2006/10/20

LOUD PARK 06 : DAY 2 (2006.10.15)

 「LOUD PARK」2日目のレポートをお贈りします。いやぁ、サマソニと同じような時間からスタートして、終了時間があれよりも遅いんで都内から2日連続で通うとなると、相当な体力が必要ですね……正直まいりました。実際、初日よりは早く目が覚めたものの、会場入りしたら13時半を軽く回ってたもんなぁ。

 じゃ、いきますよ。ワンクッション入れてから始めますんで、メロイックサインの準備を(クドいってばw)。

■UNEARTH [BIG ROCK STAGE]
 新世代スラッシュというよりは、ゴリゴリのハードコア……この後に登場するHATEBREED辺りと同じ流れにいるバンドだな、というのが第一印象。いやぁ、とにかくカッコ良かった。随所でキメキメに登場するツインリードも気持ちいいし、ステージングも良い。ただ、やっぱりというか、このタイプのバンドはこういうデカイとこで観るよりも、狭い小屋(それこそクアトロとか)で最初に観たかったなぁ。

[SET LIST]
01. March Of The Mules
02. Giles
03. Endless
04. Sanctity Of Brothers
05. This Laying World
06. Zombie Autopilot
07. This Glorious Nightmare
08. The Great Dividers
09. Black Heart Now Reign


▼UNEARTH「III : IN THE EYES OF FIRE」(amazon:US盤日本盤


■MASTODON [THE UNHOLY ALLIANCE STAGE]
 来日直前にニューアルバム「BLOOD MOUNTAIN」がリリースされたので、タイミングバッチリでしたね。実際、客も「話題のステージ、見せてもらおうか」的な構える態度で臨んだものの、始まったらみんなそれすら忘れて大暴れ。うん、いい。アルバムどおりにガッツがあって、適度にメタリックで、適度にスラッジーなサウンド。そしてツインボーカルなのもいい。ただ、残念なのはこの日のサウンド。正直ベストには程遠いものでした(翌日のSLAYERでは最高だったからね)。今回はどの公演でも数十分という不完全燃焼なものだったので、2007年にはぜひ単独で戻ってきてほしいところ。期待してます。

[SET LIST]
01. Iron Tusk
02. March Of The Fire Ants
03. Circle Of Cysquatch
04. Aqua Dementia
05. Sleeping Giant
06. Wolf Is Loose
07. Crystal Skull
08. Bladecatcher
09. Colony Of Birchmen
10. Megalodon
11. Blood'N Thunder


▼MASTODON「BLOOD MOUNTAIN」(amazon:US盤日本盤


■THE BLACK DAHLIA MURDER [ULTIMATE STAGE]
 チラッと観ただけ。でも想像してたものとは違ってたなぁ。いや、良かった。ゴリゴリのわりに、正統派っぽい面も見え隠れしてるし、これはアルバムよりも良いんじゃないの? 日本には過去にも来日経験があるんで、それなりに人も入ってましたね。次のアルバム辺りで化けるんじゃないの?


▼THE BLACK DAHLIA MURDER「MIASMA」(amazon:US盤日本盤


■HATEBREED [BIG ROCK STAGE]
 いやぁ、やっと観ることができた。とにかくライブがカッコいいバンドですな。んで、メタルのカテゴリーに入れるバンドでもないよな、と。完全にハードコアですね。客のノリも最高だし、次々に繰り出されるナンバーは、ひたすら圧巻。実際どの曲が演奏されたとかはまったく覚えてないんですがw、それでもカッコいいんだから、あれだ。雰囲気に流されてたところもなきにしもあらずだけど……ホンモノですよ(お前が今更言うな)。テクだとか曲の良さももちろん大切だけど、それ以上に……ステージ上とフロアとの信頼関係というか、それは一番大切なんじゃないかな、という気がしました。


▼HATEBREED「SUPREMACY」(amazon:US盤日本盤


■IN FLAMES [THE UNHOLY ALLIANCE STAGE]
Loudpark1
 いわゆる「メロデス」の先駆者的存在ですよね。俺自身、彼らは'90年代の初期数枚を聴いていただけで、最近のアルバムはPVなどを観る程度でした。が、新作「COME CLARITY」が好きすぎて(メタルだけだったら、今年の10枚に入るね!)ずっと観るのを楽しみにしてました。
 んで、観てみたら……思ってた以上にエンターテイメント然というか、スター性の強いフロントマンがいるバンドだな、と。これは好き嫌い分かれると思うけど、俺は一発で気に入りました。逆にこの手のバンドは閉鎖的な方向に行きがちなのに、そこから上手いことすり抜けてるように感じました。曲もお客とシンガロングできるものが増えてるし、そんな中に挿入される初期のナンバー("Behind Space" とか!)の異物感が……いや、そこまで異物でもないな。思ってた以上に違和感なく、ちゃんと同じところで繋がってるなと、改めて実感しました。うん、カッコいいよ! 他に観たいアーティストがいたので最後まで観なかったけど、絶対に次の単独公演には足を運ぼうと思います。
(備考:写真はライブ後に行われた、イエスパ(Gt)のサイン会より)

[SET LIST]
01. Pinball Map
02. Leeches
03. Cloud Connected
04. Trigger
05. Behind Space
06. Jotus
07. Resin
08. Only For The Weak
09. Graveland
10. Come Clarity
11. Quiet Place
12. Take This Life
13. My Sweet Shadow



▼IN FLAMES「COME CLARITY」(amazon:US盤日本盤


■SURVIVE [ULTIMATE STAGE]
 んで、俺はこのバンドを観るために好きなIN FLAMESを途中抜けしたわけですが。元DEATHFILEのGtが始めた「日本のSOULFLY」なんて呼ばれてるバンド。すでにアルバムを3枚くらい出してる中堅に差し掛かってる存在なんだけど、名前程度しか認識してなかったのね。でも、前評判が気になって足を運んだら……いやぁ、大正解でしたよ。なんだよこれ、メチャクチャカッコいいじゃねぇかよ! 確かに曲によってはSOULFLYを彷彿させるトライバルでパーカッシヴなサウンドなんだけど、さらに「RIDE THE LIGHTNING」の頃のMETALLICAを思い浮かべるメロウなパワーメタル/スラッシュチューンがあったり、歌を聴かせるパワーバラード調ナンバーがあったりで、曲がバラエティ豊かなんだよね。これはいいわ。日本にもこういうタイプのバンドがどんどん増えているのが嬉しいし、こうやって海外のバンドと肩を並べつつあるのが、とにかくいいね。これは今後期待のバンドですね。


▼SURVIVE「SURVIVE」(amazon:日本盤


■KILLSWITCH ENGAGE [BIG ROCK STAGE]
 ニューアルバム「AS DAYLIGHT DIES」リリース直前ということで、お客的にも盛り上がってる時期だったんじゃないかな……いや、俺がそうだっただけなんですが。初めてライブを観たわけですが、いやぁスゴいわ。NAPALM DEATHとはまた違った意味で、この2日間でのベストアクトかもしれない。お客の熱望度(フロアを観ればわかるよそれは)、ステージ袖に見え隠れした関係者・ミュージシャンの数だけでいえば、この2日間で一番だったんじゃないかな。そのちょっと前に観たIN FLAMESも、SURVIVEもあっという間に忘れさせられたというか、いとも簡単に超えちゃったなぁと。もう出だしから背筋がゾクゾクしまくりでした。
 選曲は過去のアルバムからのベストヒット的な内容で、新作のタイトルナンバーが先行披露されたんだけど、「らしさ」満載。もしかしたらこの新作で大化けするかもしれないね。こういうバンドにこそ天下取ってもらいたいなぁ(メンバーの人種含め、いろんな意味で)。いやぁ、次のアルバムでの単独公演、絶対に観に行こう!

[SET LIST]
01. A Bid Farewell
02. Fixation On The Darkness
03. When Darkness Falls
04. Daylight Dies [新曲]
05. Breathe Life
06. Rose Of Sharyn
07. This Fire
08. Take This Oath
09. Life To Lifeless
10. My Last Serenade
11. The End Of Heartache


▼KILLSWITCH ENGAGE「AS DAYLIGHT DIES」(amazon:US盤日本盤


■ムック [ULTIMATE STAGE]
 今年3度目のムック。単独(6月の武道館)、対バンライブ(椿屋四重奏と行った、8月の「音楽と人」イベント)に続いて、2ヶ月おきに観てる彼らだけど、これほどにもアウェイな環境は初めてなわけで、実際どうだったかというと……う〜ん、厳しいなぁと言わざるを得ないかなぁ。演奏もいつも以上に荒かった気がしたし、何よりも音が悪い。そして……こんなにもお客のいないフロアは、この2日間では初めてかも(俺が観てないところで、彼らよりも人が少ないライブはあったかもしれないけど)。セットリストも考えすぎだと思うし、もっとストレートに、ヘヴィな曲多めでやればいいのに……というのが素直な感想です。勿体ないなぁ……あと、Dir en greyのときも思ったけど、日本のヴィジュアル系上がりのバンドは、どうしてもギターの音が細いなぁと。ボーカルもだけど、やっぱり海外のバンドと並んでしまうと厳しいなぁと、改めて実感します。彼らもDirも海外経験があるバンドだけに、この辺は今後の課題なのかな、という気がしました。

[SET LIST]
01. 蘭鋳
02. 茫然自失
03. 幻燈賛歌
04. 裏路地 僕と君へ
05. メディアの銃声
06. 遮断
07. モンスター
08. 嘆きの鐘
09. 大嫌い
10. ズタズタ


▼ムック「6」(amazon:日本盤


■CHILDREN OF BODOM [THE UNHOLY ALLIANCE STAGE]
 チルボドも初めてライブ観たのかな。ていうか……俺、ここ7〜8年まともにメタル系のライブを観てなかったわけで、2006年に入ってからですよ、こんなにもメタルメタル言い出したの。全部「RADIO TMQ」のせいだ!w
 というわけで、チルボド。う〜ん……正直言うと、そこまでピンとこなかったかな。曲自体はそこまで悪くないんだけど、あまり引っかからないんだよね。あと……演奏や歌も荒い印象を受けたし、この手の音の割にもっとストリート寄りな気がしたかな。う〜ん……ゴメンなさい、やっぱり入り込めませんでした。最後まで観ずに、他のフロアへ移動。

