カテゴリー「2005年の作品」の92件の記事

2020年1月28日 (火)

OZZY OSBOURNE『UNDER COVER』(2005)

2005年11月1日にリリースされた、オジー・オズボーン初のカバーアルバム。日本盤も海外から2週間遅れで発売されています。

本作はもともと2005年3月に発表されたCD4枚組ボックスセット『PRINCE OF DARKNESS』のDISC 4に収録されていた新録9曲を含む10曲入りカバー集『UNDER COVER』を拡張させたリパッケージ盤で、オリジナル版に「ROCKY MOUNTAIN WAY」(オリジナル:ジョー・ウォルシュ)、「Sunshine Of Your Love」(オリジナル:CREAM)、「Woman」(オリジナル:ジョン・レノン)、「Go Now」(オリジナル:ベッシー・バンクス。同曲は THE MOODY BLUESのカバーでおなじみ)を加えた全14曲入り。楽曲追加により、曲順にも手が加えられております。

内訳的にはビートルズストーンズ、THE ANIMALS、BUFFALO SPRINGFIELDといったルーツ的存在から、MOUNTAINやMOTT THE HOOPLEKING CRIMSONなどBLACK SABBATHと同時代を生きたバンドたちの代表曲もピックアップ。そこに唯一の既発曲「Changes」(BLACK SABBATHの楽曲を娘のケリー・オズボーンとデュエットしたもの)が加えられた、選曲的にはまったく目新しさが感じられない、だけどオジーらしさがにじみ出た、非常に肩の力が抜けた企画盤となっております。

興味深いのが、本作のレコーディングメンバー。ハウスバンドとして当時のツアーメンバーだったマイク・ボーディン(Dr / 当時ex. FAITH NO MORE)のほか、ジェリー・カントレル(G / ALICE IN CHAINS)、クリス・ワイズ(B / HOLLYWOOD VAMPIRES、ex. THE CULTなど)といったオルタナ方面のメンツなんです。ゲストプレイヤーとしてイアン・ハンター(Vo)、レズリー・ウエスト(G)といった名前も見つけられますが、この人たちは自身の楽曲にゲスト参加したのみ。このほか、ロバート・ランドルフがペダルスチールで「Sympathy For The Devil」&ギターソロで「21st Century Schizoid Man」に参加したくらい。アディショナル・ミュージシャンとしてグレック・ビソネットやジョー・ボナマッサ、マイケル・ランドゥらの名前もクレジットされています。

なんとなく、クセの強いメタルのスタープレイヤー(例:ザック・ワイルド)を排除して、個性的なんだけどそつない演奏をしてくれるプレイヤーを選んだ印象も無きにしも非ず。考えすぎですかね? なので、演奏面/アレンジ面では特筆すべきポイントは少ないかな。原曲に忠実なんだけど、たまに「え〜、そこを省く?」みたいなアレンジもあってギョッとしますが、それが2005年当時の感覚ってことなのですかね。わかりませんが。

「21st Century Schizoid Man」みたいな曲はオジーにぴったりなんだろうなと思っていたけどアレンジのせいもあってか普通だったり、逆にビートルズやジョンのミディアム/バラードナンバーはどハマりしていたりと、一長一短といったところ。まあ、この手の作品は完全にお遊びというかオナニー、あるいはファンサービスですからね。気持ちよく乗っかることにしましょうよ。それに、ここから1年半で次のオリジナルアルバム『BLACK RAIN』(2007年)を届けてくれたわけですから。

選曲的にはどうしても古臭さが否めませんが、これをもしケリーやジャックといったオジーの実子が選曲していたら……かなりモダンで面白いカバー集になったんじゃないかな。そっちバージョンも聴いてみたかったですよね……なんてことを、ポスト・マローンの最新作『HOLLYWOOD'S BLEEDING』(2019年)を聴きながら考えてみたり。

 


▼OZZY OSBOURNE『UNDER COVER』
(amazon:国内盤CD / 国内盤CD+DVD / 海外盤CD / MP3

 

2020年1月 4日 (土)

SYSTEM OF A DOWN『HYPNOTIZE』(2005)

2005年11月に発表された、SYSTEM OF A DOWNの5thアルバムにして2020年1月4日時点での最新作。って、リリースからもう14年も経つんだ。びっくりだね(笑)。

本作は、2005年春に発売された4thアルバム『MEZMERIZE』との連作となっており、殺傷力や重量感が強かった前作と比較すると若干落ち着いた雰囲気で、メロディアスさやセンチメンタリズムが前面に打ち出されている印象を受けます。

とはいっても、アルバム冒頭から「Attack」や「Dreaming」といったファストチューンが連発されるので、一聴するとそういう印象は受けないかもしれません。だけど、そのあとには「Kill Rock 'N Roll」や「Hypnotize」といった楽曲が続くのですから……アルバムトータルで、もしくは2作品を通して聴くことによって、そういったセンチメンタリズムが終盤に進むにつれて強まっていくことが実感できると思います。

「Stealing Society」や「Tentative」あたりには、初期の彼らが持ち備えていた変態チックなコード感も含まれていますし、中でも「U-Fig」での歌い回しやフレージングは完全にSOADならではのオリジナリティに満ち溢れている。どう考えても真似できないよね?っていう緩急に富んだ技の応酬に、ただ聴いているだけのこちら側はあんぐりと開いた口が閉じないまんま。

けど、変態度や中毒性という点においては、実は彼らの作品中もっとも抑え気味な1枚でもあると思うのです。つまり、毒は適度に散りばめられているけど、その毒が突出することもない。とてもバランス感に優れた1枚と捉えることができるのではないでしょうか。そういった点から、本作を「『MEZMERIZE』よりもインパクトが薄い」と評することもできるかもしれません。しかし、あくまで“2枚でひとつの作品”であることを謳っているわけですから、前半パート(『MEZMERIZE』)に過激さや即効性の高さを詰め込んだのだとしたら、後半パート(『HYPNOTIZE』)では何度か噛みしめることでより味が染みわたるディープさを表現したかった……そう受け取ることはできないでしょうか。

だからこそ、この『HYPNOTIZE』はアルバム後半、「Holy Mountains」以降こそが真髄なのだと断言したい。何気にアレンジの奥深さも、歌メロの美味さもどんどん強まっていくんですから。特にラスト2曲……「Lonely Day」「Soldier Side」の美しさは、SOADのキャリア中最高峰と断言したいです。その「Soldier Side」で静かなエンディングを迎えると……そのまま『MEZMERIZE』のオープニングトラック「Soldier Side - Intro」へと続く、ループする構成になるわけです。これこそが彼らのやりたかったことであり、“2枚でひとつの作品”が意味するものだと。『HYPNOTIZE』をじっくり味わったあとに、再び『MEZMERIZE』へと戻ることで、実は2作がメロディの節回しやアレンジ面でもつながっていることがより深く理解できるはずです。

