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2006/04/30

HIGH and MIGHTY COLOR『傲音プログレッシヴ』(2006)

 俺がこのバンドの新作について触れないわけがないでしょ?(笑)

 というわけで、久しぶりのハイカラです。ファーストアルバム「G∞VER」から約半年で届いたこのアルバム。いやー、ビックリした。このペースで来るとは思ってないじゃない普通。しかもセールスがデビュー曲以降、ひたすら下降線をたどってるバンドなのにさ。俺自身もここ最近のシングルはもちろん追っていたけど、取り上げる時間とか全然なくてさ(ま、その辺はそのうち時間ができたらまとめてやりますけどね。ってやるのかよ!)。

 確かに1stアルバム以降に出た2枚のシングルは、適度にヘヴィさがあり、それでいて彼ららしいポップさも十分にあって、バランス的にはいいものだったんですよね。幸い最新シングル "一輪の花" がスマッシュヒットしたのと、全米デビューが決まったことで、かなり話題になってくれたし。そこでこの2ndアルバムですから、そりゃ注目集まりますわな。

 たった2枚のシングルでアルバム作って、全11曲中9曲が未発表新曲という構成なんだけど‥‥思った以上、いやかなり出来が良くてビックリしたというのが本音。かなりバンドとしてまとまってきたというか、すべてにおいてタイトになったかな、と。もともと演奏はしっかりしてたし、曲もちゃんと書けるバンドだったので、課題は女性ボーカルの歌唱力向上と男性ボーカルとの絡みや使い分けだったんですよね。デスメタル‥‥じゃないや、ラウドロックファンも唸らせつつ、それでいて普通のJ-POPファンにもアピールできるようなクオリティーの作品作り。デス声が浮いちゃうような前作の構成だと厳しいよなぁ、と。幸い1stアルバムの時点で「男女混合ボーカル」路線の進むべき道みたいなのが提示され、それを最新シングルで上手いことアピールできた、と。その後のアルバムだから、あとはそれを後押しするだけで。それが上手いこと受け入れられるといいんだけど。

 ま、そうはいいながらもちゃんとデス声健在で、アンチノブナガファン(笑)としてはひと安心なんですけどね。

 楽曲は、まぁ特に目新しい点はないかな。タフでハードな楽曲はそのままに、ポップでキャッチーな曲はさらにポップに。双方の路線がより洗練されてるんだけど、バラバラ感はあんまりないかな。頭4曲がとてもタフな路線なんで、思わず唸ってしまったんだけど、5曲目 "水玉ラムネ" のイントロで一瞬だけズッコケそうになるものの、実はそこまでポップすぎず、バランス感がちゃんと維持されてるんだよね。これが前作だと極端にポップソングになりすぎちゃってる感があって。それ1曲を取り出せば全然アリなんだけど、アルバムに入るとまとまりが‥‥ってなっちゃってたわけ。でもこのアルバムでは「シングル中心」というよりは、アルバムオリエンテッドな作風があるんで(シングル曲2曲も馴染んでるし)全然気にならない。ていうか‥‥半年でこれだけの結果を出したのは、成長の表れというか、スタッフが頑張ったというか。

 アメリカのアニヲタにも大人気らしい彼ら。興味本位でもいいから、一度日本のラウド系リスナーにも聴いてほしいかなぁ‥‥無理を承知で言ってるんだけど。この際、今年のサマソニに出ちゃえばいいんだよな。去年は大阪だけ出たんだっけ。今年はぜひ東京でも! そうすると、すっげー喜ばれます! 特に俺に!!



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投稿: 2006 04 30 12:10 午前 [2006年の作品, HIGH and MIGHTY COLOR] | 固定リンク

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