エレファントカシマシ『俺たちの明日』(2007)
「うわっ、エレカシがまた売れちゃうよ。」
今回の移籍第1弾シングル「俺たちの明日」を初めて聴いたとき、素直にこう思いました。いや、売れちゃ困るわけじゃないんだけど、そのお膳立てが整っちゃったなぁと。そう感じたわけです。
タイトル曲は昨年末の「COUNTDOWN JAPAN 06/07」で初披露され、以後ライブやイベントでかならずといっていいほど披露されていた、90年代後半の彼らに通ずる「歌力」を持ったキャッチーなナンバー。昨年春に発表されたアルバム「町を見下ろす丘」にあった、どこか燻った感じはここには一切なく、ただただ前のみを見据えている宮本浩次の姿が目に浮かぶような力強い1曲に仕上がっています。初めてライブで聴いたとき以上に「歌」をフィーチャーしてる印象が強くて、こんなエレカシを聴くのは下手したら「明日に向かって走れ-月夜の歌-」以来かもしれないね。
カップリングの「さよならパーティー」も最高にカッコイイし、ボーナストラックとして最後に収録されている「俺たちの明日(Acoustic ver.)」もバンドバージョンとは違った味わいが感じられ、今のエレカシのさまざまな顔を楽しむことができるんじゃないかと思います。
で、この後に控えている次のシングル「笑顔の未来へ」が、これまた素晴らしい出来なもんだから、ホントに嬉しくなっちゃう(この曲、ライブで「悲しみのテロリスト」というタイトルで披露されていたナンバーですね。正直以前のタイトルだったら、突き抜ける前のエレカシのままだったように思います)。きっと今のエレカシには、よいスタッフ、よいブレインが付いてるのかもしれない。別に売る気満々というわけじゃないのに、すべてが良い方向に作用してるように感じられます。いやぁ、こりゃ来年1月末に発売されるアルバムも楽しみになっちゃうね。
ホント、エレカシがまたこういうスタイルで前向きに突き進んでくれることを、心から嬉しく思います。
« SPOON『GA GA GA GA GA』(2007) | トップページ | SERJ TANKIAN『ELECT THE DEAD』(2007) »
「2007年の作品」カテゴリの記事
- THE SMASHING PUMPKINS『ZEITGEIST』(2007)(2024.08.09)
- SEBASTIAN BACH『ANGEL DOWN』(2007)(2022.11.06)
- BLOC PARTY『A WEEKEND IN THE CITY』(2007)(2022.05.07)
- HARDCORE SUPERSTAR『DREAMIN' IN A CASKET』(2007)(2022.05.05)
- SCORPIONS『HUMANITY: HOUR I』(2007)(2022.03.03)
「エレファントカシマシ」カテゴリの記事
- エレファントカシマシ『友達がいるのさ』(2004)(2004.09.20)
- MY BEST OF 2008(2008.12.31)
- 「#平成の30枚」(2019.03.12)
- 「MY BEST OF 2000」(2000.12.31)
- 2018年総括(2):邦楽アルバム編(2018.12.31)
« SPOON『GA GA GA GA GA』(2007) | トップページ | SERJ TANKIAN『ELECT THE DEAD』(2007) »


コメント