カテゴリー「2012年の作品」の13件の記事

2019年8月21日 (水)

KING 810『MIDWEST MONSTERS』(2012)

2019年6月末に突如デジタルリリースされた、KING 810の7曲入りEP。

新機軸を打ち出した3rdアルバム『SUICIDE KING』を今年1月に自主販売したばかりの彼らですが、本作はこれに続く新作というわけではなく、実は2012年に発表したインディーズ作品の再リリースに当たります。

なので、サウンド的にはメジャーデビューアルバム『MEMOIRS OF A MURDERER』(2014年)の延長線上にある(いや、『MEMOIRS OF A MURDERER』が本作の延長線上にあるというのが正しいんだけど)オールドスクールなハードコアサウンドが展開されています。

自主制作ということもあり、ドラムのこもり具合や若干の安っぽさは否めませんが、それでも『MEMOIRS OF A MURDERER』で我々を楽しませてくれたゴリゴリなヘヴィサウンドは存分に堪能できるはずです。冒頭の「Midwest Monsters」〜「The Death Posture」の構成などはドキッとさせられますし、この時点ですでに光るものを持っていたんだなと気づかされます。

全編押しまくりの内容で、ミドルテンポだけじゃなくてアッパーな楽曲/アレンジも要所要所に散りばめられている。この手のバンドはミドルテンポ一辺倒で淡白になりがちですが、だからこそ全7曲25分という内容は程よいなと感じました。

あと、その後のメジャーデビュー作で開花するダークなゴシックナンバーや、スポークンワーズを用いたスロウナンバー、ブルース色の強い楽曲やスローバラードといった変化球はこの時点では皆無。どういう経緯でそういった幅広さを手に入れたのかも気になるところです。

「Wolves」や「Dragging Knives」など評価すべき楽曲は少なくありませんが、これ!という突出したナンバーが見当たらないという意味では、KING 810もこの時点ではまだ“One of Them”でしかなかったのかなと。だからこそ、メジャーデビューまでの2年間は非常に重要なものだったんでしょうね。じゃなきゃ、かのRoadrunner Recordsと契約することもなかったでしょうし。

彼らのルーツを知る上では貴重な1枚ではありますが、ではまず最初に聴くべき作品かと問われると、それはどうかなと。個人的には1stアルバム、2ndアルバム『LA PETITE MORT OR A CONVERSATION WITH GOD』(2016年)で彼らの本質に触れたあとに、副読本的に聴く程度でいいんじゃないかと(3rdアルバムで彼らに失望したリスナーにとっては、本作は真っ先に聴くべき1枚かもしれませんが)。

 


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2019年8月19日 (月)

THE DARKNESS『HOT CAKES』(2012)

2012年8月にリリースされたTHE DARKNESSの3rdアルバム。

前作『ONE WAY TICKET TO HELL... AND BACK』(2005年)発表後、2006年にジャスティン・ホーキンス(Vo, G)の脱退によりバンドは解散。それぞれ別々に音楽活動を続けてきましたが、2011年春にジャスティン、ダン・ホーキンス(G)、フランキー・ポーレイン(B)、エド・グラハム(Dr)というオリジナルメンバーでの再結成を発表。同年秋には『LOUD PARK 11』での来日も実現しました。

こうしたライブ活動を経て完成した3rdアルバムは、全英4位/全米43位というデビュー作『PERMISSION TO LAND』(2003年)にも匹敵する数字を残しています。

ミックスにボブ・エズリン(KISSPINK FLOYDアリス・クーパーなど)を迎え、ほぼセルフプロデュースで制作された本作は、どこからどう切り取っても「これぞTHE DARKNESS」と呼べる内容。オープニングの「Every Inch Of You」こそシンプルで拍子抜けしそうになりますが、続く先行シングル「Nothin's Gonna Stop Us」はQUEEN風多重コーラスを含む“いかにも”な1曲。そこから「With A Woman」「Keep Me Hangin' On」と“ポップでいかがわしい”ロックンロールが続きます。

