MEGADETH『RUST IN PEACE』(1990)
思いつきで急遽始めたこの「MEGADETH全アルバム私的レビュー」。前回まではは80年代の3作品(1st〜3rd)でしたが、2回目となる今回はマーティ・フリードマン&ニック・メンザ加入後の黄金期3作品(4th〜6th)についてです。
で、全アルバムを聴き返してるうちに「これは触れておいたほうがいいな?」と思う企画盤についても、その都度触れていこうかと思いまして。なので当初の予定では14枚だったものが、15、6枚になる予定です。今回のタイミングで言えば、6thの後にリリースされた『HIDDEN TREATURES』がこれに当たるかと……といことで、今回もかなり偏ったレビューになると思いますので、まあこういう意見もあるよ程度に受け取っていただけるとありがたいです。
というわけで、1990年秋に発表された4thアルバムについて。アルバムタイトルが3作続いた『◯◯... ◯◯◯』スタイルから、一気にシンプルに(その名残か、アルバムには「Rust in Peace... Polaris」という収録曲も)。マーティ・フリードマン&ニック・メンザという黄金期メンバーがここで揃い、アルバムもインテレクチュアルスラッシュから一歩抜け出した感が強いものに。
オープニングから「Holy Wars... The Punishment Due」「Hangar 18」という後世に伝えたい名曲が続き、後半にはメロディアスな疾走メタル「Lucretia」「Tornado of Souls」が構えるなど、その後のMEGADETHのスタイルがここでひとつ確立した印象。マーティという異彩を放つギタリストの加入は、こんなにも大きくバンドのその後を左右したんだなと、その後の歴史を踏まえつつ改めて実感。最近キコ・ルーレイロを加入させたのも、結局そういうことなんだろうな、と。
ここまで名曲揃いと書いてきたものの、実は個人的にはアルバムとして今ひとつの印象を持っている。アルバムを通して聴いたときに2ndや3rdほどの凄みを感じないというか。これも個人的主観なのだが……。
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