[SET LIST]
01. Silent Night, Bodom Night
02. Needled 24/7
03. Living Dead Beat
04. Are You Dead Yet?
05. Sixpounder
06. Angels Don't Kill
07. Hate Me!
08. BBQ
09. Children Of Bodom
10. Everytime I Die
11. In Your Face
12. DownFall


▼CHILDREN OF BODOM「ARE YOU DEAD YET?」(amazon:US盤日本盤


■DIO [BIG ROCK STAGE]
 10年ぶりくらいかなぁ、ディオ御大。前はクラブチッタだったけど、今回はフェスですよ。しかも今回は「HOLY DIVER」完全再現ライブアルバム出した後だけに、その辺の曲が多めに演奏されるのかなぁと期待しちゃうわけですが……いきなりBLACK SABBATHの "Children Of The Sea" からスタート! そして "Stand Up And Shout" 〜 "Holy Diver" て!! 最強すぎる。キーを半音下げてるので、オリジナルバージョンを親しんだファンには違和感あったかもしれないけど、とにかく最強すぎ。あと、2曲くら歌ったら袖に引っ込んで休んでるのもご愛嬌(ていうか60歳過ぎてこれやってるんだもんな、休むわそりゃ)。やたらとドラムソロやギターソロやキーボードソロがあったりで、正直もっと曲をやってほしいと思ったけど、そういうのは "Temple Of The King" 以降の流れですべて帳消しですよ。だって…… "Kill The King" て!!! 号泣モノですよ、ええ。60分くらいやったのかしら、とにかく大満足のステージでした。次はいつ観れるのか(もしかしたら最後かもね)……そう思うと切ないものがありますが、でも観ておいて大正解でしたね。

[SET LIST]
01. Children Of The Sea
02. Stand Up And Shout
03. Holy Diver
04. Gypsy
05. Drum Solo
06. Sunset Superman
07. Temple Of The King 〜 Kill The King
08. Rainbow In The Dark
09. Guitar Solo 〜 Keyboard Solo
10. Catch The Rainbow 〜 Man On The Silver Mountain
11. Long Live Rock'n'Roll
12. Heaven And Hell


▼DIO「STAND UP AND SHOUT : THE DIO ANTHOLOGY」(amazon:US盤


■SLAYER [THE UNHOLY ALLIANCE STAGE]
Loudpark2
 さぁ……いよいよ2日間最後の大トリですよ。帝王の登場ですよ。個人的には1995年以来だと思うので、ホントに10年振りくらいなんですが……しかも今回、オリジナルメンバーだしね。新作出た後だしね。噂では新作からは1曲くらいしかやらないっていう話ですが、それでもいいです! とにかく帝王の姿を拝めるだけで、俺は幸せなのですよ、ええ。
 バックドロップが新作の絵柄に変わると、フロアから大きな歓声が(写真参照。ちょっとわかりにくいけど)。しばらくして、あの印象的なフレーズが会場を覆うわけです……そう、1曲目はいきなり名曲 "South Of Heaven" ですよ!! 大合唱ですよ、ヘドバン大会ですよ、失禁ですよ!(意味不明) とにかく終始首振りっぱなし。正直ね、途中で記憶なくなってるんですよ。当たり前です、ガンガンに頭振りまくってるんだもん、意識が遠のきますよね普通。当の本人たちも相当ヤバかったみたいですよ(翌日、某関係者の方に聞いた話によると、この日のトム・アラヤはかなりお客の熱にやられ、酸欠気味だったそうです。だからつらそうだったのか)。
 トム「次の曲は……」、客「Yeah!」、トム「○○○○〜っ!(曲名を絶叫)、客「ギャーっ!!!」の連続。初期の曲、中期の曲、最近の曲とまんべんなく披露され、まさにベストヒット的な選曲でした。確かに新作からのナンバーはたった1曲のみでしたが、それでも満足だったなぁ俺は。本編最後は "Raining Blood"。で、アンコールラストに "Angel Of Death" というのも最高。なにも思い残すことはありません……とは思ったものの、俺はこの翌日もSLAYERを(しかもワンマンで)観ることができるんだよなぁ……なんて贅沢なんだ俺は!!

[SET LIST]
01. South Of Heaven
02. Silent Scream
03. War Ensemble
04. Blood Red
05. Die By The Sword
06. Hallowed Point
07. Cult
08. Disciple
09. Mandatory Suicide
10. Chemical Warfare
11. Dead Skin Mask
12. Raining Blood
--encore--
13. Postmortem
14. Angel Of Death


▼SLAYER「REIGN IN BLOOD」(amazon:US盤UK盤日本盤


 はい、終了しました。22時すぎに全行程終了。正直こんなに過酷なフェスは今までなかったなぁ。大自然の中特有の過酷さはいくらでもあったけど(でもそれは後になって考えてみれば、全然平気みたいな)、今回ばかりは何度「もう帰ろうかなぁ……」と思ったことか。それくらいキツいフェスでした。ま、俺もすでに30代半ばですし、だから余計にそう感じるんだろうけど、若い子にとってはそこまでキツくもなかったのかな。ま、20近く違うしね(苦笑)。

 正直なところ、海外におけるメタルの盛り上がりっぷりと比べると、若干遅れをとってるなぁと感じていた日本のメタルシーン。日本独自の若手バンドがあまり育っていないというのも大きいし、それに取って代わる存在がDir en greyやムックという「ヴィジュアル系上がり」というのも仕方ないという気がするんだけど……これを機に、もっと盛り上がってほしいなぁというのが本音です。実際、これを心待ちにしていた!という若いファンがいかに多かったことか。こんなにもメタルファンがいたんだ!と改めて思い知らされました。いかにもなメタルファンから、普段UKロックを聴いてそうなオシャレな女の子まで(ってそれ偏見だしw)、幅広い層のお客さんが来ていたのも印象的。ぜひこれ1回で終わらずに、2回3回と続けてほしいなぁ……勿論、続ける上での困難さもわかってますよ(ヘッドライナー不足とかね)。でも、「PUNKSPRING」同様、これは絶対に必要なフェスだと思います。意地でも続けてください、お願いします!

投稿: 2006 10 20 04:15 午後 [2006年のライブ, Children of Bodom, Dio, Hatebreed, In Flames, Killswitch Engage, LOUD PARK, Mastodon, MUCC, Slayer, Unearth] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006/10/19

LOUD PARK 06 : DAY 1 (2006.10.14)

 はい、すでに1週間経とうとしてますが、先週末10月14〜15日に幕張メッセで開催されたメタルフェス「LOUD PARK 06」の簡易レポートを書こうと思います。正直言って、すんげー長いです。だって1日の演奏時間が11時間ですからね! さすがに初日から寝坊してw開演時間の11時には間に合わず、海浜幕張駅に着いたときには14時を軽く回っていたわけですが……

 というわけで、ここで一回切ります。後は「続きを読む」でガッツリ読んでやってください。ま、言うほど長くはないと思うけど。あと、さすがに2日分をまとめてひとつのエントリーにすると、いつ書き終わるかわからないので1日目と2日目で2回に分けてレポート書きます。その辺もご了承くださいまし。

 さ、んじゃ気合い入れていきますよー。モニターの前のみんな、メロイックサインの準備しておけーw

■DRAGOMFORCE [BIG ROCK STAGE]
 会場に入ったら彼らのパフォーマンスだった。後ろまでビッシリ人が入っていてビックリしたんだけど、その間に演奏終了。うーんと、メロスピっつーの、こういうの? 無駄に速いだけっていう気がしないでもないけど……要するに、タイプじゃないってことですわ。


■BACKYARD BABIES [GIGANTOUR STAGE]
 久しぶりにライブ観たけど、ヤベーかっこよすぎ! ドレゲンは別格として、ニッケもフロントマンとしてもの凄いオーラを発してたし、曲も新作中心で良かった。ところどころに過去の代表曲を挟んでいって、それも効果的だったし。途中、ドレゲンがママをステージに連れ出して、オーディエンスにハッピーバースディを歌わすというハプニングも(当日誕生日だったそうな。カワイイママでしたよ)。うん、とにかく最後までめっちゃ良かった。曲のバリエーションも広がってるし、今度はフルで観たいなぁ……って次の来日はニューアルバム出すまでなしか……

[SET LIST]
01. Poeple Like People Like People Like Us
02. Mess Age (How Could I Be So Wrong)
03. Blitzkrieg Loveshock
04. Look At You
05. Star War
06. Cockblocker Blues
07. We Go A Long Way Back
08. Roads
09. Highlights
10. Brand New Hate
11. Dysfunctional Professional


▼BACKYARD BABIES「PEOPLE LIKE PEOPLE LIKE PEOPLE LIKE US」(amazon:US盤日本盤


■CATHEDRAL [BIG ROCK STAGE]
 うわー、彼らも初来日以来だから13年ぶりとか? すんげー久しぶりに観たんだけど、リー・ドリアンのオジー(・オズボーン)化が進んでた。勿論これは良い意味で、彼らのルーツであるBLACK SABBATHにより近づいていたってことね。単なるコピーではなく、彼ら流のオリジナリティもしっかりしてるし、何よりもステージパフォーマンスや演奏が良い。とか言いながら、実は彼らの最近のアルバムはほとんど聴いてなかったんだけど、それでも違和感なくライブを見せてくれるのはさすがというか。恐れ入りました! 最後の "Ride"、"Hopkins (The Witchfinder General)" という懐かしの名曲2連発でグッときました。いやー、ホント最高!