そうそう、これこれ!と言いたくなるぐらいに当時のままで、だけど前作からの時間の経過もちゃんと伝わるアップデート感も至るところに散りばめられており、全11曲(デラックス盤ボーナストラックを除く)を聴き終えたときの満足感・充足感は相当なものがあるはずです。

もし7年のブランクがなかったら、5枚目か6枚目あたりで醸し出しそうな空気感なのかな、これ。確かに『PERMISSION TO LAND』にあった衝動は弱まって、大人になった落ち着きが全体を覆っているかもしれないし、『ONE WAY TICKET TO HELL... AND BACK』でのバキバキに固められた無敵感もここにはないかもしれない。でも、負けを認めた大人たちが「それでも前に進もう」という気概だけは失わず、ルーツを忘れることなく今のやり方で“俺たちらしさ”を表現した。それが、この復活作なんじゃないでしょうか。

そういう意味では、終盤に含まれたRADIOHEAD「Street Spirit (Fade Out)」のカバーは「若い奴に取り入ろう」という意図とは異なる、「何をしたってTHE DARKNESSはTHE DARKNESSのまま」という証明をしようとしたのではないか。そう思わずにはいられません。じゃないと、こんなバカバカしいほどの名カバー(いや、迷カバー?笑)、アルバム本編に入れようと思いませんよ。

ちなみに本作、日本ではSpotifyで聴くことができません。Apple Musicでは配信されているので、気になる人はそちらでチェックしてみてください。

 


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2019年7月15日 (月)

KISS『DESTROYER』(1976)/『DESTROYER: RESURRECTED』(2012)

1976年3月にリリースされた、KISS通算4作目のオリジナルアルバム。

前作『DRESSED TO KILL』(1975年)から1年ぶりの新作に当たりますが、同作が初の全米TOP40入り(最高32位)。続いて発表されたライブアルバム『ALIVE!』(1975年)がさらに全米10位という高記録を残したことで、このオリジナルアルバム『DESTROYER』に対する期待も高く、最高11位まで上昇(アメリカのみで200万枚以上の売り上げを記録)。「Shout It Out Loud」(全米31位)、「Flaming Youth」(同74位)、「Beth」(同7位)とヒットシングルも多数生まれました。

本作ではアリス・クーパーAEROSMITHルー・リード、Dr.ジョンなどとの仕事で名を上げてきたボブ・エズリンが初めてプロデュースを担当。それまでのシンプルで小気味良いロックンロールスタイルから一歩踏み出し、非常に手の込んだ楽曲が増えています。

例えばアルバムオープニングの「Detroit Rock City」ですが、冒頭のSE(車に乗ってカーステでKISSを聴き始める)から曲に入っていく構成、そして同曲の重厚なアレンジ、ラストに事故を起こしてエンド→そのまま「King Of The Night Time World」へと続いていく流れは圧巻の一言。2曲ともドラマチックなツインリードソロが入っているのも印象的で、思わずコピーしたくなるフレーズが満載なんですよね。

ジーン・シモンズ(Vo, B)の魔王感がハンパないミディアムヘヴィの「God Of Thunder」(もともとはこの曲、アップテンポだったんですよね。そのデモ音源は2000年代前半にリリースされたボックスセットで試聴可能)、そのジーンが続けて歌うストリングスと児童合唱団をフィーチャーした「Great Expectations」と、とにかくバラエティ豊か。

ここまでがアナログA面で、B面は軽快でキャッチーな「Flaming Youth」「Sweet Pain」で初期3作をアップデートさせた感を提示し、ポール・スタンレー(Vo, G)&ジーンのツインボーカルが最高な「Shout It Out Loud」で最高のキャッチーさを見せつける。

そこからピーター・クリス(Dr, Vo)がリードボーカルを担当したドラマチックなバラード「Beth」、シンプルでキャッチーなロックチューン「Do You Love Me」でクライマックスへ。さらにシークレットトラックとして、「Great Expectations」使ったリフレイン「Rock An Roll Party」で締めくくり。トータルで34分少々と今の感覚だと短いように思いますが、非常に濃厚な1枚なんですよね。

