『HARDCORE SUPERSTAR』(2005)

2005年11月2日にリリースされたHARDCORE SUPERSTARの5thアルバム。日本盤は同年11月23日発売。

ポップで軽やかなパンク路線へと振り切った前作『NO REGRETS』(2003年)から2年2ヶ月ぶりの新作。過去2作ではキャッチーさにこだわることでハードロック色をどんどん希釈させていましたが、ここにきて代表作にしてワールドワイドデビュー作となった2ndアルバム『BAD SNEAKERS AND A PINA COLADA』(2000年)当時のスタイルへと回帰し、以降続くこのバンドの“らしさ”やオリジナリティを完全な形で開花させます。

当時流行っていたジャングル(シャッフル)ビートを用いたリード曲「Wild Boys」が、まさに往年のMOTLEY CRUEのイメージと重なる仕上がりで、多くのHR/HMファンが「これこれ!」と膝を叩いたことでしょう。アルバムは同曲を筆頭に、「Kick On the Upper Class」や「Bag On Your Head」といった疾走感を伴うハードナンバー、「Last Foreve」や「She's Offbeat」などグルーヴィーなリズム感を強調したノリのよいミディアムチューン、「We Don't Celebrate Sundays」を筆頭とするアンセム感の強いキラーチューン、そして「Standin' On The Verge」に代表される哀愁味漂うバラードタイプの楽曲と、とにかく全体のバランス感に優れたハードロックアルバムに仕上がっている。過去4枚のアルバムが数々ある要素のひとつに特化した作風だったとしたら、ここではHCSSが持つすべての特徴が均等に保ちつつ、そのすべてを100まで振り切ろうとする気概が伝わる。そんな起死回生の1枚ではないでしょうか。

ここで築いたひとつの形を軸に、以降バンドはさまざまな変遷をたどっていきますが、2022年現在の最新作『ABRAKADABRA』で彼らが再びこのセルフタイトル作を踏襲した作品を完成させることになるとは。そういった意味でも、本作はバンドにとって“第2のデビュー作”と言えるのかもしれませんね。

 


▼HARDCORE SUPERSTAR『HARDCORE SUPERSTAR』
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2022年4月20日 (水)

GINGER (GINGER WILDHEART)『A BREAK IN THE WEATHER』(2005)

2005年1月31日にリリースされたジンジャー(現ジンジャー・ワイルドハート)のコンピレーションアルバム。日本盤未発売。

本作は2001年からスタートした、ジンジャーのソロ名義CDシングル12ヶ月連続リリース企画「Singles Club」で発表された音源をまとめたもの。この企画は文字通り、毎月新曲3曲を収録したシングルを連発し続けるというものでしたが、2001年6月に第1弾「I'm A Lover Not A Fighter」を発表するものの、続く第2弾「Cars & Vaginas」(タイトルよ……)が同年12月発売といきなり半年も遅れる事態に(苦笑)。

その後も着実に制作/リリースが遅れていき、2002年には第3弾「And This Time I'm Serious」、第4弾「The Saga Of Me & You」を何とか届けるものの、2003年発売の第5弾「Virtual Love」を最後にリリースが途絶える始末。これ、おそらくリリース元のInfernal Recordsが閉鎖されたか何かが主な理由だったのではないでしょうか。実際、このアルバムは別レーベルのSanctuary Recordsからの発売ですし。

とはいえ、この時期にはすでにTHE WiLDHEARTSが再始動し、2002〜3年に「Vanilla Radio」や「Stormy In The North, Karma In The South」などのシングルを連発。2003年8月には待望のアルバム『THE WILDHEARTS MUST BE DESTROYED』を発表していることから、本当のところはソロ活動にまで手が追いついていなかったのでしょう(ていうか、事前に12ヶ月分36曲できていたわけではなかったのかよ、と。苦笑)。

結局5枚目で頓挫した「Singles Club」を総括する形で、2005年に入って“ジンジャー名義で初のアルバム”と銘打って発表されたのが今作。ただ、内容的に純粋なオリジナルアルバムではないので“コンピレーションアルバム”扱いとなっています。

中身は第1弾「I'm A Lover Not A Fighter」から第5弾「Virtual Love」までの15曲に、第6弾シングルとして制作されていたものの未発表となっていた「T.W.A.T.」「He's A Man」「Dying Art Of The Chorus」の3曲を追加した、全18曲が2枚のCDに各9曲ずつ収録されたもの。シングルごとにコンセプトがある程度あるようなので、こういう形で区切ったのでしょうね。