こんなすごい2作品を世に送り出したSOADは、本作リリース後の2006年5月に行われたライブをもって活動休止。2011年の活動再開まで5年待たされることになります。しかし、その後も定期的にツアーやフェス出演などライブは行なっているものの、新作リリースに関しては……ご存知のとおり。レコーディングをしている様子はInstagramなどを通じて伝わってくるのですが……今年こそはものすごい新譜の誕生に期待したいところです(ってことをここ数年、決まってこの時期に発言しているんですけどねえ……)。

 


▼SYSTEM OF A DOWN『HYPNOTIZE』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / MP3

 

続きを読む "SYSTEM OF A DOWN『HYPNOTIZE』(2005)" »

2019年10月24日 (木)

MUDVAYNE『LOST AND FOUND』(2005)

2005年4月発売の、MUDVAYNE通算3作目のオリジナルアルバム。

「Dig」MVでの、青髪に銀色肌のチャド・グレイ(Vo)、顔中にトゲが生えた赤鬼という姿のグレッグ・トリベット(G)、黒塗り・スキンヘッド・鬼のツノという出で立ちのライアン・マルティニー(B)、辮髪に顔が白黒のストライプ(笑)というマシュー・マクドノウ(Dr)という奇抜なルックスの印象のみが先行していた彼らですが、そのサウンドはテクニカルな演奏を前面に打ち出した、非常に変態チックなヘヴィロック。僕自身嫌いではなかったのですが(むしろ好きなジャンル)、どうしても初見のイメージが邪魔をして素直に接することができなかったバンドのひとつでした。

そんなイメージのまま2ndアルバム『THE END OF ALL THINGS TO COME』(2002年)をスルーしてしまっていたのですから、初めて本作『LOST AND FOUND』からの楽曲に接したときには「えっ? これMUDVAYNEなの?」とびっくりしたものです。

たぶん、最初に「Happy?」のMVを観たのかな。だから、リリースからはちょっと時間が経っていたんじゃないかと思います。このキャッチーさ、ハマらない理由がない。で、アルバムに手を伸ばしてみたら、オープニングの「Determined」の時点でノックアウト状態。聴き進めていくと、「IMN」のような楽器隊の高等テクニックが見事に反映された楽曲も含まれており、変態さも健在(過去作と比べたらだいぶ落ち着きましたけどね)。

EVANESCENCE『FALLEN』(2003年)『THE OPEN DOOR』(2006年)を手がけたことで知られる元UGLY KID JOEのギタリスト、デイヴ・フォートマン(SLIPKNOTGODSMACKなど)を新たなプロデューサーに迎えたことも、このキャッチーさにつながっているのかもしれません。とにかく全体的に隙が感じられないし、いわゆる“ニューメタル(揶揄ではなく文字通りの意味での)”以降のヘヴィメタル/ヘヴィロックという視点で見れば完璧な1枚だと断言できます。

また、そういった作品が全米2位というキャリア最高の数字を残していること、現在までに100万枚を超えるセールスを記録しているという事実が、本作のポピュラリティを物語っているのではないでしょうか。

全体的にヘヴィだけど、適度なポップさと適度なサイケさ、そして程よい変態加減(と楽器隊のテクニカルさ)が、このアルバムを絶妙なバランスで構築している。どれかひとつが過剰すぎてもダメだったんだなと、その前後の作品を聴くにつれて実感させられる、奇跡の1枚です。

 


▼MUDVAYNE『LOST AND FOUND』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / MP3

 

続きを読む "MUDVAYNE『LOST AND FOUND』(2005)" »

2019年10月18日 (金)

KORN『SEE YOU ON THE OTHER SIDE』(2005)

KORNが2005年12月に発表した、通算7作目のスタジオアルバム。

前作『TAKE A LOOK IN THE MIRROR』(2003年)では、新曲音源がリリース前にネット上にリークされてしまったことで、急遽当初の発売日から前倒しで発表。そういった事情も災いしてか、チャート的には2ndアルバム『LIFE IS PEACHY』(1996年)以降でもっとも低い全米9位(100万枚)という数字で落ち着いてしまいました。

また、同作を携えたツアーを終えた2005年にメンバーのヘッド(G)がバンドを脱退。さらに、デビュー以来10年近くにわたり在籍してきたレーベルEpic Recordsを離脱と、この時期はネガティブな要素が相次いて起こり、バンドにとって危機的状況だったのではないでしょうか。

そんな中、KORNは新たにEMI / Virgin Recordsと契約。新ギタリストを補充することなく、ニューアルバム制作に突入します。プロデューサーにはジョナサン・デイヴィス(Vo)とアッティカ・ロス(『WITH TEETH』以降のNINE INCH NAILSおよびトレント・レズナーの相方的存在)、そしてアヴリル・ラヴィーンやブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラなどを手がけてきたTHE MATRIXという異色のプロデュース・チームを迎え、KORN史上もっともバラエティに富んだ1枚が完成します。

初期のゴリゴリしたヘヴィ路線へと回帰した前作でしたが、今作では全前作『UNTOUCHABLES』(2002年)で実践した実験の延長線上にあり、さらにモダンなテクノロジーを駆使したエレクトロ/インダストリアル要素を導入することにより(このへんはアッティカの仕事かな)、ヘヴィロックやメタルの枠では収まりきらない自由度の高い楽曲が揃いました。

オープニングを飾る「Twisted Transistor」のポップさ含め、このアルバムには良くも悪くも「わかりやすい」楽曲が並んでいるような印象を受けます。いや、サウンド的にはかなり遊んでいますし、ところどころでゴリっとした音像やジョナサンのグロウルやスクリームもフィーチャーされています。が、整理されたサウンドのせいもあって、非常に聴きやすいのです。そこが『UNTOUCHABLES』との大きな違いかな(まあ、あのアルバムも今となっては非常に聴きやすいですが)。

5、6分ある楽曲も複数含まれているものの、全体的には3分適度のコンパクトな楽曲が多いのも印象的。このへんもTHE MATRIXというヒットメイカーの手腕によるものなんでしょうか。初期の“跳ねた”リズムとヘヴィさが好きだったというリスナーには受け付けられない路線かもしれませんが、本作を起点に現在まで続いているスタイルもあるわけで、そういった意味では初期メンバーをひとり欠いた彼らが新たな戦いに挑んだ“KORN第二章”の幕開けにふさわしい力作だと思います。個人的にもお気に入りの1枚です。

ただ、本作は内容以上の大きな問題をはらんでいます。そう、悪しきCCCDの存在です。最初に触れたネット上への音源リークやファイル交換ソフトなどの影響(と言われていますが)から、国内外のレコード会社の多くが「コピーコントロールCD(=CCCD)」と呼ばれる“パソコンでリッピングできなCD”が市場に出回ることになります。特に大手レコード会社のEMIは海外のみならず日本でもこのシステムを導入し、本作は初出時CCCDでのリリースでした。

