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2006年6月 2日 (金)

PET SHOP BOYS『FUNDAMENTAL』(2006)

 PET SHOP BOYSの、前作「RELEASE」から4年ぶりのオリジナルアルバム。あれからもう4年も経ったのか‥‥「FUJI ROCK FESTIVAL」出演から。あの時は、フジのステージで彼らのライヴを観ることができて、本当に感激したよなぁ。そして4年も経っているなんて思ってもみなかった。考えてみれば、2003年には「DISCO3」が出てるし、同年末にはベスト盤「PopArt」も出てるしね。さらに「TENNANT/LOWE」名義で「BATTLESHIP POTEMKIN」サウンドトラックも去年発表してるから、毎年何かしらアイテムがリリースされてたのね。だから4年も経った気がしなかったのか。

 生音重視で落ち着いた印象の強かった前作「RELEASE」は、個人的にはPSBの作品の中では2ndアルバム「ACTUALLY」に匹敵するくらい聴き込んだし、大好きなアルバムだったんですね。ところが今回の「FUNDAMENTAL」は、それすら軽く超えるような出来映えというか‥‥トータルでもっとも「PSBらしい」作品集に仕上がってるんじゃないかと感じました。前作は楽曲単位で本当によく練られた1枚だったんだけど、音の感触がやや柔らかすぎるので「ちょっと‥‥」と思う人もいたかも。

 それを考えると、今度のアルバムは一聴してすぐに「あ、知ってる知ってる、PSB」っていう音に仕上がってる。単なる過去の焼き直しに終わっておらず、ちゃんと前進までしてる辺りはさすがというか。エレクトロ路線に戻ってるから余計にそう感じるんでしょうね。でも‥‥メロディも相変わらずだし。そうそう、今回のアルバムってあのトレヴァー・ホーンがプロデュースしてるんですよね。「あの」と言われて「誰?」って思った人。そうです、FRANKIE GOES TO HOLLYWOODや'80年代のYESのプロデューサー‥‥でもあるけど、ここはひとつt.A.T.u.の〜と言えば判りやすいかな? 今までありそうでなかった組み合わせだけに、これはちょっと興味深いですね。彼をプロデューサーに選んだ時点で、自ずと進みべき道は決定してたんですね。で、そのディレクションは間違ってなかった、と。

 もうデビューから20年以上経ってるわけじゃないですか、彼ら。それでも貫禄みたいなものを感じさせず、未だに中堅止まり的なイメージがあるんだけど‥‥俺だけ? その辺が個人的にはツボだったりするんだけどね。いやはや、こりゃ良いわ。



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