ジンジャーの本格的なソロ活動はSiLVER GiNGER 5でのアルバム『BLACK LEATEHR MOJO』(2000年)が最初となると思いますが(その前後にCLAM ABUSEでのアルバム『STOP THINKING』や、SUPER$HIT 666でのEP制作などもありましたが)、今作で表現されているサウンドはSiLVER GiNGER 5で体現したハードロック色よりもさらに幅広いものがあり、のちの正式なソロ第1弾アルバム『VALOR DEL CORAZON』(2005年)とTHE WiLDHEARTSでの活動の中間にある楽曲群を楽しむことができます。

王道パワーポップ的な「I'm A Lover Not A Fighter」や「And This Time I'm Serious」もあれば、ブラスをフィーチャーしたグラマラスなバブルガムポップ「Cars & Vaginas」、THE WiLDHEARTS的カオティックさが端的に表れたヘヴィチューン「Not Bitter, Just A Little Disappointed」もある。また、「Blinded By Absinthe」のようにソングライターとして新たな側面を打ち出した楽曲も含まれており、改めてこの人の多彩さ/多才さに驚かされるのではないでしょうか。このこだわりがリリースの遅れにもつながったのかもしれませんね(苦笑)。

未発表となっていた3曲も過去4作のシングルの延長線上にある楽曲群で、アルバムの流れで聴いても違和感なく楽しめるものばかり。この中では、がグルーヴィーなベースラインが耳に残る初期ビートルズ・ライクなパワーポップチューン「He's A Man」が印象的かな。なお、アルバムラストを飾るテクノポップ調「Dying Art Of The Chorus」にはNAPALM DEATHのバーニーことマーク・グリーンウェイ(Vo)がグロウルでゲスト参加。異色のサウンドメイクおよび“らしい”グロウル&スクリームは最高のアクセントとなっています。むしろこのラスト2曲が本作最大の山場かもしれません。これ、なんで当時リリースされなかったんだろうね。

ジンジャーのソロ作は初期3作がストリーミング配信されていないものの、Sanctuary Recordsからリリース/再発されたSiLVER GiNGER 5のアルバムや本作は現在もサブスクで聴くことができます。

 


▼GINGER『A BREAK IN THE WEATHER』
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2022年3月12日 (土)

ブライアン・アダムスのベストアルバムを総括する(2022年版)

ブライアン・アダムスの最新オリジナルアルバム『SO HAPPY IT HURTS』(2022年)、素晴らしい内容でしたね。この新作を機に、ぜひ若い世代にも彼の名作たちに触れていただきたい(そのためのサブスクリプションサービスですしね)。しかし、数あるオリジナルアルバムのどれから手を出したらいいのか、せっかくならオイシイとこ取りして手軽に楽しみたい! そういう方のために、このエントリーでは複数制作されている彼のベストアルバム/グレイテストヒッツアルバムを簡単に紹介していきたいと思います。

紹介するのは、アーティスト主導で制作された4作品。レーベル主導で販売された『ICON』(2010年)は除外しています。このエントリーを頼りに、どの時代のどの作品が自分に適しているか、吟味してみてください(もちろん、ヒット曲/代表曲の被りが多いので、全部手を出す必要はありません)。

 

 

『SO FAR SO GOOD』(1993)

 

1993年11月2日発売の、ブライアン・アダムス初の公式ベストアルバム(日本盤は同年11月8日発売)。CD1枚モノ。

過去には日本限定で『HITS ON FIRE』(1988年)という2枚組作品(DISC 1が当時の最新作『INTO THE FIRE』、DISC 2に『CUTS LIKE A KNIFE』『RECKLESS』からのヒットシングルに加え、アルバム未収録のシングルB面曲やライブテイクをコンパイル)が限定販売されましたが、ワールドワイドでのベストアルバムは今作が初めて。全米ブレイクのきっかけとなった3rdアルバム『CUTS LIKE A KNIFE』(1983年)からシングル3曲、メガヒットとなった4thアルバム『RECKLESS』(1984年)からは全米1位を記録した「Heaven」を含む6曲、5thアルバム『INTO THE FIRE』(1987年)からは「Heat Of The Night」1曲のみ、そして当時の最新オリジナルアルバムである6thアルバム『WAKING UP THE NEIGHBOURS』(1991年)からは世界的大ヒット曲「(Everything I Do) I Do It For You」を含む3曲をピックアップ。さらに、本作のみの新曲としてシングルヒット(全米7位/全英2位)もした「Please Forgive Me」が用意されています。