しかし、このCCCDというのもかなり脆い存在でして、Windows PCではNGでもMacではコピーできてしまう、同じ作品でも国によって通常のCD(CD-DA)が出回るなど抜け道がいくつもあったのです。本作も日本盤やはCCCD仕様でしたが、確か一部の海外盤はCD-DA仕様。なので、僕自身はAmazonを通じて輸入盤を購入して本作を楽しみました。その後、CCCD自体が撤廃されたことで、海外盤の新品でCCCD仕様にかち合うことはほぼなくなりましたが、本作の日本盤はCD-DA仕様での再発は過去に一度のみ。しかも、現在は廃盤状態なので、ぜひとも来年の来日に合わせて過去作の廉価版再発に踏み切ってもらいたいところです。

最後に。本作は全米3位(100万枚)と数字的には前作以上の成功を収め、「Twisted Transistor」(全米64位)、「Coming Undone」(同79位)と珍しくシングルヒットも連発しています。

 


▼KORN『SEE YOU ON THE OTHER SIDE』
(amazon:日本盤CD / 海外盤CD / MP3

 

続きを読む "KORN『SEE YOU ON THE OTHER SIDE』(2005)" »

2019年5月 4日 (土)

THUNDER『THE MAGNIFICENT SEVENTH!』(2005)

2005年2月(日本では3月)にリリースされたTHUNDER通算7作目のオリジナルアルバム。前作『SHOOTING AT THE SUN』(2003年)の時点では期間限定復活ぐらいの軽い気持ちで復活した彼らでしたが、その後バンドは活動を継続することを決意。その結果、前作はオンラインでの販売だったところ(日本ではビクターから通常販売)、今作は通常のインディーズレーベルを通してリリースされ、全英70位にランクイン。先行カットされたシングル「I Love You More Than Rock n' Rol」も最高27位まで上昇し、全盛期に迫る勢いのヒットとなりました。

前作では地味さ、おとなしさが印象に残り、まだまだバンドとしてはリハビリ状態なのかな?と思わずにはいられませんでしたが、今作ではそんな不安を払拭。往年の“らしさ”に加え、大人になったロックバンドの色気が感じられる聴き応えのある1枚に仕上がっています。

オープニングを飾るシングル曲「I Love You More Than Rock n' Rol」は非常にシンプルなロックンロールナンバーですが、これが不思議とクセになる。日本人があまり好みそうにないタイプの楽曲ですが、こういう曲って欧米では異常にウケがいいんですよね。結果、現在までセットリストのクライマックスに組み込まれることが多い、再結成後の彼らを代表する1曲になっています。

かと思えば、どこかMETALLICA「Enter Sandman」を彷彿とさせるヘヴィな「The Gods Of Love」があったり、往年のTHUNDERらしさを踏襲した「Monkey See, Monkey Do」や「I'm Dreaming Again」「Amy's On The Run」があったりと、序盤から濃厚な仕上がり。特に「The Gods Of Love」はリフやアレンジこそ先述の空気感がありますが、楽曲のメロディや運び方は『BEHIND CLOSED DOORS』(1995年)あたりのヘヴィでエモーショナルな楽曲と共通するものも多い。つまり、時代がヘヴィさを求めるから取ってつけたというわけではなく、こういったカラーも彼らの持ち味のひとつなのです。

そういう意味では、本作では決して新たな挑戦が詰まった1枚というわけではありません。むしろ、これまでに発表してきた諸作品を現在の技術と感性で再構築した、と言ったほうが正しい内容かもしれません。

ダニー・ボウズ(Vo)も必要以上に張り上げて歌うことはないし、ルーク・モーリー(G)のギターも派手に弾きまくることはない。だって、楽曲がそういう演出を求めていないんだから。そういった点においては前作同様に地味な印象も拭えないのですが、完成度は前作の数倍以上。むしろ、リスナーが「これが聴きたかった!」と断言できる内容の、“いかにも”な1枚ではないでしょうか。

クラシックロック、ルーツロックとかいろいろ言い方はあると思いますが、古き良き時代のロックンロール、ハードロックを2005年という時代に正しい形で表現した、いかにも英国らしいロックアルバムです。

 


▼THUNDER『THE MAGNIFICENT SEVENTH!』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

続きを読む "THUNDER『THE MAGNIFICENT SEVENTH!』(2005)" »

2018年5月 4日 (金)

BLOC PARTY『SILENT ALARM』(2005)

イギリス出身の4人組バンド、BLOC PARTYが2005年2月に発表した1stアルバム。2004年から2005年初頭にかけて発表されたシングル「Banquet」(全英51位)、「Little Thoughts」(同38位)、「Helicopter」(同26位)、「So Here We Are」(同5位)のヒットを受けて、アルバムはいきなり全英3位という大成功を収めました。

“ポストパンク・リバイバル”と呼ばれるムーブメントの末期に誕生した彼らですが、当初はどこか胡散臭さを感じていました。性急なビートとラッセル・リサック(G)が生み出すカラフルなギターアンサンブル、そして真っ直ぐすぎてあまり抑揚が感じられないケリー・オケレケ(Vo, G)の歌声。例えば、同時期に活躍していたFRANZ FERDINANDあたりと比べてしまうと、クセは強いのに個性がいまいち足りないような気がしてしまって……。

だけど、いざアルバムを聴くと非常によく作り込まれている。先に挙げたようなシングル曲はもちろんのこと、アルバム全体を通してするっと聴けてしまう。そう、ポストパンクの手法を取り入れてはいるものの、基本的にはポップなんですよ。だから聴きやすい。本作が『NME』が選ぶ2005年度年間アルバムランキング1位に選ばれたのも、頷ける話といいますか。

この手のバンドにありがちなリズムの軽さも、スルスルと聴けてしまう要因のひとつかもしれません。で、この感覚って何かに似ているな……と考えてみると、わかりました。ここ10年くらいの間に登場した日本の“四つ打ち”主体のロックバンドのそれに近いんです。ああ、なるほどなあ。即効性は確かに強いけど、味わい深さはちょっと足りない。どこか共通するものがありますよね?

もちろん、これは両者を非難しているわけではありません。バンドがオーディエンスと戦っていくために、どこに軸を置くかというだけの話ですので。事実、BLOC PARTYの場合、このデビューアルバムでの教訓を軸に、続く2ndアルバム『A WEEKEND IN THE CITY』(2007年)で一気にその才能が花開くわけですから。

あの頃感じた胡散臭さは、今は完全に払拭されている。リリースから13年を経て久しぶりに聴き返したこのアルバムも、先に挙げたようなリズムの弱さは否めないものの、楽曲の良さは今も色褪せていないわけですから。

そして、このアルバムを聴くと2005年前後、あの時代ならではの空気感が一気によみがえります。これこそが音楽の醍醐味。ホント面白い時代でしたね……。



▼BLOC PARTY『SILENT ALARM』
(amazon:国内盤CD / 海外盤CD / MP3

2006年7月 9日 (日)

PANIC! AT THE DISCO『A FEVER YOU CAN'T SWEAT OUT』(2005)

今年の「PUNKSPRING」で初来日を果たしたPANIC! AT THE DISCOというバンド。デビュー時代は昨年秋なんだけど、ブレイクした感が強いのは今年に入ってから、特にこのイベント前後からじゃないかな。4人組でエモの流れにあるサウンドを上手いこと打ち込みダンスビートと組み合わせたりして、心地よいナンバーを聞かせてくれるのが、この『A FEVER YOU CAN'T SWEAT OUT』という作品。