どの曲もボブ・エズリンが曲作りに関与しており、その結果バンドとしてひと皮剥けたのは間違いないでしょう。このアルバムをKISSの代表作として挙げる人も多いんじゃないでしょうか。事実、僕も本作と1stアルバム『KISS』(1974年)の2枚を「最初に聴くべきKISSの名盤」としてプッシュするでしょうし。

 


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2018年6月 6日 (水)

HALESTORM『THE STRANGE CASE OF...』(2012)

リジー・ヘイル(Vo)率いる4人組バンドHALESTORMが2012年4月にリリースした、通算2作目のスタジオアルバム。デビューアルバム『HALESTORM』(2009年)が全米40位、50万枚を超えるヒット作となったあとのアルバムだけに、さらなるヒットが期待されましたが、アルバムは最高15位まで上昇。前作同様に50万枚以上もの売り上げを記録しました。また、アルバムからシングルカットされた「Love Bites (So Do I)」「I Miss The Misery」がBillboardメインロックチャート2位、「Freak Like Me」が同チャート1位にランクインする好成績を残しています。まさしく、HALESTORMにとって大きな出世作と言えるでしょう。

プロデュースを手がけたのは、80年代末からHR/HMバンドの作品を数多く手がけているハワード・ベンソン。適度にモダンながらも、ど真ん中を突く王道感満載の豪快なハードロックが展開されています。

オープニングの「Love Bites (So Do I)」の疾走感と、リジーのパワフルなボーカルでいきなり心を鷲掴みにされることは、まず間違いないでしょう。この曲、昨年デビューした日本の女性メタルバンドLOVEBITESの、バンド名の由来にもなっている1曲で、ライブでもカバーされていました。

かと思えば、続く「Mz. Hyde」ではBLACK SABBATHを彷彿とさせるヘヴィなリフ、豪快なボーカルとリズムでワイルドさを表現。さらに「I Miss The Misery」ではシンガロングしたくなるフレーズも登場し、適度なポップさとハードさが混在する親しみやすい楽曲に仕上げられています。

と、ここまで聴いて実感したのは、こういう音が2000年代の王道なんだろうなということ。この質感や楽曲のテイスト、例えば2000年代半ばにメジャーデビューしたAVENGED SEVENFOLDあたりとも共通する点があると思うのです。本人たちは80年代の王道HR/HMからの影響を大きく受けながらも、それをそのままなぞるのではなく、しっかり90年代も通過したことで吐き出されるそのサウンドは、僕らリアルタム80年代通過組が想像するそれとはまったく違うものに仕上がっている。それは良い/悪いという次元ではない、これこそが“時代に沿った音”なのだという証明のような気がするのです。

そういう意味では、HALESTORMやAVENGED SEVENFOLDのようなバンドがメインストリームにいることは正しいような気がしてきます。

中盤にはポップなミディアムチューン「Beautiful With You」、パワーバラード「In Your Room」、ピアノバラード「Break In」としっかり聴かせる楽曲も。もちろん、後半に入ると「Rock Show」で再び攻めの姿勢に戻るし、AC/DCを彷彿とさせるミドルテンポのハードロックが並ぶ構成も、いかにもアメリカのバンドらしい。最後にアコギを用いたバラード「Here's To Us」で締めくくるあたりもさすがです。これが売れない理由が見つからない、納得の1枚です。

なお、本作には異なるボーナストラックを含むいくつかのバージョンが存在。日本盤には本作の前にリリースされたカバーEP『REANIMATE: THE COVER EP』(2011年)から、「Slave To The Grind」(SKID ROW)、「Bad Romance」(LADY GAGA)、「Hunger Strike」(TEMPLE OF THE DOG)、「All I Wanna Do Is Make Love To You」(HEART)、「I Want You (She's So Heavy)」(THE BEATLES)の5曲を追加(GUNS N' ROSES「Out Ta Get Me」のみ未収録)。海外ではジェームズ・マイケル(SIXX: A.M.)をフィーチャーした「Private Parts」など未発表曲3曲が追加されているほか、のちにリリースされたリイシューバージョンにはスラッシュ、ウルフガング・ヴァン・ヘイレン(VAN HALEN)、マイルズ・ケネディ(ALTER BRIDGE)、ジェームズ・マイケル、デヴィッド・ドレイマン(DISTURBED)などがゲスト参加した「Here's To Us」が収録されています。