『CUTS LIKE A KNIFE』『RECKLESS』からのヒットシングルは網羅されていますが、『INTO THE FIRE』からは「Hearts On Fire」(全米26位/全英57位)、「Victim Of Love」(全米32位/全英68位)の2曲、『WAKING UP THE NEIGHBOURS』からは「There Will Never Be Another Tonight」(全米31位/全英32位)、「Thought I'd Died And Gone To Heaven」(全米13位/全英8位)、「All I Want Is You」(全英22位)あたりのシングル曲が選外に。かつ、このアルバムと同時期にリリースされ大ヒット中だった、映画『三銃士』の主題歌として制作されたロッド・スチュワートスティングとのコラボ曲「All For Love」(全米1位/全英2位)も未収録となっています。

『WAKING UP THE NEIGHBOURS』が引き続きロングヒット中だった時期の1枚ということもあり、80年代のブライアンをおさらいするに最適な内容。ブレイク前の1stアルバム『BRYAN ADAMS』(1980年)、2ndアルバム『YOU WANT IT YOU GOT IT』(1981年)は気持ち良いくらいにスルーされているのも納得です。非シングル曲の「Kids Wanna Rock」(『RECKLESS』収録曲)も選ばれていることもあり、本作と『WAKING UP THE NEIGHBOURS』を持っていれば、この時点でのブライアン・アダムズはほぼ網羅できるといったところでしょうか。

実は、このテキストを書き始めて初めて気づいたのですが、先月まで配信されていた本ベストアルバム。いつの間にかサブスクから消えてます。あれ、もしかしてこの時点で企画倒れでは……(汗)。

 


▼BRYAN ADAMS『SO FAR SO GOOD』
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『THE BEST OF ME』(1999)

 

1999年11月15日発売の、ブライアン・アダムス2作目のベストアルバム(日本盤は同年11月17日発売)。CD1枚モノ。

『SO FAR SO GOOD』から6年のスパンを経て制作された本作ですが、その間にオリジナルアルバムは『18 'TIL I DIE』(1996年)『ON A DAY LIKE TODAY』(1998年)の2枚しか出ておらず、かつ両作ともアメリカではかつてのようなヒットにはつながっていないこともあってか、本ベストアルバムが全米リリースされるのは2001年になってからでした。

全16曲の収録曲のうち『SO FAR SO GOOD』との被りは5曲と意外に少なめで、その内訳は4thアルバム『RECKLESS』から2曲(「Summer Of '69」「Run To You」と地味なセレクト)、6thアルバム『WAKING UP THE NEIGHBOURS』から2曲(「Can't Stop This Thing We Started」「(Everything I Do) I Do It For You」)、1stベストアルバム『SO FAR SO GOOD』から当時の新曲「Please Forgive Me」、アルバム未収録だったブライアン&ロッド・スチュワート&スティングによる「All For Love」(1993年)、7thアルバム『18 'TIL I DIE』から4曲、8thアルバム『ON A DAY LIKE TODAY』から3曲(うち「Cloud Number Nine」は未発表リミックスバージョン)、そして1997年に発表されたライブアルバム『MTV UNPLUGGED』のみ収録の新曲2曲(「I'm Ready」「Back To You」)と、本作のために制作された新曲「The Best Of Me」。『SO FAR SO GOOD』が80年代のUSヒットに寄せたものだとしたら、本作は90年代以降のUKヒットを総括した内容といったところでしょうか。

上記のように『SO FAR SO GOOD』との被りが比較的少ないこともあり、1993年以降の90年代を振り返る意味では非常に手軽な内容と言えます。とはいえ、本作も泣く泣くカットされた90年代のヒット曲が少なくないので、『SO FAR SO GOOD』同様にあくまでビギナー向けの1枚といったところでしょうか。

なお、本作も2022年2月までサブスク上で確認できたものの、気づけば『SO FAR SO GOOD』とともに消えてしまいました。

 


▼BRYAN ADAMS『THE BEST OF ME』
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2021年7月29日 (木)

SLIPKNOT『9.0: LIVE』(2005)