実は彼らもビジュアルイメージが派手で、もしかしたら昨今の「ゴスメイク系」の流れになるのかな、という気も。ただ世間的に今注目されている「ゴス」というよりは、モロに「ゴシック」系という感じかしら。THE DRESDEN DOLLSなんかもゴスの流れにあるけど、NINE INCH NAILSとの対バンツアーでもわかるように、やっぱり「ゴス」じゃなくて「ゴシック」なんだよね。ま、同じジャンルだとは思うけど、ちょっと流派が違うみたいな? わかりにくいかもしれないけど。

俺、最初に彼らの楽曲を聴いたとき、MY CHEMICAL ROMANCEからパンクやハードロックが持つ攻撃性みたいなにを取っ払って、もっと芸術性を高めた……みたいなイメージを受けたのね。実は地続きなんだけど、到着点が違ったみたいな。そういう意味では、ルーツはみんな一緒なんだと思う。けど、それぞれが違った方向性を見つけ、到着点がバラバラだったと。それが一気にシーンに登場した時期が重なった、と。そういうことなんでしょね。恐らく年代的には近いんじゃないかしら。

エモコアともスクリーモとも違う、もっとゆったりしたテンポの楽曲が多く(とはいっても、その流れにある疾走感の強いナンバーもあるにはあるけどね)、シンセサウンドや打ち込みダンスビートを重ねることでバンド名みたいにフロアでかかっていても違和感のないナンバーも見受けられる。中世っぽいビジュアルイメージも面白いし、単純に売れる音なんじゃないかと。もちろん、それだけでは終わらない「something special」も存分に感じられますけど。もっとも、それを見出せるかは、聴き手の接し方次第だと思いますが。

あー、ライブ観たいね、小さい会場で。サマソニで再来日すると思ってたんだけど、年内にもう1度、O-Eastくらすで来日しないかしら(AXだとデカい気もするので)。



▼PANIC! AT THE DISCO『A FEVER YOU CAN'T SWEAT OUT』
(amazon:US盤日本盤

2006年6月25日 (日)

FLYLEAF『FLYLEAF』(2005)

 アメリカでは昨年初頭にEPをリリースし、10月にフルアルバムを発表したニューカマー・FLYLEAF。今年前半に海外では公開済みの映画「UNDERWORLD : EVOLUTION」にも楽曲提供などしてるので、まだ国内リリースのない状況でも意外と知ってる人は知ってる存在なのかな。俺が彼らの名前を始めて意識したのは、日本のDir en greyも参加することが決定している「FAMILY VALUES TOUR」でその名前を見つけてから。へー、女性フロントのバンドなんだー、やっぱりヘヴィロックなんだよねぇ、くらいの印象。音も聴いてなかったしね。

 んで、今度は今年10月に日本で行われるメタル/ラウド系の祭典「LOUD PARK 06」で初来日が決まって。そりゃ注目するでしょう、どんなバンドかって。日本盤の予定もなさそうだし、とりあえず輸入盤に手を出してみたわけ。

 最近女性ボーカルのヘヴィバンドっていうと(ここでも何度も紹介してるように)ゴス寄りのサウンドが多いんだけど、このバンドは生粋のアメリカのヘヴィバンドといった感じかな。スクリームもあるんだけど、基本的には普通に歌い上げてる。上手くファルセットも取り入れてるけど、サウンド自体からはゴスの色はそんなに強くない。むしろDEFTONES辺りからの影響を強く思わせるクールさの方が印象的。かといってポストロックの色は全くないんだけど。純粋な歌ものヘヴィロックバンドかな。こういうサウンドが売れると、まぁ二番煎じはいくらでも出てくるわけだけど、彼らもまだその域は出てないかも

 ゴスの色はあくまで「味付け」止まりで、やはり歌を中心に置いた、聴いていて気持ちいいラウドロックかなぁ。悪くない。けど彼らなりの魅力や特徴がね。惜しい。ま、デビューアルバムだし、この時点でこのクオリティなら、今後いくらでも化ける可能性はあるかな。あとはまぁ、来日した時にステージ観て判断したいと思います。意外とアグレッシヴな気がするし。

 ちなみに彼ら、MAROON 5と同じ「Octone Records」所属。てことは、BMG系列から日本でもリリースになるのかしら。

※8月末追記
無事9/6に日本盤リリースされることになりました。よかったよかった。



▼FLYLEAF「FLYLEAF」(amazon:US盤日本盤

2006年6月22日 (木)

TOKYO DRAGONS『GIVE ME THE FEAR』(2005)

 その名前はちょっと前から耳にしてたんだけど、アルバムを聴いたのは今年に入ってからなんですよね。英米で昨年の秋にリリースされたTOKYO DRAGONSの1stアルバム「GIVE ME THE FEAR」は、本当によく出来た良質のハードドライビングロック&ブギーアルバム! なんかテキトーに知ってる単語を繋げただけっぽいけど特に気にする必要はないよ。だってまんまの音だから。

 今年の4月に英「Kerrang!」で取り上げられた際に、以下のステキな文章で彼らを紹介してるんだわ。


"People are still arriving as Tokyo Dragons are raising denim and leather hell. Front man Steve Lomax and co are on fire at the moment, playing old school heavy rock with as much blood and thunder as anyone. They've got the honest-to-goodness authenticity of Thin Lizzy mixed with The Datsun's bluster and brevity. All from a British band that everyone should be supporting."


これだけで十分に伝わる気がするんだけど‥‥どうだろう?

 THIN LIZZYだとかDATSUNSの名前が挙がってるけど、ホントそのとおりの音で。後はAC/DCだったりKISSだったり‥‥っていうとあれだね、THE HELLACOPTERS辺りの名前も挙げないとね。いや、このデニム&レザーの小汚い野郎ども4人は完全に確信犯ですわ。バンド名がアレで、ちょっと引いちゃう人もいるかもしれないけど、このダサイセンスこそ、'70年代ブリティッシュロックに必要な要素だからね。ホント確信犯(だって「TOKYO」っていう単語を使ったのは、単に響きがカッコ良かったから、って理由だしね。無意識・無自覚だとしても、完全な確信犯。音とバンド名がピッタリじゃんか)。

 なんかいろいろ調べてみたら、彼らが2004年以降サポートを務めたバンドは先のDATSUNSやSTATUS QUO、HANOI ROCKSやTHE WiLDHEARTSといった辺り。そうそう、俺のど真ん中。ね、もうその音が想像できるでしょ? ホント最近イギリスからいいバンドが出てきてるよね。THE DARKNESSもそうだし、最近アルバムをリリースしたTOWERS OF LONDONもそうだし。こういうバカがもっと増えればいいと思うよ。

 そんなTOKYO DRAGONSがいよいよ8月に日本デビュー。日本盤化に際してバンド表記は「東京ドラゴンズ」になるんだってさ。なんじゃそりゃ。「URUSEIYATSURA」が「奴ら」って表記されんのと同じようなもんか(多分違う)。ま、なんにせよ‥‥早いとこ日本でライヴ観たいね!