どれを買うか迷いそうですが、HALE STORMを初めて聴くならルーツが垣間見れる日本盤がベスト。ちなみに、ストリーミング版では海外デラックス盤にリイシュー盤のボートラを加えた全16曲を聴くことができるので、こちらもオススメです。



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2018年5月 2日 (水)

THE HIVES『LEX HIVES』(2012)

スウェーデンの爆走ガレージロックバンド、THE HIVESが2012年6月に発表した通算5作目のフルアルバム。相変わらずリリース間隔の長いバンドではありますが、本作は前作『THE BLACK AND BLUE ALBUM』(2007年)から約5年という過去最長のインターバルを経て発売された1枚でした。

バンドのセルフプロデュース作品ですが、ミックスにデイヴ・サーディ(MARILYN MANSONSLAYEROASISなど)をはじめ3名のエンジニアを迎えた意欲作に仕上げられており、確かに曲によって若干カラーの異なる味付けがされているように感じられます(ボーカル処理が独特ですよね、今作)。

とはいえ、そこはTHE HIVESというバンドの個性を壊すことはない、誤差範囲内といいますか。基本はいつもどおりの、ご機嫌なガレージロックが展開されています。だって、全12曲(日本盤およびデジタル版は、ここにボーナストラックを追加)、全31分があっという間に過ぎていきますからね。

1曲目「Come On!」からして1分少々で突っ走り、そのまま「Go Right Ahead」へと突入。「I Want More」のようにAC/DC的な重々しいミディアムチューンもあるものの、基本は軽やかに突き進み、適度にパンキッシュさを感じさせるクールなロックンロールが展開されているわけですから、好きな人にはたまらない1枚だと思います。

ある種、金太郎飴的な作品を作る続けるバンドとも言えるわけですが、だからこそ作品を無闇に作りまくらない(3〜5年に1枚ペース)なのかもしれませんね。だって今の時代、1〜2年の1枚のペースでこの手の作品を作り続けたら正直飽きられそうな気がしますし。

そうそう、本作で特出すべき点として、日本盤とデジタル版にのみ追加収録されている2曲が挙げられるのではないでしょうか。この「High School Shuffle」と「Insane」のみバンドのセルフプロデュースではなく、QUEENS OF THE STONE AGEのジョシュ・ホーミがプロデュースを手がけているのですから。

ま、だからといって基本姿勢は崩していません(笑)。基本姿勢は崩していませんが、どことなくサイケデリックな雰囲気があったりと、ちょっとだけQUEENS OF THE STONE AGEの香りも……しないことはない……かな? 実際、どことなくスモーキーさを感じさせるそのサウンドには、両者共通するものがありますし。納得の組み合わせといったところでしょうか。

本作リリースから、間もなく6年が経とうとしていますが、いまだ新作リリースの情報なし。2015年に単発で「Blood Red Moon」という新曲を発表しましたが、これがまた枯れまくりの渋い作品でして……次のアルバム、どうなるんでしょうね。

「また同じじゃん!」とか文句言わないので、早く新しい音を聴かせてください。お願いします!



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2017年5月 5日 (金)

LINKIN PARK『LIVING THINGS』(2012)

バンドの歴史上もっとも大きな変化を遂げた4thアルバム『A THOUSAND SUNS』(2000年)は全米1位という結果を残したLINKIN PARK。過去最大の賛否を引き起こした同作から2年経たずして発表されたのが、続く5枚目のオリジナルアルバム『LIVING THINGS』です。1年9ヶ月というリリースサイクルはバンド史上最短で、バンドが変化を遂げたことで得た刺激がそのまま続く今作にも反映されています。

コンセプチュアルな作風で全15曲で47分という聴き応えのあった前作から一変、今作はノンコンセプトで全12曲37分というコンパクトさ。また1曲1曲も非常にコンパクトで、そのどれもが2〜3分台。このあたりは、2ndアルバム『METEORA』(2003年)にも通ずるものがあります。