2005年11月1日にリリースされたSLIPKNOTのライブアルバム。日本盤は同年11月2日発売。

ライブ映像作品やオリジナルアルバムのデラックス盤付属CDでのライブ音源発表は数あれど、SLIPKNOTの正式なライブアルバムは今のところ本作のみ。3rdアルバム『VOL.3 : (THE SUBLIMINAL VERSES)』(2004年)リリース後に行われたワールドツアー(2004〜5年)からベストテイクを集めたもので、収録地が異なる音源をひとつのショウのような形で並べた構成となっています。

バンドとしても最初の不和を乗り越えて完成させた『VOL.3 : (THE SUBLIMINAL VERSES)』とあって、勢いや荒削りさよりも安定感の強い演奏(およびそういったプレイが求められる楽曲)を楽しめる作品かなと。実際、アルバム同様にライブのオープニングを飾る「The Blister Exists」や「Before I Forget」「Vermilion」「Pulse Of The Maggots」など、スピードよりも重さやグルーヴを重視した楽曲が前作『IOWA』(2001年)以上に増えたことで、のちの“らしさ”をほぼ確立させていますし。そういった意味でも、SLIPKNOT最初の集大成を示す作品がこのライブアルバムなのかなと思います。

ポール・グレイ(B)&ジョーイ・ジョーディソン(Dr)を含むデビュー時からの黄金期ラインナップによるライブ音源が残されたという点においても、本作は非常に大きな意味を持つのではないでしょうか。特にこのアルバムにはジョーイのドラムソロも含まれていますし。終盤の「The Heretic Anthem」をはじめとした怒涛の展開(特に「Duality」「Spit It Out」「People = Shit」の流れ)は今聴いても本当にシビレるものがあり、映像がなくてもアガリっぱなしですよ。

SLIPKNOTというと視覚的側面でのエンタメ性(メンバーのヴィジュアル、ライブにおける演出など)を取り沙汰される機会が多いですが、こうやって音源のみで表現されることで彼らのライブ力/演奏力の高さを改めて実感することができるはずです。

現在では初期4作(およびポール&ジョーイ在籍時)を総括するグレイテスト・ヒッツ『ANTENNAS TO HELL』(2012年)が存在するのでアレですが、初期はこのライブアルバムがベスト盤的役割を果たしてくれました。そういった意味でも、個人的には重要な作品だったりします。YouTubeの普及やスマホによるライブ撮影の一般化、さらに映像作品が安価で入手できるようになった今、ライブアルバムにどれだけの価値があるのか正直わかりませんが、それでもコンピレーションアルバム以上に好きなんですよね、ライブアルバム。むしろ、ライブアルバムを1枚も作っていないロックバンドは信用できないというか。本作はそんな自分の思いにしっかり応えてくれる、大切な1枚です。

 


▼SLIPKNOT『9.0: LIVE』
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2021年7月27日 (火)

OASIS『DON'T BELIEVE THE TRUTH』(2005)

2005年5月30日にリリースされたOASISの6thアルバム。日本盤は同年5月25日に先行発売。

リアム・ギャラガー(Vo)、ノエル・ギャラガー(Vo, G)、アラン・ホワイト(Dr)にアンディ・ベル(B/ex. RIDE、ex. HURRICANE #1)、ゲム・アーチャー(G/ex. HEAVY STEREO)という新編成で“第2のデビューアルバム”ともいえる前作『HEATHEN CHEMISTRY』(2002年)を制作し、大ヒットにつなげたOASIS。しかし、2004年に10年近くにわたりバンドに在籍したアランが脱退してしまい、早くも新編成が崩壊します。

バンドは新たなドラマーとして、リンゴ・スター(ex. THE BEATLES)の実子ザック・スターキー(THE WHOなど)をサポートメンバーに迎え、レコーディングに突入。プロデューサーのひとりにデイヴ・サーディー(HELMETSLAYERSYSTEM OF A DOWNなど)が参加した本作は一聴すると地味に映るものの、実は“『(WHAT'S THE STORY) MORNING GLORY?』(1995年)再び”という精神性と、“バンド”感を再び取り戻そうとする気概が入り混じった非常に意欲的な1枚ではないかと思うのです。

まず、アルバムの冒頭を飾る「Turn Up The Sun」がアンディの楽曲という時点で“ノエル一強体制”が終焉したことを匂わせているし、さらにアンディはもう1曲「Keep The Dream Alive」を提供している。ゲムも単独で書いた「A Bell Will Ring」のほか、リアムとの共作「Love Like A Bomb」も用意。リアムも単独で「The Meaning Of Soul」「Guess God Thinks I'm Abel」を提供しており、ノエル楽曲はリードシングル「Lyla」(全英1位)や「The Importance Of Being Idle」(同1位)、「Let There Be Love」(同2位)など5曲にとどまっており、全キャリア中もっともノエル色の薄い1枚と言えるのではないでしょうか。