▼TOKYO DRAGONS「GIVE ME THE FEAR」(amazon:US盤UK盤日本盤

2006年5月21日 (日)

BABYSHAMBLES『DOWN IN ALBION』(2005)

 正直、THE LIBERTINESって何だったんだろう?って考える瞬間があってね。いつぞやのサマソニ(2002年だっけ?)で伝説となるようなライヴをやって、その年の末にリリースした1stアルバムがいろんなところで話題になって、まぁこの俺もリリースから遅れをとるものの、案の定やられちゃうわけで。2003年・2004年と続けてフジロックに出演するものの、肝心のピート・ドハーティを欠く形での来日。だから俺にとってのTHE LIBERTINESっていうのは、カール・バラーのバンドっていう印象が強くて。いや、それが正解だと思わないよ。でも、俺はピートを生で観ていないし、伝わってくる情報が全部「逮捕」と「麻薬」と「バンドメンバーに対する悪態」ばかりだから‥‥第三者としては面白い存在と思ってるけど、音楽の対象としては正直そこまでの興味がない、というのが本音。THE LIBERTINESでどんだけ良い曲を書いてきても、結局書いただけで終わってるし。少なくともここ日本にいるファンにとっては、ね。

 そんなピートがバンド離脱中に結成したのが、BABYSHAMBLESというバンド。正直、最初はこんなに続くと思ってなくて。「Rough Trade」のコンピ盤やシングルのリリースと続いても、実は全然チェックしてなかったのね。で、昨年の暮れにとうとうアルバムまでリリース。これもリリースされてからもしばらくは聴こうなんて思わなかった。先日、片割れのカールが同じくバンドのドラマーだったゲイリーと共にDIRTY PRETTY THINGSという新バンドでデビューアルバムをリリースしたのを機に、ようやく手にしたくらいだから。要するに‥‥片方の意見(=出す音)だけで判断したくなかったんだよね、THE LIBERTINESの本質ってものを。

 なんてカッコつけてみたものの、本音は単に怖かっただけ。THE LIBERTINESより良かったらどうしよう、っていう。少なくとも‥‥ピートのいないバンドのライヴを観て、ほんのちょっとでもカッコいいと思ってしまった身としてね。

 ピートのソロユニットというよりは、まぁかろうじてバンドとして成立してるイメージのサウンド。ヨレヨレのピートのボーカルが、悲痛な悲鳴をあげる‥‥っていうか、本当に聴いていて痛々しいというのが正直な感想。勿論というか、THE LIBERTINESのような疾走感も、直接的な攻撃性も感じられない。速い曲はあっても、何か違う。歌詞からはいろいろなものを感じ取ることはできるけど、サウンドだけだと‥‥これが今、鳴らされる必要があったのかな?と。ピートにとって、これを今鳴らす必要性は多いに感じられるんだけどね‥‥

 このアルバムって結局は、カールに向けられてるんだろうな。そう思わざるを得ないっつーか。良い曲もあるし、冷静な判断を持って聴けば、きっとそれなりに響くロックンロールアルバムなんだろうけどね。ピートとカール間の、音による往復書簡なんだろうな、BABYSHAMBLESとDIRTY PRETTY THINGSのアルバムって。ま、これから後者のアルバムを聴くわけですが‥‥