また、作風的にも前作『A THOUSAND SUNS』で手にしたエレクトロロック路線を軸にしつつも、初期2作のミクスチャーロック感、さらには3rd『MINUTES TO MIDNIGHT』(2007年)での王道ロック&歌モノ路線を取り込んだことで、『A THOUSAND SUNS』よりも聴きやすさが増している印象が強い。ノンコンセプトでさらっと聴けてしまうことから、イメージ的には『METEORA』(2003年)にもっとも近いのかもしれません。

また、ラップボーカルやスクリームがさらに復活していることから、発売当時のキャッチコッピーにあった「新たな『HYBRID THEORY』」というたとえも納得できる。実際『A THOUSAND SUNS』よりもラウドさが戻ってきているし、ギターの存在感も復活している。でも、そのギターが主軸になるのではなく、あくまで各曲に色を添える程度の存在感で収まっている。そういう意味では本作で聴けるサウンドは、ニューメタルでもラップメタルでもない。ラウドロックからさらにはみ出し、独自の枠を作り上げたLINKIN PARKがデビューから12年でたどり着いた新たな場所。カテゴライズが好きな日本人には、当時このアルバムがどう映ったんでしょうね。

『A THOUSAND SUNS』がもっともお気に入りという自分にとっては、本作も当然お気に入りの1枚。また、『MINUTES TO MIDNIGHT』のような楽曲主体の方向性が好きという人にも、意外に受け入れられる1枚ではないでしょうか。

ちなみに、本作のプロデュースは三たびリック・ルービンとマイク・シノダが担当。『METEORA』から本作まで、4作連続で全米1位を獲得しています。



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2017年4月 4日 (火)

VAN HALEN『A DIFFERENT KIND OF TRUTH』(2012)

(前回のデヴィッド・リー・ロス『EAT 'EM AND SMILE』からの続き)で、その後デイヴとVAN HALENは一度、レコーディングで再集結を果たします。それが1996年に発表したベストアルバム『BEST OF –VOLUME 1』収録の新曲「Me Wise Magic」と「Can't Get This Stuff No More」でのこと。本来なら本格的な再結成になるはずが、結局ソリが合わずに再分裂。結局デイヴが本格的にバンドに復帰するのは、それからさらに10年後の2007年のことでした。ただし、その頃にはオリジナルベーシスト、マイケル・アンソニーの姿はなく、代わりにエディ・ヴァン・ヘイレンの息子ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンがベーシストの座に。オリジナル編成のようで新編成のVAN HALENはツアーを中心に活動を続けていきます。

そこからさらに5年を経て、ついに完成したのが今回紹介するアルバム『A DIFFERENT KIND OF TRUTH』。オリジナル作品としては、ゲイリー・シェローン(EXTREME)が参加した1998年の11thアルバム『VAN HALEN III』以来14年ぶり、デイヴ参加アルバムとなると1984年の『1984』以来28年ぶりとなります。時空が歪むね。

『VAN HALEN III』がVAN HALENとしては並の出来だったこと、その前のオリジナルアルバムはサミー・ヘイガー時代だったことを考えると、デイヴ時代を再現したかのような今作をリリース当時聴いたときは非常に新鮮な内容だなと思った記憶があります。オープニングの「Tattoo」はシンセこそ取り入れているものの、そのメロディやコーラスワーク、楽曲のスタイルは初期VAN HALENそのもの。続く「She's The Woman」も80年代前半までのVAN HALENを踏襲した作風だと言えますし、ちゃんと初期を彷彿とさせるファストチューン「China Town」や「Bullethead」「As Is」もある。マイケル・アンソニーがいないのに、それっぽいコーラスが聞こえるのは非常に不思議というか違和感が残りますが……。