冒頭2曲が非常に地味なこともあり、リリース当時はあまり印象がよくなかった本作。実はアルバムとしての充実度は中後期でもっとも高い力作ではないかと確信しています。アンディ曲はHURRICANE #1色濃厚ながらも、リアムが歌うことでしっかりOASIS化しているし、ゲムの曲もしかり。そして、リアムが書いたアルバムの中で良いスパイスとなっており、OASISの新たな可能性をしっかり提示している。

この色彩豊かさ、“『(WHAT'S THE STORY) MORNING GLORY?』再び”を無意識のうちに狙ったものだったんだろうな。きっとその想いは、ノエルではなくほかのメンバーが漠然としてイメージしていたものだったのかも……というのは言い過ぎでしょうか。

OASIS現役期間中で、個人的にはもっとも聴く頻度の低かったアルバムですが、実はここ5年くらいで一番リピートする機会が増えたのが本作。古き良きブリティッシュロック(ブリットポップに非ず)を2000年代にリバイバルさせ、かつ90年代半ばの自身をもう一度よみがえらせようとした挑戦の1枚。ぜひ偏見なしに触れてみることをオススメします。

 


▼OASIS『DON'T BELIEVE THE TRUTH』
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2020年8月 1日 (土)

NICKELBACK『ALL THE RIGHT REASONS』(2005)

2005年10月にリリースされたNICKELBACKの5thアルバム。

Roadrunner Records移籍第1弾アルバム(通算3作目)『SILVER SIDE UP』(2001年)が本国カナダとイギリスで1位、アメリカでも2位まで上昇し、全世界トータル1000万枚を超える大ヒットを記録。同作からは「How You Remind Me」という全米No.1シングルも生まれ、一躍「時の人」となったNICKELBACKですが、続く『THE LONG ROAD』(2003年)は全体的にセールスを半分にまで落としてしまいます(それでも全米300万枚、全世界で500万枚以上売り上げているのですが)。

そんな彼らが起死回生とばかりに本領発揮させた5作目は、全曲がシングルカットできそうなモンスターアルバムに。実際、同作からは「Photograph」(全米2位)、「Animals」(同97位)、「Far Away」(同8位)、「Savin' Me」(同19位)、「Rockstar」(同6位)、「If Everyone Cared」(同17位)、「Side Of A Bullet」と全11曲中7曲ものヒットシングルが生まれています。これはまさに「21世紀の(DEF LEPPARDにおける)『HYSTERIA』」と言える内容ではないでしょうか。

実際、その中身も初期のポスト・グランジ的作風からよりアリーナロック〜スタジアムロックへとスケールアップしており、適度なハードさと大衆性をバランスよくミックスさせた聴きやすい内容ですし、王道のハードロックとしても、90年代以降のオルタナ/グランジの進化形としても、はたまた2000年代のニューメタル経由でも楽しめる1枚だと断言できます。こういう鉄壁さこそ、まさに「21世紀の『HYSTERIA』」と呼ぶにふさわしいものでしょう。

『HYSTERIA』もそうなんですが、結局は楽曲の良さ/ポピュラリティであり、その次にくるのが「ボーカルの声質」だと僕は思っていて。ジョー・エリオットのハスキーさと、あの何十、何百にも重なったコーラスワークには敵うものはないのでは?と思ってしまうんです。そこと比べると、このNICKELBACKのアルバムには何層ものハーモニーこそないものの、それを補って余りあるほど魅力的なチャド・クルーガー(Vo, G)の歌声が存在する。このチャドの声みはグランジ以降のロックとシンクロする魅力が備わっており、個性的だけど不快ではない、むしろ心地よさを覚える……それが高性能な楽曲群とミックスされるわけですから、悪いわけがない。プラスとプラスの掛け算、その答えは我々の想像を絶する数値になったわけです。

なもんですから、本作がアメリカだけで1000万枚を超えるメガヒット作になるというのも頷ける話。チャートでも初のアルバム全米No.1を獲得し、全世界でトータル1900万枚を超える最大のヒット作となるのでした。この成功を機に、続く『DARK HORSE』(2008年)ではかの『HYSTERIA』を手がけたジョン・マット・ラングとタッグを組むことになります。やっぱり、そこに行きたかったんだね、君たち……。

