Perfume『ポリリズム』(2007)
今年に入ってから、というか例のAC公共広告機構のCM出演が決まったあたりから流れが変わりましたよね、Perfumeに対する世間の。木村カエラがPerfumeの大ファンだとか、アイドルマスターで彼女たちの楽曲が大人気とか、とにかくネタが尽きることなく9月の「ポリリズム」発売を迎え、インストアイベントが大盛況、地上波の音楽番組にも出演など、彼女たちがいわゆる「サブカル層のアイドル」から「一般層にとってのアイドル的存在」へと成長しつつある流れができつつあるといってもいいでしょう。実際、この「ポリリズム」もオリコン・トップ10入りを記録。年末の「COUNTDOWN JAPAN 07/08」への出演も決定し、あとは「ミュージックステーション」などの人気番組への出演と、年末の紅白歌合戦に出ることができたら完璧ですよね。
彼女たちの人気や魅力については今さら言うまでもないので、ここでは割愛。とにかく中田ヤスタカという男は、どれだけ短い期間でクオリティの高い楽曲を量産するんだ、という話ですよ。彼がこの1年間にどれだけの楽曲を量産したかは、ファンサイト辺りを調べてくれれば一目瞭然かと。一時期のつんく♂もスゴイものがあったけど、あれとはレベルが違う。つんく♂は曲を書いてプロダクションに携わるのがメイン。でも中田は自分で曲作ってアレンジして、レコーディングして、またそれをいじって完パケすると、そこまでやってるわけだよね。もちろん一時のハロプロとは量は比べようにないけど、それにしても自身の活動もちゃんと精力的に続けつつ、Perfumeをはじめとする他アーティストへも同等のクオリティの楽曲を提供しているわけだから、本当に頭が下がります。一説には、彼は2〜3日で1曲を完パケしてしまうという話ですよ。
でも、この曲はやはりPerfume用に書かれた曲だよなぁ。あの3人あってこその楽曲。確かに過去のシングル曲と比べれば「最高の1曲」とは呼べないかもしれないけど、でも水準以上のものすごいポップソングでしょう。このシングルの場合はタイトル曲以上に、新境地を見せつける「SEVENTH HEAVEN」の存在が大きいかな。ちょっとウルッときそうなメロディや展開など、今までのPerfumeにはなかったタイプの楽曲だけに、これまでのファンにも、そして「ポリリズム」から新たに入ってきたファンにも十分にアピールする強力な1曲に仕上がっていると思います。
いやぁ、それにしても「ポリリズム」は本当にポリリズムなんだもんなぁ(なんだその表現は)。クラブとかで大音量であのパートを聴くと、本当に覚醒しますね。来年1月には早くもニューシングルが発表されますが、どれだけ高クオリティの新曲を届けてくれるのか、今から楽しみで待ちきれません。
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