松浦亜弥『Naked Songs』(2006)
うーん、もうちょっと期待してたんだけどなぁ……合格点にも満たないなぁ。まぁまだ1回しか聴いてないから、今後あるタイミングで好きになるのかもしれないけど。少なくとも過去3枚のアルバムとは切り離して考えた方がよさそう。
基本的にどれも名曲だから、よほどのことがない限り外さないと思うんだけど……なんだろ、この「あがり」感。アゲアゲのあがりじゃなくて、双六でいうところのあがりね。しかもちっちゃくまとまっちゃってる。歌上手い奴が一番陥りやすい勘違いの典型だなぁ。
原曲を変わったアレンジでやろうとした努力は買うけど、緩過ぎる……例えば「オシャレ!」や「I know」の高揚感も、「初めて唇を重ねた夜」のスケールの大きさも……ああ、もうやめよう。
やっぱり期待が大きすぎたんだよなぁ……もう本当にダメなのかね、松浦。
「こういうのなら、ヲタ以外にもアピールするかも」と淡い期待をしてる人もいるかもしれないけど、いまだに一般層がイメージする松浦亜弥っていうのは、あくまで「あやや」なんじゃないかな。そういう意味じゃ、これは違う気がする。ぶっちゃけ、年寄り臭いもの(苦笑)。
なんだかんだで俺、松浦に対しては常に肯定的だったけど……これはねぇ……う~ん。素直に楽しめないなぁ。当初予定されていた(らしい)「Desparado」(ご存知EAGLESの名バラード)も入ってないしね。それこそジャニスの「Move Over」入れたらインパクトがもっとデカかったはずなのにね。
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