[SET LIST]
01. Utopian Blaster
02. Soul Sacrifice
03. North Berwick Witch
04. Trials
05. Autumn Twilight
06. Skullflower
07. Corpsecycle
08. Upon Azrael's Wings
09. Ride
10. Hopkins (The Witchfinder General)


▼CATHEDRAL「THE GARDEN OF UNEARTHLY DELIGHTS」(amazon:US盤日本盤


■Dir en grey [GIGANTOUR STAGE]
 噂どおり自傷するパフォーマンスをするのね(後でファンの子に聞いたら、あの血は血糊だということを知らされました。なるほど、毎回あれやってたら身体が保たないわな)。良くも悪くも日本のバンドだね。演奏は悪くないけど、やはり欧米の他のバンドと比べると線が細い。それを個性と呼ぶ向きもあるけど、やっぱりパワー不足かな。この日はCATHEDRALとARCH ENEMYというパワープレイヤーに挟まれてたから、興味本位で覗いてた洋楽メタルファンにどう響いたか……
 新曲も披露されてたけど、これをシングルで切っちゃうんだ……どうなるんだろう?という興味も湧いたり。でも、あれだ。やっぱりメロウな「いかにもビジュアル系」という曲になると、場が冷えるというか空気が一変する。良くも悪くもね……否定したくはないけど、キツいよなぁとも思った。それが率直な感想です。今度は別の機会に観てみたいなぁ。

[SET LIST]
01. 朔-saku-
02. Agitated Screams Of Maggots
03. Beautiful Dirt
04. THE FINAL
05. 孤独に死す、故に孤独。
06. Merciless Cult
07. dead tree
08. OBSCURE
09. 凌辱の雨
10. CLEVER SLEAZOID
11. THE III D EMPIRE


▼Dir en grey「Withering to death.」(amazon:US盤UK盤日本盤


■ARCH ENEMY [BIG ROCK STAGE]
 実は初めて観るARCH ENEMY。アルバム1枚聴くのも正直キツいなぁと感じるタイプのバンドなんだけど、ライブでもそれは一緒で……要するに、歌以外の曲部分(演奏だったりアレンジだったり)は素晴らしいのに、ボーカルのデス声が一辺倒でつまんない……というのが俺のこのバンドに対する評価。いくらベストヒット的な選曲であっても、あれじゃ最後まで観るのは俺はキツいかな。というわけで、インストナンバー辺りでステージを去り、休憩に入りました。ワンマンを観に行くほど好きでもないので、今後またこういうイベントに出ない限りは観ることもないのかな……

[SET LIST]
00. Intro
01. Nemesis
02. Enemy Within
03. Dead Eyes See No Future
04. Out For Blood
05. Bury Me An Angel
06. The Imortal
07. Dead Bury Their Dead
08. Snowbound
09. Ravenous
10. We Will Rise
11. B.O.D. Outro


▼ARCH ENEMY「DOOMSDAY MACHINE」(amazon:US盤日本盤


■UNITED [ULTIMATE STAGE]
 実はなにげにこの日初めての「ULTIMATE STAGE」。彼らも7〜8年ぶりに観るんだよね。前に観たときは2代目ボーカルが入ってメジャーから2枚目だか3枚目のアルバムを出した後。いわゆる「モダン・ヘヴィネス」路線へと移行していった頃ね。それはそれで好きだったけど、正直に言えば「う〜ん……」という気持ちもあり、ライブを観る度に複雑な新曲だったなぁ……
 その後ボーカルが数回入れ替わり、ドラムも2度にわたって交代。気づけばストリングス隊以外は初見という今回のステージ。いやー、ビックリするくらいカッコ良かった! とにかく新曲の激スラッシュ路線が気持ちいい! ボーカルのNOBはドスの利いたデス声なんだけど、まったく新曲でも往年の代表曲でも違和感なかった。むしろ "REVENGER" とか "VIOLENCE JACK" 辺りは彼によって新たに現代的に生まれ変わってるね。そして "SNIPER"!! まさか2006年にこの曲を聴けるとは思いもしなかった。いやー、日本にもこんなに最強のスラッシュバンドがいることを思い出させてもらえただけでも、このフェスに来た甲斐があったってもんですよ。久しぶりに単独公演に行こうと思わせてくれたし、何よりも会場で新作「NINE」を即買いしちゃったからね。ホント再会できて嬉しかったです。

[SET LIST]
01. KILL YOUR SENSE
02. DEATHTRAP
03. MOSH CREW
04. BAD HABIT
05. UNDERSEA SUFFERING
06. SNIPER
07. HELL BREAKS LOOSE
08. VIOLENCE JACK
09. REVENGER
10. CROSS OVER THE LINE
11. UNITED


▼UNITED「NINE」(amazon:日本盤


■ANTHRAX [BIG ROCK STAGE]
 実はNAPALM DEATHまでの繋ぎで頭数曲しか観てません……つうか俺、ジョン・ブッシュ断固支持派なので、この再結成には反対なんですよ。結局'80年代の曲がメインで、'90年代以降の曲を眠らせてしまうわけですからね。別にジョン・ブッシュが "Indians" とか歌えてなかったわけじゃないのにね。
 ベラドナはあんまり違和感なかったけど、やっぱりダン・スピッツがね……orz

[SET LIST]
01. Indians
02. Got The Time
03. Caught In A Mosh
04. Antisocial
05. A Skeleton In The Closet
06. Efilnikufesin (N.F.L.)
07. Medusa
08. Metal Thrashing Mad
09. I Am The Law
10. Bring The Noise


▼ANTHRAX「ANTHROGY : NO HIT WONDERS 1985-1991」(amazon:US盤


■NAPALM DEATH [ULTIMATE STAGE]
 うわ……やっぱり帝王は帝王のままだった!! もう冒頭からスゴいことになってて(俺はステージ前方の、モッシュピットギリギリの辺りで観戦)、終始ヘドバンしまくり。途中、ステージ上をボーッと観てたら、もういい歳したオッサン4人が本気だしてもの凄い音出してるのを観て、ゴクリと生唾飲み込んで……そうこうしてたら、終盤の秒殺ソングメドレーですよ! "Scum" とか "You Suffer" まで聴けるとは思ってもみなかった。「LOUD PARK」レポートサイトに載ってるセットリストをそのまま引用してますが、ラストは違ったような記憶が(もう最後は俺もモッシュに加わってたので訳わかんなくなってたw)。にしても、あまりに「速すぎ」て、持ち時間の60分にも至らない40分強で全部終わったのには笑ったなぁ。さすがです、帝王!

[SET LIST]
01. Unchallenged
02. Suffer The Children
03. Silence
04. Instrments
05. Fatalist
06. Narcoleptic
07. When All It Said And Done
08. Puritannical
09. The Code Is Red
10. Continuing
11. Scum
12. Life
13. The Kill
14. Deciever
15. You Suffer
16. Nazi Punks Fuck Off


▼NAPALM DEATH「SMEAR CAMPAIGN」(amazon:US盤日本盤


■MEGADETH [GIGANTOUR STAGE]
 というわけで、NAPALM DEATHがあまりにも早く終わりすぎたため、MEGADETHを最初から観ることができました。正直、全然観る気はしてなかったんだけど……いざ観たら、やっぱ良かった。1990年だか91年だかの来日公演を観て以来なんだけど、当日はメンバーも違うし、その後のヒット曲・代表曲も増えてるんだけど、俺はあの頃の奴らがいろんな意味で大嫌いで(ただし音楽は別)、ライブからずーっと遠ざかってたんだけど、俺もデイヴ・ムステインも大人になってwちゃんと受け入れられるようになったんだね、現実を。「デイヴも〜」というのは……全然変わってないように見えて、しっかり大人になってる、良い意味で「丸く」なってるように感じられたから。演奏中は相変わらずのムステイン節なんだけど、やっぱりね……うん。なんか良かったなぁって感じられた。受け入れられた、素直に今のMEGADETHを。
 再結成後のアルバムは正直あんまり好きじゃないけど、次のアルバムには期待したいなぁ。このメンバーなら大丈夫なんじゃないか、そういう気がしたからさ。

[SET LIST]
01. Blackmail The Universe
02. Set The World Afire
03. Wake Up Dead
04. Skin O'My Teeth
05. Tornado Of Soul
06. Take No Prisoners
07. Devil's Island
08. Symphony Of Destruction
09. She Wolf
10. Hanger 18
11. Washington Is Next!! (New Song)
12. Peace Sells
--encore--
13. Holy Wars...The Panishment Due


▼MEGADETH「GREATEST HITS : BACK TO THE START」(amazon:US盤日本通常盤日本初回盤


 ここまでが初日。ホント1日の拘束時間が長いフェスなんで、ここで一旦切りますね。続きはまた後で。まぁ大したこと書いてないんだけどね……

 (To Be Continued...)

投稿: 2006 10 19 11:38 午後 [2006年のライブ, Anthrax, Arch Enemy, Backyard Babies, Cathedral, DIR EN GREY, DragonForce, LOUD PARK, Megadeth, Napalm Death, 「フェス」] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック

2006/10/10

朝霧JAM(2006.10.7〜8)

Dscn0287 今年も懲りずに「朝霧JAM」に行ってきました。2002年の第2回から連続参加なので、今回で5回目ということになりますか……実は当初、俺は今年の朝霧には行かないと決意していたんです。理由は……多分そのうちにちゃんとしたコラムを書くかと思いますが、俺自身今年のフジロックやその他のフェスで「世代交代」を強く感じて、ちょっと気持ち的に萎えてたんですよ。まぁそんなの俺自身の問題であって、皆さんにはまったく関係のないことなんですが。とにかくね、何となくあの場で過去に味わった特別な気持ちを「共有」したくなかったの。だから最初からチケットも取らなかったし、取る気もまったくなかった。

 でも、ある方々のご好意で、今年も行けることになってしまった。「チケット用意できるけど?」と言われた瞬間、「お願いします!」と即答している自分がいてさ……何やってんだか。そりゃ、フェスの中で一番大好きな、今のフジロックよりも好きな野外フェスだしね。どんなに我慢したって、どこかでボロが出ますよそりゃ。

Dscn0299 さてさて。今年は初めてバスツアーで参加したんですが、いやー楽だわ。運転しなくていいのは。会場に着くまでずーっと寝てられるし、駐車場からシャトルバス待ちをしなくてもいい。新宿から会場内まで直通だもんね。帰りもギリギリまで酒呑んでてもオッケーだし。これはかなり大きいなぁ。来年も行くならバスツアーにしよう。

 で、今年の天気は……いろんなところで述べられているように、2日間晴天に恵まれました。しかも2日目なんて雲ひとつない、本当に素晴らしい天気でしたからね。唯一、10月2週目ということもあってか、日中でもかなり肌寒く、夜なんて凍えそうほど寒かった……風もかなり強かったし。ここまで寒い思いをしたフェスは、2004年の「RISING SUN ROCK FESTIVAL」初参加時以来かな?