正直、サミー・ヘイガーの加入によりその音楽性に幅が加わったVAN HALENが再びデイヴと組むことで、その音楽性の幅が再び狭まるのではないかと不安視していたのですが……確かに初期VAN HALENサウンドに回帰したそのスタイルは一本芯の通ったものですが、そこまで“幅が狭い”とは感じなかったのも事実。カラフルさよりも原色、あるいはモノトーンの強みとでも言いましょうか、そういう強い個性が感じられる1枚に仕上がっていると思います。実際、各曲のメロディも非常にしっかりしていて、かなりキャッチーですし、それを歌うデイヴの歌も思っていた以上に器用だし。ぶっちゃけ文句のつけようがないのが事実です。

ただ、『5150』(1986年)から『BALANCE』(1995年)までの“VAN HAGER”期に慣れ親しんでしまった耳には、どこか物足りなさを感じてしまうのも正直なところ。これ、15年遅かったよな……と思ってしまうのです。待たされたわりに“当たり前の内容”だったから、余計にね。だからといって悪い内容ではなく、むしろ良作だと思っているので、だからより複雑な感情を抱いてしまう。そんな1枚なのです。

どうせなら、これに続くオリジナルアルバムをもう1枚作ってくれたら、きっと本作に対する印象も多少は変わるんじゃないかなと。現時点ではそういうポジションの、とてもかわいそうなアルバムがこの『A DIFFERENT KIND OF TRUTH』なのでした。



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2017年3月13日 (月)

KISS『MONSTER』(2012)

昨日KISSについていろいろ調べていたら、最新作『MONSTER』が2012年秋のリリースで、もう4年以上経ったという事実に驚かされました。とはいえこの4年ちょっとの間にKISSは二度も来日しているんですよね(2013年秋と2015年春)。2013年のときはチケットを持っていながら仕事の都合で行けなかったのですが、2015年の際には逆に仕事として東京ドーム公演に関わることができ、リハーサル含め彼らのプロフェッショナルぶりを間近で体験することができました。

さて、今のところ最新作となるこの『MONSTER』はKISSにとって20作目のオリジナルアルバム。この前の作品にあたる『SONIC BOOM』(2009年)はバンドにとって11年ぶりのオリジナルアルバムだったにもかかわらず、ここ日本ではリリースされることはありませんでした。そうった意味でも、この『MONSTER』に賭けるバンドやレーベルの意気込みは、当時相当なものがあったと記憶しています。

アルバム自体は、前作『SONIC BOOM』の延長線上にある作風で、ポール・スタンレー(Vo, G)とジーン・シモンズ(Vo, B)のリードボーカル曲が程よいバランスで混在し、その合間をトミー・セイヤー(Vo, G)ソロVo曲、エリック・シンガー(Vo, Dr)ソロVo曲、そしてポール&ジーンのツインボーカル曲が埋めるという完璧な構成。70年代のキャッチーでコンパクトな楽曲スタイルを軸にしながらも、70〜80年代のハードさ、90年代のサイケさなども適度にまぶされており、いわば“KISSの集大成”と呼べるような仕上がりです。

ポールが歌うアップテンポの「Hell Or Hallelujah」からスタートするのはちょっと意外でしたが、続くジーンVo曲「Wall Of Sound」はどこかビートルズ「Helter Skelter」を彷彿とさせるヘヴィな1曲。そこからポールVoの「Freak」、ジーンVoの「Back To The Stone Age」と、どことなく70年代のKISSを彷彿とさせる楽曲に続くのも興味深いところ。しかし、セルフパロディにならずに新しさもしっかり持ち合わせているのは、KISSの大ファンだったトミーが楽曲制作に加わっていることも大きいのかなと思います。5曲目「Shout Mercy」もメロ運びやギターリフが非常に初期のKISSっぽいし、6曲目「Long Way Down」は初期っぽさがありながら90年代のKISSが演奏しても不思議じゃない作風。ギターの歪み方が80〜90年代のファクトリーメイドな歪みとは異なる、ナチュラルな歪みだからこそ余計に初期のKISSを思い浮かべるのかもしれません。