なお本作、今年でリリース15周年を迎えることを記念して、10月2日にボーナスディスクを付けたエクスパンド・エディションが発売されるとのこと。全編リマスタリングが施され、QUEEN「We Will Rock You」のカバーをはじめとするシングルC/W曲の追加に加え、2006年8月8日のライブ音源(12曲)を収めたボーナスディスクが付属するそうです。こちらも楽しみですね。

 


▼NICKELBACK『ALL THE RIGHT REASONS』
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2020年1月28日 (火)

OZZY OSBOURNE『UNDER COVER』(2005)

2005年11月1日にリリースされた、オジー・オズボーン初のカバーアルバム。日本盤も海外から2週間遅れで発売されています。

本作はもともと2005年3月に発表されたCD4枚組ボックスセット『PRINCE OF DARKNESS』のDISC 4に収録されていた新録9曲を含む10曲入りカバー集『UNDER COVER』を拡張させたリパッケージ盤で、オリジナル版に「ROCKY MOUNTAIN WAY」(オリジナル:ジョー・ウォルシュ)、「Sunshine Of Your Love」(オリジナル:CREAM)、「Woman」(オリジナル:ジョン・レノン)、「Go Now」(オリジナル:ベッシー・バンクス。同曲は THE MOODY BLUESのカバーでおなじみ)を加えた全14曲入り。楽曲追加により、曲順にも手が加えられております。

内訳的にはビートルズストーンズ、THE ANIMALS、BUFFALO SPRINGFIELDといったルーツ的存在から、MOUNTAINやMOTT THE HOOPLEKING CRIMSONなどBLACK SABBATHと同時代を生きたバンドたちの代表曲もピックアップ。そこに唯一の既発曲「Changes」(BLACK SABBATHの楽曲を娘のケリー・オズボーンとデュエットしたもの)が加えられた、選曲的にはまったく目新しさが感じられない、だけどオジーらしさがにじみ出た、非常に肩の力が抜けた企画盤となっております。

興味深いのが、本作のレコーディングメンバー。ハウスバンドとして当時のツアーメンバーだったマイク・ボーディン(Dr / 当時ex. FAITH NO MORE)のほか、ジェリー・カントレル(G / ALICE IN CHAINS)、クリス・ワイズ(B / HOLLYWOOD VAMPIRES、ex. THE CULTなど)といったオルタナ方面のメンツなんです。ゲストプレイヤーとしてイアン・ハンター(Vo)、レズリー・ウエスト(G)といった名前も見つけられますが、この人たちは自身の楽曲にゲスト参加したのみ。このほか、ロバート・ランドルフがペダルスチールで「Sympathy For The Devil」&ギターソロで「21st Century Schizoid Man」に参加したくらい。アディショナル・ミュージシャンとしてグレック・ビソネットやジョー・ボナマッサ、マイケル・ランドゥらの名前もクレジットされています。

なんとなく、クセの強いメタルのスタープレイヤー(例:ザック・ワイルド)を排除して、個性的なんだけどそつない演奏をしてくれるプレイヤーを選んだ印象も無きにしも非ず。考えすぎですかね? なので、演奏面/アレンジ面では特筆すべきポイントは少ないかな。原曲に忠実なんだけど、たまに「え〜、そこを省く?」みたいなアレンジもあってギョッとしますが、それが2005年当時の感覚ってことなのですかね。わかりませんが。

「21st Century Schizoid Man」みたいな曲はオジーにぴったりなんだろうなと思っていたけどアレンジのせいもあってか普通だったり、逆にビートルズやジョンのミディアム/バラードナンバーはどハマりしていたりと、一長一短といったところ。まあ、この手の作品は完全にお遊びというかオナニー、あるいはファンサービスですからね。気持ちよく乗っかることにしましょうよ。それに、ここから1年半で次のオリジナルアルバム『BLACK RAIN』(2007年)を届けてくれたわけですから。

選曲的にはどうしても古臭さが否めませんが、これをもしケリーやジャックといったオジーの実子が選曲していたら……かなりモダンで面白いカバー集になったんじゃないかな。そっちバージョンも聴いてみたかったですよね……なんてことを、ポスト・マローンの最新作『HOLLYWOOD'S BLEEDING』(2019年)を聴きながら考えてみたり。

 


▼OZZY OSBOURNE『UNDER COVER』
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