 ライブは、まぁ例年どおり酒呑みながらテキトーにしか観てません。とりあえず、簡単なコメントを下記に残しておきます。


▼クラムボン
久しぶりに観たけど、なごむ。やたらとアグレッシヴな雰囲気で、本人たちが一番楽しんでた。ミトくんは以前から会場で見かけたことがあったので本当に好きなんだろうね。嬉しそうだったし。

▼Ron Sexsmith
なんだかんだでほとんどの曲知ってた。前観たときよりも痩せた気が。やっぱり1stの曲をやられると、グッと来るものがあるね。あ、リハーサルでBEATLESの "Nowhere Man" を完コピしてた。本編ではやらなかったけど、これがベストだったかも。

▼INDIVIDUAL ORCHESTRA
ちょっとだけ観た。普段のフミヤと違ってベース弾いたりいろいろ忙しそうなのね。でも好みとはちょっと違うかな。悪くはないけど。

▼元ちとせ
先々週に「SWEET LOVE SHOWER」で観たのより長めのステージ。だけど選曲はほとんど一緒かも。知ってる曲が増えてた(シングル曲ね)。やっぱり"Perfect"(FAIRGROUND ATTRACTION)のこぶし回しはどうかと思う。

▼くるり
テントで聴いた。だって凍えるほど寒いんだもん。リハで "ロックンロール" やったくせに本編でやらず。"ワンダーフォーゲル" や "ハイウェイ"、"街" とかやってた。夏フェスに近いノリかと思ったら、そうでもなかった。最後は "How To Go" で終了。

▼Michael Franti and Spearhead
素通り。すまん、アルバムは好きなんだけど。

▼EROL ALKAN
今年のベストアクト。自分の思う「こういう曲で踊りたい」というのと「こういうDJをやりたい」というのが見事一致した人だなって思った。選曲はかなりベタな部類なんだけど、それがむしろ良かった気がする。タンテ×2とCDJ1000×2を上手く駆使してたのが印象的。つーか途中から遠目に手元しか見てなかった。フロアに降りたり、タンテの載った台の上に立ち上がって客を煽ったり、ミキサーを引っ張って持ち上げていじったりとか、とにかく見せる方もさすが。これ、毎週観にロンドン通いたい。

▼THE POGUES
アルカンでほぼ燃え尽き、POGUESは軽く。去年観てる分、ちょっとは気持ち楽に鑑賞できた。ま、ステージを観たらグッと心が熱くなるわけですが。

▼SOIL & "PIMP"SESSIONS
ほぼフルで観た。カッコいい。デスジャズいいね。デスが付けばなんでもいいよ!

▼1945 a.k.a. KURANAKA
寝ながら数曲。ボブ・マーリィを四つ打ちにしたり、まぁ気持ちよさげなレゲエ&四つ打ちDJでした。まぁこの後、酔って石に躓いて壮絶な転び方(躓いてから倒れるまで3メートル)をしたんで、あまりいい思い出はないですが!!

▼mojave 3
想像してた以上でも以下でもなく。勿論大好きですよ。後半、昔取った杵柄というか、シューゲーザーっぽくなったのが微笑ましかった。

▼V∞REDOMS
こちらも基本はいつも通り良かった。セヴンナーって結局弦楽器というよりは打楽器といった方が近いかも。


Dscn0307……果たしてこれが本当に役に立つのかどうかわかりませんが、ひとまずこんな2日間でしたよ、と。

 でね。いろいろ考えたんだけど、やっぱり俺は来年も朝霧に行くよ。ここ1〜2年のフェス事情は本当に悩ましいものがあるし、自分の身の回りのみんなともちょっと距離を取りたいと思うことも多い。でも、朝霧だけは別だ。やっぱり俺の音楽生活の中で、いや日常の生活の一部として欠かせない要素だわ。音楽は勿論必要だと思うけど、それ以上にキャンプして自然の中でウマい酒呑んで美味い飯食って気の許せる仲間と一緒に過ごすのは止められないもの。フジロックも大好きだけど、もしかしたら近年中に行かなくなる日がくるかもしれない。それでも朝霧だけは変わらずに通いたいと思います。はい。



▼EROL ALKAN「A BUGGED OUT MIX」(amazon:UK盤

投稿: 2006 10 10 09:37 午後 [2006年のライブ, 「フェス」, くるり, クラムボン] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006/10/01

ソウル・フラワー・ユニオン『GHOST HITS 00-06』(2006)

 久しぶりにソウル・フラワー・ユニオンのワンマンライブに行ってきました。丁度9月後半に3枚目のベストアルバム「GHOST HITS 00-06」がリリースされ、それに伴う全国ツアーだったんですが……内容はどちらかというと「これからのSFU」を強く印象づけた、素晴らしいものでした。

 いわゆる「インディーズ落ち」してからのナンバーを中心に収録した今回のベスト盤。"アンチェインのテーマ" 以外は名盤「SCREWBALL COMEDY」から昨年発表されたオリジナルアルバム「ロロサエ・モナムール」までの作品からライブでも人気のナンバーを中心に、ミックス違いやテイク違いなどを含む全17曲が収録されています。今回のライブでもこのアルバムから半数近くのナンバーが演奏されました。が……彼らはベスト盤ツアーといいながらも、すでに5〜6曲の新曲を用意していて、この日のライブは正直それらの新曲が中心になっていたといってもいいほど、強烈な印象を放ってました。

 俺は初めて「SCREWBALL COMEDY」を聴いたとき、それまでのソウルフラワーと比較すると非常にシンプルな……語弊があるかもしれないけど、ニューエスト・モデル時代の匂いがプンプンするなぁと思ったんですよ。実際、ほぼ全曲が中川敬による楽曲でしたしね。その後、片腕だった伊丹英子が結婚〜出産〜アイルランドへの移住などがあり活動から離脱状態に陥ったことから、ほぼ中川ひとりによるバンドになってしまった印象が強まって(もちろん、他のメンバーありきですよ、ソウルフラワーは。ここでは楽曲に命を吹き込むという意味でこういう書き方をしています)。それと同時に発表される新曲は、さらにシンプルでストレートな方向へと移行していき、「シャローム・サラーム」で聴くことができた新曲は完全に「歌もの」と呼んでも差し支えないナンバーばかりだったと思います。

 '90年代の彼らはいろいろなジャンルの音楽スタイルを飲み込み、ソウルフラワーならではの特別な音楽を作り出そうと試行錯誤の繰り返しだったのかな。だから一時はファンやメディアが彼らを見放そうとした(そして、俺もそのひとりだった)。だけどライブアルバム「High Tide And Moonlight Bash」で流れが変わったな、と。そして「SCREWBALL COMEDY」……インディーズに移ったことでメジャー時代よりも動きやすくなったというのもあるのかもしれないけど、とにかく2000年前後……もっといえば、2001年の「9・11」以降、彼らの中で何かが変わったのは事実なんでしょうね。

 つまりこのベストアルバムは、そういったソウルフラワーの変化の歴史をこれまで以上に端的に表した1枚なんじゃないかな、と個人的には思ってます。充実ぶりは過去2枚以上だと思うし、ライブ映えする楽曲ばかり。フェスやイベントで一度は耳にしたことがあるナンバーがズラーッと並んでいるので、聴いていて安心感が強い。これからソウルフラワーを聴いてみようという人はぜひこのアルバムと前のベスト「GHOST HITS 95-99」を聴いてみるといいんじゃないかな?

 今回のツアーで聴くことができる新曲は、これまで以上に歌っている楽曲が多く、歌詞もいろんなタイプがあったし、また音楽的にも新境地を感じされるものもありました。これまでのベスト盤2枚は何となくレコード会社主導で作っちゃいました的な印象が強かったけど、今回は充実した7年間の活動の軌跡をディスク1枚じゃ足りないのに無理矢理詰め込んだ感が強い、とても強力な内容に仕上がってます。ライブでは中川がしきりに「もっと売れると思って満を持して発表したのに……」と淋しそうにコメントしていたのが印象的でした。ソウルフラワーといえば、夏フェス。今年はあまり夏フェスに出ていたという印象がなかっただけに、ちょっとタイミング的に悪かったかなぁという気もするけど、今からでも遅くないのでぜひ一度手に取ってみてくださいな。

 ていうかさ、上にリンク貼ったようなアルバムは全部名盤なので、まだ聴いたことのないという人はとにかく聴いておくように。日本の、オリジナリティ溢れるロックバンドの名盤を聴き逃しているなんて、なんて勿体ない人生を送っているんですか!