ソウルフルなコーラスからスタートする「Eat Your Heart Out」、ダイナミックなアレンジが印象的な「The Devil Is Me」とジーンVo曲が2曲続いたあとは、いよいよトミー&エリックのVo曲が登場。トミーの歌う「Outta This World」は自分の役割をしっかり認識しているためか、エース・フレーリーが歌っても不思議じゃない軽やかなロックンロールを奏でています。またエリックが歌う「All For The Love Of Rock & Roll」もピーター・クリス時代を意識しているのか、ポールが書いた曲をエリックが歌うスタイルを取っています。どちらも2012年的とは言い難いかもしれませんが、KISSらしさという点においては100点満点。そこからAC/DC的な「Take Me Down Below」でポール&ジーンがツインボーカルを聴かせ、ポールが歌う王道KISSチューン「Last Chance」で派手に締めくくります。

全12曲で約44分。どの曲も3分前後で、どんなに長くても4分半止まり。しかもバラードなしで攻めまくるという構成。頭からお尻まで、どこを切り取ってもKISS以外の何者でもない本作は、KISSの最終到達点なのかもしれません。だからこそ、彼らが新作制作よりもライブに専念するのはある意味理にかなっているのかなと。これを超えること自体が難しいことだとは重々承知していますが、せめてもう1枚だけ、新作を聴いてみたいものです。



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2017年1月15日 (日)

L.A.GUNS『HOLLYWOOD FOREVER』(2012)

昨日の続きで、現在のL.A.GUNSについてもちゃんと書いておこうと思います。

今回紹介するのは、2012年にリリースされた現時点での最新アルバム。通算10枚目のオリジナルアルバムとなるようで、本作の制作メンバーはフィリップ・ルイス(Vo)、スティーヴ・ライリー(Dr)の初期メンバーに加え、ステイシー・ブレイズ(G / 元ROXX GANG、最近はボビー・ブロッツァー主導RATTのツアーにも参加しているようです)、スコット・グリフィン(B, Key / 現在はボビー・ブロッツァー主導のRATTに参加)の4人。90年代後半からL.A.GUNSはシングルギター編成なんですよね(ライブではもう1人ギターが入っているようですが)。

さて、この『HOLLYWOOD FOREVER』。オープニングのタイトルトラックは疾走感がありつつも、若干落ち着いた印象もあり、さすがの彼らも年齢には逆らえないか……と期待度を下げられますが(いや、曲自体は悪くないです)、続く2曲目「You Better Not Love Me」の哀愁漂うマイナーメロディがツボに入りまくり。以降も派手さはないものの、メロディでグイグイ引っ張るタイプの楽曲が並びます。「Vine St. Shimmy」のような1stアルバム『L.A.GUNS』(1988年)、2ndアルバム『COCKED & LOADED』(1989年)に入ってそうな路線もありつつ、全体的には3rdアルバム『HOLLYWOOD VAMPIRES』(1991年)以降の流れにあるダーク路線だと思います。

ブルージーなバラードかと思いきや正統派パワーソング「Dirty Black Night」、ブルージーなスローソングかと思ったらまんまだった「Underneath The Sun」など地味だけどじわじわくる曲が大半で、初期の作品が好きな方には物足りなさを覚えるかもしれません。しかし、昔は歌メロがイマイチだったフィルのボーカルも安定しており、現在の曲調にフィットしている。むしろ、初期の激しく張り上げる歌い方はトレイシーに強要されてたんじゃないか、と思ってしまうほど。肩の力が抜けたロックンロール「Queenie」「I Won't Play」くらいの張り上げ方が、今のフィルには心地よいのかもしれませんね(それを年老いた、と言うのかもしれませんが……)。

80年代に青春時代を謳歌した人にとっては、これは「俺たち、私たちの知ってるL.A.GUNS」じゃないのかもしれない。でも、L.A.GUNSには俺たち、私たちが知らない間もずっと活動していたわけで、むしろそっちの時間のほうが長いのです。そういう意味では、この『HOLLYWOOD FOREVER』で鳴らされている音のほうが「真のL.A.GUNS」なんでしょうね。偏見なく楽しめる人に、ぜひ気楽に接してほしい1枚です。

