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2018年1月 1日 (月)

BABYMETAL『BABYMETAL』(2014)

さくら学院重音部として活動していた頃は、まさかここまで長く続くとは思ってもみなかったし、ましてや海外展開なんて想像もできなかった。そういった無数もの“夢”を現実のものとするきっかけの一端は、間違いなくこのアルバムによるものなのは間違いありません。

アイドルやJ-POPアーティストがHR/HMやモダンヘヴィネス、ラウドロックの要素を取り入れることはそれ以前にもありましたが、BABYMETALは“メタルダンスユニット”という形でメタリックなサウンドにこだわり、ライブやシングルを通じて楽曲を発表し続け、その集大成として制作されたのがこのアルバムです。

「ライブの定番曲を1枚にまとめた」という点ではロックバンドの1stアルバムと同じ意味を持つ本作に対し、筆者はリリース当時「結局は既発曲の寄せ集めだし、アルバムとしての流れや構成は若干微妙だな……」と感じていました。しかし、本作発表後に幾度となくライブを観ることで、いつの間にか本作は「BABYMETAL DEATH」から始まり「イジメ、ダメ、ゼッタイ」で終わるこの構成でなければいけないという事実に気づかされることになります。

1曲1曲のカラーが強く、それぞれの味付けも異なることから、最初こそ「1枚のアルバムの中で個性の潰し合いになっているのではないか?」と考えましたが、結局はこの曲順がもっともしっくりくるし、もはやこれ以外は考えられない。そういう“ポップでメタリックな強い楽曲”が並ぶ本作は、国内HR/HMにおいても、いや、J-POPやジャパニーズポップカルチャーという視点でも非常にエポックメイキングな存在であることは間違いありません。

だって、リリースから4年近く経った今聴いても、その魅力はまったく色褪せていないのですから。

 


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