▼ソウル・フラワー・ユニオン「GHOST HITS 00-06」(amazon:日本盤DVD付日本盤

投稿: 2006 10 01 05:59 午後 [2006年のライブ, 2006年の作品, Soul Flower Union] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006/09/06

Spaghetti Vabune!『GUITAR POP GRAND PRIX』(2006)

 Spaghettie Vabune!について語ろうとすると、必ず個人的な話が入り交じってしまうので……ちょっと話しにくいっていうか。いや、正直に言えば照れちゃうんだよね(笑)。メンバーのみんなとも親しくさせてもらっているし、同じ「radio.gs」の仲間でもあるし。でも……それ以上に俺、彼らの音楽が大好きなんだよね。だから、今日はそういうことについてダラダラと書き綴ってみようかな、と思います。

 今回のアルバム「GUITAR POP GRAND PRIX」は、発売よりも先に聴く機会をいただきました。もちろん一聴して気に入りましたよ、あぁ俺の大好きなバビューンがひと回りもふた回りも大きくなって帰ってきた、っていう思いとともにね。7月の頭には出来たてのサンプル盤もいただきました。貰った翌日、アルバムを聴いている最中にバビューン・リーダーのケージくんから「2ndアルバムリリース記念特設ページでレビューを書いてもらえないか」と打診されました。もちろん俺は「オッケーに決まってるじゃない!」と即答しましたよ。だって、こんなに素敵なアルバムについての感想文を、バビューンのメンバーからお願いされるなんて考えてもみなかったから。これが自分的に「??」な内容だったらさすがに書くことに困っただろうけど、頭からお尻まで「これぞギターポップ!」というサウンドがギッシリ詰まってる名盤なんだもん。断るわけがない。

 こうして出来上がったのが、こちらのレビューです。今から2ヶ月前に書いたもので、ちょうどリリース日(7/12)にあわせてアップされたはずです。これを読んでアルバムを聴いてみた/買ってみたという人もいるらしく、個人的には嬉しく思ってます。

 8月6日。本当なら俺は「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」の会場にいるはずでした。が、実際にはShibuya O-nestでバビューンのライブを観てました。実はバビューンのライブ、去年の5月以来だったんだよね。自分でも驚くくらい観てなかったんだね、本当申し訳ないです。この日のセットリストなどについてはケージくんのブログに詳しく載っているので、そちらを参照してください。

 この日は俺の誕生日。そんな日にこの特別なライブを観ることができただけでなく、今回のアルバムレビューに対するお礼の言葉をステージ上からチイコちゃんに言われちゃって……ちょっとジーンときた、年甲斐もなく(笑)。あ、そっか。これが青春?(多分違う)

 新ドラマー・筒井くんを迎えた編成(森くんはパーカッションなどで参加)でのライブを初めて観たんだけど、これまでの良い部分はそのままに、さらに今後変化していくであろう片鱗が見え隠れしていて「アルバム出たばかりだけど、ここに留まっているわけにはいかないんだよ!」という強い決意表明みたいなのが感じられました。何だろう、これまで以上に頼もしさがヒシヒシ伝わってくるライブだったなぁ。過去何度も観てるけど、一番良かったし、一番「熱く」て「暑い」ライブだったよね。

 ライブ後にケージくんやチイコちゃん、森くんたちと少し話すことができたんだけど、そこでもいろいろ嬉しい話が聞けて、本当に来て正解だと思った。いやいや、忘れられない誕生日になりました。バビューンのみんな、遅ればせながら本当にありがとうございました!

 ……とここまで書いて、実はアルバムについての感想を殆ど書いていないことに気づいたわけですが……いや、やっぱり「最高!」以上の言葉が見つからないわけですよ。1曲1曲を取り出して、小難しい単語を用いて解説することもできるけど、そんなのはこのアルバムを前にしたら無意味だよね。ガツーンと鳴らせばいいんだよ、君の家のオーディオシステムで、ヘッドフォンで、ラジカセで、カーステレオで、iPodで、そして心の中で(決まったな、俺)。目の前で鳴っているサウンド、そしてあなたの心の中に響いているそのサウンドがすべてなんだからさ。これで十分じゃない?

 そうだ。先週末、渋谷に買い物に行った際、覗いた雑貨屋さんで普通にバビューンのこのアルバムが流れてたんだ。すごく自然にね。もうバビューンは「ギターポップ界の○△」みたいな限られた世界でのヒーローじゃなくて、ごく普通に生活の中に登場する「音楽」なんだな、と実感しました。

 大好きです、Spaghetti Vabune!。今度一緒にイベントやろうね!



▼Spaghetti Vabune!「GUITAR POP GRAND PRIX」(bluebadge labelAmazonHMVTOWER.JPiTunes Music Store

投稿: 2006 09 06 03:15 午前 [2006年のライブ, 2006年の作品, Spaghetti Vabune!] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006/08/08

氷室京介+GLAY@味の素スタジアム(8/5)

 8月5日、氷室京介+GLAYのライブに行ってきたよ。ゴメン、正直言って「ひたちなかよりも楽しいんじゃねーの?」と思った。本気で。

 まず、俺はGLAY自体を生で見るのが11年ぶりくらい。恐らく初武道館に誘われて行ったのが最後。いやぁ、本当にすげぇバンドになったなぁと思う。この日はキーボードに佐久間正英を迎えて、こないだやったGLAY EXPOのショートバージョン的な内容を披露。頭に新曲持ってきて、代表曲でガツンと掴んで、中盤に聴かせる曲を用意して、"BEAUTIFUL DREMAER" 以降は攻めまくるっていうね。正直、新曲以外全部知ってる自分に笑ったよ。

 あとあれね、メンバー(特にTERU)の笑顔が子どもみたいなんだわ‥‥本当に嬉しいんだろうね、ヒムロックと共演できて。なんか純粋にジーンときた、他人事なのに。

 それとね‥‥これは書いておこう。最初スクリーンを観てる間(俺の席は2階スタンド、ステージ向かって左側)、ズーッと違和感があって。なんだろう、この違和感はと自分を問いつめた結果、単にスクリーンの映し方(撮り方)が、PVチックなカメラワークだったということに気づいて。なんかね、ライブ観てるはずなのに、ずーっとテレビを観てるような感じがして。それが最後の最後、花火がドカーンとあがるまで頭を離れなかったよ。

  01. ROCK'N'ROLL SWINDLE
  02. 誘惑
  03. SOUL LOVE
  04. 誰かの為に生きる
  05. HOWEVER
  06. LAYLA
  07. BEAUTIFUL DREAMER
  08. 彼女の"Modern..."
  09. SHUTTER SPEEDSのテーマ
  10. ACID HEAD


▼GLAY「G4」(amazon:日本盤


 続いてヒムロック。ボウイ時代に1回、ソロになってからは2回くらい観たことがあるのかな。最後に観たのは、やはり11年前の阪神大震災チャリティライブ@武道館の時。あのときは "ANGEL" とかやってくれたんだよなぁ‥‥なんて思いながら、GLAYのライブから間髪入れずにスタートした氷室ライブ。いきなり "KISS ME" やられて大興奮! うんうん、これなら俺も歌える! 続いて2曲目が1stアルバムに入ってた "LOVE&GAME"。これも懐かしい。うろ覚えだけど何となく歌えた。そして‥‥それ以降の曲が殆どわからず‥‥こうやってセットリストを見ると、知ってる曲もあるんだけど(さすがに "Claudia" と "NATIVE STRANGER" はわかったけど)、いかに最近の氷室の曲を知らないか、そして普通に生活していて耳にする機会がないかってことを実感したね。布袋みたいにテレビにちょくちょく出てるわけでもなく、まぁこの人のスタンスだからしかたないんだけど‥‥正直言えば、キツかったかな、と。もうちょっと「お祭り」を意識してもよかったんじゃねーと、と思ったけど。まぁそれをやっちゃあヒムロックじゃないしな、とも思うし。

 あと、PAのせいなのかどうかわからないけど、ヒムロックの声が殆ど聴き取れないシーンが多かった。PAのセッティング自体をGLAYのままでやったからなのかどうかは知らないけど、勿体ない。結局、彼の声がよく聴き取れるようになったのは、最後のアンコールのときだからね。

  11. KISS ME
  12. LOVE&GAME
  13. DRIVE
  14. WEEKEND SHUFFLE
  15. BITCH AS WITCH
  16. EASY LOVE
  17. Claudia
  18. GONNA BE ROGUE?
  19. LOVE SHAKER
  20. Girls Be Glamorous
  21. NATIVE STRANGER
  22. SWEET REVOLUTION(新曲)
  23. Wild Romance



▼氷室京介「Case of HIMURO (初回限定盤)」(amazon:日本盤


 んで、そこから再びGLAYと氷室が登場。アンコールで例の "ANSWER" と氷室のヒット曲 "SUMMER GAME" でひとしきり盛り上がって、2時間20分に及ぶお祭りは終了したのでした。

  24. ANSWER
  25. SUMMER GAME



▼GLAY feat.KYOSUKE HIMURO「ANSWER (DVD付)」(amazon:日本盤


 とにかく、5万人がステージに向かって手を振る奇声を上げるというシーンに、鳥肌立てまくり。いやー、いいもん観た(いろんな意味で)。

 あと、GLAYは意外に野外が似合ってるね。そりゃ20万人ライブとかGLAY EXPOとかやってきただけあるわな。ホールやアリーナなどの屋内では見えてこない部分も今回かいま見れた気がしたね。そういう意味じゃ、彼らはジャパンフェス向きだと思う。あの環境で "HOWEVER" とかやったら絶対に盛り上がると思うよ。それだったら俺、ジャパンフェス行ってもいいって思うもの。

投稿: 2006 08 08 12:11 午前 [2006年のライブ, GLAY, 氷室京介] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006/06/12

ソウル・フラワー・ユニオン vs ニューロティカ@新宿LOFT('06.6.11)

 いやー、やっぱり行ってよかった。ソウルフラワーをフェス以外で観るのも久しぶりだったし、それこそロティカなんて最後に観たの、18〜9の頃だし(苦笑)。

 最初はソウルフラワー。ロフトでやるのは17年ぶりらしく(ニューエスト時代以来か。んじゃソウルフラワーでは一度もやってないのね)、楽しそうにやってた。つーか、中川がロティカファンを前にして腰が低くて笑えた。

 「多分この曲を最初に演奏したのは、ロフトでだった」というコメントの後に演奏されたのは、ご存知ニューエストモデルの "ソウルサバイバーの逆襲"! やっぱりなー、ロフトで久しぶりにやるだろうから初期の曲やるとは思ってたけど、嬉しいなぁ〜。リアルタイムだと俺、この辺からだからさ、聴きはじめたの。