ちなみに、このアルバム後のL.A.GUNSについて補足を。昨年、フィルとトレイシーが14年ぶりに一緒にステージに立ち、この2人を中心にL.A.GUNS名義でアルバムを制作することも発表されましたが、昨年末にフィルがバンドを脱退。しかしこれが、スティーヴ・ライリーを含む編成からの脱退であることが明かされ、フィルは現在もトレイシーと一緒に活動していることが発表されています。なんだかなぁ(苦笑)。



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2016年12月20日 (火)

AEROSMITH『MUSIC FROM ANOTHER DIMENSION!』(2012)

スタジオアルバムとしては2004年の『HONKIN' ON BOBO』以来8年半ぶり、オリジナル楽曲によるアルバムとしては2001年の『JUST PUSH PLAY』以来実に11年半ぶりの新作。『HONKIN' ON BOBO』以降はとにかくバンド内の不仲やらスティーヴン・タイラーやジョー・ペリーのソロ活動で、ライブはときどきやるものの制作に関しては思うように進まない。AEROSMITHにとっての2000年代後半はそういった苦難の時期だったように思います。

事実、この15枚目のスタジオアルバム『MUSIC FROM ANOTHER DIMENSION!』もリリースが二転三転。2012年春に今作からのリードトラック「Legendary Child」が公開されたときは、誰もが「やっと……!」と思ったのに、結局アルバムは半年先までお預け。「Lover Alot」「What Could Have Been Love」とシングルを切り刻んで、同年11月にようやくファンの手元に届けられたのでした。

オリジナルアルバムとしては11年半も待たされたこのアルバム。15曲68分という大作なのに、日本盤はここにボーナストラック2曲(ともにカバー)を加えた17曲76分という、時代が時代なら2枚組アルバム並みのボリューム。さらに、今作にはデラックスエディションも用意されており、アルバム本編未収録の新曲3曲入りディスク2と、ライブ映像やメンバーインタビューが収録されたDVDが付いた3枚組仕様という、過剰なサービスぶりが発揮されています。

さすがに新録曲が一気に20曲も届けられるとは思ってもみなかったので、最初は嬉しかったものの、何度か聴き返すと……印象に残る曲が少ないというのが正直なところ。『JUST PUSH PLAY』の流れにあるオープニングトラック「Luv Xxx」もどこか覇気が感じられず、いまいちパンチに欠ける。無駄をそぎ落としまくったストーンズライクなロックンロール「Oh Yeah」、グルーヴィーでストレンジな雰囲気の「Beautiful」、カントリーテイストのバラード「Tell Me」と、どれも悪くないんだけど決定打に欠けるというか……それは先行シングルの「Legendary Child」や「Lover Alot」にも言えることで、10年前後も待たされたゆえの期待値の高さがあったとはいえ、80年代後半〜90年代半ばの黄金期を知っているだけに、なんとも言えないむず痒さを覚えたわけです。

いや、悪くなんですよ。実際、最初に聴いたときは「これこそエアロ! ちょっと70年代テイストも戻ってきていて、いいじゃないか!」と両手を上げて喜んだのも事実だし。けど、過去の作品のように何10回も繰り返し聴くかと言われると「たまにでいいです」と返したくなるし、「これだったら『JUST PUSH PLAY』聴くし」と思ってしまう。「Out Go The Lights」や「Street Jesus」、「We All Fall Down」、「Another Last Goodbye」などは個人的にもグッときたんだけど、いわゆるキラーチューンが……前作でいえば「Jaded」や「Just Push Play」みたいな曲がひとつでもあれば、また全体の印象も変わったんでしょうね。あるいは、12曲程度に絞って勝負すれば、まだここまで散漫な印象は受けなかったのかも。

本作リリースからしばらくして、トム・ハミルトンが「もうアルバムは作らない」なんて発言をして物議を醸し出し、最近では「来年のツアーをもって解散」という噂も後を絶たないAEROSMITH。実際、スティーヴン・タイラーもとうとうソロアルバムを作ってしまい、こちらのツアーも行っているわけで。本当にどうなってしまうのか……できることなら、最後の最後に完全無欠のロックアルバムを作って、それで有終の美を飾ってほしいな。「やっぱりカッコよかったよね、エアロって」って言いたいもの。



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