▼BABYSHAMBLES「DOWN IN ALBION」(amazon:UK盤US盤日本盤

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

1963年の作品 1966年の作品 1967年の作品 1968年の作品 1969年の作品 1970年の作品 1971年の作品 1972年の作品 1973年の作品 1974年の作品 1975年の作品 1976年の作品 1977年の作品 1978年の作品 1979年の作品 1980年の作品 1981年の作品 1982年の作品 1983年の作品 1984年の作品 1985年の作品 1986年の作品 1987年の作品 1988年の作品 1989年の作品 1990年のライブ 1990年の作品 1991年の作品 1992年の作品 1993年の作品 1994年の作品 1995年の作品 1996年の作品 1997年の作品 1998年のライブ 1998年の作品 1999年のライブ 1999年の作品 2000年のライブ 2000年の作品 2001年のライブ 2001年の作品 2002年のライブ 2002年の作品 2003年のライブ 2003年の作品 2004年のライブ 2004年の作品 2005年のライブ 2005年の作品 2006年のライブ 2006年の作品 2007年のライブ 2007年の作品 2008年のライブ 2008年の作品 2009年のライブ 2009年の作品 2010年のライブ 2010年の作品 2011年の作品 2012年のライブ 2012年の作品 2013年のライブ 2013年の作品 2014年の作品 2015年のライブ 2015年の作品 2016年の作品 2017年のライブ 2017年の作品 2018年のライブ 2018年の作品 2019年のライブ 2019年の作品 2020年のライブ 2020年の作品 =LOVE A New Revenge A Perfect Circle AA= AAAMYYY Abbath AC/DC Accept Adrian Younge Aerosmith AFI After the Burial aiko Air (France) AIR (Japan) AKB48 Alcatrazz Alcest Aldious Alice Cooper Alice in Chains Almighty, the Alter Bridge Altitudes & Attitude Amaranthe American Head Charge American Hi-Fi Anaïs Anderson .Paak Andrew W.K. Andy Black Andy McCoy Andy Taylor Angel Witch Angra Annihilator Annisokay Anohni ANTHEM Anthrax Anti-Flag Aphex Twin Appice Aqours Arcadia Arch Enemy Architects Arctic Monkeys Aretha Franklin Armored Saint ARROWS, the Art of Fighting Ash Asia Asian Dub Foundation ASIAN KUNG-FU GENERATION Asking Alexandria At The Drive-In Atari Teenage Riot ATATA Atomic Bitchwax, the Audioslave August Burns Red Avatarium Avenged Sevenfold Avril Lavigne Azusa B'z Baby Chaos BABYMETAL Babyshambles Backstreet Girls Backyard Babies Bad Company Bad English Bad Moon Rising Bad Omens Badlands Baroness BAROQUE Battles BAZRA BBHF BBM Be the Wolf Beach House Beartooth Beastie Boys Beatles, the Beck Behemoth Belle & Sebastian Ben Folds Ben Harper Bernard Butler Berryz工房 Biffy Clyro Big Brother and the Holding Company Big Scenic Nowhere Billie Eilish Billy Corgan Billy Idol Billy Talent BiSH Björk Black Crowes, the Black Earth Black Label Society Black Midi Black Sabbath Black Star Riders Black Swan Black Veil Brides BLANKEY JET CITY Blessing a Curse Bleu Blind Guardian Blind Melon Bloc Party Blood Incantation Blood Orange Blue Murder Bluetones, the Blur Boards of Canada Bon Iver Bon Jovi BON-BON BLANCO Bones UK Bonobo bonobos BOOM BOOM SATELLITES BOOM, THE Boris Born of Osiris Boston Boston Manor Boxer Rebellion, the Boy George BOØWY BPMD BRAHMAN brainchild's Brian May Brides of Destruction Brides of Lucifer Bring Me the Horizon Brink, the British Lion Brkn Love Bruce Dickinson Brujeria Bruno Mars Brutal Truth Bryan Adams BUCK-TICK Buckcherry Budderside Buddy Guy Buffalo Daughter BUGY CRAXONE Bullet for My Valentine Bulletboys Bullets and Octane BUMP OF CHICKEN Buono! Burn the Priest Burning Witches Bush Butch Walker Butcher Babies Cacoy Caesars callme Candlemass Candy Cane Hill Carcass CAROL Cars, the Catatonia Cathedral Cats in Boots Cave in Charlatans, the Charlie Sexton Cheap Trick Chelsea Wolfe Chemical Brothers, the Children of Bodom Chk Chk Chk (!!!) Chris Cornell Chrome Division Chthonic Chuck Berry Chvrches Cibo Matto Cigarettes After Sex Cinderella Circa Waves Clam Abuse Clash, the Click Five, the Clutch CO-FUSION Cocco Code Orange Coheed and Cambria Colbie Caillat Coldplay coldrain Compilation Album Confusion Master Converge Cornelius Cornershop Corrosion of Conformity Counterparts Courteeners, the Courtney Barnett Courtney Love Coverdale・Page Covet Cozy Powell CQ Cradle of Filth Crazy Lixx Cream Creature Creature Creed Cribs, the Crosses (✝✝✝) Crossfaith Crown the Empire Cry of Love Cryptopsy Crystal Lake Cult, the Culture Club Cure, the Cutting Crew Cybernauts Cyhra Cymbals D'Angelo D'ERLANGER D-A-D D.A.N. Dachambo Damageplan Damn Yankees Damned Things, the Damned, the Dance Gavin Dance Danger Danger Danzig Darkness, the Dashboard Confessional DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN DATS Datsuns, the Daughtry David Bowie David Coverdale David Ellefson David Lee Roth Dead by April Dead by Sunrise Dead Cross Dead Daisies, the DEAD END Dead Kennedys Deafheaven Death Angel Death of Lovers Debbie Gibson DECAYS Deckard Deep Purple Def Leppard DEF.DIVA Deftones delofamilia Delorean Demolition 23. Departure, the Depeche Mode Desmond Child Destruction detroit7 Devil Wears Prada, the Devin Townsend Project Diamond Head DIAMOND☆YUKAI Diffuser Dillinger Escape Plan, the Dimmu Borgir Dinosaur Jr. Dio DIR EN GREY Dirty Honey Dirty Pretty Things Dirty Shirley Distillers, the Disturbed Dizzy Mizz Lizzy DMBQ Dogs D'Amour, the Dogs Die in Hot Cars Dokken Don Dokken Donavon Frankenreiter Donnie Vie Doors, the Down Down 'n' Outz downy Dragon Ash DragonForce Dream Theater Dreamboy Dreams Come True Dregen DRY & HEAVY Duff McKagan Duran Duran DUST'N'BONEZ, THE DYGL Dynazty Earthshaker eastern youth EGO-WRAPPIN' ELECTRAGLIDE Electric Light Orchestra Electric Six ELLEGARDEN Elliott Smith Eminem Emperor End Machine, the ENDRECHERI Enforcer Entombed Enuff Z' Nuff Eric Clapton Eskimo Callboy Europe Eurythmics Evanescence Eve Ex: Re Exodus Explosions in the Sky Extreme E・Z・O Faceless, the Fair Warning Fairground Attraction Faith No More Falco Fall Out Boy Faster Pussycat Fatboy Slim Fate Fates Warning Father John Misty Faye webster Fear Factory Fear, and Loathing in Las Vegas Feeder Feeling, the Fever 333, the Fight Filter Firehouse Firestarter Firewind Five Finger Death Punch FKA Twigs Flaming Lips, the Flashcubes Flatbacker Fleetwood Mac Flotsam and Jetsam Flying Colors Flyleaf FM Foo Fighters Foreigner Fountains of Wayne fra-foa Francis Dunnery Frank Black Frankie