 SFUの曲はとにかく新旧名曲をうまく取り混ぜた、まさにベストヒット的内容。"平和に生きる権利" なんてずいぶんと久しぶりに聴いたもんな。終盤にもう1曲、"エンプティーノーション" もやってくれて、大満足。最後はお約束的に "海行かば 山行かば 踊るかばね" で盛り上がって終了。時間にして90分。通常の単独ライヴの半分くらいか。それでも満足。6月末のリキッド、行こうかなぁ。

 15分くらいのセットチェンジを挟んで、今度はロティカ。あっちゃん、相変わらずだなぁ‥‥頭髪はだいぶ後退してるけど(苦笑。でも本人もネタにしてるくらいだから、潔くて良いと思う)。ホント全然変わんねーよなぁ。曲もほとんど知ってた。っていうか、古い曲はまだしも、最近の曲はこないだの新録ベストで聴いただけなんだけどね。MCや小ネタも寒くない程度で、個人的には大好き。あー、なんでこの10数年避けてたんだろうなぁ。勿体ない。彼らも 70分くらい演奏して終了。

 その後、アンコールに応えてロティカ再登場。そしてゲストとしてソウルフラワーから中川と奥野が登場。ロティカの "チョイスで会おうぜ" を一緒に演奏。中川はギターと歌、奥野は勿論キーボードで。つーか、あっちゃんが中川のことを「ゲーリー」って呼ぶたびに、懐かしすぎて笑えてくる。今時ゲーリーって(笑)。

 実は、体調があんま良くなくて、ソウルフラワーが終わったら帰ろうかと思ったんだけど、帰らなくて良かった。3時間以上にわたる長丁場だったけど、本当にいい組み合わせによる、いいライヴでした。



▼ソウル・フラワー・ユニオン「ロロサエ・モナムール」(amazon:日本盤



▼ニューロティカ「ベスト 2000〜2006 現役」(amazon:日本盤

投稿: 2006 06 12 03:13 午前 [2006年のライブ, Soul Flower Union] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006/06/11

メロン記念日@中野サンプラザ('06.6.10)

 メロン記念日の単独コンサートに行ったのは、2004年12月のクリスマスライヴ以来。去年は夏のライヴもなかったしね(年末のクリスマスライヴは行けなかった)。そういう意味で今年はミュージカルもあったし、このサンプラとか夏のライヴハウスツアーとか、ちょっとだけ上向きになってきた感じ。

 開演前に斉藤が注意事項を読み上げたり、スタート15分くらい前からDJがメロンの曲をマッシュアップした四つ打ちかけたりで、ちょっとこれまでのハロプロのコンサとは違った印象。DJは誰だろう‥‥ヲタの人?

 セットリスト見てもらうと判るけど、今回はシングル曲が少なくて、カップリング曲多め/2ndアルバムの曲中心といった印象。考えてみたら「THE 二枚目」ってアルバムでツアーをやってないんだよね。あれが出た後のクリスマスコンサでもちょっとしかやってないし。全シングル曲を歌うライヴは去年の暮れにやってるし、そういう意味ですごい新鮮だった。頭2曲でちょっとノリが悪いように感じたけど、久しぶりに聴いた "電話待っています" では、思わず熱くなったわ。

 会場限定のニューシングル(一応これはスペシャル企画盤ってことで、正規のシングルにはカウントしないそうな。斉藤がラジオか何かでそう言ってたらしい)の2曲も本日初披露。"お願い魅惑のターゲット" は80年代的なビートロック‥‥脳内にリンドバーグという名前が思い浮かび、思わずサビでは "今すぐKISS ME" を歌ったりしてた。もう一方の "Crazy Happy!" はミドルテンポのロックナンバー。こっちの方がこれまでのメロンぽい。中盤にラップが入ったりするんだけど、完成度は高いと思う。つーか2曲共良い出来ですよ。さすが、プロデュース含めつんく♂が一切絡んでないだけある。

 その後は、久しぶりのソロコーナー。各自、自分の色を出しまくりの選曲で、斉藤・大谷は改めてその歌唱力に注目。柴田はもうその存在含めオールオッケー。そして‥‥


 村 田 が ヤ バ 過 ぎ る 。


 ピンクのパーティードレスみたいなの着て、カチューシャ付けて傘さしながら歌うわけですよ。どこの魔女っ子だお前は!ピンポイントすぎ!死ぬかと思った。

 んで、その後にソロMCコーナー。長い&グダグダ振りは相変わらず。ま、そこが好きなんだけどな。後半に念願の "レモンタルト" 初披露。続いて "キライ、スキ スキ スキ ホント、ウソ ウソ ウソ" と、サムエル今井千尋ナンバー2連発。完全に2ndアルバムのライヴだこれ。終盤は休憩なしで "夏"、"遠慮はなしよ!"、"さぁ!恋人になろう"、"かわいい彼" の4連発。気付いたら一緒に飛んでた。いや、俺他のハローのライヴではいたって冷静に、ただ気持ちよく踊ってるだけなんだけど、メロンだけはダメだわ。

 アンコールには上げ系2曲。考えてみるとアンコールラストで "This is 運命" って珍しくね? 今まであったっけ? ないよね? すごい意外な気がしたけど、あーこれで終わりだと思ったら自然と身体が動いてた。サビから始まる、去年のクリスマスライヴと同じバージョン。

 意外に短いように感じたけど、キッチリ2時間やってたんだね。ソロ曲以外は全部フルコーラスなのはいつもの通り。MCが無駄に長いのもいつも通り。完全に固定客のための閉じた世界なのかもしんないけど、もうここまできたらそれでいいや。これ以上ブレイクすることはまずないだろうし。あとはどれだけ長く続けてくれるか、続けさせてくれるかだしな。

 夏のライヴハウスツアー、当然横浜ブリッツに行きますよ。ローソンチケットの先行予約で申し込んでおかなくちゃ。


  【SETLIST】
  00. メロン記念日のテーマ
  01. THE 二枚目 〜ON MY WAY〜
  02. 恋の仕組み。
  --MC--
  03. 電話待っています
  04. 刹那さ Ranking
  --MC--
  05. お願い魅惑のターゲット
  06. Crazy Happy!
  --MC [斉藤除く]--
  07. 愛メラメラ 恋ユラユラ [斉藤ソロ]
  08. 香水 [大谷ソロ]
  09. 告白記念日 [柴田ソロ]
  10. 二人のパラダイス [村田ソロ]
  --ソロMC [村田→大谷→斉藤→柴田]--
  11. レモンタルト
  12. キライ、スキ スキ スキ ホント、ウソ ウソ ウソ
  13. ラストシーン
  14. 夏
  15. 遠慮はなしよ!
  16. さぁ!恋人になろう
  17. かわいい彼
  --encore--
  --MC--
  18. さあ、早速盛り上げていこか〜!!
  19. This is 運命



▼メロン記念日「THE 二枚目」(amazon:日本盤

投稿: 2006 06 11 01:00 午前 [2006年のライブ, ハロー!プロジェクト, メロン記念日] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006/03/23

ROLLING STONES「A BIGGER BANG JAPAN TOUR」初日に行ってきた。

stones というわけで、昨日の日記の続きです。行ってきました、ROLLING STONESのジャパン・ツアー初日@東京ドームに。今夜はあいにくの雨でしたが、それをも吹き飛ばすかの熱気でしたね。いやー、やっぱり自分の勘を信じて行って正解だったよ。まだ行くかどうか迷ってる人。ホント行っておいた方がいいよ。多分過去4回の来日公演中で、一番良いはずだから。

 16年前の初来日の記憶と、その際に民放地上波で放送されたライヴ(日テレだったかな)を録画した映像を何度も観返して挑んだ今回の来日公演。勿論、その後のツアーも市販されてるDVD等で目にはしてたんだけど‥‥羨ましいと思いつつ、ね。

 でもあれだね。内容と出来は多分今回が過去最高じゃないかと。初日だったってのも大きいのかもしれないけど、とにかく良かった。だって、選曲が絶妙だったもんなぁ‥‥

 さてさて。ここからは完全ネタバレです。セットリストも載せちゃいますので、これから行こうと思っててまだ知りたくない人は公演観た後に目を通してくださいね。いきなりきますからね!

 それでは‥‥

 はい、というわけでワンクッション置いたので、セットリスト載せます。


[SETLIST]
01. Jumpin' Jack Flash
02. Let's Spend The Night Together
03. She's So Cold
04. Oh No Not You Again
05. Sway
06. As Tears Go By
07. Tumbling Dice
08. Rain Fall Down
09. Night Time Is The Right Time [Ray Charles]
10. This Place Is Empthy [Vo/Keith]
11. Happy [Vo/Keith]
12. Miss You [to B Stage]
13. Rough Justice [B Stage]
14. Get Off Of My Cloud [B Stage]
15. Honky Tonk Women [Back to A Stage]
16. Sympathy For The Devil
17. Paint It Black
18. Start Me Up
19. Brown Sugar
--encore--
20. You Can't Always Get What You Want
21. (I Can't Get No) Satisfaction


 選曲的には、昨年夏スタートのUSツアーと若干変わってますよね。1曲目がいきなり違うし。ただ、今年に入って始まったカナダツアーは大体こんな感じなんですよ。1曲目が "Jumpin' Jack Flash" に変わってて。その後、数曲入れ替わりがありつつも、大体20曲前後かと。カナダでは "Midnight Rambler" とかやってたのね。あと、レイ・チャールズのカバー "Night Time Is The Right Time" も今年に入ってからやるようになったのかな?(違ってたらゴメン)

 とにかく日本ツアーは、まず2曲目の "Let's Spend The Night Together" に驚かされた。頭3曲の緩さ&渋さといったら。まずさ、初来日の頃と比べたら、完全に贅肉を削ぎ落とした音数の少なさが印象的なわけ。ある種「ケミカル」だった1989〜90年のストーンズも捨て難いけど、やっぱり今回の方がより「真のストーンズ」に近いというか。生々しいんだよね。

