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2007年11月23日 (金)

SOILWORK『SWORN TO A GREAT DIVIDE』(2007)

はい、前作『STABBING THE DRAMA』(2005年)で彼らに興味を持った遅咲きの僕ですが、ちゃんと新作聴きました。もう前作から2年以上経っていたんですね、ちょっと驚きました。

古くからのファンからは評価の低い前作(というか、ここ近作か)でしたが、個人的には普通に「良いメロディアスなデス寄りのメタルバンド」が良い作品を出したといった感想だったのが前作。確かに初期の頃のブルータルさは完全に後退したし、ブラストビートを導入した疾走チューンなんて1曲くらいしかなかったですよね。そういう意味では、本作はその延長線上にある作品なのですが、よりバランス良く練り込まれていて、メロウなタイトルトラック(1曲目)の後にいきなりブルータルな「Exile」が登場したり、デスボイスとクリーントーンのコーラスパートを取り混ぜた「The Pittsburgh Syndrome」など、聴きごたえタップリなナンバーが並んでいると思います。

僕自身、今は生活の中につねにメタルがあるような日々を送っているわけではなく、1週に1度、ふと思い出したように買いだめしておいたCDの山の中から抜き取ったら、たまたまそれがメタルのCDだった……というような接し方なのです。恐らく真性のメタラーからすれば本作はダメダメなアルバムなのかもしれませんが、そんな日々良質なメタルにばかり浸ってるわけでもないので、これは普通にメリハリのある良いアルバムにしか聞こえないんですが……まぁいいでしょう。そんなの感性の問題でしょうし。僕の感性が劣っているだけでしょうしね実際のところ。

……何の防衛戦を張ってるんだよ、って話ですが(苦笑)。

でも、本当に良いアルバムだと思うけどなぁ。逆に、これ以上激しくてメロディが薄い作品だと、自分みたいな人間は頻繁に聴こうとは思わないんですよね。逆に構えちゃうから、姿勢を正してちゃんと聴こうとしないと聴かない。そんなタイミング、今の生活の中に数えるほどしかないから、仕事の合間や移動中にふと聴けるような作品に手を出す機会が増えるんでしょう。実際、このアルバムもCDで聴くよりもiPodやiTunesで聴く頻度のほうが高いし。

そういう意味じゃ僕、メタルに対してとても保守的になってきてるのかもしれませんね。ま、だからといって日々BLACK SABBATHばかり聴いてるわけじゃないけどね(そういうタイミングもあるにはあるけど、年のうち数回)。一時、狂ったようにこういうタイプのバンドばかり聴いてたけど、飽きたかといえば、実はそんなでもないんですよ。もともとああいうスタイル/バランスを持ったバンドが好きなのもあるんでしょうけどね。だから、今回のSOILWORKのアルバムも楽しんで聴くことができたんでしょうか……いや、本当にいいアルバムだってば。決して「BEST」ではないけど、「GOOD」で「COOL」な作品だと自信を持って言えますよ。某メタル専門誌ではどうかは知りませんけどね。



▼SOILWORK『SWORN TO A GREAT DIVIDE』
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