カテゴリー「2007年の作品」の50件の記事

2019年9月27日 (金)

BIFFY CLYRO『PUZZLE』(2007)

2007年6月発売の、BIFFY CLYRO通算4作目のスタジオアルバム。日本盤は少々遅れ、同年10月にリリースされています。

それまで名門インディレーベルBeggars Banquetから3作のアルバムを発表してきた彼らですが、チャート的にはTOP50に入るのが精一杯。ところが、Roadrunner Records移籍第1弾アルバムに当たる今作は、全英2位という大成功を収め、「Saturday Superhouse」(全英13位)、「Living Is A Problem Because Everything Dies」(同19位)、「Folding Stars」(同18位)、「Machines」(同29位)、「Who's Got A Match?」(同27位)と計5作ものシングルヒットを生み出すことになります。

プロデューサーにガース・リチャードソン(RAGE AGAINST THE MACHINE、MELVINS、SKUNK ANANSIEなど)、ミキサーにアンディ・ウォレス(NIRVANASLAYERHELMETなど)というアメリカでの売れっ子を起用した本作は、文字通りワールドワイドな活躍を目標として制作された1枚。アートワークなんて、かのストーム・ソーガソンですからね。ポスト・グランジ的手法のハードロックサウンドをベースに、時にエモ、時に古典的ブリティッシュロック、時にプログレ、時に正統派ポップスなど、さまざまな要素を器用に取り入れることで、ひとつの枠に収まりきらない変幻自在なサウンドを繰り出しています。

まあ、このアルバムはオープニングの「Living Is A Problem Because Everything Dies」を聴いた時点で「優勝!」と思わずにはいられないのでは。ストリングスをフィーチャーしたスリリングなイントロといい、オペラ調のコーラスを散りばめたアレンジといい、そのあとに続く疾走感の強いハードロックサウンドといい、キャッチーな歌メロといい、すべてが高品質で緻密に作り込まれているわけです。

その後も、上に書いたようなテイストを含む楽曲群が続くわけですが、これがどれも捨て曲なし。歌メロは本当にポップで親しみやすいものばかりだし、サウンドもヘヴィすぎない適度なハードさが備わっており、HR/HMが苦手なリスナーにも取っ付きやすい魅力的なものに仕上げられている。

そうそう、これってアメリカのFOO FIGHTERSがやっていたことをイギリス(正確にはスコットランドですが)というフィルターを通すとこうなりますという、ひとつの回答ではないのかなと。もちろん、BIFFY CLYROはここからアルバムを重ねるごとにその音楽性をどんどん進化させていき、結果として国民的バンドへと成長を遂げるわけです。

もちろん、それ以前の3作からここで大きく方向性が変わったわけではないですし、Beggars Banquet時代のアルバムも今聴いてもイカしてると思います。が、世界規模で通用する“垢抜けた”感は確実にこの『PUZZLE』から始まっており、この転換期がなかったら彼らはイギリスでの大成功も得られていなかったと思います。

残念ながらアメリカでの成功はいまだに収めることができていませんが、現時点での最新オリジナルアルバム『ELLIPSIS』(2016年)はスコットランド&UKで1位を記録したほか、ドイツやスイス、アイルランドでも1位を獲得。オーストリアで5位、フィンランドで10位、オランダで13位とヨーロッパ圏ではそれなりの結果を残せているわけですから、彼らの選択は間違っていなかったんだと思います。

 


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2019年7月22日 (月)

FOO FIGHTERS『ECHOES, SILENCE, PATIENCE & GRACE』(2007)

FOO FIGHTERSが2007年9月にリリースした通算6枚目のオリジナルアルバム。

初の2枚組アルバムとなった前作『IN YOUR HONOR』(2005年)から2年3ヶ月ぶりの新作となりますが、その間にアコースティックライブアルバム『SKIN AND BONES』(2006年)を挟んでいるので、この時期は毎年何かしら音源が発表されていた印象が強いかな。本作からは「The Pretender」(全米37位)、「Long Road To Ruin」(同89位)といったヒットシングルが生まれており、アルバム自体も全米3位(ミリオン)、全英1位を獲得しています。

ロックサイドとアコースティックサイドをディスクごとに分けて表現した『IN YOUR HONOR』で、完全にUSロック界の頂点にまで登りつめたFOO FIGHTERS。続く本作は基本的には前作の延長線上にある作風で、進化というよりは深化に務めた1枚かなという印象を受けました。

例えば、オープニングを飾る「The Pretender」は4thアルバム『ONE BY ONE』(2002年)で得た経験をさらに強化させたスタイルだし、続く「Let It Die」の静と動のコントラストを活かしたアレンジは(本来彼らが持ち合わせていた個性とはいえ)特に『IN YOUR HONOR』を通過したことでより深みを増したのでは。

また、「Long Road To Ruin」のような朗らかな楽曲もデビュー時から存在はしていましたが、ここではよりルーツに回帰した印象を受けますし、「Come Alive」みたいな静の中でジワジワと熱を帯びていく表現方法もより説得力が増している。もはや王道ハードロックバンドのど真ん中を突き進んでいると言っても過言ではありません。

全体的にアコースティックギターを効果的に用いた楽曲が増えているのは、『IN YOUR HONOR』や『SKIN AND BONES』といった作品を経たからこそなのでしょうか。その使い方もハードロックの中にぶっこんでみたり(先の「Let It Die」のように)、純粋にアコギと歌のみでグイグイひっぱる「Stranger Things Have Happened」やアコギによるインスト「Ballad Of The Beaconsfield Miners」(本作中この2曲のみがデイヴ・グロール単独制作曲)のような曲もある。

そしてアコギというわけではないですが、ピアノが曲を牽引する「Statues」は最新作『CONCRETE AND GOLD』(2017年)でのポール・マッカートニーとの邂逅を思うと非常に納得のいくポップソング。同じくビートルズチックな「Summer's End」のような曲もあるし、思えば『IN YOUR HONOR』やこのアルバムあたりから現在のスタイルへのヒントは散りばめられていたんですね。久しぶりに聴き返してみて妙に納得しました。

ラストはアコギ主体から徐々に盛り上がりを見せる「But, Honestly」、メランコリックなピアノバラード「Home」の2曲で幕を下ろします。リリース当時はあまり良い印象のないアルバムだったけど(前作の焼き直し的なイメージがつきまとっていたので)、こうやって冷静に聴き返すと非常によく作り込まれたロックアルバムなんだと気付かされます。ごめんねデイヴ。

 


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2018年10月28日 (日)

CHRIS CORNELL『CARRY ON』(2007)

SOUNDGARDENのフロントマン、クリス・コーネルによる2作目のソロアルバム。SOUNDGARDEN解散後に制作された初ソロアルバム『EUPHORIA MORNING』(1999年)から8年ぶりとなりますが、その間にはRAGE AGAINST THE MACHINEのメンバーと結成したAUDIOSLAVEとして3枚のアルバムを発表しており、本作はそのAUDIOSLAVEからの脱退直後に発表されたもの。特にソロとしては、その前年に映画『007 カジノ・ロワイヤル』の主題歌「You Know My Name」(全米79位)を発表しており、良い流れでアルバムも発表されたことになります。

内容的には前作『EUPHORIA MORNING』にあった内省的な作風を引き継ぎつつも、よりエモーショナルで力強くなっているのではないでしょうか。オープニングを飾る「No Such Thing」なんてそれまで封印していたSOUNDGARDEN的ヘヴィ路線を用いているし、かと思えば「Arms Around Your Love」ではAUDIOSLAVEで得たエモい歌モノ路線が引き継がれている。確かに多少内省的ではあるものの、ここには2つのアメリカのトップバンドを渡り歩いたクリスならではの「ど真ん中で戦う」という意思が強く感じられるのです。

その表れとして、かどうかはわかりませんが、本作にはマイケル・ジャクソンの大ヒット曲「Billie Jean」のカバーも収録。もちろん“まんま”ではなく、いかにもクリスらしい落ち着いたトーンのアレンジで生まれ変わっており、完全に自分のモノにしてしまっています。

かと思えば「Safe And Sound」みたいに大らかなソウルナンバーがあったり、「Scar On The Sky」といったサイケデリックカントリーソングもあるし、「Your Soul Today」のギターリフなんてストーンズAC/DCみたいなど直球さがにじみ出ている。すべてにおいて彼のキャリアを総括するような意思が感じられ、と同時に文字どおり「ここから続けていく(=Carry On)」という決意表明も受け取れる。アルバムのラストに、そのきっかけとなった映画主題歌「You Know My Name」(007主題歌らしく、ストリングスをフィーチャーしたスタンダード色の強い1曲)が置かれているという構成からも、彼がここから何を成し遂げようとしているのかが感じられるのではないでしょうか。

とはいえ、クリスのソロは実験的な次作『SCREAM』(2009年)でひと区切りつけることになってしまう。その理由は、SOUNDGARDEN再結成によるものなので仕方ないのですが……もしあのまま、バンドを復活させることなくソロアーティストとして細々と音楽活動を続けていたら、彼は……それでも同じ道をたどったのでしょうか。ここでたられば話をしても仕方ないですが、この『CARRY ON』から始まった新たな旅の行方を見届けてみたかったものです。



▼CHRIS CORNELL『CARRY ON』
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2018年6月19日 (火)

MACHINE HEAD『THE BLACKENING』(2007)

2007年3月にリリースされた、MACHINE HEAD通算6枚目のスタジオアルバム。前作『THROUGH THE ASHES OF EMPIRES』(2003年)でグルーヴメタル路線から原点回帰と言わんばかりに、スラッシーなスタイルを強めてファンを喜ばせた彼ら。アメリカでも3rdアルバム『THE BURNING RED』(1999年)に続くTOP100入り(最高88位)を記録したことで、新作でもその路線を踏襲しつつ、よりメタリックに煮詰めたサウンドが展開されています。

このアルバム最大の魅力は、1曲が異常に長いところ。全8曲で61分というトータルランニングはどこかMETALLICAの傑作『MASTER OF PUPPETS』(1986年)を彷彿とさせます。なにせこっちは、1曲目「Clenching The Fists Of Dissent」からして10分半超えの大作ですから。初めてこのバンドに接するという初心者にはある種踏み絵のような1曲ですが、ここでハマれたらこっちのもの。あとはメタルファンにとって極楽のような世界が首尾一貫繰り広げられるのですから。

起承転結はっきりしていて、聴き手の心を揺さぶる「Clenching The Fists Of Dissent」を筆頭に、9分超えの楽曲が全8曲中4曲と半数を占め、オープニング以外の3曲はラスト3曲に並ぶという嫌がらせっぷりも嫌いじゃありません(笑)。それ以外の4曲は5分前後が3曲、6分半が1曲と、決して短いとは言えない長さ。けど、オープニングで「Clenching The Fists Of Dissent」を経験してしまえば、続く4曲は特段長く感じることはありません。確実に麻痺してるんですけどね。

けど、これが悪い曲や退屈なアレンジだったら途中離脱してしまうんですが、どの曲にもメタルファンが喜びそうなリフやソロ、劇的な展開が用意されており、飽きるわけがない。「Aesthetics Of Hate」や「Slanderous」のカッコよさはもちろん、何も考えずに頭を触れるし、9分超えの「Halo」なんて完全に泣きのメタルバラードですからね。

この大作主義は、続く『UNTO THE LOCUST』(2011年)へと引き継がれますが、次作はもうちょっと整理された感が強いかな。なんにせよ、『THROUGH THE ASHES OF EMPIRES』から『UNTO THE LOCUST』までの期間は、今振り返るとちょっと神がかっていたように思います。その中でも、本作『THE BLACKENING』は2000年代を代表するHR/HMアルバムのひとつと断言してしまっても問題ないと思います。今聴いても滾る曲ばかり。

あと、この時期はとにかくライブがすごかった。2年連続(2007年、2008年)で出演した『LOUD PARK』での熱演や、2008年3月に実現した単独ツアー、どれも素晴らしくて、今でもよく覚えています。個人的にも、彼らに対してめっちゃ入れ込んでいた時期ですしね。



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2018年4月11日 (水)

HANOI ROCKS『STREET POETRY』(2007)

2007年9月にリリースされた、HANOI ROCKS通算7枚目のスタジオアルバム(コンピレーション盤『SELF DESTRUCTION BLUES』を除く)。“再生”(=再結成)後3枚目のアルバムとなりますが、本作を最後にバンドは再解散することになります。

前作『ANOTHER HOSTILE TAKEOVER』(2005年)で固まったマイケル・モンロー(Vo, Sax)、アンディ・マッコイ(G)、コニー・ブルーム(G)、A.C.ことアンディ・クリステル(B)、ラク(Dr)という第二の黄金期と呼べる布陣での2作目(ただし、ラクは2008年に脱退。その後、解散までジョージ・アトラジックが参加)。前作発表後にじっくりツアーを体験したこともあり、本作は過去2作のスタジオ盤と比べるとより肩の力が抜けた、80年代のHANOI ROCKSが持っていた特有の“ユルさ”が復活しているように思います。そう、この感覚こそ我々がこのバンドに求める魅力であり、ソロ活動後のマイケル・モンローの硬派なハードロック的手法と絶妙なバランスでミックスされることで、2000年代のHANOI ROCKSのスタイルがついに完成した、と言い切ってもあながち間違いではないのかもしれません。

リードシングル「Fashion」での、隙間の多い緩やかなロックサウンドはまさに我々がよく知るHANOI ROCKSそのもの。この曲がフィンランドのチャートで1位を獲得したというのも頷ける話です。

もちろん、「Hypermobile」「Highwired」みたいな硬質なハードロックナンバーも多数含まれていますが、それと同じくらい「Power Of Persuasion」「Teenage Revolution」「This One’s For Rock 'N' Roll」「Walkin' Away」「Tootin' Star」といった初期を思わせるロックンロールも混在。こういう曲があることで、アルバム内の緩急の差が非常に面白いことになっている。

さらに、日本盤には「Self Destruction Blues」のセルフカバーも収録。マイケルがソロでカバーしたバージョンに近い、当時のライブテイクをもとにしたバージョンは非常にカッコいいもので、このアルバムにも見事にフィットしています。

良い意味で隙間だらけなのに、ある意味では寸分の隙もない、完璧なまでの“HANOI ROCKSのロックンロールアルバム”。そりゃあこんな究極のアルバムを完成させてしまったら、あとはもうこのクオリティを維持して、同じことを続けるのみになってしまうか……活動終了はメンバーのみならず、古くからのファンにとっても納得の結果だったと言えるかもしれません。

マイケルは今もソロでバリバリ活躍してくれていますが、アンディは……もっと表舞台に出てきてくれてもいいのに。それだけが心残りです。あ、コニー&A.C.は80〜90年代に活動をともにしたELECTRIC BOYSを復活させ、現在もスウェーデンを基盤に活動中。日本デビュー盤『FUNK-O-METAL CARPET RIDE』(1989年)は当時よく聴いたので、ぜひ一度生で観てみたいものです。



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2018年2月 8日 (木)

OZZY OSBOURNE『BLACK RAIN』(2007)

2007年5月にリリースされた、オジー・オズボーン通算10枚目のスタジオアルバム(2005年のカバーアルバム『UNDER COVER』を除けば、オリジナル作品としては9枚目)。2001年の『DOWN TO EARTH』では制作後期に盟友ザック・ワイルド(G)が参加し、曲作りやベーシックトラックでのギタープレイは叶わずソロのみを加えるにとどまりましたが、今作では全10曲中8曲にソングライターとして名を連ね、ギターも全編にわたりザックらしいプレイを聴かせてくれます。

正直『DOWN TO EARTH』が自分的に厳しい内容だったので、発売当時は『OZZMOSIS』(1995年)以来12年ぶりの新作くらいの勢いで聴きまくりました。とはいえ、何度も聴いていると……オジーのアルバムを楽しんでいるというよりも、BLACK LABEL SOCIETYの新作を聴いているような錯覚に陥る瞬間が多々あるのですが。

チューニングもザックらしいダウンチューニングで、音の太さも(プロデューサーのケヴィン・チャーコによるものがあるとはいえ)いかにもザックっぽい。そういった全編ヘヴィな雰囲気の中にも、オジー&ザックらしいポップでキャッチーなメロディがしっかり備わっている。だからこそ「I Don't Wanna Stop」のような楽曲もしっかりポップに響くわけです。

かと思えば、「Lay Your World On Me」みたいに異色のサイケチューンがあったり、若干ヒップホップ的な色合いも見られる「The Almighty Dollar」もある。攻撃的なアップチューン「11 Silver」やグルーヴィーな「Civilize The Universe」、美しいピアノバラード「Here For You」、ダークだけどどこか80年代のオジーを彷彿とさせる「Trap Door」など、意外と多彩な楽曲群が揃っている。新しさを取り入れつつも、しっかりこれまでのオジーの作風を踏まえて制作されているわけです。

オジー本人は本作を「大ヒット作『NO MORE TEARS』(1991年)に続く作品」と捉えてるようですが、それはちょっと違うかな、と。確かにバラエティ豊かな点においては『NO MORE TEARS』と共通する点もあるのですが、あっちが原色豊富なカラフルさだとすれば、この『BLACK RAIN』はモノトーンとセピアが入り混じったような印象。ビビッドさは『NO MORE TEARS』のほうが上かなと思います。が、それも制作された時期や時代が反映されてこそなので、“2007年版『NO MORE TEARS』”と考えればあながち間違ってはいないのかもしれません。

現時点では、これがオジー&ザックのコンビによるラスト作ですが、もう1枚くらいこのコンビの作品を聴いてみたいなぁ。きっと今のザックなら、さらにバランス感の取れた作品を作ってくれるでしょうから。




▼OZZY OSBOURNE『BLACK RAIN』
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2017年6月27日 (火)

BON JOVI『LOST HIGHWAY』(2007)

このアルバム、今から10年前の6月にリリースされたんですね。そうか、もうそんなに経つのか……。

とういことで、今回紹介するのはBON JOVIが2007年6月にリリースした通算10枚目のオリジナルアルバム『LOST HIGWAY』です。7作目『CRUSH』(2000年)で本格的な復活を果たし、続く『BOUNCE』(2002年)『HAVE A NICE DAY』(2005年)がともに全米2位という好成績を残してきましたが、この『LOST HIGWAY』でBON JOVIは4th『NEW JERSEY』(1988年)以来19年ぶりに全米1位に輝きます。

プロデュースには現在も共同制作者としてバンドに携わるジョン・シャンクスと、元GIANTのギタリストで現在はカントリー系プロデューサーとして知られるダン・ハフが各6曲ずつ参加。前作『HAVE A NICE DAY』からのシングル「Who Says You Can't Go Home」がカントリーチャートでヒットしたこともあり、同アルバムで見せた「カントリーテイストをにじませたアメリカンパワーポップ」路線をさらに推し進めた、よりアーシーで土着的なカントリーロックが軸になっています。もともと持ち合わせていたカラーではあるものの、ここでその後10年のBON JOVIの路線を決定付けたという意味では、非常に重要な1枚と言えるでしょう。

パワフルなビートが心地よいハードロック「Summertime」や、黒っぽさが強くにじみ出た(かつギターワウを用いた)「We Got It Going On」など従来のBON JOVIらしさも残しつつも、全体を覆うのは「Lost Highway」や「Whole Lot Of Leavin'」みたいに肩の力が抜けたカントリーロック。もはや「Livin' On A Prayer」も「Bad Medicine」も「Born To Be My Baby」も、ここには存在しません。が、聴けばそれが「BON JOVIだ」と認識できる楽曲ばかりなのはさすがといいますか。

かと思えば、カントリー界の人気アーティストBIG & RICHをフィーチャーした「We Got It Going On」や、ジョン・ボン・ジョヴィとリアン・ライムスのデュエットが楽しめる「Till We Ain't Strangers Anymore」みたいなコラボ曲もある。このへんは「Who Says You Can't Go Home」がもたらした成功が大きかったんでしょうね。ただ、それによって「80〜90年代のBON JOVI」は遠くになりけり……ということになってしまったわけですが。

今聴くと本当にリラックスして楽しめるアルバムですし、前作『HAVE A NICE DAY』が好きなら問題なく気に入ってもらえるんじゃないかな。ただ、残念ながら「Have A Nice Day」や「It's My Life」みたいな“キメの1曲”が存在しないことで、本作の印象を弱めているのも事実。特に「80〜90年代のBON JOVI」が好きな人、そのイメージが強い人にとってはこの『LOST HIGHWAY』を素直に楽しめるかどうかで、その後の諸作品にスッと入っていけるかが決まるような気もします。



▼BON JOVI『LOST HIGHWAY』
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2017年5月 3日 (水)

LINKIN PARK『MINUTES TO MIDNIGHT』(2007)

『HYBRID THEORY』(2000年)『METEORA』(2003年)の2枚でゼロ年代前半のラウドロックシーントップの座を手中に収めたLINKIN PARK。しかし、2000年代半ばに入るとラップメタルやニューメタルといった一過性のブームは過去のものとなり、ラウドロックシーンはさらなる変革を迎えていきます。

そんな中でLINKIN PARKが新たに取った手法は、音楽的に大胆なシフトチェンジを図ること。2007年春に発表され4年ぶりのオリジナルアルバム『MINUTES TO MIDNIGHT』では、プロデューサーを過去2作手がけたドン・ギルモアから大御所リック・ルービンに交代。約14ヶ月かけ、100曲の中から厳選された全13曲が収められています。

重心の低いミドルテンポのヘヴィロックが中心だった過去2作から一変。本作では前時代的なハードロックやメロディアスなロックが軸となっており、彼らが単なるラウドロックバンド、ラップメタルバンドではないことを証明しています。だって、マイク・シノダによるラップがフィーチャーされた楽曲は全13曲中たったの2曲(「Bleed It Out」「Hands Held High」)で、「In Between」においてはマイクがリードボーカルを担当しているのですから。

もう一方のシンガー、チェスター・ベニントンもスクリームを極力抑え、丁寧に歌うことに専念。ギタリストのブラッド・デルソンもメタル調ディストーションを控え、曲によっては大胆にギターソロを取り入れるなどして各曲に彩りを与えています。「What I've Done」のMVでブラッドが普通にストラトキャスターを弾いている姿を目にしたときは、そりゃあ驚いたものです。

そういえば、その「What I've Done」のMVはカリフォルニアの砂漠で撮影されたもので、歌詞同様に環境汚染・破壊などの社会問題を提示するものでした。LINKIN PARKがそういった問題と積極的に向き合い始めたのも、この前後だったと記憶しています。人によってはそのへんに姿勢に対して不信感を持ち始め、バンドと距離を置き始めたり離れ出したりしたのもこの頃だったように思います。

特に日本人にとってはこのへんの問題があまりに身近なものではないため、どうしても完全に理解できないかもしれません。が、それも「3.11」におけるバンドの働きによって、より深く理解することができたのではないでしょうか。バンドがどんどん大きくなり、視野や意識がどんどん広まることによって生まれる弊害……と言ったら語弊があるかもしれませんが、これってビッグネームになればなるほどぶつかる“壁”なのかもしれませんね。

と、ちょっと話題が脱線しましたが。アッパーな「Given Up」「Bleed It Out」「In Pieces」、ヘヴィな「No More Sorrow」、ヒップホップと賛美歌を融合させたかのような「Hands Held High」、メロウなバラード「Shadow Of The Day」、そしてアンセミックなハードロック「What I've Done」と楽曲のバラエティは過去2作以上。曲によってはエレクトロの要素も散りばめられていき、次作でのさらなる大変化を予感させる内容となっています。僕のように初期のニューメタル的作風が苦手という方は、もしかしたらこのアルバムからLINKIN PARKに入ると案外イケるかもしれません。



▼LINKIN PARK『MINUTES TO MIDNIGHT』
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2008年6月14日 (土)

2008/06/13 (fri)

前日、深酒したせいかまたまた目が覚めたら11時回ってました……もう言い訳のしようがないですね。すんません。

家を出る前に、Amazonから届きもの。


▼THE CURE「THE ONLY ONE」(amazon:US盤


▼THE CURE「FREAKSHOW」(amazon:US盤

9月のニューアルバム発売を前に、5月から8月にかけて毎月13日にシングルを発表することになったTHE CURE。1枚目の「THE ONLY ONE」はポップな仕上がり、2枚目の「FREAKSHOW」はヘヴィ&ストレンジで前作の延長線上にある楽曲な気がしました。アルバム未収録のカップリング曲含め、どれもなかなかの仕上がりだったので、今からアルバムが楽しみなところです。

日中〜夜まで事務所で仕事。一度帰宅してから、終電間際に代官山へ「申し訳ないと」のコンピCDリリースパーティに行ってきました。会場に入って間もなくして、BON-BON BLANCOが登場。実はライブを観るのは5〜6年ぶりなので、まだ幼いと思っていたメンバーが大人になっていて、衝撃を受けました。そりゃそうだよな、一部メンバーは成人してるわけだし。ほとんどが知ってる曲だったのも嬉しかったな。

しばらくは地下の第二フロアでまったり。アニソン祭りには本気で腹抱えて笑わせてもらいました。途中、知人は先に会場入りしていた同僚と会ったりして、最後は掟→宇多丸のアイドルソングコンボで踊りまくり、6時ちょい前に店を出ました。家に着いて風呂入って落ち着いたら7時半。そのままぐっすり寝落ちましたとさ。



▼BON-BON BLANCO「B3 Master Pieces 2002-2004」(amazon:日本盤DVD付日本盤

2007年12月26日 (水)

Mr.Children『HOME』(2007)

今の仕事の良いところは、人よりもひと足先に新作に触れる機会が多いということ。もちろんそれ以外にもたくさんあるんだけど、まず最初に、単純にそう感じました。ある意味ではうらやましいと思われるかもしれないけど、例えば……子どもの頃みたいにアルバムの発売日を心待ちにしてた、あの気持ちは少しずつ失ってしまったかな、という気もします。ま、もっともすべての新作をサンプルで聴いているわけではないし、実際CDを買う量は今の仕事を始める前と後では、そんなに変わらないんですけどね(もしかしたら増えてる可能性のほうが高いんだけど)。

Mr.Childrenのこのアルバムを聴いたのは、確かリリースの1ヶ月くらい前だったと記憶してます。ちょうどインフルエンザで寝込んでた頃で、そんなときにこのアルバムが到着したことに気付いて、熱でフラフラの状態の中かけて……それがこのアルバムとの第一接触。自然と、スーッと体の中に溶け込んでくるような暖かくて、優しい音だなぁと感じたのを今でも覚えています。

その後何十回、何百回(は大袈裟か)と聴いてきたこのアルバム。6月に行く予定だった横浜アリーナでのライブは、残念ながら仕事の都合で行けなかったんだけど、初めて耳にしたときから「ブレない」アルバムなんですよね。アルバムによっては聴いたときの体調や感情、あるいは年齢によって聞こえ方・感じ方が変わってくるアルバムが多いんですが(それはミスチルのアルバムにしても同じで、リアルタイムではよく聴いていたけど、最近はほとんど聴かないという作品もありますよね)、この「HOME」という作品集は本当にブレないんです。

デビュー15周年とか、大ヒット曲「しるし」が入ってるとか、そういった要素はあるものの、個人的にはあまりそういった『おまけ』に左右されないし、最初から最後までバランス良く楽しめる1枚。確かに過去の作品と比べればかなり地味なアルバムです。でも、その地味さが個人的には『自然体』に感じら、自然体なようで実はかなり手の込んだアレンジだったりするもんで、聴きごたえがある1枚に仕上がってるなぁというイメージがあるんですね。曲によっては初期ミスチル的なポップ感が戻ってきてるものもあるし、「深海」以降のギラギラさも随所に散りばめられている。そして前作「I♥U」からもしっかりと地続きの内容となっている。桜井和寿の私小説集と解釈できると同時に、しっかり『バンド・Mr.Children』のアルバムとしても機能している。これはそういうバランス感がバツグンに優れたアルバムなんだと思います。

ミスチルはギミックやインパクトを追求するようなバンドじゃない。デビュー時からつねに「いい曲」「聴き手に響く曲」を徹底的に追求してきたバンドなんですよ。確かに全体的に地味かもしれないけど、これが「君がいた夏」から15年後の成長の『しるし』なんじゃないでしょうか?

シングルヒットの影響もあるだろうけど、こういうアルバムが2007年度もっとも売れた作品というのも、また興味深いです。「時代なんだろうなぁ……」なんて安直なことは言いたくはないけど、でもそう言いたくなるようなご時世だし、そう言いたくてたまらないアルバムなんですけどね。



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