 でさ、"Sway" だよね。これはビックリした。鳥肌立ったもん。だって、2006年のライヴでこの曲が聴けるなんて思ってなかったからさ。基本的に俺、「STICKY FINGERS」の曲って全部好きだし。そりゃ "Can't You Hear Me Knocking" とか "Sister Morphine" とか "I Got The Blues" とかやられた日にゃ、その場に倒れ込みますよ、ええ。

 あとは‥‥"As Tears Go By" な。始まった瞬間、ジワーッと目に涙が。この曲、高校生の頃ホントによく聴いてた。"Under My Thumb" とか "Play With Fire" とか。勿論 "Time Is On My Side" も。ホント好きだ、この曲。っつーか全部好きだ。

 新作の曲も、まぁまだ馴染んでないかなっていうところがあったけど("Rain Fall Down" でのミックのギターは酷いね。しかも音デカイし)、概ね良かったと思う。ていうか、このアルバムの曲を軸にして、セットリストが組まれてるんじゃないかって程に、アーシーな曲が多かったなぁ。勿論、大半が定番曲なんだけど、それすらこれまでとは別のノリが感じられるほど。

 あと、Bステージに移動してきたら、意外と自分の席から近くて、結構楽しんで観れた。ちゃんとミックっぽい人とキースっぽい人とロニーっぽい人が確認できたし。それと、今日のチャーリーは絶好調だった。ゼンマイの巻き方が良かったのかな。無駄にテンポ早かったし(失礼な)。

 後半。"Sympathy For The Devil" のパーカッションが聴こえてくると、やっぱりアガルね。もうそれだけで。キースのスカスカなんだけど味わい深いソロも印象に残ってるし。"Paint It Black" は勿論オリジナル音源のが一番良いんだけど、16年前のケミカルなアレンジより今回の方が全然良かったなぁ。ロニーが弾いてたエレクトリック・シタール(かな?)も妙にカッコ良かったし。

 つーかあれだね、ステージセットの派手さは16年前から何ら変わってないんだけど、演奏やアレンジがどんどん音数少なくなってるような。キーボードもチャック・リーヴェルだけだし、ブラスも思った程入ってない。あのケミカルなイメージのストーンズも、あれはあれで嫌いじゃないけど、やっぱり今の方が「自分が好きになったROLLING STONES」に最も近いのかな、と。

 終わった後は、完全に放心状態。言葉にならないような感情が押し寄せてきて‥‥残念ながら、感動とか衝撃度でいったら完全に初来日には敵わないんだけどさ。でも内容や演奏、ショーとしては完全に今回の方がクオリティー高かった。それだけは胸張って言えるよ。

 何で16年経った今、観ようと思ったのか。実は今でもよく判んない。思い付きだったんだけど‥‥でも、自分の勘を信じて良かったと思う。本当に良いライヴだった。初日だったこともあるだろうし。あとミックとキースがホントご機嫌だったね。俺の大好きなロニーさんも絶好調だったし。とにかく、チャーリー含めてあの4人の笑顔がまた観れて本当に良かった。

 あ‥‥前はビル・ワイマン含めて5人だったっけ(汗)。

 あー、やっぱもう1回観たいなぁ‥‥さいたま行こうかなぁ‥‥


 
▼ROLLING STONES「STICKY FINGERS」(amazon:US盤JP盤JP盤でかジャケ

投稿: 2006 03 23 03:07 午前 [2006年のライブ, Rolling Stones] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006/03/19

再結成すかんちを観てきた(3/17@SHIBUYA-AX)

 すかんちというバンドが大好きだった。リアルタイムでは数回しかライヴ観たことなかったけど、彼等の楽曲の元ネタになってるような音楽(それが海外のロックであれ、日本の歌謡曲であれ)が大好きだったこともあるけど、メロディーそのものが大好きってのが大きいんだよね。

 彼等が登場した1990年っていうのは、いわゆるバンドブームの末期で。すかんち自体はそういうシーンの中から登場したバンドではなかったんだけど(だって結成は1982年だしね)、どうしてもあのイロモノ的なルックスや言動、歌詞もどこかコミカルだったことで、他のクールなロックバンド達とは一線を画する存在に見られてたんだよね、悲しいかな。まぁ俺の周りにいた人間は、皆すかんちに対して常に好意的だったし、その元ネタを探して一緒に楽しんだりしたりもしてたよ。

 そんな彼等も1996年に一度解散。ローリーはその後ソロでアルバムを出したり、あるいはお茶の間のいちタレントとして活躍。この10年間、この世界から消えることなく生き残ってきました。

 そして昨年末、期間限定ですかんちが10年振りに復活することを宣言。しかもそのメンバーはオリジナルの4人に加え、末期を支えた名キーボーディスト・小川文明という5人。東京/大阪でのたった2回のライヴ(結局東京はもう1日、追加が出たけどね)、さらにミニアルバムまで作る力の入れよう。これは行かないわけにはいかないじゃないですか、当時彼等を愛した者としては。

 まずは3/17のセットリストから。

01. 恋のT.K.O.
02. ウルトラ ロケットマン
03. 涙の転校生
04. 恋するマリールー
05. Mr.タンブリンマン
06. 109で待っててよ
07. 好き好きダーリン
08. LOVE LOVE HOLIDAY〜ふたりはアイドル〜
09. Sugar Sugar Baby
10. 13階の女(あんぜんBANDのカバー)
11. ラヴレターの悲劇
12. 恋人はアンドロイド
13. You You You
14. 恋のショック療法
15. レターマン
16. 恋の1,000,000$マン
--ENCORE1--
17. 伝説のスカンチンロールショウ
18. 仏壇返しにはかなわない
--ENCORE2--
19. ボクはジーザス
20. 恋のマジック・ポーション

2時間半以上に渡る、大熱演。まさにグレイテスト・ヒッツと呼んでもいい選曲。曲によってはキー下げてる(半音下げとかね)のもあったし、昔みたいにローリーが高音出ない曲もあったけど(それは久し振りに表舞台に出てきたドクター田中も一緒だし、Shima-changも同様)、それでも全然気にならないのは、演奏が上手いっていうのもあるけど(いや、ところどころ荒かったり間違ってる箇所はあったけど)それ以上に、曲の良さ/素晴らしさ。実はこのライヴの1週間前に、すかんちばかりをかけるDJイベントをやったんだけど、そこで曲単位で彼等に接したら‥‥改めて、その楽曲のすごさにヤラれたというか。愛があるんだよね、音楽に対して。決して技術やセンスが勝ってるんじゃなくて、愛情なんだよね。それが他のどのバンドよりも勝ってる。絶対に勝てないくらいに、彼等(というかローリー)は自分が聴いてきた音楽に対しての愛を持ってる。技術やセンスっていうのは結果であって、やっぱりその根本にある愛情に勝るものはないわけですよ。それを改めて知らしめられた一夜だったし、この再結成ライヴもまさにそれを再確認した2時間半だったわけ。

 ホント、色モノだと思って当時聴いてこなかった奴らとか、未だにローリーをお笑いの人だと思ってる奴らは、全員イチから出直した方がいいと思う。俺が大好きなロックの要素が沢山詰まった、ホントに最高のバンドでしたよ。あと、やっぱローリーはギタリストとしてもソングライターとしてもすごいと思うし、ポンプさんのドラムプレイもすごかった。音デカイよね、ドラム自体の。彼がまたやろうってローリーに声をかけたことが切っ掛けだったわけだけど、よくその話にローリーが乗ったな、と。ホントありがとうって言いたいよ。いいライヴだった。

 もうね、パワーポップとか大好きな人には是非聴いてほしいバンド。今こそ再評価されるべきよ。

 なのにさ、彼等のCDって殆ど廃盤なんだよね‥‥去年リリースされたベスト盤だけかな、今簡単に手に入るのは。選曲的にはオールタイムベストって内容だし、今回のライヴでも結構な数演奏されてたので、これから聴こうって人はまずこのアルバムを入手して、それから中古盤屋さんでオリジナルアルバムを探すといいんじゃないかな。PVが5曲入ったDVDも付いてくるしね。このサイトを観てくれてる人なら絶対に気に入るバンドのひとつだと思うので、ぜひこれを機に聴いてみてください。今こそ再評価されるタイミングですよ。そして願わくば‥‥このまま定期的に活動してほしいなぁ、と。夏フェスとかに出たら嬉しいじゃない、やっぱり(それは単に俺が観たいだけか)。



▼すかんち「CD&DVD THE BEST SCANCH 軌跡の詩(DVD付)」(amazon

投稿: 2006 03 19 09:47 午後 [2006年のライブ, すかんち] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006/02/08

THE MAGIC NUMBERS『THE MAGIC NUMBERS』(2005)

 THE MAGIC NUMBERSの単独公演@代官山UNITに行ってきまして。実は彼等が目当てじゃなくて、先週末急に決まったオープニングアクトのソンドレ・ラルケの方に興味があって、ギリギリ行くのを決めたんですけどね。大体THE MAGIC NUMBERSは明後日、FRANZ FERDINANDの前座で観るし、音源もそんなに聴いたことなかったから、特にどうでもいいかーって思ってたわけ。昨年のフジロックで評判良かったのは知ってるんだけど、数曲ネットラジオで聴く限りではそこまで響かないなーってのが本音で。

 だからライヴも全然期待してなくて。アルバム自体はライヴに行く数日前に手にして、数回聴いてみたんだけど‥‥どうにもしっくり来なくて。悪くないんだけど、全然ひっかからない、心に残らない‥‥恐らく、聴いたタイミングが悪かったんだろうね。今ならそう思える。

