MEGADETH『YOUTHANASIA』(1994)
MEGADETH通算6枚目にしてムステイン、エルフソン、マーティ、ニックという黄金期布陣で制作された3作目のスタジオアルバム。
コンパクトでメロウなミディアムテンポの楽曲が中心というアルバム構成は、セールス的に大成功した前作から引き継いだもの。実際、チャート的にも前作の2位に次ぐ4位という高順位にランクインしており、グランジ全盛だった時期にしては大健闘した記憶が。しかし、アルバムとしての印象が非常に希薄で、ファンの間でも「これがベスト!」という人は少ないのでは。
とはいえ、1曲1曲の完成度は高いものが多く、ザクザクしたリフが気持ちいいオープニング「Reckoning Day」、前曲の流れを汲むグルーヴィな「Train of Consequences」、後にリメイクもされる泣きのバラード「A Tout le Monde」、初期のニヒルさが復活しつつある「Victory」などは今聴いてもいいと思う。
ただ、やはり全体的に似たり寄ったりのテンポ感&雰囲気の曲が続くことで、1枚通して聴くにはちょっと厳しいかも。久しぶりに通して聴いたけど、やっぱりキツかったというのが本音。後に迎える大きな転換期を前にした過渡期的作品。
▼MEGADETH『YOUTHANASIA』
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