Goes to Hollywood Franz Ferdinand Freddie Mercury Free Frost* Fudge Tunnel Fugees, the FUJI ROCK FESTIVAL Funeral for a Friend Futureshock Fuzzbubble G. Love GALNERYUS Gamma Ray Garbage Garth Brooks Gary Moore Gatecreeper Gathering, the Gene Simmons Genesis George Harrison George Lynch George Michael Georgia Satellites, the Get Up Kids, the GHEEE Ghost Ghost Inside, the Gilby Clarke Gin Blossoms Ginger Wildheart Giuda GLAY Glenn Hughes GLIM SPANKY GO!GO!7188 Godsmack Godspeed GOING STEADY GOING UNDER GROUND Gojira Goldie Lookin Chain Gotthard Graham Bonnet Grapevine Graupel GREAT ADVENTURE Great White Green Day Greta Van Fleet Grey Daze Grimes GTR Gun Guns n' Roses H.E.A.T H.E.R.O. H.P. オールスターズ Halestorm Halford Hanoi Rocks Hanson Hardcore Superstar Hardline Harem Scarem HARISS Harry Styles Hatebreed Haunted, the HAWAIIAN6 Hayley Williams HEAD PHONES PRESIDENT Heart HEATWAVE Heaven & Hell Heaven Shall Burn Hellacopters, the HELLO WORKS, THE Hellogoodbye Helloween Hellyeah Helmet HER NAME IN BLOOD Hermann H. & The Pacemakers Hi-STANDARD hide HIGH and MIGHTY COLOR HIGH-LOWS, THE Higher Power Hives, the Hole Hollywood Rose Hollywood Vampires Honeycrack HoneyWorks Hoobastank Hu, the Huaska Hudson Mohawke Hurricane Hurricane #1 HUSKING BEE I Mother Earth I See Stars Iggy Pop Ihsahn Imminence Impellitteri Imperial State Electric In Flames In the Soup In This Moment Incubus Indianhead INORAN International Noise Conspiracy, the Inxs Iron Maiden Issues It Bites Izzy Stradlin J Jack Johnson Jack White Jake Bugg James Bay James Brown James Dean Bradfield Jamie XX Jamila Woods Jane's Addiction Janet Jackson Janis Joplin Japan Jeevas, the Jeff Beck Jeff Beck Group Jeff Buckley Jeff Healey Band, the Jeff Wootton Jellyfish Jerusalem Slim Jesus & Mary Chain, the Jesus Jones Jet Jetboy Jimi Hendrix Jimmy Eat World Jimmy Page Jimmy Page / Robert Plant Joan Jett & the Blackhearts Joe Lean & the Jing Jang Jong Joe Lynn Turner Joe Perry Joe Satriani Joe Strummer & the Mescaleros John Corabi John Diva & The Rockets of Love John Lennon John Sykes Johnny Winter Jomi Massage Jon Bon Jovi Jon Spencer Blues Explosion, the Jonathan Davis Josh Todd Josh Todd & the Conflict Joss Stone JOUJOUKA Journey Joy Division Judas Priest JUN SKY WALKER(S) Juno Reactor Justice Justin Timberlake JYOCHO Kaato Kadavar Kamasi Washington Kaonashi Kasabian Katatonia Katmandu Keane Keith Richards Kelela Kelly Osbourne KEMURI Ken Yokoyama Kendrick Lamar KENZI & THE TRIPS Killers, the Killing Joke Killswitch Engage King 810 King Crimson King Gizzard & the Lizard Wizard King's X Kingdom Come KinKi Kids KISS Kix Klan Aileen KLF, the Knack, the Knocked Loose KOOK Korn Kottonmouth Kings Kraftwerk Kreator Kula Shaker Kurt Vile Kvelertak KXM Kylie Minogue L'Arc-en-Ciel L.A.Guns La'cryma Christi LA-PPISCH Lacuna Coil Lady Gaga Lamb of God Last Days of April Led Zeppelin Lemon Twigs, the Lemonheads, the Lenny Kravitz Leprous Liam Gallagher Libertines, the Light the Torch Like a Storm Lily Allen Limp Bizkit Lindemann Linkin Park Lion LiSA Lita Ford Little Angels Little Caesar Little Glee Monster Liturgy Living Colour Lonerider Lords of Black LOST IN TIME Lotus Eater Lou Reed LOUD PARK LoudLion Loudness LOVE PSYCHEDELICO LOVEBITES LOW IQ 01 Luby Sparks Lucer Lullacry LUNA SEA Lynch Mob lyrical school M/A/R/R/S Machine Gun Kelly Machine Head Mad Capsule Markets, the Mad Season Madball Madonna Magic Numbers, the Maison book girl Mamiffer Mammoth Mammoth MAN WITH A MISSION Man, the Mando Diao Manic Eden Manic Street Preachers Manowar Mansun Mantar Marilyn Manson Mark Morton Mark Slaughter Marmozets Mars Volta, the Marvelous 3 Massive Attack Mastodon Matchbox Twenty Matt Cameron Matthew Sweet McAuley Schenker Group MD.45 Meathook Seed Megadeth MELTONE Mercury Rev Meshuggah Metal Church Metallica Methods of Mayhem Mew Michael Jackson Michael Monroe Michael Schenker Michael Schenker Fest Michael Schenker Group Michael Sweet Mick Jagger Midnight Bankrobbers Mighty Mighty Bosstones, the Migos mihimaru GT Mike Shinoda Ministry Mission, the MIYAVI MO'SOME TONEBENDER MODS, THE Mogwai Mondo Generator Mondo Grosso Monkees, the MONO NO AWARE MONOEYES Monster Magnet Mooney Suzuki, the Morrie Mother Love Bone Motley Crue Motorhead Mott the Hoople Mouse on Mars Mr. Big Mr. Mister Mr.Children MUCC Mudhoney Mudvayne Muse Music, the Mutation My Chemical Romance My Darkest Days My Dying Bride My Little Lover Myles Kennedy Myrkur Nailbomb NAMBA69 Napalm Death Nashville Pussy Nelly Nelson Neurotic Outsiders Neve New Order New Years Day New York Dolls NEWS NGT48 Nicke Borg Homeland Nickelback Night Ranger Nightwish Nile Nine Black Alps Nine Inch Nails Nirvana Noel Gallagher's High Flying Birds NoisyCell NOT WONK Nothing NOVEMBERS, THE Nuclear Valdez O.P.KING Oasis Obituary Oblivion Dust Obscure Ocean Colour Scene OCEANLANE Of Mice & Men Offspring, the OGRE YOU ASSHOLE ONE OK ROCK Oneohtrix Point Never Opeth ORANGE RANGE Oranssi Pazuzu Orbital Ordinary Boys, the Orgy Orianthi ORIGINAL LOVE Outrage Overkill Ozzy Osbourne Panic! at the Disco Pantera Papa Roach Paradise Lost Paramore Parkway Drive PassCode Paul Draper Paul McCartney Paul Stanley Paul Weller PE'Z Peach sugar snow PEALOUT Pearl Jam PENPALS Perfume Periphery PERSONZ Pet Shop Boys Peter Gabriel Phantom Planet Phil Campbell and the Bastard Sons Phish Pig Destroyer pillows, the Pink Cream 69 Pink Floyd Pixies Placebo Plastic Tree Playmates, the Poison Polaris (Australia) Polaris (Japan) Police, the Polyphonic Spree, the POLYSICS Porcupine Tree Portishead Power Station, the Power Trip Powerman 5000 Praying Mantis Predators, the Pretty Boy Floyd Pretty Maids Pride & Glory Primal Scream