 結局、あまり良い印象を持たずにライヴに臨んだわけ。彼等がメインで、そんなライヴに5,500円も払って観に行ったんだけどさ。これが‥‥

良かったんだわ。確かに特別なものとか光る要素は皆無だし、ルックスもアレだし。少なくとも自分がロックに求めるモノの大部分が欠けてるような、そんな存在なんだけど‥‥良かった。なんつーか、ロンドンのクラブで酒呑みながら観るような、そんな空気の中で終始和やかな雰囲気で進んでく感じ。ソンドレ・ラルケの時もそうだったけど、特にこのバンドの時はそれを強く感じたのね。演奏はそこまで上手いわけじゃないし、コーラスが特別上手かと問われればちょっと首かしげちゃうんだけど。要はセンスとやり方の問題なのね。ライヴでそれらが光ってたわけ、唯一。

 絶対に自分から進んで聴くタイプのバンドじゃないし、もしかしたら次に来た時はもう観に行かないかもしれないけど、それでも今日の単独公演は素晴らしかったと思うよ。たまにはこういうライヴもいいなーって。全然殺伐としてないし(笑)MCも全部聞き取れたもんだから、もういろいろと笑わせてもらったしさ。

 単独公演ならではのスペシャルとしては、ビヨンセのあの曲のカバーでしょう。あれは文字では表現し難いなー。とにかくみんな爆笑と失笑の中間でゆらゆらしてましたよ。あれもセンスの賜物だよなー。

 結局80分くらいやってたのかな。1stの曲を殆どと、「HELP」コンピに入ってた曲、CHEMICAL BROTHERSの「PUSH THE BUTTON」でコラボした曲(のバンドバージョン)と、2ndアルバムに入れる予定という新曲を2曲くらい。ホント良いライヴだったと思います。

 結局、ライヴバンドなんだよね。アルバムだけで判断してたら俺はずっとこのバンドと交わることなかったと思う。最近ライヴ観てから好きになるバンドが増えてるのは、単純にライヴに行く回数が増えたとかじゃなしに、俺がそういうものに飢えてる(ていうか求めてる)から‥‥かしら?

 ‥‥ってこれじゃあライヴの感想で終っちゃいそうだから、帰宅してから先の1stアルバムを聴き始めたわけ。そしたら既に2周目も半ばですよ。いいじゃん、これ。何で最初に聴いた時に響かなかったんだろうね? ま、要するに素晴らしいライヴというフィルターを通すことで、より曲が魅力的に聴こえてくるようになった、と。そういうことなんでしょうね。

 実際のところ、ライヴに勝るものはないと思うし、アルバムの音源はこぢんまりとし過ぎてる感もあるんだけど、やっぱり曲は良いね。グッドメロディーに、上手い聴かせかた。音数が少なくて、無駄がない。情報量が少ない分、聴き手のイマジネーションが勝っちゃうこともある。逆にイマジネーションが弱い人は、額面通りかそれ以下しか受け取れなくて、前の俺みたいに「引っかからない」とか「魅力弱い」で終っちゃう。まぁ自分の趣味とは明らかに違うけど、これはこれで魅力的なんだな、うん。

 それにしても、2005〜6年にこの音を、イギリスから鳴らすってのが凄いよなぁ。ある意味根性座ってる。ま、押してもビクともしないだろうけどな!(いろんな意味で)



▼THE MAGIC NUMBERS「THE MAGIC NUMBERS」(amazon:US盤/CD-DA


▼THE MAGIC NUMBERS「THE MAGIC NUMBERS」(amazon:日本盤/CD-EXTRA

投稿: 2006 02 08 12:29 午前 [2005年の作品, 2006年のライブ, Magic Numbers, The] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック

2006/01/31

BRITISH ANTHEMS@新木場STUDIO COAST(1/21)

 ちょっと遅くなりましたが、生活もだいぶ落ち着いたのでそろそろ更新再開しようかと思います。まず手始めに10日くらい前に行ったイベントのお話などを‥‥
 えー大雪の中、行ってきました新木場STUDIO COAST。天気のせいで着いたのが開演15分前。その割りにロッカーが結構空いてた。みんな天気のせいでゆっくりなのか、単にチケットが売れてないのか。まぁORDINARY BOYSがキャンセルになった時点で厳しいなぁとは思ったけどさ。なんにせよ初の試みだし、失敗は付きものだからねぇ。

 2ndステージは外の駐車場に中くらいの倉庫みたいなの置いて、その中でやるのな。正直外に出る気力が一切なかったので、一回覗いただけで、こっちでのライヴは一切観てない。ドーパンだろうがなんだろうが。つーかブリティッシュじゃねーじゃん(笑)。

 ま、そんなのはどうでもいいや。メインステージで暖をとりながらライヴ観ましたよ。

■GREAT ADVENTURE
 3回目かな、ライヴ観るの。メジャーに行ってからは初めて観たのか。タイプ的には好きなんだけど、もうひと声って感じなんだよね。やりたいことは判るし、上手く機能すれば絶対にウケるはずなんだけど。勿体ないなぁ。でも前観た時よりは格段に良くなってたと思う。曲もアレンジも演奏も。


▼GREAT ADVENTURE「ROCKS」(amazon


■DUSTIN'S BAR MITZVAH
 第二のLIBERTINESみたいな言われ方をしてるみたいだけど、所謂「'80年代末期のホコテンバンド」みたいなノリ。勢いだけのバカパンクで、ギターソロも単音でメロディを鳴らすような、そんなバンド。ミュージシャンとしてはダメダメなんだろうけど、それでも嫌いになれないのは、多分自分がずーっとこういう音を聴いてきたからかな。化けないとは思うけど、このまま成長しないで欲しいと思いました。


▼DUSTIN'S BAR MITZVAH「DIAL M FOR MITZVAH」(amazon


■TEST ICICLES
 実は一番期待してたバカユニット。EP2枚しか聴いてなかったんだけど、音源以上だった。ホント馬鹿。とことん馬鹿。どうしようもなく馬鹿。所謂「無機質な打ち込みビートにメタルギターを乗っけて騒ぐ」タイプ。デスディスコというかなんつーか。DFA1979とかSELFISH CUNTとかこの手のバンドが最近「ニューウェーブ」の流れからどんどん出て来てるんだけど、その中でも一際異質な存在だね。好きだ俺。大好き。もう最初から最後までズーッと笑ってた。
 メンバー3人全員がパート交代したりして、全員がリードボーカルを取るし、黒人ギターの奴のアクションがいちいち'80年代メタルのそれだし、しかも時々SLAYER(しかも "Raining Blood")のフレーズを取り混ぜたりして笑わせてくれる。いや笑うところじゃないけど。すんげー好き。アルバム買ったらやっぱり良かった(ライヴのハチャメチャさはそこまでなくてちゃんと完成されてたけどね)。また観たい。


▼TEST ICICLES「FOR SCREENING PURPOSES ONLY」(amazon:日本盤US盤


■THE LITTLE FLAMES
 シングル曲とか聴いた限りでは凄く好きなタイプだと思ったんだけど、ライヴで観るとそこまでグッとこなかった。いや、出演順が悪かったね。キチガイ2組の後だけにさ‥‥インパクト弱かったし。ただ、古き良き時代のUKロックという感じで安心できたけど。でも正直途中で眠くなって、座り込んで寝ちゃったよ‥‥ゴメン。


▼THE LITTLE FLAMES「GOODBYE LITTLE ROSE」(amazon


■THE DEAD 60S
 ここまでの4組と彼等以降の2組とでは、全然格が違うというか、出音からして全然違うのね。ステージングも完成されてるし、音も凄く説得力がある。それまではどちらかというと「観察」してるような感じだったけど、さすがにここでは終始激しく踊りっぱなしだった。つーかやっぱかっけーわこのバンド。アルバムも好きだけどさ、やっぱりライヴバンドだわな。スカやレゲエを中心としてそこにパンクを取り混ぜるって意味ではTHE CLASHのフォロワーだろうし "Riot Radio" なんか聴くと『Rebel Rock』なんだなって思うけど、そういう色眼鏡なしでも十分に楽しめるステージでした。単独公演観たかったなぁ‥‥


▼THE DEAD 60S「THE DEAD 60S」(amazon


■SUPERGRASS
 正直な話、俺はこのバンドに凄い偏見を持っていて、ずっと好きになれなかったのね。アルバムも1枚目と2枚目しか聴いてないし、その後は全然チェックして来なかった。ぶっちゃけ、「ブリットポップ」にカテゴライズされるようなバンドに嫌悪感があったし、全部クソくらいに思ってて。まぁ聴かず嫌いだったわけ。どうしても初期の "Alright" のイメージが強いから、彼等の場合は余計に敬遠してたのかな。
 でもね、全然違った。アコースティックの弾き語りからスタートして、ベースが加わって、ピアノが加わってという構成は悪くなかったし、バンド形体になってからのステージも素晴らしかった(ドラムが酔っぱらっててかなりリズムが不安定だったけど)。とにかく曲が素晴らしかった。「UKロック」じゃなくて、正統派「ブリティッシュロック」なんだよね。アレンジや曲がTHE WHOやデヴィッド・ボウイの影響下にあるのは聴いてすぐ判ったし(一緒に居たエガワヒロシさんは更にT-REXの名も加えてたけど、成る程と思った)。これを俺が嫌いなわけがない。むしろど真ん中じゃん。何で今まで聴いてこなかったんだろう。ホントごめんなざい。土下座して謝ります。
 あとさ、全然チェックしてこなかったつもりなのに、意外と知ってる曲が多くてビックリした。この辺はよく行くクラブとかでかかってたからかな。勿論最近の曲や新譜の曲は判らなかったけど、でも全然好みだったし。中古盤屋でいくらでも売ってそうなので、ひとまず全部揃えてみます。まずは新譜だな、うん。


▼SUPERGRASS「SUPERGRASS IS 10 : THE BEST OF 1994-2004」(amazon


 というわけで、20時半過ぎには全部終了。程よい長さで個人的には新しい発見もあった、まぁなかなかのイベントでしたよ。

投稿: 2006 01 31 12:38 午前 [2006年のライブ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック