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2009/07/31
STEEL PANTHERがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
多分、現在多くのHR/HMファンが注目しているであろうバンド、STEEL PANTHER。8月上旬に予定されている初来日公演は、キャパの小ささも関係してか即日完売。これ、まだ日本盤アルバムが発売されるまでの出来事だからね(アルバムは来日公演翌日にリリース)。すでに輸入盤はリリースされているし、YouTubeなどでも彼らのライブ映像がたくさん公開されてるから、そのへんから彼らに注目したって人も多いことと思います。
僕自身もYouTubeでいろんなビデオ(特にお約束的な80'sハードロックのカバー映像)を観て、彼らにハマッたクチ。当然アルバムも買って、ヘヴィローテーション中。これは何をしてでも観たいバンドだよね確かに。
カッコよすぎる。ちょっとTWISTED SISTERの「We're Not Gonna Take It」を彷彿とさせる作風がいいよね。ギターが昔のジョージ・リンチ・モデルっぽかったり、サビ前のフレーズがGUNS N'ROSES「Sweet Child O'Mine」を引用してたり。
個人的に好きな映像が、これ↓。コリー・テイラー(SLIPKNOT)が飛び入りして、POISON「Nothin' But A Good Time」を一緒に歌うやつ。コリー、完全にブレット・マイケルズになりきってるし。
もともとはロスで80's HR/HMの名曲をカバーする目的のバンドだったのが、気がついたらオリジナル曲もやってた。そんなところでしょうね。メンバーには元FIGHT(ギター)とか元L.A.GUNS(ボーカル)といった名のあるバンドのメンバーもいるしね。
アルバム自体は決して新しいことをやってないし、これを2009年に出すってどうなのよ!?的な批判もあるかもしれない。でも、敢えてこれを2009年に堂々とやることに意味があるように思えるんだよね。確かに海外ではこの手のハードロックが再評価されてるし、当時のいろんなバンドが再結成してる。でも再結成組はあの頃の魅力を完全に再現できてないし、何か新しいことをやろうとしても……ねぇ? だったら若い世代がまんまやればいいって話ですよ。
ま、STEEL PANTHERのメンバーが全員、本当に若いとは思えないけど……トリビュートバンドはどこの世界にもいるし、それこそ日本でもサマソニに行けばそういったバンドがステージに出てるわけだし。偏見を捨て去って、その感覚で観れば十分に楽しめるバンドだと思います。

▼STEEL PANTHER「FEEL THE STEEL」(amazon:日本盤/US盤)
投稿: 2009 07 31 12:22 午前 [2009年の新譜, ヘビメタさん] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2009/07/29
てもでもの涙
みかちぃこと佐伯美香は、僕が初めて劇場で公演を観たとき(B3rd「パジャマドライブ」)に最初に目を奪われたメンバーのひとりでした(まゆゆは言うまでもなく、個人的にはみかちぃと米沢瑠美の2人が強く印象に残ってます)。彼女のダンスだったり、公演に挑む表情だったりが、個人的にはグッときたのかもしれません(米ちゃんとは対照的だもんね)。
今年1月に入って、足の怪我を理由に半年間の休業。結局劇場で彼女を目にしたのは、このときが最初で最後でした。その後、NHKホール公演でサプライズ出演があったりでもう1度目撃してますが、ここでようやくオリジナル編成での「てもでもの涙」を観ることができました(最初に劇場で観たときは、ゆきりんが休演だったので)。
僕、この曲が本当に大好きで……いや、「パジャマドライブ」の曲は全部好きだけど。特に「てもでもの涙」は、1月のAX公演での映像が目に焼き付いていて、強く印象に残ってるのもあるのかな。それだけでもないとは思うけど。
曲調だったり歌詞だったり、ゆきりんとみかちぃのダンスや表情だったり。本当にピッタリだったなぁ。
最後の武道館公演。恐らくこの曲は歌われると思うけど、冷静に観ることができるのかな。とにかく残念でなりません。

▼AKB48「涙サプライズ!」(amazon:日本盤)
投稿: 2009 07 29 12:48 午前 [アイドル] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
「FUJI ROCK FESTIVAL '09」感想(2)
フジ2日目の思い出話。ぶっちゃけレポートでもないし、単なる健忘録みたいなものなので、そんなに期待しないで肩の力を抜いて読んでくださると幸いかな。
昔の「とみ宮」時代みたいな長文&詳細なレポートはものすごいエネルギーを要するし、今やそのエネルギーも、そして更新に費やす時間もなかなか足りないので、夏フェスに関してはこんな感じで。
■7/25(土)
2日目は早めに起きてThe Birthdayからスタートしようと思ってたのに、目が覚めたら11時過ぎ。そりゃそうか、俺ボロボロだったもんな。残り2日あることを考えれば、ここでの睡眠は確実に必要なものだったはずだし、これでよかったのかも。
この日は前日の雨がウソのような快晴。俺が知ってる、ここ数年のフジロックのイメージ。早めに準備して12時頃に宿を出発。グリーンステージのSEUN KUTI & EGYPT 80を横目に、IDA MARIAを観にレッドマーキーへ。あ、その途中で今日の一食目&一杯目を注入。いい感じの中、IDA MARIAを観たのだけど……まぁあれだ。“女版THE LIBERTINES”みたいなもんか。アルバムがどことなくこぢんまりしてるイメージだったので、ライブに期待したんだけど。数曲観て、ホワイトステージに移動。
ホワイトではBILLY BOY ON POISONが観たかったんだけど、こちらもすでに終了。続いてのTHE GASLIGHT ANTHEMを数曲観て、ヘブンでCOOL WISE MAN。この日の天気と環境に、彼らの音が最高に気持ちよく響いた。酒も進む。Likkle Maiが途中で何曲か歌ってった。
さて、再びホワイトステージに移動。アレですよ、筋肉少女帯。この頃からちょっと雲行きが怪しくなってきたんだけど、彼らがライブをやっている間はなんとか雨は降らずに済んだ。筋少はいつもどおりパフォーマンスもベストだったけど、オーケンが最初だけ緊張気味だったかな。でも、予想以上のリアクションを得てあるタイミングから安心した印象が。歌詞はいつもどおり間違えまくってたけど、それもこれまで観た中では少ないほうだったかも。MCのキレ(キレ?)も良かったし。他のメンバーの顔からも、ときどき笑顔がこぼれてるのが印象的だった。
筋少終わりで友人2名と遭遇し、乾杯。そのままホワイトでMELVINS。2人は途中でそれぞれ観たいステージへ移動したけど、俺は最後まで。ツインドラム編成は当然初めて観るわけだけど……なんとも言葉にならない(いい意味で)強烈なパフォーマンスが次々と展開されていった。なんじゃこれ。特にMCもなく淡々と繰り出される、ボディブロウのように下っ腹に響くサウンド。アルバムで聴く以上にかっこよくて狂ってる。最後には頭振りまくってた。
ここで満足して夜まで休憩……というわけにはいかない。この日のメインアクト、俺が今回フジロックに行くことにした最大の目的がこの後にあるじゃないか。
グリーンでベン・ハーパーを数曲観て、ビール片手に次のライブに向け心の準備。雨がポツポツと降り始める中、メモ帳片手に飲み続ける俺。
<セットリスト>
01.2時間35分〜シュー [泉谷しげる]
02.In The Midnight Hour [WILKO JOHNSON、NORMAN WATT-ROY、BOOKER T.、STEVE CROPPER]
03.The Dock Of The Bay [WILKO JOHNSON、NORMAN WATT-ROY、BOOKER T.、STEVE CROPPER]
04.Intro〜JUMP
05.ロックン・ロール・ショー [Char]
06.デイ・ドリーム・ビリーバー [YO-KING、浜崎貴司]
07.スローバラード [UA]
08.Baby何もかも [トータス松本]
09.Remenber You [甲本ヒロト、真島昌利]
10.キモちE [甲本ヒロト、真島昌利]
11.いい事ばかりはありゃしない [仲井戸麗市]
12.君が僕を知ってる [Leyona、Chara、仲井戸麗市]
13.雨あがりの夜空に [全員]
ED.Oh! RADIO
これを観た後の、現地での感想 from Twitter:
・苗場ロックンロールショーは前半ずっと泣きっぱなしだった。精魂尽き果てて今は他のライブ見れない
・「JUMP」で最後のフジ映像と清志郎のボーカルトラックだけ使ってバックがそれにあわせて演奏。でもステージには清志郎がいなくて、ここでホントにもう清志郎はいないんだと再認識したらその場で崩れ落ちて泣いた。清志郎の死に関してないたのは多分初めて(注:正確にはフジ映像だけじゃないらしい)
・UAとトータスは圧倒的すぎた。ヒロト&マーシーはこの2人が並んでステージに立ってるってだけでなんだかわからない涙が流れてきた
感想を書こうとすると、それだけでひとつのエントリーになりそうだし、今後仕事でこのステージのレポートを書く可能性もあるので、ここでは割愛。というか、今でも詳細を書こうとすると涙腺緩むので。
本当なら清志郎→DINOSAUR JR.のつもりだったけど、さすがに精神的にグッタリしてその場に座り込んだまま。Twitterで気持ちを吐き出してちょっとだけ復活してから、そのままグリーンで始まったFRANZ FERDINANDを2曲だけ観た。OASISに関しては周りの知人たちから散々な感想しか聞かなかったけど、FRANZに関しては「ああ、やっとグリーンのヘッドライナーらしいバンドが出てきた」と素直に思った。なんかちょっと嬉しかった。こりゃ売れるわ、とライブ観て納得。好き嫌いはまた別の話としてね。
若干気持ちが軽くなったので、そのままホワイトに移動。すでにPUBLIC ENEMYは始まってたけど、チャックDは出てきてなかった。後方に椅子を用意して観てたんだけど、いきなり「Bring The Noise」からスタート! やべっ、こりゃアガるわ。思わず立ち上がって、そのまま踊り始める俺。疲れたらまた座って、ビールを飲む。んで、アゲアゲの曲になったらまた立ち上がって踊る。2時間その繰り返し。途中でMJトリビュートがあったりで、いろいろ面白かった。本編最後は「Fight The Power」。普通に「Fight The Power」Tシャツ欲しかった。
本編が終わった後、隣りにいたぜんぜん知らない人(20代男性)に「すごいカッコイイですね!」と話しかけられる。不意を突かれたけど、「ホントだね」と愛想笑い。その後も少し話したんだけど、宮城の山奥(「仙台からかなり離れてる」とのこと)からひとり、電車に6時間揺られてこの日だけ参加したんだって。地元では周りに洋楽聴いてる友達もいなくて、フジロックに来ればなんとかなるんじゃないかと思って来てみたけど、食事のときも近くにいる人に話しかけようとしたけどダメだった、今日10数時間ぶりに人と話すんですよ〜と笑顔で話された。それを相づちしながら聞く俺。なにやってんだ。ま、これもフジロックらしいっちゃフジロックらしいエピソードか。「一緒に記念写真撮ってもらえますか?」って聞かれたから、俺がシャッター押すのかと思ったら、ツーショットで彼がシャッターを自分で押した……おいおい、どこのラブラブカップルだよ(苦笑)。撮った写真の俺、顔が笑ってねー。
気まずい中、やっとPUBLIC ENEMYがアンコールで戻ってきてくれた。そのまま「イエーッ!」とか言って立ち上がる俺。こういうごまかし方だけは大人になって上手になる一方。アンコール終了後に彼と別れ、俺もハイネケンをもう1杯飲んでオアシス方向へ移動。どうしようかと思ってたら、同僚から電話。合流して宿に戻ることに。
宿に戻って、大浴場でさっぱりしたあと、次々に戻ってくる宿の住人たちとフジロックの感想を語り合ったり、そのままOASIS論やらいろんなバンドの思い出話を延々と語り、気付いたら5時を回ってた。そりゃ外も明るいわな。翌日もあることだし、そのまま就寝。いい1日だった。
(つづく)
投稿: 2009 07 29 12:35 午前 [2009年のLIVE, フェス] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2009/07/28
「FUJI ROCK FESTIVAL '09」感想(1)
「FUJI ROCK FESTIVAL」に2年ぶりに行ってきた。去年は自分の中で「?」マークが連発するくらいピンと来なかったのと、個人的な事情(母親の入院など)が重なって見送ったけど、今年はどうしても参加しなきゃなという気になって。自分にとって、フジロックに行くことは“当たり前のこと”だったのに、なんで去年は気後れしたんだろう、行かないことで抗議するとか何言ってんの?とか後で思ったけど、あれはあれで正解だったのかな……今思うと。だって、改めてフジロックの楽しさをこの3日間で実感し直すことができたから。
長くなりそうなので、3日分に分割。mixiに掲載したものとまったく一緒です。
■7/24(金)
朝6時過ぎの新幹線で苗場入り。7時20分に到着。雲がどんより。シャトルバスを待ってる間にポツポツ降り出し、雨具を着る。バスは20分ほどで乗れた。移動中、標高が高くなるにつれて雨足が強くなる。
8時半頃に会場着。荷物を預かり場に預け、チケットをリストバンドに交換。そのまま会場へ入る。
とりあえず体をあたためようと、汁ものとビールを注入。しかし睡眠時間1時間が効いたのか、早くも悪酔い気味。雨はまったく弱まらない。朝イチのオアシスということもあり、閑散としてる。とりあえず会場内をブラブラ。
10時半頃にグリーン前に戻り、待機。大将は登場せず。一発目はスカパラ。思えば9人になってからちゃんと観るの、初めてだった。20分くらい観てからホワイトに移動してギターウルフ。こちらはかなりひさしぶり。多分最後に観たのは2年くらい前のフジロックかも。相変わらず最高すぎた。
そのままアヴァロンに移動。雨足は若干の強弱はあるものの、どちらかというと強め。食事を取っていても、特にご飯ものはどんどん水かさが増していく。何を食べても/飲んでも美味いと感じることもなく、だけど2年ぶりということもあって楽しい。雨のフジロックなんて散々体験してきてるもんな。どうにかやり過ごせるだろう。
ヘブン→オレンジに移動。オレンジではBOIKOTが演奏していたけど、あの一面がドロ沼になった光景を見て萎える。会場をぐるーっと一周して、そのままホワイトまで戻った。EBONY BONES!はCDよりもライブだな、と実感。ここまで見せる要素が強いとは思ってなかったので、なんだかんだで最後まで観て楽しんでしまった。終わった後に興奮してビールを飲むも、ライブで若干火照った体を冷やす効果しかなかった。
雨止まねーし、なんなの。
グリーンに移動して、ゴミ袋を敷いて座り込んでDOVES。ひさしぶりにライブ観たけど、安定感あって癒された。観てる途中で偶然、会社の同僚に遭遇。しばしご一緒させていただいた。遠くからはLOW IQ & THE BEAT BREAKERSの音が聞こえてくる。すこし椅子に座って休ませてもらった後に、トイレに行ってからリリー・アレン。前回フジロックで観たのって、もう3年前か。あの頃と比べると格段にスケールアップしていて、最初から最後まで楽しむことができた。ブリトニー「Womanizer」のカバーから、新作収録曲「Fuck You」への流れが素晴らしすぎ。満足してそのままレッドマーキーに移動するも、THE VIRGINSが普通のUKロックすぎて2曲観てまた移動。
グリーンに戻ってきたら、パティ・スミスがスタート。多分ライブをちゃんと観るのは5〜6年ぶりな気がするけど、以前観たときとほとんど一緒だったような。でも、パティがフジロックのステージを満喫しているのが伝わってきて、こっちまで嬉しくなった。今回はギターにTELEVISIONのトム・ヴァーラインが参加。座ってギター弾いてた。存在感あるけど、やっぱりパティに目がいってしまう。
オレンジでちょっとPEACHESを観てゲラゲラ笑った後に、ポール・ウェラーに移動。観てる間に雨がどんどん強くなってくし。ソロキャリアを総括するようなセットリスト+THE JAMやスタカン時代の名曲で大満足。個人的には「Shout To The Top」〜「Eaton Rifles」の流れにアガるも、その後静かめの曲が続き、こちらもトーンダウン。この頃から、寝不足+雨&泥の中での移動+1日中雨に打たれっぱなしの影響で心が折れ始める。OASISまでは頑張ろうと思ったけど、本気で「雨宿りしたい!」と思い、会場を出て苗場スキー場の売店で雨宿り。携帯からいろいろな状況を把握し、ちょっとこの雨が尋常じゃないことを知る。そりゃ、俺が会場に着いてから雨が止んでた時間、1時間もないし。半日以上ずっと雨に打たれてれば、そりゃ体も弱るし心も折れるわな。
22時過ぎに会社の同僚と再合流し、宿まで移動。部屋にはなかなか入れなかったものの、その間に大浴場で疲れを取って、25時過ぎにようやく部屋へ入ることができた。ビール呑みながら、与太話。このビールがこの日一番美味かったかも。2時を回って、気がついたら寝落ちてた。
(つづく)
投稿: 2009 07 28 01:32 午前 [2009年のLIVE, フェス] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2009/07/23
涙がこぼれそう(追悼、アベフトシ)
何の悪い冗談かと思った。仕事中、同僚からの電話が鳴り、別の同僚が出る。切った後に、電話を受けた同僚が言う。「アベフトシが亡くなった」と。
清志郎さんが亡くなっても、マイケルが亡くなっても、ショックは受けつつもどこか冷静さを保っていた自分。マイケルのときには、その事実を知った後に「早くニュース記事を書かなきゃ」との使命感に追われて、手が勝手に動いていたっけ。
でも、今回は違った。しばらくの間、呆然として、結局数時間は仕事にならなかった。恐らく仕事しながらも涙ぐんでたと思う。とにかく、頭が働かなかったんだ。
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ミッシェルもROSSOも好きだったけど、The Birthdayだけは苦手だった。最初からずっと。でもここ1年くらい、ここ1〜2作の曲の中には「お、いいな」と思える楽曲もいくつか存在した。だけど、CDを購入してまで聴こうとは思えなかった。
そんな自分だけど、「涙がこぼれそう」という曲が一番好きだ。理由はわからないけど、何となく自分が知ってるチバに一番近い気がして。
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アベの訃報を聞いてから、ずっと頭の中で「涙がこぼれそう」がグルグル回ってた。思わずYouTubeでPVを観てみたんだけど……ダメだ。最後まで聴けなかった。アベがもうこの世にいないという事実。チバの隣にアベが立つことがもう二度とないという事実。そして、訃報を耳にしたチバ、ウエノ、キュウの気持ちを考えたら、どうしようもない気持ちになった。亡くなってしまったという事実より、遺された人たちの気持ちを考えたら、本当に悲しくなった。
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過去に何度かDIAMOND☆YUKAIにインタビューしたことがある。最近もRED WARRIORSとしてのYUKAIとSHAKEにインタビューした。そのときにも出た話題だし、過去にも何度か聞いた話だ。RED WARRIORSの再結成/再始動に積極的なことについて問うと、かならず言われるのが「だって、死んじゃったら再結成したくてもできないでしょ。やりたくてもやれないバンドもいるんだよ」ということ。
もちろん、すべての再結成が肯定的なものばかりじゃない。RED WARRIORSだって解散した1989年の時点では、絶対に再結成はないと思ってたし、最近ではユニコーンやDEAD ENDみたいにそれこそ再結成がありえないようなバンドが、全盛期のメンバーで復活してくれた。
すべての再結成が受け入れられるわけではない。でも、それが最高のものだったら、うれしいに決まってる。「いつかは……」なんて勝手に夢見て、長生きするのもいいじゃないか。生きる楽しみがひとつでも多いほうがいいじゃないか。
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これでもう、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが再びあの4人でステージに立つことはなくなった。「これで本当に伝説になった」って言う奴もいるだろうけど、そんなのクソだ。クソ食らえ。
自分の中で、ずっとミッシェルを聴き続けるかぎり、伝説なんかにならない。ずっと終わらないんだよ。ずっと生きてる。伝説とか安っぽい言葉使うなよ。
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何が言いたかったんだろう。酔った状態でこんな文章、書くもんじゃないね。でも、どうしても形として残しておきたかった。きっと朝起きて、この文章を読んで凹むんだろうね。でもいいや。今日ばかりは、どうしても吐き出しておきたかったから。
「さよなら」とか「ご冥福をお祈りします」とか、そんな言葉は書くつもりはない。ただ「ありがとう」って伝えたいだけ。しばらくは曲を聴くのもつらいだろうけど、また爆音であなたのカミソリギターを何度も何度も聴くつもり。だから、そのときまで。またね。

▼The Birthday「NIGHT ON FOOL」(amazon:日本盤)
投稿: 2009 07 23 03:43 午前 [日常] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2009/07/20
NANO-MUGEN FESに行ってきた(BEN FOLDS編)
本来なら2日間とも行く予定だった「NANO-MUGEN FES.2009」ですが、MANIC STREET PREACHERS来日キャンセルを受けてスケジュールを変更。初日だけフル参戦してきました。
MANICSなしでどう過ごそうか……なんて考えることもなく、この日は仕事も絡んでいたので、淡々とすべてのバンド/アーティストのライブを観させていただきました。個人的にはひさしぶりに観るバンドばかりだったので(一番直近に観たアーティストとなると、the HIATUSかOGRE YOU ASSHOLEあたりかな)、それなりに楽しめましたよ。4人編成になったストレイテナー、カッコよかったなぁとか。
その中で、今日一番のアウェイ感がにじみ出ていたライブが、ベン・フォールズでした。これはもう、その後がthe HIATUSだったこともあって、フロアにそちら系のファンがぎっしり埋まってたことが大きな原因なんでしょうけどね。こればかりはなぁ……この手のフェスじゃ仕方ないのかな。本当に残念。
実はベンがソロになってから、ちゃんとライブを観るのは初めて。アルバムは全部ではないけどそれなりに聴いてきたつもりで。だけど、ライブは最後に観たのがBEN FOLDS FIVEの初来日公演以来だから……13年ぶり? そんなに経つのか……。
今日のライブでも、その初来日の話(1995年にクラブクアトロでみたいな。本当は1996年なんだけど)が出てきて、BF5の1stアルバムに収録されてた「Underground」が演奏されて。個人的にはここで一番アガッた。いや、もちろん他の曲もいいと思ったし、ちゃんとこれからおさらいしようと考えてるんだけど……ちょっとね。帰宅してからひさしぶりにCD棚から引っ張り出してBF5の1stアルバムを聴いてます。
……って、本当にそれだけの日記なんだけどね。この人のポップセンスはその後もいろんな方向に爆裂していったけど、原点である1stアルバムの時点ですでにほぼ完成形だったんだよね。その完成形をいかに壊していくか、崩していくかが勝負だったのかもしれない。研ぎ澄まそうとすると、もとが完成形なだけに難しい勝負になる。なかなか難しいところではあるけど、ベン・フォールズっていうポップアーティストはつねにそこと向き合って、ときに壊して、ときに真正面から向き合って15年近く第一線で闘ってきたんだな、と。ひさしぶりにアルバムを聴いてそんなことをふと考えてしまいました。

▼BEN FOLDS FIVE「BEN FOLDS FIVE」(amazon:日本盤/US盤)
投稿: 2009 07 20 04:01 午前 [2009年のLIVE] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2009/07/18
MANIC STREET PREACHERS「JOURNAL FOR PLAGUE LOVERS」
MANICSがスティーヴ・アルビニと仕事をすると知ったとき、もうそれだけで勝利は決まっていたと思うし、そのアルバムが“リッチー・エドワーズの遺した詩を使った「THE HOLY BIBLE」の続編”になると聞いて、その思いはさらに強い確信へと変わっていった。そう思ったMANICSファンは多いはずだと思う。
決して前作「SEND AWAY THE TIGERS」は駄作だと思わないし、実際にここ数作の中ではもっともヒットした1枚だと思う。でも、個人的にしっくりこなかった。それだけの話であって、だから2年前のサマソニにも足を運ばなかった。それについては、ちょっとだけ後悔してる部分もあるけど(その後、単独来日公演が実現しなかったからね)。
さて。前作から2年ぶり、通算9作目のオリジナルアルバムとなる本作。「THE HOLY BIBLE」と双子のようなキリキリ/ヒリヒリした重苦しい作品集を期待した人も多いと思うけど、実際にはちょっと違ってた。確かに「THE HOLY BIBLE」やそれ以前の2枚(「GENERATION TERRORISTS」「GOLD AGAINST THE SOUL」)の要素を中心に起きつつ、それ以降……つまり“リッチー不在後”のサウンドも何の臆面もなく、積極的に導入してみせる。ある意味では集大成ともいえる作風で、だけど“あの頃のMANICS”が戻ってきたともいえる内容。そのバランス感であり、説得力は前作にはなかったものだと思う。これは、ある意味“覚悟が違う”んだろうね。そんな気がした。
1曲1曲を取り出して、この曲は○○からの影響が強くて、この○○って曲には「THE HOLY BIBLE」のアノ曲のフレーズが引用されてる、とか。そういうことはこの際どうでもいい。いや、本当はよくないんだけど、ぶっちゃけそんなことがどうでもよくなるほどにMANICSらしいアルバムだなぁ。僕は「KNOW YOUR ENEMY」での“第2のデビューアルバム”感も、「LIFEBLOOD」での“実験しながら迷走”感も大好きだった。だって、そのダメさ加減がいかにもMANICSらしいじゃない、人間らしいくていいじゃない。MANICSってそういうバンドだったじゃないか。“4 REAL”事件も、「30曲入り2枚組デビューアルバムを1位にして解散」発言にしても、その後の解散撤回にしても。そんな愛すべきMANIC STREET PREACHERSが帰ってきた。僕にとってはそう思えるし、「KNOW YOUR ENEMY」→「LIFEBLOOD」→「JOURNAL FOR PLAGUE LOVERS」という流れは、なんとなく「GENERATION TERRORISTS」→「GOLD AGAINST THE SOUL」→「THE HOLY BIBLE」の流れに共通してる部分がたくさんあると思うんだよね。だからこそ、「SEND AWAY THE TIGERS」というアルバムが(決して悪くはないんだけど)どうにもしっくりこない。ま、結果論でしかないのかもしれないけどさ。
UKツアーでは彼ら、2部構成のライブを行ったんだとか。1部で新作を曲順どおりに全曲披露。2部でおなじみのヒット曲を演奏する構成。そうする必要は絶対にあると思う。今後はどうかわからないけど、今はこの流れでひとつの作品……ぶっちゃけ、日本盤ボーナストラックを除く13曲で1曲なんだと。別にコンセプトアルバムでもなんでもないんだけどね。だけど……わかるよね?
あと数日で、MANICSは再び日本のフェス(NANO-MUGEN)出演のために来日する。今回もフェス、しかも単独公演はなし。恐らく1時間程度のセットリストだろうから、新作完全再現もないだろうし、さっそく新作の曲を数曲取り入れたグレイテストヒッツ的内容になるんだろうね。かなり残念だけど、前回見逃してる分を取り戻したいと思う。当然2日間とも行くし、その翌日のアコースティックセットにも足を運ぶ。こんな機会でもないと、彼らのアコースティックライブなんて観れないからね。
さて……アジカンやスピッツ、the HIATUSを目当てに会場に足を運んだ若い子たちに、この音がどう響くのか。とくと見届けてやろうじゃないですか。
……ということを夕べ書いて用意しておいたんです。そしたら、ね。ご存じのとおり、ニッキーの急病で来日キャンセル。あちゃー。これはもう、完璧な単独公演を待つしかないね。とにかく、ニッキーお大事に。

▼MANIC STREET PREACHERS「JOURNAL FOR PLAGUE LOVERS」(amazon:日本盤/US盤)
投稿: 2009 07 18 12:05 午前 [2009年の新譜, MANIC STREET PREACHERS] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2009/07/17
聴くだけで泣ける曲
初めてその曲を生で聴いたとき、まだライブの1曲目だというのに目頭が熱くなってきて、涙を抑えきれなかった。あれからまだ1年も経ってないんだね。
聴くだけで涙腺が緩む曲、自分の中だけでもかなりの数あります。たとえば、THE YELLOW MONKEYの「JAM」。リリース当時は決して聴いて泣くような曲だとは思わなかったんだけど、バンドを取り巻くいろんな出来事や現在までの流れとか、いろんなことを経験していつの日か“生で聴いたらハンパなく泣ける”1曲になってました。
まさについ先日、吉井和哉の全国ツアーファイナル@代々木体育館で予定外のダブルアンコールでこの曲が演奏されて……イントロの、ドラムがハイハットを刻んでカウントを取る、たったあれだけのフレーズでこれまでのいろんな出来事が一瞬の間にフラッシュバック。気づいたら泣いてました。別にTHE YELLOW MONKEY/吉井和哉の楽曲の中で一番好きな曲というわけでもないのに、いつの間にか特別な1曲になってたんだね。
そんな特別な曲に、去年の秋に出会ってしまいました。その当時はまだ音源化されてなくて、聴きたかったらライブDVDを購入するか、YouTubeにあがってる映像で楽しまなきゃいけなかった。それがつい先日、念願のCD化。だけど……音源としてのその曲は、自分にとってパーフェクトじゃなかったんです。
曲自体のパワーはもちろんなんだけど、結局あのオープニングのかけ声……「いつも感謝。冷静に丁寧に正確に。みんなの夢が叶いますように」……ここまでを含めて、あの曲の“ストーリー”が自分の中で初めて完成するんだな、と改めて実感させられました。
それでも……それなのに、また聴いてしまう。脳内でそのセリフを補完しつつ、自分の中でストーリーを完成させていく。本当にいい曲。聴くと、今でもふとした瞬間に涙してるもの。

▼AKB48「初日」(シングル「涙サプライズ!」カップリング/amazon:日本盤)
投稿: 2009 07 17 12:10 午前 [アイドル] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック
2009/07/16
続・「アンチノブナガ」ってどんなバンド?
さて、約4年半前に書いたこのエントリーが今でもGoogle検索で上から2番目(1番はHIGH and MIGHTY COLORのWiki)にくることに驚きを隠せないとみぃです。だってさ、オフィシャルサイトよりも上だからね……。
そうなんですよ。2009年に入ってアンチノブナガが活動再開したんですよ。冗談みたいなホントの話なんです。ご存じのとおり、ハイカラからボーカルのマーキーが寿退社し、つい最近新ボーカルHALCAが加入したんですが、そのボーカルが決まるまでの間(ってわけでもないのかな)残された男性陣5人=元アンチノブナガ組がついに“本当にやりたいこと”に再び着手した、と。いや、ハイカラもやりたいことだとは思うんですが(いろんな事情はあるだろうけど、それはこの際忘れます。その辺についてはまた別の機会に書きますが)、やっぱりこれなんでしょうね。
というわけで、彼らはこの春に都内でひさしぶりのライブを実施しました。その事実を知ったのは、ライブが終了した翌日でした。もっと早く言ってよ! 何をしてでも観に行ったのに。で、彼らはその会場で新曲の入ったデモ音源も販売したようで。実はですね、その音源の一部がaudioleafに公開されているんです。オフィシャルサイトでまもなくデモCDの通信販売も行われるようですが、まずはこの試聴音源を聴きながら話を進めましょうか。
「DECIDE」と題されたこのデモCDには、3曲の新曲が収録されています。まずはタイトルトラックですが、これがイントロからしてハイカラとは違う。IRON MAIDENかよっつーくらいにメロディアスなツインリードから始まって、いざ歌に入ると……キタキタキターッ!デス声ですよデス声。シャウトしまくり。なんというか、以前のコンピレーションアルバムに入っていたなんちゃってLINKIN PARKよりも整合感を増したというか、普通にカッコいい曲なんですよね、「DECIDE」。この5年近くの間に何があったんでしょうか……言うまでもないか(苦笑)。
続いて「INSTINCT」。リフだけだと普通のメロディアス系HMなんだけど、途中から加わるブラストビート、デス声、ハイカラで養ったラップ調ボーカル。コーラスパートでは普通に歌ってるし……これ、ハイカラでやってもいいじゃん。
そして3曲目「MY WAY」。一瞬METALLICAの「St.Anger」かと思いましたが、これも上記2曲と同じ流れにある曲かな。ここまで聴いてみて思ったのは……メロウなパートを女性Voに変えるとあら不思議、ハイカラに……なるような、ならないような。
ちょっとね、嬉しくなっちゃいましたよ僕は。「アンチノブナガ界隈の第一人者」と周りから呼ばれ(主に身内に)、その気になっていた人間からすると、今回の復活は盆と正月が同時に来たようなものなんです。ごめんなさい言いすぎました。盆だけにしておきます。とにかくそれくらいうれしかったんですね。
ハイカラが晩夏から本格的に再始動するから、またしばらくはアンチノブナガを観ることはできないのかもしれないけど、よくよく考えてみたらハイカラとアンチノブナガはある意味同じバンドであり、表裏一体の存在なのかもしれません。そういう意味では、新たなスタートを切るハイカラのほうも目が離せないというか……これがね、本当に目が離せないことになりそうなんです(それはまた別の機会に)。
オフィシャルサイトが出来上がったとき、「あーMySpaceでもやればいいのに、アンチノブナガ」と思っていたんですが、audioleafでこうやって新曲を試聴できるようになって、もっと世の中的にアンチノブナガの認知度が上がって、「MUSIC JAPAN」あたりに出る日が来る……ことはないのかもしれないけど。「LOUD PARK」に出ることもないと思いますが、彼らには地道に頑張ってほしいと心の底から祈っております。本気で。この4〜5年、大変な思いをしてきたんだしさ。
というわけで、今後も当ブログではアンチノブナガを積極的に応援していきたいと思います。