Primus Prince Privates, the Probot Prodigy, the Prong Protest the Hero Public Enemy PUFFY Pulp PUNPEE pupa Qemists, the Queen Queens of the Stone Age Queensryche Quiet Riot Quireboys, the R.E.M. Raconteurs, the Radiohead RADWIMPS Rage against the Machine Rainbow RAISE A SUILEN Rammstein Ramones RAMRIDER Rancid Rapture, the RAREDRUG Rasmus, the Ratt Raven RCサクセション Red Dragon Cartel Red Hot Chili Peppers Red Warriors Reef Refused Revolution Saints Rex Brown RHYMESTER Richie Kotzen Richie Sambora Ride Riot Riot V RIP SLYME Rise of the Northstar Rival Sons Riverdogs RIZE Rob Zombie Robert Plant Rock City Angels ROCK IN JAPAN FESTIVAL ROCKBOTTOM Rocket from the Crypt Rolling Stones ROMANS RON RON CLOU Ronnie Wood Rooster ROOSTERS, THE Roselia ROSSO ROVO Roxy Blue Roxy Music Royal Republic RSO Run D.M.C. Rush Russian Circles Sabaton Sacred Reich Sads Saint Snow Saint Vitus Salems Lott Sam Smith Samantha's Favourite Sammy Hagar Santana Saosin Savages Saxon SBK Scorpions Scott Weiland Scour Screaming Soul Hill Sean Lennon Sebastian Bach Secret Machines SEKAI NO OWARI Selfish Cunt Senses Fail Septic Tank Sepultura Serj Tankian Sevendust SEX MACHINEGUNS Sex Pistols Shadow King Shadows Fall Shark Island Sharon Van Etten Shinedown Shinning Shobaleader One showmore Sick of it all Sigh Sigue Sigue Sputnik Silver Ginger 5 Silverstein Silvertide Simple Minds Simply Red SION Sixx:A.M. SKE48 SKETCH SHOW Skid Row Skillet skillkills Skin Skindred Skunk Anansie Slash Slash's Snakepit Slaughter Slayer Sleep Sleeping with Sirens sleepyhead Slipknot Sloan Slowdive SLY Smashing Pumpkins Smiths, the smorgas SNAKE HIP SHAKES Sneeze Snow Patrol Sodom SOFT BALLET Soilwork Sonics, the Sons of Apollo Sons of Texas sora tob sakana Soul Asylum Soul Flower Union Soulfly Soulwax Soundgarden South Spaghetti Vabune! Sparta Sparta Locals Spiritual Beggars Spiritualized Spoon Squarepusher SR-71 STALIN, THE Starcrawler Starmen Starset Static-X Steel Panther Steelheart Stella Donnelly Stephen Pearcy Steriogram Steve Perry Steve Stevens Steve Vai Steve Winwood Steven Tyler Stevie Salas Stills, the Sting Stone Roses, the Stone Sour Stone Temple Pilots Stooges, the Stormtroopers of Death Strapping Young Lad Strokes, the Struts, the Stryper Strypes, the STU48 Styx Suede SuG Suicidal Tendencies Suicide Silence Sum 41 SUMMER SONIC SUPER BUTTER DOG Super Furry Animals Super$hit 666 Superchunk Supergrass SUPERSNAZZ Survive Suspended 4th Sweet & Lynch Sweet Oblivion Swervedriver Syrup16g System of a Down t.A.T.u. Taking Back Sunday Tame Impala Tank task have fun Tea Party, the Team Sleep Tears for Fears Teenage Fanclub Television Temples Terence Trent D'Arby Terrorizer Terrorvision Tesla Tesseract Testament THEE MICHELLE GUN ELEPHANT Them Crooked Vultures Therapy? Thin Lizzy Thirteen Senses Thirty Seconds to Mars Thunder Thundercat Thunderpussy Thy Art is Murder Tin Machine Tinted Windows TMG TNT Toad the Wet Sprocket Todos Tus Muertos Tokyo Dragons Tokyo Motor Fist TOKYO ZAWINUL BACH Tom Keifer Tom Misch Tommy Lee Tony MacAlpine Tool Toro Y Moi Tortoise Toto Towers of London Traening Train Travis Treatment, the TREEBERRYS TRICERATOPS Trivium Trixter Twenty One Pilots Twisted Sister Two (2wo) Two Door Cinema Club Two Lone Swordsmen Tycho Tygers of Pan Tang U.D.O. U2 UA UFO Ugly Kid Joe Ultraphonix Underworld Unearth United Unkle Used, the UVERworld Vader Vain Van Halen Vandenberg Vandenberg's Moonkings Veil of Maya Velvet Revolver Venom Venom Prison Verve, the Vibrators, the Vince Neil Vinnie Vincent Invasion Vivian Campbell Vixen Voivod Volbeat w-inds. W.A.S.P. WANIMA Wardruna Warrant Warrior Soul Weeknd, the Weezer Wham! Wheatus While She Sleeps White Lion White Stones White Stripes, the Whitesnake Who, the Wildhearts, the Willard, the Winger Wings Witch Within Temptation Wombats, the Wrench W(ダブルユー) X JAPAN Yellow Magic Orchestra YELLOW MONKEY, THE Yes Yngwei Malmsteen YO-KING Yo-Yo's, the YUKI Zakk Wylde ZAZEN BOYS Zeppet Store ZIGGY ZYX ZZ Top μ's ℃-ute →Pia-no-jaC← 「100番勝負」 「10年前」 「1年のまとめ」 「20年前」 「AIN'T IT FUN」 「CCCD」 「DJ / イベント出演」 「R.I.P.」 「アクセスランキング」 「アンケート」 「ゾ」 「ネットラジオ」 「フェス」 「仕事紹介」 「再結成」 「分析ネタ」 「平成の30枚」 「私的ベスト10」 「記事一覧」 「音楽配信」 あぁ! おとぎ話 くるり こぶしファクトリー すかんち どうぶつビスケッツ×PPP ぼくのりりっくのぼうよみ ももいろクローバーZ ゆず ゆらゆら帝国 アイドルネッサンス アンジュルム インビシブルマンズデスベッド ウルフルズ エイプリルズ エレファントカシマシ カントリー娘。 カントリー娘。に石川梨華(モーニング娘。) カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。) カーネーション キュウソネコカミ キリンジ ギターウルフ クマリデパート クラムボン クリープハイプ クレイジーケンバンド グループ魂 ゲスの極み乙女。 コンタクト サザンオールスターズ サンボマスター サ上と中江 ザ・クロマニヨンズ スカート スガ シカオ スタァライト九九組 スチャダラパー ストレイテナー スネオヘアー スピッツ スーパーカー ソニン タンポポ チャットモンチー トリプルファイヤー ドレスコーズ ナンバーガール ニューロティカ ハナレグミ ハロー!プロジェクト ヒプノシスマイク ピーズ, The フィッシュマンズ フィロソフィーのダンス フジファブリック フラワーカンパニーズ フランシュシュ プッチモニ マキシマム ザ ホルモン ミドリ ミニモニ。 ムーンライダーズ メロン記念日 モーニング娘。 モーニング娘。おとめ組 モーニング娘。さくら組 ユニコーン ラストアイドル レミオロメン ロッカーズ ロマンポルシェ。 三浦大知 中島美嘉 中村一義 中村佳穂 中澤裕子 乃木坂46 乙女新党 人間椅子 佐野元春 八代亜紀 凛として時雨 加藤いづみ 勝手にしやがれ 原田知世 吉井和哉 坂本真綾 堂島孝平 夢眠ねむ 大塚愛 大槻ケンヂ 大江慎也 太陽とシスコムーン(T&Cボンバー) 奥田民生 奮酉 如月レオン 宇多田ヒカル 安倍なつみ 宮本浩次(エレファントカシマシ) 寺嶋由芙 小沢健二 小泉今日子 尾崎豊 岡村靖幸 岡村靖幸と石野卓球 左とん平 市井紗耶香 布袋寅泰 平井堅 後浦なつみ 後藤真希 忌野清志郎 怒髪天 惑星 折坂悠太 押尾コータロー 推定少女 斉藤和義 新垣結衣 日向坂46(けやき坂46) 日暮愛葉 星井七瀬 星屑スキャット 星野みちる 星野源 曽我部恵一 月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 有村竜太郎 朝霧 Jam 木村カエラ 東京スカパラダイスオーケストラ 東京事変 松浦亜弥 柴田淳 桑田佳祐 森重樹一 椎名林檎 椿屋四重奏 欅坂46 氣志團 水曜日のカンパネラ 水瀬いのり 氷室京介 永井ルイ 沢田研二 浅井健一 浜崎あゆみ 浜田麻里 渋さ知らズ 片平里菜 玉置成実 田中フミヤ 真心ブラザーズ 矢口真里 石川梨華 砂原良徳 私立恵比寿中学 筋肉少女帯 米津玄師 絢香 羅針盤 美勇伝 菊地成孔 藤本美貴 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 道重さゆみ 遠藤ミチロウ 金子ノブアキ 銀杏BOYZ 陰陽座 電気グルーヴ 頭脳警察 飯田圭織 10-FEET 1975, the 2 Many DJ's 22-20s 3 Colours Red 3776 44MAGNUM 54-71 9mm Parabellum Bullet

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

カテゴリー

無料ブログはココログ