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2015/10/05

MEGADETH『THE WORLD HEED A HERO』(2001)

ムステイン、エルフソン、アル・ピトレリ、ジミー・デグラッソという新体制で制作されたMEGADETHの9thアルバム。インディーズのSanctuary(流通はメジャーのBGM系列)からのリリースで、チャート的には前作と同じ16位だったもののセールス的には落ちる結果に。

音楽的には5th『COUNTDOWN TO EXTINCTION』(1992年)以降で目指した作風に再チャレンジしつつも若干初期のひんやりした“らしさ”が復活し、ポップさが減退したことで硬派な印象を与える。タイトルとは関係ないように思えるえげつないアルバムジャケットからも、「尖ったMEGADETHよ、再び」といった姿勢が見え隠れする。

アルバムタイトル曲をはじめ「1000 Times Goodbye」「Return To Hangar」、前年発売のベストアルバム『CAPITOL PUNISHMENT: THE MEGADETH YEARS』にも収録された「Dread & The Fugitive Mind」など今聴くとなかなかな楽曲も含まれている。「MEGADETHであってMEGADETHではない」から「尖ったMEGADETHよ、再び」の姿勢は評価するがどこか守りすぎという印象もあり、アルバム全体のインパクトは過去8作品ほどではない。

本作リリース後の2002年、ムステインが腕の故障を理由に音楽活動休止を発表し、バンドは解散。結果としてなんともいえない結末を迎えるのであった。



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投稿: 2015 10 05 12:30 午前 [2001年の作品, Megadeth] | 固定リンク